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2017年7月31日月曜日

清宮幸太郎  高校通算最多108本塁打はお預け…日本代表に入れば更新の可能性も

◇第99回全国高校野球選手権西東京大会決勝 早実2―6東海大菅生(2017年7月30日 神宮)

 第99回全国高校野球選手権西東京大会決勝は30日、神宮球場で行われ、東海大菅生が6―2で早実を破り、17年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。高校通算最多の107本塁打に並んでいた注目の早実・清宮幸太郎(3年)は、3打数1安打1四球で新記録達成はならなかった。

 清宮は、今大会では高校通算本塁打の新記録達成はならなかったが、9月に行われる「第28回WBSC U―18ワールドカップ(W杯)」(日本時間9月1~11日、カナダ)の日本代表候補に入っており、甲子園期間中に決定する最終メンバーの20人に入れば、本塁打記録の更新の可能性が残されている。
(スポニチアネックス)

 プロ入りしてもらいたい。

谷元圭介 中日が日本ハム谷元獲得へ、今日トレード期限

 中日が、日本ハム谷元圭介投手(32)の獲得交渉を進めていることが30日、分かった。

 金銭トレードが濃厚で、シーズン中の移籍期間が終わる今日31日に発表される。選手の交換になる可能性も残っている。

 森監督の1年目は5位に低迷しているが、CS進出の望みは捨てていない。谷元は167センチと小柄だが伸びのある直球を武器に活躍を続けてきた。昨年はチームトップタイの58試合に投げてリーグ制覇に貢献した。

 交渉成立なら明日1日からのDeNA戦(横浜)で、すぐ1軍合流の可能性もある。

 ◆谷元圭介(たにもと・けいすけ)1985年(昭60)1月28日、三重生まれ。稲生では春夏通じて甲子園出場なし。中部大ではエースで愛知大学野球リーグで06年春、秋にベストナイン。社会人野球のバイタルネットに進み、08年10月に日本ハムの入団テストを受け、同年ドラフト7位で日本ハムに入団。14年からは3年連続で50試合以上登板。今季は36試合に投げ0勝2敗1セーブ21ホールド。右投げ右打ち。167センチ、72キロ。
(日刊スポーツ)

 FAの前にトレードか。

2017年7月30日日曜日

稲田朋美防衛相、涙目 「責任を痛感、辞任かねがね考えていた」

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報をめぐる問題で28日、記者会見した稲田朋美防衛相。「責任を痛感している」と繰り返した稲田氏だが、隠蔽の了承について「認識は今でもない」と主張し、強気の姿勢を貫いた。日報をめぐる一連の問題は、防衛省・自衛隊への稲田氏のガバナンス(統治)不足を露呈、不信感が渦巻いた。

 「防衛省・自衛隊に大変厳しい反省すべき結果が示された。極めて遺憾」。稲田氏は会見冒頭、険しい表情でこう述べた。

 争点とされた稲田氏自身の関与について監察結果は「何らかの発言があった可能性は否定できない」と指摘したが、書面報告や稲田氏が非公表と了承した事実はなかったと認定。稲田氏は「報告を受けた認識は今でもないが、監察結果は率直に受け止める」と改めて身の潔白を訴えた。

 「お騒がせしていることについて責任を果たしたいと、かねがね考えていた」と特別防衛監察が始まった3月以降、安倍晋三首相にも相談していたことを明かした稲田氏。事実解明の前に任命権者に進退を相談していたことを追及され、「詳細は控えたい」と苦しい釈明に追われた。

 約45分間の会見の最後、稲田氏は目を潤ませ、「防衛省・自衛隊の名誉にかけて隠蔽という事実はありません」と言い切り、さっそうと会見場を後にした。
(産経新聞)

 問題点は2つ。
 1 隠蔽があったのか
 2 ない場合は、防衛省や自衛隊幹部が隠蔽したこととなり、シビリアンコントロールに問題あり

井岡一翔VS 木村翔 新王者の木村が帰国=「井岡君とやりたい」―WBOフライ級

 中国の上海で28日に行われた世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチで新王者となった木村翔(青木)が29日、帰国した。成田空港で取材に応じ、「偉大な世界のベルト。まだ実感が湧かない」と心境を語った。

 日本選手が敵地で世界王座を獲得したのは、日本ボクシングコミッション(JBC)の公認試合では1981年以来36年ぶり。アマチュア時代に2008年北京、12年ロンドン五輪を連覇した鄒市明(中国)を11回TKOで破り、「11回でも無意識に手が出たのはハードな練習の成果」と快挙を振り返った。

 今後については同じ階級の世界ボクシング協会(WBA)王者で、ともに28歳の井岡一翔(井岡)との対戦を熱望。「同い年で昔から有名。井岡君とやりたい」と笑顔で話した。
(時事通信)

 統一戦見たいね〜。

2017年7月29日土曜日

ホンダ新型「シビック」、セグメントトップクラスの空間で「究極のFFスポーツ」

 ホンダは2017年7月27日、「シビック」シリーズの3タイプ「ハッチバック」「セダン」「TYPE R(タイプR)」の新モデルを同年9月29日から日本で発売すると発表した。

 Cセグメントでトップクラスの「操る喜び」を提供することを目指し、さまざまなシーンでの運動性能を高次元で実現するプラットフォームを新開発した。開発当初からタイプRの運動性能を前提としたプラットフォームで、セダンとハッチバックも「走りの資質を享受」(ホンダ)する。

 月間販売計画台数はシリーズ合計で2000台。税込み希望小売価格はハッチバックが280万円、セダンが265万円、タイプRが450万円となる。

●Cセグメントトップクラスの室内空間

 ハッチバックとセダンは、新開発プラットフォームの高剛性かつ軽量な低重心・低慣性ボディーにより、優れた空力特性を実現した。高速域での安定性や静粛性を向上している。パワートレインは新型シビック専用にチューニングを施した排気量1.5l(リットル)のVTEC TURBOエンジンとCVTを組み合わせる。ターボラグを感じさせないリニアな加速感としている。

 また、シャシーはマクファーソン・ストラット式フロントサスペンション、マルチリンク式リアサスペンション、デュアルピニオン可変ギアレシオの電動パワーステアリングを採用することにより、俊敏なハンドリングと高速走行時の安定性を高次元で両立させた。

 ハッチバックは、排気流量を増加させるセンターエキゾーストシステムを採用するとともに、プレミアムガソリン仕様とすることで、セダンよりも高出力・高トルクの設定となっている。さらに、ハッチバックは6速MTも選択可能で、よりスポーティーな走りを楽しめるようにした。

 ハッチバックとセダンの室内空間は「Cセグメントでトップクラスのゆとり」(ホンダ)を確保。大開口かつ大容量な荷室とし、使いやすさも追求した。安全運転支援システム「ホンダセンシング」は標準装備となっている。

●究極のFFスポーツ「タイプR」

 タイプRは「究極のFFスポーツ」を目指した。プラットフォームは先代モデルに対しねじり剛性を38%向上するとともに、16kgの軽量化を図っている。シャシーはデュアルアクシスストラット式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションを採用。アクティブダンパーシステムなど制御技術の進化により運動性能を大幅に向上させている。

 パワートレインは、最高出力235kW、最大トルク400NmのタイプR専用となる排気量2.0lのVTEC TURBOエンジンを採用。低回転域から高トルクでハイレスポンスに立ち上がり、全開領域では高出力化を図っている。6速MTのローレシオ化や軽量シングルマス・フライホイールの採用により、加速性能も向上した。

 2017年4月に実施したドイツ・ニュルブルクリンク北コースでの走行テストでは、7分43秒80のラップタイムを記録し、先代モデルのタイムを7秒近く更新した。
(MONOist)

 昔のシビックとは違うけど、スポーツカー好きやフィットをつまらないと感じる人にはありだろう。

木村翔が世界奪取!上海で五輪連覇・鄒市明にTKO勝ち、中国の英雄を破る大番狂わせ

◆プロボクシングWBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇木村翔(11回 TKO)鄒市明●(28日、中国・上海オリエンタルスポーツセンター)

 世界初挑戦の同級6位・木村翔(28)=青木=が、2008年北京、12年ロンドン五輪で2連覇の王者・鄒市明(ゾウシミン、36)=中国=を11回TKOで破る大番狂わせを演じた。

 日本選手の海外での世界奪取は、2013年8月1日のWBO世界バンタム級王座の亀田和毅(現・協栄)以来の快挙。世界王座を認定する主要4団体で、フライ級の日本人世界王者は、WBA・井岡一翔(井岡)、WBC・比嘉大吾(白井・具志堅)、今回、上海でWBO王座を奪取した木村の3人となった。

 木村の戦績は15勝(8KO)1敗2分け。初防衛に失敗した鄒は、9勝(2KO)2敗。
(スポーツ報知)

 すばらしい。
 ゾウシミンは年齢的に限界だろうか。

2017年7月28日金曜日

土浦日大、再試合寸前から夢切符!今大会初スタメンの星野V打/茨城

 第99回全国高校野球選手権大会地方大会(27日、水戸市民ほか)19大会で32試合が行われ、茨城決勝では、土浦日大が霞ケ浦に延長十五回の末、10-9で競り勝ち、31年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。最大5点差をはね返し、県大会決勝では最長となる5時間の熱戦を制した。埼玉決勝は、花咲徳栄が浦和学院に5-2で勝ち、3年連続5度目の優勝。適時打なしで5点を挙げ、最速149キロのプロ注目右腕・清水達也投手(3年)が七回から完全救援をみせた。28日は兵庫、奈良、福岡など7大会で代表校が決まる。

 午前10時6分に始まった試合の時計の針は、午後3時6分を指していた。小雨の中、両軍合わせて36安打19得点の手に汗を握る激闘。スタンドから温かい拍手が送られる中、土浦日大ナインが最高の笑顔を見せた。

 「勝った実感が湧かない。信じられないです。初戦も一回、死んだ身。(映画)007(は二度死ぬ)じゃないけれど、(選手には)土浦日大は2回死んだ、と(試合中に)言っていた」

 ノーシードからの快進撃に小菅勲監督は声を震わせた。初戦(1回戦)は一回に6点を先取されながら逆転勝ち。この日も五回までに2-7とリードされた。流れを引き寄せたのが「4番・一塁」で先発出場し、七回途中から今大会初登板した井上莞嗣(かんじ)内野手(2年)だ。

 1点勝ち越した直後の九回に同点に追いつかれたが、十五回まで138球を投げて1失点の力投。2年春に投手から野手に転向していた右腕が「自分としてベスト投球」を披露。それに応えようと、同点なら再試合となる“最終”十五回、今大会初スタメンに抜擢(ばってき)された8番の星野舜内野手(3年)が、二死一塁から左中間へ決勝の適時二塁打を放った。

 常総学院などを率いた名将・木内幸男監督が全国制覇した取手二時代の教え子である小菅監督が2016年に就任。チームが変わった。

 寮に隣接する室内練習場での練習時間が無制限に。各自が遅いときは深夜1時までバットを振った。その成果もあり、初戦から7戦連続2桁安打と打線が活性化した。

 茨城県勢では木内監督が率いた2003年の常総学院以来となる全国制覇へ。勢いそのまま聖地に乗り込む。
(サンケイスポーツ)

 土浦日大いいね。霞ヶ浦は呪いが解けぬか。

沈黙一転、与党内からも稲田氏批判 「辞任遅すぎた」

 数々の問題発言を重ねてきた稲田朋美防衛相が、内閣改造まであと1週間というタイミングで辞意を固めた。世論の批判の高まりに加え、防衛省や自衛隊内でも反発が強まっていた。与党からは「辞任は遅すぎた」との声が上がり、野党は稲田氏の辞任後も国会で追及を続ける構えだ。

 27日夜に「稲田氏が辞意」との報道が流れると、それまで沈黙を守っていた政権・与党内からも稲田氏への批判が上がった。自民党の元防衛副大臣は「稲田氏も安倍晋三首相も判断が遅すぎた。2人とも自分や身内を守ることばかり考え、防衛省と自衛隊が深く傷ついた」と憤った。中堅議員は「火だるまになった末の辞任。もっと早く辞めていたら、支持率もここまで下がらなかった」と、首相や稲田氏の対応を批判した。

 柴山昌彦首相補佐官は同日夜のBSフジの報道番組で、稲田氏をめぐる一連の問題について「厳しい批判があるのはやむを得ない」と指摘。政府関係者は「政権運営の歯車が狂い、負のスパイラルに陥っている。炎上しているサイトは早く閉めるしかない」と述べ、稲田氏の辞任は当然との見方を示した。官邸スタッフも「防衛次官や陸幕長が辞めようとしているのに、稲田氏だけ続けるわけにはいかない」と突き放した。
(朝日新聞デジタル)

 辞任しても、真実を語らないとダメだろう。

2017年7月27日木曜日

ヤクルト劇的サヨナラ勝ち!10点差大逆転!史上4度目プロ野球タイ記録だ

◇セ・リーグ ヤクルト11―10中日(2017年7月26日 神宮)

 ヤクルトが、0―10からプロ野球タイ記録の10点差をひっくり返し、延長10回11―10で逆転サヨナラ勝ちした。

 先発の星が不調で5回までに10点を許したヤクルトだったが、7回に反撃開始。2死一塁で代打・中村が左翼へ1号2ラン。

 8回には先頭の山崎が内野安打で出塁し、続くバレンティンが16号2ランを放つと打線の勢いが加速。打者一巡し山崎の適時打で2点差。バレンティンが今度は四球を選び2死満塁とすると、山田が左前に運び同点。この回、打者14人で8安打に3四球を絡める攻撃で8点を挙げ追いついた。さらに延長10回には代打・大松が右中間へ2号サヨナラ本塁打を放った。

 過去、10点差の逆転勝ちは3度。1949年10月2日に大洋が大映に11―10で勝利、1951年5月19日に松竹が大洋に13―12で勝利、そして1997年8月24日に近鉄がロッテに11―10で勝利したもので、今回は20年ぶり4度目の大逆転劇となった。

