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2017年8月31日木曜日

野良猫虐待、ネットに動画=容疑で税理士の男逮捕―警視庁

 捕獲した野良猫に熱湯を掛けたりガスバーナーであぶったりして殺したとして、警視庁保安課は29日までに、動物愛護法違反容疑で、税理士大矢誠容疑者(52)=さいたま市見沼区御蔵=を逮捕した。

 虐待の動画をインターネット上に投稿していたといい、「猫はふん尿が臭く爪研ぎをする。有害動物の駆除なので法律違反にはならない」と話しているという。

 逮捕容疑は2016年4月~17年4月、埼玉県深谷市の廃屋で、鉄製の捕獲器に閉じ込めた猫3匹に熱湯を繰り返し浴びせたりバーナーであぶったりして殺した疑い。

 同課によると、大矢容疑者は今年4月までの約1年半に、少なくとも12匹の猫を虐待。一連の行為を撮影し、動画共有サイトに投稿していた。インターネット掲示板「2ちゃんねる」では、虐待マニアから「神」と呼ばれていた。動画を見た人が警視庁に通報して発覚した。
(時事通信)

 狂っている。

2017年8月30日水曜日

ホリエモン政府批判「マジこんなんで起こすなクソ」

 ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(44)が29日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことで発令されたJアラート(全国瞬時警報システム)が迷惑だと苦情。ネット上で物議をかもしている。

 今日午前6時頃、北朝鮮が予告していた米領グアム沖でなく、北海道方面に弾道ミサイルを発射したことでJアラートが発令された。堀江氏はツイッターで「マジでこんなんで起こすなクソ。こんなんで一々出すシステムを入れるクソ政府」と非難。堀江氏はホテル住まいのため、館内で警報が鳴るのだという。

 堀江氏のツイートには反論も多数寄せられたが、堀江氏は「だから北朝鮮は本格的な実験しようと思ったら東に撃つしかないんだから、そんなのこっちでどうにもならんやろ。いちいちそんなんでアラート出すべきじゃねーんだよボケ」などと主張した。
(日刊スポーツ)

 賛成です。
 上空を通過しただけで騒ぎ過ぎだろう。
 もしもの時は、秘密裏に爆破できないものか。

2017年8月29日火曜日

北朝鮮ミサイル 襟裳岬東の太平洋上に落下か

 北朝鮮から発射されたミサイルは29日午前6時12分頃、3つに分離し、いずれも襟裳岬の東約1180キロの太平洋上に落下したものと推定されるという。
(日本テレビニュース)

 朝早くから、Jアラートの意味があったのだろうか。
 安倍政権の人気回復策かと疑ってしまう。

巨人に処分再検討求める=山口俊への罰金や減俸―プロ野球選手会

 労組日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)は28日、傷害と器物損壊の疑いで書類送検(後に起訴猶予)された巨人の山口俊投手に対して、球団が科した総額1億円を超えるとみられる罰金と減俸の処分などが重過ぎるとして、同球団に抗議し、処分再検討を求めたと発表した。

 選手会によると、巨人は山口俊に解雇をちらつかせて結んでいる複数年契約の見直しも迫り、同意させたという。読売巨人軍広報部は「山口俊投手に対する処分は妥当と考えています」とのコメントを出した。

 山口俊は7月11日未明、酒に酔った状態で東京都内の病院を訪れ、警備員に全治2週間のけがをさせたなどとして書類送検された。
(時事通信)

 巨人の紳士的でない、弱みに付け込んだ、卑怯な減俸はおもしろい。

2017年8月25日金曜日

大谷翔平 日本ハム 31日先発濃厚 23日ブルペン内容に及第点

 7月12日・オリックス戦での今季初登板を最後に実戦から遠ざかっている日本ハム・大谷翔平投手(23)が、札幌ドームで行われる31日のソフトバンク戦で先発することが24日、濃厚となった。前日23日のほっと神戸でのブルペン投球の内容が良かったことで、首脳陣が決断したようだ。

 ようやく後半戦初登板のメドが立った。前日、変化球を交えて31球を投げた大谷について吉井投手コーチは「昨日の状態を見たら、もうゲームで投げてもいいと思う。もう2回ぐらいブルペンに入って問題なければ」と条件付きながら先発復帰させるプランを示した。

 7月12日の今季初登板では1回1/3を4失点で降板。4月に左太もも裏を肉離れした影響もあって投球フォームがバラバラだったが、首脳陣の一人は「投げる時に(左足を)かばうことがなくなってきている」と明かした。

 8月は打率4割と月間MVP候補にも浮上。復帰登板が間近に迫り、9月には本来の二刀流の姿が見られそうだ。
(デイリースポーツ)

 どれだけ投げられるか、楽しみにしています。

2017年8月24日木曜日

山中慎介 山中の相手がドーピングか=無効試合で王座復帰も―ボクシング

 世界ボクシング評議会(WBC)は23日、京都市で15日に行われたWBCバンタム級タイトルマッチで13度目の防衛を狙った山中慎介(帝拳)にTKO勝ちしたルイス・ネリ(メキシコ)に、ドーピング違反の可能性があると公式サイトで明らかにした。

 試合に際して実施された検査で、ネリの検体に筋肉増強作用がある禁止薬物ジルパテロールの陽性反応があったとWBCは報告を受けた。スポーツ専門局ESPN(電子版)は、タイトル戦は無効試合となり、山中が王座に復帰する可能性があると伝えている。

 試合はネリが4回に連打を浴びせてTKO勝ち。34歳の山中は具志堅用高が持つ日本男子歴代最多記録に並ぶ世界王座13度連続防衛に失敗し、進退について「落ち着いて考えたい」と態度を保留している。

 ジルパテロールは家畜を太らせる目的で用いられる物質で、ドーピングで使用されることが多いクレンブテロールと作用が似ている。
(時事通信)

 王座復帰できるといいね。

日本ハム・メンドーサ 今季途中で退団へ 出番減、国内他球団移籍も

 日本ハムのルイス・メンドーサ投手(33)が今季途中で退団することが23日、分かった。

 昨季日本一のチームは、クライマックス・シリーズ(CS)出場が絶望的な状況で、若手を積極起用。本来は先発だが、7月は一時的に救援も任されるなど、登板機会が少なくなっていた。

 来日4年間で通算95試合に登板し27勝36敗、防御率3・80。2年目の15年には先発で10勝を挙げた。今季は20試合に登板し3勝7敗、防御率3・97。18日の西武戦は8回途中無失点の好投で5月21日以来89日ぶりとなる白星を挙げた。近日中に母国・メキシコに帰国する予定で、国内外問わず現役続行を希望。この日、ほっと神戸でブルペン入りし「状態は良い」。実績十分の助っ人右腕だけに、今後は国内他球団が興味を示す可能性もありそうだ。
(スポニチアネックス)

 成績不振で来季の戦力から外れたのだろう。

2017年8月23日水曜日

【日本ハム】有原5失点でパ最悪11敗目 リーグ連覇は完全消滅 栗山監督「全ては俺のせい」

◆オリックス5―2日本ハム(22日・ほっともっと神戸)

 日本ハムは逆転負けで、リーグ連覇の可能性が完全消滅した。初回、中田の16号2ランも、有原が2回に2発を被弾。6回にも2死から四球と連打で2点を献上してリーグワーストの11敗目となり「結果が全てです。(6回は)四球からですし、全体的に制球が良くなかったからこうなった」と肩を落とした。

 大谷や近藤ら主力の故障に泣かされた栗山監督は「全ては俺のせい。今(の状況)を必ず絶対生かす。形にして見せる」と語気を強めた。
(スポーツ報知)

 軽トラ有原の不甲斐なさは笑える。
 やはり早稲田はダメか、を払拭してエースになれると思っていたが。

2017年8月21日月曜日

中上貴晶選手のMotoGPフル参戦が決定。2018年から

 本田技研工業は8月20日、「ツインリンクもてぎ 20th アニバーサリーデイ ツインリンクもてぎ 2&4レース」のセレモニーで、現Moto2ライダーの中上貴晶選手を2018年よりMotoGPクラスからフル参戦させることを発表した。所属チームはLCR Hondaで、日本人選手がMotoGPクラスにフル参戦するのは2014年の青山博一選手以来4年ぶりとなる。

■2016年のスペイン・ヘレスのテストで、ペドロサ選手を上まわるタイムをマーク

 本田技研工業 執行役員の森山氏は、ツインリンクもてぎの開業20周年を祝して行なわれたセレモニーで登壇し、現在IDEMITSU Honda Team AsiaからMoto2クラスに参戦している中上選手を2018年からMotoGPにフル参戦させると発表した。同選手について森山氏は、「2016年のオランダGPでMoto2クラス初優勝を飾り、その後も表彰台に何度も上がる活躍を見せています。新たなステージでさらに活躍し、多くの若者の目標となるグランプリライダーに成長してくれると期待しています」と語った。

 なお、20周年セレモニーでは運営元のモビリティランドより、MotoGP日本グランプリの開催を5年延長し、2023年までの継続開催が決定したことも発表された。同社取締役社長の山下氏は、「迫力あるレースをこれからもファンのみなさまにお届けできることは主催者としても大変うれしいこと。世界最高峰クラスのレースを日本で継続して開催することは、モータースポーツ業界にとって大きな意義のあることだと考えております」と述べた。

 セレモニーの後、中上選手らが開いた記者会見の内容は以下のとおり。

■中上貴晶選手

 4歳でポケバイに乗り始めた時から、ずっと夢であったMotoGP。最高峰クラスのスタートラインに立つことができてすごく光栄で、感謝の気持ちしかないです。今年は日本GPを含めMoto2のレースが残り7戦ありますし、来季への勢いをつけるためにも、さらに集中して1勝でも多く勝ち星を上げられるよう精一杯戦っていきたいと思います。

 (今年度不本意な結果が続いていることについて、MotoGP昇格は)正直なところ不安はありました。MotoGPに上がりたいという気持ちがずっと常に先行していた。普通に考えればランキング3位以上(がMotoGP昇格ライン)になると思っていた。(今年は)望んでいるシーズンの流れではないですし、ランキング7位で、まだ優勝できていないことも含めて不安はありました。焦りもどこかであったと思う。ただ今は、正式に発表となって気分的にはすごくすっきりしたというか、よりMoto2に集中して、とにかく何がなんでも多くの勝ち星を上げることしか考えていません。

 (MotoGP昇格が決まったことを初めて聞いたときは)ホッとしたというか、いろんな感情がありました。頂点を目指して21年、バイクしかやってこなかったですが、今こうして2輪の最高峰の舞台に立てるのは、家族やバックアップしていただいたホンダさん、HRCさん、いろいろな方々の協力があってのもの。ここからが本当の厳しい世界、勝負だと思いますが、今はうれしい気持ちで一杯です。

