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2016年6月30日木曜日

中田翔 日本ハム 2戦連続欠場も連勝「すごさ感じた」

<日本ハム5-3西武>◇29日◇札幌ドーム

 日本ハム中田翔内野手(27)は2試合連続で欠場した。腰痛などの影響で、この日もベンチから戦況を見守ったが、チームは今季初の7連勝。チームメートの躍動ぶりを見て「ベンチで見ていてファイターズのすごさを客観的に感じられた」。打撃不振でもあり、心を揺さぶられたもよう。 試合後のヒーローインタビューでは田中賢から「ウチの主砲が、しっかり休養を取りましたので、しっかりソフトバンク戦で暴れてくれると思いますので期待していて下さい」と、早期の復活を期待された。

 次カードは7月1日からのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)。「休養をたくさん取らせてもらったので、頑張りたい。自分の出来る範囲で巻き返していきたい。ソフトバンクさんとは差が開いているけど、何とかやり返したいですね」と、不敵な笑みを見せて球場を後にした。
(日刊スポーツ)

 出場しても打てないと、チームのムードぶち壊しだろう。
 6番中田もありだろう。

日本ハム斎藤佑樹次も先発!栗山監督球の出し入れ◎

<日本ハム5-3西武>◇29日◇札幌ドーム

 今季初先発で白星はおあずけとなった日本ハム斎藤佑樹投手(28)に、リベンジの舞台が用意される。

 初回を3者凡退で立ち上がるなど、3回までは1安打無失点と好発進。4回に連打で1死二、三塁とされ、西武栗山に中前2点適時打を浴びた。それでも、なお1死一、二塁のピンチには岡田を三ゴロ併殺打に仕留めて逆転は許さなかった。4回2/3を投げ5安打2失点。

 栗山英樹監督(55)は「前に進んだ。うちの投手陣で、佑樹みたいに球の出し入れが出来る投手がほしかった。1回抹消して先発でいかせる」と次回も先発での起用を明言。斎藤は「また中継ぎでも先発でも次があるんだとしたら、これをつなげたい」と力にしていた。
(日刊スポーツ)

 次回登板は、オリックス戦か。

栗山監督7連勝もソフト劇勝に「テンション下がる」

<日本ハム5-3西武>◇29日◇札幌ドーム

 日本ハムが接戦を制して今季初の同一カード3連勝を決めた。

 2-2の7回2死満塁で田中賢が中越えに決勝3点適時三塁打を放った。これで今季初の7連勝。栗山英樹監督(55)が12年に就任以降の最多連勝に並んで貯金も2桁の「10」に乗せたが、首位ソフトバンクはサヨナラ勝利。試合後にテレビ中継を見守っていた指揮官は「最後、見ていたのでね。テンション、下がっていますけど…」と、苦笑い。連勝の勢いに乗って7月1日から敵地でソフトバンク3連戦を控えるが「頑張ります」と、短い言葉に力を込めた。
(日刊スポーツ)

 ソフトバンク3連戦の勝ち越しか、3連勝しかないでしょう。

斎藤佑樹 今季初先発は及第点 早大バッテリー大嶋と頭脳的投球

◇パ・リーグ 日本ハム5―3西武(2016年6月29日 札幌D)

 日本ハム・斎藤は今季初先発も4回2/3を5安打2失点。同点の5回2死二塁で森に四球を許したところで交代となった。

 「丁寧に投げて四球が多くなった」と反省するが、今季はここまで中継ぎで2イニングが最長だったことを考えれば、及第点の内容。「スライダー、フォークを振らせるために(捕手の)大嶋と行けるところまで直球で行こうと話していた」と初回から直球で押していく投球も光った。2軍で一度、先発準備の調整をするため、30日に出場選手登録を抹消される。

 ▼日本ハム・大嶋(早大出身バッテリーでプロ初スタメンマスク)中継ぎで斎藤さんと組んでいたので同じよう一回一回やっていこうと思った。
(スポニチアネックス)

 監督の投手交代の采配は成功だろう。

2016年6月29日水曜日

「令状なしGPS捜査は違法」=立法措置必要と言及―名古屋高裁

 愛知県警が捜査対象の乗用車に、裁判所の令状を受けずに全地球測位システム(GPS)端末を取り付けた連続窃盗事件の控訴審判決が29日、名古屋高裁であり、村山浩昭裁判長は「令状の発布を受けずに行ったGPS捜査は違法」と述べた。

 男性被告(44)の控訴は棄却し、懲役6年の一審名古屋地裁判決を支持した。

 村山裁判長は「GPS捜査はプライバシー侵害の危険性が否定できず、新たな立法的措置も検討されるべきだ」とした。弁護人によると、GPS捜査の立法措置に言及した判決は初という。

 判決によると、被告は2013~14年、愛知、岐阜両県で窃盗を繰り返すなどした。愛知県警は被告の車の底部にGPS端末を設置し、3カ月半で位置検索を1653回行ったが、村山裁判長は「捜査上必要とは認め難い場合にも検索が行われた」と批判した。

 弁護側は、GPS捜査に関連して集められた証拠の排除を求めたが、同裁判長は「採用した証拠はGPS捜査との関連性は強くない」と退けた。

 令状なしのGPS捜査をめぐっては、大阪地裁が昨年の判決で「重大な違法がある」と指摘。大阪高裁は今年3月、違法性を否定する逆の判断を示していた。

 愛知県警の話 判決の詳細を入手していないので回答を控える。

 広上克洋・名古屋高検次席検事の話 控訴棄却の判決が得られたことは妥当と考えている。
(時事通信)

 違法にしたら、犯罪者を野放しにする結果と同じだろう。

斎藤佑樹 今季初勝利ならず 日本ハム 昨年4月以来の7連勝、田中賢3点V三塁打 西武4連敗

◇パ・リーグ 日本ハム5―3西武(2016年6月29日 札幌D)

 日本ハムは、先発・斎藤佑が勝ち星を逃すも、西武を下し昨年4月以来の7連勝を飾った。

 2回、田中賢の安打、杉谷の四球、大嶋の死球などで二死満塁とすると、岡の2点適時打で先制。同点で迎えた7回には、2死満塁から、田中賢の走者一掃の適時三塁打で3点を勝ち越した。今季初先発の斎藤佑は4回2/3を2失点で降板も、その後はリリーフ陣の奮闘でリードを守りきった。

 西武は、先発・ベンハッケンが5回途中2失点で降板し、2番手・十亀も3失点と投手陣が誤算。9回に1点を返すも及ばず、チームは4連敗となった。
(スポニチアネックス)

 5回をもたない斎藤の交代は織り込み済みで、中継ぎ・抑えの活躍で、チーム7連勝は見事だろう。

65歳以上人口、4分の1超=全県で15歳未満上回る―15年国勢調査

 総務省が29日発表した2015年国勢調査抽出速報集計結果によると、総人口に占める65歳以上人口の割合は調査開始以来最高となる26.7%で、初めて総人口の4分の1を超えた。

 全都道府県で65歳以上人口の割合が15歳未満人口の割合を上回り、高齢化が進む現状が改めて浮き彫りとなった。

 65歳以上の人口は3342万人で、総人口に占める割合は05年、10年の調査に続き3回連続で世界最高。前回調査から3.7ポイント上昇しており、総務省は「この5年間で『団塊の世代』が65歳以上となり、割合が大きくなった」(統計局)と分析している。一方、15歳未満の人口は1586万人で、総人口に占める割合は12.7%と、世界で最も低い水準となった。
(時事通信)

 超高齢化社会になったのは、延命治療で、寝たきり老人を増やしているからだろう。

<中国軍>空自機に攻撃動作 空自OB指摘

◇空自創設以来初めて、実戦によるドッグファイト

 元航空自衛隊空将の織田(おりた)邦男氏(64)が28日、インターネットのニュースサイトに、東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自戦闘機に対し攻撃動作を仕掛け、空自機が自己防御装置を使用して離脱したとする記事を発表した。政府は公表していないが、政府関係者は記事のような事実があったことを認めている。

 毎日新聞の取材に織田氏は同様の内容を答えた上で「中国機の動きは少なくとも16日以降、続いているようだ」と話している。

 織田氏は記事で、中国軍艦が9日に沖縄県・尖閣諸島の接続水域に入ったり、15日に鹿児島県の口永良部島の領海に侵入したりしたことを記述しつつ「中国海軍艦艇の挑戦的な行動に呼応するかのように、これまでの(一定の距離を保つ)ラインをやすやすと越えて南下し、空自スクランブル(緊急発進)機に対し攻撃動作を仕掛けてきた」と書いた。

 さらに「空自機は、いったんは防御機動でこれを回避したが、このままではドッグファイト(格闘戦)に巻き込まれ、不測の状態が生起しかねないと判断し、自己防御装置を使用しながら中国軍機によるミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱したという」とした。

 織田氏は毎日新聞に対し、攻撃動作とは中国機が、後ろから近づいた空自機に対して正面から相対するような動きを見せ、さらに追いかけるような姿勢を見せたことだとした。空自機の自己防御装置は、熱源を感知するミサイルから逃れる花火のようなものをまく「フレア」だったとして、かなり近距離だったのではと指摘した。

 織田氏は記事で「空自創設以来初めての、実戦によるドッグファイトであった」と書き「上空では毎日のように危険極まりない挑発的行動が続いているという」とした。

 織田氏は元戦闘機パイロットで2009年に航空支援集団司令官で退官した。【町田徳丈、村尾哲】
(毎日新聞)

 中国の挑発的行動に日本はどう対応するのだろうか。
 改憲反対・戦争反対と呑気に主張している人たちに現実を知らせなければダメだろう。

日本ハム 陽岱鋼、4番起用に「ビックリしました。大谷翔平が4番だと…」

欠場・中田からアドバイスで2安打「絶対にインコースを多めに攻めてくる」
 日本ハムの陽岱鋼外野手が28日の西武戦(札幌ドーム)で“代役4番”を全うした。

 中田翔内野手が腰の張りで欠場し、昨年8月30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の4番スタメン。初回2死三塁でポーリーノから先制の左前タイムリーを放つと、3回1死一塁では右前打を放って一、三塁にチャンスを拡大。2点目の得点につなげた。「4番に入っても自分のスタイルでやっていければ。いつも通りの自分のスタイルを崩さないように積極的な打撃をしようと思っていた」と振り返ったが、試合前は“動揺”していたという。

 「(4番は)練習が終わってから知りました。ビックリしました。どう見ても、大谷翔平が4番だと思っていたので。すごくビックリしました。おかしくないですか? 彼が4番じゃないと。意味は分かりませんでした(笑)」

 6戦12打点の荒稼ぎ。4番として十分な働きだったが、裏には中田のアドバイスがあったという。

 「試合前に、ちょこっと話しました。4番はどういう配球で来るかと。『外国人投手だから、絶対にインコースを多めに攻めてくる』と。そうでしたね。ホントに(インコースを攻めて)来ますね」

 チームは今季初の6連勝。2位ロッテと2.5ゲーム差に縮めた。中田の試合復帰は不透明な状態が、打線を引っ張る陽岱鋼は心強い存在だ。

 「自分のやることが分かってきた。自分のやるべきことをしっかり出来れば。それだけしか考えてないです」

 29日の先発は今季初先発の斎藤佑樹。4番のプレッシャーを吹き飛ばした陽岱鋼のバットに注目だ。
(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)
 打線が点を取って、斎藤佑樹が抑えたら勝てるけど、いまの力では5回を抑えるのが精一杯だろう。

吉川、不完全燃焼の白星=プロ野球・日本ハム

 日本ハムの吉川は、自身の連敗を4で止めても「リズムの悪い投球になってしまった」と反省した。制球面の課題は残ったままで、毎回のように得点圏に走者を背負った。それでも四回無死一、三塁で炭谷を併殺に仕留めるなど、カーブを有効に使い、六回途中まで無失点で粘った。

 六回に先頭の栗山に四球を与えたところで降板を告げられた。今季は最長でも7回までで、「もっと長いイニングを投げないといけない」。左腕にとって不完全燃焼の登板が続いている。
(時事通信)

 途中で息切れしてしまう。

2016年6月28日火曜日

斎藤佑樹 明日今季初先発 栗山監督4番陽で6連勝!佑で7連勝だ「頑張って」

<日本ハム3-0西武>◇28日◇札幌ドーム

 日本ハム栗山英樹監督(55)の「4番・陽岱鋼」起用がズバリと当たった。

 腰の張りなどの影響で、中田翔内野手(27)をスタメンから外したが、代役で主軸に置いた陽岱鋼外野手(29)が、1回に先制&決勝の左前適時打を放った。

 指揮官は「状態はよかったから。すばらしかった」とたたえた。チームは今季初の6連勝。29日の同戦(同)は斎藤佑樹投手(28)が今季初先発のマウンドに上がる。「状態はよく見えている。何とか頑張って欲しい」と期待した。
(日刊スポーツ)
 
 斎藤、頑張れるか。

 

日本ハム3―0西武 今季初6連勝、吉川6回途中無失点で5勝目 西武3連敗

◇パ・リーグ 日本ハム3―0西武(2016年6月28日 札幌D)

 日本ハムが小刻みに得点し今季初の6連勝を飾った。

 初回に陽の適時打で先制すると3回には田中賢の二ゴロで1点、4回には西川の犠飛で加点した。先発吉川が6回途中を6安打無失点の好投を見せると、救援陣も得点を許さなかった。吉川は5勝目。

 西武は3連敗。再三の好機を生かせず、先発ポーリーノを援護できなかった。
(スポニチアネックス)

 なぜか、西武に負ける気がしない。

【日本ハム】不振の中田、腰の張りでスタメン外れる…大谷は「3番・DH」

◆日本ハム―西武(28日・札幌ドーム)

 日本ハムの中田翔内野手(27)が28日の西武戦(札幌D)で腰の張りのためスタメンから外れた。

 代役の4番には陽岱鋼外野手(29)が起用され、二刀流の大谷翔平投手(21)は7勝目を挙げた26日のオリックス戦(京セラD)から中1日で「3番・DH」でスタメン出場する。
(スポーツ報知)

 やはりスタメンから外れたか。
 大嶋がチャンスをものにできるか。

中田翔 日本ハム 代打送られ「別に何とも思ってない」

<日本ハム8-7西武>◇27日◇札幌ドーム

 不動の4番、日本ハム中田翔内野手(27)に代打が送られた。2点を追う7回2死一、二塁の場面で中田に回ったが、栗山監督は代打矢野を球審に告げた。この日は西武岸の前に3打数無安打1三振。この試合を含め、最近10試合で38打数4安打と不振の主砲を代える大胆な勝負手を繰り出した。

 矢野は四球を選んで2死満塁と好機を広げ、続く田中賢が2点左前適時打を放って同点。さらに2死一、三塁からレアードが勝ち越しの中前適時打を放って岸をKOした。

 栗山監督は試合後、代打を送った場面について「腰の張りです」と説明。中田は「別に何とも思っていない。今日は、すごい勝ち方をしたので良かった。(明日の出場は)どうなるか分からないですけど、また明日、試合があるので」と淡々と振り返り、球場を後にした。
(日刊スポーツ)

 増井に続く背信だろう。
 2軍での調整もありでしょう。

ソフトバンク6-9ロッテ 独走阻止、燃えたロッテ=主軸が意地の先制攻撃-プロ野球

 リーグ戦が再開して最初のソフトバンク戦で、独走ストップへロッテが燃えた。クリーンアップが意地を見せた。

 一回、簡単に2死となったが、3番角中が右前打。4番デスパイネの左翼線二塁打で二、三塁とし、ナバーロの右中間二塁打で2点をもぎ取った。ここまで8勝の武田の出はなをくじき、ナバーロは「2死からのチャンス。いつも以上に集中していた」と胸を張った。

 三回には、今度はクリーンアップ3人が全て四球を選んでチャンスメーク。鈴木の適時打などで4点を追加すると、四回はナバーロの2ランで試合の流れを決定づけた。

 交流戦前の3連戦では王者に3連敗。「借りは返す」(伊東監督)と、先発投手もローテーションを組み替え、毎週金曜日に登板していたエースの涌井をカードの初戦にぶつけるなど、この試合に懸けるチームの思いには並々ならぬものがあった。

 最終回にソフトバンクの反撃に遭ったものの、逃げ切った。指揮官は「一回の2点が大きかった。次の試合も気持ちをつないで、向かっていくだけ」。シーズンはまだ折り返し地点。巻き返しへの意欲は衰えていない。
(時事通信)

 パ・リーグの火を消さないためにも、他のチームも独走阻止しないとダメでしょう。

 

【MotoGP 第8戦オランダ】中上貴晶がMoto2クラスで待望の初優勝

 TTアッセン・サーキットで行われた2016年のMotoGP第8戦オランダGP。Moto2クラスに参戦する中上貴晶(IDEMITSU Honda Team ASIA)が、世界選手権キャリア通算111戦目にして待望の初優勝を飾った。

 前回のカタルーニャGPで今季初表彰台を獲得。着実に勢いをつけてきていた中上。6番手からスタートすると序盤の混戦を尻目に順位を上げていき6周目で2番手に浮上。そして10周目にトップに立った。

 その後も勢いは衰えることなく13周目には1分38秒055のファステストラップを記録。一時は3秒以上の差をつけた。終盤に2番手に上がってきたヨハン・ザルコ(Ajo Motorspoert)に迫られるが、中上も負けずにペースを上げていく。そして残り2周のところで雨が降り出しレース続行が危険な状態に。ここで赤旗中断となった。

 規定周回も超えていたことから、そのままレース終了が告げられ、中上にとって悲願の初優勝となった。

 パルクフェルメでマシンを降りると、飛び跳ねるように何回もガッツポーズしチームクルーの元へ駆け寄った中上。チームを率いる岡田忠之監督も満面の笑みをみせていた。

 日本人ライダーが世界選手権を制するのは2010年の高橋裕紀以来、約6年ぶり。中上自身、Moto2にステップアップしてから77戦目にしてようやく掴んだ勝利だ。

 これまで何度もチャンスがありながら結果が残らなかっただけに、嬉しい初優勝となった。
(レスポンス)

 ダントツの1位で今後が楽しみだ。
 生きて、偉大なライダーの伝説を作ってもらいたい。

MotoGP:Moto2クラス初優勝を果たした中上。レースキャリアを振り返る

 中上 貴晶は1992年2月9日に千葉県に生まれた。4歳からポケバイ乗り始め、3年連続で全国大会で優勝し、9歳でミニバイクにステップアップし全国大会で優勝し、最年少出場や最年少優勝の記録を塗り替える。

 2004年はハルク・プロよりロードレースに参戦。地方選手権やエリア選手権で活躍を収め、全日本併催のGP-MONOクラスにも参戦。2005年には、全日本ロードレース選手権GP125クラスにスポット参戦しMFJルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞する。

 そして、2006年は全日本ロードレース選手権GP125クラスにフル参戦し6戦6勝の完全優勝を史上最年少で達成した。同時にドルナが主催する次世代のMotoGPライダーを育成するMotoGPアカデミーにも参加。その一環としてスペイン選手権への海外遠征も行ない、2007年の世界グランプリ最終戦バレンシアの125ccクラスにワイルドカード参戦し、グランプリデビューを飾った。

 2008年からは世界グランプリ125ccクラスに参戦。2008年にランキング24位、2009年にランキング16位を獲得する。

 しかし、2009年いっぱいでシートを喪失、翌2010年は再び全日本に戻り、ハルク・プロよりST600クラスに参戦、開幕戦の筑波で優勝を飾るが、この年のランキングは8位だった。

 続く、2011年にはJ-GP2クラスにスイッチ、6戦5勝を記録してチャンピオンを獲得、この年にもてぎで行なわれた世界グランプリMoto2クラスに代役参戦、決勝朝のウオームアップで転倒、ケガを負ったため、決勝は欠場することになるが、再び世界への挑戦をつかむことになった。

 2012年より、イタル・トランスレーシングチームよりMoto2クラスにフル参戦、初年度はスペインGPの5位を最高位にランキング15位を獲得。2年目の2013年には開幕戦のカタールGPでグランプリ初表彰台となる3位に入賞。フランスGPではグランプリ初ポールポジションを獲得するなど、この年は通算3位1回、2位に4回と計5回表彰台に立つ活躍を見せ、ランキング8位と躍進した。

 2014年にはイデミツ・ホンダ・チームアジアに移籍。2014年はランキング22位と苦戦を強いられたが、2015年はサンマリノGPで3位表彰台に立つなどランキング8位に。

 今シーズンもイデミツ・ホンダ・チームアジアから参戦し、コンスタントに上位につけ、カタルニアGPで3位入賞、そして、オランダGPで念願のグランプリ初優勝を達成し、現在ランキング5位につけている。

 中上はオランダGPの決勝レース後、「やっと勝てました。本当にうれしいです。チームに、そして応援してくれているファンの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。応援ありがとうございました。君が代、最高でした。最高のレースでしたし、最高の一日となりました」とコメントした。
[オートスポーツweb ]

大嶋匠 【日本ハム】ソフト出身・大嶋、プロ5年目で初打点

◆日本ハム8―7西武(27日・札幌ドーム)

 早大ソフトボール部出身の日本ハム・大嶋匠捕手(26)が27日の西武戦(札幌D)でプロ初打点をマークした。4点ビハインドの7回無死一、三塁の場面で代打で登場すると、西武先発・岸の直球を捉え、中犠飛を放った。

 プロ5年目で刻んだ1打点目に大嶋は「ヒットの時もそうでしたけど、いずれ出ると思っていた。岸さんからだったので、自信にして今後につなげたい」と振り返った。
(スポーツ報知)

 日曜日には、ひたちなか市民球場にいたけど。
 29日の先発・斎藤佑樹の捕手だろう。

栗山監督、中田に代打の訳「腰の張りということで」

<日本ハム8-7西武>◇27日◇札幌ドーム

 日本ハムが逆転勝利で今季初の5連勝をマークした。

 4点を追う7回に相手のミスにも付け込んで一挙5得点で試合を決めた。7回の攻撃では、栗山英樹監督(55)は4番中田に代打矢野を送るなど、執念の采配。試合後に、その場面を問われた指揮官は「腰の張りということで…」と、主砲を代えた理由を説明した。

 代打で起用した矢野が四球を選び、続く田中賢とレアードの適時打で一気に試合をひっくり返した展開には「選手たちが救ってくれたゲーム。やっている方も感動する」と感激。大型連勝で貯金も今季最多の8となったが「今日も、いい形で勝つことができた。これを何とか生かさないと意味がない」と、気を引き締めていた。
(日刊スポーツ)

 監督の采配ではなく、打てない中田に代打は、結果が出るだろう。
 中田6番起用で、それでもダメなら2軍だろう。

2016年6月27日月曜日

中田翔 日本ハムー西武

 中田、今日も打てていない。
 もう、4番から降格の時期だろう。
 結果を出せなければ、2軍落ちもありだろう。

名古屋城天守閣、木造で復元へ 国指定史跡の城郭で初

 1945(昭和20)年の空襲で焼失し、鉄筋鉄骨コンクリート造りで再建された名古屋城天守閣が、木造で復元される方向になった。国の特別史跡の城郭での木造復元は初。事業を進める名古屋市の河村たかし市長と、慎重論の根強かった市議会多数会派が27日、完成時期について基本的に合意し、復元に向けた環境が整った。総事業費は約500億円規模。

