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2016年9月30日金曜日

【日本ハム】武田勝、引退登板に主力がスタメン出場へ V決まったけど「守りたい」

 今季限りで現役引退する日本ハムの武田勝投手(38)がシーズン最終戦となる30日のロッテ戦(札幌D)に先発する。チームは28日の西武戦(西武プリ)に勝利し、4年ぶりにリーグ優勝したが、最終戦には田中賢、中田ら主力もスタメンで出場する見込み。チーム一丸でベテラン左腕の引退試合に花を添える。

 チームを支えた功労者に最高の花道を作る。シーズン残り2戦で迎えた28日の西武戦(西武プリ)で勝利を収め、チームは最大11・5ゲーム差をはね返してリーグ優勝をつかんだ。そのため、シーズン最終戦の先発マウンドには今季限りで現役引退する武田勝が立つことが決定。さらに、栗山監督は「主力にも出てもらう。勝の(引退試合の)時に守りたいという選手が多かった」と、盛大に送り出す考えを示した。

 2番手で登板予定の増井は2ケタ10勝がかかったマウンドになるが「先発だけの数字ではないのでどうでもいいです。勝さんと(継投の)リレーがしたい」と、入団からお世話になった先輩とともに戦う最後の試合に向けて、意気込みを明かした。また、2005年ドラフトで同期入団の陽岱鋼も「勝さんの最後の登板になるので、後ろから見たい」と、スタメン出場を直訴した。

 23日に現役引退を表明した武田勝は、その日の試合前の円陣にスーツ姿で参加し、「俺のために優勝しろ」と紙に書き、チームを鼓舞。その後も紙はベンチに貼られ、チームのモチベーションにもなっていた。左腕も「最後は笑顔で送り出してほしい。全力で120キロ出したい」と意気込む。最高の舞台で最後の雄姿を届ける。
(スポーツ報知)

 2・3イニングだろうか。

ウナギ稚魚販売会社、1.6億円の所得隠し 国税が指摘

 ニホンウナギの稚魚シラスウナギの取引をめぐり、稚魚販売会社「シラス販売」(静岡県湖西市)が、名古屋国税局から2015年5月期までの6年間で約1億6千万円の所得隠しを指摘されたことが分かった。追徴課税は重加算税を含め、約5千万円とみられる。同社の顧問税理士は取材に「指摘に応じて修正申告をした」と話した。

 関係者によると、同社はシラスウナギを仕入れた際、仕入れ代金の水増しや、実態のない仕入れ代金を計上して所得を隠していたという。隠した所得の一部は、仕入れ先への謝礼に充てていたとされる。同社は今年2月から名古屋国税局の税務調査を受けていた。

 同社関係者などによると、同社は1994年の設立。仲買業者から稚魚を仕入れ、ウナギ養殖会社といった同社のグループ会社などに卸しているという。

 ニホンウナギは14年に国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定している。
(朝日新聞デジタル)

 儲かったから、架空仕入計上で、所得を少なくしていたのだろう。

井岡一翔の脱税疑惑、総額は5億円以上…当の父親は「悪いけど、一切答えられへん」

 2009年にデビューし、史上最速で3階級制覇を成し遂げた井岡一翔(かずと)(27)に、脱税疑惑が浮上している。大阪国税局のマルサの“標的”となっているのは、トレーナーで所属ジムの会長でもある父・一法(かずのり)氏だ。

 ***

 国税局関係者が明かすには、

「マルサが調査しているのは一法氏と、彼が代表を務める株式会社一伸です。この会社は興行やジム経営などを目的としており、一翔氏も取締役に名を連ねている。一法氏には現在、チケット売り上げの大半を所得として申告しなかった疑いなどが持たれています。悪質な脱税の時効に当たる7年前まで遡って精査し、所得隠しの総額は少なくとも5億円に上る」

 ボクシングの興行は、一法氏のようにライセンスを有するプロモーターが取り仕切る。その収益は、主に放映権料とチケットの売り上げだという。

「井岡がホームグラウンドにしているエディオンアリーナ(大阪府立体育会館)の収容人数は約8000席で、チケットの平均価格は1万円前後。施設の使用料やスタッフの人件費を差し引いても6000万円前後はプロモーターの手元に残る。一翔の試合は過去21戦のうち半数がタイトルマッチですから、一法氏が5億円貯め込んでいたと聞いても驚きません。チケットはジムと選手が後援者やスポンサーに売りますが、いくらで売買されたかは当事者にしか分からず、実際より少ない売り上げを申告しても露見しづらい」(スポーツ紙のボクシング担当記者)

■少ない金額でサインを要求
 一法氏の弟で、氏とは別のジムを構える元世界王者・井岡弘樹氏の妻が、チケット代に関してこんな話を打ち明ける。

「うちは一法さんのジムとは無関係ですし、国税局の調査も入っていません。ただ、昨年末でしたか、一法さんの関係者がうちを訪ねて来たことがあった。以前、私たちがチケット代として一法さん側に払った金額を確認してほしい、と。でも、手渡された書類に記されていたのは、実際に払ったよりも少ない金額だったのでサインはしませんでした」

 これが税務当局から提出を求められた書類だとすれば、“隠蔽工作”を疑われても仕方あるまい。
■愛人に買ったと思しきマンション
 では、「現在は1試合で8000万円と言われる」(先の記者)放映権料は、適正に申告されていたのか。2011年以降、毎年大晦日に一翔のタイトルマッチを放映してきたTBSにマルサの調査について問うと、

「お答えする立場にありません」(広報部)

 と言うのみだった。

「マルサは一法氏の複数の関係先から数千万円の現金を発見している。関係先には一法氏が愛人のために買ったと思しき、大阪市浪速区のタワーマンションの高層階にある部屋も含まれます。部屋は100平方メートルで中古でも7000万円はしますが、この不動産も抵当に入っておらず、融資を受けた気配はない。また、他人名義の口座に金をプールしていた形跡もあった。これらは脱税によって不正に手にした金、専門用語でいうところの“たまり”と考えられます」(国税局関係者)
■「一切答えられへん…」
 じわじわと体力を奪うボディブローのような査察が進むなか、当の一法氏は脱税疑惑にどう答えるのか。

 彼が会長を務めるジムの前で直撃すると、

「あー、悪いけど一切答えられへん。いま調整中でな、申告しとるところやから。修正申告やってる最中なんで。一切そういうことはやってないんで……」

――億を超える所得隠しがあったと聞くが。

「喋られへん。そういうことは……」

――愛人宅に現金を隠していたのは事実か。

「むちゃくちゃ言うとるなぁ、はははは。オッケー、はい、ごめんなさいね!」

 あくまでシラを切り通すつもりのようだが、もはや笑いごとで済まされる状況ではない。

「7年間で5億円の所得隠しとなると、そもそもの税額に加え、重加算税と延滞税を合わせて5億円を超える支払いが求められかねない。脱税の手法も、調査への対応も悪質で、“たまり”も巨額に上る。まもなく大阪地検特捜部に告発され、身柄を取られることになるでしょう」(国税局関係者)

 となれば、トレーナーやプロモーターの資格も剥奪されかねず、父子鷹での統一王者への夢も風前の灯。

 不肖の父親がチャンピオンをロープ際へと追いやろうとしている。

「特集 マルサに踏み込まれた3階級制覇チャンピオン『井岡一翔』の金箔豪邸」より

「週刊新潮」2016年9月29日号 掲載

【日本ハムV】斎藤佑樹 存在感消しつつビールかけ参加

 日本ハムの祝勝会には斎藤佑樹投手(28)の姿もあった。

 今年はここまで3度の先発を含む、わずか11試合の登板にとどまり、0勝1敗、防御率4・56。今は一軍登録も抹消されており、ひっそりとビールかけに参加。それだけにテレビインタビューでマイクを向けられても「今年は活躍できなかったんで…」と言葉少なだった。

 二刀流・大谷がビールかけの中心だったのに対し、斎藤は存在感を消していた。
(東スポWeb)

 存在感なしだろう。

陽岱鋼 国内FA権行使へ 阪神、楽天など争奪戦必至

◇パ・リーグ 日本ハム1―0西武(2016年9月28日 西武プリンス)

 日本ハムの陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手(29)が、今オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使することが28日、濃厚となった。プロ11年目の今季は打率・292、14本塁打、61打点をマークし、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。ポストシーズン終了後にも正式に球団に申し入れるが、FA宣言すれば、国内の他球団による争奪戦に発展することは必至だ。

 陽岱鋼は今年4月25日に国内FA権の資格取得条件を満たし、熟考に熟考を重ねてきた。今オフのFA権行使について、近い関係者には「本当に自分を必要としてくれるチームでやりたい」と漏らしており、行使する意思を固めている。

 台湾生まれで福岡第一から05年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。プロ11年目を迎えた今季も走攻守で存在感を見せつけ、4年ぶりのリーグ制覇に貢献した。8月には守備でフェンスに激突した際、右肋骨にひびが入った。それでも出場を続け、21日の首位攻防となったソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では中堅守備で2度のスーパーキャッチを見せ、勝利に導いた。今季は慢性的に痛めていた右肩の状態も良く、3度ゴールデングラブ賞を受賞したトップレベルの外野守備はもちろん、13年に盗塁王を獲得した走力、さらには一発を秘める強打も魅力的だ。

 FA権を行使する背景には「僕の野球人生。家族もいる。一年でも長く野球がやりたい」という強い思いがある。プロ入りから過ごした北海道への愛着は強く、妻、娘とともに居を構える。ただ、昨オフ、球団に複数年契約を希望したが、交渉は難航。単年契約で4000万円減となる年俸1億6000万円の提示に一度は保留した。最終的に出来高がプラスされてサインしたが、一年でも長くプレーするためにも複数年契約を望んでいる。今後、球団側はFA交渉で引き留めるものの、原則、FA権を行使しての残留は認めていない。そのため、移籍の道を選ぶことが濃厚だ。

 FA宣言すれば、国内の他球団による争奪戦が繰り広げられる。既に本格的な調査に乗り出している同一リーグの楽天、セ・リーグでも阪神など複数球団が参戦する可能性は高い。陽気な性格で野球ファンからの人気は高い。台湾では国民的スーパースターでもあり、その動向に注目が集まる。

 ◆陽 岱鋼(よう・だいかん)1987年1月17日、台湾生まれの29歳。福岡第一から05年に高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団した。12~14年にゴールデングラブ賞、13年に盗塁王を獲得。台湾代表として06、13年WBCに出場した。08年に同じ台湾生まれで、元モデルでタレントの謝宛容(シェ・ワンロン)夫人(31)と結婚した。1メートル83、89キロ。右投げ右打ち。
(スポニチアネックス)

 引き留めはしないのだろう。

2016年9月29日木曜日

三浦大輔 DeNA“番長”三浦 ラスト登板は10失点 25年間の現役生活にピリオド

 「DeNA6-11ヤクルト」(29日、横浜スタジアム)

 DeNAの三浦大輔投手(42)が今季のチーム最終戦で先発し、6回1/3を12安打、10失点で降板。プロ野球新記録の24年連続勝利はならなかった。

 六回を投げ終えて10失点も、七回のマウンドへと向かった。初回に1点、二回に3点、四回に3点を許すと、1点ビハインドの六回には4安打で3失点を喫し、4点差を付けられた。六回は三浦からの打席で当然、代打が送られると思われたが、三浦は目を真っ赤にしたまま打席に入り、「ミウラ」コールが鳴り響く中、中飛に倒れた。

 そして、七回最初の打者、雄平を渾身(こんしん)の137キロストレートで空振り三振に仕留めると、マウンドにナインが集まり、涙を見せながら三浦と抱き合った。

 横浜大洋ホエールズ時代から横浜一筋の“番長”のラスト登板は119球を投げ、8三振も、12安打10失点。

 三浦は「25年間、ご声援どうもありがとうございました。最後、監督はじめ皆さんに配慮していただき、7回表のマウンドに立たせいていただき、本当に感謝しています。期待に応えることができず申し訳ありませんでした。ファンの皆さんにはマウンドに上がる度、打席に入る度大きな声援を送っていただき本当にありがたかったです」と、25年間の現役生活に別れを告げた。
(デイリースポーツ)

 横浜でなければ、200勝していただろう。

東京五輪競技場見直し問題 国内4競技団体「大変困惑」 従来通りの建設求める

 東京都の都政改革本部の調査チームが20年東京五輪で水泳を行うアクアティクスセンターや、バレーボール会場の「有明アリーナ」、ボート・カヌー会場の3施設の建設見直しを提言したことを受け、国内の各競技団体がコメントを発表。従来の計画通りの建設を求めた。

 日本水泳連盟は「日本水泳連盟としましては、立候補ファイルの段階で、東京都とIOC、およびIF(国際水泳連盟)との間で調整が図られ、その後、設計等の計画が確定したと認識しており、今回の報道には大変困惑しております」とし、「日本水泳連盟としましては、20年東京五輪・パラリンピック競技大会のスケジュールを考慮しますと、建設予定であります19年12月までには、IOC理事会で承認された計画通り、竣工していただきたいと考えております」と、従来通りの会場建設を要望した。

 日本ボート協会も「具体的なコメントを発表できる段階にはありません。ただ報道に対し大変困惑しております」とし「19年には20年東京オリンピック・パラリンピックのプレ大会として世界ジュニア選手権の開催が予定されており、当初の建設予定であります19年3月までにIOC理事会で承認された計画通り、竣工・整備を終えていただきたいと考えております」と、声明を発表。

 また、日本カヌー連盟も「20年東京五輪・パラリンピックの前年度8月にプレ大会開催を予定しており、IOC理事会で承認されております通り、19年4月には海の森水上競技場を竣工していただけるよう東京都に対しまして要望していく所存でございます」とした。

 日本バレーボール協会も「『有明アリーナ』の建設計画につきましては、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)および国際バレーボール連盟(FIVB)の間で調整がなされ、すでに合意に至ったものであると認識しております」と、コメントした。
(デイリースポーツ)

 当初の計画通りに税金の無駄遣いがよいのか、計画見直しで既存の施設を利用する方がよいのか。
 税金の有効な使い道は他にいくらでもあるだろう。

大谷翔平が放つ圧倒的存在感 2桁勝利&20本塁打超、常識超越した二刀流

優勝がかかった終盤戦はフル回転、大谷が見せた“離れ業”
 二刀流覚醒のシーズン。その成果として、チームに優勝という栄冠をもたらした。北海道日本ハムの先発・大谷翔平投手が28日、埼玉西武打線を相手に9回1安打15奪三振の完封で10勝目。マジック1としていたチームを4年ぶりのリーグ優勝に導いた。

 強打者ぞろいの西武打線を寄せ付けなかった。最速159キロの直球とキレのあるスライダーがさえた。相手のバットが面白いように空を切る。この日は投手に専念。最後まで、エースとしてマウンドを守り切った。「優勝したことがないので」と語り、何よりもほしかった結果。それを今季1番ともいえる投球内容で成し遂げた。

 歓喜の輪の中で、8度、宙を舞った栗山監督。「ピッチング、1回も褒めたことないけど、最高でした」。日頃から大谷には厳しい視線を送っていた指揮官だったが、この日はさすがに賛辞を贈った。

 大逆転での優勝。6月24日には、福岡ソフトバンクに最大11.5ゲーム差とされた。しかし、球団記録を塗り替える15連勝でグングンと上昇。そのチームの中心にいたのは間違いなく大谷だった。7月10日の登板で右手のマメがつぶれ、そこからは打者に専念。バットを握れば類まれなるミート力。芯で捉えればレーザービームのように鋭い当たりが内野手の頭上を越える。記録した本塁打22本。この日の勝利で、2桁勝利、20本塁打という記録を達成した。

 頂点に大きく近付いたのが今月21日からの福岡ソフトバンクとの2連戦。大谷は21日に先発を務め、8回1失点で9勝目。打者としても8番としてオーダーに入った。ヒーローインタビューでは「明日もここに戻ってこられるように」と語った。その宣言通り、翌22日は「3番・DH」で先発出場。4打数2安打で勝利に貢献し、天王山を2連勝という最高の形で終えた。
対ホークスは投手で4試合2勝、防御率1.26、打者で打率.411、9本塁打
 これまでも、先発を務める日程から逆算し、負担のないように野手として出場してはきたが、優勝がかかった後はフル回転だった。先発ローテーションを担う投手は、週に1度の登板に備え、その他の日は調整に専念する。そのほかの試合でベンチに入ることは少なく、試合中に帰路について疲れを取り、登板予定日に備える。特に登板前日は外出せず、翌日のマウンドに集中する、というのが一般的な過ごし方とされてきた。

 だが終盤の大谷は違った。27日に代打で出場し1安打。翌日に1安打完封を成し遂げるという離れ業。疲労度は計り知れないが、その過酷な状況の中で、投打で結果を残したという事実は、もはや揺らぐことはない。

 終わってみれば、ソフトバンク相手に15勝9敗1分と勝ち越したことが大きかった。そのソフトバンク戦、打者として打率.411、9本塁打。投手として4試合2勝、防御率1.26と抜群の成績を残したのが大谷だった。

「大谷翔平の一年だった」と言われても不思議ではない、圧倒的な存在感。10月のクライマックスシリーズ、日本シリーズでもカギを握る存在だ。常識を超越した二刀流の2016年は、まだ終わりではない。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
 圧倒的な存在感も、二刀流ゆえに規定打席に到達しないなど、記録や評価をどう見るのだろうか。

大谷翔平 日本ハム 10勝!20発!100安打!胴上げ投手・大谷、劇画ばりMVP級活躍

◆西武0―1日本ハム(28日・西武プリンス)

 日本ハムが西武に勝ち、4年ぶり7度目(東映時代を含む)のリーグ優勝を決めた。大谷は優勝決定試合では史上初となる1安打完封を同じく史上最多となる15奪三振で飾り、3年連続の2ケタ勝利をマーク。プロ4年目で初Vの二刀流右腕は「10勝・20発・100安打」という劇画でしかあり得ないようなMVP級の活躍だった。ソフトバンクとの最大11・5ゲーム差をひっくり返す「日本ハム版メークドラマ」が完結した。

 誰も想像できないことをやってのけた。大谷は地鳴りのような大歓声が響く西武プリの真ん中で、両腕を高く突き上げた。4年ぶりのリーグ制覇は人生初優勝。胴上げ投手としてつかんでみせた。

 「いやぁうれしいですね。自分の(投げる)番に回ることはなかなかあることではない。しかも、(高校先輩の西武・菊池)雄星さんが先発で、僕的には特別。勝つには最高のシチュエーション。楽しく投げられた」

 最後まで圧倒した。最速は159キロ。それでもキレのある直球、スライダーで寄せ付けなかった。5回1死から森に右前打を許すまで完全投球。5回1死一塁の中村からは、5者連続を含む15奪三振。自身の持つ球団記録1試合16三振に迫り、優勝決定試合では史上最多となる圧巻の奪三振ショーだ。自身初の1安打完封は、これもV決定ゲームでは史上初。記録ずくめの1年にふさわしかった。

 「こみ上げてくるものがありましたけど、常に淡々と冷静にいけた。自分(の気持ち)を制御できた」

 5月22日の楽天戦(札幌D)から自身最長となる9連勝で、3年連続の2ケタとなる10勝目。打者としてはシーズン22本塁打&104安打。真の二刀流としてフル回転した。この日の試合前には「最高の舞台を用意してくれてありがとうございます」と言って出陣。栗山監督は「褒めたことはないけど…最高でした」と褒めちぎった。

 栗山監督からプレゼントされたボールが“道しるべ”となった。12年冬。メジャー行きに心揺れる大谷に、同年の日本ハム・巨人の日本シリーズ使用球を手渡された。今でも岩手県内の自宅のリビングに飾ってある。こんなメッセージが青いペンで記されている。

 「大谷君へ 夢は正夢 誰も歩いたことのない“大谷君の道”を一緒に作ろう! 栗山英樹」

 リアル二刀流、日本最速164キロ、投手による先頭打者弾、投手20本塁打超え…。指揮官に導かれ、伝説的なパフォーマンスを見せてきた。岩手・花巻東高から使い、高い目標に到達するためのノルマを記した72分割の目標設定シートには毎オフ記入。ど真ん中に究極目標を書き、それを達成するために必要な要素を周辺に散らしていくものだ。「自分には時間がない。(野球人生は)長いようで短い」と緻密な目標設定のもと、時間を惜しむように突き進んできた。

 兄・龍太さんの使うグラブを見よう見まねで使い、小学3年生で本格スタートさせた野球人生。7歳上の兄の背中を追って成長し、高3夏に160キロを出した。しかし、チームの全国制覇とは無縁。負けては涙する日々だった。

 「国際大会や(21日の)ソフトバンク戦。重圧のかかるマウンドは一番成長できる。優勝を決めて、最後まで投げたことで自分が成長出来る」

 規定打席、規定投球回には届かなかったが、最大11・5差からの大逆転Vで、疑いようのないMVP級の活躍を見せた。22歳の秋。野球漫画でも描けない完全無欠のストーリーを完結させた。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 圧巻の投球で、1安打完封はすばらしい。
 日本ハムの優勝は誰も思っていなかっただろう。

2016年9月28日水曜日

大口病院 横浜市 連続中毒死、未使用点滴に針の穴

 横浜市の大口病院で、点滴に異物が混入され入院中の男性2人が中毒死した事件で、まだ使われていない点滴約50個の中に注射針を刺したような穴が見つかったことが新たにわかった。ゴム栓に穴が開いた点滴は、少なくとも数個あり、中毒死した2人以外の患者の名前が書かれていた。病院関係者は、夏ごろから亡くなる人が増えたと証言している。捜査関係者によると、7~9月の間に約50人が死亡したという。入院治療の制度が変わり、重症の患者が長期療養できる大口病院に続々と入院するようになり、なかには、入院してすぐに亡くなる人もいたという。大口病院の高橋院長は「内部の関係者ということも否定できない段階」と述べた。病院では、警察に協力し、過去に亡くなった人のカルテも調べていくとしている。
(テレビ朝日ニュース)

 50人死亡は怖い。

大谷翔平 人生初優勝投手だ!28日先発で決める「勝ちます」

◇パ・リーグ 日本ハム0―3西武(2016年9月27日 西武プリンス)