 (2016年末のヘレステストでMotoGPマシンに乗り、3日目に好タイムを出したことについて。いけるという)確信は正直ありました。1日目はMoto2よりも遅かったんですけど(笑)、そこからメカニックとテレメトリーの人たちと研究した。MotoGPマシンはMoto2に比べるとバイクのクオリティがすべて上だったので、乗って楽しかったし、今はすぐに乗りたいという気持ちです。

 (チームメイトとなるカル・クラッチロー選手について)何回かパドックで会って、去年のバレンシアで長く話すタイミングがあった。その時に「ホンダにお前を(MotoGPマシンに)乗せてもらうようにプッシュしてもらうからな」と冗談で言われていて、クラッチロー選手にはフレンドリーな印象があります。来季、チームメイトとして仲良くやっていくことについて不安はないです。今年も何回か表彰台に上っているトップクラスの選手なので、コミュニケーションをうまくとって、すべてを吸収して、技術、結果につなげていきたい。

■本田技研工業 モータースポーツ部 部長 山本雅史氏

 (中上選手をMotoGPに昇格する)決め手になったのは、昨年のオーストリアGP決勝の走りから。彼だったらMotoGPマシンに乗れるんじゃないかなと感じさせてくれるものがあり、年内(2016年)のテストに一度乗せてみようというのが最初のスタートだった。

 昨年末のヘレスでMotoGPのテストを中上選手に3日間してもらった時は、初日は乗りこなすのに四苦八苦していたようだが、3日目には(現MotoGPのワークスRepsol Honda Teamの)ダニ・ペドロサ選手のタイムを上まわったり、ラップタイムをちゃんと刻んでくれたりして、それがHRCでの評価にもつながった。今シーズンは開幕から不運が続いているが、先週のオーストリアGPを見て、後半戦はみんなの期待に応えてくれるだろうと思い、決めた。

 (不安は)ないことはない。昨年末彼といろいろ話をしていくなかで、私たち自身が反省しなければならないと思ったのは、プレッシャーをかけすぎちゃったんじゃないかなということ。鈴鹿8耐も走ってもらったのにヘアピンで転んでしまって、心配はしていた。(彼自身)何か引っかかっているよねと。来年(MotoGP)だぞ、というのを(我々が)プレッシャー的に感じさせてしまったのがあるのかなと。不安もあったけど、私は元々彼の走りを目の前で見ていて、彼がMotoGPでもやっていけると思っているし、期待に応えてくれると思っている。

■ホンダ・レーシング 取締役 レース運営室 室長 桒田哲宏氏

 MotoGPは、ご存じのとおり世界最高峰の2輪レースとなるので、体力面で求められるものが非常に厳しくなります。しかし、ヘレスのテストの時にすでにその片鱗を感じさせてもらっていて、体力的にきつくてかなり厳しいコンディションのなか、結果を出してくれた。今はしっかりトレーニングを積んで準備してくれている。世界最高峰レースのなかでもきちっと結果を出して、アジアの若者ライダーたちの目標になれるMotoGPライダーになれると考えているので、一層頑張ってほしい。

 (中上選手の2017年のレースについては)攻めるに攻められないような状況があるんじゃないか、実力を出し切れていない状況があるんじゃないかと感じていた。まず一度“素”の中上選手に戻ってもらいましょう、というのもある。我々には、彼にMotoGPで走ってもらうことについて迷いはなかった。であれば、このタイミングで発表して、後半戦でその“素”の走りをしてもらって、来年につながればいいんじゃないかと思っています。

Car Watch,日沼諭史

 結果はどうなるだろうか。

2017年8月19日土曜日

大谷翔平 日本ハム ド軍ハーシュハイザー氏の前でV打

◆日本ハム4―0西武(18日・札幌ドーム)試合詳細

 大きな一発だけではない。大谷がパワーではなく技術をメジャーのレジェンドに見せつけた。初回1死三塁。追い込まれてから野上の外角低め、見逃せばボールのフォークに食らいつき、最後は右手一本で決勝打となる先制の中前打。4戦連続の安打&打点に「走者が三塁だったので、外野フライを打つつもりでいきました」と気持ちに余裕もあった。

 6回1死では驚異のバットコントロールを披露。内角低めのワンバウンドしそうなスライダーをゴルフスイングのように振り上げ、右翼線二塁打。普通なら切れてファウルになる打球だが、まるでイチローのようにバットを自在に操り、フェアゾーンに落とした。

 早ければ今オフとなるメジャー移籍へ向け、周囲は騒がしくなってきた。この日はダルビッシュや前田健太が所属するドジャースが、編成部門の責任者であるA・フリードマン編成担当社長に加え、通算204勝の球団レジェンドOB・オーレル・ハーシュハイザー氏(58)ら総勢8人態勢で練習から視察した。

 大谷のフリー打撃をネット裏でチェック。試合を見届けた。現在ド軍のテレビ解説を務める伝説の右腕は「シー・ユー・トゥモロー」と大谷について言及こそしなかったが、直々に来日し、練習から生チェックするのは異例中の異例だ。ド軍以外にもレンジャースやパイレーツなど、複数球団が札幌に集結した。

 これで8月の月間打率は4割。チームも約3か月ぶりの4連勝だ。栗山監督は「投手との駆け引きができてきた。2本目の安打も翔平らしいっちゃ、らしい」とうなずいた。投手での実戦登板こそもう少し時間がかかるが、大谷争奪戦は過熱する一方だ。(岸 慎也)

 ◆現役時代のハーシュハイザー

 88年にはメジャー記録となる59イニング連続無失点を記録。この年23勝(8敗)を挙げ、ワールドシリーズMVPにサイヤング賞を獲得。球宴にも3度選出。インディアンスなどを経て00年には古巣ドジャースで現役引退。変化球を巧みに操る投球術とタフさが武器で愛称は「ブルドッグ」。通算204勝。
(スポーツ報知)

 打者・大谷がすばらしい。
 中田の本塁打の伏線も大谷。
 打者専念でいいでしょう。

2017年8月17日木曜日

大谷翔平 今季初V打!試合前に全力32球 二刀流“完全復活”間近

◇パ・リーグ 日本ハム4―2ロッテ(2017年8月16日 札幌D)

 日本ハム・大谷の集中力は切れない。3―1の6回1死一、二塁。チェンの5球目の直前、ベンチから球審に暴言を吐いたスタンリッジが退場。だが、6球目のスライダーを難なく捉えた。3安打目の右前打で満塁とし、4点目につなげた。

 「かなりベンチから声が聞こえていたので、危ないんじゃないかなと思っていた。しっかり打てて良かった」

 そうサラリと言ってのけるほど、心にゆとりがあった。初回1死三塁では右中間を破る先制の適時二塁打。同点の4回2死一、二塁ではカーブを捉え、勝ち越しの中前打を放った。「打席数もこなしているし、(状態が)上がってこないとダメかなと思う」。今季2度目の2適時打で、今季4度目の猛打賞。打者出場36試合目で決勝打は今季初めてだった。

 試合前には今季唯一の登板となった7月12日のオリックス戦以降、初めてブルペンで捕手を座らせ32球を全力で投げた。チームは早ければ今月中の投手復帰を模索。「変化球もまずまず。しっかりゲームに向けてやりたい」と力を込めた。

 6月23日以来、54日ぶりの2連勝。クライマックスシリーズ進出圏内から大きく離されているが、二刀流として完全復活を遂げることは、来季に向けて不安要素を取り除く意味でも重要で、栗山監督も「体の状態が本当に良くなっている」と目を細めた。 (柳原 直之)
(スポニチアネックス)

 大谷劇場も少し遅すぎた。

2017年8月16日水曜日

山中慎介 具志堅氏、山中の王座陥落にぼう然 「左ストレートもすごく切れていたけど…」/BOX

 プロボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ(15日、島津アリーナ京都)王者・山中慎介(34)=帝拳=が同級1位のルイス・ネリ(22)=メキシコ=に4回2分29秒、TKO負け。13度目の防衛に失敗し王座から陥落し、具志堅用高が持つ日本最多の連続防衛記録に並べなかった。

 山中の“神の左”は空を切り、23戦全勝(17KO)の最強挑戦者ネリに屈した。4回にラッシュをかけられると、セコンドがタオルを投入。試合後はリング上で涙を流し、悔しさをあらわにした。

 具志堅氏はこの日、試合を生中継した日本テレビ系の番組でゲスト解説を務めた。「一発一発が力強かったね。打たれ強かった。一気にいくのが強かった」と新王者ネリをたたえた。山中の戦いぶりには「立ち上がりは本当に悪くなかった。左ストレートもすごく切れて、カウンターがよく当たっていたけど…」とまさかの敗戦に言葉を失った。
(サンケイスポーツ)

 具志堅の記録を超えるのは難しい。

 

ウクライナ、ロシアから流出の可能性示唆=北朝鮮ICBMエンジン

モスクワ時事】ウクライナ宇宙機関のラドチェンコ長官代行は15日、北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)に使われたエンジンがウクライナから流出したとの疑惑について、同種のエンジンはウクライナで生産されていたが、ロシアに納入されていたと述べ、ロシアが流出元である可能性を示唆した。

 英国際戦略研究所(IISS)のミサイル専門家は14日、北朝鮮が7月に発射したICBMなどに旧ソ連の液体燃料式エンジン「RD250」の改良型が搭載されていたと指摘した。

 ラドチェンコ長官代行は「そのエンジンは2001年までウクライナで生産されていた」と述べる一方、ロシアの宇宙ロケット向けだったと説明。ロシアは現在も同エンジンを搭載したロケットを7~20機保有しているといい、「(ロシアは)完成したロケットからエンジンを必要とする者に供給することができる」と語った。
(時事通信)

 ロシアへの経済制裁を強化すべきだろう。

2017年8月15日火曜日

大谷&中田連弾 パ3強は残り試合ハムにご注意

◇パ・リーグ 日本ハム7―1ソフトバンク(2017年8月14日 京セラドーム)

 日本ハムの大谷翔平投手(23)、中田翔内野手(28)が14日のソフトバンク戦で、9回に今季初のアベック弾となる連続本塁打を放った。連敗を6で止め、ソフトバンクを首位から引きずり降ろす1勝。5位低迷する昨季日本一チームの意地に、3強のみなさん、ご注意を――。

 打った瞬間、大谷はゆっくり歩きだした。5―1の9回。先頭で中田の外角フォークを強振した。バックスクリーン左横の5階席に推定飛距離145メートルの超特大弾を見舞った。「フォークが多かったのでフォークだけ狙っていった」。7月26日のロッテ戦以来となる4号ソロは、狙い澄ました一撃だった。