 ヤクルトは連日の延長戦を制し2連勝。まさかの大逆転負けとなった中日は4連敗となった。
(スポニチアネックス)

 ヤクルト楽しいね。

2017年7月26日水曜日

日本ハム、北海道移転後1000勝!大谷が場外弾!帯広で節目の勝利

◇パ・リーグ 日本ハム4―2ロッテ(2017年7月26日 帯広)

 日本ハムが26日、帯広でロッテと対戦。4―2で勝利し、北海道移転後1000勝となる節目の勝利を飾った。地方球場では今季8戦8敗だが、この日帯広で行われた一戦で“地方球場初勝利”を挙げた。「3番・DH」で先発出場した大谷が復帰後初アーチとなる場外弾を放った。

 試合は日本ハム先発・上沢とロッテ先発・唐川の投手戦となった。上沢は2回、鈴木にソロアーチを浴びたが、その後はテンポのよい投球を続ける。だが、1―1の7回に2死から中村にソロ本塁打を浴び勝ち越し点を許した。

 1点勝ち越された7回、連敗を止めたい打線が意地の反攻態勢に。先頭打者のレアードが三失で出塁。大田が二塁打で無死二、三塁と好機を広げる。代打・田中賢は三振に倒れたが、続く代打・矢野が左前へ運ぶ2点適時打を放ち逆転に成功した。

 3―2の8回には大谷が唐川の直球を強振。右翼席を越える場外本塁打を放ち試合を決めた。スタンドのファンが打球の行方を見失う衝撃の1発。スタジアムではどよめきが起こった。
(スポニチアネックス)

 やはり先発が抑えないと勝てない。
 大谷はお見事、いいね。

2017年7月25日火曜日

ヤクルト・杉浦、地元で再起!日本ハム・屋宜「チームに貢献」トレードを発表

 ヤクルト・杉浦稔大投手(25)と日本ハム・屋宜照悟投手(28)の交換トレードが成立し、24日、両球団から発表された。

 杉浦は現在、右肩違和感で2軍調整中だが14年ドラフト1位の潜在能力を日本ハムが高く評価。けがさえ治れば十分活躍できると判断した。

 右腕は北海道・帯広大谷高出身で、26日に1軍のロッテ戦が行われる帯広の森野球場内で入団会見が行われる予定となっている。また、今年1月に結婚した元「モーニング娘。」の紺野あさ美さん(30)も札幌出身だけに、2人の地元で再起をかけることになる。

 一方のヤクルトは14連敗するなど最下位に低迷。屋宜はここ2年、1軍での登板こそないが、今季はイースタンで中継ぎとして27試合で防御率2・59と安定。貴重なサイド右腕として環境を変えれば戦力として期待される。

 杉浦は「急な事で驚いています。約3年半でしたが、入団してからお世話になりっぱなしで、ヤクルト球団、ファンの皆さんには感謝の気持ちしかありません。北海道は出身地でもありますし、活躍することが皆さんにも恩返しになると思いますので頑張ります」とコメントした。

 屋宜は「ファイターズでは、野球選手として成長させていただいただけでなく、野球以外の部分でも数多くのことを学ばせていただきました。またファンの皆様には、札幌ドームのマウンドで温かい声援を送っていただき、本当に感謝しています。新天地のスワローズでも、チームに貢献できるよう精一杯頑張ってきます。約4年半、ありがとうございました」と語った。
(スポーツ報知)

 適材適所で活躍するしかない。
 それにしても、日本ハムの読みが当たるだろうか。

学校法人「加計(かけ)学園」獣医学部新設問題 官邸関与、あいまい答弁 前川氏と面会、一転認めたが…

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題について、安倍晋三首相や側近が24日、衆院予算委員会の閉会中審査で答弁した。学部新設への首相官邸の関与の有無が焦点だが、首相側近は「記憶がない」などと繰り返し主張。その一方で、主張の裏付けについては「記録がない」といった答弁に終始した。

 予算委では、関与を指摘された首相官邸側の2人が答弁した。

 前川喜平・前文部科学事務次官と昨年9月に面会し、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わって言う」と述べたとされる和泉洋人・首相補佐官は、これまで面会自体を「(面会)記録が残っておらず、確認できない」としていた。だが、この日の質疑では「当時のことを思い起こした」とし、前川氏と面会したこと自体は認めた。

 しかし、発言については「こんな極端な話をすれば記憶に残っている。そういった記憶はまったく持っていない。したがって言っていない」と強く否定。民進党の大串博志氏が「言わなかったのか、言った記憶がないのか」と確認したのに対し、和泉氏は「記録が残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないわけだが、言わなかったと思う」とも述べた。一方、前川氏は「私の記録と記憶に基づいて」と述べ、和泉氏と面会した日時や当時のやりとりを詳しく語った。前川氏は、虚偽の発言をすれば偽証罪に問われる証人喚問にも応じる考えを示している。

 また、民進党の今井雅人氏は、首相秘書官を務めた柳瀬唯夫・経済産業審議官が、加計学園が獣医学部新設を予定していた愛媛県と今治市による国家戦略特区への申請の2カ月前の2015年4月、首相官邸で今治市職員と面会したのではないか、と指摘した。

 同市の文書には、「獣医師養成系大学の設置に関する協議」として、同市職員が官邸を訪れたと記録されている。民進の玉木雄一郎氏は「総理の側近が、市の職員と直接会うなんていうのは特別扱いだ」とただしたが、柳瀬氏は「お会いした記憶はない」と繰り返し、「会ったという記録は、特にとっていなかった。手帳も含め、どなたとお会いしたとか一切書いたことはない」とも語った。
(朝日新聞デジタル)

 「記憶がない」「記録がない」は、なんて便利な言葉だろう。
 日常生活で使ったら、間違いなく、喧嘩になるか、疎外されるか、だけど。

2017年7月24日月曜日

横審、稀勢の里に秋全休を勧告、名古屋強行出場に「判断が甘かったんじゃないか」

 日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)の定例会が24日、両国国技館で行われ、大相撲名古屋場所(23日千秋楽、愛知県体育館)で2場所連続途中休場した横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=に対し、秋場所(9月10日初日、両国国技館)全休が勧告された。

 北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「来場所は東京場所だから、地方の人に新しい横綱だよ、と見せる責任はない。しっかり治して万全の態勢で出て欲しいし、そうならないなら、休んでいいんじゃないかと。しゃにむに秋場所に出て来てでなく、秋場所までに望ましいことにならないなら休んだ方がいい。委員の多数がそういう意見だった」と、話した。

 稀勢の里は春場所で左上腕部などに重症を負いながら千秋楽に逆転優勝。代償は大きく、ほぼぶっつけで臨んだ夏場所は11日目から途中休場。名古屋場所も患部に不安を抱えたまま出場し、初日から大不振。5日目、勢戦で土俵に落下し、左足首を痛めた。「左足関節靱帯(じんたい)損傷で約3週間の安静加療」の診断で6日目から休場した。

 名古屋場所前の横審でも全休し、体を万全にするよう勧める意見が出たが、今回はより多くの委員が強く求めた。同委員長は強行出場の判断に関し、「客観的に自分の現在の状況を自分を見る、回りを見る。これで横綱として全うできるかを見る。その判断がちょっと甘かったんじゃないかと思う。『敵を知り、己を知れば、百戦危うからず』。孫子(の兵法)ですが、白鵬を見るとそういう感じがする。敵と自分を客観的に見て判断する。ケガへの対応の仕方の自己管理。横綱は回りがどうこう言えない。横綱は本人にしか分からない。自分で管理して判断する必要がある。ファンの期待があり責任感に押されて、ちょっと甘くなったかなと思う」と話した。
(デイリースポーツ)

 稀勢の里の前に、白鵬の品位の無さを問題にすべきだろう。

加計学院 記憶も記録も、ないない尽くし 安倍首相側近、閉会中審査で

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題について、安倍晋三首相や側近が24日、衆院予算委員会で答弁した。学部新設への首相官邸の関与が焦点になる中、キーパーソンは「記憶がない」などと繰り返し主張。裏付けについても「記録がない」といった答弁に終始し、あいまいさは否めない。

 獣医学部の新設について、和泉洋人・首相補佐官から「総理は言えないから私が言う」と言われたと証言した前川喜平・前文部科学事務次官。この日も「私の記録と記憶に基づいて」と前置きし、和泉氏と面会した日時、当時のやりとりを詳しく語った。

 一方、和泉氏は前川氏と会ったことは認めたが、「記録がないため、どういった意図であったかは確認できない」と答弁。前川氏が証言した発言については、「こんな極端な話をすれば、私も記憶に残っています。そういった記憶はまったく持っておりません。したがって言っておりません」と否定した。

 さらに、野党議員から「言わなかったのか、言った記憶がないのか」と確認を求められた和泉氏は、「記憶に残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないわけだが、言わなかったと思う」と答えた。
(朝日新聞デジタル)

 水掛け論で終わらせたいのが見え見えで、国民は納得しないだろう。
 こんなお馬鹿な政治家や取巻きが、日本の政治を行っているのが、非常に情けない。
 


<女性議員の産休>公表で批判続々 前例少なく制度整備遅れ

 出産で休みを取る国や自治体の女性議員が、「公人の義務を果たさないのはおかしい」などと批判にさらされている。今月12日には無所属の鈴木貴子衆院議員(31)(比例北海道ブロック)が第1子妊娠を自身のブログで公表し、厳しい言葉を浴びた。女性議員は、子供を産んではいけないの?【中川聡子、稲田佳代/生活報道部】

◇男性議員の無理解も

 「(任期中の妊娠は)職務放棄ではないか」「これだから女性議員は」

 妊娠を公表した鈴木議員のもとに、そんな投稿が何本も寄せられた。2日後の14日、祝福のコメントを多数もらったが受け入れがたいものも少なからずあったとブログで報告。「妊娠がそれら(議員の責任など)を放棄しているという考えには承服しかねる」とつづった。ちなみに鈴木議員は妊娠を公表しただけで、活動を完全に休んでいるわけでも、休みを取ると表明したわけでもない。改めて感想を聞こうと取材を申し込んだが、断られた。

 東京都新宿区の鈴木宏美区議(33)が、バッシングを受けた自身の経験を詳しく証言してくれた。

 2度の出産で2013年11月と昨年8月から4カ月ずつ「産休」を取った。最初の産休中、ポスターに女性を侮辱する性的俗語が書き込まれた。フェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にも「投票した人々への裏切り」「辞職すべきだ」などのメッセージがきた。

 同僚議員の無理解にも苦しんだ。2度目の昨年の産休中、上の子を連れて地域の夏祭りに出向くと、男性議員に「休んでいるのに選挙活動はするのか」と批判された。別の男性議員には「産休中は議会のフロアに入るな」と言われた。「休みの間も自腹で事務所のスタッフを雇い、区民の相談に対応してきました。『何もするな』と言われれば区民の利益を損ねます」。鈴木区議は納得がいかない様子だ。

◇国会議員「産休」第1号は自民党の橋本聖子氏

 国や自治体の議員に労働基準法は適用されず、同法などに基づく産休や育休の制度もない。自民党の橋本聖子参院議員が妊娠し、2000年に出産のため国会を3日間欠席したのがきっかけで、衆参両院の規則に欠席を認める理由として「出産」が書き加えられた。これが国会議員の「産休」の出発点で、両院の議会事務局によるとこれまでに計12人が取得。休む期間に制限はなく、これまでの例では最長でも約3カ月という。

 これに対し自治体議会はまちまちだ。都道府県と政令市の議会はすべて「産休」規定を備えているが、他の市区町村では1月現在、全国1741議会のうち2割強の416議会で規定がない(内閣府調べ)。交通事故に遭った際などに適用する「事故」扱いで認めた例もある。ルール未整備の自治体の背景には、女性議員がそもそも少ないことがあるとみられる。しかし、規定があってもバッシングは起きている。

 妊娠や出産、病気、事故などで国会や自治体議会を休んでも、歳費や報酬は満額支給される。減額には特別の法律や条例が必要で、自主的に返納することもできず反発を招きやすい。北九州市議会では昨年1月、病気を理由に約2年半議会を欠席した市議が報酬などを全額もらっていたことが批判され、長期欠席者の報酬などを条例により減額する動きも出ている。

◇識者「バッシングは有権者自身の首を絞める」

 こうした歳費などの問題以前に、議員は有権者の負託を受けて必要な法律や条令を提案したり、行政の誤りをただしたりする公的存在で、権利として産休や育休を認められている賃金労働者と同列に扱うことはできない。だがそもそも、妊娠や出産は基本的人権であり、職業によって制限されることが許されるのか。

 女性活躍問題を取材するジャーナリストの治部(じぶ)れんげ氏は「日本には公共サービスの従事者に過剰な献身を求める風潮がある」と分析する。「どんな立場にあろうと、出産や育児を含む私生活とバランスを保ちながら活動する権利がある。この当たり前のことを改めてみなで共有すべきだ」と話し、議員の仕事と生活の両立を認めようと提案している。

 「妊娠を公表した鈴木議員が『職務放棄』と責められるのに、夜の会合をはしごする父親議員の『育児放棄』は誰も問題にしないのでしょうか」。皮肉を交えてこう指摘するのは、女性の政治参画に詳しい三浦まり・上智大教授(政治学)だ。「女性議員へのバッシングは有権者自身の首を絞めることにつながる。多様性のない議会に働き方改革は期待できません」と強調する。

◇海外でも女性議員の妊娠に批判

 日本の衆議院で女性の占める割合は、わずか9.3%。世界平均(下院)の23.4%を下回り、日本の女性比率の順位は193カ国中164位に甘んじている。とはいえ、女性比率が日本より高い国でも、女性議員の妊娠・出産への批判はある。

 申※栄(しん・きよん)・お茶の水女子大准教授(比較政治学)によると、英国で今年5月、下院議員選挙に立候補した妊娠中の女性候補を指して男性議員が「母親業で忙しくなるのに議員としてふさわしいか」「母親なのにきちんと子育てしないのか」などと発言し、「性差別だ」と批判を浴びた。

