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2016年12月31日土曜日

国連総長、職員にお別れ=「シンデレラの気分」

【ニューヨーク時事】2期10年の任期を終え、31日に退任する国連の潘基文事務総長は30日、国連本部で職員らを前にした別れのあいさつで、「シンデレラのような気分。あすの夜12時ですべてが変わる」と冗談を飛ばした。

 
 任期中、泥沼化したシリア内戦やエボラ出血熱流行に対する初動の遅れなど、批判にさらされることの多かった潘氏。12月中旬の記者会見では「後悔することの方が多かった」と無念さをにじませたが、あいさつでは「大みそかの夜、私は(恒例の年越しイベントが行われる観光名所の)タイムズスクエアにいる。数百万人が私が仕事を失うところを目撃する」と笑顔で軽口を連発。職員や外交官に見送られながら国連本部を後にした。
(時事通信)

 史上最悪の事務総長の退任か。
 韓国の大統領になれば、日韓関係はさらに悪化するだろう。

内山高志 勝っても引退へ…コラレスとの雪辱戦が“ラストマッチ”に

 ボクシングの世界戦は31日、各地で5試合が行われる。4月の再戦となるWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチは30日に都内で前日計量が行われ、挑戦者の内山高志(37=ワタナベ)、スーパー王者のジェスレル・コラレス(25=パナマ)ともに一発でパスした。内山は勝てばスーパー王者に返り咲くが、勝っても引退する意思を示していることが判明。リベンジマッチが現役最後の一戦となる可能性は高い。

 計量後の写真撮影を終えると、内山は自ら王者に握手を求めた。4月にまさかの2回KO負けを喫した、借りを返さねばならない相手。前日計量で体重超過した初戦とは違うコラレスを「前回よりもいい状態で来ることも考えられる」と警戒しつつ、「どんな形で来てもいいように練習してきた。気合が凄く入っている」と力強く話した。

 WBA関係者によると、内山が今回勝てばコラレスに奪われたスーパー王座に復帰するという。スーパーフェザー級には正規王者ソーサ(米国)がいるため、今後は統一戦も考えられるが、内山がその舞台に立つ可能性は低い。一部関係者に対し、「勝ってもこれが最後」と決意を明らかにしているためだ。再戦が正式決定後、内山は「コラレスだけはやりたいという気持ちがあった」と話し、その後については一切口にせず「リベンジすることしか考えていない」と言い続けてきた。試合がすっきり終わらなかった場合などは翻意する可能性を残すが、ラストマッチの決意で大みそかに臨むことは確かだ。

 雪辱へ向け、世界初挑戦時以来7年ぶりに外国人のスパーリングパートナーを招へい。敗れた映像を何度も見返し、スピードがある変則サウスポーのコラレス対策としてディフェンスに重点を置いた練習も積んだ。「この一戦に懸けるものは」と問われると、「リベンジしたい気持ちとプライドを懸けて戦うだけ」と話した内山。「自分はアマでボクシングを始めた頃は雑草で、はい上がってきたタイプ。プロではエリートと言われていたけど、今は昔みたいに、絶対にはい上がってやるという気持ち」との言葉に執念をにじませた。
(スポニチアネックス)

 パッキャオみたいに復帰してもらいたい。

【日本ハム】「大谷10大ニュース」番記者が選んだ1位は

 日本ハムの大谷翔平投手(22)はプロ4年目の今季、投打に渡る圧倒的なパフォーマンスで4年ぶりのリーグ優勝&10年ぶりの日本一へ導いた。本紙の番記者が「大谷10大ニュース」を独断で選出。伝説の2016年シーズンを振り返ってみた。

 〈1〉来オフメジャー挑戦容認

 12月5日、札幌市内で7000万円増の2億7000万円で契約更改。交渉の席で球団から来オフ以降にポスティングシステムでのメジャー移籍を容認された。「僕の意志、気持ちを全面的に応援してくれると。うれしいことで、ありがたい」

 〈2〉日本最速165キロ

 10月16日のソフトバントとのCS最終ステージ第5戦(札幌D)で「3番・DH」で先発し、9回に登板。自身の日本最速を1キロ更新する165キロをマークした。直球は全て160キロ超え、フォーク151キロ、スライダー145キロと異次元の投球。「すごい雰囲気でマウンドに上げてもらった。ただ、投球のクオリティーは低い」

 〈3〉投手先頭打者弾

 7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で「1番・投手」の仰天オーダーで登場。初回、中田の初球スライダーを右越えプレーボール弾とした。「1番・投手」での先発はプロ野球3人目、本塁打は史上初。「ビックリしたし、打ったことがない。なるべく疲れないように走った。一番いい形で得点できた」

 〈4〉リアル二刀流不敗

 5月29日の楽天戦(コボスタ)からリアル二刀流ではレギュラーシーズン7戦全勝。投手で7勝0敗、防御率0・33。打撃は打率3割8分1厘(21打数8安打)、1本塁打、4打点を記録した。「自分を助けるのも自分。しっかりした働きが出来れば勝ちが付いてくる」

 〈5〉ベストナインW受賞

 11月25日、両リーグのベストナインが発表され、史上初めて投手と指名打者の2部門で同時受賞。今季から投票規定が投手と野手、指名打者の重複投票が認められるよう変更され、導入1年目でダブル受賞を決めた。「選ばれると思ってなかった。2部門で選んでいただき光栄」

 〈6〉侍ジャパン天井弾

 11月13日の侍ジャパン強化試合・オランダ戦の7回先頭、代打で東京Dの天井裏に消える二塁打。東京Dの天井に消えた二塁打は2002年7月18日横浜戦の巨人・松井秀喜以来、2度目の珍事。来年3月のWBCでは投打での起用に期待大。

 〈7〉球宴MVP

 7月16日の球宴第2戦(横浜)で5回、DeNA井納から左中間へ球宴初アーチ。球宴初の3安打2打点で初のMVPを獲得。15日第1戦(ヤフオクD)では本塁打競争で初優勝した。

 〈8〉人生初胴上げ投手

 9月28日の西武戦(西武プリ)で優勝決定試合では史上初となる1安打完封。史上最多となる1515奪三振で3年連続2ケタ勝利をマークした。

 〈9〉威圧感で日本一

 広島との日本シリーズ第6戦(マツダ)の8回2死満塁。打席に中田の場面でネクストバッターズサークルからにらみをきかせ、決勝の押し出し四球をアシストした。

 〈10〉アリゾナ大フィーバー

 米アリゾナキャンプ中の2月10日、韓国ロッテとの練習試合で今季初登板初先発。4者連続三振を奪い、直球は最速157キロを記録。2回1安打無失点で視察したメジャー27球団100人の関係者を驚かせた。
(スポーツ報知)

 来年も大谷の年になるだろうか。

【ボクシング】村田諒太「世界前哨戦」でKO勝利 次は世界「やりたいです!」

 WBO世界ミドル級3位・村田諒太(30=帝拳)が30日、東京・有明コロシアムで「世界前哨戦」と銘打たれた自身プロ12戦目となる元WBC米国地域王者ブルーノ・サンドバル(25=メキシコ)戦に臨み、3R2分53秒、豪快なKOで勝利した。

 あっけない幕切れだった。3Rの終盤、村田はワンツーからの右ストレートでサンドバルをグラつかせる。続けざまに右フックをヒットさせると、サンドバルはバランスを崩してリングにヒザを着く。当初「スリップ」の判定だったが、実際は「拳に感触があった」(村田)としっかりヒット。フラついて立ち上がれず、そのまま10カウントでKO勝ちとなった。

「1年半ぶりの日本での試合でまた判定勝ちだったら、ボロクソ言われるだろうな、と緊張しました」と話した村田。早ければ来春にもWBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソンダース(27=英国)に挑戦する可能性がある状況に「次、やりたいです」。来年の抱負を「世界チャンピオンになりたいです」と堂々と言い切って、2016年を締めくくった。

 村田諒太の話「最後は右を当てて、その後も前に出てきたのでもう一度右を当てた。ジャブしかもらってないのに顔が腫れているから、パンチのある相手だった。2回を終わった時に田中トレーナーから『距離が近い』と言われたので半歩引くようにしたのが良かった。プレッシャーはうまくかけられたし、右の強さは証明できたと思う。3年前(2013年8月)にここでプロデビューした時は、世界王者なんて砂漠の幻みたいなものだったけど、ステップ・バイ・ステップできて、世界ランク的にも、やっとそう言えるようになってきた」
(東スポWeb)

 格下との対戦はつまらない。早くタイトル戦が見たい。

井上尚弥 6回TKO勝ちで4度目防衛、河野との日本人対決圧勝

◇WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・井上尚弥《12回戦》同級10位・河野公平(2016年12月30日 有明コロシアム)

 日本人対決となったWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは王者・井上尚弥(23=大橋)が、挑戦者の同級10位・河野公平(36=ワタナベ)と対戦、6回TKOで勝ち4度目の防衛を果たした。

 序盤から激しく打ち合う展開となり、井上のパンチが的確に突き刺さる中、河野も負けじと前へ。6回、井上が強烈なフックで河野を倒す。辛うじて河野は立ち上がったものの、もう1度倒され、TKOが決まった。

 1度目のダウンで井上は勝利を確信しコーナーポストへ。「1回目で10カウントいったのかなと思いましたけど、再開されて、危ないシーンでしたね」と振り返った。「河野さん、きょうは対戦できたことを感謝しています ありがとうございました」と果敢に攻め続けてきた挑戦者に感謝した。
(スポニチアネックス)

 やはり井上の圧勝で、格が違うだろう。
 来年はロマゴンとの統一戦だろう。

大谷翔平、メジャー二刀流「本気で思ってくれる球団があるかが一番大事」

 30日放送のテレビ東京系バラエティ特番「たけしの誰も知らない伝説~ニッポンの天才たち2016~」(後8時54分)に、プロ野球日本ハムの二刀流、大谷翔平選手(22)が出演。少年時代からの数々の天才エピソードを披露した。

 花巻東高校2年の頃から「普通じゃつまらない」と、二刀流でのプロ入団を考えていたという大谷選手。「入学当初から(投打の)どちらでもお呼びがかかる感じで(準備をしていた)」と明かした。

 ドラフト時はメジャー志望で、日本のプロ野球に進むつもりはなかったが、指名交渉を4度重ねるうち、栗山監督から「2つやらないか」と提案され「真剣にそういうふうに思ってくれる球団があるとは思っていなかった」と振り返った。

 メジャーでの二刀流の可能性を問われると「ア・リーグにはDH契約している人もいますから」と即答。すでに可能性を探っていることがわかってしまうハメに。「本気で思ってくれる球団があるのかというのが一番大事な問題」と本気度をちらつかせていた。
(スポーツ報知)

 大谷の場合、お金ではなく、二刀流なんだろう。

2016年12月30日金曜日

怒号、泣く店員…ドミノ・ピザに客が殺到し大混乱

 23日の祝日が金曜日だったことから3連休となった2016年のクリスマス。24日午後7時頃から、ドミノ・ピザでは大混雑が起きた。

 Twitterには「ドミノ・ピザすごい混んでるね…笑」と投稿され、ガラス張りの店内には多くの人が並んでいる。この混雑は1店舗だけではない。他のツイートを見ると「ドミノ・ピザ、大行列笑う」と各地のドミノ・ピザの混雑を伝える様子がネット上に溢れた。

 なぜ全国のドミノ・ピザが大混乱に陥ったのか。それは想定以上の注文が殺到してピザの受け渡しが大幅に遅れたため。店によっては4時間以上遅れた店舗もあり、お客さんが怒鳴ったり、中には泣き出してしまう店員がいるなど、文字通り大パニックになった。

 なぜこんなに大きな混乱になったのか「今はお客様の対応にあたっており、詳細についてはコメントできない」ということだった。実際に利用した客に話を聞くとその要因が分かってきた。それは「1枚買うと1枚無料」キャンペーンを展開していたことだ。お持ち帰り限定のキャンペーンを目当てに、店頭に殺到したという。

 さらに予約注文がダウンしたことも致命傷だった。Twitterには「ドミノピザで予約したピザ取りに行ったらサーバーのシステムがダウンして予約状況がわかないから5~6枚適当に持っていってくれと言われた」という出来事があったことが報告されている。

 一連の騒動に対してドミノ・ピザは謝罪文を掲載した。
(AbemaTIMES)
 
 茨城県だけではなかったのか。

帳簿提示拒否→消費税の追徴35億円 千葉のパチンコ店

 消費税の納税をめぐって千葉県のパチンコ店経営会社が国税当局の税務調査を受けた際、帳簿類の提示に応じなかったところ、景品などの仕入れの際に自社が支払った消費税の控除が一切認められなかった。消費税の納税額は本来、支払った税額を差し引いて計算される。国税局がこうした対応をとるのは極めてまれといい、同社は多額の消費税を追徴されることになった。

 調査を受けたのは「ヒノックス」(同県市原市、登記上の本店は愛媛県今治市)。国税当局から2014年6月期までの3年間で消費税約30億円の申告漏れを指摘された。追徴課税(更正処分)は過少申告加算税を含め約35億円とみられる。

 関係者によると、同社は14年2月ごろから東京国税局の税務調査を受けていたが、その際、帳簿や請求書など経理書類の提示を拒否。消費税法の規定では、帳簿などが保存されていなければ、仕入れにかかった税額を差し引くことはできない。国税当局は「帳簿が保存されているとは言えない」などと判断し、同社が3年間で仕入れの際に支払った消費税計約30億円を差し引く経理処理を認めなかったという。

 国税当局は一度や二度、帳簿の提示を拒まれただけでこうした課税はしないとされる。協力するよう説得し、拒否が続けば控除が認められない可能性も説明。こうしたやりとりも記録に残すという。
(朝日新聞デジタル)

 書類の提示拒否で、仕入税額控除の否認はおもしろい。
 書類提示で、仮に7年間の不正がばれるか、のどちらかの選択だろう。
 書類の提示拒否で、本来の適正課税ができない税務当局にも問題ありだろう。
 

“サイバー攻撃” 米オバマ政権 ロシアへの報復措置 発表

アメリカのオバマ政権は民主党のコンピューターがロシア政府からサイバー攻撃を受けたとされる問題などで報復措置を発表し、ロシアの情報機関とその幹部などに対して制裁を科すとともに、アメリカに駐在しているロシア政府の当局者35人に国外退去を命じました。

この問題はアメリカでことし6月、民主党のコンピューターがサイバー攻撃を受けて党幹部のメールが流出したもので、アメリカ政府は10月、大統領選挙に影響を及ぼそうとしたロシア政府の仕業だと発表しました。

これについてアメリカのオバマ政権は29日、報復措置を発表し、サイバー攻撃などに関わっていたとしてロシアの2つの情報機関と情報機関の幹部4人、それにサイバー攻撃を支援した3つの企業に対して制裁を科すと発表しました。

さらに、ロシアでアメリカの外交官に対する警察などによる嫌がらせが急増していることへの対抗措置として、アメリカに駐在するロシア大使館の外交官などロシア政府の当局者35人に対し、72時間以内に国外に退去するよう命じました。

オバマ政権は今月に入ってシリアやウクライナの情勢をめぐってロシアに対する制裁措置を相次いで打ち出しており、今回の報復措置の発表でオバマ政権とプーチン政権の関係が一段と悪化するのは避けられない見通しです。

一方、来月20日に就任するアメリカのトランプ次期大統領は、ロシアによるサイバー攻撃への言及を避け、プーチン大統領との関係改善に意欲を示しています。

オバマ大統領は29日の声明で「すべてのアメリカ国民はロシアの行動を警戒すべきだ。今回のような行為はロシア政府の最も高い地位の人物しか指示できない」としてプーチン大統領の関与を示唆し、トランプ氏の対応にくぎを刺しました。

ロシアは反発

アメリカのオバマ政権が、民主党のコンピューターがロシア政府からサイバー攻撃を受けたとされる問題などで報復措置を発表したことについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は29日、地元メディアに対し「国際法上根拠がなく、違法で侵略的な対外政策とも言える。プーチン大統領が対応策を決めることになる」と述べ、何らかの対抗措置をとる構えを示しました。

また、ロシア外務省で人権問題などを担当するドルゴフ氏は「ロシアに対する制裁は生産的ではない。このような一方的なやり方は関係を損ねるのが目的で、将来の関係改善を難しくさせる」と述べ、強く反発しました。

さらにロシア上院議会で国際問題を担当する委員会のコサチョフ委員長は「オバマ政権の断末魔だ。去りゆく政権にはロシアとの2国間関係を破滅に向かわせる政治的な権利も倫理的な権利もない」と述べ、厳しく非難しました。
(NHKニュース)

 トランプ就任後は報復措置解除だろうか。

テベス 上海申花へ移籍、Cロナ大幅超え“世界最高年俸”に

 中国で世界最高年俸のサッカー選手が誕生した。

 上海申花は29日、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)からアルゼンチン代表FWカルロス・テベス(32)を獲得することで合意したと発表した。契約期間は2年。地元メディアによると、週給は75万3000ドル(約8810万円)で、年俸にすると約46億円。推定年俸27億円のC・ロナウド(Rマドリード)らを上回り世界一となる。また、地元報道によると移籍金は8400万ユーロ(約102億円)でアジア史上最高。世界でも史上6位になるという。
(スポニチアネックス)

 チャイナマネーの凄さだろうか。

茨城震度6弱 “未知の断層”が動き発生

 28日に茨城県で発生した最大震度6弱の地震について、政府の地震調査委員会は、長さが15キロ程度の未知の断層が動いた、との見解を示した。

 28日夜、茨城県高萩市で震度6弱を観測した地震では、窓ガラスが割れたりする被害が出たほか、2人がケガをした。地震調査委員会は29日、臨時の会合を開いて活動を分析し、長さ15キロ程度の未知の断層が動いたことで地震が起きた、との見解をまとめた。28日夜の発生直後に比べて余震活動は低下しているという。

 今回の地震は5年前の東日本大震災の余震とみられているが、2004年にインド洋大津波を起こしたスマトラ沖地震では、発生から10年が経過しても周辺で大きな地震が繰り返し起きているため、今後の地震や津波にも注意が必要だとしている。
(日本テレビニュース)

 今後も同じあるいは違う未知の断層が動く可能性があるということか。

2016年12月29日木曜日

車で男性はね現金奪う 大阪・西成で2件、連続強盗か

 大阪市西成区の路上で29日未明、車で歩行者らをはね、現金を奪う事件が2件相次いだ。大阪府警は連続強盗事件とみて、車に乗っていた数人の男の行方を追っている。

 西成署によると、大阪市西成区花園北2丁目の国道26号で29日午前1時10分ごろ、自転車に乗っていた男性(60)が後ろから近づいてきた車にはねられて転倒。車から降りてきた数人に上着ポケットの財布(約700円在中)を奪われた。男性にけがはなかった。

 さらに約30分後、1・3キロ離れた同区聖天下2丁目の住宅街で、歩行者の男性会社員(43)が車にはねられて転ばされたうえ、車にいた数人の男に蹴られるなどして現金約9万6千円が入ったバッグを奪われた。男性は鼻や右目付近を骨折する重傷を負ったという。

 この約10分後、同市住吉区内で、現場で目撃された車のナンバーと一致する車両を阿倍野署員が発見。車から降りて近くの住宅の敷地内に逃げ込んだ若い男1人を、建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。府警は、この男を含めて複数の男が事件に関与しているとみて捜査を進めている。
(朝日新聞デジタル)

あの人は「舛添」ではなく「巻き添え」です…裏流行語大賞は平沢勝栄氏の一言

 今年の新語・流行語大賞は、プロ野球・広島の緒方孝市監督が鈴木誠也外野手の活躍をたたえた「神ってる」が選ばれた。スポーツ報知では、思わずついて出た著名人の本音や不用意な発言を「裏流行語」として選定。大賞は、舛添要一前知事の公私混同疑惑が参院選や自民党の党勢に悪影響を及ぼす中、都連のベテラン、平沢勝栄衆院議員(71)が発した「あの人は『舛添』ではなく『巻き添え』です」を選んだ。平沢氏に発言の真意を聞いた。(取材・構成 久保 阿礼)

 平沢氏が年頭に想定していた大型選挙は7月の参院選だけのはずだった。だが、春ごろから舛添都知事(当時)の政治資金などの「公私混同疑惑」が浮上。一向に収束の気配は見えず、混乱はエスカレートしていった。

 6月13日の都議会総務委員会の集中審議で舛添氏は約3時間にわたって厳しい追及を受けたが、「どうか少しの猶予を頂きたい」と辞任を否定。不信感はさらに広がった。同じ日、別の場所で開かれた参院選候補者の応援集会に駆けつけた平沢氏は不測の事態にこう嘆いた。

 「あの人は『舛添』ではなく『巻き添え』です」

 都連幹部として舛添氏に出馬要請した1人として責任を痛感していた。「私には舛添さんに出馬を要請した責任があった。でも、あのままの状態では自民党のほかの候補者や選挙も巻き添えにしてしまう。自民党への一つの警告でしたね」。そんな危機感から口に出た、舛添氏への批判だった。

 新聞、テレビなどで報道される舛添氏の言動を眺めながら、政治家としての資質に疑問も感じていた。

 「正直なところ、あんな横柄な人だとは思わなかった。『ファーストクラスを使って何が悪いのか。スイートルームに泊まって何が悪いのか』と。知事は都民のために働くわけですから。上から目線の感覚は理解できませんでした」

 舛添氏はそれから2日後の同15日に辞職。だが、長く続いた舛添問題は参院選だけではなく、都知事選の候補者選定にも悪影響を及ぼした。周囲を「巻き添え」にした迷走劇の始まりだった。

 平沢氏と「長い付き合いがある」という小池百合子氏が出馬を表明する中、都連の候補者選びは二転三転。最後は元総務相の増田寛也氏を推すことが決まった。

 平沢氏は自民党幹部の中でも強固な地盤に支えられ、96年以降東京17区で連続7回当選。09年に自民党が大敗を喫した際も勝ち切っている。増田氏に決めた都連の候補者の選考過程には、そんな地元から強い反発があった。

 「後援会で会合を開いても『今度だけは小池さんを応援したい』という人がたくさんいた。いくら私が説得してもダメでした」

 党内、地元で結束できなければ敗北の可能性は一気に高まる。結局、分裂状態のまま選挙戦に突入し、小池氏に大敗した。

 小池氏は選挙中から都連の意思決定の過程などを「ブラックボックス」と批判し、“都議会のドン”と言われる内田茂氏らを標的とした。一方で、就任後は改革にも着手。豊洲市場の移転問題や五輪会場の見直しなどに取り組み、高い支持を得ている。

 平沢氏は小池氏の改革に一定の支持をしているが、「戦線を拡大しすぎているのではないか」との懸念もある。今後に向け「側近を置くべきだ」と勧める。平沢氏が理想とするのは、中曽根康弘内閣で官房長官などを歴任した後藤田正晴氏のような人物だ。 「中曽根さんを支えた後藤田さん、安倍首相を支える菅義偉官房長官のような側近が小池さんに必要です。そうしないと、改革はうまくいかない。夏には都議選もあります。周りをいかに使うかが大事になってきます」
(スポーツ報知)

 裏流行語はおもしろい。
 今年の漢字の裏があるとすれば、不倫の倫だろう。

約30億円マネーロンダリングか、タイの有名寺院捜査

 バンコク近郊に総本山を置く「タンマガーイ寺院」は、信用組合の元会長が横領した30億円相当のカネを寄付として受け取り、マネーロンダリングに関与したとの疑惑が持たれていて、27日、捜査員が寺院に入ろうとしました。

 「寺院の門の前では警察官と集まった信者の間で押し問答が続いています」(記者)

 世界に100万人を超える信者を持つとされるタンマガーイ寺院。「捜査に協力する」と言いつつも、「信者の抵抗を止めることはできない」と話しています。

 仏教国のタイでは寺院や僧侶は特別な存在で、捜査当局が「聖域」にどこまで踏み込めるか、注目されています。
(TBSニュース)

 マネロン関与はおもしろい。

内山高志、公開ナンパ王者を後悔させる!