 河村氏と市議会側は、愛知県と名古屋市が共同開催を目指すアジア競技大会の2026年やリニア中央新幹線開業の27年を完成目標とすることで一致した。

 実現すれば、延べ床面積4564平方メートル、姫路城天守の約2倍の規模の木造復元となる。
(朝日新聞デジタル)

 500億円が無駄だろう。
 観光客の拝観料を値上げするだけの話だけど。

稀勢の里、4度目の綱取りへ「あと一歩、集中してやる」

 大相撲の大関・稀勢の里(29)=田子ノ浦=が27日、愛知・長久手市内の宿舎で会見に臨んだ。4度目の綱取りとなる名古屋場所(7月10日初日・愛知県体育館)に向け、28日から現地での稽古を開始予定。春場所、夏場所と連続で13勝を挙げながらも届かなかった悲願の初優勝へ「あと一歩だと思うんですけど、そこは稽古場の1番、2番を集中してやること」と気合を入れた。

 あずき色の着物で登場した稀勢の里は充実した表情で口を開いた。「順調に稽古もやっていますし、体も作ってきた」。16日~20日の香川・観音寺市での合宿後は帰京。阿武松部屋で2日間の出稽古を行い、満を持して25日に名古屋入りした。「この2週間、細かいところと、しっかり体を作る気持ちで場所までやっていきたい」。初日までの残り期間でさらに状態を高めていくことを宣言した。

 98年夏場所後の3代目・若乃花以来の日本人横綱誕生の期待は十分に自覚している。11日には地元の茨城・牛久市での激励会にも参加。「地元に帰って、合宿にも行って色んな人に声をかけてもらった。ここまで応援してくれる人に応えないといけない」と力強く語った。
(スポーツ報知)

 大器晩成を信じている。

ソフトB 29日にもマジック60点灯…松田交流戦憂さ晴らし16号

◇パ・リーグ ソフトバンク5―1楽天(2016年6月26日 コボスタ宮城)

 うっ憤がボールとともに吹き飛んだ。3―1の8回無死一塁。ソフトバンク・松田はど真ん中に来た青山のスライダーを捉え、バットを放り投げた。会心の16号2ランで試合を決めた。

 「交流戦の後半はあまり、打ててなかった。しっかり打ちたかった」

 25日の中前打が5試合ぶりの安打。相手ベンチは調子落ちを感じ取ってか、5回2死二、三塁で5番の長谷川を敬遠した。「なかなかないことだから打ちたかった」と力を込めて振ったが、結果は投ゴロ。悔しい気持ちを次の打席にぶつけ、6試合ぶりの打点を挙げた。

 チームは10カード連続で負け越しなし。27日からは2位・ロッテとの対戦で、最短で29日にも優勝マジックがともる。工藤監督は「マジックはファンの方が楽しんでくれればいい。一戦一戦、勝つために最善を尽くすだけ」と言った。

 ≪マジック点灯の条件≫パ・リーグは早ければ29日にも首位ソフトバンクに優勝へのマジックナンバーが点灯する。27日と29日のロッテ戦に連勝し、日本ハムが27~29日の西武3連戦で2敗することが条件でM60が点灯する。
(スポニチアネックス)

 強すぎだろう。
 しばらくはソフトバンクの時代が続きそうだ。

大谷翔平 常勝神話だ!リアル二刀流で5戦連続白星 6月防御率0・29

◇パ・リーグ 日本ハム6―0オリックス(2016年6月26日 京セラD)

 リアル二刀流は無敵だ。日本ハムの大谷翔平投手(21)が26日、オリックス戦でDHを解除し「5番・投手」で出場。7回を3安打無失点に抑え、6連勝で7勝目を挙げた。直球は最速162キロを計測し、毎回の11奪三振。打っても2回にチーム初安打で先制のホームを踏み、投打にわたる活躍を見せた。登板試合は5試合連続のリアル二刀流での出場で5連勝。6月は4戦4勝、防御率0・29で月間MVPの最有力候補となった。

 最後まで狙い通りに仕留めた。5―0の7回2死一塁。大谷は代打・クラークを150キロ台後半の直球で追い込み、最後は内角への135キロのスライダーで空振り三振を奪った。毎回の11奪三振。121球を投げ、エースの役目を果たした。

 「初回から(オリックス打線が)真っすぐをスイングしようとする気持ちを感じた」。最善策は何か。大谷は力勝負にはこだわらず、直球をカウント球に切り替えた。「直球はファウルを取るくらいの気持ちで、追い込んでから変化球でいいと思った」。4回1死一、三塁のピンチでは小島をフォーク、安達をスライダーで連続空振り三振に斬った。6回には圧巻の3者連続三振。直球の最速は162キロを計測したが、変化球で奪った三振は8を数えた。7回無失点。これで計3試合、22イニング連続無失点となった。

 今季3度目のDH解除。口火を切ったのも大谷だった。2回1死。ディクソンからチーム初安打となる三塁強襲打を放つと、自身から3連打で先制のホームを踏んだ。6回には三塁走者として大野のセーフティースクイズで生還。「走塁も含めて流れを呼んでこられるようにしたい。それが自分の投球につながる」。5月29日の楽天戦(コボスタ宮城)で初めてDHを解除して以来、5試合連続で投打同時出場。その全てで勝っている。打撃や走塁面でも試合に関わることが、投球にも好影響を与えているのだ。

 バックネット裏では大リーグ3球団が大谷を視察。その中にレンジャーズのジョシュ・ボイド編成本部長の姿があった=写真。岩手・花巻東3年時の12年秋。同校で面談した相手だった。当時18歳だった大谷は憧れのダルビッシュのサインボールもプレゼントされ、獲得への熱意を伝えられた。ただ、当時は投手としての評価。今季初観戦したボイド氏は「自分で二刀流というチャンスをつかんだ。素晴らしい才能だ」と二刀流に太鼓判を押す。あれから4年。たくましく成長した姿を見せた。

 京セラドームには今季最多の3万6154人の観衆が集まった。敵地でも二刀流を見たい野球ファンは多い。大谷は「満員だったので気合が入った」と振り返り、栗山監督も「翔平が打席に入った時に明らかに拍手が起こった」と話した。6月は4戦4勝で自身2度目の月間MVPも視界に捉えた。「楽しさとか余裕はないけど(投打)トータルで集中できている」と大谷。リアル二刀流は、さらなる力を与えている。(柳原 直之)
(スポニチアネックス)

 大谷の実力の素晴らしさは、集客力にも繋がっている。
 前回のナゴヤドームも満員だった。

MotoGP第8戦オランダGP決勝:ダッチウエザーで大波乱! ミラーが逆転で初優勝

 MotoGP第8戦オランダGP、MotoGPクラスは、オランダのアッセンで決勝レースを行い、ジャック・ミラー(マークVDS)が優勝した。

 Moto2クラスの決勝レース終盤に降った雨で、MotoGPクラスの決勝レースもウエット宣言がされてスタート。しかし、スタート時点では雨脚は収まり、26周の予定でスタートした決勝は次第にライン上が乾き始めたパートとぬれたままのパートが混在する中で周回を重ねて行くことになる。

 レース序盤をリードしたのはバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が2番手に続くが、後方から追い上げてきたヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)が3周目の3コーナー立ち上がりでロッシを交わしてトップに浮上する。

 ところが9周目に入ったあたりでレッドクロス旗が振られ、再び雨が落ち始める。10周目あたりから雨はひどくなり、12周目の1コーナーでエルナンデスが転倒、ドビジオーゾがトップに立ち、ロッシが2番手となる。

 11周目には追い上げ来たダニロ・ペトルッチ(プラマック)がロッシを交わして2番手に浮上。雨がますますひどくなる中、14周目を終えたところで赤旗が掲示され、レースは中断。

 通常、MotoGPクラスはフラッグ・トゥ・フラッグレースのため赤旗中断はないが、今回は雨量も多く、異例の赤旗中断となった。

 約30分間の中断を経て、雨が弱まったこともあり、レースは12周で再開。最初のレースの14周目のコントロールライン通過時の順でグリッドに並び、エルナンデスを除く20名のライダーが参加して、ウエット路面でスタートした。

 再スタートレースでリードを奪ったのはドビジオーゾだったが、すぐにロッシがトップを奪い、1周目を終える。ドビジオーゾは2周目の12コーナーで転倒リタイア、ロッシが2番手のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)以下に約2秒のリードを取って、独走態勢に入る。

 ところが3周目の10コーナーで今度はロッシが転倒、再スタートできずリタイアとなる。これでトップに立ったのはマルケス。僅差の2番手にミラーが続き、ミラーは4周目のシケイン進入でマルケスを交わしてトップに立つと、リードを広げていく


 空が明るくなり、路面が徐々に乾いていく難しいコンディションの中、ミラーはマルケスとのリードを少しずつ広げ、マルケスもリスクを負わず、周回を重ねたこともあり、ミラーがMotoGPクラス初優勝を達成。2位にマルケスが続き、ポイントリーダーの座をキープした。

 3位にスコット・レディング(プラマック)が入賞。3番手は序盤からポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)がキープしていたが、終盤にレディングが追いつき、11周目の1コーナーで3番手に浮上、レディングは昨年のサンマリノGP以来の表彰台を獲得となり、ポル・エスパルガロは4位でチェッカーを受けた。

 5位にアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、6位にエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)、7位にユージン・ラバティ(アスパー・チーム)、8位にステファン・ブラドル(アプリリア)。

 マーベリック・ビニャーレス(スズキ)は最初のレース、再スタートレース共に低迷し、再スタートではスタート直後に大きくポジションを落として、9位でフィニッシュ。ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)もどちらのレースも低迷。再スタートレースで10位に入賞し、ポイントを獲得したものの、マルケスとのポイント差は24ポイントに広がった。

 ティト・ラバット(マークVDS)は転倒により1周遅れの11位、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)も1周目に転倒し、再スタートして12位、ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)も転倒を喫したが、再スタートして13位に終わった。

 終盤まで5番手を争ったアルバロ・バウティスタ(アプリリア)は12周目に転倒リタイア、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)、ロッシ、ドビジオーゾ、カル・クロッチロウ(LCRホンダ)、ミケーレ・ピロ(アビンティアレーシング)がそれぞれ転倒リタイアに終わり、ペトルッチはマシンストップでリタイアに終わった。
[オートスポーツweb ]

 ロッシ、まさかの転倒。
 天候に左右されたレースでした。
 吉報は中上Moto2初優勝。

中上貴晶 モト2初優勝=オートバイ

 オートバイのロードレース世界選手権シリーズ第8戦、オランダ・グランプリ(GP)は26日、アッセンで各クラスの決勝が行われ、モト2クラスで6番グリッドからスタートした中上貴晶(カレックス)が初優勝を果たした。

 24歳の中上はモト2クラスにフル参戦5年目。日本人では2010年の高橋裕紀以来、3人目の同クラス制覇。10周目でトップに立ち、雨で打ち切りとなった21周目までリードを守った。

 最高峰のモトGPクラスはジャック・ミラー(オーストラリア、ホンダ)が同クラス初優勝を果たした。モト3クラスの鈴木竜生(マヒンドラ)はリタイアした。
(時事通信)

 やっと優勝できたか。
 MotoGPで通用するだろうか。

2016年6月26日日曜日

大谷翔平 7回無失点11Kで6連勝「なんとか踏ん張れた」先制口火打も

◇パ・リーグ 日本ハム6―0オリックス(2016年6月26日 京セラD)

 日本ハムの大谷が7回3安打無失点11奪三振でオリックス打線を封じ、昨年の開幕7連勝して以来となる6連勝で7勝目を挙げ、お立ち台に上った。

 序盤こそ得点圏に走者を背負ったが「ピンチが多かったので良いテンポではなかったが、なんとか踏ん張れた」と手応えをのぞかせ、4回には4番T―岡田に対しこの日最速の162キロを計測。結果安打を許すものの「素晴らしいバッターなので全力でいきました。いい形で勝負できた」と振り返った。

 打っても「5番・投手」として先制点の口火となるチーム初安打を放ち、ホームを踏んだ。

 4連勝を飾ったチームの好調ぶりに「打線も凄くかみ合っているので、いい状態で来ている」と自信をみなぎらせ、敵地ながらスタンドを盛り上げたファンには「満員だったのですごく気合も入りました」と感謝していた。
(スポニチアネックス)

 大谷いいね。
 中田は相変わらず打てない。

大谷翔平 26日も真・二刀流先発へ 斎藤佑樹 29日西武戦で今季初先発

 日本ハムの大谷が26日のオリックス戦(京セラドーム)で自身6連勝となる7勝目をかけ先発する。

 今季3度目の「DH解除」が有力。栗山監督は「(投手)専念というより、投手としてしっかりやってほしい」と期待を寄せ、大谷は「(起用法は)何も言われていない。やることは変わらない」と話した。

 また、中継ぎから先発へ配置転換された斎藤の今季初先発は29日の西武戦(札幌ドーム)に決まった。
(スポニチアネックス)

 打線上向きで、今日も楽勝だろう。
 大谷アクシデントによる早めの後退で、中継ぎ陣炎上でなければ。

【日本ハム】陽、2打席連発5打点、岡は4安打でチャンスメーク

◆オリックス8―10日本ハム(25日・ほっともっと神戸)

日本ハム3連勝 日本ハムの陽岱鋼外野手(29)が25日のオリックス戦(ほっと神戸)で3年ぶりとなる2打席連続本塁打を放つなど、今季最多1試合5打点と大暴れした。チームも交流戦明けの初戦で16安打10点と打線が爆発し、打撃戦を制して3連勝を飾った。

 バットを折られながらも、打球を左翼席へと運んだ。初回1死二塁。3番・陽岱鋼がオリックス先発・松葉の直球を捉え、今季7号決勝2ランを放った。「まさか入るとは思わなかった。詰まったし、レフトフライかと思った。風のおかげですね」と笑みを浮かべた。

 勢いは止まらない。1点リードの3回1死二、三塁。今度は松葉の変化球をすくい上げ、左中間席へ8号3ランを運んだ。「きれいに振り切れた」と自画自賛する一撃で、シーズンでは13年7月15日の西武戦(札幌D)以来、自身2度目の2打席連発。今季最多1試合5打点の活躍で、序盤でチームに大量得点を呼び込んだ。

 打線を活性化させたのは、1番・岡だった。今季は3月のオープン戦で右足首を痛め、開幕1軍を逃した。その後もリハビリが長引き、20日のDeNA戦(横浜)でようやく1軍に復帰した。「上がった時に『結果を出す』と思っていた」と、復帰初戦でいきなり1番で起用され2安打を放つと、この日も自身初の1試合4安打と大暴れ。陽の2本のアーチは、いずれも岡の安打がきっかけとなって生まれたものだった。

 交流戦後から誰を1番で起用するのか悩んできた栗山監督も「岡はずっと待っていた選手。岡がああいう状態だと(相手投手の)右左を考えなくていいし、形がはっきりしてくる」と、完全復活を喜んだ。

 チームも16安打で10点を奪い、打撃戦を制して3連勝を飾った。首位・ソフトバンクと10・5ゲーム差だが、活発な打線がチームに勢いを与えていく。
(スポーツ報知)

 打線爆発で勝利も、8点を取られることが問題だろう。

MotoGP第8戦オランダGP予選:ドビジオーゾがウエットコンディションを制し、今季初ポール獲得

 MotoGP第8戦オランダGP、MotoGPクラスは、オランダのアッセンで2日目の予選を行い、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が1分45秒246でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはドビジオーゾ。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)とヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。

 MotoGPクラスもMoto3クラスの予選後に行なわれたフリー走行4回目からウエットコンディションとなり、転倒者も多く出る難しいコンディションとなった。

 気温17度、路面温度21度のウエットコンディションで争われたQ2ではセッション開始早々にマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が転倒、さらにやや遅れてコースインしたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)もアタック1周目に転倒を喫した。

 ドビジオーゾは開始8分すぎにトップタイムを記録。その後、2回目のアタックが始まると、ポル・エスパルガロがファステストを更新する。終了目前のアタックではバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)がトップタイムを記録するが、その背後につけていたドビジオーゾが最後に逆転、今シーズン初、2015年の開幕戦カタール以来となる、MotoGPクラス通算4回目のポールポジションを獲得した。

 2番手に1分45秒961でロッシ、3番手に1分46秒312でスコット・レディング(プラマック)が続き、レディングはMotoGPクラスベストグリッド、初フロントロウを獲得。

 マルケスは転倒直後にコースサイドにいたカメラマンのスクーターを借りて、自ら運転してピットに戻り、セッション終盤にマシンを乗り換えてアタック再開、最後のアタックラップで1分46秒430をマークして4番手を確保した。

 5番手に1分46秒568でカル・クロッチロウ(LCRホンダ)、6番手に1分46秒828でエルナンデスが続き、ポル・エスパルガロが1分46秒997で7番手に。

 8番手に1分47秒118でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、9番手に1分47秒567でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、10番手に1分47秒601でダニロ・ペトルッチ(プラマック)の順となった。

 ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)は1分47秒897で11番手と今シーズンワーストグリッド。ビニャーレスも転倒後、マシンを乗り換えてアタックを継続したが、1分48秒415で12番手に終わった。

 以下、Q1の結果順にエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が1分48秒830で13番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)が1分48秒909で14番手アルバロ・バウティスタ(アプリリア)が1分49秒163で15番手。

 ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)はFP4で転倒、Q1でもペースが上がらず、1分49秒364で16番手に。

 以下、17番手に1分49秒678でユージン・ラバティ(アスパー・チーム)、18番手に1分49秒685でステファン・ブラドル(アプリリア)、19番手に1分49秒775でジャック・ミラー(マークVDS)、20番手に1分49秒779でティト・ラバット(マークVDS)、21番手に1分50秒204でミケーレ・ピロ(アビンティアレーシング)の順となった。

 なおスターティンググリッドは、前戦カタルニアGPでのペナルティポイントの累積により、イアンノーネが最後尾スタートとなることから、10番手のペトルッチ以下のグリッドがひとつずつ繰り上がることになる。
[オートスポーツweb ]

 天気が猫の目のように変わるのもこのコースの特色だ。
 ロッシの優勝だろう。

ケンブリッジ飛鳥100制し五輪切符3位桐生も内定

<陸上:リオデジャネイロ五輪代表選考会兼日本選手権>◇25日◇パロ瑞穂◇男子100メートル決勝

 日本人初の9秒台はお預けとなったがケンブリッジ飛鳥(23=ドーム)が10秒16で優勝し、五輪代表を内定させた。

 好スタートを切った山県を追う展開となったケンブリッジ飛鳥は驚異の追い込みでゴール前逆転フィニッシュとなった。

 「勝ったかなと思っていたけど。やっとここまで来たかなというのがある。けがもあったし」と喜んだ。

 また、すでに五輪参加標準記録をクリアしていた3位桐生は8位以内が条件だったため、五輪代表を内定させた。

<順位>

(1)ケンブリッジ飛鳥 10秒16

(2)山県亮太 10秒17

(3)桐生祥秀 10秒31

 ◆リオデジャネイロ五輪の陸上日本代表選考基準 日本陸連が定めた派遣設定記録の突破者で日本選手権8位以内の最上位と、国際陸連が設けた参加標準記録の到達者が日本選手権で優勝すれば、代表選出が決まる。日本選手権で派遣設定突破者は8位以内、参加標準到達者は3位以内で代表入りに前進する。男女5000メートル、1万メートルを除き、ゴールデングランプリ川崎、日本グランプリシリーズで日本勢トップになった参加標準突破者は日本選手権に出場した時点で選考対象となる。
(日刊スポーツ)

 国内の盛り上がりだけではつまらない。
 リオ五輪で決勝まで進める日本人はいるだろうか。

英国 EU離脱 アベノミクスに暗雲 円高株安、日本経済の足かせ

■GDP1%押し下げ試算

 英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利したことで、急激な円高、株安が日本経済の足かせとなりそうだ。主要シンクタンクの試算では、円高による輸出減などで国内総生産(GDP)が最大1%強押し下げられる見通し。世界経済のリスクが思わぬ形で顕在化し、名目GDP600兆円を目指すアベノミクスは仕切り直しを迫られかねない。(山口暢彦)

 石原伸晃経済再生担当相は24日午後に開いた緊急会見で「(離脱派の勝利は)予想と大きく違った。世界経済の動向をこれまで以上の緊張感で注視し、政策対応に万全を期す」と述べ、近く経済財政諮問会議を開き、対策を協議する考えを示した。

 市場関係者が警戒するのは円高、株安の急進などによる日本経済の下振れだ。

 大和総研は24日、「離脱派」の勝利が確実になったことを受け、実質GDPが最大1%程度押し下げられるとの試算を発表。2008年のリーマン・ショック並みに世界経済の実質GDPが1・3%減少した場合、15%の円高ドル安、20%の東証株価指数(TOPIX)下落で日本の実質GDPは1・11%減るとした。世界の実質GDPが0・04%減程度で済む、より楽観的なシナリオでも、日本のGDPは0・34%下押しされるという。

 岡本佳佑エコノミストは「円高や世界経済減速による外需の縮小で、日本からの輸出が減り、企業収益悪化につながる。株安は消費者心理を冷やし、個人消費を縮ませる恐れがある」としている。

 英国の日系企業のEU向け輸出品に関税がかかり、輸出が減って、企業収益の悪化につながる恐れなども考慮すれば、日本経済への影響はさらに広がりかねない。

 安倍政権は平成32年ごろの名目GDP600兆円を目指しているが、達成には年2%の高い実質成長率が必要となる。

 だが、少子化による労働力人口減少などもあって、27年度の実質GDPは前年度比0・8%増と、成長力はすでに低迷している。英国のEU離脱の影響は大きく、GDP目標達成が難しくなる懸念は強い。
(産経新聞)

 関税とポンド安で日系企業も影響あり。

2016年6月25日土曜日

東海道・山陽新幹線に新型「N700S」、2020年度登場へ JR東海

普通席にもモバイル用コンセント設置
 JR東海は2016年6月24日(金)、東海道・山陽新幹線用の新型車両「N700S」を、2020年度を目途に投入する方向で検討していると発表しました。「S」はN700系シリーズ中、最高の新幹線車両であることを意味する「Supreme(最高の)」を表すといいます。

 新型車両「N700S」は、東芝、日立製作所、富士電機、三菱電機と共同開発した炭化ケイ素(SiC)素子の次世代半導体をモーターを動かす駆動システムに搭載し、大幅な軽量化と小型化を実現。さらなる省エネルギー化を図るといいます。

 また、床下機器の配置を最適化することにより、16両編成の基本設計をそのまま用いて12両、8両などに変更可能な「標準車両」を実現。低コストかつタイムリーに、国内外問わずさまざまな線区にあわせて容易に編成を変えることができます。

 先頭車の形状はN700系を踏襲しつつ、三次元形状を考慮したシミュレーション技術を活用して進化させた「デュアルスプリームウィング形」を採用。トンネル突入時の騒音を低減し、さらに車体の平滑化や形状見直しにより、走行抵抗の低減も図られます。SiC素子駆動システムの採用や軽量化、走行抵抗の低減により、「N700A」と比較して消費電力量が7%削減される見込みです。