 負けた。待った。持ち越した――。優勝へのマジックナンバーを1としていた日本ハムは27日、西武戦に0―3で敗れた。試合終了から47分後、2位・ソフトバンクがロッテに勝利。4年ぶりのリーグ優勝は、大谷翔平投手(22)が先発登板する28日の同戦(西武プリンス)にお預けとなった。この日、大谷は7回に代打出場。プロで初めて登板前日に打席に立ち、二塁打を放った。二刀流エースが最後の力を振り絞り、人生初の優勝をつかみ取る。

 午後8時29分に試合が終わった西武プリンスドームの大型ビジョンに9時2分、QVCマリンで行われていたソフトバンク戦の中継が映し出された。日本ハムファンがロッテの応援歌を歌い始め球場に残って待つナインも三塁ベンチに出てきて戦況を見つめた。

 他力で優勝は決まらなかった。9時16分に決着したソフトバンクの勝利を見届けた大谷は、すぐさま立ち上がり、帰りのバスへ歩を進めた。

 「(ソフトバンクの勝利は)なんとも思わなかった。明日(28日)取るだけなので、しっかり抑えて勝ちます」

 マジック1で迎えた一戦だった。28日の予告先発として発表された大谷は、登板前日のためスタメンこそ外れたが、ベンチ入りした。栗山監督は試合直前「一応、準備させる」と言った。投手としてブルペン待機し、9回のマウンドに「胴上げ投手」として立つプラン――。ただ、初回2失点で追う展開となり、代打待機に専念した。

 そして、出番は来た。3点を追う7回2死一塁で「代打・大谷」のアナウンスが響く。快投する岸の初球、146キロ内角直球を強振し、「僕に回ってきた時には疲れていた。内側は来ると思っていた」。詰まった打球が幸いし、打球は中堅手・秋山の前へ落ちて一気に二塁を陥れた。零敗の中で、存在感を示した。

 新人だった13年に代走出場の翌日に救援登板したケースが1度あったが、登板前日の打席は初体験。大谷自身は「特に変わりはなかった」とサラリと振り返るが、異例のことだった。先発前日の投手は通常、試合前や試合中に球場を離れる。ただ、この日は勝てば優勝が決まる試合。栗山監督は「どっちにしても(球場に)残らないといけない日だった」と起用法を思案し、決断した。

 さあ、仕切り直し。大谷にとっては人生初の「優勝投手」の可能性があり、3年連続2桁の10勝目も懸かる。投げ合う相手は花巻東の先輩で、憧れの存在でもある菊池。栗山監督は「何でもいいから勝ってほしい。自分たちで勝つしかない」と気合を入れ直した。白星を挙げれば、空前絶後の同一シーズン「10勝、20本塁打、100安打」達成となる。大一番に出番が回るのも何かの導き。大谷翔平、16年レギュラーシーズンの集大成だ。(柳原 直之)

 ≪両軍引き分けでもV≫日本ハムが敗れソフトバンクが勝ったため、日本ハムの優勝マジックは1のまま。28日の西武戦に勝つかソフトバンクがロッテに敗戦、または両チームがともに引き分けで優勝が決まる。

 ▽大谷と菊池の対戦 投げ合いは過去3試合あり、大谷が2勝0敗。14年4月12日(札幌ドーム)は5回2/3を1失点で勝利、同年7月2日(西武ドーム)は7回2失点で勝敗なし(日本ハムは敗戦)、15年8月26日は8回無失点で勝利した。また菊池と打者・大谷は、大谷が新人だった13年開幕直後の3月30日に対戦し、2打席2三振だった。
(スポニチアネックス)

 大谷で勝ってスッキリしたい。

10月15日の「MotoGP 日本グランプリ」前夜祭で「マルク・マルケス」「ダニ・ペドロサ」両選手がトークショー

 ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で10月14日~16日に開催される「2016 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第15戦 MOTUL 日本グランプリ」で、決勝レース前日となる10月15日に実施される前夜祭「MotoGP クラブナイト!」にレプソル・ホンダチームのワークスライダーであるマルク・マルケス選手、ダニ・ペドロサ選手が参加。トークショーを実施すると発表された。

 ツインリンクもてぎの中央エントランス グランプリオアシスに設置される「Motoステージ」で17時~19時30分に開催されるMotoGP クラブナイト!は、かつて2輪レースで活躍したレジェンドライダーや現役選手によるトークショー、日中に実施されたテスト走行や予選走行などの映像が放映され、DJパフォーマンスなどと合わせて翌日に開催されるMotoGP決勝レースを盛り上げていくイベント。

 このステージに、今シーズンのMotoGPで223ポイントを獲得し、2位に43ポイント差をつけてシリーズランキングのトップとなっているマルク・マルケス選手、2015年に開催された日本グランプリでレインコンディションの難しいレースでシーズン初勝利をつかみ取ったダニ・ペドロサ選手が登壇。日本グランプリでの活躍も期待される2選手から、翌日の決勝レースに向けた意気込みなどが語られる予定となっている。

 Car Watch,編集部:佐久間 秀

大谷翔平 日本ハム 先発前日に異例の代打出場で二塁打

<西武3-0日本ハム>◇27日◇西武プリンスドーム

 日本ハム大谷翔平投手(22)が、またしても球界の歴史を塗り替えた。

 28日同戦(同)の予告先発がすでに発表されている中、異例の登場で、7回2死一塁から代打で左中間へ二塁打を放った。好投を続けていた西武岸の初球をたたいた。「内側(内角)には来るだろうなと思った。しっかり打ててよかった」と狙い澄ました一打だった。得点にはつながらず、この日の胴上げは持ち越し。リーグ制覇は自身のマウンドに託されることになった。「明日取るだけなので。しっかり抑えて勝ちます」と力強く宣言していた。
(日刊スポーツ)

 やはり大谷がいないと勝てない。
 残り2試合で、1勝すれば優勝はおもしろい。

2016年9月27日火曜日

日本ハム 大逆転V王手!大谷ブルペン待機も 胴上げ投手ある

◇パ・リーグ 日本ハム4―3オリックス(2016年9月26日 京セラD)

 ついに王手!4年ぶりのリーグ制覇を目指す日本ハムは26日、オリックスに競り勝ち、3連勝。2位・ソフトバンクが敗れたため、マジックは2つ減って1となった。「3番・DH」で先発した大谷翔平投手(22)は6回に追加点となる適時打。27日の西武戦(西武プリンス)はブルペン待機し、胴上げ投手を務める可能性もある。最大11・5ゲーム差からの大逆転Vは目前。プロ野球史上に残るハイレベルなマッチレースを制し、栗山英樹監督(55)が宙に舞う。

 1点差を逃げ切った直後、京セラドームの三塁ベンチ裏は異様な熱気に包まれた。選手や首脳陣は、タブレット端末などでQVCマリンで行われていたソフトバンク戦のネット中継を観戦。コーチ室にいた栗山監督は「“向こう”が(通信速度が)速いって言うから」と食堂へ移動した。そして、コーヒーカップを受け取ったそのタイミングで、ソフトバンクがサヨナラ負けした。ロッカールーム、マッサージ室、至るところで歓喜の雄叫びが時間差で響いた。

 「今は考えの整理がつかない…」。会見に姿を見せた指揮官の顔は興奮で紅潮していた。ついにマジック1まで来た。11・5ゲーム差からの大逆転Vは、いよいよクライマックスを迎える。

 その原動力は間違いなく大谷だ。1点リードの6回無死二塁。東明のフォーク、低めのボール球をバットの先端で拾い上げた。「ゴロで引っ張れる球を待っていた。進塁打しか狙っていなかった。安打になればなお良し」。右前適時打で2点目を追加すると、中田も左翼線二塁打で好機を広げ、この回3点を奪った。前日の楽天戦(札幌ドーム)でも同点打に、サヨナラの生還。優勝へのカウントダウンを22歳が力強く後押ししている。

 21日の首位攻防・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では「リアル二刀流」で白星を挙げ、翌22日は打者でスタメン出場。だが、23日の楽天戦(札幌ドーム)では疲労を考慮されて先発を外れ、試合は敗れた。栗山監督は「負ければ(大谷の起用を)物凄く悩むんだよ」と胸中を吐露する。二刀流はケガをさせないことが絶対条件。この日は移動ゲームだけに、前日の試合後は野手出場に慎重な考えを示していた。だが、熟慮に熟慮を重ねた結果、「3番・DH」での起用を決断し、そして大谷も結果で応えた。

 27日の西武戦。栗山監督は大谷の起用法について「このままずっと打者でいった方がいいのか、考える」と明言を避けた。「あと1つ自分たちで勝ちきるだけ」と言うように、勝てばソフトバンクの結果にかかわらず優勝が決まる。まさに二刀流の真価を発揮する舞台は整った。野手ではなく、投手としてブルペン待機し、9回のマウンドに「胴上げ投手」として立つ可能性は十分にあり得る。

 「あす(27日)勝って決めるだけ」と大谷は力強く語った。栗山監督の起用に応え続けた二刀流4年目。栄冠はマウンドでつかみ取る。(柳原 直之)
(スポニチアネックス)

 明日の先発は大谷だろう。
 今日は打者・大谷が不在で勝てるかが問題だけど。

<JAF調査>横断歩道に歩行者 「止まらない」車9割

 信号のない場所で横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、9割以上の車が一時停止していないことが26日、日本自動車連盟(JAF)が公表した自動車運転に関する全国調査の結果でわかった。大部分のドライバーが歩行者優先のルールを守らず、道路交通法に違反する行為が横行している実態が明らかになった。

 調査は8月15日~9月1日、全国47都道府県の計94カ所で実施。平日午前10時~午後4時の間に、片側1車線の道路上に信号機が設置されていない横断歩道でJAF職員が横断を試みた。この結果、通過した乗用車と自家用トラックの計1万26台のうち、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したのは757台と全体の7.6%のみ。調査した94カ所のうち48カ所では、止まった車が5%未満だった。

 道交法は、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる際、横断歩道の直前で車を一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けている。違反者には3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金が科される。現実には取り締まりはほとんどなく、歩行者が車に道を譲ることで事故を防いでいる状態だ。全日本交通安全協会の幹部は「横断するのが子どもやお年寄りでも車はほとんど止まらないだろう。警察官が張りついて取り締まるのは難しく、運転者の良識に任せざるを得ない面がある」と、お手上げ気味。JAFの担当者は「運転免許取得時に必ず習うはずなのに忘れてしまうのか、道交法違反の認識がない可能性がある。今後のキャンペーンで啓発活動に取り組みたい」と話した。

 JAFは今回の調査に先立ち、6月にインターネットで全国アンケートを実施。「信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているのに、一時停止しない車が多いと思う」との回答が86%に上っていたことから、初の実態調査に乗り出した。【鳴海崇】
(毎日新聞)

 防犯カメラを設置して、取り締まればOK。




 

小沢代表「異様な光景」首相演説で自民議員が起立

 生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表は26日の定例会見で、安倍晋三首相が衆院で行った所信表明演説の際、自民党議員が起立して拍手したことに触れて、「異様な光景だった」と批判した。

 首相の演説を「パフォーマンスとしてはうまい演説だった」と皮肉った上で、「特に1点、非常に心配しているのは、議場で自民党の議員が起立して拍手して、本人も拍手していたことだ。この政府の姿勢と、それが国民に受け入れられるとすれば、国民と日本社会の異常性を感じた」と述べた。「ああいうことは、今まで、日本の議会では見られないと思うし、北朝鮮か中国共産党大会みたいな感じで、ちょっと、ますまず不安を感じた」と述べた。

 一方、首相が進めるアベノミクスについて「宣伝とは裏腹に、矛盾とひずみを拡大してきているにすぎない。これを経済政策と呼んでいいのかとさえ、思っている」と批判。また、首相がTPP関連法案の今国会での成立に強い意欲を示したことには、「基本的には反対だが、言い出しっぺのオバマ政権が終わりに近づいている。後継を争うのヒラリー・クリントン氏もトランプ氏も、反対か消極的な立場だ。アメリカが新しい大統領になって(TPPに)消極的となると、何をやっているか分からない話になる」と指摘。「日本政府もメンツにこだわらず、再考すべきではないか。少なくとも、アメリカの新政権を待ってからでいいのではないか」と述べた。
(日刊スポーツ)

 確かに中国や北朝鮮か。
 景気が良くならない状況で、消費税増税、配偶者控除廃止で家計にしわ寄せが来るのはどうなんだろうか。
 

大谷翔平 悩ましい大谷の起用法=プロ野球・日本ハム

 日本ハムの大谷が貴重な追加点をたたき出した。1-0の六回無死二塁で東明の初球のフォークを捉え、右前に落とす適時打。「いい投手なので初球からいければいいと思った。最低限の仕事はしっかりできた」と胸を張った。

 優勝マジックを1として、27日からは敵地で西武2連戦。ともに大谷を打者起用するのか、28日は中6日で先発させるのか。栗山監督は「分からないな。いろんな状況を考える」。打撃好調なだけに、指揮官はうれしい悩みに頭を抱えた。
(時事通信)

 今日負けたら、明日の先発もあるだろう。
 二桁勝利したい。

日本ハム 大逆転の4年ぶりリーグVへ王手 ついにマジック1、27日にも優勝

ソフトバンク敗れてM1、陽岱鋼が先制弾&大谷が適時打
 日本ハムが26日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で4-3で逃げ切り勝ち。2位ソフトバンクが敗れたため、優勝マジックを「1」に減らした。最短で27日に4年ぶりのリーグ優勝が決まる。

 5回、陽岱鋼の左中間14号ソロで先制。6回は大谷が無死二塁から右前適時打を放つと、2死満塁から大野、中島の連続押し出し四球で2点を追加した。

 先発の新人・加藤は6回に4連打で2点を奪われたところで降板。2番手・鍵谷は続く無死満塁で西野の投ゴロをファンブル。急いで本塁送球したが、セーフの判定となった。1点差に迫られたかにみられたが、ここで栗山監督が本塁クロスプレーのリプレー検証を要求。セーフからアウトに判定が覆った。

 このビデオ検証で流れが変わり、鍵谷は1死満塁のピンチで2者連続三振に仕留めた。7回は石井が無失点。8回は谷元が1点を失うもリードを守り、9回は宮西が1死一、二塁のピンチを抑えて逃げ切り。最後は2死一、二塁となってから中島のピッチャーライナーをもぎ取った。加藤は7勝目をつかんだ。

 27日の西武戦(西武プリンスドーム)は9月途中まで抑えを任されていた左腕・吉川が先発する。4年ぶりのリーグVを一気につかみたいところだ。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 マジック1で今日にも優勝だろう。

2016年9月26日月曜日

安倍首相、「未来」を18回=「世界一」もキーワード―所信表明演説

「4年後の東京五輪・パラリンピックは、必ずや、世界一の大会にする。同時に、わが国の『未来』を切りひらく」。

 安倍晋三首相は26日の所信表明演説の冒頭、リオデジャネイロ五輪の日本選手の勇姿をたたえた上で、2020年以降を見据えた国造りへの意気込みを語った。キーワードの「未来」は計18回使われた。

 演説は約7300字。「1億総活躍の未来」「農林水産業の未来」「沖縄の未来」など政策課題に「未来」が付けられており、経済対策は「未来への投資」と銘打ち、子育て支援と介護の拡充を挙げた。民進党が「人への投資」を掲げていることが念頭にあるとみられる。

 結びでは、熊本県山都町の江戸時代に建造された水路橋「通潤橋」を取り上げた。4月の熊本地震にも耐えた復興のシンボルとして、「まさに『未来の架け橋』となった」と語った。

 もう一つのキーワードは「世界一」で、8回登場した。首相は、地元・山口県にあるかまぼこ店が生産機械製造で世界の約7割のシェアを占めていることを紹介し、「世界一を目指す気概」を強調。日本の力量を世界に示したいとの意欲を随所にちりばめた。
(時事通信)

 だんだん具体性が乏しくなる演説はつまらない。
 
 配偶者控除廃止は、増税につながり、家計を圧迫するが、財務省は賛成だろう

MotoGP第14戦アラゴンGP 決勝トップ3コメント

マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(決勝1位)
「スタートはあまりよくなかった。序盤から攻めたけど、ミスをし、ほとんどフロントを失いかけた。それで考えたんだ。OK、タイヤが温まるまで慎重に行こうと。ここ数戦、ロッシがステップバイステップでポイント差を縮めて来たから、今日の結果には満足している。今日は勝てて本当によかったよ」

ホルヘ・ロレンソ/モビスター・ヤマハ・MotoGP(決勝2位)
「ウオームアップの転倒が今日の2位につながった。クラッシュでハードリアタイヤを装着したスペアバイクを使わなければならなかったからだ。最初からフィーリングがよかった。この選択が助けになり、めいっぱい攻めることができ、期待以上にウイナーに接近することができたんだ」

バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP(決勝3位)
「異なるセッティングでスタートし、最後まで戦えることを望んでいた。でも、スピニングがひどかったんだ。残念なことにブレーキングでミスしてしまった。これがなければ最後まで2位争いできたと思う。でも、表彰台を獲得できたからOKだ」

[オートスポーツweb ]

MotoGP第14戦アラゴンGP 決勝:マルケスがドイツGP以来の今季4度目の優勝

 MotoGP第14戦アラゴンGP、MotoGPクラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝レースを行ない、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温22度、路面温度36度のドライコンディションで争われた。好スタートを切ったのはマーベリック・ビニャーレス(スズキ)。しかし、1周目の15コーナーでマルケスがトップに浮上する。ところが2周目の7コーナーでマルケスが振られて5番手に後退する。これで再びビニャーレスがトップに立ち、8周目までレースをリードする。9周目にバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)がトップに浮上。マルケスもポジションを回復し、2番手につける。ロッシとマルケスは3番手のホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)に約1秒半のリードを取ってトップ争いを展開。12周目の15コーナーでマルケスがトップを奪う。

 マルケスは15周目にはファステストを記録して2番手のロッシとの差を広げる。レース終盤にはその差は3秒前後に広がり、マルケスがシーズン4勝目を記録した。

 ロッシは終盤の19周目の3コーナーで追い上げて来たロレンソに交わされ3番手に後退。接戦のバトルを繰り広げるが、22周目にロレンソの前に出ようとしたロッシがコースオフ。その間に二人の差は一気に3秒近くに広がり、ロレンソが単独2位でゴール、ロッシは3位でチェッカーを受けた。

 ビニャーレスが4位でゴール。終盤に追い上げたカル・クロッチロウ(LCRホンダ)が5位に入賞し。最終ラップにアレイシ・エスパルガロ(スズキ)を交わしたダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が6位に入賞。アレイシが7位、8位にポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)が入賞した。

 9位にアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、10位にステファン・ブラドル(アプリリア)が続き、アプリリア勢が健闘を見せた。アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)は序盤はセカンドグループにつけていたが、中盤以降後退、11位入賞となった。12位にミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、13位にエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)、14位にユージン・ラバティ(アスパー・チーム)が続き、代役参戦のニッキー・ヘイデン(マークVDS)は15位入賞。

 16位にヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)、ダニロ・ペトルッチ(プラマック)はライドスルーペナルティを受けて17位。18位にロリス・バズ(アビンティアレーシング)、スタート直後に転倒したスコット・レディング(プラマック)は再スタートして19位でゴール。ティト・ラバット(マークVDS)は転倒リタイア。フリー走行3回目の走行開始直後に転倒を喫し左足を負傷したアレックス・ロウズ(ヤマハ・テック3)は決勝を欠場した。

 チャンピオンシップはマルケスがリード、ランキング2位のロッシとの差は52ポイントに広がった。今レースでヨーロッパラウンドはいったん終了。次戦の日本GPからオーストラリアGP、マレーシアGPのフライアウエイ3連戦が続いた後、再びヨーロッパに戻って、最終戦バレンシアGPとなる。
(AUTO SPORT)

 残り4戦。次は日本GP。マルケスの年間チャンピオンは堅いだろう。

大谷翔平 3安打&「無我夢中」サヨナラ暴投生還 パ初100安打&勝ち星

◇パ・リーグ 日本ハム2―1楽天(2016年9月25日 札幌D)

 打って、走って、優勝へのカウントダウンだ!日本ハム・大谷翔平投手(22)が25日、楽天戦の延長11回に中越え二塁打で出塁すると、2死三塁から相手暴投でサヨナラ勝ちのホームを踏んだ。初回に今季100安打目の左前打、1点を追う8回には起死回生の同点打を放つなど3安打1打点と躍動。2位・ソフトバンクが敗れて優勝マジックは3となり、最短で27日にも4年ぶりのパ・リーグ制覇が決まる。

 両拳を突き上げ、歓喜のウオーターシャワーを浴びた。「これなら何回受けてもいい。凄くうれしい」。少年のような無邪気な笑顔がはじける。延長11回、大谷がまさかの結末でサヨナラ勝ちのホームを踏んだ。

 11回、2死三塁で打席にはレアード。福山の初球はワンバウンドとなって捕手・足立が後ろにそらし、三塁走者・大谷は本塁へ勢いよくスライディングした。今季8度目のサヨナラ勝ち。先にソフトバンクが西武に敗れて、マジックは一気に2つ減って3となった。

 大谷は11回に先頭でこの日3安打目となる中越え二塁打を放った。「弾道が低かったので(スタンドに)行きはしないと思ったけど、越えてくれると思った」。弾丸ライナーは中堅フェンスにワンバウンドで直撃。規格外の打球だった。幕切れのシーンはさすがに予想できず「レアード、打ってくれと思っていた。うれしくて、無我夢中で走った」と笑った。

 チームの窮地を救ったのも大谷だった。0―1の8回2死三塁でミコライオの初球を叩き、起死回生の中前同点打。初回にはプロ初のシーズン100安打となる左前打を放った。同一シーズンで投手として勝ち星を挙げ、100安打達成はパ・リーグ初めての快挙だ。この日、札幌ドームは超満員の観衆4万1138人を集め、04年の北海道移転後初の観客動員200万人突破。節目の安打と劇的な勝利で花を添えた。

 21、22日のソフトバンクとの天王山2連戦では投手野手同時出場の「リアル二刀流」の翌日野手先発という初の起用法に結果で応えた。22日の試合前。エアロバイクでの有酸素運動などで疲労回復に努めた大谷は「久々に(100球以上)投げた割に(疲れが)抜けていた」。白水直樹コンディショニング担当は「(登板後は)足が張る投手が多いが、大谷はあんまり(足は)張らない」と証言した。技術はもちろん、天性の柔軟性と肉体的な成長がシーズン最終盤の戦いを支えている。