 3番のアーチに、4番・中田も続く。同じくフォークを捉え、右翼スタンド最前列に一発を放った。8日の練習中に捻挫した左足首はまだ万全ではないが、2戦連発の14号ソロに「目の前であんな強烈な打球を見せられたので気合が入った」。今季初の「ON」アベック弾でダメ押しし、昨季優勝を激しく争ったソフトバンクを首位から2位に落とした。7月9日の再現だ。

 中田は言った。「自分がDHに入ることで、チームの軸となる翔平が試合に出られない。それだけは避けたかった」。全力疾走ができる状態ではなく、守備での細かい動きは特に患部が痛む。しかし、一塁を守った。電気治療もそこそこに、テーピングをして13日から2戦連続で強行出場した。中田の男気、大谷への絶大な信頼がアベック弾を呼んだ。

 投手での完全復活を視野に入れる大谷は「投打ともに状態を上げていけるように残りあと1カ月ちょっと頑張りたい」と言った。昨季日本一の原動力となった「平成のON」。優勝争いを繰り広げる楽天、ソフトバンク、西武の3強の脅威になる。 (柳原 直之)

 ▼日本ハム・太田(3年目の20歳が5試合目の先発出場で4回に決勝の適時三塁打。長打はプロ初)なんとか食らいついていけた。

 ▼日本ハム・白村(先発・村田が右ふくらはぎをつって4回で降板した後、1回を抑えて今季初勝利)勝ち星はラッキー。リードしたまま後ろに回したいと思っていた。

 ≪4年連続4度目 全て大谷→中田≫日本ハムは9回無死から大谷、中田が連続弾。2人のアベック本塁打は、昨年8月27日の西武戦(2者連続)以来9度目。うち、2者連続本塁打は4年連続4度目となり、全て大谷→中田の順で打っている。
(スポニチアネックス)

 格下の投手で完全に舐められているけど、いつもこんな試合をしなければ。

西武森友哉きょう1軍昇格へ 即DHでスタメンも

 西武森友哉捕手(22)が15日の楽天戦で1軍に合流する見込みとなった。左肘骨折で開幕から2軍調整が続いていたが、2軍戦4試合で打率3割3分3厘、2本塁打をマークするまで回復。即DHでのスタメン出場の可能性もある。

 3月5日のWBC強化試合キューバ戦で死球を受けて戦線を離脱。保存療法を選択し、想定より時間を要したが、今月8日の2軍日本ハム戦で約5カ月ぶりに実戦復帰した。打撃面は問題ないが、捕手でのフル出場はここまで1試合で、当面はDH、または代打起用となる模様。並行して2軍戦に出場し、捕手の実戦感覚を取り戻させる方針とみられる。

 8月はチーム打率2割7分8厘、1試合平均6得点と打線好調。三つどもえの優勝争いに持ち込むには、5・5ゲーム差で追う首位楽天たたきが必須となる。大逆転Vへ、森の豪快なスイングで再加速を狙う。
(日刊スポーツ)

 森の活躍で、大逆転優勝もありだろう。

北朝鮮ICBMエンジン、ウクライナ製か…米紙

【ワシントン=大木聖馬】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は14日、米情報機関や専門家の分析として、北朝鮮が7月に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)のエンジンは、ウクライナの工場で製造され、闇市場で調達された可能性があると報じた。

 複数の専門家が、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長がミサイルのエンジンを視察した際の写真を分析し、エンジンのデザインは旧ソ連のミサイル部隊が使用していたものを原型としていると結論づけた。エンジンは非常に強力で、1発のミサイルで核弾頭10個を搭載して大陸間を飛行させることが可能だという。

 専門家らは、エンジンが製造されたのはウクライナ東部ドニエプロペトロフスクのミサイル工場とみているという。同工場では、ロシアの核戦略を担う多弾頭大陸間弾道ミサイルSS18が作られていた。
(読売新聞)

 やはりロシアが絡んでいるのか。

 

2017年8月14日月曜日

MotoGPオーストリアGP決勝:ドビジオーゾが今季3勝目。2年連続でドゥカティが制しホンダ2台も表彰台

 MotoGP第11戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで決勝レースを行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温23度、路面温度30度のドライコンディションで争われた。

 好スタートを切ったのはホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)。マルク・マルケス(ホンダ)が2番手で続くが、ロレンソはマルケスに約1秒のリードを取って1周を終える。2周目までロレンソはリードを拡大したが、マルケスがドビジオーゾと共にその差を縮め、6周目にはロレンソの背後に迫る。11周目の3コーナーでマルケスがロレンソのインをついてトップに浮上するが、立ち上がりでロレンソも並び、引かない。イン側からドビジオーゾが二人に並び、一瞬トップに浮上するが、4コーナーでトップに出たのはマルケス。

 ここからマルケス、ドビジオーゾの順で周回を重ねていくが、ロレンソが次第に遅れ始め、マルケスとドビジオーゾの一騎打ちがスタート。18周目の3コーナーでマルケスがラインを外し、ドビジオーゾがトップに浮上するが、20周目の7コーナーでマルケスがトップを奪還。

 しかし、22周目の1コーナーでドビジオーゾがトップを奪い返すと、マルケスも負けじと3コーナーでトップに立ち、両者並んだまま4コーナーをめざす。先行したのはドビジオーゾだったが、二人がバトルを展開したことで、その間に後方からダニ・ペドロサ(ホンダ)が二人との差を急速に縮め、トップ争いは3人となる。しかし、ペドロサは24周目あたりから遅れ始め、ドビジオーゾとマルケスのトップ争いとなる。

 26周目の1コーナーで突っ込みすぎたマルケスがラインを外し、一瞬、ドビジオーゾとの差が広がるが、マルケスはすぐにリカバリーし、ドビジオーゾの背後につく。そして、最終ラップの最終コーナーでマルケスがドビジオーゾのインを突くが、ラインがワイドに。インから立ち上がったドビジオーゾが先行し、今シーズン3勝目をマーク。僅差の2位にマルケスが続いた。

 ペドロサはマルケスから2秒485差の単独3位でゴール。ロレンソが終盤にヨハン・ザルコ(ヤマハ)とバトルとなったが、これを抑えきり、ペドロサから4秒遅れの4位でゴールした。ザルコが5位に入賞し、インディペンデントチーム、ヤマハ勢のトップとなった。

 6位にマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、7位にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が入賞。アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が8位、ロリス・バズ(ドゥカティ)が9位に続き、ワイルドカード参戦のKTMのテストライダー、ミカ・カーリョ(KTM)が10位に入賞した。

 アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が11位、スコット・レディング(ドゥカティ)が12位、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が13位、カレル・アブラハム(ドゥカティ)が14位、カル・クラッチロー(ホンダ)が15位に入賞。

 アレックス・リンス(スズキ)は16位、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)は17位、ブラドリー・スミス(KTM)は18位、ティト・ラバット(ホンダ)は19位、サム・ロウズ(アプリリア)は20位でチェッカーを受けた。

 ジャック・ミラー(ホンダ)は14位走行中の20周目の9コーナーで転倒リタイア。ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)はスタートでウイリーして出遅れた後、6周を回ってピットに入りリタイア。ジョナス・フォルガー(ヤマハ)は3周を回ってピットに戻りリタイア。ポル・エスパルガロ(KTM)はスタートで他車と接触、マシンにダメージを受け、2周を回ってピットに戻りリタイアとなった。
[オートスポーツweb ]

 高速サーキットゆえに、マシン性能の結果だろうか。

2017年8月13日日曜日

MotoGPオーストリアGP予選:マルケスが3戦連続ポール獲得。ドゥカティの2台がフロントロウに並ぶ

 MotoGP第11戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分23秒235でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスは午前中のフリー走行3回目で1分23秒459のファステストを記録、Q2前のフリー走行4回目でもトップタイムを記録した。

 総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)とダニ・ペドロサ(ホンダ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温20度、路面温度27度のドライコンディションで争われた。

 マルケスは1回目のアタックで1分23秒473のファステストを記録。2回目のアタックでもチェッカーの約1分30秒前にファステストを更新する1分23秒459をマーク。このタイムを上回る者はおらず、今シーズン5回目、ドイツGPから3戦連続となるポールポジションを獲得した。

 最後のアタックで1分23秒379を記録したアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が2番手に続き、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は最後にドビジオーゾに逆転されたものの、1分23秒621で3番手と、カタルニアGP以来となるフロントロウを獲得。

 4番手に1分23秒754でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続き、Q1でトップタイムを記録してQ2に進んだペトルッチが、1分23秒780で5番手とジャンプアップに成功。フリー走行総合2番手でQ2に進んだヨハン・ザルコ(ヤマハ)は1分23秒879でルーキートップの6番手に。
 
 7番手に1分23秒982でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続き、ペドロサは1分23秒985で8番手。カル・クラッチロー(ホンダ)は2回目のアタックで記録したタイムがコースのリミットオーバーで無効となり、セカンドベストの1分24秒024で9番手。フリー走行総合で3番手で久々にQ2に進出したアンドレア・イアンノーネ(スズキ)は直前のフリー走行4回目でマシンがエンジンブロー、Q2はに1分24秒185で10番手に終わった。カレル・アブラハム(ドゥカティ)が1分24秒220で11番手、ロリス・バズ(ドゥカティ)は1分24秒483が12番手に続き、ここまでの上位12名のグリッドがQ2の結果で決定。
(AUTOSPORT)
 決勝は、昨年に続き、ドゥカティ有利だろうか。ドゥカティとホンダのバトルに、ヤマハはついていけないだろう。 



2017年8月12日土曜日

大谷翔平の大リーグ移籍容認 日本ハムの“冷たい”体質〈週刊朝日〉

 ずっと疑問に思っていた。

 日本ハム球団が昨オフ、大谷翔平選手(23)のポスティングシステムによるメジャー移籍について容認したことを、である。故障続きで今季はパッとしないものの、球界の至宝と言える“二刀流”。なぜ早々に、今オフ以降は手放すと決めたのだろう?