 このほか客室内では、グリーン車の全席に設置しているモバイル用コンセントを普通車の全席にも設置。また、車内の異常時には、車内防犯カメラのリアルタイム画像を指令所などで確認できるシステムも導入される計画です。

「N700S」はまず確認試験車(16両)が2018年3月完成に向けて製作され、量産車は2020年度導入の方向で検討が進められます。2007(平成19)年のN700系以来およそ13年ぶりの新型車両導入となります。

なお、現在使用されている700系については、2019年度末までに順次廃車される計画です。その先頭形状から「カモノハシ」とも呼ばれているこの車両は、1999(平成11)年3月に東海道新幹線へ登場。それからおよそ20年で、同新幹線からの引退になります。
(乗り物ニュース)
 N700Aの次は、BではなくSか。

高橋光成 西武 凱旋登板で7失点「すごい情けない」

◆西武6―7ロッテ(24日・上毛新聞敷島)

 西武の高橋光の待ちに待った故郷のマウンドは、5回2/3を7失点で3敗目。悔しい結果に終わった。

 ロッテ戦も4度目の登板で初黒星で「自分に余裕を持って投げていれば」と反省した。夏の甲子園を制した前橋育英2年の時は、上毛新聞敷島球場で全6戦に登板。「愛着のある球場」だったが、6回2死無走者からの6失点に「いいところを見せたかったけど、すごい情けない」と唇をかんだ。
(スポーツ報知)

 力が入ったのだろう。

MotoGP第8戦オランダGP初日:イアンノーネがロッシを逆転し総合トップ

 MotoGP第8戦オランダGP、MotoGPクラスは、オランダのアッセンで1日目の2回のフリー走行を行い、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が1分33秒591で初日総合トップに立った。

 MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行われた。2回目のセッションは終盤、予選のようにリーダーボードのトップが入れ替わるアタックの応酬となり、イアンノーネが残り2分を切ったところで1分33秒591のファステストを記録。イアンノーネは午前中の1回目もトップタイムを記録しており、初日を完全制覇した。

 総合2番手に1分33秒595でバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)。ロッシは2回目の残り3分を切ったところでトップに浮上したが、その直後にイアンノーネに逆転されてしまった。

 総合3番手に1分33秒724でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)。マルケスは2回目のセッションの序盤からトップをキープ。残り5分で自己ベストを更新してトップにつけていたが、最後にロッシ、イアンノーネに逆転されてしまった。

 マーベリック・ビニャーレス(スズキ)が1分33秒892で総合4番手に続き、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)は1分33秒991で総合5番手に。総合6番手に1分34秒011でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が続き、ダニロ・ペトルッチ(プラマック)が1分34秒065で総合7番手とサテライト勢のトップにつけた。

 総合8番手に1分34秒087でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、総合9番手に1分34秒163でポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)、総合10番手に1分34秒172でスコット・レディング(プラマック)の順で続き、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は1分34秒206で総合11番手。

エクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)は残り5分で3コーナーで転倒を喫したが、1分34秒404で総合12番手。カル・クロッチロウ(LCRホンダ)が1分34秒480で総合13番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)が1分34秒531で総合14番手に続き、ユージン・ラバティ(アスパー・チーム)が1分34秒789で総合15番手。ラバティはセッション終了間際に5コーナーで転倒を喫した。

 総合16番手に1分35秒008でジャック・ミラー(マークVDS)、総合17番手に1分35秒056でステファン・ブラドル(アプリリア)、総合18番手に1分35秒125でヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)の順で続き、ロリス・バズの代役として参戦するミケーレ・ピロ(アビンティアレーシング)が1分35秒220で総合19番手。

 アルバロ・バウティスタ(アプリリア)はセッション序盤に3コーナー、終盤に5コーナーと2度転倒を喫し、1分35秒284で総合20番手。ティト・ラバット(マークVDS)は1分36秒582で総合21番手となった。

[オートスポーツweb ]

 前年は、ロッシとマルケスが争い、ロッシ優勝。
 今回も、ロッシとマルケス中心のレース展開だろう。 

大谷「日曜固定」26日先発 佑は先発6番手待機

 オリックス戦(ほっと神戸)が雨天中止になったことを受け、日本ハムの有原が25日にスライドし、大谷は予定通り26日の同戦(京セラドーム)に先発することが決まった。

 栗山監督は「単純に勝っている投手からいくということ」と説明。大谷については「今のイメージだと日曜日(26日)で回る方がいいんじゃないかと思う」とし、今後も「日曜固定」の方針を示した。26日に先発予定だったメンドーサは27日の西武戦(札幌ドーム)に回るが、同戦で今季初先発が予定されていた斎藤は今後も先発6番手として待機する。
(スポニチアネックス)

 有原、大谷、メンドーサ、吉川、バース、斎藤佑樹か。

<英EU離脱>日本企業に打撃 急激な円高、輸出低迷も

 英国の欧州連合(EU)離脱は日本経済にも影を落としそうだ。世界の金融センター、シティーを抱える英国には多くの邦銀や証券会社が進出。日本メーカーも欧州向け輸出工場を設けており、EU離脱による関税などの制度変更の影響を受けるためだ。離脱派勝利で急激に進んだ円高も輸出産業に打撃となる。

 外務省によると、英国に進出している日本企業はトヨタ自動車や日産自動車など約1000社。欧州ではドイツに次いで多い。

 EU域内の貿易にかかる関税は現在ゼロ。日本企業は英国を欧州向け輸出拠点と位置づけてきたが、離脱後はEU諸国への輸出に関税がかかる可能性がある。

 EUへ鉄道車両を輸出するため、昨年9月に英国に8200万ポンド(約126億円)を投じて工場を建設した日立製作所の東原敏昭社長は24日、「影響を慎重に評価し、対応を検討したい」との談話を発表。英北部スコットランドにウイスキー蒸留所を保有し、EU各国へ輸出するサントリーホールディングスは「現時点でどれくらい影響が出るか見通せず、動向を注視したい」(広報)とした。

 関税の他にも、EU共通の自動車などの環境規制や安全基準を英国が独自に見直す可能性があり、進出企業はその対応も迫られる。

 金融機関にも影響が及ぶ。EUには加盟国のうち1カ国で免許を受ければ、域内で金融サービスが行える「単一パスポート制度」がある。英国で免許を受けて欧州各国で事業展開している金融機関は、離脱によってEU加盟国で免許を取り直さなければならなくなる可能性がある。英現地法人が同制度を活用する三井住友銀行の国部毅頭取は先月「ただちに大きな影響があるとは考えていないが、状況を注視しながら運営体制を検討したい」と述べた。

 「英銀などではパリなどに従業員を異動させる動きもある」(大和総研ロンドンリサーチセンターの菅野泰夫氏)といい、日本企業も対応を迫られる可能性がある。欧州、アフリカ事業の管轄拠点を英国に置く三井物産は「英国に拠点を置くメリットが低下し、他国に拠点を移す必要性が出てくるかもしれない」(広報)という。

 急激な円高も輸出企業の業績を下押ししそうだ。自動車各社の英国工場に日本から部品を卸すメーカー幹部は「こんなに急激な為替変動では事業が成り立たない」と危機感をあらわにした。【宮島寛、松倉佑輔】
(毎日新聞)

 少し騒ぎすぎだろう。

抑えの切り札・増井と捕手・近藤が機能せず。日本ハム、残りシーズン2つの不安

守護神増井の不調が誤算
 交流戦をどうにか10勝8敗(5位)で乗り切って、リーグ戦に戻ったファイターズだ。今年は「5番ピッチャー大谷翔平」が163キロ連発で日本生命賞に輝く等、見どころの多い交流戦だった。打線では中田翔が苦しんだが、その分も下位のレアードが活躍してくれた。さぁ、ソフトバンクを追いかけよう!

 と、サクッと切り替えられたらいいのだが、交流戦の終盤、ちょっと心配になる出来事があった。僕だけじゃなくファンなら皆、同じ気持ちだと思う。増井浩俊と近藤健介が2軍落ちしたのだ。

 このうち増井に関しては当コラムで以前取り上げている。「抑えの切り札」が切り札として機能しないのだ。今季はなかなか調子が安定せず、一度、2軍で調整したのだった。再昇格後は復調したと信じていたのだが、象徴的にはDeNA2回戦、9回裏2死から食らった筒香嘉智2ランだ。矢野謙次の代打ホームランを台無しにする背信のマウンド。

 まぁ、2軍落ち自体はその後の中日3回戦(危うく大谷の勝ちを消しかけた)がきっかけだが、プライドを木っ端みじんにされた感は筒香の一発がはるかに上だ。当面、抑えは「ザ・キリン」ことマーティンが務めることになる。ディフェンスのチームは後ろがしっかりしないと計算が立たない。
捕手・近藤を再度試すも……
 で、もう一人ショックだったのが近藤健介だ。ご存知の通り、去年、打率.326でベストテン3位の好成績を残した好打者。捕手登録だが、去年はほぼDH出場だった。ファイターズが抱える大問題は「コンスケにどこを守らせる?」なのだ。

 事情は森友哉(西武)に似ている。

「打てる捕手」は魅力があって、僕もあわよくば近藤が正捕手に定着しないかと夢想してきた。が、横浜高校時代、強肩で鳴らした近藤がどうやら送球のイップスを抱えてしまったようなのだ。バント処理の1塁送球、盗塁時の2塁送球がどちらも安定しない。極端なケースではバントが自動的に2塁打になってしまう。何がきっかけなのかわからないが、プロでは意外とあることなのだ。

 僕が取材した例を挙げると名遊撃手・田中幸雄が送球のイップスを抱えていた。一度スタンドに飛び込む大暴投を演じ、怖くなったそうだ。といっても、いつも必ず暴投してしまうわけじゃない。田中幸雄は何とイップスを抱え込んだ後、ゴールデングラブ賞の常連になった(!)。

 近藤の打撃を生かすべく、栗山英樹監督は(キャンプでも練習しなかった)サードやショートで起用したことがある。これはベテラン内野手のプライドを傷つけ、退団のきっかけになったといわれているが、少なくともサードの守備は悪くなかった。

 が、サードには大砲レアードがいる。じゃ、DHかといえば今年は大谷が抜群だ。押し出されるようにして競争の激しい外野にコンバートされた。外野は使ってみたい選手が目白押しだが、他に空いてるとこがない。

 で、たぶん一巡りして栗山監督は「捕手近藤」のプランを再度試す気になったのだ。言っておくが、今季はキャンプで捕手の練習をしていない。2軍であらためて一から調整させて、交流戦の中日戦2回戦でスタメン起用した。僕らファンはドキドキだ。頼むから大過なく過ぎてくれ。

 で、1対1で迎えた6回裏、走者・荒木雅博が2盗したのだ。近藤の送球は2バウンドして、中島卓也のグラブを弾いた。「うぅ、2バウンド……」と僕は泣きそうになる。結局、これを足がかりに2点を奪われ、チームは負けてしまう。

 もしかするとだ。もしかするとこれが近藤健介の最後のキャッチャー姿になるかもしれない。栗山さんはクイックの速い吉川光夫だから何とかなると計算したのだろう。何ともならなかった。2軍に応援に行かなきゃなぁ。本当に胸のつまる光景だった。

えのきどいちろう

(ベースボールチャンネル編集部)
 2軍で捕手・近藤を育てるか、1軍で野手・近藤で使うか。

2016年6月24日金曜日

森友哉 西武 3度目の1試合2発で高橋光を援護

(パ・リーグ、西武-ロッテ、9回戦、24日、前橋)西武・森友哉捕手が「3番・右翼」で出場し、自身3度目の1試合2本塁打を放った。

 一回、一死二塁で左翼席へ3号2ラン。「初球から思い切ってスイングができました」と7連敗中のロッテ先発・石川から貴重な先制点を奪った。

 五回には右翼ポール際に4点目となる4号ソロ。「前の打席が、シンカーで三振だったので、しっかり打ち返せてよかったです」と昨年6月3日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となる2発を喜んだ。
(サンケイスポーツ)

 森いいね。

 

英国 EU離脱、背景に移民問題 英国民投票、首相が辞意

 英国は23日、欧州連合(EU)からの離脱を問う国民投票を行い、即日開票の結果、離脱票が残留票を上回った。28カ国からなるEUから脱退する初の加盟国となる。第2次世界大戦後、拡大と深化を続けてきた欧州統合は、歴史的な転換点を迎えた。残留を訴えていたキャメロン首相は24日、辞意を表明した。

 選挙管理委員会が24日に発表した開票結果によると、「離脱」は1741万742票(51・9%)、「残留」は1614万1241票(48・1%)、無効票が2万5359票だった。投票率は72・2%で、昨年5月の総選挙の66・1%を上回った。

 国民投票は、与党・保守党の党首を務めるキャメロン氏が2013年に公約に掲げた。ユーロ危機のあおりで不況が続き、反EUの声が高まったことが背景にあった。最近では、後からEUに加盟した東欧諸国などからの移民が増え、社会保障費が減らされ、職を奪われるという危機感も国民に広がっていた。

 投票に向けたキャンペーンでは保守党が分裂。ボリス・ジョンソン前ロンドン市長ら離脱派は、移民問題に焦点を絞り、「EUにとどまる限り移民は減らせない」と主張した。EUから出て、英議会の主導権を取り戻すべきだとも説いた。

 一方、キャメロン氏ら残留派は、「離脱は国民の家計にしわ寄せが行く」と経済面での悪影響を説いた。オバマ米大統領ら各国首脳も残留を呼びかけた。投票日1週間前の16日に残留支持だった女性下院議員の射殺事件が発生。残留派が巻き返したものの、離脱派の勢いは衰えなかった。

 最大野党の労働党は残留支持を掲げたが、党内をまとめ切れていなかった。労働党支持者が多く、残留派が多いとみられていた中部の工業都市ニューカッスルでは残留が50・7%、離脱が49・3%と伯仲。日産自動車が工場を置く近郊のサンダーランドでも離脱が61・3%を占めた。

 自ら率いた残留派の「敗北」を受けて、キャメロン氏は24日朝、「英国民は別の道を進む決断をはっきり下した。新しいリーダーシップが必要だ」と述べ、10月の党大会をめどに辞任する意向を表明した。EUとの間で行う離脱協定の締結に向けた交渉は、後継の新首相に任せるという。

 EU基本条約の規定では交渉期間は2年だが、延長もできる。過去に離脱例がなく、具体的な手続きには不明な部分が多い。

 また、英国は欧州の単一市場へのアクセスを失うため、改めてEU側と関税などの貿易協定の交渉をすることになる。

 EU離脱の結果を受けて、残留派の多い英北部スコットランドでは、英国からの独立運動が再燃する可能性もある。(ロンドン=渡辺志帆)


■英国民投票の結果

●離脱 1741万0742票(51.9%)

●残留 1614万1241票(48.1%)

・無効    2万5359票

 投票率 72.2%
(朝日新聞デジタル)

 日本も簡単に国民投票できる制度が欲しい。
 英国の社会福祉が素晴らしいから、移民流入の結果だろう。

斎藤佑樹 27日西武戦で今季初先発へ ここまで中継ぎ起用

 日本ハム・斎藤が27日の西武戦(札幌ドーム)で今季初先発することになった。

 球団幹部は「神戸でのオリックス戦が順調に消化できれば、次の西武3連戦で先発準備をする」と話した。今季の斎藤は開幕2軍スタートとなり、5月5日に1軍昇格してからは中継ぎで起用され、6試合で防御率2・45だった。22日のイースタン・リーグ、DeNA戦(鎌ケ谷)で調整登板。2回1安打無失点だったことで先発機会を得た。
(スポニチアネックス)

 札幌ドームの集客のためには、斎藤が必要だろう。

<北朝鮮高官>「6カ国協議は死んだ」…非核化を拒否

【北京・西岡省二】北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務省米州局副局長は23日、北京の北朝鮮大使館前で記者団の取材に応じ、中長距離戦略弾道ミサイル「火星(ファソン)10」試射成功について「今後、米国がいかなる核戦争を強要してきても、堂々と相手にできる、大変喜ばしい」と表明した。

 そのうえで「米国の核脅威のために核兵器をつくり、運搬手段も備えた。これからは(北)朝鮮の非核化を論じる会談に応じる考えはない」と述べ、6カ国協議に参加する考えのないことを改めて強調した。

 崔氏は北京で同日まで開かれた米研究機関主催の国際会議「北東アジア協力対話」に出席していた。ほかに日本の金杉憲治外務省アジア大洋州局長や中国の武大偉朝鮮半島事務特別代表、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表らも参加した。

 関係者によると、会議で崔氏は、米国に対して敵視政策放棄や平和協定締結などを訴える一方、「世界が非核化されないうちは核を放棄できない。6カ国協議は死んだ」と強調したという。これに対し、各国関係者らは北朝鮮のミサイル発射を非難するとともに、北朝鮮の核保有を認めないとの意見が相次いだという。

 一方、金杉局長は23日夕、記者団に対し、崔副局長と5分程度、接触したことを明らかにした。

 金杉局長は崔氏に対し、ミサイル発射に抗議して核・ミサイル問題での日本の立場を伝えたうえ、ストックホルム合意に基づくすべての拉致被害者の早期帰国の実現が大事だと説明した。だが「(崔氏から)大きな反応はなかった」(金杉局長)という。
(毎日新聞)

 北に核は危険だろう。

 

大谷翔平 日本ハム 26日に投手で先発 24日の野手出場に、栗山監督は慎重姿勢

 日本ハム・栗山英樹監督(55)が23日、ほっともっと神戸、京セラドーム大阪で行われる24日からのオリックス3連戦に向けて神戸入りした。

 交流戦を10勝8敗と勝ち越し、リーグ戦の再開を迎える栗山監督は、「内容は悪くないので、チームが前に進むと思う。打てる手は打ち尽くしたい」と決意を込めた。

 3戦目の26日には、大谷が投手として先発予定。24日の野手起用については、「いろいろ考えます。明日(24日)の状況を見ないと分かんないし、難しいよね」と、悩める胸中を明かしていた。
(デイリースポーツ)

 貧打打線で、打者・大谷を使いたいけど、投手・大谷にあまり負担をかけたくない監督の悩みだろう。

都議会、リオ視察中止へ 総経費1億円前後、世論に配慮

 今夏のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックをめぐり、東京都議会が議員団の視察を取りやめる方向で調整していることが23日、分かった。宿泊費の高騰などで、総経費が6200万円の予算を大幅に上回る1億円前後になる可能性があり、舛添要一前知事の高額な海外出張費を追及した都議会は、世論の反発を招きかねないと判断した。

 中止の方針は近く議会運営委員会理事会で決める。

 これまでの計画では、自民と公明、民進系2会派の計4会派の都議27人が、五輪とパラリンピックの開会式と閉会式に合わせ、4回に分けて現地入り。競技会場の運営や安全対策などを確認する予定だった。だがホテル代が条例の上限額の10倍近くまで高騰し、一部の会派が派遣規模の縮小などを検討していた。

 一方、議会内には4年後の東京大会に向けて大会運営を確認する唯一の機会として視察を重視する意見もあり、自費での視察を検討している議員もいるという。
(朝日新聞デジタル)

 他の府県・市町村の議員が、税金無駄遣いのリオ視察に行くのだろうか。

2016年6月23日木曜日

北朝鮮 弾道ミサイル試射「成功」=高度1400キロ以上、再突入技術も

【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は23日、中長距離戦略弾道ミサイル「火星10」の試射に成功したと報じた。

 朝鮮労働党の金正恩委員長が立ち会ったという。

 朝鮮中央通信によると、発射実験は最大射程を想定し、高角発射で行われ、ミサイルは最高高度1413.6キロまで上昇し、400キロ先の目標水域に正確に着弾した。

 同通信は「(大気圏への)再突入段階での弾頭の耐熱性能も検証された」と伝え、戦略弾道ミサイルに不可欠な再突入技術を確保したという認識を示した。
(時事通信)

 北朝鮮の脅威に対して、積極的な武力攻撃もありだろう。
 誤って、ミサイルの発射ボタンが押されると、日本の存亡に関わる深刻な状況だろう。
 

大谷翔平 日本ハム もはや打線の中軸…ライバルチームの捕手が証言する「打者・大谷」5つの進化

 日本ハム・大谷翔平(21)の打棒が4年目の今季、飛躍的な成長を遂げている。昨季は打率2割2厘、5本塁打、17打点と不振だったが、今季はここまで3割3分6厘、9本塁打、24打点。5月には5試合連続本塁打をマークするなど、打線の中軸として存在感を放っている。至近距離で打席を見ているライバルチームの捕手の証言を中心に「打者・大谷」の5つの進化に迫った。

 <1>広角打法

 目を見張るのが逆方向への本塁打の量産だ。今季の9本塁打中、7本が左方向への打球。西武・炭谷は「内角の球を今まで以上に逆方向へうまく打つようになった。内角も特に嫌がらないし。かといって外に投げてもリーチが長いので」と変化を感じ取っていた。

 4月27日の楽天戦(札幌D)で左翼席へ3号3ランを打たれた美馬も「打ち取ったと思ったり、いってもフェンス直撃かと思ってたら、入ったりした。穴は少ないし、バットスイングが速いからなかなか空振りが取れない」と打力を認めた。

 大谷自身も常々、「逆方向は勝手に飛ぶ。いい打球は左中間の方が多い。厳しく内角に来たら払えばいいので」と自信を持っている。

 <2>ポイント

 交流戦開幕戦となった5月31日のヤクルト戦(札幌D)で、大谷の左翼への本塁打を目の当たりにしたヤクルト・中村は、打撃へのアプローチに他の選手との違いを見いだしていた。「(ポイントが)だいぶ近い。振り出しも(他の打者と比べて)かなり遅い。それでも軸がブレないからレフトにもボールが飛ぶ。打球が(他の打者と)違う。飛距離、パワーが本当にすごいから、あれだけ(逆方向にも)飛ぶ」と目を丸くした。

 今年はオフに行ったレンジャーズ・ダルビッシュとの合同筋力トレによって、一時期体重が100キロの大台に到達するなど肉体的にも成長。体の軸がしっかりしたことで、上体が突っ込まず、体の近くまでボールを呼び込んで打てる。その結果、相手バッテリーが差し込んだと思った打球でも、失速することなくフェンスオーバーしてしまう。

 <3>軸足

 大谷と同じ94年生まれで、光星学院の時から花巻東・大谷と対戦経験のあったロッテの田村は、バッターボックス内での、昨年とは違うある変化を口にした。「今年は軸足の左足に体重が残るようになった。体重が残ることで、結果的にボールのミートポイントが近くなって、呼び込んで打てる。それが量産につながっているし、空振りもしなくなった」と明確に指摘した。

 <4>スピード

 大谷が新人だった13年はチームメート。14年にFA移籍後はライバルとして戦うソフトバンク・鶴岡は「とにかく今年はスイングスピードが速くなっている。速くなると、いいことずくめですから。どんなボールにも強くなりますし、当然、内角をさばけるようになりますよね」。ポイントが近くても長打が生まれるのは、全ては驚異のスイングスピードが基になっているのだ。

 なぜ、スイングスピードが速くなったのか? 昨季の序盤は投手で右ふくらはぎをつるアクシデントに2度も見舞われ、打席数が減少した。しかし、今季は60試合消化時点で昨季より51打席も多い121打席に立つなど、実戦感覚がしっかりと養われていることが大きい。大谷も「去年は、自分が打席の中で待ち方ができていなかった。今年はいい感じで球を迎えられている」と違いを強調した。