 チームは61年以来の貯金32とし、最短で27日に優勝が決まる。大谷は「あす(26日)しっかり勝てれば」と一戦必勝を誓った。最高のフィナーレはもうすぐそこに見えている。(柳原 直之)

 ≪球団新シーズン84勝≫日本ハムが延長11回サヨナラ勝ち。ソフトバンクが敗れたため優勝へのマジックは2つ減って3となった。今季はこれで84勝目。東映時代の61年にマークした球団記録の83勝を55年ぶりに更新。また、サヨナラ勝利は今季8度目。パではロッテの7度を上回り最多、チームで8度以上は95年の9度以来21年ぶりだ。なお現日程での最短胴上げ日は27日。

 ≪猛打賞なら勝率・818≫大谷(日)が8回の同点適時安打を含む3安打。今季猛打賞は9度目で通算11度目。大谷が猛打賞を記録した試合にチームは9勝2敗、勝率・818と勝利に直結するケースが多い。これで今季の安打は102本。入団4年目で初めて100安打に乗せた。投手としては今季9勝をマーク。同一シーズンに勝利&100安打は51年藤村富美男(阪神)が1勝、131安打で記録して以来65年ぶり。パでは大谷が初めてだ。なお、2桁勝利&100安打なら49年野口二郎(阪急=10勝、109安打)以来になるがどうか。
(スポニチアネックス)

 大谷の活躍はすばらしい。

日本ハム 優勝間近 M3だ!大谷、同点打&サヨナラ生還!「もううれしくて…」

◆日本ハム2×―1楽天=延長11回=(25日・札幌ドーム)

 日本ハムが今季8度目のサヨナラ勝ち。2位・ソフトバンクが敗れたため、優勝マジックを一気に3へと減らした。勝利の立役者は大谷だ。初回に左前打を放ち、パ・リーグ史上初の同一シーズンでの100安打&勝ち星をマークすると、1点を追う8回には同点適時打。延長11回先頭には二塁打で出塁し、2死三塁から福山のサヨナラ暴投で決勝のホームを踏んだ。チームは東映時代の1961年を抜いて、球団新記録のシーズン84勝。最短で27日に、4年ぶりのリーグ優勝が決まる。

 超満員の札幌Dが激しく揺れる。大谷は“ガラ空き”の本塁へ勢いよく滑り込んだ。同点の延長11回。先頭で中越え二塁打を放ち、田中賢の遊ゴロで三進。レアードへの福山の初球が外角低めへ大きく外れた。まさかのサヨナラ暴投で勝利し、一気に優勝マジックは3となった。歓喜の水でビショビショになった中でのお立ち台。「もううれしくて…。無我夢中で走りました。(同僚の祝福に)これなら、何回受けてもいい」と興奮を隠さなかった。

 同点打もこの男だ。1点を追う8回2死三塁。ミコライオの初球ツーシームを中前へ打ち返し、右腕を突き上げて喜んだ。直前に左腕・金刃からスイッチしたばかり。「西川さんに特徴を教えてもらって。(変化球の)変化量とか質とか。基本的にはきれいな真っすぐはない。(今季初対戦で)印象はなかったが、初球から行けて良かった」。初回2死の左前打で、リーグの投手では初のシーズン100安打を達成。今季9度目の猛打賞と暴れまくった。

 21、22日のソフトバンク戦(ヤフオクD)でリアル二刀流→野手フル出場とフル回転。23日の楽天戦は“休養日”となった。トレーナー室でマッサージを受けながら試合観戦。チームは敗戦したが、「次のチャンスをもらった時に活躍できれば」と活力に変えた。

 今季中から肩・肘をケアする小型電気治療器を使用する。レンジャーズ・ダルビッシュらも愛用しているという球状の治療器「ハイパースフィア」など複数を自費購入。時間を見つけては、激闘で痛む体のケアに努めてきた。「緊迫した中で野球をやるのは初めて。充実した毎日。緊張もワクワク感もどっちもある」。しびれるV争いも自身へのカンフル剤となっている。

 球団新記録のシーズン84勝目。最大11・5ゲーム差からの逆転Vが決まるのは、最短で27日だ。大谷はその日、先発登板する可能性がある。「優勝だけを考えてやっている。できる限り早く決めたい。(優勝への)自信はシーズン前から持っている」。優勝投手として、初体験のリーグ制覇へ―。最高の瞬間まで、いよいよカウントダウンに入った。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 ほぼ間違いなく日本ハムの優勝だろう。
 日本ハムは、残り2勝2敗の場合、ソフトバンクは全勝・5勝しないと優勝できない。

2016年9月25日日曜日

大谷翔平 同点打に喜び爆発 予想外のサヨナラ生還「うれしくて無我夢中」

◇パ・リーグ 日本ハム2―1楽天(2016年9月25日 札幌D)

 首位の日本ハムが予想外の結末で延長11回サヨナラ勝ち。8回に同点適時打を放ち、11回には先頭で二塁打を放った大谷の活躍が光った。

 サヨナラのホームを踏み、チームメイトから手荒い祝福を受けた大谷。楽天・福山の暴投というまさかの幕切れだったが、「うれしくて無我夢中で走りました」と勝敗が決した瞬間を振り返った。

 1点を追う8回には殊勲の同点適時打を放ち、一塁塁上で喜び爆発。「すごくうれしかったです」と満面の笑みで答えた。

 チームは北海道移転後初めて、ホームゲームの年間来場者数が200万人を突破。大谷は「こうやって優勝争いできているのも、応援してくれているおかげです。これからもよろしくお願いします」と満員のスタンドへ感謝し、「一戦必勝、全員野球で頑張ります」と残りマジック3となったリーグ優勝を見据えた。
(スポニチアネックス)

 打者・大谷のおかげで勝てそうだ。

【日本ハム】“神ってる男”増井「ここぞ」の神投球で自身6連勝

◆日本ハム4―1楽天(24日・札幌ドーム)

 日本ハムは楽天に快勝し、東映時代の1961年に並ぶ、球団記録となる83勝目を挙げ、マジックを5に減らした。先発の増井は5四球と制球が荒れたが、要所をしめて6回2安打無失点。自身最長となる6連勝で9勝目をつかんだ。打線は4回に中田の先制打、陽岱鋼の13号3ランで則本を攻略。2位・ソフトバンクも勝ったため、最短でのリーグ優勝は27日となった。

 優勝へのカウントダウンを進めたのは、増井だった。6回2安打無失点の好投。自身6連勝で9勝目をマークした。「前半苦しんだけど諦めなかった分、野球の神様が助けてくれているのかな」。マジックを5に減らし、かつての守護神は笑みを浮かべた。

 日本ハム版“神ってる男”だ。これでクローザーから先発に転向後、8試合に登板し、6勝1敗、防御率1・10。さらに先発した試合では2度、チームを首位に押し上げる救世主ぶり。右腕は「最初は監督がどう考えているか理解できなかったけど、先発で新しい投球スタイルが見えた」。負ければソフトバンクのマジック再点灯の可能性もある一戦で、役割を果たした。

 重圧もはねのけた。「昨日の段階から緊張していた。(マウンドへ)上がったらやっぱり違った」と、初回先頭から2者連続で四球を許した。それでもピンチを切り抜けると、2回以降は走者がいない状況でもクイック気味に投球。「きょうは(クイックが)合っていた」と、引き出しの多さも見せた。先発では自己最悪の5四球と苦しんだが、ホームは踏ませなかった。

 感謝の思いも力に変えた。23日に武田勝が現役引退を表明した。先発転向を告げられた直後には「納得いかないこともあると思うけど、我慢してやるしかない」と言葉をかけてくれた大先輩。試合後は「勝さんみたいにコントロールがいい投球はできなかったけど、勝ててよかった」と振り返った。

 55年ぶりに球団タイの83勝を挙げた。栗山監督は立役者の右腕を「気持ちを感じた。よく投げてくれた」とたたえた。今後は中5日でチームの最終戦となる30日のロッテ戦(札幌D)で先発する可能性もある。お立ち台で増井は「一気に優勝まで上り詰めましょう」と声を張り上げた。残り5試合。4年ぶりの歓喜の瞬間は確実に近づいている。(後藤 亮太)

 ◆1961年の東映 巨人を退団した名将・水原茂監督が就任。巧みな手綱さばきで前年5位のチームが生まれ変わり、2位に進出。中でも30勝の土橋正幸、首位打者の張本勲と投打の両輪がチームを引っ張った。8月には首位に10ゲーム差を付けられていたが、9月に11連勝で首位に躍り出た。だが、10月にゲーム差0で激突した2位・南海に3連敗を喫するなど、チーム新記録の83勝(52敗5分け)も優勝に結びつかなかった。
(スポーツ報知)

 背中のソフトバンクが気になるが、全部勝つしかない。

【ソフトバンク】日本ハムに離れない1差ピタリ!離脱和田の代役・中田が6回0封

◆西武3―4ソフトバンク(24日・西武プリンス)

 感謝しても、しきれなかった。左肘痛の影響で登録を抹消されたソフトバンクの和田は「中4日で投げさせてしまったのは僕のせい。カバーしてくれた」と中田に頭を下げた。

 和田が先発予定だった試合で代役を任された中田は、今季チーム初の中4日で先発した。「体力と馬力だけが僕の長所。何とかそれを見せられた」と圧巻の投球を見せた。初回、2者連続四球などで1死一、三塁とされたが、メヒアを遊ゴロ併殺に打ち取った。「投げていくにつれて、感覚が良くなった」。6回1安打無失点。2回以降は二塁すら踏ませなかった。

 和田は福岡に戻らず、チームに帯同することを希望した。「『抹消になったからサヨナラ』じゃ寂しいし、あまりにも無責任」。少しでもチームの役に立ちたい一心だった。当初は26日のロッテ戦に先発予定だった中田を「体は大丈夫か? 悪かったな。今日は頼むぞ」と気遣い、試合後には「僕はいいので(中田)賢一の記事を大きくしてあげて下さい」とねぎらった。

 工藤監督も「よく投げてくれた。気持ちがすごく出ていた」と絶賛。25日の結果次第ではソフトバンクに逆マジック5が点灯する。(福谷 佑介)
(スポーツ報知)

 粘るねー。

MotoGP第14戦アラゴンGP予選:マルケスが今季6度目のポールポジション獲得

 MotoGP第14戦アラゴンGP、MotoGPクラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで2日目の予選を行い、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が1分47秒117でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルケス。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたダニロ・ペトルッチ(プラマック)とステファン・ブラドル(アプリリア)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。

 気温26度、路面温度42度のドライコンディションで争われたQ2で、マルケスは1回目のアタックで1分47秒117を記録。2回目のアタックでこのタイムをマルケス自身も上回ることができず、マルケスが今シーズン6回目となるポールポジションを獲得した。

 2回目のアタックで1分47秒748を記録したマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が2番手に続き、ラストアタックで1分47秒778を記録したホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)が3番手とフロントロウを獲得。

 4番手に1分47秒819でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、5番手に1分47秒843でカル・クロッチロウ(LCRホンダ)が続いたが、クロッチロウは最後のアタックラップの1コーナーで転倒を喫してしまったが、ダメージはなく、インディペンデントチーム勢のトップとなった。バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が1分47秒951で6番手に。初日総合トップのダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)はラストアタック中に15コーナーで転倒を喫し、1分48秒017で7番手に。ペドロサにダメージはない模様。8番手に1分48秒230でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)が続き、Q1からQ2に進出したペトルッチが、1分48秒236で9番手。スコット・レディング(プラマック)が1分48秒242で10番手となった。

 午前中のフリー走行3回目で2度転倒を喫したポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)は1分48秒448で11番手。ブラドルは1分49秒083で今シーズンベストタイとなる12番手。

 以下、Q1の結果順にエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が1分48秒699で13番手、アルバロ・バウティスタ(アプリリア)が1分48秒904で14番手、ヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)が1分48秒954で15番手。

 16番手に1分49秒052でユージン・ラバティ(アスパー・チーム)、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)の代役として参戦するミケーレ・ピロ(ドゥカティ)はQ1のアタック中に転倒を喫し、1分49秒139で17番手。ティト・ラバット(マークVDS)が1分49秒319で18番手、ジャック・ミラー(マークVDS)の代役として参戦するニッキー・ヘイデン(マークVDS)は1分49秒490で19番手。2戦の欠場から復帰したロリス・バズ(アビンティアレーシング)は1分49秒841で20番手となった。ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)の代役として参戦するアレックス・ロウズ(ヤマハ・テック3)はフリー走行3回目の走行開始直後に転倒を喫し左足を負傷、フリー走行4回目、Q1に出走しなかった。
[オートスポーツweb ]

 次は日本GPか。

患者中毒死 大口病院 横浜市 点滴液“泡立っていた” 袋に穴はなし

 神奈川・横浜市の病院で88歳の男性患者が中毒死した事件で、男性の点滴から「界面活性剤」の成分が検出されたことがわかった。

 捜査関係者によると、今月20日の午前5時前、大口病院で中毒死した八巻信雄さんの点滴を警察が分析したところ、洗剤などに含まれる「界面活性剤」の成分が検出されたという。点滴液が泡立っていたことから看護師が不審に思い、事件が発覚したという。また、八巻さんの点滴袋に穴は開いていなかったという。

 点滴袋は事件が起きた4階のナースステーションに保管され、界面活性剤入りの製品もあるため、警察はナースステーションにあるものが犯行に使われた可能性もあるとみて調べている。

 大口病院・高橋洋一院長「八巻さんご遺族には、重ねて哀悼の意を表します」「(犯行が)院内も必ずしも否定できない」

 一方、午後はじめて会見した病院長らは、今年4月以降、院内の同じ4階で、ナース服が切り裂かれたほか、カルテの抜き取りや看護師の飲み物に漂白剤らしき異物が混ぜられるといったトラブルが相次いでいたことを認めた。

 しかし、病院側では防犯カメラを出入口1か所にしか設置しておらず、スタッフへの聞き取り調査のみで、警察への相談はしていなかったという。

(日本テレビニュース)




 病院スタッフの犯行だろうか。

日本ハム大谷M減らす進塁打「もう勝つだけ」

<日本ハム4-1楽天>◇24日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(22)が、状況に応じた打撃で得点を誘発した。

 2試合ぶりに「3番DH」でスタメン出場。4回無死二塁の場面で二ゴロに倒れたが、二塁走者の近藤を三塁へ進めた。「よかったんじゃないですか、進塁打にできましたし」と納得。直後に中田の先制適時打、陽岱鋼の13号3ランが飛び出して試合を決める4点が入った。城石打撃コーチも「翔平もチームバッティングをしてくれた。すごく大きかった」と振り返ったシーン。4打数無安打に終わったが、勝利に貢献してチームの優勝マジックは「5」となった。「もう勝つだけなので、全力でやりたいです」と、残り5試合を見据えていた。
(日刊スポーツ)

 残り5試合を全部勝つしかない。

2016年9月24日土曜日

札束攻勢の巨人阪神と大違い 日ハム「主力売ります」戦略

「いい選手には違いありませんけど……」

 ソフトバンクとの首位攻防戦に連勝し、マジック6を点灯させた日本ハムのOBがこう言った。

「いい選手」とは初戦の九回2死から中堅最深部の飛球をスーパーキャッチ、あわや逆転負けのピンチを救った陽岱鋼(29)のことだ。22日も2安打1打点と連勝の立役者とも言うべきベテランに関して、OB氏が「球団内部の評価は実はそう高くないと聞きました」とこう続ける。

「野手では中田と並ぶ看板選手が今季中、FAを取得した。本人は高校時代からの希望球団で、母国の台湾にも近いソフトバンクへの移籍を望んでいるようですが、球団側に引き留めの意思を感じないのです。それどころか数年前の故障以来、肩が弱くなったという指摘すらある。陽よりイキのよい3年目の岡(25)、2年目の浅間(20)、5年目の近藤(23)らを外野で使った方が伸びシロは大きく内部が活性化されるという空気なのです。仮に陽がFAで手を挙げたとしても球団は必要以上の評価はしないでしょう」

 日本ハムは「ドラフトと育成」がチームの基本方針。外国人の補強はしても、あくまで生え抜き中心の構成だ。FAやトレードには目もくれないどころか、活性化の手段として利用する。例えばダルビッシュ(現レンジャーズ)を入札で海外へ放出しても、あえて補強はしなかった。エースが抜けたことをマイナスではなく、若手が目の色を変えるチャンスとしてとらえた。その結果、ローテに定着した吉川(28)は14勝してリーグ優勝に貢献した。監督の選手起用が偏れば、他の選手がチャンスを失うと、監督お気に入りの選手をわざわざ放出したことも過去にはあった。

 前出のOB氏がこう言った。

「今季の外国人を除いた年俸総額は12球団中6位の約20億円に過ぎない。それでも球団内部からは、2億4500万円の中田(27)を筆頭に、2億2000万円の増井(32)、1億6000万円の陽ら、費用対効果を疑問視する声が出ています。額面通りに働かない高給取りが増えてきて、大企業病かもしれないとね。3年連続100打点の中田だってウカウカできない。特にシーズン序盤はチャンスをことごとく潰してましたからね。このまま順調にいけば来シーズン中にFAを取得するし、多少、ダンピングしてもトレードに動いた方が得策という声もあります」

■中田もウカウカできない

 このオフは、中田や陽を含めた大幅なチームの活性化もあり得るというのだ。日本ハムはそうやって過去10年で4回リーグ優勝、Bクラス転落は2回しかない。活性化の手を緩めず、少額の投資で結果を出してきた。

 そこへいくと活性化どころか、札束を積んで補強の手を緩めないのが巨人と阪神だ。

 巨人の年俸総額は12球団中2位の約33億円、阪神は3位の約24億円。外国人を含めると巨人は約46億円、阪神は約31億円にハネ上がる。特にヒドいのは阪神で、毎年、カネを湯水のように使いながら過去10年、一度も優勝していない。そのうちBクラス3回。今年も最下位を争っている。

 今年のチームスローガンは「超変革」なのに、いまだ福留(39=年俸2億円)、能見(37=1億4000万円)らのベテラン頼み。14年オフにはメジャー挑戦を表明した鳥谷(35)を5年20億円で引き留め、成績が伴わなくなった今季は金本監督以下の首脳陣が起用法に頭を痛めている。昨オフ、2年4億円で獲得した藤川(36)も43試合で5勝6敗3S、防御率4.60と、とてもじゃないが投資に見合うだけの数字は残していない。

 といって額面通りに働かないベテランを脅かすだけの若手も現れず、このオフもまた、大金を投じてFA補強に走り回る気配なのだ。

 2年連続優勝を逃した巨人にしても、すでにフロント幹部がオフの補強を示唆。「今後どういう補強が必要になるか、全体として考えていかなければならない」と老川祥一オーナー(74)が話せば、渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(90)も「これは由伸の責任じゃねえな。フロントだよ。こんな補強せず、今の陣容で勝てと言ったって無理だよ」と話している。

 選手を放出することでコンスタントに結果を出している日本ハムを見るにつけ、巨人や阪神は大金を使うより先にやることがあるんじゃないかと思えてならない。
(日刊ゲンダイ)

大谷休んでハム負けた 栗山監督「全部使ったら壊れちゃう」

◇パ・リーグ 日本ハム2―4楽天(2016年9月23日 札幌D)

 2点を追う9回。あっけなく3者凡退に終わった。日本ハムは優勝マジック6を初点灯させ、本拠地で迎えた一戦だったが、連勝は5でストップ。

 2位・ソフトバンクに1ゲーム差に縮められた日本ハムの栗山監督は「残り一つでも負ければ苦しくなるのは分かっている。明日(24日)からしっかりやる」と切り替えた。

 21日のソフトバンクとの最後の直接対決初戦に先発で白星を挙げ、翌22日にDHで先発出場した大谷は疲労を考慮され、スタメンから外れた。指揮官が「随分、前から決めていた」と言うようにベンチ入りメンバーとして発表されたが、代打待機もさせていなかった。大谷を欠いた打線は楽天の先発・釜田を打ちあぐねた。投げてはメンドーサが6回4失点と試合をつくれず、完敗だった。

 この日、チームは遠征先の福岡から札幌へ移動。チームが札幌ドームへ到着したのは午後3時すぎだった。打撃練習参加は各自に任され、30分ほどで練習を終了せざるを得なかった。試合前、今季限りでの現役引退を表明した武田勝がベンチに現れ「俺のために優勝しろ 武田勝」と記した紙を持って、ナインの笑いを誘った。試合中、その熱い思いが込められた紙はベンチの壁に。チーム一丸となったが、勝利で応えることができなかった。

 24日も勝利を逃せば、ソフトバンクの結果次第では優勝マジックが消滅する可能性もある。それでも、栗山監督は24日の「打者・大谷」の起用について「全部使ったら壊れちゃう。明日(24日)以降は考えます」と慎重だった。試合直後、スーツ姿で現れた大谷は「切り替えて頑張ります」とだけ言葉を残した。残り6試合。二刀流の起用法が鍵を握る。 (柳原 直之)
(スポニチアネックス)

 大谷を使わないと勝てない。

ソフトバンク24日にマジック再点灯も 2位で点灯のケースも

 パ・リーグは23日、首位・日本ハムが楽天に2-4で敗れ、2位・ソフトバンクが西武に8-0で勝ったため、ゲーム差は1に縮まった。前日22日に点灯した日本ハムの優勝へのマジック「6」は変わらず。残りは日本ハムが6試合、ソフトバンクが7試合となっている。

 上位2チームは24日も同じカード。日本ハムが敗れソフトバンクが勝てば日本ハムのマジックは消滅し、ソフトバンクが首位となってマジック「6」が再点灯する。また日本ハム負け、ソフトバンク引き分けか、日本ハム引き分け、ソフトバンク勝ちのケースは、首位は日本ハムで変わらないが、2位のソフトバンクにマジック「6」が点灯する。
(デイリースポーツ)

 最後までわからないか。

稀勢の里4敗で綱とり白紙、理事長「仕切り直しだ」

<大相撲秋場所>◇13日目◇23日◇東京・両国国技館

 大関稀勢の里(30=田子ノ浦)の綱とりが、完全に振り出しに戻った。

 横綱鶴竜(31=井筒)に下手投げで転がされて、痛い4敗目。八角理事長(元横綱北勝海)は「仕切り直しだよ」と白紙に戻すことを明言した。3場所続いた綱とりが断ち切れた本人は支度部屋で疲労の色濃く「まだまだだね」とうなだれた。

