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2017年1月31日火曜日

のぐちあきよ 最強の“カベジョ”野口啓代 東京五輪でさらなる高みに

 カトパンことフリーアナウンサーの加藤綾子(31)が2020年東京五輪で活躍が期待されるアスリートに迫る「東京五輪 伝説の胎動」。第4回はスポーツクライミングの野口啓代(27、TEAM au)。これまでボルダリングW杯で4度の優勝を果たしている女王は「1週間登らないとヤバイ。ストレスがたまっちゃう」と笑顔を浮かべるほどの壁好き。五輪初採用となる本番でさらなる高みに上り詰める。

 ――上着を脱いだら凄い(笑い)。華奢(きゃしゃ)かと思ったら全然違う。無駄なものが何もない。肩甲骨とか格好いいですね。

 「登ることでついた筋肉です。あえて筋トレで重いものを持ったりはしない。筋肉が大きくなると指にも負担がかかりますから。体重は軽い方が有利ですね」

 ――ジムの壁にはたくさんの突起物がありますけどボルダリングはどんなルールですか。

 「コンペティション(大会)では1つの壁に5~6個のホールド(突起物)が付いています。スタートとゴールするホールドが決まってるので、どの順番で持つか、足の配置をどうするか考え、登りきったら課題はクリアになります」

 ――びっくりするくらい小さいホールドもありますけど、これにぶら下がるんですか。

 「数ミリとか指の第1関節くらいの大きさの物もある。鍛えずに急にやったら無理ですけど両手ならぶら下がれますよ」

 ――うわ~っ楽々ぶら下がってる。壁も傾斜してるじゃないですか…この時点で気持ちが折れそうになる(笑い)。

 「全身の筋肉を使って登ります。やり方は自由。いろんな工夫ができるし奥が深いです」

 ――シューズも小さいですね。

 「足よりも小さいので指先を握る形で履きます。足の指にタコができて夏になるとサンダル姿が恥ずかしい。爪先だけでもぶら下がれますよ」

 ――えっー、そんなウソでしょ。凄いバランス感覚。

 「かかとや爪先も使います。クライミングをしている中で自然と出る動きです」

 ――手も長いし指も長い。いつもぶら下がってるとそうなるんですか。

 「手も大きくなりました。今、指紋がない。ホールドがザラザラしてるので摩擦で減る。赤くなって肉球みたいになってます。2日くらい休めば回復するんですけどね」

 ――本当にない。携帯電話の指紋認証ができないですね(笑い)。 

 ――クライミングとの出合いは小学5年生。

 「家族旅行でグアムを訪れた時のゲームセンターです。木登り感覚で凄く楽しかった」

 ――環境も良かった。

 「家族も応援してくれました。当時、自宅の近所にジムができた。中学生の時には自宅に壁も造ってくれました」

 ――小さい頃から登るのが好きだった。

 「実家は牧場を経営。牛の上に乗って遊んだり、木登りしたり相当おてんばだった。牛舎が3階建ての家くらいで、その屋根で遊んでた。一番てっぺんまで行きたい。高いところからの眺めを見たいんです」

 ――練習はハード?体力はもちろん頭を使うスポーツですか。

 「1日に6時間から8時間は登ります。凄く考えます。力いっぱいパワフルに登る課題もあれば、バランスよくゆっくり登らないといけないものもある。その使い分けが大変」

 ――勝敗で私生活に影響が出たりしますか。

 「クライミングが中心。うまくいかないと恋愛で当たったりします(笑い)。子供の頃、応援してくれている父によく当たり散らした。成績が悪くて1カ月くらい口をきかないことも。本当に申し訳ないなと思ってます」

 ――リラックス法は?

 「登れないとストレスが…1週間登らないとヤバい。ルーティンになりすぎてて練習しないと1日ご飯を抜く感じ」

 ――思わず街でどこかにぶら下がったりすることはないですか。

 「家に突っ張り棒や指先でぶら下がるボードがある。仕事から帰って疲れてたら、気が済むまでぶら下がる。そうすると落ち着きます(笑い)」

 ――日本で一番を決める「ボルダリング・ジャパンカップ」では06年から14年まで9連覇して、16年に10度目の優勝。今年は残念ながら2位でしたけど成績はプレッシャーになりますか。

 「15年の大会は10連覇が懸かっていたんですけど“勝たないといけない”と思いすぎて初めて負けた。昨年、勝てたことは大きな転機になりましたね」

 ――海外でのクライミングトリップがいい気分転換になった?