 日本ハム・石本チーフスコアラーの証言も興味深い。打者・大谷について「『相手はこういう攻め方をしてくるから、こう打ちます』と言って打席に入っていく。配球をしっかりと読んでいる」と明かした。頭の中で狙い球を絞って打席に立つことで、迷いなく強振できることもスイングスピードの向上につながっている。

 さらに前述したダルビッシュとの合同自主トレの成果もある。ダルは自らと比較し、大谷が瞬発系の筋肉の割合が大きいことに驚いていた。筋トレの結果、さらに速く、力強い振りが可能になった。城石打撃コーチも「スイングスピードは球界で一番速いと思う」と侍で4番を担う中田よりも上であると断言した。

 <5>対応能力

 今年は失投を逃さない積極打法も目を引く。9本塁打中、5本塁打が0ストライクから。さらに残り4本中、3本を3球目以内で決めている。今季カード別で最多の4本塁打を献上しているオリックス・伊藤は「甘く入ったりすると、一発で仕留めている。そこが今までと違う。去年より対応力がアップした」と明かした。

 今季のオリックス戦の4発は、いずれも捕手が内角に構えながら、投手が攻めきれずに甘く入ったボールを大谷が仕留めたもの。今季2被弾した東明も「投げる側のミスを見逃さず、確実に一発で仕留めている」と振り返る。ミスショットが減ったことも好調の要因だ。

 ただ、今後は相手チームのマークが厳しくなるだろう。“大谷封じ”のモデルケースとされる一戦がある。7日の広島戦(旭川)だ。大谷と初対戦となった左腕・戸田は捕手・会沢とコンビを組み、追い込むまでは徹底的に直球で内角を攻め、最後は外へ逃げるスライダーを決め球に3打数無安打2奪三振に封じ込めた。

 戸田は「どれだけいいバッターでも弱点はある。そこに確実に投げられるか。大谷だけじゃないけど、いいバッターには怖がらずに内を使わないといけない」と意図を説明した。

 ソフトバンク・鶴岡は自チームの強打者を引き合いに、さらに警戒レベルを上げる意向だ。「ウチの柳田がやられているみたいに、どんどん厳しいところを攻めていかないと」。昨季トリプルスリーを記録した柳田は今季序盤から厳しいマークにあい、4月終了時は2割3分6厘と苦しんだ。今後は大谷にも“柳田級”の徹底マークが待ち受ける。

 楽天・古久保バッテリーコーチは言う。「ウチだけでなく、なかなか内角を攻めきれていない。(投手なので)遠慮が入るのかな。打者としてくるわけだから、攻めないと」。8日の広島戦(札幌D)で大谷は左腕・ジョンソンから3年ぶりに死球を受けたが、同じように厳しくインコースを突いていく姿勢を今後はバッテリーへ求めていくつもりだ。

 投げてもMAX163キロと成長は止まらないが、もはや「打者・大谷」の才能に疑問を抱く人はいない。今後、厳しいマークに、どういうアプローチをしていくのか―。そのハードルを乗り越えたとき、二刀流男は球界を代表するバッターへと君臨しているはずだ。
(スポーツ報知)

 消化ゲームになりつつあるけど、楽しみは大谷だけ。
 厳しく攻められて、天才打者・大谷がさらに開花するのだろう。

MotoGP:ロレンソ、タイヤに苦戦。「うまく走れないと認める必要がある」

 2015年MotoGPチャンピオンのホルヘ・ロレンソは、現在苦しんでいるタイヤの低グリップの問題を、所属チームのヤマハとともに改善しなくてはならないと自覚している。

 ロレンソは、アルゼンチンGP、スペインGP、カタルニアGPと低グリップに苦しんだ。アルゼンチンGPでは、予選日の午後に降った雨によってトラック上のラバーが落ちてしまったため、序盤のリードから順位を落とし、最終的には転倒を喫した。

 暑くトリッキーな路面状況だったスペインGPでは2位でフィニッシュしたものの、優勝したチームメイトのバレンティーノ・ロッシには大きく離される結果となった。

 ロッシはカタルニアGPでも優勝し、今季2勝目を獲得。ロレンソはそのときも序盤のリードを守れず、5番手へ後退した。さらに、ドゥカティのアンドレア・イアンノーネに追突されるまで、ロッシの10秒後方で自らのフロントタイヤのグレイニングに苦しんでいたという。

「特別なコンディションのときはいつもグリップがなかったり、ふつうの路面ではフロントタイヤにグレイニングが生じたりするんだ。苦しんでいるよ」

「この問題は今年何度も起きている。フロントタイヤのグレイニングは2位でフィニッシュしたスペインでも起こったし、(リタイアした)カタルニアでも起こったんだ」

「ロッシは同じバイクに乗っているけど、彼はライディングスタイルやライディングポジションによって、フロントタイヤのグレイニングに苦しまずに、僕よりもフロントタイヤを長持ちさせているようだ」

「僕がフロントの低グリップによるクラッシュを避けるために何度もスローダウンを強いられている間に、彼はレース中ずっとペースを維持することができる」

 ロレンソは現在の状況をヤマハとともに振り返ると述べたが、ミシュランのMotoGP復帰初年度のタイヤ開発が助けになることを願った。

「僕たちは将来何かを変えるために分析をする必要がある。ミシュランにタイヤを少し変えられるかどうか話せば、みんなが一定のペースで走れるようになるだろう」

「これは僕らの失敗で、僕はそういったコンディションでうまく走れないと認める必要がある」
[オートスポーツweb ]

 ミシュランタイヤの性能が悪いのもあるけど、マシンの性能アップにタイヤがついていけない。途中でタイヤ交換もありだろう。

大谷翔平 日本ハム 横浜スタジアムでスコアボード直撃&場外弾!圧巻のフリー打撃披露

 日本ハムの大谷翔平(21)は22日、横浜スタジアムで行われた1軍練習に参加した。フリー打撃ではラスト3スイングで強振。スコアボード直撃、バックスクリーン右への場外、スコアボード直撃―と圧巻の打撃を披露した。

 「飛ばそうと思ってスイングはしていない。どういう打ち方が飛ぶのか、正確にミートできるのか―を確認しています」とサラリ。進化を見せる打撃には、「去年がすごくダメと思っていない。良くなかったことは捨てて、いいことを継続したい」と語った。
(スポーツ報知)

 フル二刀流でしょう。

相続税脱税 母親の遺産相続で2億円余り脱税 社長の男

 死亡した母親から遺産相続した際、相続税2億円余りを脱税したとして、東京地検特捜部は不動産管理会社社長の男を逮捕した。

 相続税法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区の不動産管理会社社長・大高和寿容疑者(56)。特捜部によると、大高容疑者は、死亡した母親から4億円を超える遺産を相続した際、架空の債務を計上する手口で相続税約2億2900万円を脱税した疑いがもたれている。

 関係者によると、大高容疑者は趣味でクルーザーを買ったり、写真館を作ったりしてできた自分の借金を、亡くなった母親に付け替えていたという。

 大高容疑者はこれまでの調べに「借金付け替えは銀行から融資を受けるためで、脱税目的ではない」と容疑を否認していたという。
(日本テレビニュース)

 道楽息子が、自分の借金を、被相続人の債務に付け替えか。

 

斎藤佑樹 日本ハム 今季初先発へ 27日西武戦

 復権の夏到来だ。日本ハム斎藤佑樹投手(28)が27日西武戦(札幌ドーム)で今季初先発することが22日、分かった。

 交流戦明けの本拠地、最初の3連戦の初戦「開幕戦」を託される。開幕1軍からは漏れ、5月に昇格後は中継ぎで6試合に登板。まずまずの安定感でアピールし、抜てきされることになった。この日は2軍DeNA戦(鎌ケ谷)で調整登板。2回1安打無失点で、総仕上げした。
(日刊スポーツ)

 5回、もたないだろう。

2016年6月22日水曜日

相続税2.3億円脱税容疑、経営者を逮捕 東京地検

 相続税約2億3千万円を脱税したとして、東京地検特捜部は22日、不動産会社役員、大高和寿容疑者(56)=東京都新宿区=を相続税法違反の疑いで逮捕し、発表した。

 発表によると、大高容疑者は財産を相続した際、債務があったとうその申告をし、相続税約2億3千万円を脱税した疑いがある。

 大高容疑者は写真事務所も経営。事務所のホームページによると、都内や静岡県などに複数の写真スタジオを構えるほか、ヘリコプターや大型クルーザーのリース事業も行っているという。
(朝日新聞デジタル)

 逮捕では、余程悪質なんだろう。

斎藤佑樹 日本ハム 2軍調整登板で2回1安打無失点

◇イースタンリーグ 日本ハム3―0DeNA(2016年6月22日 鎌ケ谷)

 日本ハムの斎藤佑樹投手(28)が22日、鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタンリーグ、DeNA戦に調整登板。4回から2番手で登板し、2回1安打無失点、2奪三振で抑えた。

 斎藤は0―0で迎えた4回から登板し、4回を三者凡退、1点の援護をもらった5回は1安打を浴びるも打者3人で抑え、リードを守った。

 今季は中継ぎとしてここまで6試合に登板し、防御率2.45をマーク。それでも11日の阪神戦(札幌ドーム)以降は登板がなく、球団関係者は「登板間隔が空いてしまったので…」とファームでの登板の理由を明かした。

 試合は3―0で日本ハムが勝利し、斎藤が勝利投手となった。
(スポニチアネックス)

 

大谷翔平 日本ハム 交流戦「日本生命賞」を受賞

 日本ハムは22日、大谷翔平投手(21)が「日本生命セ・パ」交流戦で「日本生命賞」を受賞したと発表した。

 交流戦は3試合に登板し、3勝0敗。防御率0・38。1完投、防御率・勝利数の投手2冠で、奪三振数も1差の2位。163キロを連発で記録し、ファンを魅了する投球を見せたことが選考理由。

 大谷は球団を通じ「交流戦に入る数試合前からのいい流れで3試合とも投げることができました。自分自身の結果を出すこともできましたが、何よりもチームの勝利に貢献できたことが良かったです。素晴らしい選手が揃うパ・リーグで1人だけがいただけるこの賞を励みにして、今後のリーグ戦も頑張ります」とコメントした。
(デイリースポーツ)

 大谷の存在感は素晴らしい。

都議会リオ視察「28人は大規模」 批判受け見直しも

 21日付で東京都知事を辞職した舛添要一氏の高額な海外出張費を追及していた都議会が、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックに28人の視察団を送る計画が「大規模すぎる」と批判を集めている。各会派は21日、見直しの検討に入る方針を明らかにした。

 議会局によると、視察は五輪とパラリンピックの開閉会式に合わせ、4回に分けて実施する。それぞれ7人が出席し、総勢28人が参加。1回当たり3泊7日で、大会運営や会場の設備、セキュリティー対策などを視察する計画という。

 当初、議会局は都議20人と随行職員6人を想定し、計6200万円の予算を確保した。ところが都議会側が4月、視察団を28人にすると決定。現地のホテル代の高騰や円高もあり「予算オーバーは避けられない状況」(議会局)という。

 参加者は自民16人、公明5人、民進系6人、かがやけTokyo(旧みんな)1人。共産などが参加を辞退したところ、空いた5人分を自民と民進系で分け合った。共産の大山とも子幹事長は「視察団の規模は最小限にとどめるべきで、辞退した枠を再配分するのは許せない」と主張。4月下旬には、かがやけが「この視察はどう考えても異常で、無駄遣いのオンパレード」と参加を取りやめ、現時点で視察団は27人となっている。

 一部会派には批判の電話もあるといい、公明の長橋桂一幹事長は「高額出張の見直しを舛添氏に迫ってきた立場であり、見直しを検討するのは当然。白紙に戻して派遣の縮小などを考えたい」。民進の尾崎大介幹事長も「費用が許容範囲を超える規模であれば、人数の縮小を含め検討する」とした。

 一方、最大会派の自民の宇田川聡史幹事長は「各会派の意見を聞いて対応を考える」とコメントを出すにとどめた。
(産経新聞)

 都議も税金の無駄遣いか。

ロシア・ドーピング問題 IOC「潔白証明できれば五輪参加可能」

 IOC(国際オリンピック委員会)は、組織的なドーピングで国際大会への出場を停止されているロシアの陸上選手について、潔白を証明できれば、ロシア選手団として、リオデジャネイロオリンピックに参加できるとの方針を示した。
 IOCのバッハ会長は21日、スイスのローザンヌで開かれた「オリンピックサミット」の記者会見で、17日に国際陸連が、ロシア陸連の資格停止処分を継続する決定について、支持すると表明した。
 そのうえで、ドーピングをしていない選手の救済策について、国際陸連が特例で、第3の信頼できる組織による新たな検査で、潔白を証明できるなら、ロシア選手団の一員として、リオデジャネイロオリンピックに参加できるとの見解を示した。
(フジテレビニュース)

 今の技術では問題なくても、数年後にドーピングが判明するのは、いたちごっこなんだろう。

ハム守護神・増井 今季2度目の2軍落ち 防御率6・30…

 日本ハムの守護神・増井が今季2度目の2軍落ちとなった。19日の中日戦(ナゴヤドーム)で3点リードの9回に登板も、2点を失ってなおも2死一、二塁となったところでマーティンと交代した。

 昨季球団記録となる39セーブをマークしたが、今季は10セーブを記録しながらも防御率6・30。苦渋の決断を下した栗山監督は「人間、こういうときもある。頑張るしかない」と奮起を促した。
(スポニチアネックス)

 奮起を期待するけど、栗山監督は諦めたのかもしれない。

<プロ野球交流戦>「人気のセ、実力のパ」より現実に

 プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」は20日、パ・リーグの7年連続11回目の勝ち越しで幕を閉じた。パは60勝47敗1分けで勝率5割6分1厘。2005年から始まった交流戦で最高勝率だった昨季の5割8分1厘には及ばなかったが、2年連続6回目の最高勝率球団となったソフトバンクを筆頭に、上位6球団中5チームがパ。両リーグが切磋琢磨(せっさたくま)し、球界を盛り上げる「イベント」とは言えない状況が続いている。

 オリックスと近鉄の合併に端を発した2004年の球界再編問題が、交流戦開始のきっかけ。当初は1カードにつき、それぞれの本拠地で各3試合(計6試合)を行う36試合制だったが、07年には過密日程を避けるなどの目的で1カード4の24試合制に減った。さらに日程編成上の都合から、昨季からは1カード3試合をどちらか一方の本拠地で行う18試合制に変更。12球団で優勝を争う形ではなく、両リーグの対抗戦方式になった。

 パの強さの理由に挙げられるのが、最速163キロの大谷(日本ハム)を筆頭に、則本(楽天)、菊池(西武)ら球威のある本格派投手が多いことだ。セは緩急を生かした投球が主流で、今季からDeNAを指揮するラミレス監督は「(パには)パワーピッチャーがいて、打者は慣れている。(セの)投手の球が簡単に感じて打たれている」と見る。

 交流戦の勝敗は、両リーグのペナントレースの一環に組み込まれている。開幕から2カ月ほどたった時期に、新鮮なカードとなる交流戦での戦いが、両リーグの順位変動に結び付くような「波乱」もファンは期待する。

 だが、今季の場合は、セは交流戦前に2~5位を1ゲーム差で争っていた中日、阪神、DeNA、巨人が、交流戦後も2ゲーム差内にひしめき合ったまま。しかも、首位・広島を除く5球団が「借金」を抱える。逆に大半のチームが順調に「貯金」を増やしたパは、オリックスと楽天の5、6位が入れ替わっただけに終わった。

 これでは面白みに欠けるし、交流戦の意義そのものも問われかねない。05年以降の11年間は、日本シリーズもパが8回制覇している。古くから言われてきた「人気のセ、実力のパ」が、より現実のものとなっている今、来季こそは、セの奮起に期待したい。【藤田健志】
(毎日新聞)

 投手力の差だろうか。

高橋周平 中日 右手骨折後初めてユニホームで練習 7月中旬復帰へ

 中日の高橋周平内野手(22)が21日、ナゴヤ球場で2軍本隊の練習に合流した。4月30日の広島戦(マツダ)で右手有鉤(こう)骨を骨折して以来、初めてユニホーム姿で練習。グラウンドコンディション不良のため、主に屋内練習場で汗を流し、シート打撃ではドラフト2位右腕・佐藤優投手(22)と対戦。2打席で四球、遊ゴロの結果に終わった。

 24日からのウエスタン・リーグ、阪神戦(甲子園)には帯同しない見込みで、名古屋残留組に入って調整予定。背番号3は「早く上(1軍)に上がれるように頑張るだけです」と気合を込めた。しかし、谷繁元信監督(45)は「(重要なのは)再発しないこと。戻ってきても1試合、2試合で『やっぱりダメだ』ということにならないようにしないと」と、焦らせずじっくりと完治を促すつもり。森繁和ヘッドコーチ(61)もCBCテレビの報道番組「イッポウ」に生出演して、高橋の1軍復帰について「オールスター前後(7月中旬)になるのでは」と説明した。
(スポーツ報知)

 復帰を楽しみにしている。

2016年6月21日火曜日

波方敦子 埼玉県深谷市 利根川心中事件、47歳三女に懲役8年求刑

 埼玉県深谷市などを流れる利根川で昨年11月、藤田慶秀さん=当時(74)=と妻のヨキさん=同(81)=が水死した一家心中事件で、殺人と自殺幇助(ほうじょ)罪に問われた三女の無職、波方敦子被告(47)=同市稲荷町北=の裁判員裁判論告求刑公判が21日、さいたま地裁(松原里美裁判長)で開かれ、検察側は懲役8年を求刑した。

 検察側は「心中のきっかけは父親からの提案だが、その後は心中する日を早めるなど被告が主体的に犯行を実行していた」と指摘。弁護側は「3人が抱えていたのは経済的問題ではない。生活保護を受けられたとしても解決できなかった」と主張し、初公判に続き執行猶予付き判決を求めた。

 公判の最後に波方被告は親族への謝罪などとともに「お父さん、お母さん。こんな私ですがこれからもどうか見守っていてください」と述べた。判決公判は23日。

 起訴状によると、波方被告は藤田さんから「一緒に死んでくれ。お母ちゃんだけ残してもかわいそうだから3人で死のう」と頼まれ、昨年11月21日、両親を軽乗用車に乗せて川に入り、車外に連れ出してヨキさんを殺害し、藤田さんの自殺を幇助したとしている。
(産経ニュース)

 収入のない社会的弱者の無理心中はかわいそう。
 長女と次女はどうしているのだろうか。

イオンモール釧路昭和 北海道釧路市 4人に切りつけ、1人死亡1人重体…男逮捕

 21日午後3時15分頃、北海道釧路市の「イオンモール釧路昭和」で、男が突然、刃物のような物を振り回し、近くにいた女性4人に切りつけるなどした。

 うち1人の死亡が確認され、1人が重体、2人が軽傷という。男はその場で、警備員に取り押さえられ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。道警釧路署で調べている。

 道警釧路署によると、男は自称、釧路市内の30歳代。「自分がやったことに間違いはありません」と容疑を認めており、「人を殺して死刑になれば自分の人生を終わらせられると思った」などと話しているという。
(読売新聞)

 死にたければ、人に迷惑をかけず、自殺しろよ。

近藤健介【パ公示速報】(21日)日本ハム・近藤が抹消

【出場選手登録抹消】
 ▽日本ハム 近藤健介捕手
 ▽オリックス 武田健吾外野手
(スポーツ報知)

 近藤の使い方が定まらない。
 捕手として育てるために、多少のミスに目をつむり使い続けるか。
 捕手を諦め、野手に専念させる。
 

 

麻生太郎財務相「高齢者侮蔑するものではない」

 麻生財務大臣は、17日に行った講演で高齢者について「いつまで生きているつもりだ」などと発言したことについて、「高齢者を侮蔑するようなものではなかった」と21日に会見で述べました。

 麻生財務大臣は17日に行った講演で、経済を活性化させるためには個人消費を伸ばすことが重要と訴える中で、「金は使わなきゃ何の意味もない。90になって老後が心配とか訳のわからないことを言っている人がテレビに出ていたけれど、いつまで生きてるつもりだよと思いながら見ていましたよ」などと発言しました。

 この発言について、野党側からは「高齢者を軽視し礼儀に欠ける」と問題視する声が出ていましたが、麻生大臣は21日の記者会見で次のように述べました。

 「経済の浮揚というのは消費の拡大が絶対に必要なんですということを申し上げた。ご指摘のような高齢者を侮蔑するといったものではなかったと記憶している」(麻生太郎財務大臣)

 このように、高齢者を侮蔑する意図はなかったことを強調しました。
(TBSニュース)

 一部分だけ切り取ると、侮辱に聞こえる。

舛添要一 都知事海外出張経費、2年前の北京で「ありえない額」

 20日朝、険しい表情で舛添知事が都庁に現れました。

 「舛添知事が登庁してきました。明日付けの辞職を前に都庁に来るのは今日が最後になるものと見られます」(記者)

 政治資金の私的流用疑惑などについて、自ら辞職する形で責任を取りました。

 問題の発端は、ファーストクラスやスイートルームを使った高額な海外出張経費でした。舛添知事は当初、高額な経費について問題ないとしていましたが、度重なる追及を受け、飛行機のファーストクラスやスイートルームは今後、使わないとしました。ところが海外出張経費をめぐり、20日に公開された資料から、新たに“不自然”な支出が明らかになりました。これが20日に公開された海外出張経費の詳細です。

 おととし4月に訪れた中国・北京。2泊3日の日程で総額が1000万円あまり。なかでもレンタカー代は207万円となっていました。

 こちらは北京にあるレンタカー会社のホームページです。舛添知事は北京でドイツの高級車・メルセデスベンツのワゴンを利用しましたが、こちらの会社のホームページではベンツのワゴンが1日8時間、運転手付き、ガソリン代込みで1600元=日本円でおよそ2万5000円です。

 「ありえない額ですね。仮に大型バスで手配されていたとしても、行き先にもよるが2500元ぐらい」(中国の旅行会社の日本人スタッフ)

 さらに北京では、この他にも、“現地案内人”として150万円、通訳として60万円ほど、さらに現地で事務作業をするための部屋代131万円ほどが支払われていました。

 「多く考えてもらっても(部屋代は)5000元~1万元ぐらい、1室で。ぼったくりですね、完全に。かなり水増し請求されていると思います」(中国の旅行会社の日本人スタッフ)

 「極めて遺憾ですよね。一刻も早く公開すべきだったところを、辞めるからどうとでもなれというように、なげやりに公開しているように見えるので、ますます都政の信頼を失う態度だなと思う」(音喜多 駿 都議)

 現地の相場を知る関係者が「考えられない」と口をそろえる海外出張の経費。舛添知事は21日に辞職しますが、20日、都庁を無言で後にしました。セレモニーも花束もない異例の退任劇。舛添知事は、これらの経費について今後、説明することはあるのでしょうか。
(TBSニュース)