 11日目に豪栄道との直接対決で敗れたショックを、振り払うことができなかった。左四つになるも、上手を取らないまま前進した。腰も高く、鶴竜の下手投げにいとも簡単に転がった。土俵下では少しの間、両手両膝をついて起き上がれなかった。

 理事長は「ずっと綱とりと言われて、精神的な疲れもあったのでは。リセットでいいんじゃないのか」と思いやった。残る2日間で心を整えて、自ら「大関の勝ち越し」と定める2桁白星に届かせられるか。「やるしかない」と言葉をしぼり出した。
(日刊スポーツ)

 大一番で弱い稀勢の里は、横綱の器ではないか。

日本ハム2―4楽天 連勝5でストップ…栗山監督「見ての通り」

◆日本ハム2―4楽天(23日・札幌ドーム)

 日本ハムが接戦を落とし、連勝は5でストップした。22日に優勝マジック「6」が点灯したが、減らすことはできず、2位・ソフトバンクとのゲーム差は「1」となった。

 先発・メンドーサが両チーム無得点の4回に3失点すると、6回にはウィーラーにソロを献上。打線は7、8回に1点ずつ返したが、反撃は及ばなかった。栗山英樹監督(55)は「見ての通り。結果がすべての時期」と振り返った。
(スポーツ報知)

 日本ハム 残り6試合 3勝3敗 勝率0.607
               4勝2敗       0.614

   ソフトバンク 残り7試合 5勝2敗 0.613
               4勝3敗 0.605

   一桁のマジックが消えるなんてことはないだろう。

2016年9月23日金曜日

作家の志茂田景樹、涙ながらに小林麻央ブログを分析

 直木賞作家でタレントの志茂田景樹(76)が、乳がん闘病中の小林麻央がつづるブログについて、作家の視点で分析した。

 麻央は1日にブログを新設。医師から「がんの陰に隠れないで」と言われたことがきっかけで、自ら病気のことを発信していくことを思い立ち、がんが発覚するまでの経緯や、がんを告知された当時の心境などを赤裸々につづっている。20日付のブログでは、がんの転移はリンパ節、肺、骨にもおよんでいることを明かした。

 志茂田は22日にブログを更新。「がんが骨などに転移した事実を小林さんは淡々と記述していた。打ちひしがれるでもなく感情的にもならず 自分の置かれた状況をしっかり見据えている」と麻央のブログに触れ、「その前を向いた心の姿勢に打たれ 涙をこらえることができなかった」と明かした。

 そして麻央ブログの内容について、「たとえ端くれでも作家だから解る 現実をただ受け入れただけではこんな文章は書けない。大変困難なところを乗り越えないと 精神はこの文章を書くのに耐えられないだろう」とし、「粛然とした心地になった。小林さんの症状の改善を心から祈る」とつづった。
(日刊スポーツ)

 完全に死を決意しての文章なのだろう。
 死んだとしても、ブログに感銘した人の心の中で生き続けるだろう。

<政活費>都道府県議会、海外視察報告不要3割

 政務活動費(政活費)を使った議員の海外視察について、47都道府県議会の3割に当たる14議会が、報告書の作成を義務付けていないことが毎日新聞の取材で分かった。義務付けられていても3議会は議長の判断で一般閲覧ができなくなっていた。政活費は政策研究のために議員報酬とは別に税金から支払われており、専門家は「費用がかさむ海外視察の中身や成果がチェックできず問題だ」と指摘している。

 地方自治法は、政活費を支給された議員に議長宛ての収支報告書を提出するよう義務付け、議長が使途の透明性確保に努めるよう規定している。海外視察の報告書は政活費の具体的な使途や視察の成果を示す書類だが、条例や手引で作成を義務付けるかは各議会に委ねられている。

 毎日新聞が各議会事務局に取材したところ、北海道、宮城、栃木、群馬、東京、長野、和歌山、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知の14議会は海外視察の報告書の作成を義務付けていなかった。中国・四国地方で目立つ。

 作成を義務付けている33議会のうち、議会事務局に行けば報告書を閲覧できるのは23議会。大阪は昨年7月から、政活費詐取事件で議員が起訴された兵庫は今年7月から、報告書を議会のホームページ(HP)で公開している。

 米国やエジプト視察は「観光中心の私的旅行だった」として、2013年の東京高裁判決で政務調査費(現在の政活費)などの返還を命じられた山梨も、14年から報告書の簡易版をHPに掲載。また、茨城、滋賀、長崎、沖縄の4県は来年から議会事務局で閲覧が可能になる。

 一方、埼玉、神奈川、福岡の3議会は、情報公開請求しなければ報告書を見ることはできない。岩手、岐阜、宮崎の3議会は、議長の判断で報告書を公開していない。政活費での海外視察を巡っては、千葉県議会でグループごとに同じ体裁、文面の報告書が提出されていた問題が明らかになった。【川名壮志、田ノ上達也】

 ◇あきれる現状だ

 岩井奉信・日本大教授(政治学)の話 政務活動費の使い道に厳しい視線が注がれる中、都道府県議会の3割が海外視察報告書の作成を義務付けていないことにあきれてしまう。調査研究が目的である以上、視察の成果をインターネット上で証明するのは当然。有権者が監視できなければ政活費など不要という議論になる。
(毎日新聞)

 視察名目の観光旅行だろう。

約1億4000万円を脱税か、会社役員の男を在宅起訴 東京地検

 ウエブ広告の制作を請け負って得た所得およそ1億4000万円を申告せず脱税したとして、東京地検特捜部は東京・中央区の会社役員の男を在宅起訴しました。

 所得税法違反の罪で在宅起訴されたのは、東京・中央区の会社役員・久野了史被告(38)です。

 起訴状などによりますと、久野被告は2014年までの2年間、個人的に請け負ったウエブ広告事業の売上金について、取引先に、別の支払い先への経費であるように装わせて現金で受け取るなどの手口でおよそ1億4200万円の所得を隠し、およそ4900万円を脱税した罪に問われています。

 久野被告は去年12月、東京国税局から告発されていて、JNNの取材に対し「修正申告と納税を済ませた」とコメントしていました。
(TBSニュース)

 個人的に請け負ったのか、会社の売上げになるかは、判断の分かれるところだろう。
 会社の売上げだと背任罪の問題もあるから、前者なのだろうか。

【日本ハム】大谷、リアル二刀流!先発投手翌日初スタメン「全部勝つ」

◆ソフトバンク2―5日本ハム(22日・福岡ヤフオクドーム)

 満面の笑みだった。ベンチに戻った大谷は前に座る中田の両肩をもんでいた。1点差に迫られた7回1死。森福の直球にバットを折られながらもライナーで右前に運んだ。続く主砲が右翼テラス席へ貴重な2ラン。「すごい大きい追加点だったんで」。5歳年上の背番号6の大仕事を両手でねぎらった。

 禁断の扉を開いた先に勝利が待っていた。21日の試合で8回112球を投げて9勝目を挙げ、この日「3番DH」で登場。先発翌日のスタメン出場は4年目で初だった。栗山監督は「彼の熱い思いを止めてしまうのはダメ。今日は特別」と体への負担を承知の上で大一番での起用に踏み切った。

 開始2時間半前に球場入りすると、一人トレーニング室に直行。エアロバイクを20分こぎ疲労回復に努めた。フリー打撃は10スイングに限定。フルスイングは最後の1球のみだったが、左中間席にたたき込み準備を整えた。初回の左前安打と合わせ2安打1四球。「久々に110球(以上)投げた割には疲労感もなかった」。普段通りの「打者・大谷」として重圧を与えた。

 指揮官は残り7試合の起用について慎重を期しているが、背番号11は「残り少ないので全部出るつもり。全部勝つつもりで一戦一戦頑張っていきたい」。自身初の優勝へ投打でフル回転していく。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 大谷が出ると宣言したら、監督も止めないのはおもしろい。
 優勝の功労者は大谷だろう。
 

2016年9月22日木曜日

小林麻央、ブログに後悔にじませる 海老蔵の助言「もっと耳を傾ければよかった」

 乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さん(34)が、2016年9月22日昼に自身のブログ「KOKORO.」を更新し、がん告知を受け入れた後の心境を告白した。

 「がんにならないよう努力できたことがあったかも」「夫の助言にもっと耳を傾ければよかった」という後悔もにじませながら、今は「人生に、たられば、は無し」と前向きな決意を綴っている。

■「でも人生に、たられば、は無し」

 小林さんは22日に「17 たられば は無し」と題したブログ記事を更新し、がん告知を受けて「ほっとした」と当時の心境を振り返った。

 がん告知を受けるまでの1年半は、「とにかく身体が怠(だる)くて怠くて 1日1日が精一杯だったのだ」(怠のふりがなは編集部)という。がんを宣告されるまでの期間に小林さんの体に異変があったことがうかがえる。

 告知を受け、「『癌になるくらいの身体だったんだ』と 思ったとき、 その間の自分を初めてわかってあげられて、受け入れられて、 どこか、ほっとしたのだった」

 と、がん告知を受けることでそれまでの倦怠感の原因がわかったことに安堵する気持ちがあったことを明かした。

 そのうえで

  「今思えば、 もっと前から 癌にならないように努力できたことが あったかもしれない。」
  「主人が 私の身体のためにしてくれていた 助言にも、もっと耳を傾ければよかった」

と後悔の念もにじませた。

 しかし続けて、「でも、決して何かに怠けていたわけではない。 あれがあの時の 私なりの精一杯だった」「だから、人生に「たられば」は無し」「それでも思ってしまうものだけど」と、後悔をにじませながらも前向きな姿勢を見せた。

 小林さんブログ新設以来、告知までの経緯や闘病生活の様子を詳細につづっており、22日朝に更新した記事では食事療法を行っていた時期があったことも明かしている。
(J-CASTニュース)

 1日でも長くブログを更新してもらいたい。

MotoGP:ロッシ、後半戦の成績に満足もマルケスとの差は「とてつもなく大きい」

 バレンティーノ・ロッシは、後半戦に入ってからランキングトップのマルク・マルケスよりも上位でレースを終えているにもかかわらず、トップとの差は「とてつもなく大きい」と語っている。

 ロッシとマルケスのポイント差は、8月に行われたオーストリアGP前には59ポイント。ロッシはここから4レース続けてマルケスより上の順位でフィニッシュし、チェコGPから3戦連続で表彰台に登っている。

 しかし、マルケスもポイントを大幅に落とすことなく、安定したパフォーマンスを見せ、今シーズン残り5戦となった今もポイントランキングトップを維持。ランキング2位のロッシに43ポイントの差をきずいている。

 ロッシは、「マルケスは遠い先にいる」と言及するも、ここ最近の成績には満足をしているようだ。

「43ポイント差と残り5戦を考えると、まだまだ差は大きい。とてつもないギャップだね。いつも言うようにマルケスはとても優れたレーサーであり、彼に勝つということは、素晴らしいレースができたという証明でもあるんだ」とロッシ。

「シーズン後半の自分の出来には満足している。残念ながら勝ててはいないけれど、オーストリアGPの時には4位だったにもかかわらず、3回連続の表彰台獲得で現在は2位の位置付けている。多くのポイントを得て、トップに近付くことができた。最後までこの調子を維持していきたい」

■ロッシが見たホンダの進捗状況
 サンマリノGPではペドロサに優勝を阻まれたロッシだが、ホンダが見せる進歩については以下のように語っている。

「ヤマハが得意とするコーナーでの加速にホンダは懸命に力を入れているね。彼らのバイクは旋回性が良く、コーナー時のブレーキングでは優れたものがある。でも加速に関してはヤマハのほうが少しばかり分がある」

「ホンダはここまで良くやっていると思う。ミサノではバイクが速く、よりスムーズに加速を見せていたからね」
[オートスポーツweb ]

 昔から変わっていないけど、ホンダの最高速・ストレートの速さか、ヤマハの加速・コーナーでの速さの勝負だろう。
 ドゥカティとスズキの台頭は気になるが。

日本ハムにM6点灯!有原11勝「内容よりも勝利」

<ソフトバンク2-5日本ハム>◇22日◇ヤフオクドーム

 日本ハムが首位攻防戦でソフトバンクに連勝し、優勝へのマジックナンバー6を点灯させた。

 1点を追う2回、西川遥輝内野手(24)の2点適時打で逆転、6回には陽岱鋼外野手(29)が適時打、7回にも中田翔内野手(27)の25号2ランで突き放した。

 先発有原航平投手(24)が6回2失点の粘投で11勝目。前夜9勝目を挙げた大谷翔平投手は「3番DH」で先発し、4打数2安打で勝利に貢献した。

 ヒーローインタビューの有原は2カ月ぶり勝利に「内容的には反省することもあったけど、今日に関しては勝つことができたので良かった。(優勝マジック点灯に)残り試合少ないですけどチームに貢献できるよう頑張りたいです」。大一番で先発の役割を果たし安堵(あんど)の様子だった。
(日刊スポーツ)

 日本ハムの優勝だろう。

稀勢の里、豪栄道に敗れ3敗綱とり絶望的…無言

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

 大関稀勢の里(30=田子ノ浦)の体だけが、土俵下に転がり落ちた。全勝で首位を走る大関豪栄道(30=境川)との直接対決。渡し込みで敗れて、3差をつけられた。1場所15日制が定着した49年夏場所以降、11日目を終えて3差から逆転優勝した例はない。優勝が条件の綱とりは大きく遠のき、絶望的となった。

 4連勝中だった相手に、朝稽古後には「集中してやること」とポイントを掲げていた。だが、熱くなったのか、果敢に張り手を繰り出す。次第に腰が高くなって上突っ張りになってしまい、両脇が甘くなったところでもろ差しを許した。支度部屋で言葉を発することはなかった。

 昇進を預かる審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)は「厳しいね」とし、横綱審議委員会の守屋秀繁委員長は「優勝はないですね。序盤に2敗して、いつ3敗するのかなとずっと見ていたが、やっぱりなっちゃった。優勝して横綱に推挙したかった」と残念がった。

 ただ、来場所へ綱とりを継続させるためにも、残り4日間が重要になる。守屋委員長も「つなげられるかの期待もある」と奮起をうながした。
(日刊スポーツ)

 いつもだけど、大事な試合で負けるのはなぜだろうか。

大谷翔平 日本ハム “中半日”での野手出場あるか 栗山監督「特別な時期に来ている」

首位攻防第2Rへ、野手出場に意欲を見せる大谷
 日本ハムの栗山英樹監督が21日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)後、、大谷翔平の22日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)での野手出場について慎重に見極める姿勢を見せた。

 大谷はこの日のソフトバンク戦で「8番・投手」で先発出場。投球では最速163キロの直球を武器に8回8奪三振3四球、4安打1失点と力投し、9勝目をマーク。打撃では6回2死一塁で左翼線二塁打を放ち、チームの8日ぶり首位浮上へ大きく貢献した。

 大谷はヒーローインタビューで、「今日の勝ちは大きいが、もう明日に向かっている。明日は打席に立って、またここに戻れるようにしたい」と連夜のヒーロー奪取を予告。しかし、大谷の登板翌日は原則として休養日。さらに、22日は14時開始のデーゲームだ。

 異例の“中半日”での野手出場はあるのか――。試合後の栗山監督は言葉を選ぶようにして言った。
指揮官が挙げた“唯一の条件”は…
「半日しかないからね。いろいろと考えます。(大谷からは)『明日は野手で出してください』と言ってくるだろう。半日しかないことを踏まえて、いろいろと考えます」

 栗山監督は大谷を故障させないことを大前提として、二刀流起用している。それでも、打率.317、22本塁打、65打点と好成績を残す大谷は打線に欠かせない存在だ。この日からチームは8連戦。シーズン最終戦は30日のロッテ戦(札幌ドーム)で、10月中旬のポストシーズンまで休養期間がある。

「ただ、唯一条件があるとすれば、これが終わったら、(クライマックスシリーズまで)しばらく休める。特別な時期に来ているのは間違いない。それを踏まえて考える」

 22日の天王山第2ラウンドで勝てば、優勝マジック6が点灯する。4年ぶりのリーグ優勝がかかった大一番で、栗山監督がどのような決断を下すのか注目だ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

 この大一番で、打者・大谷は外せないだろう。

石原慎太郎氏、豊洲市場盛り土問題について文書で謝罪

 元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(83)は21日、築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の盛り土問題について、文書で「私の東京都知事在任中の件で、皆様に多大な混乱やご懸念を生じさせるなどしておりまして、まことに申し訳なく思っております」と謝罪。ただ、土壌汚染を無視して計画を進めたとの一部報道については「そのような事実は断じてありません。そもそも、多数の専門家や担当部署職員が関与し、また議会も審議する案件でそのようなことが出来るわけがありません」と否定した。

 文書発表後、石原氏は都内の自宅前で取材に応じ、ブラジルから帰国した小池百合子都知事(64)が面会を求めていることについて「もちろんいつでもお会いしますよ」と応じる姿勢を明らかにした。

 石原氏が発表した文書は以下の通り。

    平成28年9月21日

報道機関各位

       石原慎太郎

 この度は、私の東京都知事在任中の件で、皆様に多大な混乱やご懸念を生じさせるなどしておりまして、まことに申し訳なく思っております。

 このところ、多くの報道機関の皆様から取材の依頼を受けておりますので、私の心境を以下のとおり明らかにさせていただきます。

 今般の件は十数年というかなりの時間が経過している上、当時さまざまな重大案件を抱えていたことや、間もなく84歳になる年齢の影響もあって、たとえ重大な事柄であっても記憶が薄れたり、勘違いをしたりすることも考えられますので、今後、報道機関の皆様の個別のお問い合わせにその都度お答えすることは、無用な混乱を招くおそれがあることから、控えさせていただくこととしました。

 ただ、今般の件については、当時、卸売市場、建築、交通、土壌汚染、予算等のさまざまな観点で、専門家や関係者の意見を聞きながら、副知事以下の幹部職員や、実務に長けた関係部署の多くの職員たちと協議を重ね、事業の計画を進めていたもので、この事業はとても私個人が自分の知見のみで部下に指示して事に当たることはできない、専門的かつ複雑な問題でありました。それだけに、経過の詳細を思い出してご説明することは難しいものがありますが、幹部職員や担当職員からも事情を聞いていただければ、自ずから何があったのかは明らかになるものと思っております。もとより、私自身も今後事実関係を明らかにする検証を行う場合には全面的に協力するつもりでおります。

 ところで、一部報道によれば、私が土壌汚染を無視して予算と完成時期だけにこだわり強引に今回問題になっている構造にさせたといった指摘がなされているようですが、そのような事実は断じてありません。そもそも、多数の専門家や担当部署職員が関与し、また議会も審議する案件でそのようなことが出来るわけがありません。

 ともあれ、私の都知事在任中の件に端を発してこのような事態になっていることについては責任を痛感いたしております。

        以上

       (原文まま)
(スポーツ報知)

ホンダ、新型シビックの欧州仕様を初公開!