「ビジネスに徹しててドライなんです、あの球団は」

 開口一番、こう言ったベテラン野球記者が、わかりやすい例を挙げてくれた。7月末に中継ぎのエースの谷元圭介投手(32)を、中日に金銭トレードで出したことだ。

「ダルビッシュをドジャースに放出したレンジャーズと同じで、今季は諦め、来季以降に目を向けて動きだしたわけです。しかも、このトレードは日ハムから中日に持ちかけたそうで、そこまで積極的なのは日本の球団では珍しい」(同前)

 こんな情報もある。オールスター戦前、選手会がオフの契約更改に関して事前通告を求めていた。

「あれは特に日ハムの選手を助けるためだそうです。あの球団は選手の力を“数値化”することで球界の先端を行っているように思われていますよね。だけど選手たちは契約更改のときデータを突き付けられ、これが君の評価だと有無を言わさず契約させられて、保留ができないそうです。本当にビジネスライクな球団なんです」(スポーツ紙デスク)

 つまり、そういう球団だからこそ大谷選手を「可能な限り高く売りたいのではないか」(同前)と見られているのだ。ポスティングシステムの入札金は、全体的に低くなる方向です。選手の年齢に合わせて若ければ若いほど高くなる、とも言われている。

「日ハム球団は昨オフ、大谷に『(去年の活躍で)十分貢献してもらったから』と伝えたそうです。できるだけ早くメジャーへ、という本人の意向と球団の利害が一致しているということでしょう」(同前)

 冒頭の疑問が解けると同時に、今の不完全な状態での起用に違和感を禁じ得ない。某メジャー球団のスカウトもこう言う。

「7月12日のピッチングでは右足の蹴りがなかった。2月のキャッチボールのときからそうでしたが、故障している右足首をかばい、去年までなかった悪い癖がついてしまったのかなと思います。最近の様子を見ていても、全力疾走しないし、シートノックにも入っていない。不完全な状態の選手を何で使うんでしょうか。悪化するリスクがある。おかしいですよ」

 大谷自身がプレーしたがるタイプらしいが、首脳陣なり球団は、それを御すべきだ。ファンとしては、メジャーに挑戦するなら最高のコンディションで行ってほしい、と思うのだが……。
※週刊朝日 017年8月18-25日号

 大谷のメジャー移籍は、契約条項だから仕方ないも、他の選手のトレードや起用法がおかしくない?。
 最近、全然試合も盛り上がらないし。
 

阿部慎之助 チーム活気づける一打=阿部、2000安打へあと2本-プロ野球・巨人

 2点を追う五回、巨人の攻撃。2死一、二塁から坂本勇が四球を選ぶと、4番阿部は「細かいことは考えず、積極的にいこうと思っていた」。広島福井の投じた初球。外角への直球を狙い打つと、打球は左翼線を転がり走者一掃の二塁打となった。

 これでチームは活気づいた。その後、村田の右前打、亀井の二塁打で得点を重ね、2015年8月から巨人戦6連勝中だった天敵右腕をKO。高橋監督は「一気に逆転できた。雰囲気ががらっと変わった」と主砲の一打をたたえた。

 「勝ちにつながる一本を打ててよかった」と阿部。節目の2000安打へ突き進むその姿は若手、ベテラン関係なくナインにとって大きな励みとなっている。高橋監督も「本人も気分が乗っていると思う。チームの雰囲気もその流れに乗ってよくなっている」と目を細める。

 大記録まであと2本。目前に迫ったその瞬間について阿部は、「うん、そうだな」と静かにうなずいた。指揮官は「ぜひ勝って、そういう日にできればいい」。主砲の活躍とともに、勝率5割復帰を目指すチームの機運も高まるばかりだ。
(時事通信)

 日本ハムと違い、盛り上がっていていいね。

いじめ自殺 取手市教育委員会 両親に謝罪も…答えず

 茨城県取手市で、女子中学生がいじめを訴える日記を残し自殺した問題で、改めて、取手市の教育委員会が両親に直接、これまでの対応を謝罪した。

 取手市教育委員会・当時の教育部長「当時の判断を含めまして、こういう結果を招いてご心労をおかけしていると。本当に申し訳ありませんでした」

 この問題は、茨城県取手市の中学3年生・中島菜保子さんが2015年、いじめを訴える日記を残して自殺したにもかかわらず、取手市の教育委員会が「いじめによる重大事態に該当しない」と判断していたもの。

 11日、取手市教育委員会の当時の教育部長など4人が両親の自宅に改めて謝罪に訪れた。しかし、母親の淳子さんが、「その当時と何が意識が変わってそうなったのでしょうか。その当時も(菜保子さんの日記を)見せてましたよね。最初から娘のもの見せてましたよね、いろいろと」などと問いかけたのに対し、教育委員会側が答えることはなかった。

 この問題では、取手市が設置した調査委員会は信用できないとして両親が新たな調査委員会の設置を茨城県に求め、先週、県主体で調査を進めることが決まった。
(日本テレビニュース)

 なぜ、隠蔽したのか。誰が、何のために。

2017年8月11日金曜日

菅義偉官房長官、記者会見「質問に答える場ではない」 説明拒む

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、菅義偉官房長官が首相官邸での記者会見で、「ここは質問に答える場所ではない」などと言って、説明を拒む場面が続いている。

 発端は、愛媛県と同県今治市の担当者が2015年4月、首相官邸を訪れた際、同行した学園幹部も当時、安倍晋三首相の秘書官だった柳瀬唯夫・現経済産業審議官と面会していたとの報道に関する今月8日の記者の質問。「しっかり国民に説明する準備はないのか」と問われ、「国会で述べた通りだ」と繰り返したうえで、「ここは質問に答える場所ではない。政府見解を、事実に関連して質問していただきたい」と記者の質問内容に注文を付けた。

 10日の記者会見では、この発言の真意を尋ねられたが、菅氏は「(記者会見は)全てのことについて答える場ではない」と主張。記者に「質問に答える場ではないと言ったら、会見自体が崩壊するのではないか」と問われると、「全く違う」と反論。この日も加計側と柳瀬氏の面会については明らかにしなかった。(南彰)
(朝日新聞デジタル)

 国民にしっかり説明しないとダメでしょう。
 この人の苦虫顔も支持率低下につながっている。

 

2017年8月9日水曜日

北朝鮮が「グアム周辺に火星12を発射」と米トランプ政権に警告 小野寺防衛相名指しで「日本列島を焦土化できる」

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮人民軍戦略軍は、北朝鮮に対するトランプ米政権の軍事的圧迫を非難し、中長距離弾道ミサイルと称する「火星12」で「グアム島周辺への包囲射撃を断行する作戦案を慎重に検討している」と警告する報道官声明を発表した。朝鮮中央通信が9日、伝えた。

 声明は、作戦案が間もなく最高司令部に報告され、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が決断を下せば「任意の時刻に同時多発的、連発的に実行されるだろう」と主張。米国に「正しい選択」をし「軍事的挑発行為を直ちにやめるべきだ」と迫った。

 トランプ政権が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行ったり、戦略爆撃機を韓国に飛来させたりしていることに反発したもので、爆撃機の出撃基地のあるグアムをけん制して警告を送るためだとしている。火星12は、5月に試射され、グアムに届く5千キロ前後の射程があると推測されている。

 朝鮮中央通信は9日、「敵基地攻撃能力」保有の検討に言及した小野寺五典防衛相や、安倍晋三首相を名指しで非難し、「日本列島ごときは一瞬で焦土化できる能力を備えて久しい」と威嚇する記事も報じた。
(産経新聞)

 北の脅威はいずれ排除されるだろう。

MotoGPブルノ合同テスト:首位バレンティーノ・ロッシ、0.018秒差でマルケスを破る

 月曜日、MotoGPチェコGP後に行われたブルノでのインシーズンテストで、ヤマハのバレンティーノ・ロッシがトップタイムを記録した。

 テスト後半でトップタイムを記録していたのはホンダのマルク・マルケスだったが、ロッシは1分55秒162を記録して、そのマルケスから0.018秒差でトップタイムを塗り替えた。

 ヤマハチームは、インシーズンテストでYZR-M1の新しいエアロフェアリングをテストしていた。ロッシのチームメイトであるマーベリック・ビニャーレスは、セッションの大半をリードしていたが、マルケスとロッシに先行され、結局3番手となった。

 4番手はドゥカティのホルヘ・ロレンソ。その一方のチームメイトであるアンドレア・ドビツィオーゾは11番手だった。ドビツィオーゾは、チェコGPでロレンソが使用した新しいフェアリングのテストしていた。

 ヨハン・ザルコ(テック3ヤマハ)が5番手、6番手はLCRホンダのカル・クラッチローだった。クラッチローはチェコGPのFP3で起きたクラッシュによって背中を負傷。今回セッションの途中で、療養のために走行を中断している。

 ホンダのダニ・ペドロサは7番手、ジョナス・フォルガーは(テック3ヤマハ)8番手だった。

 また、スズキのアンドレアス・イアンノーネが序盤でクラッシュし、セッションの大半をガレージで作業していたため、テストライダーである津田拓也がテストに参加した。結局、スズキ勢の中では、後半に復帰したイアンノーネが9番手タイムを記録してトップ。アレックス・リンスと津田はそれぞれ14番手と18番手となった。

 なお、今回のテストに、ドゥカティのサテライトチームであるプラマックとアスパー、アビンティアは参加しなかった。
(motorsport.com)

 ロッシは、ブルノだから首位なのだろう。
 高速サーキットでは、ヤマハの性能に難ありだろう。 

佐川宣寿国税庁長官、就任会見見送り=異例の判断、「森友」追及懸念か

 国税庁は8日、前財務省理財局長で、7月に同庁長官に着任した佐川宣寿氏の就任会見を実施しないと発表した。

 歴代長官が就任会見で抱負を述べるのは慣例で、会見を実施しないのは極めて異例。同庁は「諸般の事情を考慮した組織の判断」と説明するにとどめ、詳しい理由を明らかにしていない。

 佐川長官は先の国会で、担当局長として学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地格安払い下げ問題について答弁。学園側との交渉経緯などを野党に追及された際、「記録は廃棄した」「確認は控える」との「ゼロ回答」を繰り返し、説明責任を果たしていないと批判を浴びた。

 同庁は就任会見を開かない代わりに、「伝統ある国税の職場で働くことを光栄に思う」とした長官コメントを文書で公表した。国税関係者は「会見を開くことで、森友問題を再び追及されるリスクを懸念したのではないか」と話した。

 同庁歴代長官の就任会見は少なくとも最近十数年は行われており、佐川氏の長官就任以来、記者クラブも再三、会見実施を申し入れていた。

 佐川氏は福島県出身で1982年に大蔵省に入省。国税庁次長、関税局長などを歴任し、7月5日付で国税庁長官に就任した。野党からは当時、「疑惑隠しに貢献した官僚が出世する構図」(小池晃共産党書記局長)と反発の声が上がった。
(時事通信)

 
 
 

 

2017年8月8日火曜日

【ドリームマッチ】“ピッカリ投法”佐野ら、ハゲ5人が乱闘「豊田議員は見てないでしょうね」

◆サントリー ドリームマッチ2017 ザ・プレミアム・モルツ球団―ドリーム・ヒーローズ(7日・東京ドーム)

 ドリームマッチ中盤のお約束芸が6回に繰り広げられた。ドリーム・ヒーローズは6番手の佐野滋紀(49)が登板。振りかぶる際に帽子が脱げてハゲ頭が見える“ピッカリ投法”を披露した。捕手・小田幸平(40)もマスクを脱いでハゲ頭を披露した所で、モルツ球団は代打・和田一浩(45)を投入。和田もヘルメットを脱いで頭皮をみせた。