 韓国の国会では14年、現職議員が妊娠する初めてのケースがあった。しかし、女性議員は前例がないとして公表せずに翌年出産。後に「議員として堂々と働く女性の産む権利を訴えるべきだった」と後悔の念を口にした。

 とはいえ、両国は政党が候補の一定割合を女性とする「クオータ制」を導入しており、英国下院の女性比率は3割、韓国の国会も2割近くを占めている。女性議員の割合が低いのに、有効な対策を取らない日本とは対照的だ。

 申准教授は言う。「国民の代表たる議員が妊娠・育児で肩身の狭い思いをするのはマタハラが蔓延(まんえん)する男性優位社会の縮図。女性議員が増え、当たり前のように出産や育児をするようになってほしい」

◇オーストラリアでは議場で授乳も

 一方、オーストラリアでは4月、ケリー・オドワイヤー歳入・金融サービス担当相が現役閣僚として初めて産休を取得。5月には、ラリッサ・ウォーターズ上院議員(当時)が連邦議会史上初めて、議場内で生後2カ月の娘アリアちゃんに授乳し話題になった(同議員は授乳とは別の問題で今月辞職)。昨年、子連れで授乳などができるよう規則が改正されて実現した。

 ウォーターズ議員はツイッターで授乳する自身の写真とともに「議会にはもっと女性や親である人たちが必要だ」と投稿。米紙ニューヨーク・タイムズの取材には「授乳は昔から行われてきた自然なことだ」と語った。

 神奈川大の杉田弘也特任教授(オーストラリア政治)は「妊娠はもちろん子供を連れてくることはもはや問題ではなく、議場内での授乳が話題になった。オドワイヤー担当相の産休では職務を他の閣僚が分担したようだ」と解説する。

 ネット上では「おしっこだって自然な行為だけど普通は隠れてする。彼女(ウォーターズ議員)は目立ちたいだけだ」という批判もあったが、公の場での授乳は大した問題ではない--というのが大勢の受け止め方のようだ。

 杉田教授によると、20年ほど前に20代で女性上院議員となった友人が「議場にジムはあっても託児所はない」と嘆くなど、女性議員への配慮は遅れていた。同国の地元紙の報道では、03年にビクトリア州議会で女性議員が議場内で授乳しようとして退出を求められたり、09年には連邦上院議会で女性議員に同伴した2歳の娘が議場外へ引き離されたりしたという。杉田教授は「若い世代の議員が増えてきて、徐々に親としての権利や子の権利が尊重されるようになってきた」と指摘する。

 海外では議会を欠席する時に代理議員を立てる制度もあるという。前出の三浦まり教授は「日本でも出産や育児、介護、病気などに備えて休職・代行制度を確立し、議会の働き方改革を進めるべきだ」と提言する。

 ※は王へんに其

◇鈴木区議に寄せられた批判の一つ

 前々から疑問に思っていました。議員て公人ですよね?議員はその選挙区の人々の声を世に伝える役目であるはず。それが義務のはずです。理由はどうあれ、議会を休んだらその義務を果たせません。投票した人々に対する裏切りです。女性の権利は尊重するし、女性が子供を産まない社会は破滅です。だからといって、それが免罪符にはなりません。
(毎日新聞)

 休職制度の改革か、育児期間の活動停止か。

京口紘人が世界奪取!国内最速デビュー1年3カ月 “師匠”辰吉と同じ8戦目

「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(23日、大田区総合体育館)

 ダブル世界戦が開催され、メインイベントとして行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチでは、同級9位の京口紘人(23)=ワタナベ=が3-0の判定で、王者のホセ・アルグメド(28)=メキシコ=を破り、世界初挑戦で王座を奪取した。2016年4月のデビューから1年3カ月での世界王座獲得は国内最速記録となる。

 右構えの両者は、初回からビッグパンチを振り回し、最軽量級に似つかわしくない試合を展開。スイッチも交えるアルグメドの変則的なパンチを被弾して右ほほが腫れた京口だが、徐々にリズムに慣れ、7回には辰吉直伝のボディー攻撃で王者の動きを止める。そして9回には左フックでダメージを与え、連打でダウンを奪う。KO奪取こそならなかったが、最終回の壮絶な打撃戦も退かず、見事判定でベルトを奪った。スコアは116-111が2人、115-112が1人。

 大阪府和泉市出身の京口は、父親が主宰する空手道場で幼少期から空手に励み、小学6年からはボクシングも始める。大阪帝拳ジムに通っていたことから元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎と交流を持ち、ボクシングスタイルなども多大な影響を受けた。大商大時代は主将として2014年国体ライトフライ級で優勝。大学卒業後の16年4月にワタナベジムからプロデビュー。ここまで7戦全勝(6KO)の戦績で世界戦にたどり着き、91年に辰吉がWBC世界バンタム級王座を獲得した時と同じく8戦目での戴冠となった。

 アルグメドは15年大みそかに大阪で高山勝成(仲里)に挑戦し、9回終了1-2の判定で王座を奪取。ここまで3度の防衛に成功していた。戦績は25戦20勝(12KO)4敗1分け。
(デイリースポーツ)

 わかりやすいボクシングで人気が出るだろう。

2017年7月23日日曜日

<内閣支持率>続落26% 初の2割台 不支持56%

 毎日新聞は22、23両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は6月の前回調査から10ポイント減の26%、不支持率は同12ポイント増の56%。支持率が2割台になったのは2012年12月の第2次安倍内閣発足後初めてで、安倍晋三首相は当面、厳しい政権運営を迫られそうだ。

 調査はコンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に調査員が電話をかけるRDS法で実施。18歳以上のいる1627世帯から1073人の回答を得た。回答率は66%だった。
(毎日新聞)

 残された期間、経済政策よりも、憲法改正が優先だろうか。

稲田朋美防衛相に不利な情報 相次ぐリーク「これではクーデターだ」

 南スーダンPKOの日報問題をめぐる混乱は、稲田朋美防衛相の統率力不足が招いた問題だが、防衛省の内部から稲田氏にとって不利な情報が発信されている形跡があり、文民統制(シビリアンコントロール)上の深刻な問題も引き起こしている。

 文民統制は、国民から選挙で選ばれた政治家が軍を指揮統制することを指す。戦前や戦中の「軍部の暴走」に対する反省が込められており、多くの自衛官は長年、厳格に原則を守り、政治的活動から距離を置くよう自らを律してきた。

 今回の問題で稲田氏は、一貫して「非公表や隠蔽を指示したり、了承したりしたことはない」と主張している。これに対し「非公表方針は稲田氏が了承していた」という正反対の情報が相次ぎ報道されている。

 防衛省内では「特別防衛監察の結果、一方的に悪者にされてしまうと反発した陸自サイドが情報をリークしている」(幹部)との見方が大勢を占める。真実がどちらであっても、結果的に政府の信頼が損なわれるのは間違いなく、「これではクーデターではないか」(政府関係者)との声すら漏れる。

 一方で、「日報」をめぐっては、問題が実態以上に誇張されてしまったきらいがある。

 陸自で見つかった日報の電子データは2月15日、個人保管の資料であるなどの理由で非公表方針が決まった。しかし、それに先立つ6日の時点で同じデータが「統合幕僚監部で発見された」と公表され、7日に一部黒塗りで公開済みだった。つまり、陸自で見つかったデータが公開されなかったからといって、国民が情報公開上の「実害」を被ったわけではない。

 防衛省に再調査を求め、統幕から日報データが発見される契機を作った自民党の河野太郎衆院議員は20日付のメールマガジンで「こうした(経緯の)説明もなく、あたかも日報を隠蔽する決定が行われたかのような報道は、間違っていないか」と疑義を呈した。

 日報問題の展開に、防衛省内では苦悩も広がる。ある陸自幹部は「組織内で傷つけあっても誰一人、得をしない。国民の信用を失い、周辺諸国を喜ばせるだけだ」と嘆く。非公表方針の決定に関わった省幹部の一人は21日、問題の経過について「全体のマネジメントが適切だったかといえばじくじたる思いはある」と沈んだ表情で語った。
(産経新聞)

 官僚と大臣の対立はおもしろい。
 嘘つき大臣の時間稼ぎで、内閣改造まで持たせるのだろうか。

<加計新学部>獣医師会の北村氏が反論へ 山本担当相発言に

 日本獣医師会顧問で政治団体・日本獣医師連盟委員長の北村直人元自民党衆院議員は22日、毎日新聞の取材に、国会の閉会中審査の参考人招致に応じる意向を示した。加計学園が獣医学部を新設する事業者に決まる2カ月前、山本幸三地方創生担当相が学園による新設を前提とした発言をしたことが記録された獣医師会側の内部文書を巡り、山本氏が内容を否定していることに反論するとみられる。

 文書には、昨年11月に山本氏が「四国に新設することになった」と語ったことが記されているが、山本氏は京都府も新設を提案していたことから「『京都もあり得る』と述べた」と主張。北村氏はこれまで文書の一部を報道陣に示し、京都を巡る山本氏の発言は「記録にない」としていたが、22日は「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。ただ山本氏の発言として「放っておくと京都などが続いてくる」「そうならないようにする」との記載もあるとし、北村氏は「山本氏が『加計ありき』だったことに変わりはない」と述べた。【遠藤拓】
(毎日新聞)

 嘘つき大臣は、愚かで醜い。

2017年7月21日金曜日

白鵬が高安を破り前人未到の通算1048勝「満足しています」

◆大相撲名古屋場所13日目 ○白鵬(押し倒し)高安●(21日・愛知県体育館)

 東横綱・白鵬(32)=宮城野=が、新大関・高安(27)=田子ノ浦=を押し倒しで下し通算勝ち星が1048勝の新記録を達成した。12日目(20日)に魁皇(元大関、現浅香山親方)と並ぶ歴代最多タイの1047勝を挙げているが、それを抜いて単独の最多記録となった。

 花束を受け取り家族と花道で笑顔を交わした白鵬は、インタビュールームで「満足しています。硬くはなかったんですけど、ちょっと安心したというのがありましたね。相撲は奥が深い。秋場所じゃなくて名古屋場所で応援してくれる人の前で決めることができて良かったですね」とコメントした。

 9日目(17日)に輝をはたき込み、千代の富士と並ぶ歴代2位の1045勝に到達。10日目(18日)に千代翔馬を寄り切り、千代の富士の記録を抜いて歴代単独2位の1046勝となった。11日目(19日)は新関脇・御嶽海に寄り切られ、足踏みとなったが、関脇・玉鷲を寄り切りで下し、魁皇の1047勝に並んだ。そして、前人未到の新記録1048勝を達成した。

 今場所はあと2日あり、さらに記録を更新できるか。14日目は大関・豪栄道、千秋楽は横綱・日馬富士と対戦する。白鵬は最短で14日目に39回目の優勝の可能性がある。
(スポーツ報知)

 早く引退して、モンゴルに帰ってもらいたい。
 横綱の品位はないし、親方なんて想像できない。

7年目の来季も栗山監督に託す 5位低迷…借金21でも日本ハム続投要請

 日本ハムが栗山英樹監督(56)に来季続投を要請する方針であることが20日、明らかになった。今季は大谷翔平投手(23)、近藤健介捕手(23)ら主力にケガ人が続出して5位に低迷しているが、球団は育成手腕を高く評価。指揮官が受諾すれば、球団歴代2位タイの7年目に突入する。

 今季は借金21を抱えて5位に低迷する現状だが、球団は来季も栗山監督に指揮を託す方針を固めた。

 昨年の日本一から、今季は優勝争いから大きく後退しているが、前半戦で大谷、近藤らケガ人が続出したことが低迷の主要因とみている。一方で6年目の松本や巨人で伸び悩んでいた大田をレギュラー格に育て上げるなど、若手育成の手腕を高く評価。

 「すごいチームのことを勉強されている。現在のチーム作りをさらに強固にしてくれるのは栗山監督しかいない」と球団関係者。来季を新監督に託すより、2軍の鎌ケ谷にも頻繁に足を運び、1、2軍の選手を熟知する栗山監督が最適と判断。昨年までの5年間でリーグ優勝2回、日本一1回の実績も申し分ないとみる。

 人気面も続投を後押しする。「あれほど、ファンを大事にされる方はいない」と同球団関係者。球団理念のファンサービスファーストを率先して体現。今季は04年の北海道移転後最速となる主催35試合目で観客動員100万人を達成するなど、集客力の高さも背景にはある。

 栗山監督はこの日、「そんな話は一切していない。ただ、責任を感じているだけ。ファンに申し訳ない」と話した。球団はシーズン終了後に正式要請する運びで、指揮官から受諾の返事を待つ。
(デイリースポーツ)

2017年7月20日木曜日

日本ハム、自力CS消滅…八回に追い上げるも1点届かず6度目5連敗

(パ・リーグ、日本ハム2-3楽天、12回戦、楽天10勝2敗、19日、札幌D)八回に西川の5号2ランで追い上げたものの、あと1点が届かず、今季6度目の5連敗。自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。栗山監督は「投手の責任ではない。早めに追いついてあげられなくて、勝ちにくい状況になっている。(自力CS消滅も)いつもそうだけど、自分たちの野球をしっかりやっていく」と唇をかんだ。
(サンケイスポーツ)

 ここまできたら、来季を見据えてやるしかないだろう。

陸上自衛隊側、稲田朋美防衛相に日報の存在報告 「報告ない」答弁前

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の部隊が作成した日報が、「廃棄した」とされた後に陸自内で見つかった問題で、2月中旬にこの問題の対応を協議した防衛省内の幹部会議の数日前にも、陸自側から稲田朋美防衛相に陸自内の電子データの存在が報告されていた可能性があることが分かった。

 組織的な隠蔽(いんぺい)があったかを調べている防衛相直轄の防衛監察本部に対し、陸自側がそうした内容を説明していることを、複数の政府関係者が明らかにした。事実であれば、稲田氏は幹部会議を含め、複数回にわたって陸自内でデータが存在するという報告を受けていた形になる。