 ホンダは、新型シビック5ドアモデルの欧州仕様を初公開した。

 欧州仕様の新型シビックに搭載されるエンジンは、1.0リッター3気筒VTECターボと1.5リッター4気筒VTECターボの2種類。最高出力は、1.0リッター3気筒VTECターボが129ps(95kW)/ 5500rpmで、1.5リッター4気筒VTECターボが182ps(134kW)/ 5500rpmを発生。

 最大トルクは、1リッターの6MTが200Nm / 2250rpm、CVTが180Nm / 1700-4500rpm。1.5リッターは6MTが240Nm / 1900-5000rpm、CVTが220Nm / 1700-5500rpm。

 トランスミッションは、6速MTとCVTが用意される。

 エクステリアは、全長 x 全幅 x 全高が4497 x 1800 x 1421mm。ホイールベースは2700mm。ラゲッジ容量は478L。

 新型シビックには、新しい「HondaConnect」と「Honda SENSING」を搭載している。
(オートックワン)

 デザインがパッとしない。最近のホンダは中身は良いけど、外見はイマイチ。
 タイプRの形で発売してほしい。

日本ハム首位奪回 レアード先制2ラン 大谷8回1失点 22日にもM点灯

◇パ・リーグ 日本ハム2―1ソフトバンク(2016年9月21日 ヤフオクD)

 日本ハムが2―1でソフトバンクとの天王山初戦に競り勝ち、4連勝で13日以来となる首位に立った。貯金は今季最多の30に到達。22日の第2戦も勝てばマジック6、引き分けでもマジック7が点灯する。

 日本ハムは2回、四球出塁の岡を一塁に置いて7番・レアードが左翼スタンド中段へ飛び込む特大38号2ランを放ち、先制。“リアル二刀流”となる「8番・投手」で先発した大谷がMAX163キロの速球を武器に8回で8三振を奪い、4安打1失点で自身初の8連勝を飾り、7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以来となる今季9勝目(4敗)を挙げた。打者としては6回に左翼線二塁打を放ったが、3三振を喫し、4打数1安打だった。

 ソフトバンクは5回、先頭の今宮が右前打で出塁。続く細川の投前送りバントを処理した大谷が二塁へ悪送球して無死一、三塁とチャンスを広げ、1死後、本多の右前適時打で1点を返したが、そこまで。9回は2番手・バースから1死二、三塁のチャンスをつくったが、3番手・谷元にに抑えられ、連勝(引き分けを挟む)は4で止まった。
(スポニチアネックス)

 大谷で勝ててよかった、首位奪還すばらしい。
 日本ハムは残り8試合、5勝3敗で勝率0.614。
 ソフトバンクは残り9試合、7勝2敗しないと優勝できない。
 日本ハムが今日勝てば優勝はほぼ間違いないだろう。

2016年9月21日水曜日

大谷翔平 日本ハム マジック点灯へリアル二刀流…21日ソフトバンク戦先発

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が20日、「リアル二刀流」での“タカ撃破”へ意欲を燃やした。先発する21日のソフトバンク戦(ヤフオクD)では指名打者制を解除した真の二刀流として出場する可能性がある。0差で挑む首位・ソフトバンクとの頂上決戦で投打でフル稼働するつもり。今季の両軍の直接対戦はこの2連戦が最後。22日までにどちらかに優勝マジックが点灯する。

 最高の環境が整った。大谷はリアル二刀流での勝率3厘差で上回るタカ撃破&首位奪取へ静かに闘志を燃やした。

 「投打で出ることで何かが変わるわけではない。マウンドで一生懸命投げて、打席で一生懸命バットを振れれば。今ある力しか出ない。その力を最大限に発揮できるようにしていければ」

 大谷は5月29日の楽天戦(コボスタ)から6週連続で「先発投手&主軸」の二刀流で起用されてきた。投手で6戦全勝、防御率0・39。打撃でも17打数7安打の打率4割1分2厘、1本塁打、4打点と圧倒的なパフォーマンスを見せてきた。

 「DHを解除するしないに関係なく、長い回は投げたいと思っています。ただ、代打も矢野さんや、いいところで打ってくれる方たちもいる。『僕が絶対にやるんだ』という気持ちでいきますけど、そんなに気負う必要はない」。覇権をかけた大一番へ言葉に力を込めた。

 この日、チームは北海道から空路で福岡入り。新千歳空港で取材に応じた栗山監督は「せっぱ詰まれば詰まるほど、よりシンプルに。普通に。選手を信じていく。引いている場合ではない」と攻撃的な采配を見せると宣言した。大谷の起用法については明言しなかったものの、「1番・投手」でプレーボール弾&8回零封した7月3日ソフトバンク戦(ヤフオクD)以来、約2か月半ぶりのリアル二刀流が実現する可能性は高そうだ。

 最大11・5ゲーム差から驚異的な巻き返しで、ここまで来た。「プレッシャーも楽しみもあると思いますけど、それは向こうも同じ。ここからは全部そういう試合。試合に出たところで出た選手が一生懸命プレーできれば」と大谷は、4年目で初めて経験するシーズン終盤の優勝争いをとことん、楽しむつもりだ。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 大谷が抑えて勝てるか。

2016年9月20日火曜日

3階級制覇・井岡一翔の“金箔御殿”にマルサが動いた 5億円以上の巨額脱税疑惑

 史上最速で3階級制覇を成し遂げ、歌手の谷村奈南との婚約も発表しているプロボクサー井岡一翔(27)。そんな順風満帆のチャンピオンが、巨額脱税疑惑に揺れている。

 ***
 
 国税局査察部、通称マルサが捜査していることが明らかになったのは、井岡のトレーナーで所属ジムの会長でもある、父・一法(かずのり)氏だ。昨春、井岡が大阪府堺市に新築した豪邸も一法氏の肝煎りで建てられたもので、ここには「一翔記念館」が併設されるほか、寝室の壁には金箔が施されているという。

 この“金箔豪邸”情報がマルサを動かした。マルサはこの豪邸や、一法氏が愛人に用意したと思われるマンションの部屋にも踏み込んでおり、国税局関係者は「所得隠しの総額は少なくとも5億円に上るのでは」と明かす。

 本件を一法氏に尋ねると、

「あー悪いけど一切答えられへん。いま調整中でな、申告しとるところやから」

 という答え。9月21日発売の「週刊新潮」では、一法氏の隠蔽工作疑惑と併せ、詳しく掲載する。

「週刊新潮」2016年9月29日号 掲載

 多分、収入は誤魔化せないから、架空経費や個人的経費の漬け込みだろうか。
 つまらない脱税で消えるのは哀れだろう。

小林麻央 がんの進行状況明かす「肺や骨などに転移あり」

 乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)が20日、自身のブログを更新。生体検査の結果告知日の心境と、現在のがんの進行状況について明かした。

 麻央は「告知日」のエントリーでブログを更新。「生検(生体検査)の結果を聞くまでの10日間は、ひとりだけ違う時間軸に生きて、ゆっくりゆっくり皆とは違う暗闇に追いていかれるような感覚だった」と当時を振り返った。

 当日は「診察室に入った時の先生の表情で、『陽性だったんだな、癌なんだな』と分かった」と回想。「心の準備は意外とできており、冷静に先生のお話を伺った」とつづった。

 そして「この時点では、まだ脇のリンパ節転移のみだった」と告知日時点での病気の進行状況を報告。補足として「(その後、現在肺や骨などに転移あり)」とその後の転移状況も明かした。
(スポニチアネックス)

 余命数ヶ月だろうか。

大谷翔平 ベストナインダブル受賞あり?投票規定変更

 セ・パ両リーグのベストナイン投票を管轄する東京プロ野球記者会は20日、これまで禁じられていた投手と野手、投手とベストDHの重複投票が今年度から認められるように投票規定を変更することを決めた。これによって、投打二刀流で活躍する日本ハム・大谷翔平投手(22)が、ベストナインの投手部門とベストDHを同一年にダブル受賞する可能性が一気に高まった。

 大谷は今季、ここまで投手として19試合に登板し、8勝4敗、防御率2・12の好成績を残す一方で、主にDHとして出場している打撃成績でも97試合で打率3割1分8厘、22本塁打、65打点をマークしている。

 従来の規定でも、ダブル受賞すること自体は可能だったが、投票はベストナインかベストDHのいずれかに限られていたため、その可能性自体は極めて低かった。

 なお、野手の複数ポジションに同一選手を投票することや、野手のポジションとベストDHに同一選手を投票することは、従来どおり認められない。

 規定の変更点は以下の通り。

 <1>ベストナインについて

 ▼旧「2つのポジションにおいて同じ選手を重複記入した場合、一つのポジションでも未記入の場合、さらに今年度シーズン中に守っていないポジションに記入した場合、『該当者なし』と記入した場合、ベストナインの投票は無効となります」

 ▼新「野手のポジションにおいて同じ選手を重複記入した場合、一つのポジションでも未記入の場合、さらに今年度シーズン中に守っていないポジションに記入した場合、『該当者なし』と記入した場合、ベストナインの投票は無効となります。投手と野手の重複記入は認めます」

 <2>ベストDHについて

 ▼旧「ベストDHは、ベストナインに記入した選手以外から選んでください。ベストナインとベストDHに重複記入した場合、DHが未記入の場合、さらに今年度シーズン中にDHとして出場したことがない選手を記入した場合、ベストナイン、ベストDHいずれの投票も無効となります。開票の結果、ベストナインとベストDHの両方に選ばれることはあります」

 ▼新「ベストDHは、ベストナインで野手のポジションに記入した選手以外から選んでください。ベストナインの野手とベストDHに重複記入した場合、DHが未記入の場合、さらに今年度シーズン中にDHとして出場したことがない選手を記入した場合、ベストナイン、ベストDHいずれの投票も無効となります。投手とベストDHの重複投票は認めます。開票の結果、ベストナインとベストDHの両方に選ばれることはあります」
(スポーツ報知)

 大谷を表彰するために、規定が変わるということだろう。

免税店運営会社、3年間に所得隠し1億円 東京国税指摘

 急増する訪日外国人客(インバウンド)需要で業績を伸ばした免税店運営会社「ALEXANDER&SUN(アレキサンダーアンドサン)」(東京都新宿区)が東京国税局の税務調査を受け、2014年12月期までの3年間に約1億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。法人税の追徴課税は重加算税を含め約4千万円とみられ、同社はすでに修正申告しているという。

 同社は外国人のツアー客らに健康食品や家電製品など免税品を販売。東京、大阪、札幌など全国に約10店舗を展開する。民間信用調査会社によると、「爆買い」に象徴される旺盛なインバウンド消費を追い風にし、13年12月期に約50億円だった売り上げを、15年12月期には約480億円と10倍近くに伸ばしたという。

 関係者によると、同社は決算期末に残った商品を棚卸し資産(在庫)に一部、計上していなかったなどとされる。税務上、期末の在庫が少なければ売上原価が増えるため、結果的に課税対象となる所得は少なくなる。
(朝日新聞デジタル)
 

大谷翔平 日本ハム 天王山でリアル二刀流!

◆日本ハム3―1ロッテ(19日・札幌ドーム)試合詳細

 日本ハム・大谷が2試合連続のV打でロッテを下し、3連勝。優勝した09年以来の80勝にリーグ一番乗りを果たした。首位・ソフトバンクが引き分けたため、ゲーム差は「0」となり、勝率3厘差まで接近。21日からは敵地で今季最後の直接対決2連戦に臨む。大谷は初戦で先発&打者の「リアル二刀流」でフル稼働。タカを仕留める。

 きれいな安打でなくてもいい。初回1死三塁。大谷は二木の低めスライダーをすくい上げ、狙い通りに打球を高く打ち上げた。快足の三塁走者・西川には十分な左犠飛。これが2試合連続、今季10度目の決勝打となった。「西川さんのナイスランでしたね。定位置なら帰ってこれると。チャンスだったので、最低限の仕事はできた」。当たり前のように振り返った。

 どんな形でも勝つ。その思いは胸に刻まれている。日本最速164キロを出した翌日、14日のオリックス戦(札幌D)は“休養日”。試合前練習の打撃練習に参加せず、ベンチ裏で黙々とバットを振っていた。

 その時だ。その日の先発・有原とバッテリーを組む捕手の市川に取材しようと群がった報道陣へ「どんな取材をしているか、聞いてみようと思います」と笑みを浮かべ、輪に加わった。有原は後半戦でリーグ最多勝のソフトバンク・和田と3度投げ合ったこともあり、わずか1勝止まり―。その質問を聞いた二刀流男は、こう反応した。

 「今は6回2失点のクオリティースタートでもダメ。勝たなきゃダメなんですね?」。優勝争いも佳境だけに、勝利への執念をたぎらせた。この日の決勝犠飛に、栗山監督も「最低限の仕事だったが、試合の流れを分かってくれている」と目を細めた。

 練習前には今季初めて末沢寿一オーナー、竹田憲宗球団社長を中心に円陣が組まれた。末沢オーナーが「勝ち負けは別にして、悔いのない試合を」とゲキを飛ばすと、竹田社長は「日本一に向けて爆(は)ぜよう」と、なぜか一本締め。社長の「選手をリラックスさせようと思って」とのまさかの行動に、自然と笑いが起きた。試合は今季6度目の同一カード3連勝。今季最多の貯金29と最高潮で決戦の地・福岡入りする。

 21日のソフトバンクとの天王山初戦では投打にスタメン出場する「リアル二刀流」で臨む可能性が高い。試合後はソフトバンク戦をテレビ観戦。試合途中で帰路についた。「結果を見れば十分。勝てれば何でもいい」。昨季独走Vを許し、今季も最大11・5ゲーム差あったホークスとの頂上決戦。必ず息の根を止める。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 大谷で21日を勝つしかないだろう。

ソフトバンク-日本ハム2連戦マジック点灯条件は?

 19日にソフトバンクがオリックスと引き分け、日本ハムがロッテに勝利した結果、両チームはゲーム差なしの3厘差で21日から直接対決となった。

 ソフトバンクは2連戦で1勝すればマジックが再点灯し、早ければ21日にM8が出る。ソフトバンクは△△でも22日にM8が再点灯。ソフトバンクが△●のケースは日本ハムにM7、●●のケースは日本ハムにM6が点灯する。
(日刊スポーツ)

 まさに天王山、楽しい。

豊洲市場 建物下に盛り土なし工事、石原元知事が契約承認

 豊洲新市場の盛り土問題について、小池知事へ週内に調査結果が報告されます。一方、2011年8月、豊洲新市場の建物の下に盛り土をしない工事の契約がかわされ、石原元知事が承認をしていたことがわかりました。

 「答えない。面倒くさい。同じことだ」

 18日、取材には答えないと話す石原元都知事。その石原元都知事の印鑑が押された工事契約書。タイトルは「豊洲新市場土壌汚染対策工事」。費用は333億4275万円、日付は2011年8月30日です。契約書に記された内容は・・・

 「豊洲新市場予定地における施設建築物の建設エリア以外の」
 「盛土」
 「汚染のおそれのない土で埋め戻すこと」

 新市場の建物以外に盛り土をする、つまり建物の下の盛り土を行わない契約書なのです。

 「私は下から聞いたことを皆さんに報告しただけ」
Q.下というのは?
 「市場長でしょ」(石原慎太郎元知事 今月15日)

 石原元知事は当初、2008年に市場長から、建物の地下を、盛り土ではなく、コンクリートの箱にする案を提案されたと主張。しかし、当時の市場長が反対に「石原知事から提案された」と主張すると、一転して自らの指示だったことを認めたのです。

Q.2、3聞きたいことが・・・
 「いいんです。同じことを繰り返すつもりはないから」(石原慎太郎元知事 18日)

 結局、この地下コンクリート案は採用されなかったものの、今回、2011年8月に豊洲新市場の建物の地下に盛り土をしない契約書を石原氏が承認していたことがわかりました。資料を入手した一級建築士の水谷和子氏は・・・

 「建設エリア以外については埋め戻すが、建設エリア以内は盛り土をしないということがここに明記されている」(一級建築士 水谷和子氏)

 契約書の日付については・・・

 「平成23年8月30日になっています」
Q.この時点では盛り土はしないと決まっていた?
 「そうです。それがあって、この契約に至ったということ」(一級建築士 水谷和子氏)

 19日、リオパラリンピックの閉会式後に小池知事は石原元都知事について・・・

 「当時のご担当の方の発言ということで、その意味では情報として意味があるのだろうと。私の出張中にこれまでの経緯を調べるように指示していたので、戻り次第、調査結果を知りたいと思っています」(東京都 小池百合子知事)

 新市場の移転に影を落とす地下空間。2009年7月まで市場長だった比留間英人氏によると、自分の任期中に地下を空間とする案はなかったといいます。地下を空間とする基本設計ができたのは2011年6月、そして、同じ年の8月、当時の石原知事が建物の地下に盛り土をしない契約書を承認。この間にどんな経緯があったのか、都は2009年以降の担当職員を中心に聴取を進めています。

 小池知事が直接、石原氏と話すことはあるのでしょうか。

Q.石原さんと話す?
 「結果を見て必要性あればと思うが、まずは結果を見ていきたい」(東京都 小池百合子知事)

 小池知事は、21日にリオから帰国、週内に調査結果の報告を受ける予定です。
(TBSニュース)

2016年9月19日月曜日

65歳以上、最高の3461万人=女性は初の3割超―総務省

「敬老の日」を前に総務省は18日、65歳以上の高齢者の推計人口を発表した。

 15日時点の高齢者人口は3461万人(総人口に占める割合は27.3%)で過去最多を更新。男女別で男性は1499万人で男性全体の24.3%。女性高齢者は1962万人で女性全体の30.1%を占め、初めて3割を超えた。

 2015年の高齢者の人口移動を見ると、東京都や大阪府で転出超過の一方、埼玉、千葉、神奈川県などで転入超過となった。

 高齢者の就業者数は730万人となり、12年連続で増加。就業者総数に占める割合は11.4%で過去最高となった。高齢者全体に占める就業者の割合を示す就業率は21.7%となり、主要国で最も高い水準だ。

 高齢者の世帯主を含む2人以上で構成する「高齢者世帯」の15年の1世帯当たり貯蓄現在高は、前年比69万円減の2430万円。3年ぶりの減少で定期預金などが減った。

 また、世帯主の年齢別にパック旅行費の支出金額を見ると、高齢者世帯が6万円を超え、他の年代を抑えて最も高かった。サプリメントなどの「健康保持用摂取品」への支出も高く、高齢者が健康に気を使いながら趣味を楽しむ様子が浮かび上がった。
(時事通信)

 元気な高齢者が増えている中、要介護の高齢者も激増だろうか。

日本ハム3連勝 首位ソフトバンクとゲーム差なし 2点打の中島「福岡で倒してきます」

「日本ハム3-1ロッテ」(19日、札幌ドーム)

 2位・日本ハムが3連勝。首位ソフトバンクが引き分け、ゲーム差は0となった。21、22日には敵地でソフトバンクとの直接対決2連戦に臨む。

 日本ハムは先発の新人・加藤が6回1安打無失点で6勝目(3敗)を挙げた。ヒーローインタビューで加藤は、「一人一人しっかり集中して投げた。(六回に初安打を許したが)その後を抑えられた。増井投手の粘りを見習った」と語った。

 打線は初回、大谷の左犠飛で1点を先制。四回は1死二、三塁から中島の中前適時打で2点を追加した。中島は「打ちたい気持ちもあったがスクイズも考えながら打席に入った。(サインを)待っていたが来なかったので、追い込まれてなんとかバットに当てようとうまく切り替えることができて良かった。セカンドランナーがレアードだったのでアウトにならないかとドキドキしていたが、よく走ってくれた」と語り、ソフトバンクとの直接対決へ向け、「福岡に行って倒してきます」と本拠地のファンに誓った。

 ロッテは3連敗。先発・二木が4回5安打3失点で8敗目(7勝)。0-3の九回は押し出し死球で1点。
(デイリースポーツ)

 直接対決はおもしろい。
 最後まで結果はわからない。

【石井一久の視点】ソフトB バンデン戻って底力出せる戦力整った

◇パ・リーグ ソフトバンク8―5オリックス(2016年9月18日 ヤフオクD)

 ソフトバンクのバンデンハークは約3カ月半ぶりの1軍マウンドということで注目して見ていたが、制球に困る感じもなく、まとまっていた。

 球速も150キロ以上出ていたが、一番の特長は速いだけでなく、角度があること。打者は自分のミートポイントで打とうと思っても、角度がある球に対してはどうしても差し込まれてしまう。

 打者が差し込まれないようにポイントを前で打とうとすると、今度は緩くて縦に落ちるナックルカーブがある。前で打とうとする意識がある分だけ、ボール球でもバットが止まらない。6回で6安打されたが、オリックスの打者は自分のポイントを狂わされており、連打や四球で崩れるような内容ではなかった。

 和田、千賀、武田の3本柱に続く、4番手としてバンデンハークが戻ってきたのは大きい。21、22日の直接対決がヤマ場になるが、それ以降の残り8試合をいかに取りこぼさないようにするかも大事。8月は苦しんだソフトバンクだが、打線もここに来て内川、松田が好調で、先発陣も駒がそろった。本来の底力を出せる戦力が整ったといえる。
(スポニチ本紙評論家)
(スポニチアネックス)

 最後は、投手力の差でソフトバンク有利だけど、直接対決で決まりそうだ。

ハム宮西 当確!初の最優秀中継ぎ投手 今季39HP目

◇パ・リーグ 日本ハム4―2ロッテ(2016年9月18日 札幌D)

 日本ハムの宮西がプロ9年目で初の最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得を確定させた。

 3点リードの8回から登板し、3者凡退。今季39ホールドポイント目をマークした。昨季終了後の10月に左肘を手術。経過が心配されたが、今季はすでに入団から9年連続50試合以上登板のパ・リーグ記録を達成するなど鉄腕に衰えはない。宮西は「野手の皆さんのおかげ。巡り合わせというか運も重なった。あとは優勝できるよう頑張りたい」と改めて奮闘を誓った。
(スポニチアネックス)

ハム武田勝 今季限り現役引退へ 球団と話し合いで来季戦力外を確認

 日本ハムの武田勝投手(38)が今季限りで現役引退することが18日、濃厚となった。

 日本ハム一筋で06年日本一を含め4度のリーグ制覇に貢献した通算82勝の技巧派左腕だが、11年目の今季はここまでプロ入り後初めて1軍登板なし。17日には札幌市内で球団側と今後の去就について話し合い、ソフトバンクとリーグ優勝を争っている1軍で有原、高梨、加藤ら若い先発陣が育っていることを把握。来季の戦力構想から事実上、外れていることを確認した。

 15日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(ロッテ浦和)で先発し、5回3安打1失点と好投。それでも、試合後は「今日が最後になるかもしれないと思って投げた」と球団との会談によっては世代交代を受け入れる覚悟も示唆していた。

 05年大学・社会人ドラフト4巡目でシダックスから入団した武田勝は、09年から4年連続2桁勝利を挙げ、ダルビッシュ(現レンジャーズ)とともに「ダブルエース」と呼ばれ、13年には開幕投手も務めた。今後は自宅のある東京で家族や関係者と相談するが、最終的には気持ちを整理させたところで最終決断を下すことになりそうだ。

 ◆武田 勝(たけだ・まさる)1978年(昭53)7月10日、愛知県生まれの38歳。関東第一では1年夏に控え投手として甲子園出場。その後、立正大から社会人のシダックスへ進み、03年都市対抗準優勝。05年大学・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに入団。1年目の06年3月26日の楽天戦でプロ初登板初勝利。通算成績は243試合で82勝61敗1セーブ、防御率3・02。1メートル76、73キロ。左投げ左打ち。
(スポニチアネックス)

 ピークを過ぎた投手の宿命だろうけど、戦力外か。

高梨裕稔 日本ハム 新人王へ大きく前進 6回1失点で10勝目「今は投げるのが楽しい」

 新人王へ大きく前進する快投だった。日本ハムの3年目右腕・高梨が要所を締めて6回1失点。自身初の2桁勝利に「いいリズムで投げられた」と笑みを浮かべた。

 一回に1点を先制されたが、二回以降は粘りの投球が光った。三回1死一、二塁のピンチも、4番井上を三ゴロ併殺打に仕留め無失点。五回には打球が右腕を直撃するアクシデントに見舞われたが、ロッテ打線に3安打しか許さなかった。

 2014年に山梨学院大からドラフト4位で入団したが、過去2年間の1軍登板は2試合のみ。1年目は「マウンドに上がるのが怖かった」と振り返る。それでも昨年イースタン・リーグで11勝を挙げるなど経験を積み、今季は1軍に定着。6月に中継ぎから先発に配置転換され、才能が一気に開花した。栗山監督も「ことしは本当にチームを支えてくれている」と賛辞を贈った。

 「今は投げるのが楽しい。僕がしっかり勝てば優勝に近づく」と高梨。シーズン終盤の優勝争いが選手の成長にも好影響を与えている。(浅野英介)
(産経新聞)

 エース級の活躍は見事。

2016年9月18日日曜日

【日本ハム】今季最多14点でソフトBマジック点灯阻止

◆日本ハム14―6ロッテ(17日・札幌ドーム)

 眼光が一層鋭くなる。大谷が“北のサムライ”になった。5点差に開いた3回2死二塁。日本ハム時代の小笠原(現中日2軍監督)の応援歌が響く中、関谷の甘いチェンジアップを鋭く振った。右翼線への弾丸ライナー。7安打6得点の集中打を締めくくるダメ押し適時二塁打。「前で打った近藤さん様々。便乗して打ちました。いい流れで打たせてもらいました」。試合後は直前に走者一掃の3点二塁打を放った近藤を持ち上げ、表情を崩した。

