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2020年3月25日水曜日

オープン戦チームトップの14安打!渡邉諒(東海大甲府出身)は田中賢介(東福岡出身)の後を受け継げるか

オープン戦チームトップの14安打!渡邉諒(東海大甲府出身)は田中賢介(東福岡出身)の後を受け継げるか

3/16(月) 12:10配信
高校野球ドットコム
 2013年のドラフト1位の高卒7年目・渡邉 諒(東海大甲府出身)がいよいよ覚醒間近となった。
 15日でオープン戦が終了して、渡邉は12試合に出場。チームトップの47打席に立って、打率.333のチーム4位タイの記録。ヒット数はチーム最多14本を放ち、開幕へ好調ぶりを首脳陣へ大いにアピールした。

【写真】高校日本代表にはオリックスのエース・山岡泰輔も一員として一緒に戦った

 オープン戦最終戦の横浜DeNA戦では2打数1安打1四球の成績。先発の石田 健大(広島工出身)から1打席目の二塁打を放ち、同点への口火を切った。そんな渡邉は2012年の夏の甲子園でベスト4経験。先輩でショートを務めた新海亮人とコンビを組んでチームの勝利に貢献。

 3年生の時にはU-18代表に選出されて、松井 裕樹(桐光学園出身)や森 友哉(大阪桐蔭出身)らともに世界を相手に対戦。準優勝を経験すると、ドラフトで1位で日本ハムへ。1年目から1軍の舞台を経験し続けると、昨シーズンは132試合の出場。初の規定打席にも到達して、スタメン候補に名乗り出た。

 バットをスッと立てて、相手投手が足を下ろすタイミングで左足を上げる。小さなテイクバックから迷いのない思い切りのよいスイングでボールを捉えていくスイングを見せる。東海大甲府時代は捻りを入れていたが、プロ7年目のフォームは捻りを無くし、よりシンプルなスイングで対応力を上げていた。

 日本ハムを支えてきた田中賢介(東福岡出身)が昨年引退し、新たなセカンドのスタメンの座をかけた争いがいよいよ佳境に入る。渡邉がスタメンの座を掴めるのか、注目だ。
(高校野球ドットコム)
 新型コロナの影響で開幕が遅れていますが、無観客で早期にスタートしてもらいたい。

佐々木朗希158キロ 1年目の大谷超え

佐々木朗希158キロ 1年目の大谷超え

3/25(水) 8:37配信
日刊スポーツ
2・3キロが進化の証し!ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が24日、プロ入り後初の「対打者」を経験した。同5位の福田光輝内野手(22)らのフリー打撃で直球のみ25球。安打性の打球は4本だった。最速は157キロで、投球練習では158キロも計測した。1年前、岩手・大船渡高時代の初投げから平均球速を上げ順調な成長ぶりを見せる右腕に、井口資仁監督(45)は4月中の実戦デビューを示唆した。

【動画】ロッテ佐々木朗がプロの打者と初対決

投球練習時点で「158」を表示させても、佐々木朗に特段のたかぶりはなかった。「打者相手ですごく楽しかった。風とか、この球場の特徴を感じながらできました」と6分間で25球、本拠地ZOZOマリンのマウンドを味わった。

風を感じられるほどの落ち着きは、本人だけだったかもしれない。150キロ台連発に周囲はあぜん。1球目で場を制した。157キロ速球に、福田光がフルスイングで応じた。振り遅れ、打撃ケージ内の三塁側に直撃。「左手で押し込まないと、前に飛ばないなと」。オープン戦3発の左の強打者が、即座に引っ張る意識を消すほどだった。

気温10度、風速10メートルの3月24日に投げる球ではなかった。投球練習も含め、マウンドで36球を投げた。未計測・誤計測を除き、力を入れた29球の平均球速は、153・2キロに達した。球速帯は145~158キロ。「球速にばらつきがあったので、安定して良い球を投げられるように」とより高いレベルを己に課す。

1年前の3月31日、作新学院(栃木)との練習試合を、大船渡(岩手)時代のベストピッチと自覚する。「直球も変化球も思うように操れたので」。同じように冷え込む中、当日の最速は156キロ、直球平均は150・9キロだった。

1年間での「2・3キロ増」は本人の努力に加え、吉井投手コーチらの育成プログラムの成功に他ならない。井口監督も「素晴らしい球。変化球が入ると直球がさらに脅威になる」とベタ褒め。来週にはシート打撃予定で、指揮官は「4月に実戦? その方向で考えてます」と明かした。

佐々木朗は「もう少し良くなると思います」と上積みを予感させた。最速163キロの計測は作新学院戦の1週間後、高校日本代表候補合宿の紅白戦。平均球速は156・4キロで、前週から一気に5・5キロも上げた。さて、今年は。重い話題が多い今、春の夢を託したくなる。【金子真仁】

◆大谷は157キロ プロ野球最速は大谷(日本ハム)が16年CSで出した165キロだが、当時は入団4年目。大谷の1年目は公式戦最速157キロだった。
(日刊スポーツ)
ロッテは嫌いだけど、佐々木は楽しみです。