 稲田氏は3月の衆院安全保障委員会で「(陸自内でデータが見つかったという)報告はされなかった」と答弁しており、整合性が問われる。稲田氏は19日夕、防衛省で記者団に対し、「陸自にデータが残っていたという報告があったとの認識はない」と述べ、日報の非公表決定への自身の関与を否定した。
(朝日新聞デジタル)

 報告されていても、認識がないと逃げられるか。

2017年7月19日水曜日

稲田朋美防衛相 防衛省側と会議は「事実」 隠蔽了承は否定

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊が作成した日報が「廃棄した」とされた後も陸自内で保管されていた問題をめぐり、稲田朋美防衛相は19日夕、「日報を非公表にするとか、隠蔽(いんぺい)するということを了承したことはない」と述べ、防衛省として非公表を決めたプロセスへの自身の関与を改めて否定した。稲田氏はまた、「陸上自衛隊にデータが残っていたという報告があったという認識はない」とも述べた。

 防衛省で記者団の質問に答えた。一部報道で2月15日にあった防衛省や陸自の幹部らとの会議でデータ非公表を「了承」したと報じられたことについては、稲田氏は「2月15日は断続的に国会の対応に関して打ち合わせをしていたことは事実だが、(データを公表するか)対応を決めるための緊急会議を開催した事実はない」と強調した。
(朝日新聞デジタル)

 この問題に嘘があり、紛糾すると、さらなる支持率低下で、安倍内閣も終わりだろう。

 

日本ハム今季6度目4連敗…地方球場で今季7戦7敗

<日本ハム1-5楽天>◇18日◇函館

 日本ハムが首位楽天に完敗した。打線は楽天辛島からレアードの20号ソロで挙げた1点のみ。先発有原は7回まで2失点と力投していたが、8回に楽天打線につかまった。

 後半戦は黒星スタートで、球宴を挟んで今季6度目の4連敗。地方球場では今季7戦7敗と、またも勝つことができなかった。栗山英樹監督(56)は投打がかみ合わず敗れた内容に「まあまあまあ…ごめんなさい」と、険しい表情だった。
(日刊スポーツ)

 大谷が4タコでは勝てないか。

2017年7月18日火曜日

広島・赤松 胃がんはステージ3だった「がんと言われた時よりショックでした」

 昨年12月末に「初期の胃がん」を公表し、今年1月に手術で胃の半分を摘出したプロ野球・広島の赤松真人外野手(34)が17日、TBS系で放送された「壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち」に闘病を支えてくれた妻・寛子さん(35)とともに出演。がんは「ステージ3」だったことが明かされた。

 赤松は昨年12月の人間ドックで胃がんが見つかり、同28日に会見して「初期の胃がん」を公表。今年1月5日に手術を受け、胃の半分を摘出した。

 術後、「傷口がふさがって、(リハビリして)普通に野球できるもんだと思ってました」という赤松。しかし、摘出した胃の細胞や組織を顕微鏡で検査したところ、リンパ節に微細な転移が複数見つかった。

 担当医は「正直なところ、僕たちが予想していたよりも、(がんは)進行した状態でした。最終的にはステージ3a期ということになります」と説明。赤松は飲み薬と点滴を併用する半年間の抗がん剤治療を選択をした。

 ステージ3と宣告された赤松は「(昨年12月に)『がん』と言われた時よりもショックでした」と振り返った。がんは最も進行した段階がステージ4で、6月22日に亡くなったフリーアナウンサー・小林麻央さん(享年34)はステージ4を公表していた。

 赤松は半年間の壮絶な抗がん剤治療を乗り越え、今月11日から3軍に合流。術後、初めてのキャッチボールを行うなど、軽い練習を再開した。今後通院を続けながら、がんからの復帰を目指している。
(デイリースポーツ)

 活躍してもらいたい。

ヤクルト 47年ぶりの11連敗…7月まだ勝ちなし 真中監督「一つずつやるしか」

◇セ・リーグ DeNA2―1ヤクルト(2017年7月17日 横浜)

 とうとう1分けを挟み、70年以来47年ぶりの11連敗を喫したヤクルトの真中監督は「序盤で何とか攻めたかったが、攻め切れなかった」と悔やんだ。

 打線は6回まで無得点。7回1死二、三塁の場面では、真中監督は「勝負に行こう」と2打席連続で「代打の代打」を送り込んだが実らなかった。

 2年目の先発の原樹は、東洋大4年秋の東都大学リーグの1、2部入れ替え戦では、駒大のエースで、この日DeNAの先発の今永と投げ合って2勝を挙げ、チームを1部昇格に導いた“因縁の対決”。力投を続けたが6回に筒香に特大ソロを被弾するなど6回7安打2失点で降板した。真中監督は「6回2失点は投手の責任ではない。野手が何とかしないと」と語った。

 7月はまだ勝利がない状況だが「一つずつやるしかない。あす、ベストを尽くす」と必死で前を向いていた。
(スポニチアネックス)

 辛い日々が続くねー。

2017年7月16日日曜日

マイナビオールスターゲーム2017第2戦 全パ3―1全セ 【球宴】「デスパ、イイネ!」第1戦内川と22年ぶり同一球団MVP独占

◇マイナビオールスターゲーム2017第2戦 全パ3―1全セ(2017年7月15日 ZOZOマリン)

 かつての本拠で、かつての応援歌が響く粋な演出に燃えた。1点リードされた4回1死の第2打席。今季ロッテから移籍し、球宴初出場の全パ・デスパイネ(ソフトバンク)は阪神・秋山の143キロをバックスクリーンへ突き刺した。

 「懐かしいホーム側からの声援を聞き凄くテンションが上がった。覚えていてくれてうれしかった。ファンに喜んでもらえるような、強い打球を飛ばしたいと思ったよ」

 今季、ZOZOマリンでは6試合3本塁打。昨季までの3年間、所属した古巣で、同点ソロを含む3安打1打点。第1戦の内川に続き、MVPの賞金300万円をゲット。同一球団のMVP独占は91年のヤクルト(広沢、古田)、95年巨人(落合、松井)以来史上3度目の快挙だった。

 今季はライバル球団で、打率・269、21本塁打、60打点と活躍するが、この日だけは味方だ。「応援を聞くために(ベースを)ゆっくり回ったよ」。背番号54はお礼とばかりにお立ち台でロッテ時代の決めぜりふ「デスパ、イイネ!」を披露し、千葉をわかせた。 (福浦 健太郎)

 ≪22年ぶり3度目≫デスパイネ(ソ)が初のMVP。第1戦の内川に続きソフトバンク勢の独占となったが、2試合シリーズで同一球団選手のMVP独占は91年古田、広沢(ヤ)、95年落合、松井(巨)に次ぎ22年ぶり3度目。チームでは3試合シリーズで2人は53年第1戦飯田、第3戦堀井とあったが、2試合シリーズでは初めてだ。また、チームの外国人MVPは64年第3戦スタンカ以来53年ぶり2人目。野手ではデスパイネが初めてになった。
(スポニチアネックス)

 ソフトバンク強いね。

米ホンダ、アコード 新型を発表…ダウンサイズの1.5ターボ搭載

 ホンダの米国法人、アメリカンホンダは7月14日、米国ミシガン州デトロイトにおいて、新型『アコード』を初公開した。新型は10世代目モデルとなる。

 初代アコードは1976年に発売。以来、米国での累計販売台数は1300万台を超えている。1982年11月からは、メアリーズビル、オハイオの両工場で、現地生産を開始。35年間のアコードの米国累計生産台数は、1100万台を超えている。

 10世代目となる新型アコードは、外観をモダンでスポーティ、プレミアムなセダンを目指してデザイン。大胆で直立したフロントマスクは、大型エアインテークの上に位置し、9灯フルLEDヘッドライトが配された。先代比で全長は10mm短くしながら、ホイールベースは55mm延長。全幅は10mmワイドになり、全高は15mm低くした。

 室内は、シートはわずかに内側に配置し、乗員の腰、肩、頭上の移動の自由度を高めた、ホイールベースの延長により、後席足元の空間は、先代比でおよそ50mm増えた。ホンダによると、新型アコードはクラスで最も後席が広いモデルのひとつになるという。

 新型アコードには、ダウンサイズエンジンを搭載。直噴ガソリン直列4気筒ターボエンジンは、排気量が1.5リットルと2.0リットルの2種類を設定する。トランスミッションは、1.5リットルが6速MTまたはCVT、2.0リットルは6速MTまたは新開発の10速ATを組み合わせる。ホンダは、「FF乗用車への10速AT採用は、新型アコードが初めて」と説明する。

 直噴1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力192hp/5500rpm、最大トルク26.6kgm/1500~5000rpmを発生。先代の自然吸気の2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジンに対して、排気量を大幅に縮小しながら、2.4リットルの185hp、25kgmを上回るスペックを獲得している。
(レスポンス)

 フロントマスクが薄く、かっこよくない。
 もっとインパクトがほしい。

トラックマン テレ朝の猛プッシュが「うざい」 オールスター戦で「最新技術」の数字連発

 2017年7月14日に行われた、プロ野球・マイナビオールスターゲーム第1戦(ナゴヤドーム)の中継をめぐり、物議を醸している。

 中継を担当したのはテレビ朝日。地上波初という「最新技術」を導入しての放送だったが、賛否分かれる結果となった。

■弾道計測器「トラックマン」

 18時からの中継が始まると、まず飛び込んできた文字は「地上波初導入『最新技術』で数値化」というテロップだった。

 この最新技術とは、本塁ベース後方に設置された弾道計測器「トラックマン」を指す。ボールをレーダーで追尾し、打者であれば「打球速度」「打球角度」「飛距離」を、投手では「初速」「回転数」「SPV(球速あたりの回転数)」を計測できる。

 中継は、これらの計測データを中心に「ロジカル」視点に寄った実況・解説で進んだ。

 例えば4回裏、DeNA・筒香嘉智選手がライトに本塁打を放った際は、こんな具合だ。

  実況「打球速度が165キロで打球角度が28度。メジャーでホームランになっている打球速度の平均値は166キロですから、だいたいそれと同じですね」

  解説・古田敦也氏「平均値ぐらいのスピードなんですが、平均値なので引っ張ったほうが明らかに早い。だから流し打ちで平均値を出せるのは相当速い」
石井一久氏からも「一言」

 地上波初の試みとなった「トラックマン」導入だが、インターネット上での評価は真っ二つに分かれた。

  「オールスター良かったトラックマンっていう計測器に興味湧いたよ」
  「オールスターという注目度の高い全国放送でトラックマンを導入したテレ朝有能 新しい野球の見方を視聴者に提案してる」

と、肯定的な意見が多くあがった一方、

  「回転数とか連呼してうっとおしい解説だったな」
  「源田壮亮もルーキーなのにずっとトラックマンの話で名前すら言ってくれませんでしたね」
  「テレ朝のトラックマンの表示と押し売りがいちいちうざい」

と、非難する向きも少なくなかった。

 「プロ」の目にはどう映ったのか。野球解説者の石井一久氏は14日、自身のツイッターで

  「回転数の話より、千賀と鈴木誠也の対決みたい」

といった「要望」をつづっている。

 ソフトバンク・千賀滉大投手と、カープ・鈴木誠也選手の対決は2回裏だった。この日初打席を迎えた鈴木選手。実況・解説陣は、千賀、カブス・上原浩治の両投手の「SPV」比較で盛り上がり、打席に入っても選手紹介は一切ない。鈴木が3球目を打ち外野フライに終わった際、「センターライナー、正面です」と触れられただけだった。

 第2戦は15日18時から、ZOZOマリンスタジアム(千葉市)で行われる。地上波では第1戦と同じくテレビ朝日が中継を担当する。
(J-CASTニュース)

 確かにトラックマンうざい。
 実況、解説で伝えるべきことが沢山あるだろう。

2017年7月15日土曜日

世論の「安倍離れ」鮮明=安倍首相、厳しさ増す政権運営〔深層探訪〕

 安倍政権の内閣支持率が時事通信の世論調査で2割台まで落ち込み、世論の「安倍離れ」が鮮明になった。安倍晋三首相の求心力が低下するのは避けられない情勢で、政権運営は厳しさを増している。政府・自民党内には、内閣改造による政権浮揚を期待する声もあるが、効果は不透明で危機感は強まるばかりだ。

 ◇非常事態
 報道各社の最近の世論調査で内閣支持率は軒並み30%台に急落。それでも政府高官は、「今が底だ」と強気だった。しかし、時事通信の調査でついに29.9%と3割を切り、首相周辺は「非常事態だ」と宣言した。

 支持率が急落した背景には、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、首相が疑念を払拭(ふっしょく)できていないことがある。調査結果では首相が説明責任を「果たしていない」との回答が79.9%に上った。公明党幹部は「首相への信頼が問題になっている」と解説する。

 首相がそれまで拒否していた衆院予算委員会の閉会中審査に一転して応じたのも、追い込まれていることへの危機感の裏返しだ。ただ、自民党内には、「立て直せるか分からない」(ベテラン)と、一気に不透明感が増した政権の先行きを危惧する声が漏れる。

 首相が憲法改正に前のめりの姿勢を隠さないことを支持率低下の一因と指摘する見方もある。石破茂前地方創生担当相は14日、首相の改憲発言に触れた上で、「多くの国民が疎外感を感じたのではないか」と述べた。

 政界では、自民党の青木幹雄元参院議員会長が編み出した「内閣と自民党の支持率を合計しても50%を切ったら赤信号」との指標がある。今回の調査に照らし合わせると51・0%で、「危険」な状態だ。

 2006年に5割台の支持率でスタートした第1次政権は、相次ぐ閣僚辞任などの影響で支持率が20%台まで下落。07年の参院選敗北後、首相は退陣した。閣僚経験者の一人は「あの時の光景を今と重ねて見る人もいるだろう」と語る。