 「北海道レジェンドマッチ」と銘打たれたゲーム。球団史上初の日本一に輝いた06年から10年を記念し、1日限定で復刻ユニホームを着用した。応援団は当時の主力だった小笠原や森本の応援歌で後押しした。中田の得点機では“稲葉ジャンプ”も復活。スタンドが激しく揺れる中、4番は7回2死一、二塁で左越え2点打を放った。「ビックリした。稲葉さんの応援歌がうれしくて、違った意味で気合が入った」。リーグトップを快走する107打点とした。

 2戦連続1点止まりだった打線が18安打で今季最多の14得点。ソフトバンクと0・5差のままだが、再び息を吹き返した。06年当時はスポーツキャスターだった栗山監督は「強いファイターズを感じられるユニホーム。明日もこれで戦えるように球団にお願いします」と言えば、大谷は「(06年は)セギノールのイメージ。かっこいいし、ずっとこのユニホームで」と笑顔だった。06年は8月末まで3位だったが、驚異的な巻き返しで逆転V。その再現となるか。(小谷 真弥)

 ◆06年の日本ハム ヒルマン監督4年目のシーズンは、8月終了時には首位・西武と2ゲーム差で3位だったが、9月に追い上げを見せ、82勝54敗でレギュラーシーズン1位を決めた。日本シリーズでは中日を4勝1敗で下し、04年の北海道移転後初となる日本一。その後のアジアシリーズも全勝で制した。2年目のダルビッシュが12勝するなど、飛躍の年でもあった。
(スポーツ報知)

 近藤、大谷いいね。
 武田久の4失点以外は素晴らしい試合でした。

陽岱鋼 肋骨2本骨折していた トレーナー「投げた時に痛みが」

 日本ハムの陽岱鋼外野手(29)が右第6、第7肋骨を骨折していたことが17日、分かった。

 8月16日のオリックス16回戦(札幌ドーム)で守備中にフェンスに衝突し、右肘と右胸部を痛めて途中交代。翌17日からも先発出場を続けたが、この日、右脇腹の痛みを訴えてスタメンから外れた。7日に札幌市内の病院で診察を受け、骨にヒビが入っていることが判明したという。福島芳宏チーフトレーナーは「もう骨はくっついている状態。まだ投げた時に痛みが出る」と説明し、陽岱鋼は「精いっぱいやっている。ずっと(痛みが)残ったままプレーしてきた」と話した。今後も状態を見ながら出場を決める。
(スポニチアネックス)

 無理をさせないで調子が良い若手を使うべきだろう。

2016年9月17日土曜日

人気AV嬢「里美ゆりあ」が2億4500万円の所得隠し “貢がれた”と異議

 職業寿命が2~3年というAV業界にあって、今年でデビュー9年目になる里美ゆりあ(31)は、数少ない売れっ子女優の1人である。ショートヘアと大きな瞳が印象的で、今年8月発売のベスト版では「男を悦ばせる天才」なんて冠もついている。もっとも、そんな彼女に鼻の下を伸ばすことなく、鋭い眼光を向け続けた男たちがいる――。

 ***

 2014年6月、ゆりあ嬢を「丸裸」にしたのは、東京国税局の「課税部・資料調査課」に所属する腕利きの調査官たちだった。

「組織名の『料』の偏に因んで『コメ』との隠語で呼ばれる彼らは、任意の調査で個人や法人の大口所得隠しを暴きます。その調査力は、強制調査ができる『マルサ』こと査察部を凌ぐとも言われる」

 と、国税関係者。

「彼らは、彼女の銀行口座の出し入れを見て、07年から13年までの7年間で約2億4500万円の所得があったことを突き止めました。おまけに彼女は、毎年の確定申告を義務付けられている個人事業主であるにもかかわらず、その間に一度も申告を行っていなかった。その結果、『所得隠し』を指摘されたのです」

 AV女優のギャラは、高くても1本100万円と言われている。彼女の出演本数は年間20本にも満たないのに、どうやってそんな大金を稼いだのか。

「実は、AV女優としての報酬は約4500万円分だけで、残りの約2億円は個人的に相手をした男性から得たものでした。彼女はそれを現金で受け取り、自分の銀行口座に入れていたのです」(同)

■「慰謝料」は非課税

 人気AV嬢ともなれば、男への貢がせ方もお上手に違いない。

「これを『接待サービスへの対価』と見做した当局は、所得税に消費税、さらに無申告に対するペナルティとして重加算税と延滞税を加え、合計で約1億1500万円の追徴課税を課しました」(同)

 彼女は、この処分を一度は受け入れたという。

 ところが、程なくして態度が一変する。所轄の目黒税務署に「申述書」なる文書を提出し、こう反論したのである。

〈交際していた男性から確かに金銭の授受はありましたが私が決めた金額でもなく精神的、肉体的な慰謝料として頂いたもので自由恋愛の結果だとおもっております〉

 さらに、「異議申し立て」まで行い、

〈特定の個人から結婚を条件に交際いたしましたが成就しなかったので慰謝料として金銭を受け取った〉

 としたうえで、

〈大阪在住の医師〉
〈FX株取引会社〉
〈香港在住の不動産業者〉
〈NPO法人主宰者〉

 から、それぞれ5000万円を受け取ったことを明かしたのだった。

 その意図を、税理士の浦野広明氏が解説する。

「慰謝料は所得税法上、心身に受けた損害を賠償するものであって、新たな所得に勘定されないため、非課税となります。彼女は、税理士にそういう知恵をつけられたのでしょう」

 実際、彼女は国税OBの税理士を代理人に立てていたのだが、先の国税関係者が呆れて言う。

「心身ともに傷ついた割には、7年で4人との婚約は変わり身が早すぎるし、そもそも婚約不履行に対する慰謝料の相場は50万~200万円。1人5000万円の支払いが『慰謝料』と認められるわけもなく、申し立ては却下されました」

 改めて当時の経緯をゆりあ嬢に尋ねると、

「追徴課税は支払い終わり、税務調査も終わったと聞いております」(所属事務所)

 と言うのみだが、

「ただし、延滞税がかさんだおかげで、当初よりも納税額が膨れ上がりました」(国税関係者)

 金が敵の世の中である。

「ワイド特集 きょうびの寓話」より

「週刊新潮」2016年9月15日号 掲載

 
 

<隠しカメラ>「撮影行為は犯罪ではない」 大分県警本部長

 参院選の公示前後に、大分県警別府署が別府地区労働福祉会館(別府市)の敷地に隠しカメラを仕掛けた事件で、松坂規生・県警本部長は16日、県議会の一般質問に答え、「別府署による撮影行為は犯罪ではない」と述べたほか、第三者による再発防止策は検討しない考えを表明した。

 第2会派の県民クラブ、小嶋秀行県議(民進)への答弁。建造物侵入罪などで警察官6人が処分されたことを踏まえ、小嶋県議は「盗撮は犯罪ではないのか」と質問。松坂本部長は「盗撮について罰則を設けている県条例は、公共の場所での卑わいな行為を禁止するもので、別府署の行為は該当しない」と答えた。

 また、第三者を交えて再発防止策を検討すべきだとの指摘には「公安委員の指導に従って捜査を進め、処分などを行った。十分に第三者的な意見を反映している」とした。

 一般質問後の質疑で共産の堤栄三県議は「プライバシー侵害を平然とやっている。憲法違反ではないか」と指摘。松坂本部長は「カメラ設置の必要性、相当性はなかった」と従来の説明を繰り返すにとどまった。

 小嶋氏は記者団に「無断で敷地に侵入し、不特定多数の出入りを盗撮した行為は明らかに犯罪だ」などと憤った。一方、松坂本部長は「質問に対しては真摯(しんし)に回答した」と述べた。

 連合大分はこの日の執行委員会で、連合の公開質問状に対する県警の回答について見解をまとめ、県警に提出することを決めた。

 連合大分の佐藤寛人会長は「労働組合では選挙違反が行われるのではという予断や偏見があるのではないか」と語った。【西嶋正法、田畠広景】

 ◇大分市議会 真相究明を求める意見書

 大分市議会は16日の本会議で、別府署の隠しカメラ事件に関連し、県公安委員会に真相究明を求める意見書を全会一致で可決した。

 意見書は、労働団体が入居し、一般の人も出入りする施設に向けられた隠しカメラについて「入居団体や多くの市民に不安を感じさせる。これらの活動監視は絶対に許されない」と強調。「憲法に保障された選挙活動に対する妨害、労働団体に対する干渉だけでなく、肖像権・プライバシーの侵害として看過できない」と厳しく批判した。さらに、県警の説明では真相が明らかでないとし、県公安委に対して徹底した真相究明と再発防止を求めている。

 市議会最大の自民党会派の阿部剛四郎団長は「目的が何だったのか疑問が残る。二度とないように真相究明を求めたい」。意見書を提案した社民クラブの指原健一団長は「民主主義の根幹に関わる事態。県警から納得のいく説明はなく、公的な立場である県公安委員会に解明してほしい」と述べた。【池内敬芳】
(毎日新聞)

 犯罪捜査が目的なら、多少逸脱しても許されるべきだろう。
 犯罪をなくすために、いろいろなところに監視カメラを付けてもらいたい。

長谷川穂積 3階級制覇 “神の左”を霞ませたどん底からの復活劇

 血まみれで打ち合う両者の姿に手に汗握ったファンも多かったのではないか。

 16日、長谷川穂積(35)が5年半ぶりに世界王者に返り咲いた。WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチに挑み、王者のウーゴ・ルイス(29)に9回終了TKO勝利。05年に奪取したWBC世界バンタム級、10年の同世界フェザー級と合わせ、3階級制覇を達成した。

 試合はプロレスさながらの流血戦。初回、長谷川の頭がルイスの眉間を直撃すると、7回には長谷川が左まぶたをカット。両者の血がマットを染める凄惨な試合となった。長谷川は9回にパンチをもらってロープを背負うも、ここから反撃。ルイスも呼応し、互いにノーガードでひたすらパンチを打ち合った。結局、ダメージの大きいルイスが10回直前に棄権した。

 ボクシング記者が言う。

「やはり、ボクシングは打ち合いになって、倒すか倒されるかの試合が迫力があって一番面白い。軽量級の試合はKOが少なく、どちらかといえば通好み。近年は昔に比べてボクシング人気が落ち込んでいる。それだけにファンでなくとも分かりやすい試合というのが、今後は大事になってくる」

 長谷川は11年にベルトを失って以来、何度も引退の2文字がよぎりながら、現役を続けてきた。リング上で「この5年半があるから、今がある」と話し、13歳になった長男にリング上で抱きかかえられた。どこかのインチキボクサーのような「作られた記録」ではない、本物の3階級制覇。35歳9カ月の世界王座の奪取は国内最年長だ。

 この日、メーンを務めたWBC世界バンタム級王者の山中慎介(33)も挑戦者のモレノとダウンの応酬の末、7回TKO勝利。11度目の防衛に成功した。

「長谷川さんが素晴らしい試合で勝ったから、僕も強い気持ちでリングに上がれました」

 とは勝利後の山中。「神の左」すらかすむ、長谷川の復活劇だった。
(日刊ゲンダイ)

 昔の強さそのもの。スピードがチャンピオンを上回っていた。
 打ち合いで勝てたのが勝因。
 久々の楽しいボクシングでした。

キーエンス創業家、1500億円申告漏れ 株贈与、数百億円追徴課税 大阪国税、資産管理会社の評価減認めず

 センサーや計測機器の大手メーカー「キーエンス」(大阪市東淀川区、東証1部)の創業者、滝崎武光名誉会長(71)の親族が大阪国税局の税務調査を受け、同社株を保有する資産管理会社の株式の贈与をめぐって約1500億円の申告漏れを指摘されたことが17日分かった。過少申告加算税を含めた贈与税の追徴税額は数百億円。

 キーエンスの筆頭株主は創業者の資産管理会社、ティ・ティ(大阪府豊中市)で、今年3月現在で発行済み株式総数の17・87%(16日終値で7823億円)を保有する。

 関係者によると、滝崎氏らはティ・ティの経営にかかわる別会社を設立し、別会社の株式を親族に贈与。親族は、法人を親子関係にすると株式評価額が下がると規定する国税庁通達に沿って贈与税の申告を行った。これに対し、国税局は通達の形式適用を認めず、申告された別会社の株式評価額が低すぎると認定し、課税したもようだ。

 滝崎氏は昭和49年にキーエンスの前身となる会社を設立。平成12年まで社長、27年まで会長を務めた。同社の28年3月期の連結売上高は2912億円、最終利益は1056億円。
(産経新聞)

 相続税の節税対策の失敗だろう。

セガサミー会長兼社長、30億円の申告漏れ

 大手パチンコ機器メーカー「セガサミーホールディングス」の会長兼社長の里見治氏が東京国税局の税務調査を受け、約30億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。

 東京国税局から申告漏れを指摘されたのは、大手パチンコ機器メーカー、セガサミーホールディングスの会長兼社長の里見治氏(74)。関係者によると、里見氏は2012年分の税務申告の際、海外の金融商品の売却で生じた損失を差し引いて所得税を申告したが、東京国税局は差し引きは認められないケースだと判断したという。

 申告漏れの総額は30億円で、過少申告加算税を含め追徴税額は約10数億円にのぼるとみられる。セガサミーホールディングスは「コメントは差し控えさせていただく」としている。
(日本テレビニュース)

 上場株式等の譲渡損失と同じ考えで損益通算できないと判断したのだろう。
 

アップルiTunes「120億円追徴課税」の構図 東京国税局の指摘を受け入れて全額納付

 米アップルの子会社で日本法人の「iTunes(アイチューンズ)」(東京都港区)が、iPhone(アイフォーン)などで視聴する音楽・映像のインターネット配信を巡って東京国税局から所得税の源泉徴収漏れを指摘され、約120億円を追徴課税されていたことが、関係者の話でわかった。

 同国税局は、同社からアイルランドのアップル子会社に移っていた利益の一部はソフトウェア使用料にあたると認定し、源泉所得税を日本に納める必要があったと判断。同社は指摘を受け入れて全額を納付した。

 問題となったのは、アイルランド子会社が著作権を保有していた音楽・映像配信サービス「iTunes」のソフトウェア使用料。

 日本では、アップルジャパン(港区)が国内ユーザー向けにiPhoneなどのアップル製品を販売し、ユーザーは同サービスを利用する際に、iTunes社に対して手数料などを支払っている。iTunes社は本来、同サービスで得た利益をソフトウェア使用料の形でアイルランド子会社に支払う必要があった。

 日本の所得税法などでは、日本法人が外国法人に使用料を支払った場合、支払額の20.42%を源泉徴収して納税しなければならない。だが関係者によると、東京国税局の税務調査の結果、iTunes社はアイルランド子会社に対し、使用料としての支払いをしていなかったことが判明した。

 一方、iTunes社はアップルジャパンに対し、使用料とは別の名目で多額の支払いをしていた。さらに、アップルジャパンは、シンガポールのアップル関連会社を経由してアイルランド子会社からiPhoneなどを買い取っており、同国税局が仕入れ値を確認したところ、使用料相当額が製品自体の価格に上乗せされてアイルランド子会社に流れていたという。

 同国税局は、一連の支払いの流れが、iTunes社のアイルランド子会社に対する使用料支払いに当たると判断し、使用料の額を2014年までの約2年間で約600億円と認定。iTunes社に対し、源泉徴収漏れを指摘した。

 一連の支払いが使用料であっても、iTunes社からアイルランド子会社に移った利益の規模は変わらないため、iTunes社が日本で課される法人税額に影響はない。

 iTunes社は、読売新聞の取材に対し、「ノーコメント」と回答した。

 iTunes社は日本での音楽配信事業を目的に、05年に設立。15年9月期の売り上げは1522億円。
(読売新聞)

 著作権の使用料の支払いを、別の名目で支払いか。

アップル子会社追徴 音楽配信めぐり120億円 国税局指摘

 米アップルの子会社で日本法人の「iTunes(アイチューンズ)」(東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、iPhone(アイフォーン)などで視聴する音楽・映像配信サービス「iTunes」のソフトウエア使用料をめぐり、源泉所得税の徴収漏れを指摘されていたことが16日、分かった。同社からアイルランドのアップル子会社に移った利益の一部が、源泉所得税の納付義務があるソフトの使用料にあたると認定された。追徴課税は約120億円で、同社は全額納付した。

 iTunes社は配信サービスで得た利益について、著作権を持つアイルランド子会社にソフト使用料を支払い、税法上20・42%を源泉徴収して納税する必要があるが、iTunes社は徴収していなかった。

 一方、iTunes社はアイフォーンなどを販売するアップルジャパン(港区)に使用料とは別名目で多額の支払いがあり、アップルジャパンは関連会社を経由してアイルランド子会社からアイフォーンなどを買い取っていた。

 国税局は一連の支払いの流れが、iTunes社のアイルランド子会社に対する使用料支払いに当たるとし、平成26年までの約2年間で約600億円に上ると認定した。
(産経新聞)

 アイルランド子会社の買取代金ではなく、著作権の使用料と認定したようです。
 買取代金に仮装して、源泉所得税の納税を免れていたのか。
 日本で稼いだ利益を税率の低いアイルランドに送るスキームがあるのだろう。

【日本ハム】大谷、21日・リアル二刀流→22日・代打!天王山でフル回転

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が、21日からのソフトバンクとの直接対決2連戦(ヤフオクD)で、初戦は「リアル二刀流」、2戦目は「代打出場」でフル回転する可能性が出てきた。16日に札幌市内で取材に応じた栗山監督が「全てのことは可能性として考えている。ここから全試合で全打席を立たせることはできないけど、いろいろと考え始めている」と明かした。

 大谷の次回登板は21日。指揮官は既にこの試合で指名打者制を放棄した「リアル二刀流」で起用する可能性を示唆してきた。そこから「中0日」での野手出場は今のところないが、4年目を迎えた大谷の成長は感じ取っている。

 「故障させないことをベースにやってきた。そこは崩さない。体が大丈夫だと確認ができたら『何ができるか?』ということ」。13日のオリックス戦(札幌D)で5回2失点だった翌14日、ベンチ入りメンバーに入れている。「表情や話した時のリアクション。いろんなことを考えて」と、天王山も慎重に起用法を探っていく。

 17日ロッテ戦(札幌D)で野手として出場する大谷は「(残り12試合は)しっかり(力を)出し切って終われればいい。最後の最後に逆転していれば」と意気込んでいる。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 今日は増井だから、安心して観ていられるだろう。

山中慎介V11「幸せです」神の左でモレノKO

<プロボクシング:WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇エディオンアリーナ大阪

 WBC世界バンタム級王者の山中慎介(33=帝拳)が、挑戦者の同級1位アンセルモ・モレノ(31=パナマ)に7回TKO勝ちし、11度目の防衛を果たした。

 山中は「長谷川さんが素晴らしい試合で勝ち、僕も強い気持ちを持ってリングに立つことが出来た。ガードの弱さが出てダウンしてしまったんですが、逆にそれで思い切っていけた。2人の子どもをリングに上げられて良かった。幸せです。ボクシングをやっていて良かった。最後まで気持ちを持って戦えた」と喜びを表した。

 試合開始直後からモレノが攻め、激しい立ち上がりとなった。1回、カウンターで山中の左フックが効いて早くもモレノがダウンした。モレノはその後もひるまず、強気に打って両者乱打戦の展開に。4回にはモレノの右フックで山中が倒れた。4回終了時点では2-0で山中の優勢となった。5回に入り、さらに激しい打ち合いとなる。互いのパンチが顔を捉え、山中がよろめく場面も。6回、山中の左ストレートがモレノの顔面にクリーンヒットし、モレノが再びダウン。7回にもモレノが3度目のダウン。さらにリング隅に追い込んで、左ストレートを見舞い、耐えるモレノをKOした。

 昨年9月に2-1の僅差判定で競り勝っていた強敵を再戦で返り討ちにし、内山高志と並んで国内歴代2位タイの防衛数となった。
(日刊スポーツ)

 神の左は強い。

2016年9月16日金曜日

<政府税調>夫婦控除、年収線引き焦点に 税額控除も検討

 2017年度の税制改正を巡る議論は、女性の社会進出にブレーキをかけてきたとの指摘もある配偶者控除の見直しが最大のテーマとなる。政府税制調査会(首相の諮問機関)は、配偶者控除に代わって夫婦を対象にする「夫婦控除」の導入を軸に検討。対象世帯拡大による税収減を防ぐため年収制限を設ける方針で、年収の線引きが焦点だ。低所得層ほど恩恵が大きくなるよう実際に支払う税額から一定額を差し引く税額控除方式に切り替える案も浮上している。

 「高所得者も控除するのは適切か」「税を支払う余裕のある人に負担してもらう方式がいい」。15日に開かれた政府税調の総会では夫婦控除を巡って年収制限の導入などを求める意見が相次いだ。

 配偶者控除は、年収103万円以下の配偶者がいる世帯を対象に、世帯主の所得から38万円を差し引いて課税する制度。制度の恩恵を受けるため、妻が年収を103万円に抑えようと勤務時間を調整する一因とされる。

 また、年収制限が無く高所得層の恩恵が大きいため「格差拡大の一因」との見方もある。例えば夫の年収が550万円の場合、配偶者控除による減税額は7・2万円程度だが、夫の年収が1200万円だと12・2万円程度の減税となる。

 このため政府税調や与党は、夫婦控除に年収制限を設ける方針。また、低所得層ほど減税の恩恵が大きい税額控除方式に切り替える方向で検討している。税負担の不公平感を和らげるとともに、対象者が配偶者控除の約1500万人から約2400万人に大幅拡大することが見込まれるため、税収減を防ぐ狙いもある。今後の議論では年収制限の線引きが課題となる。自民党の茂木敏充政調会長は「800万~1000万円程度」と制限をかける目安を示した。

 総務省の統計によると2人以上の世帯のうち、収入が1000万円以上の世帯は約13%に過ぎない。夫婦控除の年収制限を仮に1000万円とすると恩恵を受ける人が多く、税収としては大幅な減少となる。一方、年収制限を低く設定すれば夫婦控除の対象とならない増税世帯が増えて反発が強まる可能性もあり、議論は曲折も予想される。【横山三加子】
(毎日新聞)

 庶民の増税ではなく、富裕層を増税しないと、安倍内閣も短命に終わるだろう。
 国は世帯の収入を把握して、年金削減しかないだろう。

長谷川穂積が3階級制覇「夢みたい」5年ぶり王座

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ>◇12回戦◇エディオンアリーナ大阪

 元世界2階級王者の長谷川穂積(35=真正)が、WBC世界スーパーバンタム級王者ウーゴ・ルイス(29=メキシコ)にTKOで勝利し、3階級制覇を達成した。

 日本人最多16度目となる2年5カ月ぶりの世界戦となった長谷川は、WBCバンタム級王座から陥落した10年4月モンティエル戦以来5年5カ月ぶりの王者返り咲き。世界で3番目の高齢3階級制覇、日本人最年長世界奪取と記録ずくめの勝利を挙げた。

 長谷川は「ここまで長かったです。この対戦を受けてくれたルイス選手にまず、尊敬の念を込めてみなさんから拍手してほしい。夢みたいです。前半どうかなと思ったら取られて、戦い方悩んだんですが、セコンドを信じて戦った。チームの勝利です。負けたら引退と決めて臨んで、そう決めた選手は負けると言われてたんで、勝てて良かったです」と喜びを話した。

 序盤は互いに探りながらの展開。1回に偶然のバッティングで長谷川に減点もあり、4回終了時点では1-2とルイスが優勢だった。5回にルイスが動いた。果敢な攻めを見せると、長谷川も反撃し、一転して激しい流れになった。7回には偶然のバッティングで、今度はルイスに減点があった。8回には、焦りの見え始めたルイスが手数を増やして積極的に攻撃を仕掛ける。この段階で長谷川が2-1で優勢と逆転した。9回終了後、ルイスが棄権した。

 元世界2階級王者の長谷川は、今回を「ラストチャレンジ」と明言していた。試合後は今後について「今終わったばかりなので。この試合にかけていたので、少しゆっくりさせてほしい」と話した。
(日刊スポーツ)

 素晴らしい試合だった。
 テレビ放送が細切れはアホだろう。勝てると思っていなかったのだろうか。

石原慎太郎氏 豊洲市場の“地下空洞”案…提案してねえ!