 実況の徳光和夫アナ(76)は「まさか豊田議員は見てないでしょうね」と「ハゲ暴言」で話題になった豊田真由子議員(42)を引き合いに出すブラックジョークで笑わせた。ワンバウンドの投球をストライクと判定され、和田はヘルメットをたたき付けて球審に抗議。すると鈴木球審もマスクを脱いで頭を披露。さらに一塁の大和塁審も帽子を脱いで、ホーム周辺で5人のハゲが小競り合い。今年は審判を巻き込んだ“佐野劇場”となった。和田は空振り三振に倒れた。徳さんは「乱闘になってもけがなくてよかったですね」と言って締めていた。
(スポーツ報知)

 楽しい。月1回くらいで興行化できるだろう。

加計学園問題 加計関係者発言の速記録「存在しない」特区WGで内閣府

 政府の国家戦略特区ワーキンググループ(WG、八田達夫座長)が開いたヒアリングに同席していた学校法人・加計(かけ)学園の幹部らの発言が、公表された議事要旨に記載されなかった問題で、WGは7日、今後公表する詳細な議事録においても、同学園側の発言は「公式発言ではない」として掲載しない方針だと明らかにした。ヒアリングの速記録は作成されたというが、内閣府は「用済みになったので、今は存在しない」としている。

 ヒアリングでの学園側の発言は、政府の公式記録としては一切残らないことになる。安倍晋三首相は「特区WGの議論はすべてオープンになっている」と語ってきたが、2年前の政府と学園側のやりとりは、将来にわたって検証できなくなる可能性が強まった。

 獣医学部の新設提案をめぐっては、2015年6月にWGが愛媛県と同県今治市からヒアリングした際、加計学園の幹部ら3人が同席していた。複数の出席者によると、教員確保の見通しなどについて学園側と質疑が交わされたというが、今年3月に公表された議事要旨には載っていない。

 八田氏とWGの原英史委員は7日、この問題を受けて記者会見。同学園関係者は、提案者である今治市の判断で同席した「説明補助者」だったとし、発言を載せなかった理由について「説明補助者は通常、参加者として扱っていない」(原氏)と説明した。

 WGの議事内容は、概要版の「議事要旨」と、4年後に出す詳細な「議事録」で公表されることになっている。原氏は「議事要旨と議事録はほぼ同じもの」と述べ、学園側の同席・発言は「公式ではない」として議事録にも載らないとの見通しを示した。

 民進党はこの日の調査チームの会合で、内閣府に対し、ヒアリングの全容を開示するよう求めた。これに対し内閣府の塩見英之参事官は、業者に委託した「速記録」をもとに議事要旨を作成したとしたうえで、「議事要旨を作れば用済みになるので、元の速記録は今の段階では存在しない」と語った。

 同党は録音記録の開示も求めたが、塩見氏は「(業者に)速記のお願いをしているだけ」と述べた。

 速記録が残っていないことについて原氏は「どれぐらいの期間、保存されているかは内閣府に聞いてほしい」とした。(岡崎明子、星野典久)

     ◇

〈国家戦略特区ワーキンググループ〉 特区の制度設計や関係省庁との折衝、提案者からのヒアリングなどを行うため、政府が設置した組織。9人の委員は民間有識者で構成され、最終的な意思決定は国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)が行う。
(朝日新聞デジタル)

 速記録・議事録が公開されない=安倍総理に不都合なのだろう。

2017年8月7日月曜日

伊吹も石破も公明党も「安倍の泥船」から逃げる、逃げる

 伊吹文明・元衆院議長のその言葉を聞いたとき、安倍晋三・首相の耳には何かが瓦解する音が響いたかも知れない。
 「総理大臣を指名する国会の長である議長経験者が、一閣僚となって総理の下についてしまっては、国会の品位が下がるのだよ」
 内閣改造に先立つ7月31日、首相官邸で極秘に向かい合ったときだ。文科相就任を要請した首相に対し、伊吹氏はそんな言い方でたしなめたのだという。
 「大蔵官僚出身で文科大臣2期をはじめ、財務大臣、労働大臣など4つの閣僚と幹事長を歴任して国権の最高機関である議長を経験した伊吹さんは現在の自民党で唯一、霞が関を信服させることができる人物。だから総理は文科相に白羽の矢を立てた。その伊吹さんに断わられたことで、政権を立て直すための改造人事の構想が完全に狂ってしまった」(内閣官房の中堅官僚)

 ちなみに「10年前の安倍第一次政権で“閣議学級崩壊”となった時にも伊吹氏はベテラン大臣(文科相)として安倍首相を諌めたことがあった」(閣僚経験者)というのも因果を感じさせる。伊吹氏の行動は与党内に衝撃を与え、政権からの離反ドミノが始まっていった。
 安倍首相は公明党をつなぎ止めるために留任が内定していた石井啓一・国交相に加えて、「2人目の入閣」を提案。何もせずに大臣ポストが増えるのだからこんなおいしい話はないはずだった。ところが、山口那津男・代表はこれを断わる。“お前の政権はもう死に体だ”と宣告されたに等しい。
 次に逃げ出したのがポスト安倍の有力候補である岸田文雄・前外相だ。細田派議員が語る。
 「官邸は首相の政敵である石破茂氏、政権の救世主として期待された小泉進次郎氏にも間接的に入閣の意向を探ったが、首を縦に振らなかった。そこで政権を維持するためには岸田氏を閣内にとどめておくことが必要だった。総理は岸田氏も留任を受けるものだと考えていたようだが、そうした流れを感じとって『党3役でなければ受けない』と留任を拒否した」
 伊吹氏に断わられた文科相には経験者の河村建夫・元文科相などベテランに次々に打診がなされたが、「自分より『派閥の入閣待望組を大臣にしてほしい』などと辞退された」(同前)
 改造人事の真相は、本命に嫌われ、“泥船でもいいから大臣になりたい議員”を寄せ集めたのが実情だった。
※週刊ポスト2017年8月18・25日号

 死に体、安倍の泥船はおもしろい。
 森友学園、加計学園の対応誤りでの終焉は哀れ。
 おごれる者久しからずや。

MotoGPチェコGP決勝:マルケスがマシン乗り換え後独走態勢で今季3勝目を獲得

 MotoGP第10戦チェコGP、MotoGPクラスは、チェコのブルノサーキットで決勝レースを行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースはウエットレース宣言でスタート。しかし、スタート時こそ路面はウエットだったものの、青空ものぞき、天候は回復傾向にあった。ポールからマルケスが好スタートを切るが、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が5コーナーでトップに浮上。マルケスは2番手で続くが、2周目を終えてピットに入り、スリックタイヤを履いたマシンに乗り換える。

 数人のライダーがマルケスに続いてマシンを乗り換える中、マルケスは19番手でコースに復帰、レインタイヤを履いたマシンより約10秒速いペースで周回を重ね、他のライダーが次々とマシンチェンジのためにピットに入ったこともあり、5周目には2番手に浮上、6周目にはトップに立つ。この時点で2番手以下に約17秒の大差をつけたマルケスは、その後も独走で、前戦ドイツGPに続いて連勝、今シーズン3勝目をマークした。

 2位にダニ・ペドロサ(ホンダ)が入賞。ペドロサはマシンを乗り換えた後、ハイペースでポジションを挽回し、9周目に2番手に浮上。しかし、この時点でマルケスとの差は約22秒あり、その後は単独2番手で周回を重ね、2位でゴール。レプソル・ホンダが今シーズン2回目のワンツーフィッシュを達成。ペドロサ自身もグランプリ通算150回目の表彰台を獲得した。

 3位にマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が入賞。ビニャーレスは4周目を終えてマシンを乗り換え、追い上げて、レース終盤の15周目に3位に浮上し、表彰台を獲得した。

 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はレース序盤はトップを走ったものの、マシンの乗り換えのタイミングが遅く、追い上げたものの、終盤に4位まで巻き返すのがやっとだった。インディペンデントチームトップとなる5位にカル・クロッチロウ(ホンダ)、6位にアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、7位にダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が入賞。アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)はマシン乗り換え後、序盤は2番手を争っていたが、乗り換えの際に、ピットインしてきたアンドレア・イアンノーネ(スズキ)の進路をふさいだころによるペナルティで、レース中に3ポジションダウンの指示を受け、表彰台争いから後退し、8位でチェッカーを受けた。9位にポル・エスパルガロ(KTM)が入賞、KTMのベストリザルトを記録した。

 10位にジョナス・フォルガー(ヤマハ)が続き、アレックス・リンス(スズキ)が11位。ヨハン・ザルコ(ヤマハ)は序盤はトップに浮上したものの、最もマシンの乗り換えが遅く、12位に終わった。カレル・アブラハム(ドゥカティ)が13位、ジャック・ミラー(ホンダ)が14位に入賞。ロレンソはマシン乗り換え後はペースが上がらず、15位入賞に止まった。

 以下、16位にスコット・レディング(ドゥカティ)、17位にティト・ラバット(ホンダ)、18位にサム・ロウズ(アプリリア)の順で続き、イアンノーネはピットインの際にアレイシ・エスパルガロに進路を塞がれてピットロードで転倒、すぐにマシンを乗り換えてコースインしたものの、19位に終わった。20位にエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、ブラドリー・スミス(KTM)はマシントラブルでリタイア、ロリス・バズ(ドゥカティ)は16周目に7コーナーで転倒リタイア、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は14周目に10コーナーで転倒リタイアに終わった。

 マルケスが2連勝でランキングトップをキープ、ランキング2位のビニャーレスとのポイント差は14ポイントに広がった。
[オートスポーツweb ]

 結果として、ロッシの乗り換えが遅すぎた。

2017年8月6日日曜日

MotoGPチェコGP予選:マルケスが今季4度目のポール獲得。ロッシは惜しくも2番手

 MotoGP第10戦チェコGP、MotoGPクラスは、チェコのブルノサーキットで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分54秒981でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルケス。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)とアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)の二人を加えた12名のライダーによって、気温30度、路面温度48度のドライコンディションでQ2は争われた。

 マルケスは開始4分すぎにトップに立つが、ダニ・ペドロサ(ホンダ)がすぐに逆転でトップに浮上する。2回目のアタックが始まると、残り2分でマルケスがトップに浮上すると、そのまま今シーズン4回目となるポールポジションを獲得した。

 終盤のアタックで1分55秒073を記録したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が2番手に続き、イタリアGP以来となるフロントロウを獲得。ペドロサは最後のアタックで自己ベストを更新する1分55秒119を記録して3番手フロントロウを獲得した。