 ◇改造リスク
 「国民の声として真摯(しんし)に受け止めたい」。菅義偉官房長官は14日の記者会見で、支持率が20%台に急落したことについて神妙にこう語った。首相は、8月上旬に内閣改造・自民党役員人事を行い局面転換を図りたい考え。だが、思惑通りに進む保証はない。

 改造で首相は、政権の要である菅氏と麻生太郎副総理兼財務相を続投させる意向だが、自民党のある閣僚経験者は「骨格が変わらないなら、人心一新と受け止めてもらえない」と語る。幹部からは「内閣改造であぶれた人の不満が噴き出しかねない」との懸念も漏れる。

 入閣した新閣僚からスキャンダルが飛び出せば「ご祝儀相場」の雰囲気も一気に吹き飛ぶ。改造はリスクと隣り合わせでもある。

 18年9月の自民党総裁任期満了に伴う総裁3選が確実視されてきたが、首相を支持する派閥の一部からは不安視する空気も出始めた。衆院解散・総選挙や憲法改正に向けた戦略の練り直しを迫られる可能性もある。

 ◇漂う無党派層
 一方、今回の世論調査では、「支持政党なし」と答えた無党派層が前月比4.5ポイント増の65.3%まで上昇、民進党など既存の野党が受け皿になり切れていない現状も浮き彫りになった。政党不信が広がっていると言え、小池百合子東京都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の国政進出にも関心が集まりそうだ。
(時事通信)

 慢心と閣僚・自民党議員の低レベルが問題だろう。

安倍内閣支持29.9%に急落=2次以降最低、不支持48.6%―時事世論調査

 時事通信が7~10日に実施した7月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比15.2ポイント減の29.9%となった。

 2012年12月の第2次安倍政権発足以降、最大の下げ幅で、初めて3割を切った。不支持率も同14.7ポイント増の48.6%で最高となった。学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題が響いた。東京都議選で稲田朋美防衛相が、自衛隊を政治利用したと受け取られかねない失言をしたことなども影響したとみられる。

 加計学園に関する安倍晋三首相の発言を信用できるかどうか聞いたところ、「信用できない」が67.3%に上り、「信用できる」の11.5%を大きく上回った。首相が説明責任を果たしているかどうかについても、「果たしていない」79.9%に対し、「果たしている」7.1%となり、首相に対する国民の不信感の高まりが浮き彫りとなった。首相の政権運営は険しいものとなりそうだ。

 内閣を支持しない理由(複数回答)でも、「首相を信頼できない」が前月比8.7ポイント増の27.5%と急増。前月と今月だけで14.9ポイント増となった。次いで「期待が持てない」21.9%、「政策が駄目」15.8%の順。内閣を支持する理由(同)は、「他に適当な人がいない」14.1%、「リーダーシップがある」9.0%、「首相を信頼する」6.8%などとなった。

 支持と不支持が逆転したのは、安全保障関連法を審議していた15年9月以来。支持政党別に見ると、全体の6割を超える無党派層では支持が前月比13.3ポイント減の19.4%となった。自民党支持層でも支持は同13.4ポイント減の70.1%と急落した。

 政党支持率は、自民党が前月比3.9ポイント減の21.1%、民進党は同0.4ポイント減の3.8%。以下、公明党3.2%、共産党2.1%、日本維新の会1.1%と続いた。支持政党なしは同4.5ポイント増の65.3%となった。

 調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は65.1%。
(時事通信)

 逃げている安倍首相に対する不信感の表れだろう。 

2017年7月14日金曜日

大谷翔平 日本ハム “ラスト球宴”圧倒的得票の感謝届ける

 日本ハム・大谷翔平投手(23)が13日、“ラスト球宴”でファンへの御礼の活躍を誓った。

 今季は4月に左太もも裏の肉離れで3か月近く離脱した。それでも、DH部門で2位のデスパイネに約7万票差をつけ44万票以上を集めた。この日、大阪から名古屋に移動した二刀流は「ファンの皆さまの期待に応えられるように頑張ります」とバットで感謝の気持ちを表すと意気込んだ。

 14日の初戦は「3番・DH」での出場が濃厚だが、患部はまだ完治しておらず、パを指揮する栗山監督は「(スタメンで)いくのはいくけど(シーズンの)試合に出ていないから。デスパイネと2試合でバランスを取る」と説明。初戦は2、3打席、2戦目は代打が濃厚で出場機会は限られることになりそうだ。

 大谷は本塁打競争に2試合とも選出されており、試合前にも一発を披露できる。昨年はソフトバンク・柳田らを退け優勝。連覇がかかっている。しかし、先月27日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で打者復帰後は、まだノーアーチ。栗山監督は「正直言って(調子は)よくない。何か感じてくれて上がってくれればいい」と復調に期待を寄せる。

 昨年は第2戦で一発を放ち3安打2打点でMVPを獲得。今年で新人から5年連続の出場と、祭典には欠かせない存在だ。今オフにメジャー移籍を決断すれば、最後の球宴となる可能性もある。「選んでいただいた方のために」―。大谷がバットで盛り上げる。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 最後となるのだろうか。

強大化した中国、劉氏を恐れた理由 死去の報道も制限

 獄中でノーベル平和賞を受賞し、中国の民主化運動の象徴的存在だった人権活動家の劉暁波(リウシアオポー)氏(61)が13日、亡くなった。民主化の夢は一党支配を死守しようとする当局の壁に阻まれ、末期がんに侵されても出国もかなわなかった。だが、その死は強大になった共産党政権に大きな問いかけを残した。

 「民主化を目指す我々の精神的な支柱だった。とても悲しくて、怒りでいっぱいだ」。劉氏が投獄される原因になった「08憲章」に最初に署名した1人で杭州の学者、温克堅さん(46)は言った。病院に見舞いに行ったが、病室すら教えてもらえなかったという。

 北京の著名人権活動家、胡佳氏(43)も「出所したら、一緒に中国の変革を目指して闘いたかった」と無念さを口にした。ただ、政府が出国を認めなかったことへの怒りは大きい。「せめて最後は自由のある土地で死なせてあげたかった。人道的な配慮すら認めない、体制のひどさを多くの人が知ったのではないか」

 入院先の遼寧省瀋陽市の中国医科大学付属第一病院では13日午後5時半ごろ、劉氏の病室があるとされる病棟に霊柩(れいきゅう)車が到着。多くの私服警官らが警戒するものものしい雰囲気のなか、午後6時半ごろ、劉氏を乗せたとみられる霊柩(れいきゅう)車が護衛とみられる4台の車に前後を固められて走り去った。

 その後、近くのホテルに当局が設けたメディアセンターには多くの報道陣が集まった。担当者から「記者会見を開く」という説明があったが、夜になってもなかなか開かれなかった。

病院側は13日深夜に会見し、「肝臓がんは早期発見が難しい。外国の専門医も我々の治療を高く評価した」と述べた。主治医によると、妻の劉霞(リウシア)氏や劉氏の兄弟も付き添っていたという。

 中国メディアは13日夜の段階で劉氏死去のニュースを国内向けには流さず、海外メディアの放送も制限。英BBCは約10分間画面が暗くなった。
(朝日新聞デジタル)

 いつか英雄となる日が来るだろうか。

ソフトバンク曽根MVP 2二塁打で100万ゲット

<フレッシュオールスターゲーム:イースタン選抜0-0ウエスタン選抜>◇13日◇静岡

 全ウのソフトバンク曽根海成内野手(22)が最優秀選手に選ばれた。賞金の100万円をゲットした。

 9番遊撃で先発出場し、3回にヤクルト梅野から、5回にロッテ成田から2本の二塁打を放った。

 ヒーローインタビューでは「ヒットを2本も打てたのはたまたまなんですけど、非常にうれしいです。3本目欲を出してホームランを狙いにいったんですけど、変化球だったので打てなかったです。これを機に活躍できるように、後半戦頑張ります」と話した。

 曽根は育成出身の4年目で、今季開幕前に支配下登録された。
(日刊スポーツ)

 育成枠出身はすばらしい。

鈴鹿8耐本番前のテストが終了。モリワキMOTULレーシングが総合トップ

 7月11日から3日間の日程で鈴鹿8耐公開合同テストが行なわれ、モリワキMOTULレーシングの2分7秒346がトップタイムとなった。

 先週行なわれたメーカー合同テストにはヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームが不参加など、まだまだ事前テストの様相が色濃かったが、今回はほぼ全チームが参加。Tカー含めて111台ものマシンがコースを彩った。

 初日に夜間走行枠が設けられたり、2日目には雷雨に襲われたりと鈴鹿8耐本番に向けてのテストとしては絶好のコンディション。各チームともにセッティングを詰めながらロングランをするなど、順調にテストを消化した。

 初日にトップタイムをマークしたのはMuSASHi RT HARC-PRO.ホンダで2分7秒783。2日目にはF.C.C.TSRホンダが2分7秒700を出してトップ浮上。最終日にはモリワキMOTULレーシングが2分7秒346をたたきだし、本番さながらの首位の入れ替わりとなった。

 モリワキMOTULレーシング、MuSASHi RT HARC-PRO.ホンダ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム、F.C.C.TSRホンダ、カワサキ・チームグリーン、ヨシムラ・スズキMOTULレーシングまでの6チームが2分7秒台をマーク。今年の鈴鹿8耐が激戦になることを予想させた。
[オートスポーツweb ]

 ホンダの夏となるか。

2017年7月13日木曜日

大谷翔平 わずか29球1敗も前向き「実戦の中で得るものは大きい」

◇パ・リーグ 日本ハム3―6オリックス(2017年7月12日 京セラドーム)

 大谷、制御不能――。足の故障で今季ここまで登板がなかった日本ハム・大谷翔平投手(22)が12日のオリックス戦で先発。球数を制限してのマウンドは、1回1/3で2安打4失点の結果に終わった。全29球中、ボール球は17球。直球は最速158キロを計測したが、制球できなかった。チームは3連敗で借金は今季ワーストを更新する20に膨らんだ。

 4失点。先発投手が2回に深い傷を負い、試合に敗れた。大谷には昨年5月15日以来のレギュラーシーズンの黒星がついた。勝つための采配だったのか――。そう質問された栗山監督は「もちろん」と言い、「ごめんね。俺がヘボいんだよ」と言葉をつないだ。

 大谷は左太腿裏の肉離れからの復調途上。一足早く復帰した打者としてもフル稼働には至っていない。この日の登板を、指揮官は「前に進む想定の中で、1軍で出力を上げて投げるというのが一つのチェックポイントだった」と説明した。大谷も言う。「実戦という意味で気付かないうちに強度が高くなる」。二刀流本来の力を取り戻すため、必要と感じて選んだ階段。だが、結果は散々だった。

 昨年10月22日の広島との日本シリーズ第1戦以来、263日ぶりの1軍マウンド。初回先頭の小島に四球を与えた。直球が引っかかり、制球ができない。2回は1死から小谷野に四球。連打を浴び、満塁から大城に4球連続ボールで押し出し四球を与えた。ここで交代を告げられた。直後、メンドーサが伊藤に走者一掃打を浴びた。

 復調の過程で球数に制限がある中、勝ち負けが懸かる1軍戦で先発した。理由はさまざまだ。攻撃の戦力でもあり、2軍での調整登板にも障壁がある。1、2軍の本拠が離れている事情もある。だが、何より、1軍戦で発揮する「出力」が大事だった。制限下でも、2軍で多くの球数を投げること以上の中身をつかめると期待した。昨季も7月に右手中指のマメをつぶし、9月7日のロッテ戦で短い回に限定した1軍先発を経た。結果、優勝投手へと駆け上がった。

 今後について栗山監督は「(登板後の)体を見ないと分からない」と明言を避けた。「実戦の中で得るものは大きいと思う。次に向けて頑張りたい」と大谷。苦渋の全てを受け止めて、次に進むしかない。 (柳原 直之)

 ≪今年の投手・大谷≫

 ▽2月1日 米アリゾナでの春季キャンプ直前に、WBCでの投手辞退を発表。昨季終盤に右足首を痛めた影響と説明。

 ▽3月12日 千葉・鎌ケ谷の室内ブルペンで軽めの投球練習を再開。

 ▽同31日 西武との開幕戦に「3番・DH」で出場。試合前にはブルペンで30球。

 ▽4月8日 オリックス戦で一塁への走塁中に左太腿裏の肉離れ。全治6週間の診断。

 ▽6月8日 座った捕手相手の投球練習を開始。

 ▽同13日 故障後初めて18.44メートルの通常距離から投球。

 ▽同27日 ソフトバンク戦で打者として1軍復帰。代打で三振。

 ▽7月1日 イースタン・リーグ西武戦で投手復帰。初球は157キロで1回1安打1失点。
(スポニチアネックス)

 これからでしょう。
 しかし、あの場面でメンドーサへの継投はどうなんだろうか。

2017年7月12日水曜日

石破茂前地方創生担当相 看板ころころ「大河ドラマか」=石破氏、安倍首相の手法批判

 自民党の石破茂前地方創生担当相は12日、東京都内で講演し、安倍晋三首相が看板政策を「地方創生」「1億総活躍」「人づくり革命」などと次々更新してきたことについて、「大河ドラマではないので、1年ごとに出し物が変わるのはあまりいいことだと思わない」と述べ、首相の政治手法を批判した。

 石破氏はまた、東京都議選での自民党惨敗に触れた上で、憲法改正の進め方に関し、「有権者が示した意思は、丁寧に、分かるようにやってということだと思う」と指摘し、拙速を避けるべきだとの考えを示した。
(時事通信)

 安倍晋三の次を狙っているけど、このバカは最低です。

  

斎藤佑樹 佑ちゃん炎上8失点 2軍行き決定「反省してやるしかない」

◇パ・リーグ 日本ハム1―8オリックス(2017年7月11日 京セラD)

 先発した日本ハム・斎藤は4回11安打8失点と炎上し、2軍降格が決まった。初回に先制点を許すと、2回は自らの送球ミス、さらにベースカバーを怠るなど精彩を欠いた。試合後、栗山監督と監督室で約15分間話し合った右腕は「またファームで悪かったところを反省してやるしかない」。