 ぼったくりだとすれば、経費の使い方が、あまりに適当でずさんだろう。

【MotoGP】スズキ、A. リンス選手と契約…Moto2で現在トップの若手

 スズキは6月20日、Moto2クラスでランキングトップを走るアレックス・リンス選手とファクトリーライダーとして2年契約を締結したと発表した。2017年と2018年、スズキはリンス選手とアンドレア・イアンノーネ選手の2名体制でMotoGPに参戦する。

 リンス選手はスペイン・バルセロナ生まれの20歳。7歳からレースを始め、16歳の時にMoto3クラスで世界選手権デビュー。3シーズンで通算8勝を挙げ、2015年にMoto2クラスに昇格。初年度から2勝含む表彰台10回、ポールポジション3回を数えランキング2位となり、ルーキーオブザイヤーを獲得。今シーズンは、7戦終了時点で2勝を挙げ、ポイントランキングをリードしている。
(レスポンス)

舛添要一 最後も無言 公用車で退庁

 政治資金流用疑惑など一連の問題の責任を取り、21日付で辞職する東京都の舛添要一知事は20日、残務整理などのために登庁した。辞職当日は登庁予定はなく、20日が執務室での最後の勤務だが、舛添氏の意向で花束贈呈などのセレモニーはなかった。舛添氏は午後4時ごろ、約10人の都幹部が見送る中、報道陣の問いかけに応じず、無言のまま公用車で退庁した。

 舛添氏は15日、都議会本会議で「これ以上、都政の停滞を長引かせるのは私にとって耐えがたい」と辞職理由を説明した後は定例記者会見に欠席するなど、一連の問題に説明責任を果たさないままの幕引きとなる。

 舛添氏の前任、猪瀬直樹氏は医療法人グループから5千万円を受け取った問題で2013年12月に辞職し、幹部十数人と職員約50人が見送る中、副知事と握手して退庁した。12年10月、国政に復帰するために辞職した石原慎太郎氏は「マイウェイ」の演奏が流れる中、約千人の職員らに送り出された。

 都職員からは2代続けて「政治とカネ」に関わりトップが辞職したことに複雑な声が漏れた。ある職員は「イメージが悪くなる。都政に対する信頼が失われないか心配」と話す。別の職員は「もう終わったこと。切り替えて新たな知事の下で仕事をしたい」と話していた。
(日本経済新聞)

 疑惑を説明しないままの幕引きか。

舛添要一 計9回の海外出張費2億4718万円

 東京都は20日、今年4月の舛添知事の米国出張(7日間)の費用が総額で約3413万円だったと発表した。

 知事の航空運賃はファーストクラスの利用で約225万円、宿泊料は5泊で約73万円。知事就任後計9回の海外出張の費用総額は、約2億4718万円にのぼった。

 9回の出張で支出は29泊分。うち16泊が1泊10万円超だった。最高はロンドンの1泊19万8000円。ニューヨークは同14万100円、ワシントンは同15万1800円。
(読売新聞)

 税金泥棒の詐欺師だろう。

DeNA2-5日本ハム 岡大海 日本ハム 完全復帰だ!マルチ&好走塁で勝利貢献

<日本生命セパ交流戦:DeNA2-5日本ハム>◇20日◇横浜

 右足首痛から戦列に戻った日本ハム岡大海外野手(24)が、マルチ安打と好走塁で今季初昇格を自ら祝った。

 「1番右翼」でフル出場。初回の第1打席で今季初安打となる投手強襲安打。3回は中前打を放った後に二盗にも成功。今季初盗塁をマークした。

 7回は先頭で四球を選んで出塁。犠打で二塁に進むと、続く陽岱鋼の右前打で快足を飛ばして本塁に生還。負傷していた患部の影響を感じさせないプレーぶりで、チームの交流戦最終戦の勝利に貢献した。

 今季は2月の春季キャンプ中に左膝関節炎を発症して離脱。3月のオープン戦で復帰したが3月17日ソフトバンク戦(鎌ケ谷)で一塁ベースを踏み損ねて右足首を負傷。痛みが引くまで時間を要し、1日の2軍戦で実戦復帰をしていた。待ち望んでいた1軍の舞台で躍動した岡は「いい緊張感を持ってできた。2軍で、しっかり準備できていたので」と、ホッとした表情だった。
(日刊スポーツ)

 岡初昇格も、ソフトバンクが強すぎで、消化ゲームの雰囲気。

2016年6月20日月曜日

百貨店売上高5.1%減=「爆買い」減速、全国で前年割れ

 日本百貨店協会が20日発表した5月の全国百貨店売上高は4629億円と、既存店ベースで前年同月比5.1%減少した。マイナスは3カ月連続。免税品売上高が2カ月連続で前年割れし、中国人観光客らによる「爆買い」の減速傾向が一段と鮮明になった。消費マインドの低下は全国に広がっており、調査した18地区全てで前年を下回った。

 近内哲也専務理事は記者会見で「地域や(百貨店の)規模に関係なく同じような消費動向に陥っており、大変厳しい状況だ」と指摘した。
(時事通信)

 爆買いも終わりか。

時価約6380万円の金塊盗む 造幣局職員

 東京・豊島区にある造幣局の博物館で展示されていた時価約6380万円相当の金塊を盗んだとして、造幣局職員の男が逮捕された。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、独立行政法人造幣局東京支局の職員・梅野穣容疑者(54)。警察によると、梅野容疑者は今年1月、豊島区の造幣東京博物館にあった時価約6380万円、重さ約15キロの展示用の金塊1個を盗んだ疑いがもたれている。

 梅野容疑者は、広報活動などを担当する職員で、今年1月に他の職員に「仕事で使う」と説明し、金塊を持ち出していたが、6月になって返却されていないことが判明し、職員が警察に相談していた。

 梅野容疑者は容疑を認め、「FX取引での損失を補てんするために盗んだ。金塊は質屋に売った」と供述しているという。
(日本テレビニュース)

 半年も野放しがおかしいだろう。

増井浩俊 20日の公示 日本ハムが増井を抹消 DeNAはロマック、巨人はガルシア抹消

DeNAは乙坂も抹消、白根、ザガースキーら登録
 20日のプロ野球公示で、日本ハムが増井浩俊投手の出場選手登録を抹消した。21試合で3勝2敗10セーブ、防御率6.30と苦しむ守護神は、今季2度目の登録抹消となった。岡大海外野手を登録した。

 また、DeNAはジェイミー・ロマック内野手、乙坂智外野手らを抹消し、 砂田毅樹投手、マイク・ザガースキー投手、白根尚貴内野手らを登録。巨人はホセ・ガルシア外野手の出場選手登録を抹消した。
(フルカウント)
 
 増井抹消で、奮起を期待したい。


トヨタ ルマン24時間初優勝逃す、首位走行もゴール3分前止まる

 伝統の耐久レース、第84回ルマン24時間は18日から19日にかけてフランス・ルマンのサルテ・サーキットで決勝が行われ、中嶋一貴(31)、アンソニー・デビッドソン(37=英国)、セバスチャン・ブエミ(27=スイス)が乗り首位を走っていたトヨタ5号車が残り3分で緊急ストップ、悲願の初優勝を逃した。ポルシェが昨年に続く2連覇で単独最多を更新する18勝目を挙げた。

 小林可夢偉(29)、ステファン・サラザン(40=フランス)、マイク・コンウェー(32=英国)のトヨタ6号車が2位に入った。

 雨の降るコンディションの中、セーフティーカーに先導されてスタートしたレースは、6号車が本格的な戦い始まった直後に首位に立つと、小林がファステストラップをマークするなどした。5号車は細かいトラブルが出てしまい遅れていたが、じわじわと挽回して17時間ごろに先行する6号車をかわしてトップに立つと、安定した走りで首位を守っていたがゴール直前で悲劇に見舞われた。5号車は規定により失格となった。

 日本車の優勝は1991年のマツダ以来、25年ぶりの快挙を逃した。今大会は世界耐久選手権シリーズ第3戦として行われ、3人のドライバーが交代しながら周回数を競った。

 トヨタは1985年の初参戦から31年。18度目の挑戦で2位は今回の6号車を含め5度あるが、まさかのV逸。悲願は、次回以降に持ち越しとなった。
(スポニチアネックス)

 初優勝ならずか。

大谷翔平 日本ハム 投打に足でも魅せた 交流戦負けなし

<日本生命セパ交流戦:中日2-3日本ハム>◇19日◇ナゴヤドーム

 日本ハム大谷翔平投手(21)が投打に加えて足でもチームに貢献した。

 「5番投手」で出場し、先発投手としては最速161キロの直球にスライダー、フォークで中日打線を翻弄(ほんろう)して8回2安打無失点。打撃では2回にチーム初安打となる中前打。6回は四球で出塁し、続くレアードの適時二塁打で一気に一塁から先制のホームを踏んだ。

 プロ初登板となったナゴヤドームで自身5連勝となる6勝目。ヒーローインタビューでは「今日は長い回を投げたかったので、ある程度、力を抜きながら。変化球が多かったですけど、うまくいったかなと思う」と笑顔。交流戦は投手として3勝負けなしで終了。リーグ戦再開へ向けて、11・5ゲーム差を付けられているソフトバンクに対して「そこに勝たないと(差が)縮まってこない。何とか勝てるようにしたい」と、意気込んだ。
(日刊スポーツ)

 足でも魅せた大谷の足を引っ張るのが増井か。

2016年6月19日日曜日

日本ハム連敗で自力V消滅危機…大谷が決意「大事な試合になる」リアル二刀流で救う

「交流戦、中日3-2日本ハム」(18日、ナゴヤドーム)

 日本ハムは前日と同じ5安打。貧打で、中日に連敗を喫した栗山英樹監督は「点を取ってあげられなかった。勝負どころで結果を出せないのは、我々に力がないということ。しっかりやりたい」と唇をかんだ。

 先発大野に三回までパーフェクトに抑えられた。1点を追う五回は、2死満塁の好機で中島が11球粘って押し出し四球を選ぶも、次打者の陽岱鋼が三ゴロ。主砲の中田もこの日は4打数無安打とブレーキだ。

 19日の3戦目は大谷が先発。指名打者制のない敵地で、リアル二刀流での連敗ストッパーを託された。ソフトバンクが勝利し、日本ハムが敗れれば日本ハムの自力Vが消滅する。負けられない試合を前に背番号11は「大事な試合になる。一人一人しっかり抑えていきたい」と決意。投打でチームを救うつもりだ。
(デイリースポーツ)

 元気のなかった中日に2連敗は情けない。
 大谷が、投打で活躍しかない。

近藤健介 日本ハム 今季初マスクが生んだ隙 本塁も二塁もアウト取れず

◇交流戦 日本ハム2―3中日(2016年6月18日 ナゴヤD)

 細かい決めごとを作って練習を繰り返したプロでも対応できない打球がある。中日・平田の放った中前打で日本ハム守備の連係は崩れた。

 6回無死二塁、平田の中前打を中堅の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が本塁へ送球。捕手の近藤は本塁から3メートルほど前で捕球した。勝ち越しの二塁走者・荒木はノーマークで生還。その間に打者走者の平田は二塁進塁を狙ったが、近藤は送球すらできなかった。

 「ファースト(中田)が(カバーに)入ってなかったので迷った」。近藤は本塁でも二塁でもアウトを取れなかった中途半端なポジショニングを悔やんだ。二塁の田中賢は打球を追ったため、本来のカバーは中田の役目だが、白井内野守備走塁コーチ兼作戦担当は「二塁が捕る(二ゴロ)かもしれないから一塁は動けない」と説明した。

 近藤は捕手登録ながら、左膝故障の影響もあり、ここまで右翼29試合、左翼2試合、三塁1試合(途中出場)。今季初マスクでは想定外の状況だった。二塁進塁した平田はナニータの左中間二塁打で生還し、結果的に1点差ゲームでは痛すぎる3点目を失った。19日の中日戦に敗れ、ソフトバンクが勝てば日本ハムの自力Vは消滅する。  (君島 圭介)
(スポニチアネックス)

 打てる捕手が欲しいけど、守備がイマイチでは。

ATM不正、暴力団関与か…防犯カメラに車

 17都府県のコンビニの現金自動預け払い機(ATM)で18億円超が不正に引き出された事件で、被害に遭った福岡県内のコンビニ付近の防犯カメラに山口組系暴力団関係者の車が映っていたことが捜査関係者への取材でわかった。

 引き出し役から、現金を回収していたとみられる。今回の事件で、暴力団が関与した疑いが判明するのは初めて。警察当局は、不正に引き出された現金の一部が暴力団に流れていた可能性が高いとみて解明を進める。

 捜査関係者によると、福岡県内では5月15日朝、コンビニ100店以上で計約1億5000万円が引き出された。一部のコンビニの駐車場付近の防犯カメラに、山口組系暴力団関係者が使用する車が映っていた。
(読売新聞)

 暴力団関与は、時代の変化だろうか。
 関与した暴力団は終わりだろう。

2016年6月17日金曜日

小笠原慎之介 プロ初黒星 ロッテ初5連勝&二木5勝目、中日小笠原プロ初黒星

<日本生命セパ交流戦:中日1-3ロッテ>◇16日◇ナゴヤドーム

 ロッテは2回、田村の中犠飛で先制。プロ初勝利を目指す中日小笠原は初回からピンチの連続も、序盤は最少失点で切り抜けた。

 ロッテは追いつかれた直後の5回、鈴木の犠飛と清田の二塁打で2点を勝ち越し、小笠原をこの回限りで降板させた。

 ロッテが継投で逃げ切って初の5連勝。6回途中1失点の二木が5勝目。打線に元気のない中日は初の4連敗。小笠原はプロ初黒星。
(日刊スポーツ)

 見殺しだね。
 二木の好投が勝っていた。
 

【MLB】イチロー日米合算に巻き起こる議論 “ローズ超え”米メディアどう伝えた?

日米通算4257安打、金字塔打ち立てたイチローに米メディアの反応は?
 ついに日米通算安打数でピート・ローズの持つメジャー歴代最多安打記録(4256本)を上回ったマーリンズ・イチロー外野手。15日(日本時間16日)の敵地パドレス戦で2安打を放ち、日米通算4257安打(NPB1278本、MLB2979安打)に到達した瞬間は会場も大歓声に包まれた。

 それでも日米合算の記録に対する見方は様々。ローズ氏自身、以前から「日本での記録は認めない」と主張し、今回もイチローの記録更新が迫ると、米メディアで「日本プロ野球がメジャーと同レベルと自信を持って言える人はいない」などと批判的な意見を展開した。

 イチロー自身、この日の試合後の会見では「ここにゴールを設定したことがないので、実はそんなに大きなことという感じは全くしていない」と話し、日米合算の記録の捉え方について「ピート・ローズが喜んでくれてれば全然違うんですよ。それは全然違います。でもそうじゃないっていうふうに聞いているので。だから僕も興味がないっていうか……」と話していた。

 ではこの記録を米国内ではどう伝えたのか。主なメディアの論調を以下に紹介したい。

○米紙「USA TODAY」電子版

「その歴史的安打がこちら。いささか拍子抜けだ」と4256安打目(捕手への内野安打)の動画を紹介しながらも、ローズとの比較では「プレーのレベルの向上によって、ローズが1960年代初頭に対峙していた投手たちよりも、イチローが1992年から2000年にかけて向かい合った投手たちのほうが良い投手だったと議論するのは妥当だ」、「ローズよりも3歳若くキャリア通算4256安打を放った」などと評価。どちらも優れた選手だと結んでいる。
イチローは「今は世界の頂点にいる」

○米紙「ニューヨーク・タイムズ」電子版

イチローとローズの通算成績とで、打席に対する安打数(イチロー:14339打席で4257安打、ローズ:15890打席で4256安打)で大きな差があることを指摘。また、両者とも野球人生が長いこと、30人目となるメジャー通算3000本安打に関して他の達成者は全員が23歳までにメジャーデビューを果たしていることなどに言及しながら、「イチロー・スズキがピート・ローズを抜く、※印付きで」とレポート。

○米紙「マイアミ・ヘラルド」電子版

「イチロー・スズキは今や世界の頂点にいる。まあ、ある意味」、「ピート・ローズの賛否に関わらず、イチローのキャリア安打の節目は祝福すべき」との記事を掲載。ローズとの比較については「彼の記録ではなく、彼の合計を超えた」、「記録は依然としてローズの手にとどまるが、イチローが彼と同等か、それ以上のバット・マスターではないかという全ての議論はそこに存在する」と伝えている。

○地元中継テレビ局

 地元テレビ局「フォックス・フロリダ」は安打のたびにカウントダウン。ローズに対するイチローの謙虚な姿勢を紹介しながらも、記録を抜いた瞬間は実況が「偉大な記録を達成したイチローがスコアボード上に映しだされています」、「ローズの記録を塗り替えました」などと絶叫しながらレポートした。一方、敵地サンディエゴの「フォックス・スポーツサンディエゴ」は実況が「個人的に重要だと思うことは、メジャーで何をするのかということで、3000安打達成についてです」との見解を示している。

「常に人に笑われてきた悔しい歴史」、さらなる飛躍目指すイチロー
 
 伝え方や見方は媒体によって千差万別だが、42歳が打ち立てた偉業が注目されていることに変わりはない。あくまで参考記録しながらも、多くの関係者、チームメイト、専門家も賛辞を贈っている。

 次なる金字塔、3000安打へも残り21本としたイチロー本人は会見の席で今後について聞かれて以下のように答えている。

「僕は子供の頃から人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負はあるので、例えば小学生の頃に毎日野球を練習して、近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』っていつも笑われてた。だけど、悔しい思いもしましたけど、でもプロ野球選手になった。

 何年かやって、日本で首位打者も獲って、アメリカに行く時も『首位打者になってみたい』。そんな時も笑われた。でも、それも2回達成したりとか、常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にはあるので、これからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろんあります」

 周囲の想像を超える道を切り拓いてきた野球人生。今後もその軌跡は多くの感動と衝撃を生んでいくに違いない。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

 内容ではなく、結果だろう。
 日本のプロ野球のレベルが低い、ピート・ローズの時代の投手のレベルが低い、はどうでもよい。
 イチローの努力の結果だろう。
 

「被爆地広島にふさわしいか」=オバマ米大統領演説に疑問―日本被団協

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は16日の定期総会で、広島を訪問したオバマ米大統領の演説について「被爆地広島にふさわしい内容だったでしょうか」と疑問を呈した上で、「謝罪の証しとしても、核兵器廃絶への責任と行動を一層深く求めなければならないことを確認した」などとする総会決議を採択した。

 決議文は、演説の冒頭でオバマ氏が「空から死が降ってきて世界が一変した」と述べたことについて、「あたかも自然現象のような言葉で、米国の責任を回避する表現だった」と指摘。「大統領としての責任は一切語られなかった」とした。

 総会終了後に記者会見した被団協の田中熙巳事務局長(84)は「『空から死が降ってきた』は、絶対被爆者は許せない。訪問翌日、(演説直後に)評価する発言をしたことを、冷静になってすごく反省し、心が痛んだ」と述べた。
(時事通信)

 オバマの演説は、広島への謝罪ではなく、核兵器廃絶の思いを述べただけだろう。

2016年6月16日木曜日

舛添要一 退職金は2200万円=ボーナス380万円も支給―都

 政治資金流用をはじめとする公私混同問題の責任を取り、21日付で辞職する東京都の舛添要一知事。

 その退職金は約2200万円となる。加えて、30日には夏の期末手当(ボーナス)約380万円が支給される。

 都知事の退職金は条例で、月給に在職月数を掛けた額の52%と定められている。現在の月給は約145万円で、2014年2月に就任した舛添氏の在職月数は2年5カ月。辞職後1カ月以内に支払われる予定だ。

 舛添氏は当初、一連の問題にけじめをつけるとして、7月以降は月給やボーナスを全額返上するための条例案を都議会に提出したが、辞職を決めたことから撤回。これにより、退職金が規定通りに支給されることになった。
(時事通信)


 税金の無駄だろう。
 懲戒処分で、没収すべきだろう。

舛添要一 急転辞職…知人への電話で「公明党にやられた」と漏らす

 東京都の舛添要一知事(67)が15日、政治資金私的流用疑惑の責任を取り辞意を表明した。前日は涙ながらに続投を懇願したが、自民、公明を含む都議会主要会派が提出した不信任決議案が15日の本会議で可決する見通しとなり、一転して辞職を決断したとみられる。都議会の本会議で辞職願が了承され、舛添知事は最後のあいさつを行った。辞職は21日付。都知事選は7月31日か8月7日の投開票になる見通しで、同時期のリオデジャネイロ五輪、4年後の2020年東京五輪にも大きな影響を及ぼすことになった。

 午後8時15分。都議会本会議で舛添氏は自ら要請して最後のあいさつに臨んだ。「これ以上の都政の停滞は耐え難い。私が身を引くことが一番と考え、辞す決意をした」。わずか3分弱。反省の弁を述べる一方で「少子高齢化の流れの中で、保育施設の充実や地域包括システムの構築に取り組んだ」など、道半ばで終わった自身の成果を強調した。

 午前、舛添氏本人ではなく代理人によって川井重勇都議会議長(69)に辞職願が提出された。15日付で「諸般の事情を鑑(かんが)み、退職したい。議会の承認を得たい」とワープロで書かれていた。

 急転の辞職だった。前日、舛添氏は川井議長の辞職勧告を「応じられない」と突っぱね、議会運営委員会の理事会では子供が殺害予告を受けていると明かし、涙を拭いながら続投を懇願。参院選前に戦況悪化を嫌う自民党東京都連関係者は「『泣き落とし』ならぬ『泣き脅し』だった」。

 かたくなな態度から、議会解散に打って出るのではと警戒する声も。川井議長らは午後10時ごろ庁舎を出た舛添氏を呼び戻し、進退について再度協議。この場で舛添氏は「辞める」と話していた。15日未明、都議会最大会派の自民党が不信任決議案の提出に践み切り、翻意できないよう外堀を埋めた。

 与党関係者によると、舛添氏は14日深夜から15日未明にかけて関係者に辞意を伝えた。「公明党にやられた」。ある知人への電話では、集中審議で強硬に辞職を迫った公明党への不満を漏らしたという。

 14年2月の都知事選では、都内で約80万票とされる公明党の支持母体の組織票が当選を後押しした。4年前に舛添氏は「歴史的使命は終わった」と自民党を離党。党内には「知事選で舛添を推すわけにはいかない」と反発する声があったが、最後は公明党に乗る形で推薦を決めた。最も近い身内だったはずの公明党からの、想定外の“反逆”だった。

 もっとも、参院選を優先する政権内はすでに舛添氏を見限っていた。政府関係者によると、舛添氏と菅義偉官房長官は13日夜に電話で連絡。舛添氏は「リオ五輪までやらせてほしい」と訴えたが、菅氏は黙って聞くだけだったという。

 舛添氏の在任期間は2年4か月。都知事は前々任の石原慎太郎氏、前任の猪瀬直樹氏に続き、3代続けて任期途中で交代。加えて2代続けて「政治のカネ」の問題で引導を渡された。都民から都庁に届いた批判の声は3万件超。2か月近く自身の問題で都政を停滞させたが、辞任会見の予定はない。「東京五輪の成功を祈っている」。最後の都議会でも五輪への未練をにじませながら、都民への謝罪は述べずに議場を去った。
(スポーツ報知)