◆報知新聞社後援 プロボクシング ダブル世界戦 ▽WBA世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ジェスレル・コラレス―内山高志 ▽WBA世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 田口良一―カルロス・カニサレス(31日、東京・大田区総合体育館)

 前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志が雪辱を果たし“調子乗り王者”を制裁する。ダブル世界戦(報知新聞社後援)の予備検診が28日、都内で行われた。その後の会見では静かに気持ちを高める内山に対し、コラレスは試合を中継するテレビ東京の鷲見(すみ)玲奈アナウンサー(26)を“公開ナンパ”する余裕ぶり。内山が増長気味の王者に鉄拳を食らわす。また、V5戦に臨むWBA世界ライトフライ級王者・田口良一ら出場4選手に異常はなかった。

 内山は闘争心を燃やしながらも、落ち着いた雰囲気だった。屈辱のKO負けから約8か月ぶりに因縁のコラレスと対面すると、握手した。「緊張はない。やっとコラレスと試合ができると、今日顔を見て逆にワクワクした感じが出てきた。早く試合がしたい」と決戦が待ちきれない様子だった。

 宿敵は完全に調子に乗っていた。まずは検診で医師が座る椅子に、内山と向かって座ろうとして笑いを取り“ジャブ”を放った。極めつきは、内山の後に登場した会見だ。報道陣から質問をされるも、どこか上の空で聞いていた。

 それもそのはずだ。取材中の鷲見アナウンサーに目を奪われ、猛アピール。目が合うとウィンクを繰り返した。会見を終えると関係者を通じて鷲見アナを呼び寄せ、ツーショット撮影を熱望した。コラレスは同アナの腰に手を回し、「とてもかわいい。心が奪われてしまったよ」。既婚者であるにもかかわらず、報道陣を前にデレデレの表情でラブコールを送るなど緊張感のかけらもなかった。

 すっかり有頂天の王者は夫人から鉄拳制裁を食らうかもしれないが、内山もしっかりお仕置きする。コラレスが好き放題にやっている時は会見場の外にいたが、相手が「作戦は8~9パターンある」と豪語したことを聞くと、「そしたら俺は10パターンくらいありますよ。いろいろと考えてますから」と対抗心をのぞかせた。一方で「王者になったので自信は持っていると思うし、(王座から)降りたくない気持ちがあると思う。精神的には強くなったんじゃないか」と冷静に分析した。

 運命の再戦は目前に迫った。「目の前に、本当にはっきりした目標がある。使命感が違う。どんな試合になるか分からないが、最終的には僕の手が上がっていれば」と、力強く“ナンパ王者”へのリベンジを誓った。(三須 慶太)

 雪辱を晴らせるか。

茨城県北部で震度6弱 東日本大震災の余震 気象庁

 茨城県北部で28日夜に震度6弱を観測した地震について気象庁は、平成23年3月に発生した東日本大震災の余震活動との見解を明らかにした。今後1週間は同規模の地震に警戒するよう呼びかけている。

 気象庁によると、地震は28日午後9時38分ごろに発生。震源地は茨城県北部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・3と推定される。

 気象庁は同日午後11時45分から記者会見して発生メカニズムなどを説明する。
(産経新聞)

 いつまで余震が続くのだろうか。

【巨人】陽岱鋼、生涯巨人!骨うずめる「覚悟はしている」

【台北(台湾)28日=片岡優帆】日本ハムから巨人に5年15億円でFA移籍した陽岱鋼外野手(29)が、出身地で入団会見を行った。地元メディア29社、テレビカメラ25台、報道陣計90人が集結する中「生涯巨人」の覚悟を口にし、日台交流の象徴的存在になると誓った。同席した堤GMは、来季の主催全試合を台湾で放送するプランを披露。会見はテレビ2局で生中継され、現地は陽フィーバーに包まれた。

 故郷のメディアから無数のカメラのフラッシュを浴びた。陽は豪華なシャンデリアの照明が輝く会見場で満面の笑みだった。19日に都内で行って以来、2度目の入団会見。「私は台湾出身なので、台湾で行うのは当然のことです。Gの球団旗の前でこうして会見できて心からうれしく思います」。中国語で巨人入りの喜びを報告した。

 台湾に凱旋したスターに、地元記者から次々と質問が飛んだ。特に注目を集めたのは、5年の長期契約。「5年後は34歳。その後も巨人で一生続けたいか?」と聞かれ「一つのチームに長くいられるのはうれしいことです」と答えた。巨人に骨をうずめる覚悟について「覚悟はしている。伝統あるチーム。毎日プレッシャーと向き合い、どう解決するか考えていきたい」と言い切った。

 来季から本拠地は東京になる。陽は「北海道よりも近くなる。もっともっと台湾の皆さまが僕のプレーを見に来てくれることを期待しています」と呼びかけた。台北とは飛行機で3、4時間の好アクセス。今季は3軍が台湾遠征を行った。友好関係をさらに発展させる象徴として、1年でも長く巨人でプレーしたい。「5年間でどれだけの成績を残せるかもポイントになる」と責任感を口にした。

 現地の新聞報道では「陽は3月のWBCに必要だ」などと連日記事になっており、英雄の台湾代表待望論が過熱している。この日も質問が出たが、堤GMは9月に札幌Dの試合でフェンスに激突して肋骨(ろっこつ)を骨折した点を挙げ「回復状況を見極めたい」と説明。陽は「球団と話し合って今後、皆さまに素晴らし応答ができることを願ってます」と意欲を示した。

 会見場の「パレ・デ・シン(君品酒店)」は台北駅近くの一等地に立つ5つ星ホテル。中国語、日本語訳が交互という形で約40分間、行われた。「あれだけたくさんのメディアの方が来てくれてうれしい。(巨人は)日本中の視線が集まると思うので言動、行動には注意します。5年間を無駄にしたくない。一日一日、意味のある時間を過ごしたい」。故郷の熱気を肌で感じ、活躍を約束した。
(スポーツ報知)

 どれだけの成績を残せるか、楽しみにしています。

注目日本人対決。井上尚弥のV4戦で番狂わせは起きるのか

 ボクシングのダブル世界戦(30日・有明コロシアム)の調印式並びに記者会見が28日、都内のホテルで行われ、WBO世界スーパーフライ級王者、井上尚弥(23、大橋)に挑む前WBA同級王者の河野公平(36、ワタナベ)は、「コンディションは一番いい。過去最高の試合をして番狂わせを起こします」と最強王者を相手に番狂わせを起こすことを宣言した。

 一方、4度目の防衛戦で、初の日本人対決を迎えることになった井上も、「最近では一番いい仕上がり。5月、9月と、いまいちの試合が続いている。今回は自分らしく、来年につながるように内容にこだわって、試合を進めたい」と、自信に満ち溢れたコメントを残した。
 
 河野は、8月に暫定王者のルイス・コンセプシオン(パナマ)に0-3の判定で敗れ4度目の防衛に失敗したが、前半に受けに回った陣営の完全な作戦ミスで、井上も、「あの試合は作戦に影響するところが多かった」と自戒するほどの試合内容で、実力で大きく劣ったような敗戦ではなかった。

 過去に河野は、2012年12月のWBA世界スーパーフライ級王者、テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)との試合で、前半の劣勢を4回に怒涛の反撃から3度のダウンを奪って逆転勝利。プロ12年目、3度目の挑戦にしてベルトを巻く番狂わせを起こし、昨年10月には因縁の亀田興毅と米国シカゴで指名試合を行い、激闘の末、2度ダウンを奪ってタイトルを防衛するなど、渡辺会長曰く「ここ一番で力を発揮する」という崖っぷちの勝負強さを見せつけることになった。

 プロ16年、世界戦はこれが10試合目。井上とは、圧倒的に違うキャリアを生かして「色々と作戦を練っている」という。
「パンチ力もアップしている。自宅で秘密の練習をしたことで強くなった。当たれば面白くなる。亀田との試合よりも、いい意味で開き直っているし、勝つことしかイメージしていない。楽しんだもん勝ち」。
 井上よりも、一回り以上年上のボクサーは、そう言った。どこか不気味さを漂わせる。

 では河野に無敗の井上に土をつける番狂わせを起こす可能性はあるのか? 
 
 海外の格闘専門サイトなども、この試合に注目、プレビューを掲載しているが、「ヒットハードニュース」のベン・ブラックウエル記者は、「井上のスピードと河野の荒々しい経験の激突でエキサイティングな試合になるのは間違いないが、井上が防衛しているだろう」と、井上のV4が揺るがないと予想している。

 井上に隙があるとすれば、前回の防衛戦前に痛めていた腰痛の影響から、「7割程度」と本人が言っているほどのコンディション不安と、試合中にガラスの拳を痛める部分だけだろう。

 実父であるトレーナーの真吾さんに聞くと、「腰痛の影響で確かにスタートが遅れたので、全体として7割程度になっただけ。動けるようになってからは、中身の濃いラウンドをこなしているの不安はない」という。

 しかも河野は、ボディに弱点があり、亀田戦ではレフェリーにしっかりとローブローの反則を取ってもらったため助かったが、腹に効かされたパンチも少なくなかった。井上側からすれば、ボディへのパンチには、拳へのダメージがないため、怪我のリスクがなく、思い切って打てるという利点もある。

 この試合では、井上のボディ攻撃がキーポイントになることは間違いなく、その点を真吾トレーナーに尋ねると、「上下の打ち分けは河野戦に限らずきっちりとやらならない。特に今回は、強さと上手さというのをうまく使い分けて攻めたいと考えている」と、否定しなかった。

 元WBA世界スーパーフライ級王者で解説者の飯田覚士氏も井上有利の予想。
「番狂わせの可能性は高い」とは、口にしなかった。

「河野は当たって砕けろの精神で強気で来ると思います。これまで番狂わせといわれる試合は、ひるまない打ち合いで手にしましたからね。井上に隙があるとすれば、日本人相手にいいところを見せたいという色気。そこに河野がつけこむしかないでしょう。ただ、打ち合いになると、井上は今までの相手とは違います。冷静に、下が空くとしっかりとボディを狙ってくる可能性が高い。そうなると、河野が腰を折って苦しむKOシーンが浮かんでしまいます。ただ、リスクを負って河野は前に出るでしょうから、間違いなく気持ちのぶつかり合いになりますね」

 井上には、来年“パウンドフォーパウンド”のWBC世界スーパーフライ級王者、ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)とのスーパーファイトが待ち受けている。海外メディアは、“ロマゴン”だけでなく、井上の対戦候補として、ロマゴンとの再戦が来年3月に予定されている(ロマゴンが高額ファイトマネーを要求して合意には至っていない)カルロス・クアドラス(メキシコ)、10日にコンセプシオンから判定でWBA世界Sフライ級のタイトルを奪った無敗のカリド・ヤファイ(英国)らの名前を挙げている。井上が、先ばかりを見ていると足元を救われる危険性があるのがボクシングの怖さだが、河野との日本人対決には、“番狂わせ”という最悪のパターンが、どうも想像しづらいのである。
(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)

 ガラスの拳で番狂わせもあるだろう。

レイア姫のC・フィッシャーさん死去 SW8が遺作に…どうなる9?

 人気映画「スター・ウォーズ」シリーズでレイア姫を演じた米女優キャリー・フィッシャーさんが27日、ロサンゼルスで死去した。60歳。米メディアが伝えた。23日、ロンドンからロサンゼルスに向かう航空機内で心臓発作を起こし、救急搬送され入院していた。家族は詳しい死因を明かしていない。家族や親しい知人が病院に集まるまで、人工呼吸器を外さなかったという。

 レイア姫は主人公ルーク・スカイウォーカーの双子の妹。1977年に公開されたシリーズ第1作は世界各地で大ヒット。一躍人気女優となった。83年公開の第3作では、悪役ジャバ・ザ・ハットに捕らえられ、金色のビキニ姿で鎖につながれた。その姿がセクシーだったことから“金色ビキニのレイア姫”という言葉は、セクシーな女性の代名詞としても使われるようになった。

 スクリーンでは“宇宙のプリンセス”を華麗に演じたが、私生活では薬物依存と精神疾患に苦しんだ。13歳で大麻、21歳でLSD(合成麻薬)を始め、24歳でそううつ病を患ったと告白。その体験を赤裸々につづった自伝的小説はベストセラーになり、「ハリウッドにくちづけ」(90年)として映画化された。

 昨年公開されたシリーズ7作目「フォースの覚醒」は、フィッシャーさんが出演した第3作から約30年後の設定で製作。レイア姫の復活に全世界のファンが熱狂した。来年12月には「エピソード8(仮題)」の公開が予定されている。関係者によると撮影は既に終了。同作が遺作になるとみられる。現在公開中の「スター・ウォーズ」のスピンオフ「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」にも出演している。

 「スター・ウォーズ」はレイア姫とルーク、2人の父アナキン(=ダース・ベイダー)ら「スカイウォーカー家」の物語。レイア姫はその軸となる重要な役。シリーズは19年公開予定の「エピソード9(仮題)」まで製作される。洋画関係者は「レイア姫なしでシリーズは成り立たない。製作陣には相当なショックだろう」と語る。ストーリーそのものが変更になる可能性もある。フィッシャーさんの急死の衝撃は、あまりにも大きい。

 ◆キャリー・フィッシャー 1956年10月21日、米ロサンゼルス生まれ。父は歌手エディ・フィッシャー、母は女優デビー・レイノルズという芸能一家。娘のビリー・ラード(24)も女優。83年、シンガー・ソングライターのポール・サイモンと結婚したが、わずか1年で離婚した。女優業以外に脚本家としても活動。主な出演映画は「ブルース・ブラザース」(80年)、「ハンナとその姉妹」(86年)、「ハリウッドにくちづけ」(90年)など。
(スポニチアネックス)

 急死の衝撃は、作品のストーリー展開に影響ありか。

2016年12月28日水曜日

休職中に風俗店勤務 千葉県女性職員を停職処分

 休職中に風俗店で働いていたとして、千葉県は27日、健康福祉部出先機関の女性職員(37)を地方公務員法(兼業禁止)に基づき、停職6カ月の懲戒処分にした。女性職員は依願退職した。

 県総務課によると、女性職員は今年9月下旬から12月上旬まで、無断で東京都内の風俗店に約40日間勤務し、約200万円の収入を得ていたという。

 女性職員は病気療養が必要との理由で本年度の途中から休職中。県の給与も8割が支給されていた。県の聴取に対し、女性職員は「休職後に家庭の事情から多額の資金が必要になり、風俗店に勤務せざるを得なかった」と説明したという。

 11月に店の名前などを具体的に挙げた匿名の通報が県に寄せられ、発覚した。
(千葉日報)

 ある意味、かわいそうだろう。

「歴史的」「アジアが先」=真珠湾訪問、評価二分―各地の戦争資料館長

 安倍晋三首相が28日(日本時間)、犠牲者を慰霊し、二度と戦争を繰り返さない決意を表明した真珠湾訪問。

 日本にある戦争や平和関連の資料館館長らからは「歴史的に(意義が)大きい」との評価の一方、「謙虚さが足りない」など批判的な声も上がった。

 広島県の呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長の戸高一成さん(68)は「両国の責任者が、直接真珠湾で慰霊したことに意味があり、非常に良かった」と評価する。首相が謝罪しなかった点も「戦争はどちらかが一方的に悪いわけではない。謝罪ではなく反省するもの」と指摘。両首脳の未来や次世代に向けた演説を含め、今回の訪問を「歴史的に大きい一つのアピールになった」と称賛した。

 一方、東京大空襲・戦災資料センター館長で作家の早乙女勝元さん(84)は、演説で強調された同盟関係について「純粋な平和同盟ではなく軍事同盟だ」と懸念。沖縄県で再開された普天間飛行場の移設工事に触れ、「『和解』や『寛容』という言葉が空虚に聞こえる。日本が侵略と植民地支配を繰り広げた中国や朝鮮半島への謝罪が先ではないか」と疑問を呈した。

 長野県上田市の無言館(戦没画学生慰霊美術館)館主の窪島誠一郎さん(75)も「『謝罪なき和解』というセレモニーを、日米共同で制作した感じ」と手厳しい。首相の演説を「謝罪を避けるという根本的な無理が、言葉の弱さにつながっている」と批判。同盟関係を強調した点についても、「アメリカのためなら戦争しかねない。大戦(という過ち)を犯したという謙虚な姿勢が足りない」と不快感を示した。
(時事通信)

 謝罪は必要ないだろう。
 旧体制の過ちを、いつまで誰が謝罪するの。

<熊本県警>鑑識係長が指紋偽装…「証拠品から採取」

 熊本県警は27日、熊本北署の鑑識係長が、署で採取した容疑者の指紋を現場や証拠品などから取ったと偽り、複数の捜査報告書を偽造した疑いがあると発表した。県警監察課は事件の捏造(ねつぞう)はないとしているものの、虚偽有印公文書作成・同行使と証拠隠滅の疑いがあるとみて係長から事情を聴いている。

 監察課などによると、係長は50代男性の警部補。署の機械で採取した万引きや暴行などの容疑者の指紋を現場や盗品などから取ったように見せるため、捜査報告書に虚偽の説明などを記していた。鑑識活動では証拠品などから取った指紋は県警内で評価が高いとされ、係長は「自分の実績づくりのためにやった」と話しているという。同課は数年前に始め、部下数人にも協力させていたとみている。

 9月末に捜査報告書の提出を受けた県警本部の鑑識課が「証拠品から取れないような不自然な指紋がある」と指摘し、発覚。県警は被害額が軽微な窃盗事件や、被害者との示談を終えるなどした微罪処分の事件が大半で、検察に送検せず、容疑に争いのない事件に限って偽造していたとしている。【柿崎誠】
(毎日新聞)

 出世のための偽造は情けない。

米女優キャリー・フィッシャーさん死去 「レイア姫」 スター・ウォーズ

 人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役で知られた米女優のキャリー・フィッシャーさんが27日、死去した。60歳だった。広報担当の話として、AP通信が伝えた。

 フィッシャーさんは23日、ロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機内で心臓発作を起こし、病院で治療を受けていた。

 1977年に公開された「スター・ウォーズ」でヒロインのレイア姫を演じ、「帝国の逆襲」(80年)「ジェダイの帰還」(83年)でも続けた。昨年公開された続編「フォースの覚醒」で、32年ぶりにレイア姫の役を復活させて話題となった。(ニューヨーク=中井大助)
(朝日新聞デジタル)

2016年12月27日火曜日

跳べない浅田真央、世代交代の波痛感…でも辞めないワケ 18年平昌五輪出場へ高すぎるハードル

 フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリストの浅田真央(26)=中京大=は全日本選手権(大阪・東和薬品ラクタブドーム=25日最終日)で総合12位の大惨敗。14度目の全日本出場で自己最低順位に終わり、9大会連続出場中だった世界選手権(来年3-4月=ヘルシンキ)の代表選考でも落選した。それでも終了後、来季現役続行を表明。今大会では自身の代名詞であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に今季初めて挑んだものの失敗。世代交代の荒波にももまれる中、現役にこだわり続ける。

 「そうですね、はい」

 大会終了後、報道陣に来季も現役を続けるか、と聞かれた浅田は最小限の言葉で答えた。

 起死回生を期し完全着氷を思い描いたトリプルアクセル。しかし、代名詞といわれたジャンプは、24日のショートプログラム(SP)では回転不足(1回転半)。25日のフリーでも「何があっても回ろうと思いました」とあえて冒頭に入れたが、転倒した。

 トリプルアクセルを跳べない浅田は平凡な選手-という評価になる。

 今季散々悩まされ続けた左膝痛は、実は昨年から。その原因は、12歳で会得したトリプルアクセルを跳び続けた“勤続疲労”にほかならない。今季は苦肉の策で左膝に筋肉をつける特別メニューをこなし「私にとっては特別舞台」と言い続けた全日本選手権にようやく出場できるところまでこぎ着けたが、結果はついてこなかった。

 12歳の時に比べ身長は15センチ前後伸び、女性としての体形の変化もある。昔と同じようには跳べないのが当たり前だ。

 浅田が慕う伊藤みどりさん(1992年アルベールビル五輪・銀メダル)は22歳、日本史上初の五輪金メダルを獲得した荒川静香さん(2006年トリノ五輪・金)も24歳で現役を引退した。かつてのライバル安藤美姫さんも25歳で現役を退いている。