 2連敗で借金は04年の北海道移転後ワーストを更新する19。指揮官は「俺の責任」とかばった。
(スポニチアネックス)

 もう無理だろう。

「第6の絶滅期」到来、想定よりも深刻か 動物の減少広範に

 地球上で生息数や生息地が急激に減っている動物は、絶滅の危険が指摘されている希少動物に限らず、従来考えられていたよりはるかに多いことが、新たに発表された研究で明らかになった。

 メキシコ国立自治大学の生態学者、ヘラルド・カバジョス教授や米スタンフォード大学の生物学者、ポール・エーリック教授らのチームが10日、米科学アカデミー紀要(PNAS)の最新号に論文を発表した。

 チームの研究によると、陸上にすむ哺乳(ほにゅう)類や鳥類、両生類、爬虫(はちゅう)類合わせて2万7600種類のうち、実に3分の1近くの生息数、生息地が減少していることが分かった。

 さらに、なじみの深い哺乳類177種類に注目すると、その全てが1900~2015年の間に生息地の3割以上を失い、4割余りが生息地の8割以上を失っていた。

 地球には過去5回の大量絶滅時代があったとされる。科学者らは第6の絶滅時代が迫っていると警告しているが、その傾向は従来考えられていたよりずっと深刻だと、チームは警告する。

 例えばアフリカには現在40万頭のゾウが生息している。絶滅の恐れがある動物とはされていないが、20世紀初頭の100万頭に比べると半数以下に減少したことになる。

 特にこの10年間は減少のペースが速く、このままだと20年後にはアフリカから野生のゾウが消えてしまう可能性があるという。

 カバジョス教授は「幸いなことに、まだ時間はある」と指摘。「この結果から言えるのは、今こそ行動を起こすべきだということ。限られたチャンスだが、我々にできることはある」と訴えた。
(CNN)

 今回の原因は人間だろう。

 

2017年7月11日火曜日

パチンコ出玉規制強化へ=客のもうけ5万円以下に―ギャンブル依存症対策・警察庁

 警察庁は、パチンコの標準的な遊技時間(4時間)に客が得られるもうけの上限について、現行の十数万円から5万円を下回るよう出玉規制を強化する方針を固めた。

 スロットなどについても同水準に規制を強化する。もうけの上限を引き下げることで、負けた分を一度に取り戻そうとのめり込むリスクを減らすのが狙い。11日に風営法施行規則などの一部改正案を公表し、一般から意見を募る。

 カジノ解禁を柱とする統合型リゾート(IR)推進法が昨年12月に成立したのを受け、政府のギャンブル依存症対策の一環として実施する。

 警察庁によると、パチンコ依存問題の相談機関「リカバリーサポート・ネットワーク」に相談した人の約7割が、1カ月当たり5万円以上の損失を出していた。

 改正案では、遊技時間4時間でパチンコ玉の獲得総数が発射総数の1.5倍に満たないものとする新基準を設けた。現行の3分の2程度に規制を強化し、大当たりの出玉の上限も現行の2400個(9600円相当)から1500個(6000円相当)に引き下げる。

 パチンコ店の店長など管理者については、依存問題に関する従業員への指導・教育や客への情報提供などを、施行規則で定める業務に追加するなど規則の一部改正も行う。
(時事通信)

 北朝鮮制裁の意図もあるのだろうか。

2017年7月10日月曜日

ヤクルト 勝利目前で…真中監督「難しい 選手は一生懸命やっている」

◇セ・リーグ ヤクルト3―3広島(2017年7月9日 神宮)

 延長12回の死闘は決着がつかずドロー。ヤクルトの真中満監督(46)は「(勝つのは)難しい。選手は一生懸命やっている」とかばった。

 先発・由規の好投もあり、1点リードで9回を迎えた。マウンドには5番手で新守護神の小川を送り込んだが、1死二塁のピンチを作った。ここで指揮官自らマウンドへ。「抑えようとか、余計なことは考えずに冷静に自分のボールを投げろ」と鼓舞した。

 ところが小川は直後に二塁走者の三盗を許すと、フルカウントから投じた内角直球を広島の代打・新井に左中間へ同点の2点適時打にされた。

 延長は総力戦となり、ヤクルト投手陣も譲らなかった。7連敗中で、連敗を止めることは出来なかったが、最低限の粘りは見せた。
(スポニチアネックス)

 過激なヤクルトファンは暴動寸前だろうか。

上沢直之 日本ハム 784日ぶり本拠地で勝利「長すぎ…」

<日本ハム2-0ソフトバンク>◇9日◇札幌ドーム

 日本ハム上沢直之投手(23)が、784日ぶりの本拠地勝利を挙げた。

 1点リードの7回無死二、三塁の大ピンチを無失点で切り抜けるなど、味方の好守にも助けられ、7回5安打無失点の快投。昨年の右肘手術を乗り越え、前回の2日ロッテ戦(ZOZOマリン)での今季初勝利に続き、札幌ドームでの勝利は15年5月17日オリックス戦以来となった。

 お立ち台では「長すぎですね。すいません」と照れくさそうに話した。初回2死三塁から内川を二ゴロに打ち取った直球は自己最速タイの149キロを計時。「ここで(走者を)返したらもったいないと思って腕を振った」と振り返っていた。
(日刊スポーツ)

 上沢いいね。

2017年7月9日日曜日

日本ハム2―5ソフトバンク 栗山監督 1番・中田の狙い「嫌な思いをした分だけプラスになる」

◇パ・リーグ 日本ハム2―5ソフトバンク(2017年7月8日 札幌ドーム)

 日本ハムは打率2割台前半に低迷する主砲の中田を起爆剤として1番で起用する奇襲に出たが不発。今季5度目の5連敗を喫した栗山監督は「僕の責任。嫌な思いをした分だけプラスになると信じてやる」と必死に前を向いた。

 プロ10年目、通算978試合目で初めて1番で出場した中田は千賀の前に3打数無安打で3三振。昨年12月に「3冠指令」を出すなど中田に大きな期待を寄せる指揮官は「(中田)翔が翔らしくならないと、このチームの連勝はない。必ず翔らしくなると信じている」と語り、今後も打撃復調のためにあらゆる手を打つ方針だ。

 「情けない、という一言です」と中田。借金18は01年以来で、北海道に本拠地移転した04年以降ではワーストとなった。 (山田 忠範)
(スポニチアネックス)

 毎回同じことの繰返しで負けているが、相手の打者を研究しているのだろうか。
 厳しく内角攻めをしないと打たれるだろう。

2017年7月7日金曜日

日本ハム・エスコバー5年ぶり外国人選手トレード DeNA黒羽根と

 DeNAの黒羽根利規捕手(30)と日本ハムのエドウィン・エスコバー投手(25)の交換トレードが成立し、6日、両球団から発表された。外国人選手が絡むトレードは、12年にロメロが巨人からソフトバンクに移って以来5年ぶりだ。

 来日1年目のエスコバーは主に中継ぎで14試合に登板、1勝2敗、防御率5・64で、3日に新外国人ドレイクに代わって出場選手登録を外れていた。DeNAの球団事務所で会見に臨み「このチームでチャンスをつかんでやろうという気持ち」と意欲。ラミレス監督と同じベネズエラ出身で、大リーグのインディアンスなどに在籍した父親は一緒にプレーしたことがあるという。高田繁GMは「左の中継ぎがもう一枚欲しかった」と期待した。
(スポニチアネックス)

 トレードは正解と思うが、ドレイクは打てる気がしない。

大谷翔平 日本ハム 11日・オリックス戦で先発も フリー登板50球で安打性ゼロ

 日本ハム・大谷翔平投手(23)が6日、札幌ドームでフリー打撃に登板した。安打性の打球ゼロに抑える力投で、11日・オリックス戦(京セラ)での先発登板の可能性が浮上した。

 1日のイースタン・西武戦(鎌ケ谷)で左太もも裏肉離れから投手として実戦復帰した二刀流。清水、杉谷を相手に50球を投じ、最速153キロを計測するなど伸びのある直球を披露。変化球も交えて3球で空振りを奪った。清水は「速かったです。怖さもあって、ボールの出どころが見にくかった」と振り返れば、杉谷は「やっぱり迫力があった」と球威に脱帽した。

 カーブ、スライダーは抜ける球が多く、課題も残ったが栗山監督は「投げている球はいい球も悪い球もあったが、まあまあ予定どおり進んでいる」と説明。球宴明けから本格的な二刀流復帰を視野に入れており、前段階として、11日に2~3回の短いイニングをメドに先発させる可能性が高い。

 「出たところで頑張りたい」という大谷。待望の投手復帰へ着々と準備を進めていく。
(デイリースポーツ)

 確定ではないけど、来年も日本ハムでプレーはいいね。

CBR250RR もうすぐ納車です

 来月の初めに納車となります。
 当初は、12月納車も、納車時期が早まっているようです。

 美しい、妥協のない造りに惚れ惚れです。

 

豊田真由子議員の暴行疑惑、元秘書が埼玉県警に被害届

 自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=から暴行を受けたとして、元秘書の50代の男性が6日、埼玉県警に被害届を提出した。関係者への取材でわかった。県警は傷害容疑などを視野に捜査を進めるとみられる。

 関係者によると、元秘書は6月27日、県警に被害を申告。6日に改めて県警を訪れ、被害届を出したという。6月22日発売の「週刊新潮」が暴行疑惑を報じ、豊田氏は同日、離党届を提出した。週刊新潮や同誌がネット上に公開した音声などによると、豊田氏は秘書のミスを理由に「私が受けた痛みがどれだけかわかるか。この野郎」「頭ぐちゃぐちゃになってひき殺されてみろ」などと発言。この間に暴力もふるったとみられる。

 豊田氏は厚生労働省課長補佐を経て、2012年の衆院選に埼玉4区(朝霞、志木、和光、新座各市)から立候補し、初当選。現在2期目で、文部科学政務官などを歴任している。
(朝日新聞デジタル)

 示談成立で取下げもありだろうか。

日本ハム6-7西武 栗山監督「ごめんなさい」接戦落とし西武に3連敗

<日本ハム6-7西武>◇6日◇札幌ドーム

 日本ハムが接戦を落とし、3連敗を喫した。

 8回に1点差まで追い上げ、なお2死一、二塁と追い詰めたが、中田翔内野手(28)が左飛に倒れた。

 西武に対しては2勝11敗と分が悪い。栗山英樹監督(56)は「ごめんなさい。今の状況を表している」と、厳しい表情で試合後の会見に臨んでいた。
(日刊スポーツ)

 宮西が抑えられず、主催試合で3連敗か。

2017年7月6日木曜日

大谷翔平 日本ハム 23歳の誓い…後半戦は二刀流でフル回転!中継ぎ調整プランも

 日本ハム・大谷翔平投手が5日、23歳の誕生日を迎え、残りシーズンをケガなく過ごし、二刀流で活躍する誓いを立てた。

 6日の西武戦に向けて札幌へと移動した二刀流は、今季ここまでを振り返り「(ケガは)するものではないな、よくないなということが分かりました」と苦笑い。その上で「(シーズンの)前半、試合に出てないので、その中で勉強になることもあった。後半に向けてしっかりやりたい」と、左太もも裏の肉離れで戦力になれなかった悔しさを後半戦にぶつける覚悟を示した。

 1日には2軍戦で投手復帰を果たし、4日の西武戦では指名打者で野手フル出場。栗山監督は投手での1軍復帰プランについても「いろいろ考えてる」と明かす。状態が良ければ6日から西武、ソフトバンク、オリックスとの7連戦中に1軍で中継ぎ調整させるプランも検討している。

 「(二刀流として)前に進めないといけない」と栗山監督。大谷が後半戦を二刀流でフル回転するためにも、球宴までに投打ともに状態を上げていく。
(デイリースポーツ)

 投手復帰とDHで勝ち星を増やしたい。

巨人がもう垂涎…日本ハム今オフ放出候補「4人の名前」

 日本ハムといえば「ドラフトと育成」が看板のチームだ。

 ドラフトで素質ある選手を獲得し、彼らにより多くの出場機会を与えて一人前に育てる。結果として若手の“促成栽培”を阻害するベテランは放出もいとわない。そうやって新陳代謝を繰り返しながら、過去11年間でリーグ優勝5回、昨年は日本一になった。

 しかし、3日現在、首位・楽天から17.5ゲーム差の5位。

「フロントや首脳陣はそろそろ大幅な新陳代謝が必要だと考えている。オフにチームを出ることになるのは中田翔(28)だけではないでしょう」と、日本ハムOBがこう続ける。

「投手では抑えの増井浩俊(33)、中継ぎ左腕の宮西尚生(32)、同じく右腕の谷元圭介(32)、野手では捕手の大野奨太(30)が国内FAを取得済み。彼らはすでにピークを過ぎた選手、今後は彼らに代わる若手を起用していこうというのがフロントや首脳陣の判断なのです。それだったら需要というか、他球団で働き場所があるうちにFAを行使して出て行っても構いませんよというスタンスなのです」

■起用法にも表われる球団の思惑

 だからといって彼らの肩をたたいているわけではないにせよ、球団のそんな思惑はすでに起用法にも表れている。

「例えば正捕手の大野ですよ。リーグ戦が再開されて以降、3日までの10試合のうち、スタメンマスクをかぶったのはわずか2試合。首脳陣は5試合に先発出場した3年目の清水優心(21)を一本立ちさせたいのです。打率2割に満たない打撃はともかく、守備はすでに合格点をやれるまでに成長していますからね。中継ぎの柱として欠かせなかった宮西や谷元も、最近はワンポイントとかリードされている場面での起用が目立つようになってきた。栗山監督が彼らの代わりに抜擢しようと考えているのが鍵谷陽平(26)や白村明弘(25)や公文克彦(25)なのです」(前出のOB)

 12年オフには糸井(現阪神)をトレード、14年オフには小谷野(現オリックス)と大引(現ヤクルト)をFAで放出。レギュラーでなおかつ中軸を打つ主力を次々に手放し、代わりに若手を起用しながら育てて結果を出してきた日本ハムが、このオフは実に5人もの選手をFAで売る可能性があるのだ。