 4番手に1分55秒441でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、5番手に1分55秒489でカル・クラッチロウ(ホンダ)が続き、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は序盤に2番手につけていたが、このときに記録したタイムがコースのリミットオーバーで無効となり、2回目のアタックで記録した1分55秒552で6番手となった。

 7番手に1分55秒663でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、8番手に1分55秒738でQ1トップのダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が続き、9番手に1分56秒027でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、10番手に1分56秒075でヨハン・ザルコ(ヤマハ)の順で続いた。

 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)はQ2のセッション終盤に転倒、1分56秒355で11番手。ロリス・バズ(ドゥカティ)が1分56秒624で12番手に続き、ここまでがQ2の結果でグリッドを決定。

 以下、Q1のタイム順にアレックス・リンス(スズキ)が1分56秒460で13番手、ジョナス・フォルガー(ヤマハ)が1分56秒540で14番手、ジャック・ミラー(ホンダ)が1分56秒543で15番手。

 以下、16番手に1分56秒685でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、17番手に1分56秒786でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、18番手に1分57秒034でポル・エスパルガロ(KTM)、19番手に1分57秒042でブラドリー・スミス(KTM)、20番手に1分57秒245でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、21番手に1分57秒288でティト・ラバット(ホンダ)、22番手に1分57秒465でサム・ロウズ(アプリリア)、23番手に1分57秒517でスコット・レディング(ドゥカティ)の順となった。
[オートスポーツweb ]

 1秒差以内に9人だから、誰が優勝してもおかしくない。
 マルケスのポールトゥーウインもあるし、ツボにハマるとダニペドも強い。
 ロッシが得意としているサーキットで優勝もあるし、混戦で楽しいレースになるだろう。

ダルビッシュ、圧巻デビューで感じたドジャース強力打線の援護「こんなに簡単に点が入るんだ」

◆メッツ0―6ドジャース(4日・ニューヨーク)

 【ニューヨーク=盆子原浩二】レンジャーズからドジャースに電撃トレードされたダルビッシュ有投手(30)が4日(日本時間5日)、敵地のメッツ戦に先発。7回を3安打無失点で10三振を奪う鮮烈な新天地デビューを飾った。最速97マイル(約156キロ)の速球が走り「シーズン途中のトレードで初戦に7回無失点、10K」はMLB史上3人目の快挙となった。29年ぶりの世界一を目指すド軍の右のエースとして、華麗な第一歩をしるした。

 ほえた。ダルビッシュは大役を全うし、充実感を全身からみなぎらせた。7回だ。速球、カーブ、スライダーと全て違う球種を操り、3者三振斬り。99球でメッツ打線を7回無失点、今季5度目の2ケタ奪三振となる10Kに黙らせた。三塁側ベンチに戻ると、満面の笑みになったロバーツ監督の強烈なハグが待っていた。

 「ドジャースに来ての緊張というより、前回10点取られているので、トレードで来ていきなりメチャクチャだったら、ヤバいなと思っていた。いい投球ができて良かった」。注目の移籍後初登板は圧巻投球で7勝目(9敗)。自身の5連敗も止めた。新たな背番号21を身にまとい、躍動した。

 初回、いきなりピンチを迎えた。先頭のコンフォートに初球を右前に運ばれ、1死後にはブルースに四球。2死一、三塁とされた。ここで5番・グランダーソンの強烈なピッチャー返しのライナーを長身を生かして好捕。危機を切り抜け、勢いに乗った。2回以降は「基本的にキャッチャーのサインを信じてずっと投げた」と言う通り、新女房・グランダルとの息も合って6つのゼロを刻んだ。

 ド軍はメジャー最高勝率を誇る強豪だけに、打線も初回からたたみかけ大量6点を援護。レ軍では22試合に投げて2点以下の援護が13試合もあるなど、9イニング換算の平均援護点が3・35と不運に泣いた。それだけに「こんなに簡単に点が入るんだ」と半ばあきれ顔で感謝。新天地の強さを存分に感じた。

 ニューヨークから始まった「The ダルビッシュ・ショー」にロバーツ監督は、「特等席でショーをエンジョイしたよ!」と満足そう。ダルビッシュもナ・リーグ野球の手応えをつかんだ自信からか、「今回は点を取られなかったので、次は初回から自信満々だと思う」と真顔で語った。

 この1勝で77勝32敗、勝率7割6厘と独走ペースのド軍だが、88年を最後にワールドシリーズから遠ざかる。ダルビッシュはこの大舞台へと導く切り札としての役割が期待される。ド軍の一員になれたか?との問いに「まだ、はぶかれていると思います」と笑った剛腕。最高の形で、メジャー第2章の幕が開けた。

 ドジャース・前田投手「やっぱりすごい投手だなと改めて感じた。同じチームになったことで、今までよりもアドバイスを求めやすくなる。そういう意味でうれしい」

 ドジャース・グランダル捕手「徐々に息が合ってリズムに乗れた。直球も球速差があって、変化球も上下左右のコースに投げられる」

 ドジャース・アットリー内野手「素晴らしいデビュー。さらに良くなってほしい」
(スポーツ報知)

 強力打線の援護があれば、どんどん勝てるだろう。

国連安保理、北朝鮮制裁決議を採択=石炭全面禁輸、原油は見送り

【ニューヨーク時事】北朝鮮による2度の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、国連安全保障理事会は5日午後(日本時間6日未明)、北朝鮮からの石炭や海産物の輸出を全面禁止し、外貨収入源を大幅に規制する米作成の制裁決議を全会一致で採択した。

 北朝鮮の貿易取引の9割を占める中国をはじめ、各国が決議を厳格に履行すれば、北朝鮮にとって大きな経済的打撃となる。

 北朝鮮は7月4日と28日にICBMを発射。安保理では米中両国を中心に協議が行われ、約1カ月間の協議で採択に至った。決議には北朝鮮の友好国である中ロ両国も賛成し、安保理としてミサイルの脅威の重大さを認め、許容しない姿勢を強調した。北朝鮮に対する安保理の制裁決議の採択は8回目。

 決議は、北朝鮮の主要輸出品である(1)石炭(2)鉄・鉄鉱石(3)鉛・鉛鉱石(4)海産物―の輸出を例外なく禁止。安保理外交筋によると、加盟国がこの4品目の輸入を全面停止すれば、北朝鮮の年間輸出収入の3分の1に相当する推定10億ドル(約1100億円)の減収効果があると推計されている。焦点だった原油の禁輸措置は盛り込まれなかった。

 決議はまた、海外で働く北朝鮮労働者について、加盟国が現在より受け入れ人数を増やすことを禁止。北朝鮮の団体・個人との共同企業体(JV)新設や、既存のJVの拡大も禁じ、外貨獲得手段への締め付けを強化した。さらに、資産凍結や渡航禁止の制裁対象に、北朝鮮の外国為替銀行である朝鮮貿易銀行など4団体と9個人を追加した。

 北朝鮮による化学兵器の使用・配備も禁止。制裁の実効性を確保するため、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)に制裁指定者の国際手配書を出すよう要請した。

 ロシアがいずれのミサイルも中距離弾道弾だと主張する中、決議は「北朝鮮がICBMと称するミサイル発射」を強く非難した。また、北朝鮮問題の政治解決を求めつつ、北朝鮮が今後、核実験やミサイル発射を行えば「さらなる重大な措置を取る決意」があると述べ、一段の制裁を警告した。
(時事通信)

 ロシアと中国が履行しないと無意味だろう。

2017年8月5日土曜日

MotoGPの伝説ニエト氏が死去、一週間前に交通事故

【AFP=時事】スペインの元伝説的ライダーで、約一週間前に同国イビサ(Ibiza)島で交通事故に遭遇したアンヘル・ニエト(Angel Nieto)氏が3日、70歳で死去した。先月26日に四輪バイクで事故に遭ったニエト氏は、危篤状態で病院に緊急搬送されて集中治療室に置かれていたが、容体が悪化して亡くなった。

 MotoGPの公式サイトは同日、ニエト氏について「世界タイトルを通算13回(13は縁起が悪いので自身は常に12+1勝と述べていた)獲得したMotoGPのレジェンドであり、母国を世界の強豪に押し上げた重要人物だ」とコメントした。

 ニエト氏はMotoGPの世界タイトル数で歴代最多を誇るジャコモ・アゴスチーニ(Giacomo Agostini、イタリア)氏に2勝差の同2位を記録。同GPの通算勝利数で合計90勝を記録しているニエト氏を上回っているのは、アゴスチーニ氏と現役ライダーのバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)だけとなっている。

 同じスペイン出身で今季のMotoGPクラスで総合首位に立っているレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez)は、通算139回の表彰台を誇るニエト氏に対し、自身のツイッター(Twitter)で真っ先に哀悼の意を示し、「僕たちに教えてくれたことすべてに感謝します!安らかに、マエストロ」と投稿した。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)もニエト氏をしのび、「レアル・マドリードは、アンヘル・ニエト氏が亡くなったことを深く悲しんでいます。このつらい時期に際し、ご遺族とご友人に対しお悔やみを申し上げます」と述べた。

「スペインのスポーツ界は、いつまでも記憶に残る本物のレジェンドを失いました。彼はその並外れた成功と模範的な行動で、世界中のモーターサイクルファンとスポーツ界にとって永遠の憧れの存在となりました」

 1964年に17歳でGP初参戦を果たし、50ccクラスで通算6回、125ccクラスで通算7回の世界タイトルを獲得したニエト氏は、最後に世界選手権を制した2年後の1986年に現役を引退した。

 ニエト氏は以前、公共放送TVEのインタビューの中で「レースをやめようと決めたのは39歳のときだった。それは最後に選手権を制した2年後で、オーストリアにいたときだ」と語った。

「メカニックが去り、『自分はここで何をやっている?これで終わりだ、常に持っていた勝利への執念が消え去った』。終わってからバイクを降り、『家に帰ろう、終わった』と言ったんだ」

 その後もレースの世界に残ったニエト氏は、1999年にチームの監督として125ccクラスでエミリオ・アルサモラ(Emilio Alzamora、スペイン)を選手権制覇に導く手腕を発揮した。

 スペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相もツイッターで、「モーターサイクルをはじめスペインスポーツ界のレジェンドで、ファンの尊敬と愛情を勝ち取ったアンヘル・ニエトのご家族にお悔やみを」とつづった。【翻訳編集】 AFPBB News

岩瀬仁紀 中日「喜びもひとしお」=最多登板タイ、花添える白星-プロ野球

 中日の投手交代を告げるアナウンスが球場にこだました。「ピッチャー岩瀬。背番号13」。偉業をたたえるファンの拍手に送られ、岩瀬がマウンドに上がった。

 同点の九回2死一、二塁。プロ野球記録に並ぶ949試合目の登板はあわやサヨナラ負けという厳しい場面だった。1人目の阿部に右前打を打たれて満塁とされ、続く村田には3ボール1ストライク。「押し出し四球だけは駄目。開き直るしかない」。こん身の直球で村田を浅い右飛に仕留め、ピンチを切り抜けた。