 そんな中、“ポスト真央”として本田真凛(15)=関大中=ら若手が台頭。本田は今月上旬、優勝候補に挙げられていたジュニアGPファイナルをインフルエンザで欠場したが、体調不十分の今大会でも総合4位に入った。

 宮原知子(18)=関大=は、09年から大会4連覇した浅田以来の3連覇を達成。さらに15歳の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)も2位となり、世代交代を強烈に印象づけた。

 浅田は14年ソチ五輪で6位に終わった直後、現役続行について「ハーフ、ハーフ」という名言を残した。この時23歳。

 当時は日本スケート連盟サイドにも、“金のなる木”の浅田を手放したくない思惑があり、本人もそれをヒシヒシと感じていた。国内大会でも世界大会でもテレビ中継の放映権料が入るが、絶大的な人気を誇る浅田がいればこそ。当時は後継者の芽すら見えなかった。

 皮肉にも若手が続々台頭し、浅田への依存度が低下したいま、「練習にしろ、マスコミ対応にしろ、すべて浅田の気持ちひとつ。彼女の意向にNOといえる者は周囲に誰もいない」(スケート関係者)。

 その浅田の悲願は五輪での金メダル獲得。2年前に現役続行を決断したのも「必ず(2018年の)平昌五輪に出場したい」との思いから。少なくとも五輪出場の可否がはっきりするまでは、諦めきれないのだろう。

 また、25日のフリーの前に行われた公式練習では、曲をかけた状態でトリプルアクセルをきれいに着氷。直前の6分間練習でも決めていた。後ろ髪を引かれる理由になりうる。

 平昌五輪に出場するには例年通りなら、五輪前年の来年の全日本選手権で優勝するか、GPファイナルで日本人最上位で表彰台に上ることが条件。いずれも現状の浅田にとって高すぎるハードルといわざるをえない。

 左膝痛に苦しんだ今季、「『これが世代交代というものなんですよね』とつぶやくこともあった」(関係者)。いまだに“国民的アイドル”ともいえる存在だが、前途は実に厳しい。
(夕刊フジ)

 厳しいけど、最後まで大多数の人は応援するだろう。

ジョージ・マイケルさん死去「濃すぎる人生」湯川れい子さん悼む

 1980年代にポップデュオ「ワム!」で活躍し、「ラスト・クリスマス」などのヒット曲で知られる英人気歌手ジョージ・マイケルさんが25日、英南部オックスフォードシャー州の自宅で死去した。53歳だった。死因など詳細は不明。英メディアが伝えた。

 ジョージさんの広報担当者は25日、「このクリスマスに自宅で安らかに息を引き取りました」との声明を発表。地元警察によると、救急隊がこの日午後に自宅を訪ね、死亡を確認した。不審な状況はないという。

 ジョージさんは86年に「ワム!」解散後はソロ歌手として活躍。98年にはゲイを告白した。英男性歌手エルトン・ジョンは25日、「最愛の友であり、最も優しく、寛大な心を持つ素晴らしいアーティストを失った」としのんだ。

 湯川れい子氏(音楽評論家、作詞家)「ジョージさんがクリスマスに亡くなるなんて、『ラスト・クリスマス』は永遠のクリスマスソングになりましたね。88年の日本武道館公演を見ましたが、声が強くてセクシーで、男の魅力があふれてました。イギリスでは、クイーンのフレディ・マーキュリーの次に素晴らしい歌手だと思う。ゲイ告白、トイレのわいせつ行為、大麻事件…。素晴らしい才能の塊だったけど、あの無精ヒゲと同じで、濃すぎる人生。個性が強烈すぎて、どう評価していいか分からない人でした」
(スポーツ報知)

 クリスマスに亡くなったのは運命だろうか。

外出する人の割合過去最低…特に20代低下

 国土交通省が全国の都市で人の動きを調査した結果、家から外出する人の割合が過去最低を記録したことが分かった。

 昨年度、調査日に外出した人の割合は平日で80.9%、休日で59.9%と1987年の調査開始以来、過去最低となった。特に20代の休日1日の移動回数は1.43回と70代の1.6回を下回り、若者が以前よりも外出しなくなっていることが明らかになった。

 また、買い物や食事など私用目的で外出する回数も大きく減少している。中でも就業していない人は就業者よりも外出が少なく、外出率の減少の割合も大きいという。
(日本テレビニュース)

 無職の若者の引きこもりが増えているということだろうか。

2016年12月26日月曜日

【白球つれづれ】日本ハムからONがいなくなる日

ONの今後は?!
 日本ハムの場合は一般的な投手、打撃成績だけでなく勝利への貢献ポイントから有効打などを数値化したメジャー流のきめ細かな査定法を導入しているためマイナス部分のチェックも厳しい。

 加えて西川遥輝、中島卓也、谷元圭介らが新たに1億円プレーヤーの仲間入りを果たすなど全体の底上げが必要だった事情もある。しかし、過去のFA選手の例を引くまでもなくプロの評価とは金額で弾き出される。

 仮に来季、中田が本塁打と打点の二冠でも獲得したとき、筒香並みに2億円アップを要求したらどうなるか?金満球団なら年俸5億の複数年契約を用意してもおかしくない。

 絶対的なエースだったダルビッシュ有が海を渡り、来オフにも大谷のメジャー挑戦を容認。球団経営を圧迫しないよう過去にも大物を放出してきた日本ハム商法にあって中田を今後どう遇していくのか?「平成のON」の1年後の去就は今から目が離せない。
文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
BASEBALL KING

国連総長に巨額の裏金? =韓国誌報道、本人は否定

【ソウル時事】韓国の週刊誌「時事ジャーナル」(電子版)は、次期大統領選出馬に意欲を見せている国連の潘基文事務総長が2005年と07年に計23万ドル(約2700万円)の裏金を実業家から受け取っていたと疑惑を報じた。

 潘氏側は同誌の取材に「一顧の価値もない」と全面否定。実業家も「金を渡したことはない」と主張しているが、最大野党「共に民主党」は25日、徹底究明を要求。大統領選の行方に影響を与える可能性もある。

 同誌によると、裏金提供の疑いが浮上したのは朴淵次・元泰光実業会長。潘氏が韓国外交通商相だった05年に20万ドル(約2350万円)、07年の事務総長当時には3万ドル(約350万円)を渡したと伝えた。

 朴氏は盧武鉉元大統領の後援者で、08年に不正資金提供事件で検察に逮捕された。盧氏は09年5月、捜査の渦中で自殺。当時、検察は潘氏への資金提供疑惑もつかんだが、事務総長退陣を余儀なくされる恐れがあったため、伏せられたと同誌は報じている。
(時事通信)

 裏金の国なんだろう。

浅田真央、現役続行の意志 全日本、自己最低の12位

 フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央(26)=中京大=が25日、平昌五輪シーズンとなる来季も現役続行の意向を表明した。この日あった全日本選手権フリーの演技を終えた後、現役を続けるかと問われ、「そうですね、はい」と述べた。今季の今後の試合については、「(試合が)まだ終わったばかりなので分かりません」と話した。

 浅田は全日本選手権でジャンプのミスが相次いで総合174・42点で12位に終わり、ジュニア時代の03年以来の表彰台を逃した(休養した14年を除く)。今季は左足の痛みで調整が遅れ、グランプリシリーズは6位と9位で、ファイナルに出場できなかった。世界選手権(3~4月、ヘルシンキ)出場も厳しくなり、去就が注目されていた。
(朝日新聞デジタル)

 厳しい練習で五輪に合わせるだろう。

2016年12月25日日曜日

「国の宝」大谷翔平の起用法 侍ジャパン 頭を悩ませる

 年が明けると、3月に野球の国別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕する。世界一奪回が日本代表「侍ジャパン」にとって最大のテーマとなるが、注目は何といっても、日本ハム・大谷翔平投手(22)の起用法だ。

 投手での起用か、野手(指名打者=DH)か。12月20日に、先行発表されたメンバーにも当然のごとく「大谷」の名前が入ったが、指揮を執る小久保裕紀監督(45)が最も頭を悩ませ、神経をすり減らすところだろう。

 本音は、先発投手での起用に違いない。最速165キロの速球は何といっても魅力だ。150キロ台のフォークボールも打つのは難しく大きな武器になる。3月7日~11日の第1ラウンド(東京ドーム)でキューバ、豪州、中国との3戦。上位2チームに入れば、間髪入れずに12日から東京ドームで第2ラウンドが続く。対戦相手と予想されるのは韓国、オランダ、台湾など強力打線のチームだ。先発投手陣は5人を確保したいところだ。

 大リーガー投手陣が「侍ジャパン」に加わるとの一部、報道もあったが、ここに来て風向きが変わってきた。アテにしていた前田健太(28、ドジャース)はWBC出場辞退が確定的。ダルビッシュ有(30、レンジャーズ)についても、レンジャーズのダニエルズ・ゼネラルマネジャー(GM)がWBCの出場対象から外す手続きを取ることを明言した。昨年3月に右肘靱帯の再建手術を受けたこともあり、無理をさせられないとの判断だ。

 もう1人、田中将大(28、ヤンキース)の出場も厳しそうだ。本人は明言していないが、米紙が出場見送りを指摘している。となると、大リーグ勢を除く国内組では投手陣が見劣りするのは事実だ。20日に先行発表されたメンバーでは、投手で菅野智之(27、巨人)、則本昂大(25、楽天)、牧田和久(32、西武)、増井浩俊(32、日本ハム)らがいるが、絶対的なエースと呼べる投手は見当たらない。

 ならば、大谷を是が非でも投手として起用したい。ところが、ポスティングシステムで米大リーグ移籍の場合、年俸総額300億円とも言われる大谷はもはや「国の宝」(日本ハム・島田利正球団代表)と表現されるレベルにまで達している。故障した場合は、誰が責任を取るのか?という以前に、“国家的損失”の問題が浮上してくるのだ。

 20日の発表会見に小久保監督は姿を見せず、大谷の起用法を聞かれた日本野球機構(NPB)の加茂浩将事業本部長の「監督やコーチが彼をどう使ったら一番力が出るかを判断する」とのコメントに苦悩が見え隠れする。

 もちろん、大谷の場合、野手だけでも十分、活躍を期待できる。11月の強化試合(メキシコ代表戦、オランダ代表戦)では第1試合こそ代打での出場だったが、第2戦では「3番・DH」で大活躍。第3戦では国際試合初の本塁打を放ち、第4戦では天井の隙間に打球を入れる「二塁打」で周囲を驚かせた。だが、打線に関してはセの首位打者・坂本勇人(28、巨人)、2年連続のトリプルスリーの山田哲人(24、ヤクルト)、セの2冠王・筒香嘉智(25、DeNA)、パの打点王・中田翔(27、日本ハム)とレベルの高い選手がそろっている。野手より、投手で使いたいところだ。

 大谷が指名打者から抑えに回るケースは、あまりに危険だ。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ、ソフトバンクとの第5戦でDHで先発し、九回を抑えで締めた“芸当”について野球関係者も「あれは、栗山監督と大谷との信頼関係があったからこそ、できた話。侍ジャパンで同じようなことは難しい」とくぎを刺す。

 小久保監督は間もなく難しい決断を迫られる。
(産経新聞)

 確かに起用法は難しいけど、投手だけだろう。

【日本ハム】栗山監督、ホレた!東大・宮台は「うちにピッタリ」

 日本ハムの栗山英樹監督(55)が24日、最速150キロを誇る東大の来秋ドラフト候補左腕・宮台康平(3年)に“熱烈ラブコール”を送った。23日にプロ志望を表明したサウスポーについて「宮台いいよね。うちにピッタリ。夢を与える」とクリスマスイブに熱き思いを口にした。

 日本ハムは99年ドラフト7位で遠藤良平投手(現GM補佐)を指名し、東大史上4人目のプロ入りを実現させた。11年には早大ソフトボール部の大嶋を指名し、12年にはメジャー挑戦を表明していた大谷を強行指名するなど、ドラフト戦略は独自路線を貫く。「(球団には)遠藤さんもいるし。縁があれば? いやいや、縁があるんだよ」と受け入れ態勢は万全と強調し、指名する可能性を示唆した。

 確かな実力も認めている。今春はリーグ戦初完封を飾るなど2勝をマークし、7月の日米大学選手権では東大生として33年ぶりに大学日本代表に選出された。指揮官も「いい時が4年生だったら、ドラフト1位の可能性は十分にある」と高評価を与えている。

 特別な思いもある。自身も国立の東京学芸大からテスト入団を経て、プロの道を切り開いた。リーグ戦の資金を捻出するために野球と並行してアルバイトをしていた経験もある。「俺らも含めて、国公立の選手って普通なんだよね。そこに夢があるのは素晴らしいこと」と大きな期待を寄せた。

 この日は「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場するファイターズジュニアを激励するため、札幌市内の屋内施設を訪れた。すでに早実・清宮の1位指名も示唆しているが、「野球がうまくなるのは文武両道とは言ったもので、重要な要素」と持論を展開。赤門エースも密着マークしていく。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 150キロと東大は魅力的だろう。

日本ハム・中田 早すぎる“大谷ロス”

 しんみりするのが早過ぎる!? 日本ハム・中田翔内野手(27)が23日、福岡・大牟田市内で行われたイベントに出席し、早ければ来オフにメジャー挑戦する大谷翔平投手(22)について、詳細は知らないと前置きしながらも「(来季で一緒にプレーするのは)最後になるだろうね。本人にしか分からないけど、あれだけスケールのある選手。いろんな舞台で頑張ってもらいたい」と語った。

 兄貴分として、後輩が飛躍する様子を見守りたいとの思いもあるのだろう。中田は「同じユニホームで同じグラウンドに立てた、やったというのも僕にとっても財産。早く活躍できるときにメジャーに行って、僕らも翔平の活躍を見たいですから。そこは素直に応援したい」と大谷の背中を押す。

 日本ハムが2年連続日本一を達成するには“平成のON”の活躍は欠かせない。最後は「寂しいけど来年1年間、かみしめながら頑張りたい」と遠い目で話していた。
(東スポWeb)

 中田も来オフはFAだろうか。

藤井聡太 <将棋>14歳5カ月が白星デビュー 76歳・加藤九段降す

 14歳2カ月で将棋界の史上最年少棋士となった藤井聡太(そうた)四段(14)は24日、東京都渋谷区の将棋会館で指された加藤一二三(ひふみ)九段(76)との第30期竜王戦6組ランキング戦で公式戦初対局を迎え、110手で初勝利を飾った。14歳5カ月での初勝利は将棋界最年少記録となった。

 藤井四段に破られるまで史上最年少棋士と最年少初勝利の記録を持ち、現役では最年長の加藤九段との対局は年齢差が62歳6カ月で、史上最大年齢差。記録ずくめの対局となった。

 対局は午前10時に開始され、先手番になった加藤九段は長年愛用する矢倉戦に誘導し、藤井四段も受けて立った。中盤で加藤九段が猛攻を開始し、藤井四段が受ける展開になったが、夕食休憩の前から藤井四段が巧みに反撃し、勝利した。

 両者とも盤上に頭を出して体を揺すりながら向き合う対局姿勢で、年齢差を感じさせない勝負だった。

 ◇加藤九段「素晴らしい才能の持ち主」

 対局後、藤井四段は「デビュー戦で加藤先生に教えていただけるのは光栄。竜王や名人をいずれは取りたいが、実力が足りないのでもっともっと強くなりたい」と報道陣に語った。加藤九段は「中盤、藤井四段が受けに回った手が私には指せない手で、大局観が素晴らしい。寄せも速かった。うまく負かされました。素晴らしい才能の持ち主だと思う」とたたえた。途中、加藤九段が「ここで読み切ってたの?」と藤井四段に問いかけると、藤井四段が慌てて首を振る光景も見られた。【山村英樹】
(毎日新聞)

 最年少記録は素晴らしい。

 

2016年12月24日土曜日

和田アキ子との接近も?大谷翔平の”ホリプロ入り”が危険視されるワケ

 人気・実力・年収・ルックスどれも完璧のスーパースターに芸能界の悪影響は及ばないのか……。北海道日本ハムファイターズの大谷翔平(22)が、芸能事務所「ホリプロ」とマネジメント契約を交わしたことが明らかになった。ファンの間では、大谷翔平に“悪い虫”がつくのではないかと不安視する声が飛んでいる。

■美女いっぱいのホリプロとマネジメント契約

 シーズンオフは各所にひっぱりダコの大谷。投手と野手の“二刀流”として、2016年シーズンは投げれば日本最速の165キロをマークし、打てば打率3割超え。すでに日本で数々の記録を塗り替え、メジャー移籍も秒読み段階だ。

 そんな日ハムの11番が12月22日、ホリプロとマネジメント契約を交わしたことが発表された。自身は「このたびご縁があって今後の活動をサポートしていただくことになりました。ファンの皆様のご期待に応えるべく、今後も野球に精進していきます」とコメント。事務所サイドは「基本的には球団が窓口になるが、本人の身の回りのことも含めてサポートしていきたい」と声明を発表している。

 ホリプロといえば、言わずと知れた業界大手。各界の著名人が数多く在籍する。スポーツ界では花巻東高校の先輩にあたる埼玉西武ライオンズ・菊池雄星(25)やサッカー選手の浦和レッドダイヤモンズ・槙野智章(29)が在籍。また女優は綾瀬はるか(31)や石原さとみ(29)、深田恭子(34)など錚々たるメンツが揃う。

「大谷は野球の活躍のみならず、193センチの長身と爽やかなルックス、誠実な人柄が女性に人気。またメジャー入り必至で、数十億円以上の年俸が将来期待される。ホリプロの女性陣からすれば、同じ事務所になれば接点も増えますし、そりゃあ皆狙いにいくでしょう。また大谷自身もメジャー移籍前に結婚したいでしょうから、まんざらではないはず。ビッグカップルが生まれれば嬉しいですが、現実的なところでいえば、サッカーを中心にアスリートへの理解がある足立梨花(24)、はたまた元アイドルの里田まい(32)と結婚したニューヨーク・ヤンキースの田中将大(28)を例に大島麻衣(29)と交際発展、なんてこともありうる。とにかくこれからの大谷の色恋沙汰は要チェック」(報道関係者)

 そんな“ホリプロ所属”になった大谷に対してファンは心配がち。「ホリプロが稼げるうちに稼がせそう」「プロ野球選手の自覚ないの!? がっかりだわ」「所属するのはいいけど、今のままの大谷くんでいて」とヤキモキしている。

 同事務所所属のタレントは歓迎ムード。三村マサカズ(49)は、早速ツイッター上で「大谷がホリプロ? 後輩じゃん」「私もツッコミとボケの二刀流として、大谷くんを指導しなければ」とつづっている。

「特にファンが心配しているのが和田アキ子(66)との接触。事務所内の権力を傘に着て、事あるごとに『アッコにおまかせ!』(TBS系)や夜遊びに招集する……なんてことになるかもしれない。日ハムは“悪い虫”がつかないよう全力で注意してほしいですね」(前出・報道関係者)

 2017年3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも活躍が期待される大谷。今年はゲスな話題が満載だった芸能界への深入りが、本業に支障をきたさないことを祈るばかりだ。
(デイリーニュースオンライン)

 不安視する声が多いだろう。

【巨人】陽、台湾で“福山雅治級”会見 最高級5つ星ホテルで

 日本ハムから巨人に移籍した陽岱鋼外野手(29)が28日に台湾・台北市内で行う2度目の入団会見が超VIP待遇で行われることが23日、分かった。会見が予定されているのは、現地関係者が「一流のホテルです」と絶賛する最高級の5つ星ホテル。14年にはシンガー・ソングライターの福山雅治が、今年9月にも歌手の中島美嘉が、それぞれ台湾でのコンサート前に会見を行ったスター御用達の場所だ。

 日本で主力選手に成長した陽は台湾では圧倒的な人気を誇る。当日は80人前後を収容できる大きな会場が用意される予定という。19日に都内で行われた入団会見には、台湾から複数のメディアが駆けつけてフェイスブックで現地向けに生配信も行われるなど注目度の高さは抜群。14年の福山の会見では報道陣の人数制限が行われ、現地関係者を「トップスター級の(会見)規模」と驚かせたが、それを超える“陽フィーバー”が巻き起こる可能性もある。

 海外での実施、複数回の入団会見も異例だが、さらに台湾プロ野球では選手の移籍会見は球団事務所で行われることがほとんど。現地の野球記者も「ホテルで会見が行われることはほとんどない」と驚きの声を上げた。福山らスーパースターに肩を並べ、故郷で「巨人・陽岱鋼」をお披露目する。
(スポーツ報知)

 今後の結果によって、真のスーパースターになれるか。

約52%が“クリぼっち” 商戦に広がりも

24日はクリスマスイブ。恋人や家族で過ごすという人もいるだろう。一方で、クリスマスをひとりで過ごす人が増加。百貨店や飲食店などで“おひとりさまクリスマス”の市場が拡大している。

■クリスマス気分が高まる中、街で「どう過ごすのか」を聞いてみると―

■「あさって(クリスマス)はおうちにいます。予定ない…クリぼっち、残念ながら(20代 社会人)」「学生時代にクリぼっち、クリぼっちって言っていました。ぼっちはぼっちで楽しむ(20代 社会人)」

■“クリぼっち”とは、「クリスマスを独りぼっちで過ごす人」のこと。

■20代から30代の男女に「クリスマスを誰と過ごすか」アンケートを行ったところ、1人で過ごす人が半数以上になっていることがわかった。

・1人で過ごす 52.2%
・彼氏・彼女と 25.8%
・友人と 11.2%
(出典:レオパレス21 ひとり暮らしをする社会人20代~30代 男女600人対象)

■こうした中、都内の百貨店でも“クリぼっち”の文字があった。店内には1人でゆったりクリスマスを過ごしたい人向けの限定品や、ミニサイズのケーキなどが充実。大勢のお客さんでにぎわっていた。

■大丸東京店・森本さん「ひとりの時間を充実させたいという思いがあって、クリスマスというところには、自分へのご褒美につながってくるのかと思います」

■丸亀製麺では、クリスマスを含む24日からの3日間、看板商品の釜揚げうどんを半額で提供するという(午後6時~)。

■都内の居酒屋では“禁愛席”なるものも登場。クリスマス限定でカップルを案内できない席になっているという。
(日本テレビニュース)

スター・ウォーズ最新作は、エピソード3・9だ!