 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の建物下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、石原慎太郎氏が都知事在任中の08年、地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していたことが15日、分かった。都は専門家会議の盛り土の提言に反して地下空間を採用した経緯に、石原氏の意見が影響したか調べる。

 石原氏が言及したのは08年5月30日の定例記者会見。同19日に開かれた専門家会議で盛り土にする案が示されていたが、石原氏は海洋工学の専門家が「(対策は)違う発想で考えたらどうか」と発言していると紹介。その上で、長所として工費の安さや工期の短さを挙げ「土を全部さらった後、コンクリートの箱を埋め込むことでその上のインフラを支える」と“地下コンクリ箱案”があることを「担当局長に言った」と説明した。

 しかし、問題発覚後の今月13日に出演したテレビ番組では、盛り土にしなかった報告を受けていないとし「だまされた。都の役人は腐敗している」と辛らつに批判していた。

 慎太郎節にブレが生じたことで、この日、都内の自宅前に報道陣が殺到。石原氏は“地下コンクリ箱案”について「専門家じゃないんだから俺はしてねえよ」と切り出し、実際には担当局長へ提案していないと主張。担当局長から報告を受けて会見で言及したものとし「役人からそういう情報を聞いたから、そういう意見があると取り次いだだけ」と釈明した。

 同氏は“地下コンクリ箱案”について、渦中の会見の前に設計事務所が変わり、その会社から担当局長に提案されたと指摘。「急に設計事務所を変えたことで、盛り土をやめて(建物の)下に訳の分からないものをつくった。恐らく盛り土をするよりも経費がかかり、ゼネコンがもうかる」との持論も展開した。

 過去の発言で豊洲市場を巡る混乱に拍車をかけることになった石原氏。盛り土がなかった問題に感想を求められると「東京都は伏魔殿だね」と気色ばんだ。
(スポニチアネックス)

 誰の責任になるのだろうか。
 役人はきちんと資料を残しているだろう。

石原元都知事、地下空間「報告受けていた」

 築地市場の移転先の豊洲市場で、土壌汚染対策の「盛り土」が行われていなかった問題で、設計に地下空間が入った2011年当時に知事だった石原慎太郎元知事が日本テレビの取材に対し、「盛り土から、地下空間のある設計に変更したと都の事務方から報告を受けていた」と話した。

 石原元都知事(83)「設計事務所が変わったことで盛り土から ああいうの(地下空間がある設計)に変わったと聞いた。下から(報告が)上がってきて『そうなりました』と聞いただけで、私が決定したわけではない。(地下空間がある設計に)変わったという報告を受けただけですから、市場長から。私は不幸にしてモノを決める権限もないし、知識もないし。とにかく現場がいろんな酌量をして決めたことですから」

 石原元知事はこのように話し、知事在任中に都の当時の市場長から「地下空間のある設計になった」と報告を受けていたことを明らかにした。

 豊洲市場の設計は、2011年3月に大手設計会社が契約していて、都によると、同じ年の6月に完成した基本設計には「地下空間」が組み込まれていたという。

 石原元知事は報告を受けた時期については、「覚えていない」としている。
(日本テレビニュース)

 石原元都知事の意向に沿うように、役人が設計変更したということか。

稀勢の里にノルマ!横審・守屋委員長、残り10日間“全勝指令”

◆大相撲秋場所5日目 ○稀勢の里(寄り切り)貴ノ岩●(15日・両国国技館)

 東大関・稀勢の里に残り10日間の“全勝指令”が出た。この日、本場所総見した横綱審議委員会(横審)の守屋秀繁委員長(75)が、たとえ優勝しても12勝以下では昇進の是非を巡って紛糾することを懸念。18年ぶりの和製横綱誕生へのノルマを提示した。取り直しの末に無敗を守った東前頭筆頭・隠岐の海と盤石の相撲で勝った東大関・豪栄道が土つかずでトップ。2横綱4大関は今場所初めてそろって白星となった。

 正面升席で見届けた横審の面々が思わず目尻を下げた。稀勢の里は低く当たってきた相手に左が差せないとみるや、強引におっつけて突き放す。再び間合いを詰め左を差すと右上手を取り寄り切った。初顔の貴ノ岩を寄せ付けない盤石の相撲。支度部屋では「(初顔だが)集中して。まあいいんじゃないですか」。昇進を不安視する面々を安心させる快勝に満足げだった。

 本人以上に喜んでいたのは守屋委員長だった。「あと10番勝てば13勝2敗。そうあってほしい。稀勢の里は頑張ってますね」。こう話したのには理由がある。「12勝3敗の優勝なら即OKということは…。横審の3分の2の賛成をもって決まりとする規約がある。皆さんの意見を聞かないといけなくなる。12勝で足りないという人がいるかもしれない。もう一場所様子を見るかも。そうなったら稀勢の里は心配ですが」

 審判部は優勝すれば昇進としているが、最終的に判断を下す横審の意見は違う。既に平幕に2敗。12勝以下のVでは反対意見が出る可能性がある。都倉俊一委員も「終わりまで全勝でいってくれれば。優勝なら文句ないんじゃないの」と同一の見解を示した。

 一発回答を受けるためには13勝Vが不可欠だ。上位陣が次々と崩れ、優勝ラインが下がることが予想される中、「もう負けないこと。つまり2横綱に勝つということ。13勝2敗なら文句なしに(横綱に)なるでしょうね」と守屋委員長。気象庁の天気予報では、東京地方は22日まで晴れる日はない。綱取り大関はこの日の朝稽古後、「場所中ずっとこんな天気なのかな。すかっとしないね」と憂いた。5日目は横審の心配を自らの相撲で吹き飛ばした。序盤戦を3勝2敗で終え「これからじゃないですか」。千秋楽に晴れやかな表情でいられるかは、残り10日にかかっている。(秦 雄太郎)
(スポーツ報知)

 13勝2敗ならば、優勝なしでも横綱にすべきだろう。

脱税指南事件、国税局OBに有罪判決

 顧問先の企業に脱税を指南したとして、法人税法違反の罪に問われた国税局OBの元税理士・植田茅(ちかや)被告(70)に対し、東京地裁(前田巌裁判長)は6日、懲役5年、罰金1億5千万円(求刑懲役7年、罰金2億円)の判決を言い渡した。

 ほかに元税理士の松本剛被告(55)に懲役3年(求刑懲役4年)、記帳代行会社社長の木下洋介被告(42)には懲役2年6カ月執行猶予4年(求刑2年6カ月)の判決を言い渡した。

 判決によると、植田被告らは共謀して、2009~13年に医療法人や出会い系サイトの運営会社など4法人に架空の経費などを計上する手口で、法人税計約4億8千万円を脱税した。
(朝日新聞デジタル)

 脱税指南に懲役刑の実刑判決は戒めになるだろう。

【日本ハム】メンドーサ、糸井に2被弾で7敗目「大事な試合だっただけに悔しいね」

◆日本ハム1―5オリックス(15日・札幌ドーム)

 日本ハムのルイス・メンドーサ投手(32)が15日のオリックス戦(札幌D)に先発したが、糸井に2被弾を浴びるなど、5回途中9安打4失点で今季7敗目を喫した。

 1球で流れを奪われた。初回。先頭の糸井に内角141キロの直球を右翼席へ運ばれ、プレーボール弾で先制を許した。「思った所に投げたつもりなんだけど、打たれてしまった。実力の無さを痛感した。大事な試合だっただけに悔しいね」と振り返った。

 さらに2点ビハインドの2回にも1死一塁から再び糸井に2ランを浴び、2回までにまさかの4失点。試合後は「糸井さんは調子がよかった。一人にやられてしまった」と、1試合3発を放った好打者に脱帽するしかなかった。

 チームは連敗を喫し、首位・ソフトバンクとのゲーム差は「0・5」に開いた。試合後、栗山監督は「こういう時期もあるけど、何とかするのがこっちの仕事。何とかします」と前を向いた。メンドーサの次回登板予定は23日の楽天戦(札幌D)。シーズン最後の登板になる可能性もあるが「今まで通り調整していきたい」。7月26日の西武戦(西武プリ)で7勝目を挙げて以降、遠ざかっている白星を次はつかむ。
(スポーツ報知)

 この時期に連敗は痛い。
 

2016年9月15日木曜日

隠岐の海、2横綱2大関撃破で4連勝! 物言いつくも白星/秋場所

 大相撲秋場所4日目(14日、両国国技館)初日から2横綱、1大関を相手に3連勝を飾った平幕隠岐の海は、大関照ノ富士を物言いの末に軍配どおり、逆とったりで破って4連勝を飾った。 

 隠岐の海は、立ち合いでもろ差しを狙ったものの、照ノ富士の圧力をまともに受けてしまった。土俵際に一気に押し込まれたが、体をかわして残すと相手の右腕を取って体を反転。土壇場で照ノ富士の腕をきめた。

 そのまま2人ともきわどいタイミングで土俵を割ると、軍配は隠岐の海にあがったが、土俵下の審判から物言いがついた。協議の結果、照ノ富士の足が先に出たとして、軍配どおり隠岐の海が白星を手にした。

 隠岐の海は取組後、「中に中にと思っていたが、おっつけで厳しくいって肘が取れた。(勝敗は)微妙でしたが良かったです」と、納得の表情。これで2横綱2大関を破っての4連勝となり「これからですね。これから大事」と、自分に言い聞かせるように話した。

 また横綱、大関勢でただ1人、3連勝の大関豪栄道は平幕貴ノ岩の挑戦を寄り切りで退け、4連勝とした。また3日目までに2敗を喫した大関稀勢の里は、平幕嘉風を小手投げで下し、2勝2敗とした。
(サンケイスポーツ)

 平幕隠岐の海の優勝だろうか。

日本ハム11失点大敗 有原6回途中8失点KOで6連敗 斎藤は3ラン被弾

◇パ・リーグ 日本ハム1―11オリックス(2016年9月14日 札幌D)

 日本ハムは1―11でオリックスに大敗を喫した。

 先発・有原が6回途中14安打8失点と打ち込まれ、7回から登板した3番手・斎藤も2回3失点と火に油を注ぐ形となった。

 有原は初回、吉田正の左越え8号2ランなどで3点を失うと、3回にも5安打を集中され再び3失点。6回、先頭・糸井の二塁打から3連打で1点を失うと、マウンドを2番手・井口に譲った。有原は5回0/3で打者30人に対して105球を投げ、14安打8失点。7回から登板した斎藤は2死走者なしから内野安打と四球で走者をためてから吉田正に右翼スタンドへ3ランを運ばれた。斎藤は2回で打者9人に36球を投げ、2安打3失点だった。有原は自身6連敗となった。

 オリックスは6回で先発全員安打を達成。糸井が4安打、吉田正が本塁打2本を含む3安打6打点と固め打ちした。先発・松葉は6回で打者25人に120球を投げ、5安打1失点で今季6勝目(9敗)をマークした。
(スポニチアネックス)

 なぜ、有原を早めに交代させないのだろうか。
 先発大炎上で、打線も打てずでは、優勝は無理か。

斎藤佑樹 日本ハム オリックスルーキー吉田正に特大3ラン被弾

2死からピンチ招く
 日本ハムの斎藤佑樹投手が14日のオリックス戦(札幌ドーム)で7回から3番手としてリリーフ。2死からピンチを招き、新人・吉田正に特大3ランを被弾した。

 7点ビハインドの7回表。斎藤の名がコールされると、本拠地・札幌ドームが沸いた。ファンの期待を背中に受け、先頭・大城をフォークで右飛。続く若月はスライダーで空振り三振に仕留めた。

 しかし、糸井の三塁内野安打、小島の四球などで2死一、二塁とすると、吉田に初球フォークを右中間席中段まで運ばれた。続くT-岡田は中飛。7回は2安打3失点だった。

 11日の楽天戦(コボスタ宮城)では1イニングを3者凡退に抑えた。1軍定着へアピールしたいところだったが、無念の投球となった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 敗戦処理でも、結果を出さないと居場所が無くなってしまう。

2016年9月14日水曜日

豊洲市場「盛り土」問題 石原元都知事、在任中に報告受けず BSフジの「PRIME NEWS」で

 築地市場の豊洲移転をめぐり、土壌汚染対策の「盛り土」が行われていなかった問題で、BSフジの「PRIME NEWS」に出演した石原 慎太郎元都知事は、盛り土を行わないことについて、知事在任中に報告を受けていなかったと明かした。
 石原氏は「(盛り土が行われていないと聞いた?)聞いていません。これは、僕はだまされた。結局、していない仕事をしたことにして、予算出した。そのお金は、どこに行った。都の役人は、腐敗している」と述べた。
 石原氏は、都知事だった2001年に、築地市場の豊洲への移転を決め、在任中の2008年に、東京都が独断で、豊洲市場の主要な建物の地盤で「盛り土」を行わないことを決めていた。
 石原氏は、都の対応を厳しく批判したうえで、検証チームの設置など、小池知事が進める取り組みについて、「徹底してやるべきで、やってもらいたい」と述べた。
(フジテレビニュース)

 役人だけでなく、都議会議員も絡んでいるのだろうか。

物流会社1億円超所得隠し=香港子会社を利用―名古屋国税局

 タックスヘイブン(租税回避地)の香港に設立した子会社を介在させた取引を装い、所得を圧縮したとして、物流関連会社「アサヒ・リンク」(岐阜県輪之内町)が2015年3月期までの3年間で、約1億2000万円の所得隠しを名古屋国税局に指摘されたことが13日、関係者への取材で分かった。

 追徴税額は重加算税を含む約4000万円で、既に修正申告し納税したもようだ。

 関係者によると、同社は中国から製品を仕入れて日本で販売する際、香港の会社を介したように偽装。同国税局はこの会社を子会社と確認し、税率の低いタックスヘイブンにあるため、親会社と所得を合算して申告する必要があると判断したとみられる。
(時事通信)

 香港子会社を利用しての所得の圧縮か。
 香港の会社からの仕入れがあれば要注意だろう。

スズキが約3億円所得隠し、国税が指摘 修正申告済み

 大手自動車メーカー「スズキ」(浜松市)が、名古屋国税局から2015年3月期までの2年間で、約3億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。経理ミスなどを合わせた申告漏れは総額で約12億円に上り、追徴課税は重加算税を含めて約4億5千万円とみられる。同社はすでに修正申告し、全額を納税したという。

 関係者によると、同社はレース用オートバイの在庫部品を使ったように装い、仕入れ費用を経費に計上。約3億円の所得を隠していたという。税務上、在庫部品の経費は、廃棄するか使った段階で処理することになっている。

 また、開発を終えるまで経費として計上できない「開発費」についても、外部委託した開発費の一部を経費として処理したとして、国税局から約9億円分の申告漏れを指摘された。

 同社広報部は取材に対し、レース用バイクの部品については「一般の部品より高額なので、念のために取っておいた。破棄する必要はないと思っていた」。開発費については「開発が終わったものと思っていた」と説明。「当局と見解の相違があったが、指摘に従った」と答えている。

 同社のホームページによると、スズキは1920年の設立。軽自動車や二輪車などを販売する。売り上げ(単体)は2016年3月期で約1兆6千億円。
(朝日新聞デジタル)

 約3億円の棚卸除外で重加算税は、見解の相違ではないだろう。

稀勢の里が2敗、初日に続く平幕戦黒星 友綱審判長、綱とり「10%くらい…」

「大相撲秋場所・3日目」(13日、両国国技館)

 3場所連続の綱とりに挑戦している大関稀勢の里(30)=田子ノ浦=は平幕の栃ノ心に渡し込みで敗れ早くも2敗目を喫した。初日の隠岐の海に続き平幕相手に2敗は印象も悪く、悲願の綱とりが崖っぷちに追い込まれた。

 重い、重い2敗目だった。稀勢の里は立ち合い栃ノ心に左に変化され、体が泳いでしまった。何とか踏みとどまって振り向きざま反撃に出ようとしたが、時既に遅し。相手に一気に攻め込まれ、最後は左の渡し込みでトドメを差された。

 支度部屋では無念の思いを隠せなかった。報道陣に「変化は頭にあったか?」と聞かれ「うーん…」。しばらく時間がたってから「うーん、落ち着いていけばよかったんですけど」と言葉を絞り出すのがやっとだった。

 3日目にして平幕相手に2敗。昇進条件は初優勝で数字上の可能性は消えていないが、土俵下で見守った友綱審判長(元関脇魁輝)は「(綱とりの)話題がなくなったね。確率的には10%くらい残っているが、相撲内容が悪すぎ」と一刀両断。相撲人生をかけた勝負の場所が終わるには、早すぎる。
(デイリースポーツ)

 変化する立会いに対応しないといけない。

隠岐の海、日馬も撃破で2日連続の金星「いい時もあれば、悪い時もある」/秋場所

 大相撲秋場所3日目(13日、両国国技館)平幕隠岐の海が、横綱日馬富士を寄り倒しで破り、2日連続の金星を挙げた。

 隠岐の海は、横綱に左を差され胸があっても、動じなかった。タイミングよく巻き返し、もろ差しとなると、横綱の強烈な引き付けをこらえながら、前に出て最後は体を預けて、寄り倒しで3連勝を決めた。

 初日には稀勢の里に完勝、2日目は横綱鶴竜を破るなど、3日目にして2横綱1大関を撃破。31歳の前頭筆頭が旋風を巻き起こしている。

 隠岐の海は「攻めるところはしっかり攻めたかった。最初は攻められたけど、あとは良かった」と満足そうに取組を振り返ると、「いい時もあれば、悪い時もある。明日からまた一番一番です」と浮かれることなく、前を向いていた。
(サンケイスポーツ)

 実力開花か。

大谷翔平 日本ハム プロ野球最速更新する164キロを記録!