 都議会開催前は、自民党と公明党は、秋までの予定でいたのだろう。
 本当に、何も謝罪しないで、去って行きやがった。

中国「航行の自由の原則に合致」 領海侵入を正当化

 中国海軍の情報収集艦が15日未明、鹿児島県の口永良部島の西で日本の領海に侵入した問題で、中国政府は「航行の自由の原則に合致している」などとして侵入を正当化しました。

 中国国防省は15日午後、「中国の軍艦がこの海峡を航行することは、国連海洋法条約が規定する航行の自由の原則に合致している」との談話を発表し、領海侵入を正当化しました。

 「トカラ海峡は国際航行用の海峡であるため、各国の艦船には通過権があり、事前の告知や許可は必要ない」(中国外務省 陸慷報道官)

 また、中国外務省の陸慷報道官は、海軍の艦艇が最近、計画に基づく遠洋訓練を行った際に問題の海峡を通過したことを認めた上で、国際航行用の海峡であるため、事前の告知や許可なしに通過する権利があると主張しました。

 また、陸報道官は、「日本はそのことを知りつつ、メディアを通して騒ぎ立てているが、その背後にある狙いには疑惑の念を抱かざるを得ない」と不快感を示しました。
(TBSニュース)

 無害通航権もあるし、難しい問題だろう。

アベノミクス 是か非か 民進が参院選公約、「失敗」強調

 7月10日投開票の参院選が公示される22日まで残り1週間となり、与野党の公約がほぼ出そろった。15日に発表した民進党の公約では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を失敗と断じ、教育や職業訓練など「人への投資」による長期的な成長を重視。脱デフレ実現に向けアベノミクスの加速を掲げる自民党に対抗する。安全保障も安保関連法の白紙撤回で違いを打ち出したが、社会保障政策は似通う点も多く、財源に曖昧さも残る。

 民進は公約を従来使っていた「マニフェスト」ではなく、「国民との約束」と名付けて発表。「経済と暮らしを立て直す」「憲法の平和主義を守る」の2つを論点に位置付け、安倍政権との違いを強調した。

 自民との違いを強調したのがアベノミクスの是非だ。民進は「富とチャンスが偏り、人々の能力の発揮や個人消費が阻まれている」とし、「失敗」と結論づける。金融政策についても「マイナス金利は撤回」と明記した。一方で自民はマイナス金利の環境を生かした超低金利の財政投融資で30兆円規模の事業を打ち出すなど「経済のパイ拡大」を訴える。

 民進の公約では「分配と成長の両立」を強調。「人への投資」として保育園・幼稚園から義務教育の負担軽減や給付型奨学金の創設など格差是正を重視する。成長戦略では、正規雇用を増やした中小企業の社会保険料の助成などを掲げた。

 安全保障分野では、首相が野党が安保法廃止を訴えることを「日米同盟が根底から覆される」と批判している。民進は安保法を「憲法9条の平和主義を揺るがす」とする一方で、対案を強調。武力攻撃に至らないグレーゾーンに対処する「領域警備法」など3法案をつくると訴える。

 社会保障の「働き方改革」や子育て支援では、全国で最低賃金千円以上、同一価値労働同一賃金の実現、保育園や幼稚園で働く人の月5万円賃上げなどを掲げた。ただ自民の掲げる「一億総活躍社会」でも類似した政策が並ぶ。岡田克也代表は15日の記者会見で「1年前に全く言わなかったことをいきなりかぶせてきたのに、我々に政策がないと言ってくるのは開いた口がふさがらない」と首相らを批判した。

 民進は消費増税を「2019年4月まで2年延期」としたが、首相も19年10月まで2年半の延期を決めた。増税財源を当て込んでいた年金、医療など社会保障充実は、民進が予定通り来年4月から実施すると明記する一方で、自民は社保充実を「赤字国債に頼らずに可能な限り」としている。民進は行政や国会の無駄削減などを財源にあげたが、不足分を補う赤字国債も含め規模は不透明だ。

 憲法では「平和主義を脅かす9条の改正に反対」とした。改憲自体の是非は党内の温度差に配慮して「未来志向の憲法を国民とともに構想」との表現にとどめた。環太平洋経済連携協定(TPP)は「今回の合意に反対」とした。共産党は憲法の「全条項を守る」と明記し、TPPも「断固反対」としている。党内の保守派と野党共闘の間で揺れている印象も残る。
(日本経済新聞)

 アベノミクス批判ではなく、対案を出さなければ、また大敗だろう。
 前に政権を取った時の、悪いイメージしかないから、難しいだろう。

矢野謙次 日本ハム「ホームランとは」本人驚き代打本塁打

<DeNA2-3日本ハム>◇15日◇横浜

 日本ハム矢野謙次外野手(35)が、決勝弾こそ逃したが、劇的な代打本塁打を放った。

 0-0の9回1死二塁で起用され、カウント1-0から外角高めに浮いたスライダーをジャストミート。左翼席へ突き刺す今季1号2ランを放った。

 その裏に守護神の増井が、DeNA筒香に同点2ランを浴びてヒーローの座は手放したが、値千金の活躍。「ホームランになるとは思わなかった」と今季2安打目は、本人も驚きの一振り。栗山英樹監督(55)も「(矢野)ケンジの本塁打は感動した」と感服する大仕事だった。
(日刊スポーツ)

 代打で、結果を出すのは素晴らしい。

イチローが日米4256安打=メジャー最多ローズに並ぶ

【サンディエゴ時事】米大リーグ、マイアミ・マーリンズのイチロー外野手(42)=本名鈴木一朗=は15日、サンディエゴのペトコ・パークで行われたサンディエゴ・パドレス戦に1番右翼で出場して一回に捕手前への内野安打を放ち、ピート・ローズの持つメジャー歴代1位の4256安打に、日米通算の安打数で並んだ。オリックス時代に1278安打を打ち、大リーグでは2978本目だった。

 イチローはオリックス3年目の1994年に当時のプロ野球シーズン最多記録となる210安打を放ち、同年から7年連続首位打者。大リーグではマリナーズに入団した2001年から10年連続200安打。04年にはシーズン最多記録を更新する262安打を放った。01年と04年には首位打者に輝いた。

 イチローは大リーグではヤンキースでもプレーしており、今季で16年目。この日が2412試合目で、日米通算では3363試合目だった。

 ローズ氏は左右両打ちの好打者で70年代にシンシナティ・レッズの黄金期を支えた。86年に引退するまでメジャーで24年間にわたって活躍し、3562試合に出場した。
(時事通信)

 イチローすごいね。
 米国は、参考記録として認めないけど。

日本ハム9回先制…追いつかれ延長 最後は中田V弾

<日本生命セパ交流戦:DeNA2-3日本ハム>◇15日◇横浜

 DeNA、日本ハムともに3回まで無得点。日本ハムの先発高梨は被安打もゼロと安定した立ち上がりを見せた。

 両先発の投手戦となり、互いに無得点のまま。日本ハムは6回までに3度先頭を出すも本塁が遠い。DeNA打線は6回まで1安打のみ。

 日本ハムは9回に代打矢野が2ランで先制。だが、その裏にDeNA筒香に同点2ランが飛び出し、2-2で延長戦に入った。

 日本ハムは延長10回2死走者なし、中田の左越え13号ソロで勝ち越し、接戦をものにした。増井が3勝目。DeNA三上が1敗目。
(日刊スポーツ)

 増井が抑えられないのは、どんなものか。

2016年6月15日水曜日

舛添要一問題 「政治とカネ」、また引導=刑事責任、検察幹部は慎重―舛添都知事辞職

 東京都知事に2代続けてレッドカードを突き付けた「政治とカネ」の問題。

 舛添要一知事は公私混同が政治資金規正法違反に当たるとして刑事告発されたが、検察幹部は「支出先は明らかにしており、違法性を問うのは難しい」と慎重な姿勢を見せる。

 猪瀬直樹前知事は、医療法人グループから現金5000万円を受け取ったとして、2013年12月に辞職した。その後、公選法違反罪で東京地検特捜部に略式起訴され、罰金50万円の略式命令を受けた。

 12年に発足した第2次安倍政権以降では、閣僚4人が辞任に追い込まれた。小渕優子元経済産業相は14年、関連政治団体が開催した観劇会をめぐり、政治資金収支報告書の収支にずれがあることが発覚し辞任。元秘書が在宅起訴されたが、小渕氏は嫌疑不十分で不起訴処分となった。

 今年1月には甘利明前経済再生担当相が金銭授受問題で辞任する事態に。特捜部は5月、政治資金規正法違反容疑で告発された甘利氏や元秘書らについて不起訴とした。

 政治資金規正法は収入に関して厳格に規定する一方、支出は資産運用などを除き、使途を制限する規定を設けていない。

 舛添氏は規正法違反容疑で告発されたが、検察幹部は使途の妥当性は有権者の判断に委ねるべきだと指摘。「捜査機関が使途の中身まで立ち入るのは、政治活動の自由の侵害にもつながりかねず難しい」と話す。
(時事通信)

 政治資金の使途の制限はないけど、個人的費用の付け込みは、虚偽記載であり、税金泥棒であり、罰するべきだろう。

舛添要一氏不信任案、午後可決へ=全会派が共同提出―解散の可能性も・都議会

 東京都議会は最終日の15日午後、本会議を開く。

 舛添要一知事の政治資金流用などの問題をめぐり自民、公明、共産、民進など全会派が共同提出した舛添氏の不信任決議案を可決する見通し。これを受け舛添氏は辞職する可能性が高く、しなくても10日後に失職するが、それまでに議会を解散することもできる。

 不信任案の可決には、3分の2以上の議員が出席し、4分の3以上が同意することが必要。15日未明の議会運営委員会理事会では、最大会派の自民党を含む全会派が不信任案を一本化することで合意した。舛添氏が採決までに自ら辞職表明しない限りは、可決されることが確実になった。

 2014年の前回知事選で舛添氏を支援した自民党の宇田川聡史幹事長は、15日未明の記者会見で、不信任案提出について「都政をより高みに上げられる人だと思ったからこそ、(前回知事選では)一定の協力をした。こうなったのは残念だ」と語った。同じく舛添氏を支援した公明党の長橋桂一幹事長は「どう受け止めるのかは知事の判断だ」と述べた。
(時事通信)

 最後の無駄なあがきで、解散カードを切り、リオに行ける望みありか。

楽天オコエ困惑、お客さんにフライ取られてアウト…

<日本生命セパ交流戦:巨人1-4楽天>◇14日◇東京ドーム

 「1番中堅」で先発した楽天オコエ瑠偉外野手(18)が、思わぬ珍プレーで球場を沸かせた。

 7回無死一塁。2球目の外角135キロを強振した打球が、大きなファウルフライとなって右翼ファウルゾーンのフェンス際へ飛んだ。巨人の長野が楽々と捕球…と思いきや、エキサイトシートのグラブをはめたお客さんがジャンピングキャッチ。そのままフィールド内に転落した。

 オコエも長野も困惑顔となったが、主審はアウトを宣告。「長野選手の捕球をお客さんが妨害したため、アウトといたします」の場内アナウンスが流れた。
(日刊スポーツ)

 妨害した客は、明らかに巨人ファンだろう。

2016年6月14日火曜日

日本ハム 有原 今季初のシャットアウトに「今日はいけると思った」

◇交流戦 日本ハム4―0DeNA(2016年6月14日 新潟)

 日本ハムは先発の有原航平投手(23)がDeNAに完封勝利を収め、お立ち台に上った。

 最近3戦はいずれも黒星という有原だが、「本当に勝てていなかったので、今日はとにかく勝つという気持ちだった」と試合に臨み、9回5安打無失点と完璧な投球にも「キャッチャーの市川さんがよくリードしてくれて、守備が守ってくれたので心強かったです」と味方の守備を称えた。それでも「徐々に調子が上がって、今日はいけると思った」と自信をみなぎらせた。

 また今季、最初で最後となる新潟での試合に、「今日は本当にありがとうございました。皆さんの声援が力になりました」とスタンドへ感謝を述べると、新潟のファンたちから惜しみない拍手が送られた。
(スポニチアネックス)

 やっと勝てたか。

舛添要一問題 議長の辞職要求拒否=舛添氏、涙ながらに―都議会

 自らの政治資金流用問題などをめぐる東京都議会の厳しい追及を受け、辞職に追い込まれることが確実な情勢となった舛添要一知事。

 しかし、川井重勇議長からの2度にわたる辞職要求を受け入れず、「子どものことを考えれば、今すぐにでも辞めたいが、時間を下さい」と、不信任決議案の提出を9月議会まで待つよう涙ながらに訴えた。

 川井議長は14日午後、不信任案可決を前に、自発的に辞職するよう議会内で舛添氏を説得したが、舛添氏は「応じられない」と拒否。議長はその後の議会運営委員会理事会で、再度辞職を求めたが、舛添氏は応じなかった。

 舛添氏は理事会で「不信任の可決をしたら、(自分が)辞任するか、議会解散の二者択一しかない。(8~9月の)リオデジャネイロ五輪・パラリンピックをやっているときに選挙をやる姿を世界に見せるわけにはいかない」と熱弁。自分の問題に関する報道で子どもがいじめにあっていることなども説明したという。

 川井議長は「必要に応じて知事に会うことがあると思う」と述べ、閉会日の15日を控え、引き続き舛添氏の説得を続ける意向を示した。共産党都議団の大山とも子幹事長は「解散をちらつかせながら、子どもまで引き合いに出して、不信任案を出すなと言っているようなものだ」と納得できない表情で語った。都庁関係者も「リオを盾に取って議会を脅しているような感じだ」と話した。
(時事通信)

 最後は、泣き落としだろうか。あまりにみっともなく哀れな末路だろう。
 きちんと誠意を持って、発言すれば、子供もいじめられないのに。

舛添要一都知事「リオオリンピックまでやらせてほしい」

 午後6時前に議会運営委員会の理事会室に入った舛添知事ですが、どのようなことを話したのか詳細な内容が入ってきました。

 涙ながらに、時折、目にハンカチを当てながら話した内容ですが、知事は、「リオオリンピック目前に混乱を招くのはマイナス。知事の座にしがみつくつもりはない。都政を混乱させるわけにはいかないということで知事を続けている。政治家として東京都の名誉を守りたい。時間をいただきたい」と話し、9月まで知事を続行したいとの考えを示しました。

 またここまで耐えてきたのは、「リオで東京が笑いものになってしまうから。選挙をやれば50億や100億かかる」このようにも話しました。

 その後、自公の幹事長がこの後の対応を協議しましたが、結論は出ず、14日夜はもうしばらくこの協議が続くことになりそうです。
(TBSニュース)

 どうして、こんなおバカを知事にしたのだろうか。
 疑惑には、真摯に答えず、リオまでやりたいは、虫が良すぎるだろう。
 辞めさせて、虚偽記載で、塀の中がお似合いだろう。

舛添要一氏公私混同疑惑 不信任案成立へ 全会派が賛同、舛添氏「辞職」を受け入れず

 東京都の舛添要一知事の政治資金「公私混同」問題で、都議会自民党は14日、舛添氏の不信任決議案を提出することを決めた。都議会の全会派が不信任に賛同しており、不信任案が成立する。都議会が閉会する15日の本会議で審議される見通し。舛添氏は不信任案の可決後、10日以内に辞職か、都議会解散の選択を迫られ、解散しない場合は自動的に失職する。

 自民党都連は同日朝、国会議員や都議が都内のホテルで対応を協議し、参院選への影響を懸念して「早期の辞職が必要」との考えで一致した。

 当初は不信任案の提出には慎重だったが、関係者によると、議会運営委員会に先立ち、川井重勇議長(自民)が14日午後、舛添氏に自ら辞職するよう促したが、舛添氏は受け入れなかったといい、不信任案の提出に踏み切った。

 この日は、公明や共産などが舛添氏の不信任案を提出する意向を示しており、最大会派である自民党の対応が焦点となっていた。

 地方自治法によると、不信任案は本会議で都議の3分の2以上が出席し、4分の3以上が賛成すれば可決される。知事は10日以内に辞職か、議会解散の選択を迫られる。解散しない場合、知事は自動的に失職。解散した場合は、改選後の都議会で過半数が賛成して不信任案が可決されれば、失職が決まる。

 舛添氏は就任以降に力を入れた「都市外交」に関し、海外出張費が「高額すぎる」と批判を集めたことをきっかけに今年3月以降、公金の使い方に厳しい視線が注がれるようになり、神奈川県湯河原町の別荘にほぼ毎週末、公用車で通っていた問題などが次々と発覚した。

 政治資金では、家族旅行のホテル代や私的な飲食費を収支報告書に計上。大量の美術品を購入し、自宅に多額の事務所費を支払うなどの公私混同ぶりが批判を浴びた。舛添氏は「私は都民の信頼を失っている。厳しい専門家の目で調べてもらう方がいい」とし、5月25日に元検事の弁護士2人に調査を依頼。「不適切だが、違法ではない」などとする結果を公表したが、理解は得られず、都議会で厳しい追及を受けていた。
(産経新聞)

 いよいよ、舛添も終わりだねー。
 
 選挙費用が無駄だから、前回選挙の次点者が任期満了まで都知事でいいだろう。

舛添知事、辞職不可避の情勢 自公が不信任案提出も

 東京都の舛添要一知事をめぐる政治資金などの公私混同疑惑で13日、都議会総務委員会は集中審議を開いた。だが疑惑は晴れないままだったとして舛添氏を支えてきた与党の自民党内でも見放す声が強まっており、舛添氏の辞職は不可避の情勢だ。

 都議会最大与党の自民党はこれまで、集中審議を見て判断するとの考えだった。審議を終えた13日夜、同党幹部は「党内でも、舛添氏を守ろうと思っている人は誰もいない」と発言し、将来的に辞職は避けられないとの認識を示した。集中審議で質疑した鈴木隆道氏は「大変残念。知事はいまだに事態の深刻さや都民の気持ちがわかっていない」と指摘した。

 自民は2014年の知事選で舛添氏を支援してきた経緯や、次の候補者探しも難しいことから、早期の進退追及には慎重な立場をとってきた。だが、集中審議を経ても舛添氏への世論の反発は高まるばかり。今定例会中に野党が出す不信任案を否決すると批判の矛先が与党に向かい、参院選への影響も避けられないとする見方が強まった。

 舛添氏はこの日の集中審議の締めくくりに、「知事の座にしがみつくということではないが、選挙とリオ五輪が重なり、混乱することは公益にそぐわない。時期を猶予していただきたい」と発言し、都議会に不信任決議案提出の先送りを求めた。

 都議会の野党は、舛添氏の発言に「不信任可決なら解散するという脅し」「不信感が増大した」などと強く反発。共産党や民進党などは、14日の議会運営委員会理事会に不信任決議案を提出する構え。これに対し、自民と公明党は、野党の不信任案には同調せず、今定例会も含めて自ら不信任案を提出することも準備している。
(朝日新聞デジタル)

 ラストチャンスで疑惑をきちんと説明できないのは、出版社社長も実在せず、招待した団体もないということだろう。
 不信任決議で辞めてもらうしかない。
 

トランプ氏・クリントン氏が声明 テロ・移民…論争に

 オーランドで12日に起きた銃乱射事件は、米大統領選にも影響を与えるのは必至だ。イスラム教徒の一時入国禁止などを主張していた共和党のトランプ氏(69)は、改めて自身の主張を正当化し、イスラム系の移民受け入れを厳格化する考えを示した。民主党から指名を獲得するクリントン前国務長官(68)は、性的少数者への差別撤廃や銃規制の強化を唱えた。

 共和党のトランプ氏は声明を発表し、「米国がイスラム過激派のテロリストに攻撃を受けた」と強調。犯人を「アフガニスタンからの移民の息子だ。9・11テロ以降、数百人の移民や彼らの子どもが米国でのテロに関与してきた」と指摘。ツイッターでも、「イスラム過激派に関して(自分は)正しかった」「(イスラム教徒の一時入国)禁止を求めてきた。厳しく対処しなければならない」と、自身が主張したイスラム教徒の一時入国禁止を正当化した。

 また、オバマ大統領やクリントン氏がイスラム教徒などへの配慮から「イスラム過激派」との言葉を使うのを避けていると批判。「クリントン氏は大統領選から撤退すべきだ」と述べた。
(朝日新聞デジタル)

 トランプ氏のイスラム系の移民受け入れ厳格化の方がインパクトありだろう。

 ただし、テロではなく、精神的な病で同性愛者を狙った銃乱射だろう。

舛添要一問題 安倍政権内部“参院選への影響懸念”の声

 安倍政権の内部からは参議院選挙への影響を懸念して、舛添知事を守りきれないという声が強まっている。

 12日夜、安倍政権の幹部の一人は「最後は都議団に決めてもらう」としつつも、「彼には早く辞めてもらうしかない」と語った。安倍政権側は、舛添知事をこれ以上擁護しない姿勢に舵(かじ)を切った。

 自民党はこれまで、舛添氏が辞任しても代わりの勝てる都知事候補がなかなか見つからない事などから推移を見守る姿勢だった。しかし野党側は、来月の参議院選挙に向けて2年前の都知事選挙で舛添氏を支援した自民公明両党の責任を追及する姿勢を強めている。

 ある民進党幹部は「選挙演説で一番反応が良いのは舛添問題」と話している。

 民進党・岡田代表「安倍首相が主導して選んだ知事ですから、安倍首相、あるいは山口さんも含めて自公の責任は重い」

 こうした中、このままでは参院選への影響は避けられないとの見方が与党内で強まり、舛添氏を守れないという姿勢に舵を切ったもの。

 東京都選出の自民党議員は13日、「大事な参院選の前なので舛添知事は当然辞任すると考えている」と述べている。13日、不信任案に猶予を求めた舛添知事だが今後、自民・公明、両党が舛添知事の辞任に向けてどのような動きを見せるのかも焦点となる。
(日本テレビニュース)

 舛添が辞めないのは、支持している政党がいるからだろう。
 参院選への影響で、舛添辞任の流れだろうか。

2016年6月13日月曜日

小笠原慎之介 中日 16日ロッテ戦で本拠地デビュー、今度こそプロ初勝利だ

 中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手(18)が16日のロッテ戦(ナゴヤドーム)で本拠地デビューすることが13日、濃厚になった。5月31日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でプロ初登板初先発を果たした金の卵が、いよいよ3度目の登板で地元のマウンドに立つ。

 この日は登板2日後で“あがり”の大野を除く、バルデス、若松、ジョーダン、吉見の先発投手陣とともにナゴヤドームで調整した。同ドームは12日にEXILE ATSUSHIのライブが行われた影響で人工芝の敷設作業中だったが、キャッチボールで力のこもった投球を披露。「手応えは悪くないです」と、前回7日のオリックス戦から中8日の登板に向けて、ボルテージも高まってきた。

 登板当日は、同ドームで午前にウエスタン・リーグの中日―ソフトバンク戦が行われる、いわゆる親子ゲーム。ソフトバンクのドラフト1位でU18日本代表でチームメートだった高橋純平投手(19)が登板する可能性もあったが、高橋はソフトバンク3軍の韓国遠征に帯同した。実は、自身がソフトバンク戦で、お先にヤフオクドームのマウンドに立ったことで「(高橋に)申し訳ない」。さらにオリックス戦の京セラドームでも、東海大相模の同僚でドラフト5位の吉田凌投手(18)より早くデビューして「申し訳ないです」と、同世代の投手をシャレっ気たっぷりに挑発していたのだ。

 過去2試合は、いずれも勝利投手の権利を得て5回で降板したが、勝敗はつかなかった。「7イニングを投げられたらうれしい。ポンポン腕を振ることだけを考えたい」と本拠地でプロ初勝利をもぎとるつもりだ。
(スポーツ報知)

 初勝利なるか。

老化の“3大要因”と“老けない体”のつくり方

■知っておきたい老化の3大要因およびその対策

 老化のメカニズムが科学的に解明されるにつれ、それを抑制する方法も明らかに。止められない現象とあきらめず、日々の注意と努力の積み重ねで健康寿命を延ばそう! 