 世界最大の映画シリーズの最新作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(12月16日公開)が、第1作「エピソード4/新たなる希望」(77年)の冒頭の10分前までを描いていることが、SW新聞の取材で分かった。今作は「エピソード3/シスの復讐」(05年)とEP4の間の知られざる物語で、不可能な任務に挑み歴史を動かした女性主人公らアウトローたちの苦闘を描いている。EP4冒頭でレイア姫はなぜ、帝国軍の究極兵器デス・スターの設計図を持っていたのかを解き明かし、まさに「EP3・9」といえる。「ローグ・ワン」を見れば、SWの原点の謎がすべて解けそうだ。
(日刊スポーツ)

 第1作以外は全て駄作と思っているが、今回は楽しみだ。

浅田真央、トリプルアクセル解禁か4本中2度成功

 浅田真央(26=中京大)が今日24日、女子ショートプログラム(SP)に出陣する。前日練習では、22日に4本とも失敗したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑み、4本中2度成功。8カ月ぶりの試合での挑戦が、現実味を帯びてきた。

 昨季の世界選手権以来約8カ月ぶりとなるトリプルアクセル解禁の可能性が高まった。22日は4度すべて失敗。浅田は「練習で1回でも跳べたら入れていきたい」と話していたが、この日は最初の2本で成功した。3本目は回転しきれず、4本目は両足で着氷。練習後は「両足でついちゃいました」と笑顔でおどけたが、「こっち(大阪)に来てからよくなっている」と確かな手応えを口にした。

 休養から復帰した昨季はSP、フリーともにトリプルアクセルを構成に入れていたが、今季は左膝故障の影響でここまでの3戦で回避。さらに、ジャンプの精彩も欠き得点は伸びなかった。だが、仮にSPでダブルトリプル(2回転半)をトリプルアクセルに替えた場合、得点は単純計算で5・20点アップする。実力拮抗(きっこう)の日本女子の中でこの武器は大きい。SP、フリーどちらに入れるかは未定だが、成功すれば表彰台が見えてくる。

 復調の光は見えてきたが、楽観はしない。トリプルアクセルは難しい分、失敗の可能性も高い。浅田は「明日(練習で)やってみてですね」。佐藤コーチも「気持ちだけが先走らないように。そんなに甘くはない」と慎重な姿勢だった。【高場泉穂】
(日刊スポーツ)

 復活優勝なるだろうか。

糸魚川大火 密集市街地、全国に点在

 約4万平方メートルもの広範囲にわたって延焼した新潟県糸魚川市の火災は、全国に点在する人口過密地域にとっても「対岸の火事」ではない。首都直下地震でも延焼防止は大きな課題で、事前の対策が必要だが、地域の備えは万全だろうか。

 ◆特区で改善促す

 国土交通省は平成24年、耐火建築物の状況などを基準に「地震時等に著しく危険な密集市街地」を指定。対象地域は大都市圏を中心に計17都府県、計約5745ヘクタールに及んだ。同年には東京都防災会議で、東京湾北部で冬の午後6時、マグニチュード(M)7・3の地震が発生した場合、約18万8千棟の家屋が焼失するとの予測も示されている。

 こうした懸念から、東京都は首都直下地震が起きた際に建物の倒壊と火災で大きな被害が想定される木造密集地域を「不燃化特区」とし、改善を促す取り組みを始めた。

 足立区の環状7号線の南に広がる「中南部一帯地区」は昨年4月に特区に指定され、木造住宅を耐火建築物に建て替えたり、建物を解体したりした場合は固定資産税などが一定期間減免される。

 火災が起きた際に消防車や救急車が入れない幅員4メートル未満の「狭隘(きょうあい)道路」の解消も課題だ。区内道路の約3割が狭隘道路という杉並区では、道路の拡幅に向け、重点整備路線を選定するなど積極的な取り組みを進める。

 助成金や税の減免などを活用し、道路に面した敷地で建物の建て替えを行う際には、建物や門、塀などを後退してもらう。

 防災システム研究所所長の山村武彦氏は「どの木造密集地でも道路の拡張などの対応をすることが望ましいが、住民の説得には時間がかかる。一朝一夕に密集地を解消するのは難しい」と指摘する。

 ◆消防力の限界も

 地域の消防力不足も課題だ。糸魚川市によると、今回の火災で最初に出動したのは消防車6台。同市消防本部の大滝正史消防長は23日、記者会見で「うちの体制では最大規模で対応した」と強調しながらも、木造建物の密集や強風といった悪条件に、対応が追いつかなかったことを認めた。

 現場周辺は「雁木(がんぎ)」と呼ばれる雪よけのひさしが軒先でつながっていることも、延焼拡大の要因となった可能性がある。同市の米田徹市長は、観光の“売り”になっている古い街並みについて「防火のために変えることが、なかなかできなかった」と語った。

 神戸大の室崎益輝名誉教授(防災計画)は「初動が最も大切だが、地方都市の消防力の限界が露呈した。糸魚川市は国基準の危険な密集市街地に指定されていなかった。国は未指定の場所でも大規模な火災が起こりうる地域を洗い出していくべきだ」と話す。
(産経新聞)

 収用や再開発で道路拡張が急務だろう。

「スター・ウォーズ」のレイア姫役、C・フィッシャーさん心臓発作

【AFP=時事】人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ(Star Wars)」でレイア姫(Princess Leia)を演じた米女優のキャリー・フィッシャー(Carrie Fisher)さん(60)が23日、旅客機で移動中に心臓発作を起こした。報道によると深刻な容態だという。

 芸能情報サイト「TMZ」によると、フィッシャーさんは英ロンドン(London)から米ロサンゼルス(Los Angeles)に向かっていた機内で着陸の15分ほど前に心臓発作を起こした。乗り合わせていた救急隊員によって心肺停止の蘇生救急措置を受け、着陸後に近くの病院に救急搬送された。

 米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は情報源を示さずに、フィッシャーさんは深刻な容態だと伝えている。【翻訳編集】 AFPBB News

2016年12月23日金曜日

トランプ氏娘をののしった乗客、降機させられる 米NY

【AFP=時事】米ニューヨーク(New York)のジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)で22日、次期米大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の長女イヴァンカ(Ivanka Trump)さん(35)が出発前の機内で、男性の乗客にトランプ氏の政策を批判する言葉を浴びせられるなどしてののしられた。男性は機内から降ろされた。米メディアが報じた。

 芸能情報サイト「TMZ」によると、男性は出発前の米ジェットブルー航空(JetBlue Airways)のニューヨークからフロリダ(Florida)州へ向かう便の機内でイヴァンカさんに対し、「お前の父親はこの国を破滅させようとしている」とののしり、「なぜ、彼女がこの便に乗ってるんだ?プライベート機を使えばいいだろう」などと叫んだ。

 夫のジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)氏と3人の子どもたちと一緒だったイヴァンカさんは、男性を無視し、クレヨンで子どもたちの気をそらそうとしていたという。男性は航空会社の社員に付き添われ降機させられる際、さらに「意見を述べた俺を追い出すつもりか?」などと叫んだという。

 ジェットブルー航空はAFPに対する回答で、TMZの報道の詳細については触れず、この乗客は降機させられたとだけ述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

 降機の男性の言いたい気持ちはわかるけど。

来年度予算案閣議決定 一般会計97兆4547億円

政府は22日午前閣議を開き、一般会計の総額が過去最大の97兆4547億円となる来年度(平成29年度)の予算案を決定しました。

政府が22日閣議決定した来年度の予算案は、一般会計の総額が今年度の当初予算より7329億円上回り過去最大の97兆4547億円となります。

このうち歳出では、社会保障費が過去最大の32兆4735億円となりました。所得のある高齢者の医療や介護の負担を増やすことで、社会保障費の伸びを目安としていた5000億円程度に抑える一方、保育の受け皿拡大など、若い世代への支援を拡充しました。

また、防衛費も北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射などを踏まえ、5兆1251億円が計上され、過去最大となりました。

このほか国から地方自治体に配分する地方交付税も増えて15兆5671億円、公共事業費は5兆9763億円、ODA=政府開発援助は5527億円とともに、今年度の当初予算よりわずかながら増えました。

一方、国債の償還や利払いに充てる国債費は、日銀のマイナス金利政策で金利が下がっていることから、今年度より836億円減り23兆5285億円となりました。

次に歳入では、税収が57兆7120億円で今年度の当初予算より1080億円増える見込みですが、この数年、数兆円規模で増えていたことと比べると伸び悩みが鮮明です。

新たな借金に当たる国債の新規発行額は34兆3698億円と、当初予算案としては7年連続で前の年度を下回りますが、減少額は622億円にとどまります。
この結果、歳入の3分の1以上に当たる35.3%を借金に頼る厳しい財政状況が続きます。

政府は、この来年度予算案を年明けの通常国会に提出することにしています。

歳出の主な内訳

全体の3分の1を占める「社会保障費」は、過去最大の32兆4735億円となりました。医療・介護分野で高齢者の自己負担を増やすなどして1400億円圧縮し、目標に沿って伸びを5000億円以内に抑えました。
「公共事業費」は、ことし8月の記録的な大雨などの被害を受け防災・減災対策などを進めるため、今年度より26億円増え5兆9763億円としています。
「文化、教育、科学技術関連予算」は13億円減って5兆3567億円。ただ、このうち「科学技術関連予算」は、経済成長につながる研究開発を支援するため、116億円増え1兆3045億円となりました。

「防衛費」は、今年度よりも710億円増えて過去最大の5兆1251億円。北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を受けてミサイル防衛を強化する費用などが計上されました。

「ODA=政府開発援助」は8億円増え5527億円、2年連続の増加です。

地方自治体に配分する「地方交付税」は、今年度当初よりも2860億円多い15兆5671億円となりました。

このほか、国債の償還や利払いに充てる「国債費」は、日銀のマイナス金利政策で金利が下がっていることから利払いにかかる費用が減り、今年度当初よりも836億円少ない23兆5285億円となりました。

「社会保障費」「地方交付税」「国債費」の3つの経費を合わせた額が歳出全体に占める割合は73.4%に上り、ほかの政策への予算配分が制約される「財政の硬直化」が続いています。

国債発行総額は153兆円余 3年連続で減少

政府が来年度予算案の編成にあわせてまとめた国債発行計画によりますと、来年度に新たに発行する国債は34兆3698億円で、今年度の当初予算と比べ622億円減ります。
また、過去に発行した国債が満期を迎え、償還に充てるために発行する借換債は3兆354億円減って106兆790億円となります。低金利を背景に満期までの期間が長い国債の発行が増えているためです。
この結果、来年度の国債の発行総額は3年連続で減少し、今年度当初より8兆2395億円少ない153兆9633億円となります。

しかし、国債の発行残高の増加には歯止めがかからず、今年度末の845兆円程度が来年度末には865兆円程度に膨らむ見通しです。これは、来年度に見込まれる税収のおよそ15年分に相当し、国債だけで国民1人当たりおよそ688万円の借金を抱える計算となります。
政府は、日銀のマイナス金利政策で金利が一段と低い状況が続いていることを受け、来年度は満期までの期間が最も長い40年の国債の発行額を今年度当初より6000億円増やし、過去最高の3兆円とする計画です。

財投計画は15兆円余 4年ぶりに増加

財政投融資は、国が「財投債」と呼ばれる債券を発行して、市場から資金を調達し、政府系金融機関などを通じて大規模な民間のプロジェクトなどに供給するものです。

来年度の計画では、日本企業による新型の発電設備など海外でのインフラ整備などを後押しする投融資として今年度当初よりおよそ23%多い2兆4440億円に増額します。
また、今の低金利を生かしてリニア中央新幹線の建設を前倒ししようと「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」を通じたJR東海向けの融資として1兆5000億円を供給します。
さらに学生向けの低い利子の奨学金の原資とするため「日本学生支援機構」に7003億円を貸し出します。
こうした結果、来年度の財政投融資計画の総額は15兆1282億円に上り、当初の計画で4年ぶりに前の年度を上回りました。

財政健全化の課題は

政府は、社会保障や公共事業など政策にあてる経費を借金に頼らず税収などでどれだけまかなえているかを示す「基礎的財政収支」を財政健全化の指標としています。この基礎的財政収支について、政府は2020年度に国と地方を合わせて黒字化することを目標としています。

来年度予算案での国の一般会計の基礎的財政収支は、歳出が増える一方で、税収の伸びが鈍化するため10兆8413億円の赤字となり、赤字幅は今年度当初予算に比べて、214億円悪化する見込みです。当初予算案で基礎的財政収支が悪化するのは平成24年度以来、5年ぶりのことです。

内閣府がことし7月に公表した試算では、消費税率の10%への引き上げが2年半再延期されるのを受けて、2020年度の国と地方をあわせた基礎的財政収支は、今後、名目で3%台の高い成長率を実現したとしても、5兆5000億円の赤字となり、一段の収支の改善を迫られる厳しい見通しとなっています。このため政府は、成長戦略を着実に進めてより高い経済成長を実現し税収を増やすとともに、高齢化で膨らみ続ける社会保障費の抑制に向け大胆な制度改革に踏み込むなど財政を立て直すさらなる取り組みが必要となっています。

麻生副総理 社会保障費 さらなる見直し必要

麻生副総理兼財務大臣は閣議のあとの会見で、「新規の国債発行額は、600億円とはいえ、今年度の当初予算より減らすことができた。また、政府の目標に沿って社会保障費の伸びを5000億円に抑えることも達成できた」と述べました。
そのうえで、麻生副総理は「社会保障費をきちんと抑える方向でいかないと、あとの人のために制度が維持できなくなるので、今のうちからきちんと手を打っておく必要がある。見直しをもっとできるということになればやるし、来年は2年に1回の薬価改定の年であるので、そういったことも踏まえて検討したい」と述べ、高齢化による社会保障費の膨張に歯止めをかけるためさらなる制度の見直しが必要だという考えを示しました。

塩崎厚生労働大臣は「保育士や介護人材の処遇改善は、働く方にやる気を出してもらう、頑張れば報われるという、踏み込んだ予算になっている。社会保障関係費の伸びの抑制は、低所得者などを含めて負担増となる方への影響も十分配慮しながら、目標を達成している」と述べました。

石原経済再生担当大臣は「歳出抑制に努める一方で経済成長に資する予算も重要で、今回、科学技術の振興につながる予算の増額が認められたことは高く評価している。経済成長と財政健全化を両立できる予算案となったのではないか」と述べました。

「アベノミクスのバブルはじけた」

民進党の大串政務調査会長は記者団に対し、「1兆7000億円の税の減収を赤字国債の増発で埋めなければならないことが明らかになり、アベノミクスが失敗していることを示す補正予算案の内容だ。来年度予算案も、非常に楽観的な経済成長見通しを無理やり想定し、税収を上ぶれさせて見込むなど、非常に綱渡りの内容だ。アベノミクスのバブルがはじけ、これから日本の経済をどう強くしていくのか考えなければならない時に来ているにもかかわらず、何をしようとしているのか分からない予算案だ」と述べました。

共産党の小池書記局長は、「『アベノミクス』と『消費税頼み』路線が行き詰まったしわ寄せを国民に押しつけ、軍拡推進の道を暴走する、安倍内閣の強権的な姿勢を象徴する予算案だ。今の路線では暮らしも経済もよくならない。今こそ、税金の集め方と使い方の抜本的改革に踏み出すことが必要で、予算案の抜本的な組み替えを要求する」などとする談話を発表しました。

日本維新の会の片山共同代表は記者会見で、「社会保障費が、とめどもなく増えている影響で歳出が拡大する形になっている。歳出削減に向け、年金制度を『積み立て方式』に改めたり、高齢者の医療費の自己負担額を引き上げたりするなど、思い切った抜本的な改革を行うべきだ」と述べました。

社民党の又市幹事長は記者会見で、「社会保障費は削減するが、防衛関係費は聖域扱いするという安倍政権の姿勢そのものを露骨に表した予算だ。安倍総理大臣は、『アベノミクスによって税収がどんどん増えてきている』と何度も主張していたが、来年度も赤字国債に頼らざるをえない格好で、税収面でもアベノミクスはうまくいっていないことを証明したのではないか」と述べました。
(NHKニュース)

 防衛費を半減すべきだろう。

延焼150棟・4万平方メートルと発表 糸魚川の火災

 新潟県糸魚川市の中心部で起きた大規模火災で、市災害対策本部は23日午前8時現在、焼けた住宅や商店などは約150棟に上ると発表した。22日よりも10棟増えた。一方、約7万5千平方メートルとしていた延焼の恐れのある範囲を改めて確認したところ、実際に焼けたのは約4万平方メートルだったと明らかにした。

 また、新たに男性消防団員3人がけがをしていたことも分かった。53歳、49歳、44歳の3人で目の痛みなどを訴えているという。この大火でけがをした人は8人になった。

 市は、被災した人の相談窓口も準備が整い次第設置する。上刈会館、ヒスイ王国館の2カ所で、住宅再建や事業の再開、健康面などの相談を受け付けるという。
(朝日新聞デジタル)

 消防車6台では消火できないだろう。

新潟・糸魚川市の大規模火災、140棟焼き鎮圧

 新潟県糸魚川市で起きた大規模な火災は、少なくとも140棟を焼き、消防によりますと、午後9時前に鎮圧したということです。

 JR糸魚川駅のすぐ近くでは、雨が降りそして非常に風が強いですが、繁華街は白煙に覆われています。本来であれば、この煙の向こうに家々や商店が見えていますが、非常に見えにくくなっています。出火から11時間が経過しようとしていますが、今も懸命の消火活動が続いています。

 火事があったのは、JR糸魚川駅にほど近い商店街です。22日午前10時半ごろ、中華料理店から出火し、強い風にあおられ住宅や商店に次々と延焼し、午後8時現在、少なくとも140棟が焼け、現在も燃え広がっています。

 糸魚川市は、363世帯744人に対して避難勧告を出しました。新潟県からの要請を受け、自衛隊155人も加わり、今も消火活動が続いています。すぐ近くの北陸新幹線の糸魚川駅にもこの煙が届いています。
(TBSニュース)

 ヘリコプターで散水するとか、早く消火する方法がなかったのだろうか。

1億円の所得隠し脱税の疑いの女性経営者、不起訴処分に

 およそ1億円の所得を隠して脱税したとして、東京国税局から刑事告発を受けていたキャバクラを経営する女性について、横浜地検は、22日不起訴処分としました。

 キャバクラを経営する女性(当時39)は2013年までの3年間で、宮崎県内で経営していた複数の店で得たおよそ1億円の所得を隠し、所得税3000万円あまりを脱税した疑いがあるとして東京国税局から刑事告発を受けていました。この女性について、横浜地検は、22日、不起訴処分としました。

 理由については、明らかにしていません。
(TBSニュース)

 使徒が明らかになり、所得隠しではなかったということだろうか。

福岡・飯塚市長と副市長、平日昼間に賭けマージャン

 福岡県飯塚市の市長と副市長が平日の昼間に賭けマージャンをしていたことが分かりました。2人は議会で謝罪しましたが、仲間内でやっていて、問題はなかったという認識を示しました。

 飯塚市・斉藤守史市長:「自分の軽率な行動で大変、ご迷惑とご心配をお掛けしましたことに対して心よりおわびを申し上げます」
 22日に開かれた議会で斉藤市長は、田中秀哲副市長とともに複数回にわたって平日の昼間に市庁舎を抜け出し、賭けマージャンをしていたことを認め、「道義的な責任はある」として謝罪しました。一方で、「仲間内でやっていたもので、問題はなかった」との認識を示しました。賭けマージャンには市の施設の指定管理者になる会社社長も加わっていましたが、便宜を図ったことはないと説明しました。
(テレビ朝日ニュース)

 開き直りは、市民を舐めているだろう。

2016年12月22日木曜日

<五輪費用>地元負担なし、要請へ…東京以外の会場自治体

 2020年東京五輪・パラリンピックで東京都以外に会場を抱える地方自治体が費用分担に関して、立候補ファイルの原則を守ることを求める要請文を東京都と大会組織委員会に提出する方針を固めた。都の小池百合子知事は21日に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)、組織委、政府の4者トップ級会合で「線引きは当然変更はある」と役割分担の見直しを示唆した。議論はIOCを除く国内の3者協議で行うが、見解の相違もあり、会場見直しに続く厳しい調整となりそうだ。【小林悠太、松本晃、芳賀竜也】

 都外の会場は「コンパクト五輪」の計画見直しに伴って受け入れた神奈川、千葉、埼玉、静岡各県とサッカーの1次リーグ会場として立候補ファイルに記されていた北海道、宮城県など6道県と4政令市にある。組織委は22日、4者トップ級会合で示された大会予算を各自治体に説明する。関係者によると、地方自治体は要請文の内容を最終調整したうえで26日にも都、組織委に提出する見通しだ。

 2013年1月にIOCに提出した立候補ファイルによれば、恒久施設は都、仮設と既存施設を五輪仕様にする改修費(オーバーレイ)は組織委が負担することになっていた。小池知事は会合後、「都がリーダーシップをきちんと発揮して、各地域でどのような形で分担ができるか早期に始めたい」と述べた。地方自治体は地元負担はないとの原則で会場を受け入れた経緯があるため、負担を求められれば難色を示すのは必至で、組織委の森喜朗会長は「都が財政的に削減するために地方にお願いした。誠意を持って応えなければならない」と指摘した。

 また、3者協議は今年3月に森会長、舛添要一都知事(当時)、遠藤利明五輪担当相(同)が会談して始まり、費用負担の役割を見直すことで合意した。その後、舛添氏の辞任に伴う知事選と、会場見直し作業で中断した。政府の立場は立候補ファイルでは都や組織委が負担できなかった場合の財政保障にとどまる。出入国管理や検疫など国としての役割は負っており、丸川珠代五輪担当相は「どうしても国でなければならない理由をきちんと都に説明いただくことがまず大事」と述べた。テレビ会議に参加したIOCのジョン・コーツ副会長も費用分担に関して「すみやかに合意するのが望ましい」と注文をつけた。東京都の担当者は費用分担に関して、今年度中に決着を目指す方針を示した。
(毎日新聞)