 岩瀬の力投に応えるように、チームは直後の十回に勝ち越し。白星で花を添えた左腕は「投げられない時期もあったが、いろいろな人に支えられてきた。喜びもひとしお」と感慨に浸った。

 11月に43歳になる現役最年長投手。ここ数年はけがの影響もあり、満足のいく成績ではないが、今年6月には12年ぶりの月間MVPを受賞した。「次の一歩(新記録)は考えるけれど、記録はシーズンが終わってから振り返ればいい」。順調にいけば来季にも1000試合の大台も視野に入る。
(時事通信)

 立派だねー。

2017年8月4日金曜日

大谷翔平 日本ハム 左太もも肉離れから復帰後初の全力疾走!「だいぶよくなってきている」

◆ロッテ2―3日本ハム(3日・ZOZOマリン)

 日本ハム・大谷翔平投手(23)が3日、3戦連続「4番DH」でスタメン出場したロッテ戦(ZOZO)で、左太もも肉離れから復帰後初めて「全力疾走」を披露した。

 初回、4回と唐川の初球を打っていずれも中前安打。7試合連続安打と、今季6度目のマルチを決めた。

 そして6回1死の第3打席、遊撃へのゴロで全力疾走を敢行。基本的には左足でベースを踏むように指導を受けているが、最後は合わせきれず痛めた右足でベースを踏むも、微妙な判定でアウトのコール。栗山監督も抗議に出たが判定が覆ることはなかった。

 大谷は「(一塁塁審の)白井さんがアウトと言えばアウトなんで。セーフになれる感覚はあったんで(走りました)。(患部は)だいぶよくなってきていると思います」と振り返った。

 栗山監督は「ベンチからセーフに見えた。(大谷は)やっと体の状態がよくなってきた。右足で踏んだ? それを言ったらまた変になるから」と説明した。
(スポーツ報知)

 これだけつまらない試合も、楽しみは、大谷の活躍だけ。

安倍首相、内閣改造後の会見で国民に改めて謝罪

 安倍総理は内閣改造後の記者会見で、加計学園をめぐる問題や自衛隊の日報問題などで大きな不信を招いたとして改めて国民に陳謝しました。

 「さまざまな問題が指摘され、国民の皆様から大きな不信を招く結果となりました。改めて深く反省し、国民の皆様におわび申し上げたいと思います」(安倍首相)

 安倍総理は記者会見の冒頭、このように陳謝し頭を下げました。その上で、「最優先すべき仕事は経済の再生だ」と強調し、改造内閣については「結果本位の『仕事人内閣』だ。国民と共に政治を前に進め結果を出していく」と述べました。

 また、衆議院の解散については「まったくの白紙だ」と述べたほか、秋に想定される臨時国会に自民党案を提出し2020年の施行を目指すと明言していた憲法改正については、慎重に対応する考えを示しました。

 「スケジュールありきではありません。しっかりと国会で議論をしていく。また、党主導で進めていってもらいたい」(安倍首相)

 この発言について、3日夜、安倍総理に近い萩生田幹事長代行は、「経済を上向きしていくことに重点を置くため、総理が軌道修正した」と述べました。

 「(首相は)臨時国会で(改正案提出)と一度公言してますからね。そこを軌道修正をしたということだと思います」(自民党 萩生田光一 幹事長代行)

 一方、改造内閣の目玉として入閣した野田聖子総務大臣は初閣議の後、総理官邸を出る際に来年夏の自民党総裁選挙に立候補したいという考えを表明しました。

 「(総裁選は)3年に一度だけは候補者が全ての政策を戦わせるという、そういう国民とのつながる場面なんですね。次も必ず出るということは申し上げてまいります」(野田聖子 総務相)
(TBSニュース)

 必要なことは安易な謝罪ではなく、国会に関係者を呼んで事実を明らかにすることでしょう。

2017年8月3日木曜日

従業員の手に認証用マイクロチップ、米国内企業として初

 アメリカ国内の企業として初の試みです。

 左手の親指と、ひとさし指の付け根に何かを注射しています。アメリカ・ウィスコンシン州で、1日、アメリカ国内の企業では初めて、従業員の手に認証用のマイクロチップを埋め込みました。チップを埋め込んだ社員は、機械に手をかざすだけで社内の商品を購入したり、ドアのカギを開けたり、コンピューターにログインしたりと、様々な機能が利用できるようになります。

 チップの埋め込みは従業員の希望に基づいて行われ、拒否することもできます。この日は、85人中41人の社員がチップの埋め込みを行ったということです。
(TBSニュース)

 数年後には、当たり前のことかもしれない。

中田翔 【日本ハム】8度目4連敗…中田2失策&20戦ノーアーチにも栗山監督責めず

◆ロッテ4-2日本ハム(2日・ZOZOマリン)

 日本ハムは2戦連続「4番・大谷」の新打線で臨み、チームは計11安打を放ちながらも2点止まりで8度目の4連敗。

 5番に入った中田が2失策と精彩を欠き、バットでも20戦連続本塁打なしと不振が続いてる。それでも栗山監督は「何とかしようとし過ぎるとそうなることもある。(打撃も)内容的には進み始めた」と責めなかった。大谷は8回先頭の左前安打で6戦連続安打も「まだまだ状態は良くないけどできることをやろうとした。皆何とかしようという雰囲気はある」と前を向いた。
(スポーツ報知)

 中田いらない。

2017年8月2日水曜日

斎藤佑樹 日本ハム イースタン・楽天戦で炎上 6回10安打5失点

「イースタン・リーグ、日本ハム-楽天」(2日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハム・斎藤佑樹投手(28)が先発し、6回を投げ10安打5失点と崩れた。

 初回、味方の失策もあったが、オコエ、伊東、西田に3連打を浴びるなど2失点を許すと、二回にもオコエに今季1号となる左越えソロを被弾。三回には枡田に左中間ソロを被弾。140キロ台の伸びのある直球を投じるも制球の甘さを痛打された。

 前回登板となった7月22日のヤクルト戦でも5回11被安打4失点と、夏場になり結果が出ず苦しんでいる。
(デイリースポーツ)

 さすがに今季で最後だろう。

森友学園問題 「グーンと下げなあかん」籠池氏音声データ

生々しい、値引き交渉のやりとり。
籠池夫妻逮捕から一夜。
森友学園をめぐる問題の、そもそもの発端は、鑑定価格9億6,000万円の国有地が、8億円以上値引きされ、1億3,400万円で籠池容疑者側に売却された問題。
FNNが入手した、籠池容疑者と近畿財務局の担当者の会話から、売却価格が事前に決まっていた可能性が浮上した。
近畿財務局・池田 靖前国有財産統括官は、駆け寄った記者に対し「お答えできないです」と話した。
費用をめぐるきっかけは、2015年、籠池容疑者側が小学校建設地である国有地の地下から出てきたごみを、およそ1億3,200万円かけて撤去。
この費用相当額を、国が2016年4月、有益費として、籠池容疑者側に支払ったことから始まる。
今回入手した音声は、その1カ月後の2016年5月、籠池容疑者と国側の近畿財務局・池田前国有財産統括官とみられる人物が、国有地売却価格をめぐり、値下げ交渉をしている様子を収録したもの。

(2016年5月のやりとり)
池田 靖国有財産統括官(当時)「理事長がおっしゃられている『0円に近い』というのが、どういうふうにお考えになられているのか、売り払い価格が0円ということなのかなとは思うんですけど、私ども、以前から申し上げているのは、『有益費』の1億3,000万円という数字を、国費として払っているので」
諄子容疑者「それは当たり前やん」
池田 靖国有財産統括官(当時)「その分の金額ぐらいは、少なくとも売り払い価格は出てくる、と。そこは何とかご理解いただきたい」

会話からは、籠池容疑者側が国有地をただで得ようとするも、国側は有益費1億3,200万円は下回れないと主張している内容がうかがえる。
すると。

(2016年5月のやりとり)
籠池泰典容疑者「1億3,000万円がうんぬんというよりも、ぐーんと下げていかなあかんよ」
池田 靖国有財産統括官(当時)「理事長がおっしゃる0円に近い金額まで、私はできるだけ努力する作業を、今やっています。だけど、1億3,000万円を下回る金額にはなりません。
諄子容疑者「そらおかしいわ」

具体的な金額が飛び交う交渉。
この音声が記録されたのは、国側が依頼した不動産鑑定士が、国有地の鑑定価格を9億6,000万円と査定する、1週間ほど前。
つまり「答えありき」で売買交渉が行われていたことがうかがえる。
そもそも、なぜ籠池容疑者が、ここまで値下げを強く要求できるのか。
その強気の訳は、さらに2カ月前の2016年3月、敷地内から「新たなごみ」が見つかったことが理由とみられる。
そのころの音声データも残っていた。

(2016年3月のやりとり)
籠池泰典容疑者「反省してるの?」
池田 靖国有財産統括官(当時)「僕ですか?」
籠池泰典容疑者「反省してないんだったら、『わたしはそんなつもりじゃありませんでしたから』で終わっちゃうんだけど? 民間企業なら、頭下げて『申し訳ございませんでした』って言うやつよ」

厳しい口調で詰め寄る、籠池容疑者。

(2016年3月のやりとり)
同席した大阪航空局「今回出てきた産業廃棄物というものは、国の方に『瑕疵(かし)』があることが判断されますので、その撤去については、国の方でやりたい」

責任を認めた国側は、この1カ月後の4月に、撤去費用を8億2,000万円と算出。
そして5月31日、国側が国有地の鑑定価格を9億6,000万円と査定。
結局、当初のごみの撤去費用1億3,200万円を、わずか200万円上回る、1億3,400万円で契約が成立した。
これまで国側は、土地の売却額について「土地の鑑定価格から新たに見つかったごみの撤去費用を引いた額」としていた。
しかし、今回の音声データからは、事前に調整をして、国が支払った有益費1億3,000万円と同額程度という売却価格ありきで、8億円の値引きは「つじつま合わせ」だった可能性が。
近畿財務局・池田 靖前国有財産統括官は「(森友学園に売却された価格は、有益費1億3,000万円を回収するための金額?)お答えはできません」と話した。
菅官房長官は「(8億円の減額は、つじつま合わせだった疑いとも読み取れる。事実関係は?)現在捜査中ですので、政府としてコメントすることは控えたい」と述べた。
大阪地方検察庁は、すでに近畿財務局の職員らによる背任の疑いについても告発状を受理していて、どのような経緯で売却価格が決まったのか、慎重に捜査している。
(フジテレビニュース)