 [1]活性酸素による酸化――体内でエネルギーをつくるときに発生する活性酸素が、細胞を傷つける。
対策:食事の改善。喫煙や暴飲暴食など、体内の活性酸素を増やす習慣を改める。

 [2]タンパク質の糖化――体内のタンパク質が糖によって変化し、細胞や酵素などの働きが悪くなる。
対策:糖質をとりすぎない。早食いは避ける。AGEsの摂取を控える。

 [3]ホルモン分泌の変化――ストレスが原因で、「若返りホルモン」DHEAや男性ホルモンなどの分泌が減る。
対策:ストレスを極力避ける。できれば11時前には寝る。睡眠時間は7時間がベスト。
(プレジデント)

 ストレスが健康を阻害する最大の要因だろう。

不信任、猶予を=舛添要一

 東京都の舛添要一知事は13日、都議会総務委員会で行われた集中審議の終了前に発言を求め、「今後は知事給与を全額カットする」「不信任決議案が可決されれば、知事選または都議選がリオ五輪に重なるので、猶予してほしい」との意向を表明した。
(時事通信)

 知事給与全額カットでも、他の手当ては別に支給されるだろう。
 質問には答えないけど、自身の意向を伝えるのは、厚顔無恥。
 早く不信任決議でクビにしろ。

舛添要一氏、公用車でプロ野球観戦「東京五輪の種目になるかも」

 政治資金流用問題をめぐり東京都の舛添要一知事(67)に対する都議会総務委員会の集中審議が13日、都議会第15委員会室で行われた。

 集中審議は本会議での質疑とは異なり、一問一答形式で行われ、3番手となった共産党の曽根はじめ都議が、公用車を使用して家族同伴でプロ野球の巨人戦観戦をした問題を追及すると、舛添知事は「野球が20年の東京五輪の種目になるかもしれない。スポーツ振興のためです」と苦しい弁明をした。

 また、他の質問者から野球観戦やコンサートはどの団体から招待されたかと問われると「知事として家族同伴で来て欲しいと招待された」と説明したが、団体名については明らかにしなかった。

 舛添知事は10日、都庁内での定例会見で集中審議について「(都議から)“ラストチャンス”との言葉も頂いた。反省すべきは反省し、真摯(しんし)に包み隠さず申し上げたい」と述べていた。
(スポニチアネックス)

 苦しい言い訳で、根っからの悪辣・嘘つきなんだろう。
 不信任決議でクビにするしかないだろう。
 

舛添要一知事、会合相手の名前やはり明かさず 集中審議でも「政治家としての信義から」拒否

 政治資金などを巡る数々の疑惑に、核心を避ける答弁を続けている舛添要一東京都知事に対して、都議会は13日午後2時30分から、総務委員会でこの件を巡る集中審議を開催、質問に立った各議員が舛添氏を追及した。

 最初に質問に立ったのは鈴木隆道自民党都議。いまだに説明責任が果たせていないことに都民が怒っていることを指摘し、「ケジメをつける」ことを求めた。

 その上で「メモ読みでのお答えも通りいっぺんの謝罪ももうたくさんです」と釘を刺し、舛添知事は「しっかりと私の言葉でお答えします」と約束した。

 鈴木都議はまず、ホテル三日月での家族旅行で会った相手とする出版会社社長について「何者なのか。既に亡くなっている競馬雑誌の社長と報道されたが」と尋ねた。

 舛添知事はこれに対して「私は政治家として、また国会議員として閣僚として、いろんな政治の場で仕事をして参りました。公式な会合もありますが、様々な政界関係者、財界関係者、マスコミの方々と非公式な会合も重ねて参りました。そういう非公式な会合につきまして、これは政治の機微に関わって外には出せない、政治家としての私の信義から外に出せないということがたくさんあります」と一般論を述べた上で「そういう方の名前を明らかにするのはご容赦願えればと思います」と、この日もまた会合相手の名前を明らかにすることは避けた。

 集中審議は20日にも予定されている。
(デイリースポーツ)

 追求が甘い。
 競馬雑誌の社長であれば、政治の話ではなく、競馬談義だろう。
 答えないのは、虚偽答弁逃れだろう。

アメリカのナイトクラブで銃乱射 「イスラム国」が犯行声明

 アメリカ・フロリダ州のナイトクラブで50人が死亡、53人が負傷した乱射テロ事件で、日本時間13日午前、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
 12日未明、フロリダ州オーランドにあるナイトクラブに男が押し入り、銃を乱射するなどした。
 地元警察は、この事件で50人が死亡し、53人が負傷したと発表している。
 男は、フロリダ州に住むオマル・マティーン容疑者(29)で、突入した警察の特殊部隊によって射殺された。
 日本時間13日午前、過激派組織「イスラム国」は、運営する通信社を通じて、「同性愛者が集うナイトクラブへの武装襲撃は、『イスラム国』の兵士によるものだ」と主張する犯行声明を出している。
 アメリカメディアは、マティーン容疑者が、乱射事件の直前に緊急通報の電話番号に電話をかけ、「イスラム国」に対する忠誠を誓う内容の話をしたと報じている。
 オバマ大統領は「まだ捜査の初期段階だが、これはテロ行為であり、憎しみの行為であるということは間違いない」と述べた。
 銃乱射事件の犠牲者が50人にのぼるのは、アメリカ史上、最悪となる。
(フジテレビニュース)

 同性愛者を狙った銃乱射は、テロだろうか。

大谷翔平 日本最速163キロ計5球!先発世界最速平均159・71キロ

(セ・パ交流戦、日本ハム6-0阪神、3回戦、日本ハム2勝1敗、12日、札幌D)日本ハム・大谷翔平投手(21)が12日、阪神最終戦(札幌ドーム)に「5番・投手」で先発出場し、自身が持つ日本最速タイの163キロを計5球マークするなど、平均球速160キロに迫る直球を軸に7回3安打無失点の好投。5勝目(4敗)を挙げて、6-0の勝利に貢献した。打っては5月29日の楽天戦(コボスタ宮城)以来2度目、交流戦ではプロ野球史上初となる「DH解除」。無安打に終わったが、先発としては世界最速といえる剛速球ショーで本拠地を沸かせた。

 1球投げるたびに球場がどよめき、虎党からも歓声が上がる。大谷はいともたやすく、前回登板の5日の巨人戦(東京ドーム)でマークしたばかりの、日本最速タイとなる163キロを5球計測。本拠地を埋めた4万65人が速球ショーに酔った。

 「初回から全力でいこうと思っていました。勝ったので、100点だと思います!!」

 お立ち台でのヒーローインタビュー。自分に厳しい右腕が、笑みをこぼした。

 一回から飛ばした。先頭・鳥谷の初球にあいさつ代わりの160キロをたたき出す。続く西岡への3球目で自己最速タイの163キロをマークした。14球のうち7球が160キロ超えの剛速球で、3者連続三振を奪った。

 7回107球を投げて163キロを5球。160キロ超えは31球あった。58球投げた直球の平均球速は159・71キロ。160キロを超えると効果音が鳴る球場の演出は、あまりにも頻発してかえって耳にさわるため、途中でなくなった。岩手・花巻東高時代から憧れる米大リーグでも、平均球速上位5傑に名を連ねるのは、シンダーガード(メッツ)以外は救援投手。大谷はスタミナの配分が必要な先発にもかかわらず、七回に160キロを投げるなど、終盤でも球速が落ちない。だからこそ、価値がある。

 エースとしての覚悟があった。負ければ自力優勝が消える可能性のあった、カード勝ち越しをかけた一戦。前日11日の試合後に「3戦目をどうしても取る」と誓った。7回3安打無失点の好投で、チームは3カードぶりの勝ち越し。交流戦の勝敗を5分に戻した。

 交流戦ではプロ野球史上初の「DH解除」で「5番・投手」として先発出場。無安打で「仕事をしていない」と振り返ったが、四球を選ぶなど投打に奮闘した。二刀流をこなすだけに、体のケアにも気を使っている。5月には、札幌ドームのトレーナー室にも置かれている、約50万円の電気治療器「フィジオ アクティブHV」を自費購入。銀色のジュラルミンケースに入れて遠征先にも持ち歩き、酷使する右肩などを癒やしている。

 記録更新を見据えて、球場のスピードガンも“大谷仕様”になった。これまで、164キロまでしか対応できなかったシステムを変更し、リミットを解除。まさに規格外のスピードだ。

 「きょうで出し切ったわけではない」

 自身4連勝で5勝目を飾り、開幕から5試合連続で未勝利と苦しんだ姿はもうない。日本最速となる164キロ超えへ。プロ4年目で急速に進化を遂げる21歳は、ここからさらに、本領を発揮する。
(サンケイスポーツ)

 164キロ超えが楽しみ。

2016年6月12日日曜日

長寿の質、沖縄は全国最下位 「健康寿命」男47位、女46位 聖徳大教授調査

 平均寿命(余命)のうち、介護を受けたり寝たきりになったりせず健康に日常生活を送ることができる期間を示す「健康寿命(余命)」が占める割合は、全国47都道府県で沖縄は男性90・4%で47位、女性は83・7%で46位であることが分かった。男性1位は茨城の93%、女性は静岡の87・1%だった。茨城県立健康プラザ研究員の栗盛須雅子聖徳大学看護学部教授が2010~14年の5年間について調べた。5年間にわたる調査の実施は初めて。栗盛氏は「沖縄は65歳の平均寿命は男性2位、女性1位だが、長生きしても障がいを持つ期間も長い。質を見ると、高齢者の健康は深刻な状態だ」と指摘している。

 65歳の健康寿命については、沖縄は男女とも6位で、女性は平均寿命よりも順位は低い。障がいを持つ人の割合では少ない順に沖縄の男性は44位、女性は34位と下位に位置しており、割合は高い。要介護認定者や要介護度の重い人が多く、高齢者の生活の質が悪いことを意味しているという。

 平均寿命のうち、健康に過ごせる期間の割合が高い都道府県を見ると、男性は1位の茨城から山梨、栃木と続き、女性はトップの静岡に茨城、栃木が続いた。

 栗盛氏は「茨城県の男性は平均寿命は短いものの、生きている間は元気だ。一方、沖縄の女性は平均寿命は長いが、生きている間、障がいを持つ期間も長い」と話した。経年変化を見ると、沖縄の健康寿命は男女とも年々短くなる傾向にあることも強調した。

 障がいのある人の割合は、要介護度の障がいの重みを数値化し、介護保険の認定者数を掛けて計算しているため、より客観的で実態に近い数字という。

 栗盛氏らが開発した「健康寿命(DALE)と障がいを持つ人の割合(WDP)算出プログラム」は、茨城県立健康プラザのホームページで公開されており、無料でダウンロードできる。

 HPアドレスはhttp://www.hsc-i.jp/05_chousa/program_yomei.htm(新垣毅)

(琉球新報社)

 魅力度ランキング最下位の茨城県が、上位はおもしろい。

住民反対で中止・延期、13保育園 自治体待機児童調査

 朝日新聞社が全国の主要82自治体に実施した待機児童調査で、今年4月に開園予定だったのに中止・延期された認可保育所などが、15自治体で計49園あったことが分かった。このうち「住民との調整」が理由だったのは、7自治体で計13園あった。子どもの声や車の通行量増加などへの懸念から住民が反対し、自治体に十分な説明を求める動きが広がっているようだ。

 調査は20政令指定都市と東京23区、昨年4月時点で待機児童が100人以上いた39市町の計82市区町が対象。中止・延期があった49園で影響のあった定員は計3230人で、今年4月時点の待機児童数(約1万4千人)の約2割に上る。

 理由で最も多かったのは、地中にある障害物の撤去などの「工事の遅れ」で20園。「住民との調整」の13園は2番目に多く、影響のあった定員は計1006人で待機児童数の7%ほどだった。建設コスト高騰による入札不調(7園)などを上回った。
(朝日新聞デジタル)

 変人的な近隣住民の反対で保育園ができないのは愚かだろう。

斎藤佑樹 日本ハム 2回0封3連続Kも 阪神ファンも歓声

<日本生命セパ交流戦:日本ハム0-3阪神>◇11日◇札幌ドーム

 日本ハム斎藤佑樹投手が3点ビハインドの7回から2番手で登板した。6日に28歳の誕生日を迎えてからは初マウンド。名前がコールされると、日本ハム・ファンだけでなく阪神ファンからも大きな歓声が起きた。

 先頭打者は早大の先輩、鳥谷と対戦し、二ゴロに抑えた。続く大和は131キロのフォークで空振り三振。3番のドラフト1位ルーキー高山も130キロのフォークで空振り三振。13球で3者凡退に抑えた。

 8回も続投。7回に代打で登場した早大ソフトボール部出身の大嶋が捕手に入り、3日巨人戦(東京ドーム)に続いて後輩とバッテリーを組んだ。先頭の4番ゴメスは127キロのスライダーで空振り三振。7回から3者連続三振となった。5番原口には139キロ直球が高めに浮いて左前打。途中出場の横田は一ゴロで2死一塁。元同僚の今成も一ゴロに抑え、2イニング目も無失点に抑えた。
(日刊スポーツ)

 相変わらずの人気で、球場の雰囲気を変えられる。

【巨人】ソフトバンクに逆転負け…3連敗で勝率5割に逆戻り

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク8―3巨人(11日・ヤフオクドーム)

 巨人はソフトバンクに逆転負けを喫し3連敗。貯金もなくなり勝率5割となった。

 初回に阿部のタイムリーで先取点を奪ったが、3回に内川の満塁本塁打などで逆転を許し、失点を重ねた。

 巨人は長野が3安打を放つなど、ソフトバンクと同じ11安打を放ったが、打線がつながらなかった。
(スポーツ報知)

 強すぎてつまらない。

大谷翔平 日本ハム 12日の阪神戦に先発 今季2度目の“DH解除”となる見込み

 12日の阪神戦に先発する日本ハム・大谷は11日、札幌ドームのブルペンで約30球を投げた。

 5日の巨人戦では日本最速の163キロを計測。8日の広島戦では3年ぶりとなる死球を右広背筋に受けたが「大丈夫です」と頼もしかった。

 阪神戦はDH制のある本拠地での試合。大谷の打撃を生かすため、5月29日の楽天戦以来2度目の“DH解除”となる見込みだ。
(サンケイスポーツ)

 投打に活躍して、勝つしかないだろう。

2016年6月11日土曜日

ホンダ・中上貴晶が今季初の表彰台。MotoGPシート獲得への条件とは?

 ロードレース世界選手権・Moto2クラスに出場する中上貴晶が、第7戦カタルーニャGPで3位になり、今季初表彰台に立った。昨年のサンマリノGP以来、12戦ぶりのことだった。

 今年は開幕前のウインターテストから好調で、今シーズンの目標は、「Moto2クラス卒業」というものだった。卒業というのは、最高峰クラスのMotoGPクラスに参戦するということを意味する。そのためには、最低でもチャンピオン争いをしなければならない。そして、中上のグランプリ参戦をバックアップしているホンダの「ゴーサイン」が必要となる。

 今年は7戦を終えて総合7位。チャンピオン争いに加わるには、これから表彰台に立ち続けなければならないし、念願の初優勝を達成し、いくつもの勝利を重ねなければならない。と考えれば、来季のMotoGP参戦の可能性はゼロではないが、相当ハードルの高い戦いが待ち受けることになる。

 所属するチームは「IDEMITSU HONDA TEAM ASIA」。

 ホンダがアジアのライダーを世界に送り出すために作ったチームで、現在、Moto2クラスに2人。Moto3クラスには、「Honda Team Asia」というチーム名で2名の選手が参加している。中上は、ホンダのTeam Asia構想の中心的存在で、日本のエースでもある。

地位を脅かすライバルは原動力となるが……。

 Moto2クラスは、ホンダCBR600RRのエンジンをチューニングした同一エンジンを搭載するカテゴリー。予選では、PPから1秒以内に20人前後がひしめきあう厳しいクラスである。

 Moto2クラスでチャンピオン争いが出来れば、MotoGPクラスでも十分に通用する。その厳しい戦いの中で中上は、スピードという点では、トップクラスにいる。

 スピードだけなら十分にチャンピオンを狙える中上だが、天候やコンディションの変化に影響を受けやすく、いつでもどこでも速いという選手ではない。それがこの数年の課題でもあった。

 そして、中上にもっとも必要なことは、「何が何でも勝つ」という強い気持ちだろうと思う。

日本人ライダーのライバルがいない、という不運。

 その強い気持ちを引き出す要素のひとつに同じ国出身のライバルの存在がある。

 1990年代から2000年代に掛けての日本人全盛時代を支えた理由のひとつに、「あいつには負けたくない」という同国人ライバルの存在があったのは間違いない。

 それは日本人選手に限らず、スペインやイタリアなど、同じ国の選手たちがひとつの時代を築きあげていく時に、共通して見られる現象でもある。

 Moto2クラスに参戦する日本人は中上ひとり。

 「あいつだけには負けたくない」という動機付けが期待できないだけに、個人としての強い気持ちがより一層必要になる。

 これは、簡単なようでいて、実に難しい課題でもあるのだ。

下からの突き上げも「卒業」を急ぐ要因に。

 中上は、今年24歳。

 ホンダのライダー育成構想の中で、彼を脅かす存在はいない。

 しかし、アジアタレントカップやFIM・CEVレプソル国際選手権でホンダがサポートしている若い選手が着実に成長しているだけに、中上の言葉通り、「Moto2クラス卒業」の時期は、いろんな意味で刻々と迫っていることになる。

 それ以上に、ホンダの日本人選手MotoGPクラス参戦の歴史は、2009年の250ccチャンピオンで'10年から('14年まで)MotoGPクラスに参戦した青山博一を最後に空白時代が続いていることが気にかかる。

 '11年のステファン・ブラドル、'12年のマルク・マルケス、'13年のポル・エスパルガロ、'14年のティト・ラバトと、Moto2クラスでタイトルを獲得した選手と中上は10代のころに一緒に戦っている。

 中上のMotoGP挑戦というプランは、我々が思う以上に現実味あるものだ。

 そういった大きなチャンスの中にいる、ということを、中上自身がいま以上に強く自覚しなければならない。

MotoGP参戦の条件はただひとつ、勝利だけ。
 MotoGPクラスのシート獲得は、年々、厳しさを増している。

 チャンピオン争いを繰り広げたからといって、シートを獲得できるとは限らない。しかし、日本人選手がMotoGPクラスに参戦するためには、Moto2クラスでチャンピオンを獲得するか、最低でもチャンピオン争いに加われなければならない。そこまでしないとホンダのバックアップは難しく、シート獲得の道が開けないのも事実なのである。

 第7戦カタルーニャGPで今季初表彰台に立った中上は、「これから表彰台に立ち続けていけるようにしたい」と語った。

 その言葉の実現には、これまで以上の頑張りが必要である。

 願わくば、表彰台に立ち続けることで、中上の心の何かが変わることを期待したい。そして、最高の形でMoto2クラスを卒業してもらいたい。
(「モーターサイクル・レース・ダイアリーズ」遠藤智 = 文)
 日本人ではダントツも、世界との差は大きい。

斎藤佑樹 日本ハム 「丁寧に投げました」2回無失点

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム0―3阪神(11日・札幌ドーム)

 日本ハムの投手(28)が11日の阪神戦(札幌D)に3点を追う7回から登板し、2イニングを1安打無失点と好投した。

 140キロ台のキレのある直球とスライダー、フォークのコンビネーションで3者連続三振を奪った。これで中継ぎで登板した6試合中、5試合で無失点。右腕は「ゼロで抑えることを意識した。4、5点目を取られたらチームの流れが悪くなる。ひとつひとつ丁寧に投げました」と振り返った。
(スポーツ報知)

 2回を抑えることは素晴らしい。

維新都議、舛添要一知事の不信任決議案提出を決定…15日、都民注目の採決へ

 政治資金の私的流用疑惑が噴出する中、辞職拒否している東京都の舛添要一知事に対し、おおさか維新の会所属の柳ヶ瀬裕文・東京都議(東京維新の会)が11日、都議会最終日の15日の本会議に不信任決議案を提出し、採決をはかることを表明した。デイリースポーツの取材に柳ヶ瀬都議は自民・公明の舛添氏追及を「茶番」と断じ、都民注目の本会議で“踏み絵”を突きつける姿勢を明らかにした。

 仮に不信任決議が否決されれば、猛烈な都民の反発が予想される。一方で可決されれば舛添氏が辞職か議会解散を迫られることになる。舛添氏への追及姿勢が22日公示の参院選に影響するとも指摘される中、週明けから都議会は各会派の思惑が入り乱れ混乱を極めそうだ。

 本会議に不信任案を提出するためには、手続き的に14日の議会運営委員会の承認が必要。柳ヶ瀬都議は「過去に議運で不信任決議案がつぶされた例はない。それだけ重い議案で、つぶすような行為は非道」とけん制した。

 一方で都議会は13日と、会期後の20日に舛添氏の疑惑に対する集中審議を行う。

 柳ヶ瀬都議は「各会派とも13日に関してはすごい追及姿勢を見せるでしょうが、自公は『20日の審議も見てみる必要がある』と15日段階での不信任決議に反対する可能性がある」とも予測する。

 ただし「20日は会期後ですから、とんでもない新事実が出て『けしからん』となっても、議会は次の9月議会まで何もできない。舛添知事もその辺を分かっているはず」と指摘。議会が舛添氏に法的効力がある不信任決議を突きつけられるのは15日の本会議がラストチャンスとなることを説明した。

 ◆会期延長は?