 くだらない議論を止めて、国の全額負担にするべきだろう。

ロシア、入浴剤飲んで死亡は58人に

 ロシアのシベリア地方で、メチルアルコールが含まれている入浴剤を飲んで死亡した人の数は、その後も増え続け、これまでに少なくとも58人に達しています。

 AP通信が伝えたロシア保健当局の発表によりますと、ロシア東部イルクーツクで有毒のメチルアルコールが含まれている入浴剤を飲んで死亡した人の数は、これまでに少なくとも58人に達し、いまもおよそ40人が入院しています。

 死亡した人たちは、入浴剤のラベルに飲用禁止の警告があったにもかかわらず酒の代わりに飲んだということです。

 地元メディアによりますと、既に捜査当局は入浴剤を販売していた100か所以上を突き止め、2トン以上を押収、販売に関与した7人を拘束したということです。ロシアではアルコールが含まれている化粧水や安全性に問題のある安い酒を飲むことが横行しているということです。
(TBSニュース)

 アルコール摂取のために、入浴剤を飲むのはすごい。

来年ドラフト超目玉、早実・清宮を巡る主な球団の動き

 巨人が来秋ドラフトの超目玉、早実・清宮幸太郎内野手(2年)を密着マークしていく方針を明かした。来年1月1日から就任する岡崎郁新スカウト部長(55)は「巨人だけじゃなくて12球団注目するし、マークしていく」と、トップ級の評価を下した。主な他球団の清宮関連の動きをまとめた。

 ▼日本ハム 栗山監督が11月3日の秋季東京都大会決勝(神宮)をお忍びで視察。今月17日に優勝旅行から帰国後に「1位指名の可能性は十分ある。長打を打てる打者が欲しい」と1位指名を示唆。

 ▼楽天 今夏の西東京大会初戦・啓明学園戦(ダイワハウススタジアム八王子)を視察した沖原スカウトは「来年はずっと見に来ないといけない」と密着宣言。

 ▼中日 11月12日の明治神宮大会初戦・静岡戦を視察した中田スカウト部長が「高校生の野手では、中田(現日本ハム)以来の目玉」と絶賛。

 ▼ロッテ 永野チーフスカウトが明治神宮大会初戦を視察。「ハンドリングが柔らかく、ミート力が高い。パワーがあるから、スタンドまで飛ぶ。(元巨人の)李承ヨプみたい」と高い評価。
(スポーツ報知)

 プロ入りするだろうか、大学進学だろうか。

博多・病院突入、アクセル操作のみ タクシー運転ミスか、記録装置で県警確認

 福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院にタクシーが突っ込み10人が死傷した事故で、事故直前の操作状況が記録される車載のイベントデータレコーダー(EDR)を解析したところ、突入直前にアクセルを踏んだ形跡があることが21日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、ブレーキを踏んだ形跡はなく、アクセルと踏み間違えた可能性が高いとみて詳しい経緯を調べている。

 自動車運転処罰法違反容疑で逮捕された運転手の松岡龍生容疑者(64)は「ブレーキを何度も踏んだが利かなかった」と供述している。福岡地検は事故当時の精神状況を調べるため、来年2月28日まで鑑定留置を実施しており、結果を踏まえて刑事処分を決める。

 EDRは航空機のフライトレコーダーに当たり、ブレーキやアクセルの作動状況などが事故直前の約5秒間、自動的に記録される。捜査関係者によると、タクシーに搭載されたEDRを警察庁科学警察研究所(千葉県柏市)で解析し、アクセルを踏んだ形跡だけが確認されたという。

 県警が車体の機能を調べた結果でも、ブレーキとアクセルに異常は確認できなかった。「病院の約60メートル手前で急加速した。ブレーキランプはついていなかった」との目撃証言もあり、解析結果と合致する。

 事故は3日夕に発生。松岡容疑者は病院から東約330メートルにある公園でトイレを利用後、タクシーに乗車。一時停止義務がある二つの交差点を突っ切り、病院近くにいた見舞客らをはねながら東館ラウンジに突っ込んだ。

=2016/12/22付 西日本新聞朝刊=

 踏み間違いなのか、意図的に突っ込んだのか。

2016年12月21日水曜日

山田、球団日本人史上最高3億5000万円で更改!2年連続トリプルスリー評価

 ヤクルトの山田哲人内野手(24)が16日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億3000万円増の来季年俸3億5000万円でサインした。

 山田は「球団にいい評価をしてもらったので非常に光栄です」と話した。

 球団側は、史上初めて2年連続でトリプルスリーを達成したことなどを高く評価。11年青木宣親の3億3000万円を超え、球団の日本人最高年俸となった。また7年目シーズンでの3億超えは、高卒野手ではイチロー以来の快挙だ。(金額は推定)
(スポニチアネックス)

 日本ハムに比べて、ヤクルトいいね。

【日本ハム】佑、背番号「1」に変更!岡が「31」から「18」に

 日本ハムの斎藤佑樹投手(28)の背番号が18から1に変わることが20日、分かった。21日にも発表される。入団から6年間エースナンバーだったが、来季は夏の甲子園を制した早実、早大2、3年に背負った番号となる。今季は3年ぶりに1軍未勝利。「一試合でも多く投げて、一試合でも多く勝てるように」と意気込んでいる。この日、北海道余市郡仁木町を訪問した栗山監督は「本当に勝負させないといけない。まずは先発を頑張らないと」と期待を寄せた。

 これに伴い、岡大海(ひろみ)外野手(25)が31から18に変更となる。野手の背番号18は87年の大洋(現DeNA)のレスカーノ以来30年ぶり。千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で自主トレした岡は「ビックリしました。18番はソフトバンクの松坂さんのイメージがある。自分の背番号にしていきたい」と意気込んだ。
(スポーツ報知)

 なぜ岡が18なんだろうか。
 縁起の悪い番号になってしまったか。

2016年12月20日火曜日

日本ハム・大谷がプロスポーツ大賞受賞 高梨は最高新人賞

 今年のプロスポーツ界で最も活躍した選手や団体を表彰する日本プロスポーツ大賞の表彰式が20日、都内のホテルで行われ、プロ野球・日本ハムの大谷翔平投手(22)が大賞に選ばれた。

 壇上でトロフィーと、表彰状を授与された大谷は「日本の数多くの素晴らしいプロアスリート選手の中からこのような素晴らしい賞をいただけたことを光栄に思っております。今後とも自分なりにプロスポーツに対して一生懸命、貢献できるよう頑張っていきたい」と喜びを語った。

 最高新人賞には今季10勝を挙げた日本ハム・高梨裕稔投手(25)が選出。「このような賞をいただけて光栄に思っております。賞をいただけたのは、皆様のたくさんの支えがあっていただけた。来年以降はもっとプロスポーツ界が盛り上がっていけるように頑張っていきたい」と笑顔で話した。
(デイリースポーツ)

CWC決勝主審の“言い訳”。疑惑の判定は「副審との伝達不良」

 クラブW杯決勝の鹿島アントラーズ対レアル・マドリーで主審を務めたザンビア人のジャニー・シカズウェ氏が、疑惑の判定についてコメントした。同氏は、「副審とのコミュニケーションがうまくいかなかった」と主張している。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 話題になっているのは、後半終了間際のジャッジだ。セルヒオ・ラモスが金崎夢生を倒した際、シカズウェ主審はカードがある胸ポケットに手をあてた。すでに警告を受けていたS・ラモスは、イエローカードが出たら退場になる状況だったが、主審は結局カードを出さずに流れている。

 このシーンについて鹿島の石井正忠監督は「レフェリーが勇気を持てなかった場面が1つあったと思う」と苦言を呈し、MF永木亮太は「レフェリーが一番レアルをリスペクトしていると感じた」と不満げだった。

 鹿島陣営だけでなく、この判定は世界的に疑惑のジャッジとして取り上げられている。

 だが、シカズウェ氏は、「私と副審の間の伝達不良だった」と主張。カードに手をかけたのは、「(副審から)イヤホンでファウルだと言われ、彼は『カードじゃない』と言った。それが私には『カードだ』と聞こえてしまったんだ」と説明している。

 厳しい意見が向けられている同氏だが、「この機会をくれた神様に感謝している。アフリカ人レフェリーとして初めてクラブW杯決勝で笛を吹くことができた。アフリカサッカーがトップレベルに成長してきているということだ」と語り、大舞台で主審を務めたことを誇りに思っているようだ。

フットボールチャンネル

クラブW杯の誤審騒動でスペイン国内のツイッター炎上 「主審は最もパワフルな存在に加担する過ちを犯した」

スペイン地元紙が「クラブワールドカップで主審のスキャンダル」と特集
 FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝レアル・マドリード対鹿島アントラーズは延長戦にもつれ込む激闘となり、後半44分にレアルのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがFW金崎夢生に対するファウルにより二枚目のイエローカードで退場かと思われたが、ドタキャンとなる疑惑の判定でクラブ世界一決定戦に暗い影を落としている。

 スペインメディアもザンビア人主審ジャニー・シカズ氏の誤審騒動で、スペイン国内のツイッターが大炎上していることを特集。「主審は最もパワフルな存在に加担する過ちを犯した」と断罪されている。

 「クラブワールドカップで主審のスキャンダル、ラモスの退場なしでツイッターが炎上」と特集したのは、スペイン地元紙「エル・コレオ」だった。記事ではラモスの退場の妥当性を強烈に主張している。

 「セルヒオ・ラモスは2度目の警告を受けなかった。アンダルシア人のCBは90分よりも前に退場とならねばならなかった。しかし、すでに警告を一枚受けていた男へのイエローカードは寸前に撤回された」

「最も衝撃的な事象」「カードは不可避」
 問題の場面は2-2で迎えた延長突入寸前に起きた。カウンターに出ようとした金崎をセルヒオ・ラモスが引き倒したシーンだ。すでに警告を1枚受けていたレアルの主将に、シカズ氏は2枚目の警告を出そうとした。胸ポケットに手を入れながらも謎のドタキャン。結局、セルヒオ・ラモスはお咎めなしとなったことで、ゲームの流れは一変してしまった。

 この主審の異常行動の反響はスペインでも凄まじいものがあったという。

 「メディアとソーシャルネットワーク上で完全なる混沌が起きた」

 記事ではこう報じている。ツイッターも荒れた模様だ。

 「日本でも、マドリードと主審によって試合がいかに台無しにされるか分かっただろう。ラモスへのカードがなかったことが、決勝で最も衝撃的な事象だ」

 「セルヒオ・ラモス、ウンデシマ(欧州チャンピオンズリーグ11度目の優勝)ではオフサイドがゴールとなり、欧州スーパーカップでもオフサイドがゴールとなり、クラブW杯決勝ではレッドカードを免除される」

 主審から有利な判定を出される場面が多いというレアルに対するスペイン人の糾弾を紹介している。

 「このプレーは本当に馬鹿げていた。現実離れしていた。センターバックはムウ(金崎)を抑えるために明確なミスを犯した」「イエローカードは不可避だった」と、記事でもセンターバックのプレーを断罪している。
シカジ氏を一刀両断「ためらった」
 だが、最も罪深いのはシカジ氏だという。「カオスの中、シカジはためらった。鹿島のベンチはビデオ確認を要求した。主審は最もパワフルな存在に加担するという過ちを犯した。カードはラモスにもカゼミーロにも、誰にも出なかった」と記事では一刀両断する。

 世界最高のブランド力を誇る白い巨人の威光に、シカジ主審は自ら屈服し、逆転勝利への道筋を作ったとスペインメディアすら認めている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
 審判が公平でなければ、そのスポーツは終わりだろう。

柴崎岳【鹿島】レアル戦2発の柴崎の海外移籍を容認、鈴木常務は「オファーが来るのでは…」

 鹿島・鈴木常務はMF柴崎岳(24)の海外移籍について容認する考えだ。「岳は(海外移籍しても)しょうがない。オファーが来るのではないか」と話した。鹿島との契約は来季(2018年1月)までで、契約解除に必要な移籍金を支払えば獲得が可能。柴崎自身も「タイミングが合えば」と海外挑戦に意欲を示しており、条件を満たすオファーが来れば移籍が成立する。

 柴崎に関して、スペイン紙「マルカ」は「鹿島の宝石」と見出しを立て「スペインでのプレーを望んでいる。決勝でのプレーは世界中の技術部長たちの目に留まったはずだ」と報じ、市場価値は200万ユーロ(約2億4500万円)と算出。今夏にはスペイン2部のバジェカーノ、ヘタフェが獲得の打診を行ったことも記された。また、英国の大衆紙サン(電子版)も「日本のイニエスタ」として紹介。レスター、エバートンのチーム力を上げられる存在とした。
(スポーツ報知)

<トルコ>ロシア大使が銃撃受け死亡 展覧会で

【エルサレム支局】トルコの首都アンカラで19日、ロシアの駐トルコ大使が銃撃を受け、病院に搬送された。ロシア当局によると大使は死亡した。地元テレビ局によると、展覧会の会場を訪れた際に銃撃されたといい、ほかにも数人が負傷した。

 AFP通信は、銃撃犯が「アレッポ」「報復」と叫んだとの目撃者の証言を伝えている。

 シリア北部の主要都市アレッポは、ロシアが後ろ盾となっているアサド政権側が12日までにほぼ全域を制圧したばかり。トルコはアサド政権と対立するシリアの反体制派を支援してきた経緯がある。
(毎日新聞)

 対立が深刻な局面。

斎藤佑樹 佑ちゃん「18」返上!“原点回帰”「1」から出直し

 もう一度、輝きを取り戻せ!日本ハムの斎藤佑樹投手(28)が来季、背番号を「18」から「1」に変更することが19日、分かった。シーズン終了後にエースナンバーの返上を申し出た同投手に対し、球団は「ハンカチ王子」として早実時代に夏の甲子園を制した栄光の背番号を提示。今季は3年ぶりに未勝利に終わるなどプロ6年間で14勝の右腕は、心機一転で背水の7年目に挑む。

 背番号1の斎藤が帰ってくる。かねて栗山監督は「球団から選手へのメッセージになる」と、背番号変更はモチベーションを高めたり、危機感をあおる方法であることを強調していた。6年間背負った18から、陽岱鋼(ヨウダイカン)の巨人移籍により空いた1への変更は「アマチュア時代のような輝きを取り戻してほしい」という球団の強い思いが込められている。

 ちょうど10年前だった06年夏の甲子園。斎藤は誰よりも輝いていた。早実のエースで「ハンカチ王子」としてブレークし、田中(現ヤンキース)擁する駒大苫小牧を決勝で破って優勝。引き分け再試合の末に頂点を極め、全国に名前を売った。その際に背負っていた背番号が1。通算30勝&300奪三振を達成した早大時代も2、3年時に同番号をつけていた。

 変更を申し出たのは斎藤だった。アマチュア時代に輝かしい実績を残して10年ドラフト1位で入団も、キャリアハイは1年目だった11年の6勝。今季は3年ぶりの未勝利に終わるなど11試合で0勝1敗、防御率4・56だった。プロ6年で通算14勝。責任を感じ、シーズン終了後に背番号18を返上する意向を球団に伝えた。どんな番号でも受け入れるつもりだったが、提示された番号は1。18と同様、投手にとって名誉であると同時に重圧もかかる番号で再スタートを切ることになった。

 チームは今季、ソフトバンクとの最大11・5ゲーム差をはね返してリーグ優勝を飾り、広島との日本シリーズも制し10年ぶりの日本一も達成。11月29日に300万円減の年俸2000万円で契約を更改した斎藤は「優勝に貢献できず、悔しい気持ちしかない。(先発でも中継ぎでも)与えられたところでやるしかない」と悲壮な決意を語っていた。今月中旬のハワイへの優勝旅行にも参加せず、悔しさを晴らすべく国内で自主トレを続けていた。

 斎藤の潜在能力を信じる栗山監督は事あるごとに「何とかしたい」と話すなど、誰よりも斎藤のプロでの活躍を願っている。開幕1軍に向けたアピールの場となる来年2月のアリゾナキャンプに向け今後もハイペースで体を仕上げる予定。「原点回帰」で臨む、背水のプロ7年目。全てはあの頃の輝きを取り戻すために--。
(スポニチアネックス)

 エースナンバー返上は当然だろう。
 復活か、引退かの来季だろう。

2016年12月19日月曜日

陽岱鋼が入団会見「ジャイアンツの一員になりました」 高橋監督「総合力高い」

 日本ハムからFAで巨人入りした陽岱鋼外野手が19日、都内ホテルで入団会見に臨んだ。ブラウンのスーツに、堤GMから贈られた赤いネクタイを着用。無数のフラッシュを浴びた陽岱鋼は「今日からジャイアンツの一員になりました陽岱鋼です。これからチームに貢献できるよう頑張ります」と笑顔であいさつした。

 同席した高橋監督は「走攻守三拍子そろった選手。ホームランも打てるし、総合力が高い」と、期待感を示した。
(デイリースポーツ)

 活躍してもらいたい。

なぜラモスは退場にならなかった? 決勝での判定にスペイン紙も疑問

 18日に行われたクラブ・ワールドカップ決勝で、レアル・マドリーが延長戦の末に鹿島アントラーズを4-2で下してクラブ世界一に輝いた。この試合の後半終了間際のプレーに対する主審の判定については、スペインメディアからも疑問の声が上がっている。

 2-2で迎えた後半終了間際に、マドリーのDFセルヒオ・ラモスが鹿島の金崎夢生を後方からのチャージで転倒させたプレーがあった。ザンビアのジャニー・シカズウェ主審はファウルを取った上で、胸ポケットに手をかけ、カードを提示するかのような動きを見せた。

 すでにこの試合で1枚のイエローカードを受けていたラモスは、もう1枚カードを受ければ退場となるところだった。だが結局主審はカードを出すことはなく、試合は11人対11人のまま延長戦へ。マドリーが延長前半に2点を奪って勝利を収めたが、退場者が出ていれば結果は違っていた可能性もあったかもしれない。

 レアル・マドリー寄りのスペイン紙である『アス』や『マルカ』なども、この判定には疑問を呈している。「主審はラモスを赦した」「なぜかカードを出さなかった」という論調でシカズウェ主審の判断について伝えた。

『ラジオ・マルカ』の解説を務める審判のアンドゥハル・オリベル氏は、「明らかにレッドだった。ラモスは(プレー後の時点で)すでにドレッシングルーム内にいるべきだった」という主張を述べている。

フットボールチャンネル

 審判の判定で試合が左右されるのは変だろう。

ロッテ・デスパイネ退団! 交渉決裂、ソフトバンク移籍が確実

 ロッテ・林信平球団本部長は19日、千葉市内の球団本部で、来季の去就が注目されていたアルフレド・デスパイネ外野手(30)をめぐるキューバ政府との交渉を打ち切ると発表した。

 ロッテは来季以降の残留を求め、同選手の交渉窓口となっているキューバ政府に推定3年&12億円以上の条件を提示したが、相手側の要求額がこれを上回ったことから、これ以上の交渉は困難と判断した。同選手に代わる新外国人については現在、白紙。「キャンプまでには落ち着かせたい」(同球団本部長)としている。

 また、同選手についてはソフトバンクが早くから獲得に関心を示しており、ロッテを上回る条件で同球団への移籍が確実となっている。
(サンケイスポーツ)

 キューバ政府が管理しているのはおもしろいけど、使えないだろう。

【クラブW杯】日本が夢を見た…鹿島が歴史的世界2位

◆クラブW杯 ▽決勝 Rマドリード4―2(延長)鹿島(18日・横浜国際総合競技場)

 Jリーグ王者で開催国代表の鹿島が歴史的な大健闘を見せた。欧州王者のRマドリード(スペイン)に延長の末、2―4で惜敗。MF柴崎岳(24)の2得点で一時は2―1とリードを奪うなど「白い巨人」を本気にさせ、堂々の“世界2位”に輝いた。Rマドリードは前身の大会を含め史上最多5度目のクラブ世界一。来年大会はアラブ首長国連邦(UAE)で行われる。

 世界一に届かなかった。クラブW杯2位として上った表彰台。先頭のMF小笠原は肩をすぼめ、足元を見つめた。MF柴崎の目には涙の跡があった。3位になったアトレチコ・ナシオナルがすぐ隣で笑顔を咲かせる中、鹿島は全員がうつむいていた。「悔しい。勝ちたかった。俺らは結果を求めていたので負けて残念」と小笠原。日本サッカー史上、最も世界1位に近づいた鹿島に拍手が向けられた。

 欧州王者を追いつめた。先制点を許したが、前半44分に柴崎の左足シュートで追いついた。MF永木が「リスペクトしすぎないように」と1人かわされても、次の選手がカバー。相手を恐れず、勇敢にパスを回した。スタンドにはRマドリードのグッズを身につける日本人が多かったが、時間がたつにつれて鹿島への声援が大きくなっていく。そして後半7分、柴崎が逆転弾。ついにリードを奪った。

 悲願だった。日中韓のリーグ王者で争われたA3選手権(03年)で優勝しているが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL、前身のアジアクラブ選手権を含む)では、ベスト8入りが最高。国内とは別人のようなチームになることから「内弁慶」と批判されることもあった。その都度、小笠原は「ビビるヤツがいると海外で勝てない」と訴え続けた。

 年間勝ち点3位で出場したJリーグチャンピオンシップ(CS)で川崎(同2位)、浦和(同1位)を撃破し、Jリーグ制覇。負けられないトーナメント戦を戦う中でFW土居、DF昌子ら中堅が戦う姿勢を身につけていった。クラブW杯準々決勝のサンダウンズ(南アフリカ)の前半は消極的なプレーが続き、ハーフタイムに小笠原が「ビビるな」とゲキ。一言で戦う姿勢を取り戻せるチームになった。

 後半15分にPKから失点し、突入した延長戦では2点を奪われ、金星はならなかった。リードした時間は8分。短い時間かもしれないが、確かに世界一に手をかけた。レアルDFセルヒオラモスは「我々にダメージを与えた。祝福の言葉を贈りたい」と鹿島をたたえ、FWルーカスバスケスも「守備が非常にうまく、手を焼いた」、MFカゼミロも「決勝に来るに値するチーム」と続いた。