 背任容疑で真実が明らかになるだろうか。

2017年8月1日火曜日

「司法試験に合格した?」と驕る稲田朋美氏 陸自“2.15クーデター”で撃沈〈週刊朝日〉

 おめめパッチリの「まつエク」効果とは裏腹に疑惑はまったく晴れず、視界不良のまま稲田朋美氏は防衛相をあえなく辞任した。

 南スーダンPKO派遣部隊の日報が隠蔽された問題で、省内では“2.15クーデター”が勃発。次々に内部文書、情報が漏えいした。

 そして日報の電子データが陸自に保管されていたことを隠蔽(非公表)した経緯に、稲田氏自身が関与したか、が最大の焦点となった。

「更迭すれば、クーデターを許すことになると安倍さんは『文民統制の観点から許せない』と稲田をかばい続け、8月3日の内閣改造で交代する形にしようとしていた。だが、さすがにかばいきれないと判断した」(官邸関係者)

 防衛省幹部がこう言う。

「自業自得ですよ。弁護士であることが自慢の稲田氏は、大臣レクでもすぐに『これ、法的根拠あるのか?』と問い詰めてくる。職員がすぐに返答できないと『あなた司法試験に合格したの? してないでしょう』と畳みかけるのがパターンです。これでは嫌われ、人心が離れますよ」

 稲田氏はいつも秘書に六法全書を持ち歩かせていたという。

 防衛相の直轄組織である防衛監察本部が行う特別防衛監察は当初、指揮官である稲田氏に対する調査は対象外だった。

「稲田氏は、省内でわれわれには厳しくすると言わんばかりの発言や態度を繰り返していた。確かに日報を隠したのは陸自の失態だが、これまで数々の失言からどれほど守ってやったのかと不満が募っていた」(同前)

 昨年7月の日報に書かれていた南スーダンの首都ジュバで起きた「戦闘」を、稲田氏は国会で「武力衝突」と言い換えて答弁し、野党の集中砲火を浴びた。防衛官僚としては、苦境に陥った稲田氏を必死に支えてきたという思いがある。

 しかし、日ごろの稲田氏の振る舞いは、そんな彼らの自尊心をいたく傷つけるものだったという。

 ジブチ訪問時、ド派手なサングラスにリゾートルックで現れても、ハイヒールで護衛艦内を闊歩しても自衛官たちは稲田氏をサポートしてきた。だが、今回ばかりは反乱の狼煙を上げた。

「特別防衛監察の知恵を出したのは安倍、菅両氏の信頼が厚い黒江哲郎事務次官でした。黒江氏は当初、菅、稲田両氏に相談しながら監察を進めた。日報隠しの責任について稲田氏と防衛省の内部部局は不問にし、すべて陸自に押しつけるというシナリオだったそうですが、これに反発した若手幹部たちがメディアにリークし始めたといいます」(防衛省関係者)

 2月15日に開かれた幹部会議で、稲田氏は黒江事務次官、岡部俊哉陸上幕僚長らと対応を協議。稲田氏が日報の電子データ保管の事実を非公表とすることを「了承」したことが7月19日、一斉にメディアで報じられた。
 稲田氏は「そうした事実はない」と否定し、火消しに躍起になると、今度は幹部会議の議事メモが暴露された。

「2佐、3佐の若手“反乱将校”たちが情報戦を仕掛けたと言われています。これに陸自OBも結束して応援した。閉会中審査(24、25日)直前というタイミングも巧妙だった。岡部陸幕長はすでに辞意を固めていましたが、一連の報道によって、もはや稲田氏辞任の流れも止めようがなくなったのです」(同前)

 陸自の若手幹部が守ろうとしたのは陸幕の“威信”ばかりではない。自衛隊員の生命が軽視されたことへの抗議もあるという。元陸自衛生官で「TACMEDA協議会」理事長の照井資規氏がこう語る。

「南スーダンで昨年7月に起きた戦闘は、国連が『ジュバ・クライシス』と呼ぶほど激しかった。ところが稲田氏は『武力衝突』と言い換え、安全だと言い張った。『駆けつけ警護』など新任務の付与ばかり念頭にした安倍政権は隊員の命を守らず、政治の道具にされたという認識があります」

 お気に入りの稲田氏に対し、帝王学でも授けるかのように防衛大臣に任命した安倍首相の責任は重い。日報問題の真相解明にも消極的で、陸自に電子データの存在が明らかになった3月から4カ月も経つのに、稲田氏に報告すら求めなかった。この問題を25日の予算委員会の閉会中審査で追及した小池晃参議院議員(共産)が指摘する。

「説明責任を逃れるための辞任であり、疑惑はますます深まった。いまだに安倍首相が日報問題について報告を受けていないという答弁は衝撃的でした」

 一方で、稲田氏の資質とは別に防衛省・自衛隊の「隠蔽体質」が今回の大混乱を招いたという批判もある。軍事ジャーナリストの清谷信一氏が指摘する。

「作戦中の日報を廃棄するなんてあり得ない。日報はPKOの基本的な活動の情報であり、次の派遣で作戦を立てるための基礎的な資料になります。自衛隊は情報開示に消極的なのです」
(本誌・亀井洋志)
※週刊朝日 2017年8月11日号
 いよいよ安倍政権も末期か。

日本ハム“魔の7月”…4勝18敗で球団ワースト月間借金14 昨季は17勝4敗も…

◇パ・リーグ 日本ハム3―5ソフトバンク(2017年7月31日 東京D)

 日本ハムが、31日のソフトバンク戦で3点を先制するも逆転負けを喫し3連敗。借金は今季最多の27に膨らんだ。プロ入り初めて4番で出場した大谷が2安打したが、勝利にはつながらなかった。

 これで7月は4勝18敗。月間の借金が14となり、12だった球団ワースト記録を更新。また勝率は・182で月間20試合以上を消化して勝率1割台となるのは球団史上初の屈辱。

 優勝した昨季には月間17勝4敗と首位だったソフトバンクを猛追した7月だったが今季は暗転。試合がなかった最下位ロッテとのゲーム差は2・5に縮まった。

 なお、7月1日から引き分けを挟んで14連敗したヤクルトは月間5勝17敗1分の成績だった。
(スポニチアネックス)

 打てない打者を使い続けても勝てないし、来季へもつながらない。

稲田前防衛相「風通しの良い組織を」 防衛省で離任式

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で引責辞任した前防衛相の稲田朋美氏が31日、防衛省で離任式に臨んだ。稲田氏は幹部職員らを前に、「国民の負託に応えるため、風通しの良い組織文化を醸成し、一層連携強化を図り、防衛省・自衛隊が一致団結し、いかなる困難な状況にも対応できるようにしてもらいたい。心からそう願っている」と述べた。

 稲田氏は離任式のあいさつで、日報問題について「防衛省・自衛隊への国民の信頼を揺るがし、国内外の現場の隊員の士気を低下させかねないという点で極めて重大かつ深刻なものだった」と言及。「今般問題のあった点を徹底的に解明し、危機感を持って再発防止策をしっかり実施していかなければならない」と強調した。

 稲田氏は28日の記者会見で日報問題の特別防衛監察の結果を公表し、辞任を表明した。ただし、監察結果では、稲田氏が陸自で日報データが見つかったという報告を受けていたかという最大の焦点についてあいまいな認定にとどまり、稲田氏は自身の「疑惑」を残したままの退場劇となった。

 稲田氏の後任は岸田文雄外相が兼務。稲田氏は離任式後、記者団に対し、自身の辞任と同じ日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、岸田氏が対応したことに触れ、「(岸田外相に)本当に感謝している。万全の体制で臨んでくれたと思っている」と述べた。

 稲田氏は「蛍の光」が流れる中、職員から花束を渡され、「皆さんに会えて本当に良かった」と語ると、笑顔で車に乗り込み、手を振りながら防衛省を去った。(相原亮)
(朝日新聞デジタル)

 「風通しの良い組織」は嫌味だろうか。
 

【鈴鹿8耐】40回の記念大会でヤマハが3連覇を達成!

中須賀克行選手は日本人初となる8耐三連覇

 今回が40回目の記念大会となる2017 FIM世界耐久選手権シリーズ “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース(通称:鈴鹿8耐)の決勝が7月30日(日)に開催された。

 レースは、鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを使用し、8時間後の午後7時30分を過ぎたのちトップを走行するチームがチェッカーを受けた時点で終了となるレース。フォーミュラEWC(EWC)が57台、スーパーストックと呼ばれる市販車クラス(SST)が11台の68チームが参戦。前日の予選で2分6秒038という最速タイムで、#21 ヤマハ ファクトリー レーシング チーム(YAMAHA YZF-R1:中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファンデルマーク)がポールポジションを獲得して、悲願の三連覇を着々とモノにする準備が整い始めていた。

「8耐」というイメージとは程遠い、強い日差しのないまま、予定通り午前11時30分に40回目の鈴鹿8耐はスタートした。スタート直後に優勝候補の一角であるヨシムラが転倒、さらには雨も落ちてきて、スタート1時間後にはセーフティカーが入るという波乱の展開から始まった。

 スタートから1時間のタイミングでトップに立っていたのが、#634 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda(Honda CBR1000RR SP2:高橋 巧/ジャック・ミラー/中上貴晶)、続いて#5 F.C.C.TSR Honda(Honda CBR1000RR SP2:ドミニク・エガーター/ランディ・デュプニエ/ジョシュ・フック)、#11 Kawasaki Team GREEN(Kawasaki ZX-10RR:渡辺一馬/レオン・ハスラム/アズラン・カマルザマン)、#21 ヤマハ ファクトリー レーシング チーム、#71 Team KAGAYAMA(SUZUKI GSX-R1000 L7:加賀山就臣/ハフィス・シャリン/浦本修充)というオーダーだった。

 しかし、最初のセーフティカーの導入とピットストップのタイミングも重なり、このトップ勢のなかから飛び抜けてきたのが、634号車と21号車。この2台のトップ争いとなった。しかし、この634号車が転倒を喫し、戦線を離脱。代わってトップを行く21号車を追いかける5号車であったが、トップを快走する21号車に追いつくどころか逆に引き離される展開。さらにレース再終盤にマシントラブルでピットインを余儀なくされ、逆に順位をひとつ落とすことに。

 序盤から3番手を走行していた11号車が最後のスティントで、ハスラム選手が2スティント連続走行で追い上げて、2位を獲得した。

 結果、昨年の最多周回記録に2周届かなかったが216周を走行した、ヤマハの21号車(吉川和多留監督)が悲願の3連覇を達成した。この21号車の中須賀選手もライダーとして3連覇を達成。3年連続優勝を果たした初の日本人となった。
(carview)

 ホンダの優勝ならずはおもしろい。