 議員の発案で、15日に終了する都議会の会期延長を、本会議にはかることも可能。今回の場合、21日までの会期延長が認められれば、20日に2度目の集中審議を終えた後に、21日の本会議で不信任決議案を採決することも可能となる。

 ◆辞職勧告決議案

 不信任決議案と違って、法的拘束力がないため、仮に今回のケースで提出・可決されても、舛添知事は拒否することが可能。当然、議会が首長を追及する“ポーズ”として提出することは道義的問題が問われる。
(デイリースポーツ)

 都議会の自民党と公明党が、どのような行動をとるのか、楽しみだろう。

舛添要一氏「包み隠さず」 13、20日集中審議 公用車でN響、正当性主張

 政治資金「公私混同」疑惑に揺れる東京都の舛添要一知事は10日の定例会見で、自らを追及する都議会の集中審議が13日と20日に開かれることについて「(都議から)『ラストチャンス』との言葉も頂いた。反省すべきは反省し、真摯(しんし)に包み隠さず申し上げたい」と述べた。

                  ◇

 一方、弁護士による調査報告書に関しては口をつぐむ場面も多く、家族同伴で「会議もした」と主張する千葉県内のホテルについて、元新聞記者の出版社社長との面会を証明するメモなどは「残念ながら出てこない」と釈明。

 性別や現在の生死すら「相手がある」として明かさなかった。都議会からは「架空の人物では」との指摘も出ており、疑念を残した形だ。

 また、調査報告書で「不適切」と指摘された美術品の大量購入については「今後やめる」と明言。金魚やピザの本、書道用の中国服など「不適切とまではいえない」とされた物品購入についても「基本的にはやめたい」と述べた。

 都議会でも辞職を求める声が高まる中、続投を続ける理由については「自分たちの暮らしもよくなったと思ってもらえるよう都民にお返しをしたい」と説明し、「もう一度、仕事をさせていただきたい」と繰り返し訴えた。

 一方、NHK交響楽団(N響)が昨年12月に行ったベートーベンの第九コンサートや、野球の巨人戦に公用車を使って家族同伴で訪れたことが発覚し、新たに「公私混同」と批判を集めていることについては「知事として招待を受けたため」と正当性を主張。「N響に確認したが『呼んでいない』との答えだった」とする報道陣の指摘には、「N響ではない他の団体から招待を受けた」としたものの、団体名は明かさなかった。
(産経新聞)

 きちんと説明しないで、正当性だけ主張はアホだろう。
 元新聞記者の出版社社長は実在するのか。
 どこの団体から招待を受けたのか。

小林麻央さんの乳がんはどれだけ深刻なのか

 歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが進行性の乳がんを患っていることがわかりました。市川さんが6月8日に会見を開いて明らかにしたもので、市川さんは小林さんのがんの詳しい進行具合については明らかにしませんでしたが、報道陣への質問には「比較的深刻。かなり(進行の)スピードが速い」「(現状は)手術をする方向に向かって、抗がん剤治療を行っている」などと答えています。

 乳がんは女性における部位別の罹患数(がんと診断される数)が最も多いがんとして知られています。

 ■2015年に新たにがんになった女性の数

 ・乳がん 8万9400人
 ・大腸がん 5万7900人
 ・肺がん 4万2800人
 ・胃がん 4万2200人
 ・子宮癌 3万人
 (国立がん研究センター調べ)

 一方で、大腸がん、肺がんなどよりも死亡に至る患者が相対的に少ないがんでもあります。

 ■2015年にがんで亡くなった女性の数

 ・大腸がん 2万3400人
 ・肺がん 2万1900人
 ・胃がん 1万7000人
 ・膵臓がん 1万6200人
 ・乳がん 1万3800人
 (国立がん研究センター調べ)

 本来、乳がんは早期発見で適切な治療を行えば、大腸がんや肺がん、胃がんなどの深刻ながんに比べると怖いがんではありません。しかし乳がんにおいては、この「適切な」治療という点に難しさもあります。それは「乳房を温存するか」「全摘出するか」という2つの方法があるからです。拙著『がんにならないのはどっち?』(あさ出版)でも触れていますが、乳がんの治療で「温存」と「全摘出」とでは、どのような違いがあるかについて解説します。■ 「温存」か「全摘出」か

 実は、がん治療にかかわる医師にも温存派、全摘出派がいて、受診する病院や担当医師によって、その意見が変わることもあります。最近の傾向では、全摘出する患者さんが増えているようです。これは温存手術のデメリットにスポットが当たってきているからでしょう。

 温存手術には「がん腫瘍だけを取り除く」「腫瘍の周辺を含めて取り除く」という2種類の方法があります。後者より前者のほうががん細胞を取り残す可能性は高いですが、後者についても取り残す可能性は十分にあります。この「がん細胞を取り残す可能性がある」ことが温存の大きなデメリットの1つです。

 乳がんは特殊ながんで、20年後、30年後に再発するケースがあり、その点でも、がん細胞を取り残すデメリットは計り知れません。また、温存手術は、放射線治療法や化学療法とセットで行うことが多いため、経済的にも時間的にも、患者さんの負担は大きくなりがちです。ほかにも、化学療法で抗がん剤治療を行う場合、卵巣機能に悪影響を及ぼすことが知られていて、それを懸念して全摘出を選ぶことが多くなっていると聞きます。

 がんには進行度合いでステージ「0」から「I」「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」までの5段階があります。「0に近いほどがんが小さくとどまっている状態で、Ⅳに近いほどがんが広がっている状態(進行がん)」(国立がん研究センターHPより)となっています。ステージⅢまででほかに転移していないことが条件となりますが、乳がん治療において全摘出術を選べば基本的にがん細胞を取り残すことはないのがメリットとして上げられます。一方、全摘出術のデメリットは、乳房を切除してしまうことによる精神的苦痛が大きいことです。

■ 早期発見ではない可能性も

 市川さんは会見で小林さんの乳がんが発見したきっかけは「人間ドックによって1年8カ月ほど前にわかった」と明らかにしています。発見からそれだけの時間が経っているにもかかわらず現段階でも手術を行っていないということは、おそらく早期のステージではないことが推測されます。報道などでわかっている情報や筆者の専門的な知見などから推察すると、がんが大きく広がってほかの部位にまで転移してしまっているステージⅣにまで進行している可能性もあるように見えます。

 ここからはあくまで一般論ですが、ステージⅣの段階になって遠隔転移が1カ所でも見つかった場合、がん細胞はその臓器だけに転移しているわけではありません。がん細胞の性質上、すでに体中に転移していることを意味します。別々の臓器で見つかった2つのがんを手術で取り除いたとしても、根治したとはいえず、それゆえ、今後は、手術や抗がん剤治療で体に負担をかけないこと、つまり“がんと闘わない”こともひとつの選択肢として考えられるでしょう。

 日本人にとってがんは、誰にとっても決して他人事ではありません。今、日本では、2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで亡くなっているという現状があります。

 一方で、国立がん研究センターの予防研究グループが発表した「ガン発生とガン死の要因のうち、予防可能であったものの割合」によりますと、日本で発生したガンのうち、男性では半分以上(ガン発生の58%、ガン死の57%)、女性でも約3分の1(ガン発生の28%、ガン死の30%)が予防可能だったとされています。発症の多いガンですが、実はその半数近くが予防できることもまた事実です。

 もうひとつのデータを見てみましょう。「30~40%」。これは、日本におけるガン検診受診率の数字です。実は、日本のガン検診受診率は、OECD(経済協力開発機構)に加盟している先進国の中で最低レベル。これだけ身近な病気にもかかわらず、検診対象者の半数以上が検診を受けていないのが現状なのです。

 あらためて、早期発見と予防の重要性を痛感するとともに、小林さんそしてご家族にとって最良の治療法が見つかることを願っています。
秋津 壽男
(東洋経済オンライン)

 他にも転移しているのだろうか。

【ソフトバンク】狙いズバリ工藤監督タカ笑い!最短14日にもM点灯

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2―1巨人(10日・ヤフオクドーム)

 息詰まる接戦をものにした工藤監督は上機嫌だった。8回1死から菅野を追い込むと、満塁で鶴岡が決勝の右犠飛。「きょうみたいな試合は精神的な疲労が体に来る。点を取れなくてもチャンスを作ることを地道にやると、後半に点を取る展開になる」。2回1死三塁、5回1死満塁と、得点にはつながらずも、ジワジワと菅野の体力を奪った。

 7回には思い切った采配も見せた。連打で無死一、二塁とされると、好投の先発・東浜を83球で降板。「腕の振りが鈍ってきていた」。スアレスが阿部に同点適時打を浴びたが、後続を連続三振に斬り、同点にとどめたのが大きかった。

 「(カード頭は)東浜が投げる試合が多い。その中で勝ちにつながる試合を作ってくれている」と指揮官。貯金は今季最大の23まで膨れ上がった。2位・ロッテが敗れ、今季最大の8・5ゲーム差。最速で14日にも優勝へのマジックが点灯する。鷹の勢いがもう止まらない。(福谷 佑介)
(スポーツ報知)

 もうマジック点灯ですか、強すぎてつまらない。

安倍晋三首相 遊説で改憲語らず 「争点隠しだ」野党批判

 安倍晋三首相が参院選に向けた全国遊説で、悲願の憲法改正への言及を避けている。賛否が割れる改憲に重点を置かず、アベノミクスによる景気回復の是非に焦点を当てたほうが有利との判断とみられる。ただ、参院選後に改憲論議が加速する可能性は否定できず、野党は「争点隠しだ」と批判を強めている。【飼手勇介、朝日弘行】

 「アベノミクスは決して失敗していない。デフレから脱却し、国民をさらに豊かにしていく」。首相は10日、奈良、三重両県で街頭演説し、雇用改善などの「成果」の説明に多くの時間を割いた。マイクを握った約2時間で憲法改正には一度も触れなかった。政府関係者は「自民党は憲法改正が党是だ。演説でわざわざ言う必要はない」と話す。

 自民、公明両党が発表した参院選公約も、憲法改正を正面から掲げていない。自民の憲法改正についての記述は全26ページのうち末尾の2項目のみ。「衆参の憲法審査会で議論を進め、各党との連携を図り、国民の合意形成に努める」との表現にとどめた。

 首相は1月、参院選について「自公だけでなく、改憲を考えている人たちと3分の2を構成していきたい」と前のめりの姿勢を示した。一転して遊説で憲法に触れない意図について、首相周辺は「憲法改正が現実的な政治日程となってきたからこそ慎重になっている」と解説する。

 公明は憲法に新たな条項を加える「加憲」の立場だ。ただ、争点化は好ましくないとみており、公約では憲法改正について全く触れていない。

 これに対し、野党は憲法への言及を避ける首相や与党を批判し、「アベノミクスの失敗」と並ぶ2大争点に据える方針だ。

 民進党は参院選ポスターで「2/3をとらせない」と安倍政権での憲法改正阻止を呼びかける。山尾志桜里政調会長は10日、東京都内の街頭演説で「首相は選挙になると自民党憲法改正草案を蔵にしまってしまう。選挙が終わると蔵から出して、憲法草案も賛成してもらったと必ず言う」と指摘。自民党憲法改正草案の9条について「自衛隊を国防軍にし、集団的自衛権の制限をなくす。この国の平和の形を一気に変える」と批判した。

 共産党は公約で憲法について「自民党憲法改正草案に反対」を掲げる。志位和夫委員長は9日の記者会見で「自民党改憲案を許していいのかどうかが大争点だ」と述べ、参院選で首相の姿勢を問う考えを示した。

 ◇憲法改正に関する主要5党の参院選公約

自民 衆参の憲法審査会で議論を進め、各党との連携を図り、国民の合意形成に努め、憲法改正を目指す

公明 (記述なし)

民進 「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の理念は堅持。時代の変化に対応した憲法のあり方は国民参加で構想(公約案)

共産 自民党改憲案は海外での武力行使を無条件で可能にし、基本的人権を制限する。時代逆行の自民案にノーの審判を下す

おおさか維新 憲法改正による教育無償化、道州制実現を含む統治機構改革、憲法裁判所の設置
(毎日新聞)

 2/3をとれば、景気回復よりも憲法改正だろう。

ソフトバンク東浜好投!菅野でも負けず…工藤監督◎

<日本生命セパ交流戦:ソフトバンク2-1巨人>◇10日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク東浜巨投手(25)が6回0/3、4安打1失点と好投。自身に勝ち星はつかなかったが、巨人菅野相手に勝利の立役者となった。

 「(7回は)正直、ちょっとした疲れは見えた。あの回は投げきりたかった。巨人とは公式戦で初めて。意識しないようにした。小さい時からプロ野球と言えば巨人だった。そういうテレビでも見ていたような相手に投げるのは不思議だった」と、初の巨人戦を振り返った。

 工藤監督は「(チームの)勝ちにつながる投球」と評価していた。
(日刊スポーツ)

 強いねー。
 セ・リーグが、ソフトバンクに勝たないと盛り上がらない。

日本ハム・レアードがサヨナラ弾「スシ、ダイスキ」

<日本生命セパ交流戦:日本ハム5-4阪神>◇10日◇札幌ドーム

 日本ハムのブランドン・レアード内野手(28)が、劇的な逆転サヨナラ弾を放った。

 1点を追う9回裏無死一塁。阪神の守護神・藤川から左翼席中段への19号2ランで、ひっくり返した。序盤から劣勢で1点リードの8回に逆転され、嫌なムードが漂っていたが土壇場で一転させた。

 お立ち台では「アノ~、ソウデスネ。サイコーデシタ」と、日本語でのマイクパフォーマンスで爆笑を誘った。チームメートから、もみくちゃにされて破顔一笑。「(打球を)見上げたら入ったな、と思った」と完璧な一打。恒例の「すしパフォーマンス」も披露して「スゴイ!。スシ、ダイスキ」と絶叫して最後まで盛り上げていた。
(日刊スポーツ)

 中継ぎが、パッとしない。本来なら、1点差を逃げ切る日本ハムなのに。

2016年6月10日金曜日

舛添要一「公務と政務の定義は明確には決まっていない」定例会見での一問一答

 政治資金の公私混同問題で窮地に立つ東京都の舛添要一都知事(67)は10日、都庁で定例会見を行い、7、8日に行われる都議会での追及や、公用車でNHK交響楽団の「第九」のコンサートに足を運んだ疑惑などについて言及した。以下、主なやりとり。

 ―都議会での代表・一般質問、どう受け止めているか。

 「厳しい質問をいただいた。しっかり対応して参りたい。13日の集中審議も真摯にお答えしたい」

 ―同じような答えばかりだった。

 「しっかり反省すべきは反省し、お答えしたつもりだ。集中審議では一問一答になる。どういう質問でるかも分からない。きちんと私の言葉でお答えしたい」

 ―知事は給与の減額を提案したが。

 「都議会の方々に示した。内容は検討中だ。追って減額幅を決めたいと思う。都議会で大変厳しいご指摘を受けた。(自民党都議は)実を切る覚悟を、とおっしゃられた。いろんなけじめをつけたい。湯河原の別荘のことなど。(その中で)給料のカットを申し出た」

 ―知事の資質についての質問に終始し、政策についての話がなかった。

 「大変、慚愧の念に堪えない。政策をきちんと話さなくてはいけないのに私のことでできなかった。大変申し訳ない。厳しい指摘は当然だと思う。職員に全力でやっていただき、頭が下がる思い。恥ずかしい思いをさせ、心から反省している」

 ―千葉県の温泉ホテルで会議に参加したとされる出版社の社長は、本人が名前を公表しないで欲しいと言っているのか。

 「長い付き合いですから相談している。お名前などはご容赦願いたい」

 ―都民からは架空と思われている人もいる。

 「厳しい第三者の調査で報告し、問いただされました。弁護士の先生も厳しくヒアリングなさった。今のところご容赦願いたい」

 ―弁護士には本名を伝えたのか。

 「もちろん伝えました」

 ―集中審議では自らの言葉で伝えたいとのことだが。

 「ご質問されたことにはお答えしたい。ラストチャンスというお言葉もいただいた。包み隠さず申し上げたい」

 ―美術品の所在地リストはどれぐらいでできるのか。

 「今精査している。応接室などに飾ってある。少しお時間いただければ精査できると思う。着手はしているが時間はかかる」

 ―集中審議は11時間半ある。それで収まらなければ3回目をやるのか。ここで都民、都議会を説得できないと大きな問題になるが、進退を考えるのか。

 「しっかりお答えするのが大前提。まずそれをやっていきたい」

 ―都民の批判が収まらない背景。疑問にお答えしていないからではないか。都民がどういうことを求めているのか。

 「いろんな声を耳にしています。一つひとつ胸に刻んで、至らぬところを反省している」

 ―清瀬市、小金井市から辞職を求める意見書が出た。

 「厳粛に受け止めています。極めて重たく受け止めています」

 ―石原氏、猪瀬氏はセダンタイプの車だったが、ワゴン車になった。理由は?

 「厚労相時代からだが、ワゴンなら4、5人乗れて車で会議ができます。物が運びやすい。股関節を痛めているので楽だ」

 ―信頼回復のために働くと繰り返しているが、具体的にどんな仕事を。

 「社会保障、五輪パラリンピックなどしっかり進めていきたい」

 ―知事の健康状態を不安視する声もある。湯河原別荘売却後はどこで足を伸ばすのか。

 「そういうプライベートの話は会見の場でふさわしくない。差し控えさせていただく」

 ―知事の本音が聞きたい。辞任要求強まっている中で、まだ都民のために働きたいと言っている。なぜ働き続けるのか。

 「都民に選ばれ、公約も掲げた。2年半、高齢者の問題も責任もってやってきた。舛添さんが知事で良かったと思われるように、もう一度チャンスを頂きたい。いろんな点を反省しないといけない。見ている方から、生意気、傲慢という指摘は受けている。厳しく戒めて変えていこうという決意はしている。私の受け答えはどうしても傲慢になってしまうものですから」

 ―集中審議で、購入したものの現物を持ってくるように求められたらどうするか。

 「要求が出てから考えたい」

 ―「身を切る」とは言っているが、そういう感じが全くしない。

 「ご批判は受け止めたい」

 ―この恥ずかしい状態でリオ五輪に行くつもりなのか。

 「今は都議会で質問にしっかりお答えする。リオのことまで考えていない」

 ―祝日である昨年の12月23日に、NHK交響楽団の「第九」のコンサートに公用車を使用して出かけている。知事の日程表では、「政務」と記載されている。これは私的な用件ではないか。

 「公式な団体からお招きいただいた。家族と同伴だったが、公務と認識している。いや、都知事として言った。公務と政務の定義は明確には決まっていない」

 ―書道の際に中国服を着用すると筆がスムーズになる」として中国・上海で買ったシルクの中国服(14万円)を政治資金で購入している。袖が邪魔ならば、袖がない服を着れば良いのではないか。

 「いや、気温が低いことありますから」

 ―なぜ辞めてないのか。

 「私は都民のために仕事をしなければ死んでも死にきれない」

 ―どうやったら舛添都知事は辞めてくれるのか。

 「まだ都議会でしっかり議論をしているところ。13日には集中審議がある」
(スポーツ報知)

 全ての回答が、適当なその場限りの子供じみた嘘の言い訳にしか聞こえない。
 辞任して、世の中から消えるしかないだろう。
 後出しじゃんけんで、乗り切れると思っていることが、大きな間違い。

舛添要一都知事「何としても仕事をしたい」続投に強い意志

 東京都の舛添要一知事は10日の定例記者会見で、政治資金支出などの公私混同問題を受けた自身の進退について「(辞職したら)死んでも死にきれない。何としても仕事をしたい」と知事職にとどまる強い意志を表明した。

 また、8日の都議会一般質問終了後、議長に自身の給与減額を申し出たことを明かし「(議会で)『身を切れ』という批判があったので意向を示した。減額幅は検討している」と述べた。

 7、8日の代表・一般質問で舛添氏は、進退に関する与野党の質問に「信頼回復に向けて努力したい」などと答えていた。この日の会見で改めて進退を問われ「東京を世界一の街にするために知事になった。都民、国民に『もう一度仕事をさせてほしい』と伏してお願いしたい」と知事続投に理解を求めた。

 代表・一般質問で元検事の弁護士による調査報告書の内容に沿った答弁に終始したことを指摘されると、「自分の言葉で丁寧に答えたと思っている」と反論した。13日と20日の総務委員会集中審議に関しては「質問されたことにしっかりと答えたい。真摯(しんし)に知っていることを包み隠さず話す」と述べた。

 会見では、必要な関係者にヒアリングを行っていないなど調査報告書の内容が不十分ではないかとの質問も出たが、舛添氏は「私は厳しくヒアリングを受けた。信頼性があると思う」と強調した。【飯山太郎、川畑さおり、円谷美晶】
(毎日新聞)

 今まで、一体何の仕事をしたのだろうか。
 税金の無駄遣いか、美術館巡りか。
 ここまできたら、リセットしかないだろう。

小林麻央 市川海老蔵闘い続ける…妻麻央「深刻」進行性乳がん

 歌舞伎俳優市川海老蔵(38)が9日、都内で会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が進行性の乳がんで1年8カ月も闘病中であることを明かした。「かなりのスピードで進行している。深刻な状況」と説明した。病気を公にできなかった苦悩を語り、この間の家族模様を真摯(しんし)に語った。長女麗禾ちゃん(4)長男勸玄くん(3)も「自分の中で踏ん張っている」と語る。家族一丸となり、麻央の回復を願っている。

 2014年10月、海老蔵が東京・日本橋三井ホールでの公演中に、麻央の乳がんが分かった。「人間ドックを受けて分かった。かなり早いスピードで進行し、大変なものと言われた」。海老蔵は途方に暮れたが、麻央は気丈だったという。「ショックは私より大きいのに、冷静に見ている部分があった」。

 すぐに手術はできず、抗がん剤治療が始まった。体調によって、入院と通院を繰り返した。昨年11月に歌舞伎座で勸玄くんの初お目見えがあった時、麻央は病院から通ったという。母の執念だった。

 「誰よりも本人がつらいと思う。元気になりたい、小さい子供のそばにいられないという気持ち、私には計り知れないつらさと闘っている。子供がお見舞いに行き、麻央が帰ってくると、子供と楽しく過ごしている。きらきらした時間です」

 現在は一時退院している。通院治療を受け、この日も「行ってらっしゃい」と送り出された。「手術する方向で治療していて、麻央も前向きに病気と闘って、明るく振る舞っている」。長女麗禾ちゃんは母の病気を理解し、見舞いの時には絵や折り紙を持参するという。「さみしい思いをしているけれど、自分の中で闘って、踏ん張っている」。勸玄くんには「虫に刺されて、元気に遊べるように病院に行っている」と話したという。

 約30分の会見中、海老蔵は気丈に振る舞った。「いないとさみしいし、子供と寝ていても、空虚な時間がある。存在の大きさを痛感している」。そして、病気を公表するか悩んできたという。「子供のことを思うと、父親として逃げも隠れもせず、子供を導いていく環境作りをしないといけない」。この日朝、自宅前に報道陣が集まり、子供が幼稚園を休む事態となったことで、「子供の生活を守る」と会見を決めた。

 病気の判明から1年8カ月。「長かったけれど、これからも続く。おのおのが忍耐し、悲しんだ1年8カ月だった。麻央とは元気がない時にくだらない話をするし、『必ず元気になると思う』と話している。地方で仕事の時は、電話で1、2時間話すこともある」。ここ数年、長い休暇を取らなかったが、「今年は休みを取ろうと思うので、どこか行きたい。どうか付いてこないでほしい」と話し、つかの間、会場に笑いが広がった。

 海老蔵は「治るまで全面的に支える。麻央には『治っても支えるよ。そして、おれのことも支えてね』と言ってきた」と語った。そこには、夫として、父として頼りになる、大きな海老蔵がいた。

 ◆がんの進行 一般に早期がん、進行がん、末期がんの3段階に大別される。進行度を表すのがステージ(病期)で、0→1→2→3→4の順で、早期と進行は、がんの種類によるが、一般的にがんがどこまで浸潤しているかで決まる。早期がステージ1、2。ステージ3以降が進行で、ステージ4が末期となる。
(日刊スポーツ)

 海老蔵が、気丈に振る舞っていたが、本当はとても深刻な状態だと思う。
 長い休暇は、最後の旅行かもしれない。