 鹿島選手の総年俸5億7000万円に対し、Rマドリードは約51倍の291億円。その差を選手はどう感じたのか。チームには「勝てた」(永木)、「世界は遠い」(MF遠藤)と2つの思いが生まれた。だが、次なる思いは1つだ。「来年はACLを勝ち抜いて、アジアのチャンピオンを取りたい。もう1回この大会に帰ってきたい」と小笠原。一歩及ばなかったが、鹿島は世界一になれる可能性をはっきりと示した。(内田 知宏)
(スポーツ報知)

 スターチームとの善戦は素晴らしい。

Cロナ貫禄のハット!レアルがクラブ世界一!鹿島・柴崎2発も延長戦で力尽く

 クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は18日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われ、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が開催国枠出場のJリーグ王者・鹿島と対戦。延長戦に突入した試合を4-2で制し2大会ぶり2度目の優勝を飾った。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31)がハットトリックを達成。バロンドールの実力を見せつけた。

 前半序盤からRマドリードは両サイドをワイドに展開したサッカーを仕掛ける。9分にはMFモドリッチのミドルシュートからGK曽ケ端が弾いたボールをFWベンゼマが詰めて2戦連発となる先制点を決めた。

 先制後も試合を優位に進めたが、前半ロスタイムに柴崎にゴールを決められスコアは振り出しに戻った。

 1-1で迎えた後半。7分にはまたも柴崎に決められ勝ち越しを許す。まさかの展開となるも、そこから銀河系軍団は意地を見せる。14分にルーカス・バスケスがエリア内で倒されPKを獲得。C・ロナウドが落ち着いて決めて同点に追いついた。その後、互いに譲らずゲームは延長戦に突入した。

 延長前半8分、一瞬のスキを突きベンゼマからのスルーパスを受けたC・ロナウドが左足で決め勝ち越した。14分にはシュート気味のボールをトラップし、左足で落ち着いて決めハットトリックを達成した。延長後半7分、イスコと交代しお役御免となった。

 アジア勢として初めて決勝に進んだ鹿島は、柴崎の2得点で一時勝ち越すなど奮闘したが、延長戦で力尽きた。
(スポニチアネックス)

 やはりロナウドを止められなかった。

鹿島・柴崎の左足が世界を驚かせる/クラブW杯

 クラブW杯決勝(18日、Rマドリード-鹿島、横浜国)J1覇者の鹿島(開催国枠)と欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が対戦。鹿島のMF柴崎岳(23)の左足が世界を驚かせた。

 柴崎は前半39分にゴール右に同点弾を左足で決めれば、後半7分には、Sラモスの中途半端なクリアボールを拾うと、バスケス、カルバハルのマークを振り切って左足でロングシュート。ボールはゴール左隅に突き刺さった。

 この日に向けて「勝たなければ何も意味がない」と大胆に語っていた柴崎。世界のスター軍団を前に輝きを放った。

 ◆柴崎 岳(しばさき・がく)1992年5月28日生まれ、23歳。青森・野辺地町出身。青森山田高2年時の2009年度全国高校選手権準優勝。11年に鹿島入り。同年4月の福岡戦でリーグ戦初出場、12年10月のFC東京戦で同初得点。同年2月にA代表に初選出。昨年9月のベネズエラ戦で国際Aマッチ初出場&初得点。J1今季28試合5得点、同通算140試合14得点。代表通算13試合3得点。1メートル75、64キロ。
(サンケイスポーツ)

スペインメディアが早くも柴崎岳に注目!「たった2億5000万円!?」と報道

 CWC決勝の大一番でレアル・マドリーから2ゴールを奪った鹿島の柴崎岳に対して、早くもスペインメディアも注目。『MARCA』が彼は何者か?と記事を展開している。
18日、FIFAクラブ・ワールドカップ決勝で、レアル・マドリーvs鹿島の試合はレアル・マドリーの勝利で決着した。

 しかし、この試合で2ゴールを決めた鹿島の柴崎岳に対し、スペインメディア『MARCA』が驚きの内容で伝えている。

 同メディアでは「柴崎、新たなスターには200万ユーロの価値」の見出しで、柴崎を紹介。200万ユーロと言えば現在のレートで2億5000万円ほどの価値。レアル・マドリーから2ゴールを奪うほどの選手が、アジアのクラブでは2億5000万円ほどの市場価値(Transfermarktによると)と見られていることに、衝撃を受けているようだ。

 また、先日の会見で柴崎が発した言葉「日本がさらにヨーロッパのような高いレベルに達するにはさらに10年要するかもしれないが」という柴崎のコメントを添え、レアル・マドリーから2ゴールを奪った柴崎のインパクトを強調している。
(GOAL)

 楽しい試合でした。レアルが本気を出していた。柴崎いいね。

2016年12月18日日曜日

オスプレイは「墜落」=沖縄県、統計資料記載へ―機体大破で、政府は「不時着」

 米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが沖縄県名護市沖に不時着し大破した事故で、沖縄県は17日、今回の事故を「墜落」と位置付けることを決めた。

 県の統計資料上、「墜落」に分類して記載する。

 事故をめぐり、日本政府や米軍は「不時着」と表現。沖縄県の翁長雄志知事は「墜落」と指摘し、両者の認識の違いが浮き彫りになっている。

 県は米軍や防衛省の情報を基に、本土復帰(1972年)以降、県内で発生した米軍機事故を毎年統計にまとめている。県によると、これまでに「墜落」は46件あり、いずれも米側がそう発表したことに基づく。「不時着」は493件で、センサー不具合などによる緊急着陸も多く含まれる。

 これまでの墜落の大半は洋上で起きたため確認が難しかったが、今回は機体の状況が確認できたことなどから、「墜落」と分類することを決めた。

 事故機は尾翼やローターが機体から外れ、大破した状態。米軍によると、乗員2人が負傷して病院に運ばれ、ほか3人も軽傷を負った。米海軍安全センターは、被害の大きさに基づく分類で、最も重大な「クラスA」の事故に当たるとしている。

 今回の事故について米軍は、機体をコントロールできる状態でパイロットが意図して着水したとして「不時着」と説明。日本政府もこれを追認、稲田朋美防衛相は「パイロットの意志で着水したと捉えている。コントロールを失った墜落ではない」と述べた。

 一方、沖縄県の翁長知事は「機体が大破しており、墜落だ」との認識を示していた。
(時事通信)

 墜落だろう。

【決断】楽天・栗原 東北での一年で芽生えた指導者の資質

◇決断2016ユニホームを脱いだ男たち=楽天・栗原健太内野手(34)

 すがすがしい笑顔だった。10月1日、コボスタ宮城で行われた引退会見。栗原はハキハキとした口調で引退理由を口にした。

 「今年一年が勝負という気持ちでやってきた。1軍の戦力になれず、この辺が引き際かなと思った。自分の思うようなバッティングができなくなった」

 99年ドラフト3位で広島に入団すると、球界を代表するスラッガーへと成長。09年には2連覇を達成した第2回WBCの日本代表メンバーにも名を連ねた。しかし、チームの勝利を最優先に考え、慢性的な右肘痛を抱えながらプレーを続けたため、08、12、14年と3度の手術を余儀なくされた。ただ「一生懸命、試合や練習をした中でのケガ」と悔いはない。「手術を決断した時は“この手術で良くなる”と思ってやる。ダメだったとしても後悔しないと決断して手術に臨んだ」と覚悟の上だった。

 以降は度重なる違和感に苦しめられ、本来の打撃を取り戻すには至らなかった。14年から2年連続で1軍出場はなく、昨オフ、自由契約を申し入れ、今季から生まれ故郷・東北に新天地を求めた。だが、楽天でも1軍から声が掛かることはなく、ついにユニホームを脱いだ。

 選手としてもう一花咲かすことはできなかったが、この一年でコーチとしての資質は確実に芽生えた。球界屈指の長距離砲に上り詰めたのは、練習量の多さで知られる広島で育ったからこそ。楽天でも2軍の泉練習場の室内で早朝から電気もつけずバットを振り、球団職員を驚かせた。練習時間ぎりぎりまでグラウンドに姿を見せなかった若手選手に注意をしたこともある。「練習量や姿勢はカープのときと変わらずやってきた。そういうのは見せられた」と自負する。

 来季は2軍の打撃コーチに就任。11月上旬、岡山・倉敷での秋季キャンプでは早朝から日暮れまで若手選手に付きっきりで指導した。重視するのはコミュニケーション。「言ってやらせるのではなく、納得してやらせないと。感覚を押しつけるのではなく、その人の感覚になったつもりで見ている」。栄光も挫折も味わった自分だからできることがある。未来の和製大砲を育てるべく、第二の野球人生を歩みだした。 (徳原 麗奈)

 ◆栗原 健太(くりはら・けんた)1982年(昭57)1月8日、山形県生まれの34歳。日大山形では2年夏に甲子園出場。99年ドラフト3位で広島入団。11年にベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得。15年に自ら自由契約を選択し、入団テストを経て今季から楽天に加入した。通算1026試合、打率・293、153本塁打、586打点。1メートル83、97キロ。右投げ右打ち。
(スポニチアネックス)

 第二の野球人生に幸あれ。

「ノー!」米軍が記者締め出し 通そうとした警官と押し問答 オスプレイ現場

 オスプレイが墜落した沖縄県名護市安部(あぶ)の海岸で16日朝、日本側が規制責任を負うエリアで米軍関係者が記者を締め出した。日米が取り決めた「ガイドライン」に違反する行為で、沖縄県警も米側に申し入れするなど2時間にわたり、混乱した。

 「ノー!」。午前7時半ごろ、墜落から2日間にわたり報道機関が取材した区域に記者が入ろうとしたところ、迷彩服姿の米軍関係者が行く手を防いだ。

 警察官が近づき、「プレス(記者だ)」と伝え、通行させようとしたが、米軍関係者は「ノー」との姿勢を崩さなかった。

 2004年の沖国大ヘリ墜落事故を受け、日米は米航空機事故直後の役割分担を「ガイドライン」としてまとめた。一般人の立ち入り制限では、事故現場に近いエリア「内周規制線」を日米が共同で規制し、その外側の「外周規制線」は日本側が規制を担う。

 「取り決め破り」とも取れる米軍関係者の行動に警察担当者は「規制範囲は日米が協議して決めるはずだ」と語気を強めて反論。米軍担当者は何度も携帯電話で指示を仰ぎ、2時間後にやっと通行を認めた。

 日米機関の調整役を担う黒川清彦沖縄危機管理官によると、米軍側は外周規制線エリア内での機体破片を収集するため、規制拡大を主張したという。

 一方的に往来を制限したことについては「現場担当者がガイドラインを理解していなかった可能性がある。今後の課題だ」との認識を示した。
■「海上も米軍が規制」
 【名護】ヘリ基地反対協は16日、オスプレイ墜落現場周辺に出た抗議船の航行が米兵のゴムボートに妨害されたと抗議した。名護市辺野古のテントで記者会見した安次富浩共同代表らは「米軍が海上保安庁の仕事を奪い、海を支配している。(復帰前の)米軍植民地時代と何も変わらない」と批判した。

 反対協は15日午前、墜落機体周辺に船2隻とカヌー6艇を出し抗議。その際、米兵がゴムボート2隻で船を押して針路を無理に変え「下がれ」「駄目だ」などと主張したという。海保は遠巻きに見ているだけだったという。
(沖縄タイムス)
 オスプレイ墜落は関係修復不能な出来事だろう。

蓮舫代表が日露首脳会談の成果に言及した談話

 民進党の蓮舫代表は日露首脳会談の結果を受けて談話を発表。「日露両国首脳は主に北方四島における共同経済活動と日露両国の経済協力を進めていくことに合意したが、経済協力や共同経済活動がどのように北方領土の解決、平和条約締結に結びつくかが明らかでない」としたうえで「経済協力の『食い逃げ』につながるのではないかという懸念が残り、肝心の北方領土問題の解決に向けての具体的な進展が見られなかったことは残念」とした。

 そのうえで「両国の首脳が北方領土問題の解決による平和条約締結に向けて率直な意見交換を行うことは重要」とし「元島民の皆様がより自由に故郷を訪れることができるようになることは歓迎すべきであり、評価したい」と両国首脳の会談による成果を一定評価した。

 蓮舫代表は「ロシアが国後、択捉両島に地対艦ミサイルを配備するという看過し難い行為に出た」ことに安倍総理が首脳会談でどう対応したのかに言及し「会談の中でこの点に関して、日本の立場を抗議という形で伝えたのかなどを含め、通訳だけの1対1の形で行われた会談の実相がどのようなものだったか、安倍総理には十分な説明を求めたい」と発信した。(編集担当:森高龍二)
(エコノミックニュース)

 しらけた会談で、何の成果があったのだろうか。
 アベノミクス失敗、外交失敗で、民進党は攻めるべきだろう。

日本ハムファイターズが大谷翔平のメジャーリーグ挑戦を容認 大谷入団時に「密約」か

 日米に衝撃を与えたのは、日本ハム・大谷翔平(22)の契約更改で球団が「容認」した、来オフのメジャー挑戦。島田利正球団代表が「4年間の実績を認めた」と、もっともらしいコメントを残したが、これは「入団後3年を経過したあと、本人の意思しだいでメジャー挑戦できる」という、入団の際に交わした「サイドペーパー」、すなわち「密約」を遂行しただけのこと。そして球団にとっても渡りに船のメジャー移籍となる。その理由をスポーツライターが解説する。

 「日本ハムはデトロイト・タイガースでフロント経験のある吉村浩GMが、メジャーの資金力のない球団の編成方法にならい、選手の年俸総額を約25億円と決めている。大谷の給料が今後どんどん増えていけば、やがては総額を超えるため、いずれにしろ出て行ってもらうしかないのです。現在、ポスティング譲渡金の上限は約22億円ですが、1年ごとの更新であり、いつルールが変わるかわからない。撤廃の動きもあり、22億円を手にできる間にまとめたかった」

 しかも球団はメジャー容認のどさくさにまぎれて7000万円アップの2億7000万円でサインさせ、ファンから「安すぎる」「夢がない」という批判が相次いだ。10勝&22本塁打に加え、日本最速の165キロをマークしてのリーグ優勝と日本一、さらにMVPとベストナインのW受賞までしたのだから、3億円を突破しないのが不思議。それでも大谷は一発サインした。

 「大谷は一切お金に頓着がなく、私生活ではまったくムダづかいをしない。高い買い物は、タイミングを見て大人買いしているスーツや私服などの洋服代程度。それ以外はコンビニ代くらいで、会社帰りに赤ちょうちんに寄るサラリーマンよりもお金を使っていないかもしれません」(北海道のメディア関係者)

 来オフ流出容認込みの、格安契約だったのだろう。

 メジャーリーグ機構が先頃、メジャー選手会と合意に達した新労使協定では、海外選手獲得に伴う総契約金が575万ドル(約6億5600万円)に制限され、適用年齢が23歳未満から25歳未満へと引き上げられた。来オフの大谷はまさに、この「25歳ルール」に引っ掛かる。しかも年俸が低く抑えられるマイナー契約しか認められないという横槍も入った。栗山英樹監督(55)は「関係ないんじゃない? (大谷は)お金が夢じゃない」と言うが、ポスティング譲渡金だけでなく大谷でひと儲けしようとしているだけに、球団サイドはこのルールの行方に気が気ではない。というのも、メジャー移籍時に球団自体が大谷の「代理人」になる道を模索しているからだ。

 前出・北海道のメディア関係者は、次のように説明する。

 「田中将大(28)がメジャー移籍する際、楽天が同じことをやろうとしましたが、それはキックバックになるからと、メジャー機構が認めませんでした。それを知っているだけに、日本ハムは球団とは関係のない別会社を作って代理人業務ができないか調べている。イチローのマリナーズ移籍時にはポスティングを認める条件として、移籍後2年間はオリックスに野球以外の仕事でのさまざまなロイヤリティが入る契約を結んでいた。事実上の代理人ですね」

 こうした大谷用「代理人会社」設立計画のほか、何とかこの大物クライアントを手にしようと、周辺には自薦、他薦の怪しい人物がウロウロしているという。
(アサ芸プラス)

 契約の条件として、大リーグ移籍の約束はあっただろう。

清宮幸太郎 日本ハム、ポスト大谷に早実・清宮!栗山監督がくじ引き役に名乗り

 10年ぶりの日本一に輝いた日本ハムが17日、米ハワイでの優勝旅行を終えて、成田空港に帰国した。リフレッシュした栗山英樹監督(55)の次なる目標は、チームを常勝軍団にすること。来秋のドラフト1位候補に挙がる高校通算78本塁打のスラッガー、早実高・清宮幸太郎内野手(2年)について「(1位指名の)可能性は十分にある」と語り、競合になった場合のくじ引き役に名乗りを上げた。

 常夏の島、ハワイでバカンスを満喫した。4泊6日の日程を終え、成田空港に降り立った栗山監督の目は、来年以降に向けられていた。来秋のドラフト目玉、清宮について熱弁をふるった。

 「非常にうち(のチーム)っぽい選手だよね。(1位指名の)可能性は十分にあるよ」

 キャスターとして甲子園などアマ野球の現場を取材した経験がある指揮官は、就任時からスカウト会議に毎回出席。11月3日に行われた秋季高校東京都大会決勝、早実-日大三を神宮の観客席で観戦し、清宮の視察も済ませていた。この試合で清宮は5打数5三振に終わったが、「神宮の裏のイチョウ並木まで、たくさんの人が並んでいた。それだけでも見られてよかった。みんな楽しみにしていると感じたよ」。

 4年ぶりにパ・リーグを制し、10年ぶりの日本一にも輝いたチームを常勝軍団にするためには、清宮の力が必要だ。打者で出場した際に主軸を担う大谷は、早ければ来オフにポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する。指揮官は「強いチームには2、3人(の強打者)が重なっている。(中田)翔が打ちやすくなるように、軸を作らないといけない。長打を打てる打者がほしい」と4番・中田とクリーンアップを組む長距離砲を熱望している。

 9連覇時代の巨人には王貞治、長嶋茂雄の“ON”、広島の黄金期には山本浩二、衣笠祥雄のコンビがいた。清宮の父・克幸さん(ラグビー・ヤマハ発動機監督)とはキャスター時代にテレビ番組で共演したことがあり、実力だけでなく、スター性も兼ね備える清宮はドンピシャの人材といえる。

 実は、栗山監督はドラフトのくじ引きで5戦全敗だ。ドラフトでは競合が予想されるが、「(球団から)要請されたら引くよ」と腕まくりする。ダルビッシュ(現米大リーグ、レンジャーズ)、中田、大谷ら高卒新人の育成に定評がある日本ハム。清宮の加入を黄金時代の幕開けにする。
(サンケイスポーツ)

 清宮欲しいね。
 だけど最近の日本ハムのくじ運悪し。

プーチン氏とは隔たり=歯舞・色丹引き渡しで―安倍首相

 安倍晋三首相は17日、日本テレビのインタビューで、北方領土のうち歯舞、色丹2島の平和条約締結後の引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言について、「主権を返すとは書いていないというのがプーチン・ロシア大統領の理解だ。その点で日本側と齟齬(そご)がまだある」と述べ、両首脳間の見解の隔たりを認めた。

 首相は大統領来日時の首脳会談で、領土問題について「突っ込んだ議論」を行ったが、2島の返還をめぐり平行線だったことを示唆した格好だ。

 また、首相はインタビューで、ウクライナ問題で日本が実施している対ロ制裁に関し、「制裁の解除が(領土交渉の)条件だという話は一切なかった。制裁は不愉快だろうが、日ロ関係の前進はそれをのみ込む価値があると(大統領は)理解している」と述べた。
(時事通信)

 2島返還も主権は返さないはおもしろい。
 訳のわからない屁理屈で、永遠に解決しないということだろうか。

2016年12月17日土曜日

孫正義氏、プーチン氏と意気投合 政府関係者はぶぜん

 ソフトバンクグループの孫正義社長が16日、日ロ首脳会談に合わせて東京で開かれた財界人らによる「日露ビジネス対話」の全体会合に突然現れた。肩を抱き合って親しそうに話した相手は、ロシアのプーチン大統領だった。

 日本の政府関係者はぶぜんとした様子。孫氏は記者団に「トランプ米次期大統領と電話で話す予定があり、プーチン大統領からも『ぜひよろしく伝えてくれ』と頼まれた。今度、我々は米国に投資するが、『ぜひロシアにも』と頼まれた」と話した。

 さらに「大統領から『ロシアに来て欲しい』と言われたので、5月前後に行こうかと。『人工知能とか最先端の技術を開発していこう』という話があった」などと述べた。
(朝日新聞デジタル)

 プーチンには孫氏で、トランプはピコ太郎外交でしょう。

<福島原発事故>賠償額40年間上乗せ 電気料金に月18円

◇経産省有識者会議中間提言 賠償費用と廃炉費用負担

 経済産業省は16日の有識者会議で、東京電力福島第1原発事故の賠償費用と老朽化した原発の廃炉費用について、大手電力だけでなく新電力にも負担を求める電力システム改革の提言をまとめた。大手電力が原発や石炭火力などの安価な電力を取引市場に供給するのと引き換えに、原発を持たない新電力にも原発事故の賠償費用などを負担してもらうバーター取引となった。
(毎日新聞)

 賠償費用・廃炉費用が、なぜ国民負担なのだろうか。
 東京電力を国営企業にして、公務員並みに給与水準を下げることが先決だろう。

日本ハム・栗山監督、大谷にブルペン入り指令「あいつはブルペン嫌い」

【ホノルル(米ハワイ州)15日(日本時間16日)】日本ハム・栗山監督が、大谷にブルペンでの投球練習を重視するよう命じた。中6日の場合、登板間の投球練習は1度で、30球程度。「あいつはブルペンが嫌い。試合だと思ってくれと言ったことがある。今は持っている能力で結果が出ているけれど、同じフォーム、リリースで投げるのがうまくない」と話した。来オフにも米大リーグに移籍する可能性もあるだけに「米国ではブルペンでは5分しか投げられない。その間に準備できないといけない」と重要性を力説した。
(サンケイスポーツ)