 そうやって日本ハムから売りに出されそうな選手たちに、いまから垂涎のまなざしを向けているのが巨人だ。

 阪神入りがすでに「内定済み」といわれる中田はともかく、捕手と中継ぎといえば巨人の補強ポイント。

 正捕手の小林の取りえは「顔と肩の強さだけ」と言われるし、リリーフ陣もマシソンとカミネロの助っ人外国人にオンブにダッコというのが実情だ。今年で契約が切れるマシソンは、来季も巨人でプレーする保証はない。

 先月半ばに就任した鹿取義隆GMは、今後は育成に舵を切る方針を明らかにしている。「(近年は)若い選手が出てこなかったところに欠陥がある。そこを補うプランニングをして、いいスカウティングをして育てていく」と言ったものの、ない袖は振れない。スカウティングと育成はあくまでも先を見据えたプランであって、このオフは補強ポイントの手当てが急務になる。

 ちなみに増井(年俸2億2000万円)、宮西(年俸2億円)、谷元(年俸1億円)、大野(年俸5500万円)は、いずれもBランク以上の選手。FAで“指名”できるのは2人までだから、「巨人は枠を目いっぱい使って、彼らの中から2人を取りにいくに違いない」と周囲は見ている。
(日刊ゲンダイ)

 年俸2億円が上限みたいだから、超える選手は移籍するだろう。

2017年7月5日水曜日

日本ハム1-4西武 日本ハム加藤「不甲斐ない」逆球多発2カ月勝利なし

<日本ハム1-4西武>◇4日◇東京ドーム

 日本ハム加藤貴之投手(25)が約2カ月、白星から遠ざかっている。

 序盤3回までに、2本塁打を含む5安打で4失点。逆球が多発するなど、制球に苦しんだ。毎回走者を背負う苦しい投球で、5回2死一塁で降板。5月10日西武戦で3勝目を挙げて以降、7度目の先発だったが、またしても勝利には届かなかった。

 「毎試合流れを壊してしまっていますし、ここ最近不甲斐ない投球が続いているので、応援してくれているファンの皆さんやチームの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と反省しきりだった。
(日刊スポーツ)

 抑えられない、打てないでは勝てない。
 借金15も、これからの奮起を期待したい。

国税庁長官 佐川宣寿理財局長「栄転」に波紋 与党からも「あしき前例」

 財務省は4日、佐川宣寿(のぶひさ)・理財局長(59)を5日付で国税庁長官とする人事を発表した。佐川氏は学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題の国会答弁で事実確認や記録の提出を拒み続け、「真相解明を阻んでいる」と批判を浴びただけに、与野党から疑問の声があがっている。

 国有地売却問題では、8億円の大幅値引きや安倍晋三首相の妻、昭恵氏の関与など数々の疑問が指摘された。佐川氏は連日のように答弁に立ったが、売却の経緯などの具体的な説明は避け、法令の説明などに終始する姿勢が目立った。

 自由党の森ゆうこ氏は「首相を守るため、『ありえない』答弁を平然と繰り返して栄転された」と批判。与党の閣僚経験者も「事実に背を向けてでも、官邸の意向に従っていれば出世できるというあしき前例になる」と、起用した政府の姿勢を疑問視する。国会で向き合った共産党の宮本岳志氏は「場合によっては国民に記録提出を求める立場の国税庁トップになる人は、私に面と向かって『記録がありません』と言い続けた人物だ」と指摘した。

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「佐川氏の答弁は国民の怒りに油を注ぐだけで、必要以上に政府の信頼性を失わせた」と指摘。「守るべきものは国民への説明責任ではなかったことは明確だ」と話す。
(朝日新聞デジタル)

 前川前事務次官と真逆でおもしろい。
 官邸側に有利な発言で大抜擢なのか、と誰しもが疑ってしまう。
 本来あるべき記録の提出を拒み続けたのも、主権者たる国民をなめている。

2017年7月4日火曜日

パッキャオに引退勧告の意向、トレーナーが明かす

【AFP=時事】プロボクシングのマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)のトレーナーを務めるフレディ・ローチ(Freddie Roach)氏は3日、前日行われたWBOウエルター級タイトルマッチで無名のジェフ・ホーン(Jeff Horn、オーストラリア)に0-3(111-117、113-115、113-115)の判定負けを喫したことを受け、同選手に引退を勧める可能性を示唆した。

 オーストラリア・ブリスベン(Brisbane)で行われた一戦の判定に対しては議論が巻き起こっているが、38歳のパッキャオが可能性のあるリマッチに臨むか否かに疑問の声も上がっている。

 ローチ氏は、これまでに8階級制覇を遂げた22年のプロキャリアに終止符を打つことをパッキャオに進言しようと考えているとし、「マニーにもう終わりだろうと、今回がそうだろうと話すつもりだ」と語った。

 5万1000人以上の観客を前に行われた試合で29歳のホーンは、非常に積極的なスタイルでパッキャオを揺るがした。

 これで戦績を59勝7敗2分けとしたパッキャオは試合後、再戦条項が契約に含まれていると明かし、リマッチのために「絶対に」ブリスベンに戻るとコメントしている。

 しかしながら3度世界王者に輝いた経験を持つジェフ・フェネック(Jeff Fenech)氏も、パッキャオがグローブを外す潮時が来たと考えている。

「マニーにもう一度戦わさせるとなったら愚かなことだ。リラックスしてこれまでの稼ぎを享受すべきだ。もう証明することもない。引退だよ」

 パッキャオはここ8年間KO勝利を挙げられておらず、力が落ちていることが感じられる。

 CompuBoxのスタッツによると、パッキャオはホーンの92本のほぼ倍となる182本のパンチをヒットさせていた。ジャッジを務めた米国のクリス・フローレス(Chris Flores)氏とアルゼンチンのラモン・セルダン(Ramon Cerdan)氏は113-115のスコアをつけており、試合は接戦だったと考えている。一方で、米国のワレスカ・ロルダン(Waleska Roldan)氏は、試合終了後にホーンの顔が腫れ、右目が閉じていたにもかかわらず、パッキャオに3ラウンドしか与えなかった。

 パッキャオは「ジャッジの判定を尊重する。彼は思ったよりもすっとずっとタフな相手だった」と振り返っている。

 しかしながら、リングサイドで観戦していたトップランク(Top Rank Boxing)社のボブ・アラム(Bob Arum)氏は、勝敗は公平なものと見ている。

「どちらに転んでもおかしくなかった。数ラウンドは僅差だったが、結果に文句はつけられない。序盤はジェフにスコアを多くつけた。中盤はマニーが巻き返してきた。12ラウンドはジェフの勝ちだった。もし11ラウンドがマニーであれば引き分けだった。ジェフが11ラウンドをとって7-5だ」 【翻訳編集】 AFPBB News

 またパッキャオのボクシングが見たい。

西武11-4日本ハム 日本ハム栗山監督 ベストメンバー模索 大谷、ドレイク起用「勝つために流れ作りたい」

「西武11-4日本ハム」(3日、東京ドーム)

 日本ハム・栗山英樹監督(56)がベストメンバー模索へ悩む胸中を明かした。

 初めて新外国人ドレイクを1番で起用し、捕手には高卒3年目の清水をスタメンに抜てき。大谷も左太もも裏負傷から初めてスタメン復帰させたが投手陣が打ち込まれ、痛い逆転負け。

 2点を追う九回には15年のドラフト1位・上原を投入したが、今季初登板の左腕は1回を5失点だった。

 新戦力を積極起用も74試合を終え30勝44敗と苦戦が続いているが「チームが勝つために大きな流れを作りたいが、もう半分折り返しているけど、こういう状況が続いている。まだ(ベストメンバーを)探っている。諦めずにやっていく」と必死の姿勢で取り組む構えだ。
(デイリースポーツ)

 投手陣の立て直しが先だろう。

2017年7月3日月曜日

「こんな人たち」首相演説、菅長官「常識的な発言」

■菅義偉官房長官(発言録)

 (東京都議選最終日、東京・秋葉原での街頭演説で聴衆からの政権批判の声に、安倍晋三首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言したことについて)民主主義国家ですから、選挙運動というのは自由だ。許容の範囲というのはあるし、きわめて常識的な発言じゃないですか。そうした発言を縛ること自体あり得ないと思う。(政権批判の声は)人の発言を妨害するようなことだったので、総理はそういう発言をされたと思う。そういう人たちを含めて、日本は民主国家ですから。そういう中で発言をしたわけだ。(総理発言が問題とは)全く思っていない。(記者会見で)
(朝日新聞デジタル)

 また、ズレている菅発言がおもしろい。
 自分の意見に同調しない人を、「こんな人たち」と呼ぶことが常識はずれだろう。

安倍晋三首相、自民党の歴史的惨敗に「深く反省しなければいけない」

 安倍晋三首相は3日午前、東京都議選での自民党が歴史的惨敗を喫した結果について「大変厳しい都民の審判が下された。自民党に対する厳しい叱咤と深刻に受け止め、深く反省しなければいけない」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

 敗因に関し首相は「政権が発足して5年近くが経過する。安倍政権に緩みがあるのではないかという厳しい批判があったのだろう。真摯に受け止めなければいけない。政権を奪還したときの初心に立ち返って全力を傾けてまいる決意だ」と説明した。また、「党一丸となって、しっかりと体制を整え、結果を出していくことによって、国民の信頼を回復していきたい」と語った。

 国政への影響には「内外に課題は山積している。こういうときこそ、私たちは一層身を引き締め、反省すべき点はしっかりと反省しながら、謙虚に丁寧に、そしてやるべきことはしっかりと前に進めていかなければいけないと考えている」と強調した。
(産経新聞)

 おもしろい。
 他人事のように語る首相の厚顔無恥さに呆れる。
 反省すべきは、安倍晋三本人だろう。
 いつになったら、日本の政治家のレベルが高くなるのだろうか。

MotoGPドイツGP決勝:マルケスが8年連続ポール・トゥ・ウイン。サテライトのフォルガーが母国で初表彰台

 MotoGP第9戦ドイツGP、MotoGPクラスは、ドイツのザクセンリンクで決勝レースを行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは曇り空の下、気温18度、路面温度26度のドライコンディションで争われた。

 マルケスはポールポジションからレースをリードするが、序盤からトップグループに加わったジョナス・フォルガー(ヤマハ)が6周目の12コーナーでマルケスを交わしてトップに立つ。序盤はフォルガー、マルケス、ダニ・ペドロサ(ホンダ)の3人がトップ集団を形成したが、9周目付近からフォルガーとマルケスの一騎打ちとなり、11周目にマルケスがトップを奪還。フォルガーが僅差で追う展開が続いていく。

 フォルガーはマルケスの背後にぴたりとつけて終盤まで周回を重ねたが、残り3周となった1コーナーでややワイドラインとなり、この間にマルケスとの差が一気に1秒以上に開く。さらにマルケスはこの周に自己ベストを更新、その差は残り1周で2秒以上に開き、マルケスがそのままトップでチェッカーを受けた。マルケスはMotoGPクラスで5連勝とザクセンリンクでの連勝記録を更新した。2010年の125ccクラス以降、Moto2、MotoGPクラスを含めて8連勝となる。

 フォルガーはホームレースでMotoGPクラス初表彰台を獲得。新レコードとなるレース中のファステストラップも記録した。ペドロサは単独3番手での走行となったが、序盤のリードを守り、今シーズン5回目の表彰台を獲得した。

 4番手以下は序盤から接戦の戦いとなり、序盤は10番手前後を走行しながら、周回を重ねるごとにポジションを上げたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が4位に入賞。コンマ727秒差の5位にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続いた。

 6位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、7位にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、8位にアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、9位にヨハン・ザルコ(ヤマハ)、10位にカル・クラッチロー(ホンダ)が入賞。

 ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)はスタート直後はトップ集団に加わったがものの、次第に順位を落とし、11位でフィニッシュ。ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)も序盤は上位に付けたが、中盤以降ポジションを落とし12位でゴール。、ポル・エスパルガロ(KTM)が13位、ブラドリー・スミス(KTM)は14位、ジャック・ミラー(ホンダ)が15位に入賞した。

 ワイルドカード参戦のミカ・カーリョ(KTM)は16位でゴール。17位にカレル・アブラハム(ドゥカティ)、18位にティト・ラバット(ホンダ)、19位にロリス・バズ(ドゥカティ)、20位にスコット・レディング(ドゥカティ)、21位にアレックス・リンス(スズキ)の順で続いた。

 アンドレア・イアンノーネ(スズキ)は12番手走行中の25周目の12コーナーで転倒リタイア、サム・ロウズ(アプリリア)は13周目に転倒リタイア。エクトル・バルベラ(ドゥカティ)はジャンプスタートのペナルティを取られたが、ペナルティを消化せずに周回を重ねたためブラックフラッグを振られ、失格となった。

 優勝したマルケスがランキングトップに浮上。5ポイント差のランキング2位にビニャーレス、ビニャーレスと1ポイント差のランキング3位にドビジオーゾ、ドビジオーゾと4ポイント差のランキング4位にロッシという順で前半戦を終了。約1か月のサマーブレイクを経て、8月6日決勝の第10戦チェコGPから後半戦がスタートすることになる。
[オートスポーツweb ]

パッキャオ、世紀の判定負けに“疑惑”の声 米中継局ESPN「議論呼ぶ大番狂わせ」

まさかの0-3判定負けで王座陥落…勝者は無名の豪州選手「驚くべき判定勝利」
 WBO世界ウェルター級タイトルマッチ12回戦がオーストラリアのサンコープスタジアムで行われ、世界6階級制覇の王者マニー・パッキャオが1位のジェフ・ホーンに0-3の判定で敗れ、王座陥落を喫した。しかし、世紀の大番狂わせを“疑惑の判定”を指摘する声が米メディアから上がっている。