◆日本ハム―オリックス(13日・札幌ドーム)

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が、13日のオリックス戦に先発し、自身が持つプロ野球最速を1キロ更新する球速164キロをマークした。

 3回1死二、三塁の場面で、オリックスの糸井に対して投じた初球が164キロを記録した。

 しかし、内角に入ったこの球を糸井に右前にはじき返され、2点を先制された。
(スポーツ報知)

 テレビカメラは球速を映していたが、実況の間は何だったのだろうか。
 最速でも打たれたからスルーしたのか。
 誤表示と思ったか。

 

2016年9月13日火曜日

務台俊介内閣府政務官兼復興政務官 “おんぶ視察”務台政務官の続投容認 今村雅弘復興相「失地回復に期待」

 今村雅弘復興相は13日午前の記者会見で、台風10号で被災した岩手県岩泉町を視察した際、長靴がなかったため内閣府職員に背負われて水たまりを渡った務台俊介内閣府政務官兼復興政務官について「本人の(今後の)頑張り、失地回復に期待している」と述べ、政務官を辞める必要はないとの考えを示した。

 今村氏は「大変遺憾に思っている」と改めて苦言を呈した上で「本人も大変反省している。失点をしっかり取り戻すつもりで頑張ってもらいたい」と語った。

 また、務台氏が視察中に足下を気にしたり、つま先立ちしたりしていたとの指摘に対し、今村氏は「準備において防災靴は履いていっている」と強調。「長靴まで必要だったかどうかということについては、スタッフの対応もちょっとまずかったのではないか」と話した。
(産経新聞)

 意味のない視察は、税金の無駄だろう。
 わざわざ下らない視察をしないで、現場の担当者の声を聞けば済むことだろう。

 

大谷翔平 日本最速164キロ!5回2失点で交代「走者出してからが課題」

◇パ・リーグ 日本ハム―オリックス(2016年9月13日 札幌D)

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が、オリックス戦(札幌ドーム)に先発し、日本最速となる164キロをマークした。

 3回1死二、三塁で糸井への初球にマークした。結果は内角低めを詰まりながらも右前にはじき返され2点を先制された。糸井も一塁ベース上でしびれるのか両手を振りながら、苦笑いを浮かべていた。

 大谷は7月に右手中指のまめをつぶし、その後は打者出場に専念。それでも今月7日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発復帰し、163キロの日本タイ記録をマークしていた。この日が復帰後2戦目の登板だった。

 大谷は結局、87球を投げ、5回を4安打2失点、9奪三振で交代した。160キロ台を22球の力投だったが、先発復帰2戦目であることを考慮されたもの。チームは4回に近藤と中田の連続タイムリーで同点とし、大谷に勝敗はつかなかった。

 ▼大谷の話 先制点を取られてしまったんですけど、野手の皆さんが追いついてくれたので感謝したいです。内容的には、ランナーを出してからが課題ですね。後半はよくなってきてたんで、きょうの反省を次に生かしていきたいです。
(スポニチアネックス)

 直球を狙われている。
 

安倍首相、配偶者控除見直し指示 中立的税制で女性就労促進

 政府税制調査会(首相の諮問機関)は9日、首相官邸で総会を開き、専業主婦世帯などの所得税負担を軽くする「配偶者控除」を見直す検討に着手した。安倍晋三首相は総会で具体化に向けた議論を指示。政府税調は11月をめどに見解を取りまとめる方向だ。

 安倍首相は「女性が就業調整を意識せずに働くことができるようにするなど、多様な働き方に中立的な仕組みをつくっていく必要がある」と述べた。政権の最重要課題である「働き方改革」と連動させ、女性の就労促進を狙う。

 配偶者控除は妻の年収が103万円以下なら夫の課税所得から38万円を差し引ける仕組み。主に専業主婦世帯を優遇する税制が女性の働き方をゆがめ、経済成長を阻害しているとの問題意識がある。共働き世帯や非正規社員の夫の増加など多様化する生活実態に合った税制の再構築を急ぐ。

 配偶者控除は、夫婦であれば収入にかかわらず夫の税額から一定額を差し引く「夫婦控除」に見直す案が有力視される。税収減にならないよう夫の年収が一定額以上の世帯は対象から外すことなどを検討するが、所得が高い専業主婦世帯の税負担は増す見通しで、与党内には慎重論もある。
(産経新聞)

 配偶者控除廃止=配偶者の扶養手当の廃止だろう。

大谷翔平 個人タイトルより優勝 防御率隠れ1位もチーム優先

 優勝以外は何もいらない。パ・リーグ首位の日本ハム・大谷翔平投手(22)が12日、今後の登板予定3試合を全て無失点投球することを宣言した。13日のオリックス戦(札幌ドーム)で先発復帰2戦目を迎えるが、60~70球の球数制限が設けられる予定。規定投球回数到達まで残り25イニングで、「隠れ1位」の防御率2・06ながらタイトル奪取は厳しくなったが、二刀流4年目で自身初の「リーグ制覇」を目標とし、剛速球を投げ込んでいく。

 迷いはない。邪念は全て振り払った。0・5ゲーム差で2位のソフトバンクとの激しいマッチレースを制すために、大谷の決意は固まった。

 「明日は結構というか、相当大事な試合になる。調整登板とは思っていない。残りの試合は全て勝つ。もう、0点に抑えるつもり。そのためにもしっかりと勝ちたい」

 13日のオリックス戦(札幌ドーム)で、大谷は先発復帰2戦目のマウンドに上がる。右手中指のまめの影響で59日ぶりの先発となった7日のロッテ戦(札幌ドーム)では2回1失点。40球前後という球数制限が設けられた中で、自身が持つ日本最速163キロも計測した。13日も球数が制限される。吉井投手コーチが「次までは制限がある」と明かしたもので、全ての制限が解禁されるのは21日に敵地・ヤフオクドームで行われるソフトバンクとの直接対決からとなる。

 今回は60~70球に設定されているもようだ。これによりシーズン規定投球回の143イニング到達は難しくなった。今季の大谷は118回を投げて8勝4敗、防御率2・06をマークしている。13日の登板を含め残り3試合で25回を投げなくては規定投球回には届かない。リーグトップのロッテ・石川の防御率2・26を上回る数字を残しているが、昨季最多勝、最優秀防御率、最高勝率の「投手3冠」に輝いた右腕が無冠に終わることが濃厚だ。

 栗山監督は「(規定投球回は)俺の頭の中にはあるけど、それをやるならもっと前で投げさせていた」とチームの優勝を大前提に、復帰プランを進めてきたと説明。勝てば7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の9勝目で3年連続の10勝到達に前進する大谷は「(2桁勝利のことは)考えなくもないが、5回無失点ならば勝ちが付くこともある。ただ(記録やタイトルよりも)優勝できるならば何でもいい」と力を込めた。

 セ・リーグは広島が10日に25年ぶりの優勝を決めた。「テレビは見ていない。新聞は食堂にあるので見たけれど…」。大谷は目の前の試合だけに集中している。そして少し本音をこぼした。「カープは余裕を持って優勝した。僕らとは違う。僕らは接戦を制して優勝できればいい」。険しい二刀流の道は「優勝するために」と、栗山監督と二人三脚で歩んできた。ならば残り15試合、この4年間の成果を出し尽くす。 (横市 勇)

 ≪最短14日M点灯≫日本ハムの優勝マジック初点灯は最短で14日。条件は13、14日のオリックス戦に連勝し、ソフトバンクが同楽天戦に連敗か1敗1分け。日本ハムが1勝1分けか2分けでもソフトバンクが連敗なら、いずれもM11が点灯する。なお、ソフトバンクのマジック再点灯は最短で15日。
(スポニチアネックス)

 とりあえず大谷が完璧に抑えて勝つことが大事。

中学生Jリーガー誕生!久保建英トップチーム昇格へ

 21世紀生まれのJリーガーが誕生する! サッカーJ1東京のU-18(18歳以下)に所属するFW久保建英(15)が、トップチームに選手登録されることが12日、分かった。

 東京が今月16日までに登録する方針を固めたもので、スペインの名門バルセロナの下部組織でプレーした20年東京五輪のスター候補が、早くもJリーグの舞台に立つ可能性が高まった。出場となれば04年3月の森本貴幸(東京V)以来の中学生選手で、01年以降の生まれでは初めてとなる。

 ◆久保建英(くぼ・たけふさ)2001年(平13)6月4日、川崎市生まれ。小学2年だった09年11月、川崎Fジュニアのセレクションに合格。11年4月の入団テストを経て同年9月にバルセロナの下部組織に入団。15年5月に東京U-15むさしに加入。今季東京U-18に飛び級昇格。167センチ、60キロ。
(日刊スポーツ)

 東京五輪のスター候補の活躍が楽しみ。

大谷翔平 日本ハム 登板全試合0封宣言 内容より「ゼロ」

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が12日、逆転Vへ残りの登板全試合を無失点に抑え、優勝に貢献する目標を立てた。

 残り15試合を迎え、0・5差の首位。しびれる優勝争いを制すために、投げる試合は1点もやらない覚悟だ。13日・オリックス戦に先発する大谷は「全試合ゼロで抑えることが一番大事。内容はそのあと。優勝すればなんでもいい。そのためにしっかり頑張りたい」と力を込めた。

 投手として上り調子だからこそ自信を深める。7月10日に右手中指にマメを作ってから投球フォームを崩していたが、先発復帰した7日・ロッテ戦で自己最速タイの163キロを計測。栗山監督は「前に進んだ」と評価し、今後もローテに組み込むプランを立てた。

 13日に先発後は、21日からのソフトバンク2連戦で先発予定。現在8勝で、3年連続10勝も視界に入るが「ゼロで抑えて、五回以上投げ続ければ、勝ちになる」。先発は残り3試合となりそうだが、そのうち2勝して2桁勝利も手にするつもりだ。

 広島の優勝にも刺激を受けた。「カープは余裕をもって優勝したけど、うちは接戦を勝って優勝できればいい」。最後までもつれる展開も負けるつもりはない。その剛球で相手打線をねじ伏せる。
(デイリースポーツ)

 しびれる投球が見たい。

大谷翔平 日本ハム 中5日で登板

 北海道日本ハムファイターズは、今季8勝の大谷翔平が先発する。前回登板(9月7日)では、2回を投げ、被安打2、2奪三振、1失点で降板。中5日の登板となるが、勝ち星を手にできるだろうか。対するオリックス・バファローズの先発は、今季9勝の西勇輝だ。

ベースボールチャンネル編集部

2016年9月12日月曜日

新型セレナの自動運転に騙されてはいけない

プロパイロットはどこまで使えるか?
新型セレナといえば、国産初をうたう自動運転システム「プロパイロット」を無視するわけにもいかない。日産プロパイロットは「車速10km以下で前走車あり」という条件では手放し完全自動運転も可能だそうで、この点ではメルセデスなどとならんで、市販車としては世界でもっとも高度な自動運転システムなのは事実。さらに、それを基本的にカメラ1個のシンプル(=低コスト)なシステムで実現したことは素直に感心する。

ただ、リアルな交通環境でそんな条件で手放し走行できるケースはまずない。よって、日産自身も実際は「高速道路のみの使用」を想定しており、これは実質的に「全車速対応&車線維持アシスト付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)」である。

国産車でプロパイロットにもっとも近い機能を有しているのはスバルのアイサイトだ。アイサイトに対するプロパイロットのアドバンテージは、車線維持アシスト範囲が広いこと。担当氏によれば「実質的に日本国内の自動車専用道路すべてをカバーする」とのことだが、実際には設定速度が高すぎたり、滑りやすい路面状況ではアシストしきれないケースもままあり、今回の横浜周辺1時間程度の試乗では、アイサイトに対して明確に秀でたシステムとはいいづらい。

ただ、面白いのはステアリングに沿えた手に、クルマにまるで意志があるかのように強力にグイグイと強めの介入が伝わってくることだ。このあたりは「自動運転感」を演出するための意図的なチューニングだとか。

惜しいのは1カメによる車間検知精度が甘いのか、あるいはエンジンパワーに余裕がないせいか、純粋なACCとしてはアイサイトにちょっと劣る印象であることだ。クルマまかせの走りだと、アイサイト以上に頻繁に割り込まれたり、よほど気をつけないと追い越しで後ろからあおられるケースが目立った。

もっとも、こうした不満は「世界初の自動運転!」と期待しすぎ……の部分もあり、これを車線アシスト付きACCと割り切れば、少なくともアイサイトと同等、もしくはそれに次ぐ完成度と使い勝手をもつ。緊急自動ブレーキ機能も含めて、少なくともライバルのセーフティセンスCやホンダセンシングよりは優秀な装備といっていい。

ACCは一度使うと病みつきになる依存性の高い技術である。まして小さな子供がいるミニバンユーザーは、分かっていても大渋滞に突っ込まなくてはならないこともあるだろう。そうしたときにはACCは素直に便利で、確実な疲労低減効果もある。その意味で、実質25万円弱のプロパイロットを含む「セーフティパックB」をフンパツする価値は十分にある。
(carview)

 新型セレナ購入の前に、ホンダか、スバルの自動運転も試乗してください。
 結論は、日産の性能の悪さが分かります。

ロマゴン 46連勝で4階級制覇!尚弥と来年にも統一戦へ

◇WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 ○挑戦者ローマン・ゴンサレス 判定3―0 王者クアドラス●(2016年9月10日 米カリフォルニア州イングルウッド ザ・フォーラム)

 軽量級の無敗対決は挑戦者ローマン・ゴンサレスが王者クアドラスを3―0の判定で破り、ミニマム、ライトフライ、フライ級に続く4階級制覇を達成した。苦戦を強いられながらも攻撃の手を緩めず、プロ通算46連勝(38KO)をマーク。視察に訪れたWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)との来年の統一戦が現実味を帯びてきた。なお、試合の模様は12日午後9時からWOWOWライブで再放送される。

 試合直後の表情と結果は正反対だった。右目がふさがりそうなほど顔を腫らしたゴンサレスは勝者のコールに感涙し、プロ初黒星で7度目の防衛に失敗したクアドラスはきれいな顔に失望を浮かべ、インタビューを拒否してリングから下りた。「今までで一番難しい試合だった。こんなタフな戦いは初めて。だが、神のおかげで勝てた」。ゴンサレスは家族らに感謝しながらも、「ちょっと頬が痛い」とこぼした。

 ジャッジの採点は117―111、116―112、115―113でいずれも挑戦者を支持。それでも、全階級を通じ最強を決める「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」1位のゴンサレスにとって点差以上の苦戦だった。序盤から激しくプレッシャーをかけながら体格とスピードで勝るクアドラスにかわされ、中盤には左フックを浴びてペースを失った。

 だが、消耗戦の中でアッパーやボディーを放つなど最後まで倒しにいく姿勢は衰えなかった。ヒット数でも322―251と上回り、ニカラグア人初の4階級制覇達成。12歳の時にボクシングを教わった母国の英雄、故アレクシス・アルゲリョがアーロン・プライヤー(米国)に2度挑んで果たせなかった4つ目のベルト獲得に成功したが、「アルゲリョは超えられない。彼は私の恩師で、私は彼の息子。常に私のNo・1だ」と話した。

 試合前には対戦を希望する井上尚が控室を訪れて激励。試合はリングサイドで観戦した。8ラウンド終了後に井上尚の姿を映し出した米HBOテレビに「スーパーファイトが期待されている」と聞かれると、ゴンサレスは「もちろん。喜んでやりたい」と即答した。スーパーフライ級王座を獲得したことで、来年に統一戦という形で両者の激突が見られそうだ。
(スポニチアネックス)

 ゴンサレスの苦戦は意外だけど、スピードとフットワークで井上が勝てるかもしれない。

<大相撲>「冷静さ欠いた」分析された初日不覚の稀勢の里

 綱取りへ注目を一身に集める稀勢の里が大相撲秋場所(東京・両国国技館)初日の11日から不覚を取った。力を十分に出せないまま、勝負の15日間は黒星で始まった。

 両足で跳ぶような立ち合いで両脇が空き、双差しを許した。構わず前に出たものの、隠岐の海に簡単に残されると、右をさらに深く差され、体を入れ替えられて寄り切られた。

 取組後の支度部屋。大関は質問されても無言だった。一方、隠岐の海の舌は滑らかで、「初日だからいろいろあるんじゃないですか。周りも期待し、大関も意識している。痛いところもあり、ベストではない」。右足かかとを痛めて夏巡業序盤を休場した稀勢の里の心身を見透かしていたようだった。

 隠岐の海の師匠でもある八角理事長(元横綱・北勝海)は稀勢の里について、「硬かったかな。何とか勝ちたいと思って、冷静さを欠いていた」と分析した。

 初めて「横綱・白鵬」不在の初日を迎えた今場所。八角理事長は「最初に一つ負けてもチャンスはある。粘り強くいくだけ」と話した。年6場所制が定着した1958年以降に誕生した横綱27人のうち、綱取り場所の初日に黒星を喫しながら昇進したのは柏戸、栃ノ海、三重ノ海、千代の富士の4人。多いと見るか、少ないと見るか。稀勢の里の挑戦はまだ始まったばかりだ。【村社拓信】
(毎日新聞)

 難しそう。

楽天、打線繋がり9点圧勝!日本ハム連勝ストップ マジック点灯ならず

◇パ・リーグ 楽天9―4日本ハム(2016年9月11日 コボスタ宮城)

 楽天は初回に岡島とペレスが2者連続本塁打を放つなど、日本ハムの先発・加藤を攻略。勝てばマジック点灯の可能性もあった日本ハムの連勝を3で止めた。

 初回に1点を先制されるも、1番・岡島の6号先頭打者本塁打で同点。すると、続く2番・ペレスも4号ソロも放ち、2者連続本塁打であっさりと逆転に成功した。

 4回にレアードの36号ソロで同点に追いつかれたが、直後に2死一、三塁の好機。ここでペレスが詰まらされながらも左前に適時打を放ち、1点を勝ち越した。続く3番・島内、4番・ウィーラーの連打でさらに3点を追加。この回一挙に4点を奪い、日本ハムを一気に突き放した。

 先発の辛島は5回途中2失点と粘投。3番手の金刃が6回2死満塁のピンチを抑える好リリーフを見せた。

 日本ハムは先発の加藤が4回途中6失点と誤算。マジック点灯はお預けとなった。
(スポニチアネックス)

 優勝に死角はないだろう。

中上貴晶 モト2で3位=オートバイ サンマリノ

 オートバイのロードレース世界選手権シリーズ第13戦、サンマリノ・グランプリは11日、イタリアのミサノ・サーキットで各クラスの決勝が行われ、モト2クラスの中上貴晶(カレックス)が3位に入った。表彰台は今季4度目。

 最高峰のモトGPクラスはダニ・ペドロサ(スペイン、ホンダ)が制して今季初勝利、通算29勝目を挙げた。モト3では尾野弘樹(ホンダ)が9位。鈴木竜生(マヒンドラ)は途中棄権した。
(時事通信)

 MotoGPクラスに行けるだろうか。

日本ハム・斎藤佑樹が再昇格後初登板で1回3人ピシャリ

「楽天-日本ハム」(11日、コボスタ宮城)

 日本ハム・斎藤佑樹投手が7日に1軍再昇格後、初登板。1回を3人で抑える好投で応えた。

 7点差をつけられての八回に登板。先頭の聖沢をフォークで一ゴロ。続く茂木を遊ゴロ。最後は中川を外角スライダーで見逃し三振に仕留めた。

 優勝争いの中、リリーフ要員として昇格した斎藤佑。7月28日西武戦以来のマウンドで、今後への明るい兆しをみせた。
(デイリースポーツ)

 負け試合しか登板機会がない。

加藤紘一氏死去 リベラル、強烈な自負心 「自民の先々心配」

 訃報に接し、平成13年2月、山形県鶴岡市の地元事務所を訪ねた際、揮毫(きごう)してもらった色紙を自宅の机から引っ張り出した。

 「真実一路」

 昭和47年に33歳で初当選して以降、「宏池会のプリンス」として官房長官や自民党幹事長などを務め、あと少しで頂上に手が届くところで足元の加藤派を固めきれず、あえなく挫折した「加藤の乱」から約3カ月後のことだった。

 こうと信じるところが「真実」であり、貫き通していこうという覚悟のほどがうかがえる。一敗地にまみれ、たどり着いた心境ではなかったか。

 その政治手法をめぐり、快く思わない勢力からは「怜悧(れいり)」「冷淡」「自分勝手」「優柔不断」などと批判された。ただ、東北人にありがちな「照れ」や「つつましさ」という性格の裏返しという面もあった。

 一方で、自民党を牛耳っていた旧経世会(竹下派)に対抗しようと、小泉純一郎元首相、山崎拓元自民党副総裁と結成した「YKKトリオ」で指導的な役割を果たすなど、現状に小細工なしで風穴をあけようとする強さも併せ持っていた。

 政治理念としていたリベラルについては、その重鎮としての強烈な自負心を持ち続けていた。振り返るに、加藤氏のリベラルとは「他人に対する思いやり」ではなかったか。

 数年前、都内で食事をともにする機会があった。体調を崩しており、数センチの段差につまずいて私の左肩に弱々しくもたれかかった。不意に政治向きの話題になったとき、こんな不満を漏らした。

 「自民党には信念を持った『リベラル』派がいなくなった。先々が心配だ」

 矜持(きょうじ)は最後まで揺らがなかった。(松本浩史)
(産経新聞)

MotoGP第13戦サンマリノGP決勝:ペドロサが今季初優勝。今季8人目のウイナー

 MotoGP第13戦サンマリノGP、MotoGPクラスはイタリアのミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで決勝レースを行い、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースはポールスタートのホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)が好スタートでレースをリード、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続く、2周目の13コーナーでロッシがロレンソのインを差してトップに浮上。アウト側にいたロレンソはインに入ってきたロッシをマシンを起こして回避する。

 トップに立ったロッシは序盤からファステストを更新してロレンソとの差を広げていく。ロレンソは一度はその差を縮め始めたものの、8周目には1秒以上に広がり、後方からファステストを更新して追い上げてきたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の接近される。レース中盤になると、さらに後方からペドロサがファステストを更新して、3番手のマルケス、2番手のロレンソに迫り、14周目の14コーナーでペドロサはマルケスを交わして3番手に浮上。ペドロサはファステストを連発して、17周目の14コーナーでロレンソを交わして2番手に浮上する。

 この時点でトップを行くロッシと2番手のペドロサの差は1秒前後。勢いに乗るペドロサはその差を周回ごとに削り取り、終盤に入った20周目にはロッシの背後に迫ると、22周目の4コーナーでロッシのインをやや強引に差し、トップに浮上する。ロッシも自己ベストを更新してその差を広げまいとするが、ペドロサはファステストラップの更新こそならなかったものの、区間ベストを更新するなど、逃げにかかる。残り3周となったところで、その差は約1秒に広がり、ロッシは追撃をあきらめる。

 ペドロサは最終的に2秒837の差をつけて、今シーズン初優勝を達成。これで今シーズンのMotoGPクラスでは8人目のウイナーとなり、ランキング4位に復帰。

 勝利をかけてホームレースに臨んだロッシは伏兵ペドロサに敗れて惜しくも2位に終わり、ロレンソはオーストリアGP以来となる3位表彰台を獲得した。

 マルケスは単独4位でチェッカーを受け、ランキングトップをキープ。ビニャーレスは単独5位でチェッカーを受け、ランキング4位に後退した。

 6位にアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が続き、ワイルドカード参戦から急きょ負傷したアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)の代役として参戦したミケーレ・ピロ(ドゥカティ)は7位に入賞。カル・クロッチロウ(LCRホンダ)が8位でチェッカーを受けたが、レース中のコースのショートカット違反のペナルティを受けてレースタイムに1秒5が加算され、9位でチェッカーを受けたポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)がインディペンデントチームトップとなる8位に入賞。クロッチロウは9位となった。

 10位にアルバロ・バウティスタ(アプリリア)が入賞。以下、ダニロ・ペトルッチ(プラマック)が11位、ステファン・ブラドル(アプリリア)が12位、エクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が13位、ユージン・ラバティ(アスパー・チーム)が14位、スコット・レディング(プラマック)が15位に入賞した。16位にヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)、ティト・ラバット(マークVDS)は2周目の4コーナーで転倒し、再スタートして17位でゴール。

 アレイシ・エスパルガロ(スズキ)は10番手走行中の18周目の10コーナーで転倒しリタイア。チャビ・フォレズ(アビンティアレーシング)は15周を終えてピットに戻ってリタイア、アレックス・ロウズ(ヤマハ・テック3)は8周目の2コーナーで転倒を喫しリタイア。ジャック・ミラー(マークVDS)はオーストリアGPで痛めた右手のケガの状態が悪化したため、決勝レースを欠場した。
[オートスポーツweb ]

 伏兵ペドロサか。ツボにはまると強い。