 ブルペン嫌いの大谷はおもしろい。

吉本新喜劇で活躍「大阪名物パチパチパンチ」の島木譲二さん死去

 吉本新喜劇のお笑い芸人、島木譲二(しまき・じょうじ、本名濱伸二=はま・しんじ)さんが16日午前9時6分、脳出血のため大阪市内の病院で死去した。72歳。兵庫県出身。上半身裸で体を何度も叩く「大阪名物パチパチパンチ」や「ポコポコヘッド」のギャグで人気だった。2011年に体調不良を訴え、長く療養生活を送っていた。

 関係者によると、島木さんは妻の昭子さん(73)とともに自宅にいた15日、体調不良を訴えて、救急車で大阪市内の病院に緊急搬送され、翌16日に昭子さんにみとられ、静かに息を引き取ったという。別の関係者によると、1週間ほど前から記憶があいまいになる症状が出ていた。

 電話取材に答えた昭子さんによると、島木さんは慢性腎う炎を患い、人工透析を受けるなど長年、入退院を繰り返しながら闘病生活を送っていた。その間、新喜劇の舞台に再び上がる夢は諦めず「仕事をしたいなあ」と話していたという。

 2011年1月、体調不良を理由に大阪のなんばグランド花月での新喜劇やイベント出演を全てキャンセルし、同年2月に所属する吉本興業が休業を発表。事務所を通じ「心配かけてごめりんこ。また元気になって舞台頑張りますのでよろしくお願いします」とコメントしていた。

 元々は野球少年だったが肩を壊し、大阪市内の興国高で、世界王者・井岡一翔らを輩出したボクシング部に入った。卒業後はプロになり、ミドル級の西日本新人王に輝いたが、右目を痛め、5年ほどで引退した。

 その後、1970年ごろから毎日放送(大阪)で警備員を務めていたが、殺陣師の故的場達雄さんにスカウトされ、門下生となり、芸能界へ。80年に新喜劇に入り、俳優でも89年、マイケル・ダグラスや故松田優作さん出演のハリウッド映画「ブラック・レイン」に故若山富三郎さん演じるヤクザの子分役で出演した。

 新喜劇の作家が動物園に行った時にゴリラが島木さんに見えたことから、台本に「島木がここでドラミング」と書き込んで生まれたのがパチパチパンチのネタ。本人も「吉本で誰も上半身裸のギャグがないと思ってたから。服を脱がんかったら今みたいになってないかも」と人気者になった理由をうれしそうに語っていたが、もうあの姿を見ることができなくなってしまった。

 ◆島木 譲二(しまき・じょうじ)1944年(昭19)9月13日、兵庫県尼崎市生まれ。プロボクサーを引退後、JBC(日本ボクシングコミッション)の下部組織でタイムキーパーや警備員を経て芸能界へ。吉本新喜劇では当初、「吉本の渡哲也です」というギャグで売り出す。武田薬品「アリナミンV」のCMでは同じ新喜劇の池乃めだかとともにアーノルド・シュワルツェネッガーと共演した。
(スポニチアネックス)

 ブラック・レインは知らなかった。

陽岱鋼 巨人移籍の重圧を力に「優勝しなくてはいけない使命」

 Vの使者になる――。日本ハムからFA権を行使し、巨人移籍が決まった陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が、母国・台湾で、新天地に懸ける思いを熱く語った。

 移籍決定後、初めての肉声。共同通信社の取材に応じ、決断の裏にあった決意は何度も口にした「使命」という言葉に表れた。

 「僕は留学生。外国人の選手がFAを取って、巨人に行く。自分が初めてという使命感はある。優勝しなくてはいけない使命もある。きついプレッシャーを何とか自分の力に変えたい」

 5年総額15億円の大型契約で、背番号は2。破格の条件で迎えられた重圧は感じている。「勝たないといけないし、活躍しないといけない。そこは球団もファンの皆さんも見たいところ」。期待されるのは中堅のレギュラー、そして1、2番の上位打線。来季へ、すでにイメージを膨らませている。「得点に絡むことでチームに貢献できる。ただ、簡単なことではない。何が必要なのか考えながら、自分がやってきた野球を継続すればいい方向にいく」と話した。一方では、自分らしさを失わないことが大切だと強調。「人に左右されないこと、自分が自分であることが大切。新しいチームで新しいことが発見できる」と意気込んだ。

 今季は日本ハムで日本一を経験。その守備力と13年に盗塁王も獲得したスピードは、3年ぶりのV奪回を目指すチームに大きな戦力となる。「決まった瞬間はホッとした。これから練習に集中して毎日を過ごせる」。陽岱鋼は自らのプレーで重圧をはねのける覚悟だ。
(スポニチアネックス)

 台湾のスーパースターが結果を出して優勝に貢献できるか。

朴大統領、弾劾訴追の棄却求める 弁護人「すべて争う」

 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は16日、憲法裁判所に対し、国会による弾劾(だんがい)訴追を棄却するよう求める答弁書を弁護人団を通じて提出した。弁護人団は記者会見し、「事実関係、法律関係をすべて争う。弾劾される理由はない」と訴えた。

 朴氏は9日、国会で弾劾訴追案が可決され、大統領の権限を停止された。弁護人団は、304人の死者・行方不明者を出した旅客船セウォル号沈没事故の対応が訴追の理由の一つになっていることについて、「大統領が(国民の)生命権を直接侵害したとは認めにくい」と語った。憲法裁の弾劾審判にも朴氏が出席しないとの見通しを示した。

 憲法裁は180日以内に弾劾するかどうかを決定しなければならない。政治的な混乱をできるだけ早く収拾するため、速やかに結論を出すべきだとの指摘が相次いでいる。しかし、朴氏が全面的に争えば、法定期限ぎりぎりまで審判が行われる可能性もある。

 一方、与党セヌリ党は16日、辞意を表明していた院内代表の後任に親朴派の鄭宇沢(チョンウテク)議員を選出した。非朴派が擁立した候補は落選。両派の対立は決定的で、非朴派が集団離党し、新党を結成する可能性も高まってきた。李貞鉉(イジョンヒョン)代表も16日、辞意を表明した。(ソウル=東岡徹)
(朝日新聞デジタル)

 世論の流れから見れば、棄却は難しいだろう。

鹿島勝利オッズは19倍!1番人気はレアル2-1か3-1

◇クラブW杯決勝 鹿島―Rマドリード(2016年12月18日 横浜国際)

 クラブW杯決勝のオッズは、もちろん欧州王者Rマドリードが有利だ。オンラインの英ブックメーカー「スカイ・ベット」では16日時点で、Rマドリードの勝利が1・125倍、引き分け(PK戦)は7・5倍、鹿島の勝利は19倍となっている。

 スコア別ではRマドリード勝利の「2-1」と「3-1」が5・5倍で1番人気。「2-0」と「3-0」が6・5倍で続いている。
(スポニチアネックス)

 鹿島が勝つためには、レアルの猛攻にどれだけ耐えられるかだろう。

巨人へFA移籍、台湾の英雄・陽岱鋼を待つ李承ヨプの通った道 戦力と母国マネーの“W補強”

 日本ハムからFA宣言した陽岱鋼外野手(29)の巨人入りが決定。かつて韓国での巨人人気に火をつけた李承ヨプ(現韓国・サムスン)のように、台湾マーケット開拓の親善大使となるか。

 巨人の堤GMは14日、陽の代理人から連絡を受けて「正式に合意しました」と発表。本人とも台湾との国際電話を通じ、互いに「よろしくお願いします」と挨拶したという。堤GMは「センターを守ってもらえる選手を、しっかり獲れたのはチームにとってプラス」と戦力面に言及したが、球団にとっては営業面の“補強”も期待できる。

 陽の巨人入りのニュースはすぐさま、台湾でもトップ級で報じられた。19日に都内で行われる入団会見にも、大きな注目が集まるはず。台湾のスーパースターの獲得は、巨人が注目する台湾マーケットの開拓を一気に加速させる。陽の日本ハムでの出場試合は台湾でもテレビで生中継され、訪日客は札幌ドームで生観戦。現地の企業広告にも多数起用されている。こうした“陽マネー”が今後は巨人のものとなる。

 台湾に急接近する巨人だが、以前は別の国に秋波を送っていた。2005年オフにロッテから韓国の「国民的打者」、李を引き抜き。移籍1年目から韓国の衛星テレビ局で巨人戦が生中継され、4番打者としての奮闘に母国のファンが熱狂した。07年から結び直した4年総額30億円の大型契約は、こうした韓国マネーも考慮に入れたもの。球団ホームページは韓国語版が開設され、オフには内海らが渡韓してトークショーを開いた。

 だがこうした“韓流ブーム”は長くは続かなかった。李の成績が先細り2軍暮らしが続くと、09年限りで韓国での放映権契約が打ち切られた。契約最終年はわずか56試合の1軍出場にとどまり、10年限りでの退団はさびしいものとなった。

 台湾との蜜月関係がよりよいものとなるかどうかは、陽のグラウンドでのプレー次第。李にはなかった大きなアドバンテージは、ドラフト経由で入団したため外国人枠に左右されないこと。新たな背番号「2」のユニホームをまとった陽の活躍で、巨人は3年ぶりのV奪回と台湾進出の二兎を得たいところだ。 (笹森倫)
(夕刊フジ)

 活躍すれば、訪日客増に繋がるだろう。

日露首脳会談「重要な一歩になりうる」領土問題進展は?

 15日と16日に行われた日露首脳会談。共同会見で安倍首相は北方領土問題について、「重要な一歩になりうる」と自信を見せた。食事も含め約6時間にわたった会談で、どんなやり取りがあったのか。

 日露首脳会談の最大の焦点は「北方領土問題」。北海道の北東部に位置し、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の4つの島からなる北方領土。これまで日本は「固有の領土」として返還を求めてきた。

 一方、プーチン大統領が交渉の基礎としているのは「歯舞群島と色丹島の2島を日本に引き渡す」とした60年前の「日ソ共同宣言」。しかし、「引き渡しの条件や主権については書かれていない」として、仮に2島を日本に引き渡したとしても日本の領土にはならない可能性に度々言及していた。

■首相が打ち出した「新しいアプローチ」

 交わらない両国の主張。その状況を打開するために安倍首相が打ち出したのが「新しいアプローチ」だった。経済協力を中心に協議し、領土問題を同時並行で進めながら、平和条約締結を目指すやり方とみられる。

 その目玉として、日本とロシアが共同で北方領土の開発や経済振興などを行う「共同経済活動」などが検討されてきた。

 日露首脳会談が行われた後の共同会見で、安倍首相は「新たなアプローチに基づき、今回、4島において共同経済活動を行うための特別な制度について、交渉を開始することで合意しました。これは平和条約の締結に向けた重要な一歩であります」と述べた。

 北方領土での共同経済活動を、日露両国がそれぞれの主権を侵害しない形で行っていくことを明らかにした安倍首相。その上で「平和条約の締結に向けた重要な一歩だ」と強調した。

 プーチン大統領も「今回、安倍首相は南クリル諸島(北方領土)で共同経済活動を提案してくださいました。私はこれを支持し、共同経済活動が平和条約締結に向かうことだと信じています」と述べた。

 また、共同経済活動を日本とロシア、どちらの法律の下で行うのかについて、安倍首相は「どちらの立場も害さない」とした上で、今後、その方法について協議を始めていくことで合意したという。

■ロシア側の懸念

 一方、プーチン大統領は領土問題交渉におけるロシア側の懸念も表明した。

 「ウラジオストクとその北部に基地があります。そこから私たちは太平洋地域に出港するわけです。日米安保条約で日本とアメリカがどのように対処するのか、私たちには分かりません。日本の仲間のみなさんには、ロシア側が感じている不安を理解してほしい」

 北方領土がロシアの安全保障にとって重要な位置付けであることに理解を求めたプーチン大統領。日米同盟の下に、北方領土がアメリカ軍の影響下に置かれることを警戒しているものとみられる。

■元島民の受け止めは?

 この共同会見を、北方領土の元島民はどのように受け止めたのか。国後島出身の原カツさん(90)は、静かにテレビを見守っていた。

 「ちっとも進歩がないんじゃないかなと思いますよ。日本にとってはいいことは、1つもないでしょう」

 22歳の時に国後島から引きあげた原さん。なかなか進まない領土交渉に複雑な思いを隠せない。

 「1回や2回の会合では大変ですけど、何回もこういう会談をするたびに、少しずつは良くなっていくでしょうね」

 プーチン大統領への手紙を安倍首相に託していた元島民たちは…

 千島歯舞諸島居住者連盟・脇紀美夫理事長「安倍首相が元島民の思いを胸に抱いて交渉にあたってくれたと。そのことについては評価したい」

 一方で、領土問題の具体的なスケジュールが示されなかったことについては「さらに粘り強く交渉を重ねることにより、1日も早く4島の返還を実現することを期待している」と語った。

■色丹島の様子は…

 一方、現在、約3000人のロシア人が生活している北方領土の色丹島でも、ロシアのニュース番組が共同会見の様子を放送していた。

 「東京ではプーチン大統領と安倍首相の交渉が終了しました。投資分野での新たな合意について話し合われました」

 最初に北方領土問題ではなく、経済協力の合意内容について、伝えていた。

 ニュースを見ていた島民は…

 「(共同経済活動で)色丹島は変わってよくなるんじゃないでしょうか」「でも絶対に島は渡さない。共同で、ロシアの条件で」

 「平和条約のない異常な状態に私たちの手で終止符を打つことを確認した」と強調した安倍首相。今回、大きな進展がみられなかった北方領土問題。これからも難しい交渉が続く。
(日本テレビニュース)

 今後の協議を見守るしかないだろう。
 領土問題が進展しないのに、経済協力だけでは誰も納得しないだろう。

2016年12月16日金曜日

<日露会談>共同経済活動交渉入り合意…首相「特別な制度」

 安倍晋三首相は15日、ロシアのプーチン大統領と山口県長門市の温泉旅館で会談した。両首脳は、北方領土での共同経済活動の実現に向けた具体的な交渉に入ることで合意。16日に共同で記者会見して発表する。元島民らが査証(ビザ)なしで北方領土に渡航できる「自由訪問」も拡充する見通しとなった。

 ◇元島民の訪問拡充

 ロシア側の説明によると、共同経済活動の分野として漁業、観光、医療、環境などを想定。16日にこうした内容を盛り込んだ文書を発表する調整に入った。日本側は、共同経済活動で日本企業が北方領土に進出することで、領土問題解決の糸口にしたい考えだ。

 ただ、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は記者団に、共同経済活動はあくまでもロシアの法律に基づいて行われると強調。これに対し、首相は記者団に「日露両国の特別な制度の下での共同経済活動」についてプーチン氏と協議したと明らかにした。構想の実現には、ロシアの法律を尊重しつつも例外的に日本人の法的立場を保護する特例措置の導入が鍵となりそうだ。

 首相は会談終了後、元島民から託された手紙をプーチン氏に手渡したことを記者団に明かしたうえで、元島民の北方領土への「自由訪問」について協議したと説明。「平均年齢が81歳。時間がないという元島民の気持ちをしっかり胸に刻んで会談した」と訴えた。

 両首脳の会談は第1次安倍政権を含めて16回目。プーチン氏は15日午後、大統領特別機で山口県の山口宇部空港に予定より約2時間40分遅れて到着した。首脳会談も2時間以上ずれ込み、午後6時過ぎに始まった。岸田文雄外相やロシアのラブロフ外相らが同席した少人数会合の後、通訳以外を退席させ2人だけで約95分会談し、平和条約交渉を中心に意見を交わした。

 少人数会合では北朝鮮やウクライナなどの国際情勢についても協議。3年間開かれていない日露の外務・防衛担当閣僚による協議「2プラス2」再開を検討することでも一致した。16日は経済協力を中心に再び会談。その後、共同記者会見に臨む。【田所柳子、真野森作】

…………………………

 ◇会談終了後の首相発言・骨子

・少人数会合で2国間の問題、国際的な課題について、ロシアが建設的な役割を果たしていくことの重要性、日露がともに取り組んで解決していくことを話した

・2人(両首脳)だけで約95分間、平和条約締結問題を中心に議論した

・(1)北方領土への元島民の自由訪問(2)日露両国の特別な制度の下での共同経済活動(3)平和条約の問題--について、率直かつ非常に突っ込んだ議論ができた

・プーチン大統領には元島民から預かった手紙を渡した。ロシア語で書かれた手紙については、その場で大統領は読んでいた。
(毎日新聞)

 共同経済活動で、いくらの税金が無駄遣いされるのだろうか。

海保の捜査、難航か=日米地位協定が壁に―オスプレイ事故

 米海兵隊の新型輸送機オスプレイが沖縄県名護市の海岸に不時着した事故で、第11管区海上保安本部(那覇市)は15日までに、航空危険行為処罰法違反容疑で捜査を始めた。

 ただ、米軍が乗員の事情聴取などに応じるかは不透明で、日本の司法警察権を制限する日米地位協定の壁もあり難航が予想される。

 外国籍の航空機が墜落・不時着した場合、主権が及ぶ領海内であれば、海保が事故原因を捜査する。11管は14日未明に捜査を始め、現場周辺の写真を撮影するなどした。今後、乗員の事情聴取や実況見分などを行い、容疑が固まれば書類送検したい考えだ。しかし、米軍に捜査協力を要請したが返答はなく、現場に近づけないという。

 日米地位協定に基づく刑事特別法は「米軍の財産の捜索、差し押さえ、検証は米軍の同意を得て行う」などと規定しており、これまでも日本側の原因究明を阻んできた。

 2004年8月、沖縄国際大(同県宜野湾市)に米軍ヘリが墜落した事故では米軍の同意が得られず、県警は機体の検証や乗員の事情聴取ができなかった。

 県警は氏名不詳で米兵4人を書類送検したが、地位協定の「米軍が公務中に起こした事故は日本側に第1次裁判権がない」との規定から不起訴処分となった。
(時事通信)

 植民地的な扱いで原因究明ができないのはおかしいだろう。
 

2016年12月15日木曜日

巨人 陽岱鋼と合意 打順1、2番と中堅守備で厚み あとは抑えだけ

 日本ハムからFA宣言した陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手(29)の巨人入りが14日に決まった。陽岱鋼側から入団の意思を伝えられた巨人の堤辰佳GMは「きょう、正式に合意しました。代理人とOKということになり、本人にも連絡した。お互いに“よろしくお願いします”と話した」と語った。19日に入団会見が行われる予定だ。

 出来高などの条件面については最終調整中だが3年総額10億円以上を用意。背番号は2に決まり、脇谷が2から12に変更された。来年3月のWBCへの台湾代表としての出場についても今後、前向きに話し合っていく予定だ。今オフ、FAでは山口俊、森福に続いての入団。93年にFA制度が導入されて以降、同一チームが同時に3選手を獲得するのは初で、同GMは「補強はきちっとしないといけない流れで、センターを守ってもらえる選手をしっかり獲れたのはチームにとってプラスになる」と話した。

 3年ぶりの優勝が絶対ノルマの来季へ、野手の補強は完了。4番候補となる元楽天のマギーに続き、陽岱鋼はチームの大きな課題を埋めることになる。1、2番の打順、中堅の守備は、ともに今季固定できなかったパーツ。陽岱鋼が上位に入って役割を果たせば、今季主に3番を務めて自身初の首位打者を獲得した坂本からの主軸へ、打線の厚みが増す。上位打線の攻撃力が増せば、将来も見据えた若手の思い切った起用も可能になる。

 投手に目を向けても先発の山口俊、中継ぎの森福にとどまらず、抑え候補として前マリナーズのカミネロ獲得が秒読み状態。完成間近の大型補強を、堤GMは「今年戦って見えた課題を来季勝つためにどうやって埋めていくかの結果で、この人数になった」と説明した。(春川 英樹)

 ▼日本ハム栗山監督 ファイターズの選手が、他球団から素晴らしい評価を受けられたということについてはうれしく思う。「この選手を獲得して良かった」と思われるような活躍を見せてほしい。

 ≪同一オフシーズンFA獲得2人まで Cランク選手除く≫野球協約のフリーエージェント規約第11条第1項には、公示されたFA宣言選手が20人以下の場合、獲得できるのは1球団につき同一オフシーズンで2人までとされている。ただし第2項に「前項に定める人数の制限は、Cランク(旧球団で外国人を除いて年俸上位11位以下)の選手には適用しない」とある。従って森福がCランクのため山口、陽岱鋼と合わせFA制導入後初の3人獲得が実現した。なお、昨年まで2人獲得は巨人の7度を筆頭に計13度あった。
(スポニチアネックス)

アトレティコ・ナシオナル0-3鹿島アントラーズ 「未来が訪れた」「鹿島がナシオナルを凍らせた!」――鹿島の歴史的勝利を各国メディアも報じる

ナシオナルの地元紙は「今後、議論となりそうだ」と伝える。
[クラブW杯準決勝] アトレティコ・ナシオナル0-3鹿島アントラーズ/2016年12月14日/吹田スタジアム
 
 クラブワールドカップ準決勝で鹿島アントラーズは、土居聖真、遠藤康、鈴木優磨の得点で、南米王者のアトレティコ・ナシオナルを下して日本勢初の決勝へと駒を進めた。
 
 このことは、世界のメディアも早速取り上げている。
 
 ナシオナルの地元紙『エル・コロンビアーノ』は、30分に西が倒されたプレーが、ビデオ判定でPKになり、33分の土居の得点が生まれたことについて「主審のヴィクトル・カッサイは前例のない決定を下した。判定の確認をしている時間など、今後議論の的となりそうだ」と伝えた。
 
 また、レアル・マドリーびいきの記事を掲載することで知られているスペイン紙『マルカ』も、「鹿島がナシオナルを“凍らせた”」と伝え、さらにアルゼンチン紙『オレ』は「未来がきた」と見出しをつけて、カッサイ主審の判断を「歴史的瞬間だった」と報じている。
 
 何はともあれ、アジア勢初となる夢の決勝進出を果たした鹿島。決勝の相手は、15日の19:30にキックオフされる「クラブ・アメリカ対R・マドリー」の勝者だ。

SOCCER DIGEST Web


 決勝が楽しみ。

2016年12月14日水曜日

ロシア・プーチン大統領 特別インタビュー「領土問題は存在しない」

 ロシアのプーチン大統領が、15日の来日を前に日本テレビと読売新聞のインタビューに応じた。プーチン氏は、北方領土について、「領土問題は存在しない」と強硬な立場を示しつつ、「在任期間中に大きな成果をあげたい」とも述べ、交渉進展に意欲を示した。

 プーチン大統領は、北方領土問題の解決を含む平和条約の締結について、色丹島・歯舞群島の2島の引き渡しを定めた1956年の日ソ共同宣言が交渉の基礎になるとの認識を改めて示した。その上で、4島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとの日本の立場を「まったく別の話」とけん制した。

 プーチン大統領「共同宣言には2島について書かれていますが、(安倍)首相が4島の問題を提起しました。つまり、共同宣言の枠を超えています。これはまったく別の話で、別の問題提起です」「ロシアは、領土問題はまったくないと思っています。あると考えているのは日本ですが話し合う用意はあります」

 プーチン大統領は2001年に、領土問題の存在を事実上認めたイルクーツク声明に署名しているが、今回、公の場で初めて「領土問題は存在しない」と述べ、発言を後退させた形。

 その一方で、「話し合う用意はある」と述べ、領土問題の解決には「信頼の雰囲気作り」が必要だと繰り返し強調した。また、プーチン大統領は北方領土における共同経済活動を安倍首相と検討していることを明らかにし、対象は4島全てとなる可能性に言及した。

 プーチン大統領「南クリル諸島(北方領土)についていえば、様々な選択肢があり得ます。我々は、1島、2島、3島、4島いずれでも共同活動を検討する用意があります」

 しかし、日ソ共同宣言で引き渡しが定められている色丹島・歯舞群島2島も対象とする場合、日本に主権まで渡す考えはない姿勢をにじませたともいえる。

 また、プーチン大統領は、安倍首相が提案した「新たなアプローチ」について、経済協力にとどまらず、日本との安全保障協力も含めた総合的なパッケージとして受け止めていることを明らかにした。

 北朝鮮の核兵器やミサイル開発を念頭に、安全保障面でも日露が協力すれば、両国の信頼関係が強まり、領土問題の解決につながるとの認識。

 日米同盟を外交の基軸とする日本に対し、ロシアとの信頼関係をより重視するよう転換を迫るもので、15日の首脳会談でも焦点の一つとなりそうだ。
(日本テレビニュース)

 直ちに交渉を止めて、経済協力もやめるべきだろう。
 どれだけの金が無駄になるのだろうか。

【クラブW杯】鹿島が遠藤、鈴木のゴールで3―0!日本勢初の決勝進出!