 パッキャオの勝利だったと明確に主張しているのは、米大手スポーツネットワークESPN電子版だ。試合を中継したのも同局だった。

「パッキャオは第9ラウンドにホーンをコーナーに追い詰め、猛烈で一方的なパンチで彼を血まみれにし、試合は止めさせる間際まで追い込んだ。しかし、スコアボードの判定はパッキャオを、議論を呼ぶ大番狂わせの犠牲者にさせ、ホーンには満場一致の驚くべき判定勝利が贈られた」

 本拠地の5万5000人の観衆の声援を背に、史上6人目の世界6階級を制覇したフィリピンの英雄を倒したホーンの勝利に、記事では明確な疑問符をつけている。

 ジャッジのワレスカ・ロルダン氏は117-111で、クリス・フローレスさんは115-113で、ラモン・セルダンさんは115-113でホーン勝利としていたが、 ESPN電子版の独自採点は完全に逆だったという。
ESPN集計のパンチ数&ヒット率でもホーンを圧倒…過去には誤審騒動も
 117-111でパッキャオ勝利としていた。そして、ESPNのリングサイドアナリストを務めているテディ・アトラスさんも116-111でパッキャオ勝利と採点していたと報告している。

 特集では、放ったパンチ数とヒット率も紹介した。

 パッキャオは573回放ち、ヒットは182回でヒット率32%。一方、ホーンは625回放ち、ヒットは92回でヒット率15%と半分以下だったと伝えている。

 さらに、記事では「パッキャオはかつてこれを経験している」と指摘し、かつての誤審騒動に今回の敗北を重ね合わせている。

 38歳のパッキャオは2012年の世界ウェルター級タイトルマッチのティモシー・ブラッドリー戦で判定負けを喫した。「ボクシングの歴史上最も物議を醸した決着の1つとなった。その敗北後、パッキャオは2度も復讐している。パッキャオは礼儀正しいのだ」と振り返って記述した。
「私はこれを尊重する」…“疑惑の判定”も言い訳なし、再戦を宣言
 ジャッジが1-2でブラッドリー勝利を告げると、会場には巨大なブーイングが鳴り響いた。試合後の4日後にはWBOの国際ジャッジがビデオ検証を行い、参加した5人全員がパッキャオ勝利と判定するなど、完全な誤審だった。パッキャオは14年と16年にブラッドリーと再戦し、リベンジを果たしている。

 しかし、38歳の英雄は言い訳することはなかった。

「これはジャッジの判断。私はこれを尊重する」

 さらに、契約に織り込んでいたホーンとの再戦権を行使する意向を質問されると、力強くリベンジを誓った。

「間違いなく、イエスだ。我々には再戦条項があるんだ。だから、何の問題もない」

 よもやの形で王座陥落したパッキャオ。果たして、宣言したホーンとの再戦で雪辱を果たし、文句ない勝利を収めることができるのか。世界度の注目度は増しそうだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
 年齢的な衰えか、油断か。

都議選投開票 惨敗の自民・下村博文都連会長が辞任表明

 自民党東京都連の下村博文会長は3日未明、東京都議選で自民党が惨敗した責任を取り、会長を辞任する意向を固めた。党本部で記者団に対し「自民党23議席という大惨敗だ。責任を取って都連会長を辞めたい」と語った。

 下村氏は昨年7月の都知事選で党推薦候補が小池百合子都知事に敗れ、引責辞任した石原伸晃前会長(経済再生担当相)の後任会長として同年9月に就任した。都議選に向け、都連の建て直しを図ったが、過去最低の38議席を下回る歴史的な敗北となった。

 都議選の最終盤では、週刊文春が下村氏の後援会に対する学校法人「加計学園」(岡山市)による献金疑惑を報じた。下村氏は6月29日の記者会見で全面否定し、「選挙妨害だ」と訴えていた。

 下村氏は衆院東京11区選出で、当選7回。第2次安倍晋三政権で文部科学相を務め、27年に党総裁特別補佐に就任し、昨年8月からは党幹事長代行を務めている。
(産経新聞)

 自民党、安倍総理への反対票だろう。

2017年7月2日日曜日

MotoGPドイツGP予選:マルケスが8年連続でポール獲得。Q1スタートのペトルッチがフロントロウ

 MotoGP第9戦ドイツGP、MotoGPクラスは、ドイツのザクセンリンクで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分27秒302でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルケス。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)とポル・エスパルガロ(KTM)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。

 MotoGPクラスは午前中のフリー走行3回目はドライ、午後のフリー走行4回目はドライでスタートしウエット、Q1とQ2はウエットコンディションで争われた。

 Q1トップでQ2に進出したペトルッチが、Q2のセッション序盤をリード。マルケスは残り3分でトップに立つと、ラストアタックでファステストを更新、MotoGPクラスでは5年連続、125cc、Moto2クラスも合わせると、2010年以降、8年連続でポールポジションを獲得した。

 Q1からQ2に進出したペトルッチが1分27秒462で2番手、3番手に1分27秒949でダニ・ペドロサ(ホンダ)が続き、今シーズン3度目のフロントロウを獲得。

 4番手に1分28秒089でカル・クロッチロウ(ホンダ)、5番手に1分28秒210でジョナス・フォルガー(ヤマハ)、6番手に1分28秒383でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が続き、ポル・エスパルガロが1分28秒402で7番手とKTMでのベストグリッドを更新した。

 8番手に1分28秒526でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分28秒669で9番手。ポイントリーダーのアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)は1分28秒703で10番手に。

 マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)はドライのフリー走行総合では2番手につけていたが、ウエットのQ2では1分28秒823で11番手。アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が1分28秒968で12番手に続いた。

 以下、Q1のタイム順にジャック・ミラー(ホンダ)が1分27秒967で13番手、ロリス・バズ(ドゥカティ)が1分27秒979で14番手、ブラドリー・スミス(KTM)が1分28秒015で15番手。

 16番手に1分28秒103でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ワイルドカード参戦のミカ・カーリョ(KTM)は1分28秒285で17番手。初日総合トップのエクトル・バルベラ(ドゥカティ)は1分28秒404で18番手。ヨハン・ザルコ(ヤマハ)はフリー走行3回目で転倒を喫するなど精彩を欠き、1分28秒444で19番手。以下、20番手に1分28秒625でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、21番手に1分28秒659でサム・ロウズ(アプリリア)、22番手に1分29秒504でアレックス・リンス(スズキ)、23番手に1分29秒578でスコット・レディング(ドゥカティ)、24番手に1分30秒028でティト・ラバット(ホンダ)の順となった。
[オートスポーツweb ]

 超低速サーキットで、大波乱の決勝だろう。

安倍首相、やめろコールに「誹謗中傷は何も生まない」と反論

 安倍晋三首相(自民党総裁)は1日夕、千代田区のJR秋葉原駅前で、今回の都議選では初めてとなる街頭演説を行った。首相はこれまで2度、小学校体育館で開かれた自民候補の集会の応援演説に入っていたが、街頭には立ってこなかった。

 この日の演説前には、安倍首相の退陣を求めるグループが陣取り、「安倍やめろ!」のコールを始めた。その後、警察官ともみ合いになるなど周囲は一時騒然となった。演説の最中も批判を続けるグループに対して安倍首相は、「われわれは人が主張を訴える場所に来て演説を邪魔するようなことは絶対にしない。政策をまじめに訴えたい。誹謗(ひぼう)中傷をしても何も生まれない」と反論した。

 また、会場には学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長が姿を見せ、報道陣の前で札束を出すなどしたが、大きな混乱はなかった。
(産経新聞)

 誹謗中傷は自民党だろう。
 自民党大敗で、安倍政権衰退の流れだろうか。

大谷翔平 日本ハム 8か月ぶり投手復帰で157キロ!

◆イースタン・リーグ 日本ハム5―2西武(1日・鎌ケ谷)

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が1日、イースタン・西武戦(鎌ケ谷)で投手として今季初登板初先発し、初球でいきなりこの日最速となる157キロをたたき出すなど、1回1安打1失点2奪三振。昨季終盤に発症した右足首痛、4月上旬の左太もも裏肉離れの影響で、昨年10月22日の日本シリーズ初戦(マツダ)以来約8か月ぶりのマウンドだったが、完全復活に向けて一歩を踏み出した。

 スコアボードに表示された数字に、スタンドはどよめいた。小雨が降る中、252日ぶりに上がった真っさらなマウンド。大谷が投じた初球はいきなり157キロを計測した。その後は水分を含んだマウンドを意識し、力を制御しながらの投球も、直球18球中14球が150キロ超。1回1安打1失点で終え、「下(マウンド)も悪かったし力も入れていなかったけど、それなりに投げられていたのでまずまずかな」とうなずいた。

 ようやくたどり着いた。今季は春季キャンプ前に右足首痛で投手でのWBC辞退を発表。さらにシーズンでも4月8日のオリックス戦(京セラD)で走塁中に左太もも裏の肉離れを発症し、6月27日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で打者で復帰するまで、長いリハビリ期間を要した。それだけに投打で実戦復帰を果たし、「結果が出るのは練習ではない。課題をクリアできるのは楽しい」と充実感を漂わせた。

 ただ、課題も明確になった。先頭から2者連続空振り三振も、山川に中越えソロ、坂田に四球、熊代には死球。23球中5球あった変化球のうち、4球は明らかなボール球だった。「変化球はダメでしたね。ボールが滑ったのもありますし、対応できていなかった。そこは実戦不足」。肉離れから復帰後、ブルペンでの投球は4度だけ。今後への修正ポイントとなった。

 この日はネット裏に5球団6人のメジャースカウト、テレビカメラ20台、報道陣は約100人が集結。さらに開門前からファンは大行列をつくった。今後の1軍登板の時期にも興味が集まるが「一歩前進したので、ここから目指すべき場所としてあるけど、今の段階では早い。投げる段階に入ったばかりなので」と冷静に受け止めた。

 ネット中継で登板を見守った栗山監督は「イメージ通り。次回はいろいろなパターンを考えている」。次の登板は未定で、まずは2日のロッテ戦(ZOZO)に打者として1軍に合流。チームが下位に低迷する中、二刀流の完全復活が待たれる。(後藤 亮太)

 ◆翔平に聞く

 ―登板を振り返って。

 「半年ぶりの実戦だったので、とりあえず打者に向かってある程度ストライクゾーンで勝負できればいいかなと思っていた。いい球もあったのでよかった」

 ―直球も感触はよかった。

 「指にかかったボールはよかったですし、それなりに自分の思い描いていた軌道でいっていた」

 ―初球を投げた後はスピードを抑えた。

 「(マウンドが)思ったより緩かったので、力入れた時にこれはあまりよくないなと。今日は初めてでしたし、トレーナーにも(抑え気味でと)言われていた」

 ―ファンも多く集まった。

 「天候がよくなかったので持っていない(苦笑い)。これだけ(ファンに)集まってもらってすごくありがたいです」
(スポーツ報知)

 大谷の二刀流で、Aクラス入りを目指したい。

2017年7月1日土曜日

下村博文幹事長代行 <下村氏>パーティー券問題、説明に広がる疑問

◇専門家からは制度の不備を訴える声も

 自民党の下村博文幹事長代行の支援団体「博友会」が2013~14年、学校法人「加計学園」の秘書室長から受け取った200万円分の政治資金パーティー券の購入代金を巡り、下村氏の説明に疑問が広がっている。専門家からは制度の不備を訴える声も上がった。

 「政治力や金の流れで行政がゆがめられたと疑わざるを得ない」。民進党の山井和則国対委員長は30日の党会合で、当時は下村氏が文部科学相だったことから学校法人と利害関係があったと批判した。

 下村氏は29日の記者会見で計11の個人・企業が年間100万円の代金を支払ったとし、「加計学園が購入したものではない」と述べ、山井氏のような見方を否定している。これに対し、政治資金収支報告書の実務を知る国会議員の秘書は「報告書に学園の名前が出ないよう(お金の出所を)分散させたのではないか」と推測する。

 政治資金規正法上、一つのパーティーで政治団体に支払った金額が20万円以下であれば個人、企業名が報告書に記載されないで済む。この議員事務所も企業向けにイベントを開く際、他の議員やメディアに代金を知られたくない場合、企業の代表者に依頼してグループ企業に代金を振り分けることがあるという。

 一方、券の購入代金を集め政治団体に提供する「あっせん」を巡っては、合計額が20万円を超えると、あっせんした人の氏名などを報告書に記載する義務もある。下村氏の説明では秘書室長の行為があっせんに当たる可能性もあるものの、博友会の報告書に室長の名前はない。「どこまでが『あっせん』と言うのか不明瞭で、わざわざ記載するのは面倒」(自民党中堅議員)との声もあり、実際に記載している団体はほとんどないのが実情だ。

 日大法学部の岩井奉信教授(政治学)は「あっせんか否かは、資金を受け取った政治団体の認識が重要で適用のハードルは高い。法改正で規定を厳格にすべきだ。また、パーティー券購入者の公開基準の金額を引き下げ、『名義隠し』を防ぐ必要もある」と語った。【杉本修作、真野敏幸】
(毎日新聞)

 加計学園との癒着が見えておもしろい。
 政治家が終わるかどうかは、有権者の判断だろう。

ハム有原 連敗止めた!5勝目 1軍復帰後は3戦連続QS

◇パ・リーグ 日本ハム7―4ロッテ(2017年6月30日 ZOZOマリン)

 日本ハム・有原が8回1失点で今季5勝目を挙げ、チームの連敗を5で止めた。

 1点ビハインドの6回2死満塁が勝負のポイントだった。「ゴロを打たせたいと思い、ああいう配球になった」と、角中に4球全てカットボールで遊ゴロに仕留めた。最速154キロの直球に加え、カットボールの精度が抜群だった。直後の7回に打線が6点を挙げて逆転勝利。今季は自身初の開幕投手を務めたが、不調で2軍降格も経験。1軍復帰後は3戦連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)で、栗山監督も「これで本人も安心するんじゃないか」と目を細めた。
(スポニチアネックス)

 ロッテには負けないか。