◆クラブW杯準決勝 鹿島3―0アトレチコ・ナシオナル(14日・吹田スタジアム)

 鹿島が準決勝で南米王者のアトレチコ・ナシオナル(コロンビア)に3―0で勝ち、日本勢初の決勝進出を決めた。

 後半38分にMF柴崎岳からの左クロスをゴール前で受けたMF遠藤康が、相手GKをかわして、ヒールシュートでゴールを決め、2―0に。直後の後半40分、MF金崎夢生からの右クロスをFW鈴木優磨が流し込みダメ押しの3点目を奪った。途中出場コンビが貴重な追加点を挙げた

 前半は、1―0と鹿島がリード。前半28分のFKの際にDF西大伍がペナルティーアリア内で相手に倒されると、主審はビデオ判定を要求。大会初のビデオ判定で、鹿島がPKを得ると、前半33分にFW土居聖真が決めて先取点を奪った。GK曽ヶ端準はアトレチコ・ナシオナルのシュートを好セーブ連発して、ゴールを死守した。
(スポーツ報知)

 まさか勝てるとは誰も予想しなかっただろう。

栗山監督明かした大谷“増殖”計画 白村&上原も二刀流!

 日本ハムナインが12日(日本時間13日)に米ハワイ入りし、優勝旅行の初日から栗山監督が驚きのプランを口にした。頭の中は無限の妄想が膨らんでいた。

 「かなり大きく(選手の)使い方を変えようと思っている。うちの投手、全員二刀流とかね。やらせたいのが、何人かいる。白村とか上原とか身体能力が高い投手」

 その目は本気だ。今季22試合で防御率2・63をマークした白村は最速154キロを誇るが、打撃センスも非凡。慶応時代は09年のセンバツに5番・投手で出場。交流戦期間中は打撃練習では左打席から何度もスタンドインし、周囲を驚かせている。

 昨年のドラフト1位左腕・上原は遠投120メートル、50メートル走5秒68と超人的な身体能力を誇る。明大の2年先輩で今季41試合で9盗塁の岡にも100メートル走で一度も負けたことがないという。

 一方で、大学時代に二刀流で最速152キロの岡は「負担がかかる」と断念する。それでも指揮官は「やることで逆の気持ちが分かる。打つことと投げることは動きの肝が似ている」と白村、上原には飛躍のきっかけとなるとの意味も含んでいる。

 この日、指揮官はテレビCMで有名な「モンキーポッド」を訪れて英気を養った。「何年かたつと、どのチームにも二刀流が出てくる。(試すのは)公式戦で、それが理想」。球界の常識を覆した二刀流。来季は大谷だけではないのかもしれない。
(スポニチアネックス)

 まずは投手で結果が出せるか。

偽警官、金塊6億円奪う 職務質問装い、組織的犯行か 福岡県博多区の路上

 福岡市博多区の路上で今春、約6億円相当の金塊(約120キロ)が盗まれる事件が発生していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。犯人グループは警察官風の衣服を着用し、職務質問を装う手口で金塊を盗んでいったという。県警はこの衣服をすでに押収。用意周到な手口から暴力団などの組織が関わっている可能性が高く、福岡県警は組織的な巨額窃盗事件として捜査を進めている。

 捜査関係者によると、複数の男性が同区内の貴金属販売店に金塊を売却するためJR博多駅の筑紫口周辺の路上を運搬中、背後から警察官風の衣服を着た複数の男に「警察だ」と声を掛けられた。

 男らは金塊が入ったアタッシェケースを渡すよう要求。ケースを調べるふりをして男性らが目を離したすきに、車に乗って逃走したという。男性らが県警に通報し、事件が発覚した。

 盗まれた金塊について、男性らは「被害に遭う前日に転売目的で買い取った」などと話しているという。犯行グループが当時着用していた衣服は県外で見つかり、県警がすでに押収している。

 犯行グループが、男性らが金塊を売りに行くタイミングを把握していた可能性が高いことから、県警は背後に暴力団などの組織が介在しているとみて事件の全容解明を目指している。

 近年、金は取引価格が高騰。社団法人「日本金地金流通協会」によると、2005年は1グラム約1700円だったが、15年は同約4925円で約2・9倍に値上がりしている。

 こうした状況から国内への密輸も急増。財務省によると、全国の税関が14事務年度(14年7月~15年6月)に摘発した件数は177件で、前事務年度(8件)の約22倍に上っている。

=2016/12/14付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

 海外で非課税の金を密輸して、消費税分の儲けは、暴力団の資金源だろうか。

2016年12月13日火曜日

大谷翔平 張本氏、『大谷批判タブー視』ぶちまけ生涯“喝”宣言!「何をびびっているの」

 通算3085安打の日本記録(イチローの“日米通算”は除く)を誇る野球評論家の張本勲氏(76)が“生涯辛口宣言”だ。

 11日朝にTBS系「サンデーモーニング」の名物コーナー「週刊・御意見番」に登場。「この間、放送で大谷のことを言おうと思ったら、『難癖をつける連中が多いから、ハリさん、あまり厳しいことを言うなよ』といわれた」とぶちまけ、「喝は喝でいかないと。何をびびっているの、あなた。これからもビシビシ言いますからね」と語気を強めた。

 張本氏は11月27日の放送で、日本ハムの二刀流・大谷が今季規定投球回数も、規定打席数も満たしていないにも関わらず、投手とDHの両方でベストナインに選出されたことを受け、「規定があるのに話題性、人気で選んだんじゃないか」と疑問を呈しながら、「不満はあるけれど、やっぱりこれはこれで認めてあげた方がいい」と張本氏らしくもなく“妥協”していた経緯がある。

 司会の関口宏(73)は「筋が通っていればいい。ハリさんはそれでいいんですよ」と苦笑。テレビ局に大谷批判をタブー視する空気があることをうかがわせたが、やっぱりハリさんはこうでなくっちゃ。
(夕刊フジ)

 規定では評価できない二刀流の魅力が理解できないのだろう。

鵜久森1300万円 家族にプレゼントあげたい

 ヤクルトの鵜久森は600万円増の年俸1300万円でサイン。「拾ってもらった身。恩を返したいと思ってやっていた。昨年は家族も不安だったので何かしら(プレゼント)してあげたい」と穏やかな笑みを浮かべた。

 日本ハムから戦力外通告を受けたが、移籍1年目の今季は46試合で打率・257、4本塁打、19打点はプロ12年目でいずれも自己最高。「監督を胴上げしたいし、11年分の恩を返したい」と誓った。
(スポニチアネックス)

鵜久森淳志 ヤクルト 600万増「野球人で良かった」

 ヤクルト鵜久森淳志外野手(29)が12日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円増の1300万円でサインした。

 移籍1年目の今季は自己最多の46試合に出場した。5番も任され、打率2割5分7厘、4本塁打、19打点をマーク。本職の外野だけでなく一塁でも起用された。「拾ってもらった恩返しをしたいという思いだけだった。ここまで試合に出られたことがなかったし、野球人で良かったと思えた1年だった」と振り返った。(金額は推定)
(日刊スポーツ)

 よかったね鵜久森。

2016年12月12日月曜日

妨害弾発射を否定=中国発表に「遺憾」―防衛省

 防衛省は11日、航空自衛隊機が中国軍機に対し「妨害弾を発射した」とする中国国防省の10日の発表について、「中国軍用機に対し近距離で妨害を行った事実はなく、妨害弾を発射し中国軍用機とその人員の安全を脅かした事実も一切ない」と否定するコメントを発表した。

 同省はまた、「事実と明らかに異なることを中国国防省が一方的に発表したことは、日中関係の改善を損なうものであり、極めて遺憾だ」と非難した。
(時事通信)

 一方的に言われっぱなしではなく、もっとコメントが必要だろう。

巨人“お家芸”大補強 存在感失う、生え抜き若手有望株

 プロ野球の巨人が今オフ、若手の悲鳴が聞こえてきそうな大補強を推し進めている。広島に独走を許した2016年の二の舞はごめんとばかりに、投手、野手を問わずに実績十分の中堅・ベテランを多数獲得。新戦力の積極起用は確実で、活躍の場が狭まる生え抜きの有望株は存在感を失うばかりだ。

 巨人が“お家芸”の大補強を発動中だ。12月5日にはフリーエージェント(FA)で獲得したDeNAの先発右腕・山口俊(29)とソフトバンクの救援左腕・森福允彦(30)が入団会見。さらに日本ハムの外野手、陽岱鋼(29)についても秒読みに入った。日本ハムからは先発左腕の吉川光夫(28)をトレードで、外国人では13年に楽天の日本一に貢献した内野手のマギー(34)を戦列に加えた。

 いずれも主力級の実力者で、ツボを押さえた補強でもある。今季に自己最多の11勝を挙げた山口俊と12年のパ最優秀選手に選ばれた吉川光には先発の一角を任せられ、森福は衰えがみえる救援左腕・山口鉄也(33)をカバーできる。陽は球界を代表する外野手で、一、三塁を守れるマギーはベテランの域に入りつつある阿部慎之助(37)や村田修一(35)の保険にうってつけだ。

 山口俊と森福の入団会見に同席した高橋由伸監督は山口俊を「現役時代に対戦して力は分かっている。先発完投してもらえるピッチャー」と評価し、森福には「終盤に投げてチームの力になってほしい」と期待。巻き返しを誓う就任2年目の来季、実績のある新加入選手を頼りにしていることがうかがえる。

 一方、生え抜きの若手を取り巻く環境は厳しさを増す。15年のドラフト1位で入団した右腕の桜井俊貴(23)は故障もあってルーキーイヤーは1試合の登板にとどまり、即戦力の評価に見合う活躍ができなかった。来季、先発で桜井より先にチャンスを与えられるのは山口俊であり、吉川光になるのだろう。

 14年のドラフト1位で入団した内野手の岡本和真(20)も苦しい。16年の開幕前は村田と三塁の定位置を争う期待の星だったが、現時点における来季の位置付けは、16年のベストナインに輝いた村田のバックアップをマギーと争う立場。将来を嘱望される大砲候補だけに、早期の才能開花を願うファンは寂しく感じているに違いない。

 思い起こされるのは、吉川光らとのトレードで日本ハムに移籍した大田泰示(26)だ。超高校級スラッガーの肩書を引っ提げて08年のドラフト1位で入団しながら、厚い選手層を打ち破れないまま巨人を去ることになった。自身の実力不足といわれればそれまでだが、“旬”を逃した結果だったとすれば悔やまれる。

 16年の日本シリーズは、出来上がった選手に見向きもせずに生え抜きの若手を我慢強く起用して才能を最大限に引き出した日本ハムと広島の間で争われた。巨人が積極補強を原動力に上位を維持し続けている以上、有効な戦略ではあるのは間違いない。しかし、巨人が日本ハムの大谷翔平や中田翔、広島の鈴木誠也や丸佳浩といった才能を生かし切れない球団かもしれないと考えると、罪深い手であるのも確かである。
(産経新聞)

 少ないチャンスで結果を出すことは難しい。

斎藤佑樹 日本ハム NOハワイ!GO練習!V旅行不参加で野球漬け

 日本ハム・斎藤佑樹投手(28)が11日、東京・東伏見の安部球場で開催された早大野球部若手有志OB主催のイベントに参加。子どもたちから元気をもらった右腕は、12日からのV旅行に参加せず“野球漬け”を誓った。

 このイベントは「プレイボール プロジェクト~野球を始めよう、楽しもう、学ぼう~」というもので、野球少年のすそ野を広げるのが目的。斎藤佑はソフトバンク・和田、同僚の有原らとともに少年たちの前で投球の実演、指導を行った。

 明るく、元気にプレーする子どもたちの姿に少年時代を思い出したようで、「プロは結果がすべてですが、楽しんでやる気持ちも大事だと思います。(子どもたちに)刺激を受けました」と佑ちゃんスマイルを浮かべた。

 今季は11試合で0勝1敗。チームは12日からハワイへ1週間のV旅行だが、ふがいない成績もあって「練習したい」と不参加。「練習します。肩の状態をよくして、投球フォームを固めたい」。子どもたちに元気をもらい、来年は勝ち星を届ける。
(デイリースポーツ)

 勝てるとよいけど。
 

2016年12月11日日曜日

2軍本拠地では異例 日本ハム 鎌ケ谷に軍事用弾道測定器設置へ

 日本ハム2軍本拠地の鎌ケ谷スタジアムにデンマークのトラックマン社が開発した弾道測定器が設置される。

 元来は軍事用に開発されたレーダーシステムで大リーグでは全30球団が球場に設置。日本でも札幌ドーム、横浜スタジアムなど各球場で導入しているが、2軍では珍しい。吉村浩GMは「キャンプ中に設置して、来季から使えるようにします」と説明。投球については球速、回転数、回転軸など、打球は角度、飛距離などの分析が可能で、課題の把握や故障防止につなげることができる。
(スポニチアネックス)

 大谷のためだろう。

2016年12月10日土曜日

厚生労働省の麻薬取締官 逮捕の麻取、偽造調書の男と互いに見返りか

 ウソの供述調書を作成したなどとして厚生労働省の麻薬取締官が逮捕された事件で、取締官は偽造調書の男と別の密輸事件を調べる過程で知り合っていたことがわかった。

 送検された関東信越厚生局の麻薬取締官・奥村憲博容疑者(46)は、別の事件で逮捕された男(50)の名義でウソの供述調書を作成し、裁判所に提出した疑いが持たれている。

 その後の厚生労働省などへの取材で、奥村容疑者は密売人などの情報を集める「情報官」で、密輸事件を調べる過程で男と知り合い、その後、頻繁に連絡を取り合っていたことがわかった。

 警視庁は奥村容疑者が男と情報をやりとりし、お互いに見返りを得ていた可能性があるとみて捜査している。
(日本テレビニュース)

 麻薬取締官と密売人の癒着は前代未聞だろう。

 

2016年12月9日金曜日

小林可夢偉、メルセデスのF1ドライバー募集広告に反応

 小林可夢偉が、メルセデスが英AUTOSPORT誌に掲載したF1ドライバー募集の広告に反応してTwitterを賑わせた。

 メルセデスは、12月8日発売のAUTOSPORTに広告を掲載。加熱するニコ・ロズベルグの後任報道に対してユーモアを発揮した。

 これに反応したのが小林可夢偉。メルセデスF1の公式Twitter宛てに投稿した履歴書を投稿した。

 掲載された履歴書の自己アピール欄では「成功への強い意欲を持ち、自主性があります」「ステアリング、ブレーキング、アクセル操作などのスキルに関しての実績があります」「マシンセットアップ、フィードバックとライバル分析が得意です」「メディア/PRイベントを楽しめます」「まだ若い」「今も速い」「常にチームの指示に耳を傾け、尊重し、従います!」と数週間前に報じられたルイス・ハミルトンの解雇報道に乗じたユーモアで返した。

 メルセデスは、この小林可夢偉のツィートをリツィートしている。

 他にもタキ井上やカルン・チャンドックといった元F1ドライバーがドライバー募集広告にTwitterで返している。
(F1.Gate.com)

 大人の事情で、スポンサーがないと難しいだろう。

穂積「戦う理由がなくなった」 異例の現役王者で引退

 プロボクシングで日本男子4人目となる3階級制覇を果たした長谷川穂積(35)=真正ジム、兵庫県西脇市出身=が9日、神戸市内で記者会見を開き、現役引退を表明した。「戦う理由がなくなった。気持ちを作るのが難しくなった」と述べた。今後の活動は未定という。

 長谷川は1999年にプロデビュー。05年から世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王座を10連続防衛したほか、10年に同フェザー級、今年9月には同スーパーバンタム級のタイトルを獲得して日本男子で4人目となる世界3階級制覇を達成した。35歳9カ月での世界王座奪取は国内男子の最年長記録となった。

 9月16日にスーパーバンタム級王者となってから「やろうかな、もう1回」「でも、もういいかな」と考え続けた。答えが出たのは11月中旬。「自分が楽しいときに引退したい。このタイミングが一番」と1人で決めた。王座の返上を決め、異例となる現役王者での引退となった。

 17年間のボクサー生活で、最…
(朝日新聞デジタル)

 偉大なチャンピオンが引退か。

大谷翔平 日本ハム MLB25歳ルール適用「関係ない」

 日本ハム大谷翔平投手(22)が9日、千葉・鎌ケ谷で取材に応じ、メジャー挑戦への姿勢が変わらないことを強調した。MLBと同選手会で決まった新労使協定の適用について「僕には関係ない」と明言した。

 5日の契約更改交渉の場で球団から「自分が行きたいと思った時に、その意思を尊重してもらえる、応援してもらえるという話をしていただいた」と、早ければ来オフのポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を容認されていた。その後、同協定の25歳未満の海外選手に対して契約総額などが制限される「25歳ルール」が大谷にも適用されることが判明。「ネットで(報道を)見てます」と、内容については注視、把握している様子だが「来年勝つことしか考えていない」と、日本ハムでプレーする来季だけを見据えていた。
(日刊スポーツ)

 しばらく移籍なしもよいだろう。

巨人、陽に“Vの使者”背番号「2」提示 小笠原、井端は加入初年度にセ界制覇

 巨人が日本ハムから国内フリーエージェント(FA)宣言した陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手(29)に対して、背番号「2」を提示したことが8日、分かった。すでに同外野手には3年以上総額10億円程度の条件を示し、入団が決定的となっている。契約が合意に達した場合、現在「2」を背負っている脇谷亮太内野手(35)は、今季限りで引退した鈴木尚広氏(38)が着けていた「12」に変更される見通しだ。

 台湾の国民的スターに、ふさわしい背番号が準備された。入団が決定的となっている陽岱鋼に対し、巨人が新天地での背番号「2」を提示したことが判明した。

 陽は日本ハム入団時は「24」、2013年から「1」を背負ってきた。巨人の「1」は王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)の永久欠番。「24」は高橋監督の番号で、獲得に向けて「2」に最大級の誠意を込めた形だ。

 陽との契約が合意に達した場合は今季、西武からFAで復帰して「2」をつけた脇谷は、今季限りで引退した鈴木氏の「12」に変更される見通しとなっている。

 巨人の背番号「2」は広岡達朗氏、松本匡史氏と長くチームを支えた名手が背負ってきた。

 近年では07年に日本ハムからFA加入した小笠原道大(現中日2軍監督)、14年に中日から加入した井端弘和(現巨人内野守備走塁コーチ)が背負い、加入初年度はともにリーグ優勝を果たしている。“Vの使者”に、ふさわしい番号といえる。

 さらに、台湾や中国では「二」の字は左右対称で調和がとれて、バランスが良い数字として好まれるという。巨人の歴史を振り返ると、陽と同じ台湾出身の呉新亨(萩原寛)がつけたこともあった。

 「巨人・陽岱鋼」誕生の瞬間が近付いている。近年まれに見る大型補強を続ける巨人は、4日に電撃参戦を表明し、3年以上で総額10億円程度を提示。ライバルとみられたオリックスには6日に陽から断りが入った。楽天への返答はないが、巨人の獲得は決定的となっており、年内の合意を目指している。

 この日、台湾滞在中の陽は「ナイキ・オール台湾ベースボールキャンプ」に参加し、野球教室を行った。大手紙の「中国時報」(電子版)によれば、地元メディアに対して「確かな事情は分からない。代理人に任せているが(移籍先が)家族にとって良い環境であってほしい。すべて代理人の会社を通しているので、どんなニュースが出てくるか分からない」と話すにとどめたという。

 覇権奪回の使者に-。背番号「2」の真新しいユニホームに袖を通すときが迫っている。
(サンケイスポーツ)

 故障しないで活躍できるとよい。