 「2年前に負けた後、米国に3週間行った。それまでクライミングがノルマみたいになっていたけど、目の前の課題に登るという初心に帰れた。砂漠地帯で夜は寒いし、風も強い。男性と共同生活で登る以前に過酷。人間的にも成長させられましたね(笑い)」

 ――ほかの競技では誰が好きですか。

 「女子フィギュアの浅田真央さん。個人種目なのに他人とも競う。技や体を極めないといけないところもクライミングに似ている」

 ――東京五輪では31歳になります。あと3年ですね。

 「16歳からW杯に出ているので年齢の感覚はないですね。大人よりも子供、男性より女性が強いこともある。ベストな状態で五輪には出たい。競技は3種目総合のボルダリング、リード、スピードで競うことになりそう。しっかり準備して地元で金メダルを獲りたい」

 ――ボルダリング…見るのとやるのは大違い。手足を離すのも怖かったです。

 「筋肉痛、大丈夫ですか?」

 ――たぶん痛みが出るのは明後日くらいですかね(笑い)。 

 ≪ジャパンカップ惜敗も…14歳ふたばと仲良し 自宅で恋愛トークも≫野口は28、29日に第12回ボルダリング・ジャパンカップに出場。11度目の優勝を目指したが、14歳の伊藤ふたばに敗れて2位に終わった。「自分の登りを見直して、W杯では同じことがないように」と今後のW杯での巻き返しに気合十分。史上最年少の14歳9カ月で優勝した伊藤とは公私で仲が良く、野口の家に泊まりに来た際には「彼氏できたの~?とか女子っぽい話をする」と明かしていた。

 ◆野口 啓代(のぐち・あきよ)1989年(平元)5月30日、茨城県龍ケ崎市出身の27歳。競技を始めて1年となる小学校6年(卒業時)で全日本ユース選手権で優勝。ボルダリング・ジャパンカップでは12大会中、計10度優勝。W杯では08、09年と14、15年と計4度、総合優勝している。1メートル65、49キロ。
(スポニチアネックス)

 微妙な年齢で東京五輪で活躍できるだろうか。
 

トランプ アメ車復活 痴呆症

 アメ車を買う日本人はおバカが多いだろう。
 高くて、燃費の悪い車を買う日本人の気持ちが理解できない。目立ちたいだけか。
 同様に、米国人が、アメ車を買うはずがないだろう。

柴崎岳 スペイン2部テネリフェに移籍、ラスパルマスと同じカナリア諸島本拠

 鹿島のMF柴崎岳(24)がスペイン2部テネリフェに移籍することが31日、決定した。鹿島の幹部が31日の朝に柴崎の代理人から報告を受け、「そこ(テネリフェ)と契約することになった。岳(柴崎)も決断した」と聞いたことを明かした。

 柴崎はスペイン1部ラスパルマスへの移籍を目指し28日に日本を発ってスペイン入りしていたが、破談。同じカナリア諸島に本拠地を置く2部のクラブから欧州デビューを目指していく。
(スポニチアネックス)

 結果を出して、昇格だろう。

稀勢の里の出身地は、牛久市か、龍ケ崎市か。

 龍ヶ崎市民の主張
「稀勢の里が、相撲部屋に入門する中学卒業までの大半は龍ケ崎市に住んでいた。その間に牛久市に住んでいたのは1年数ヶ月のみ。だから竜ヶ崎市の出身だ。」

大谷翔平 体調回復!合同自主トレ初参加 別メニューで調整

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が30日(日本時間31日)、米・アリゾナ州ピオリアで行われている合同自主トレ(31日まで)に初参加した。

 日本からの長時間移動から一夜明けた29日の初日は38度5分の発熱のため、宿舎で静養。3月には侍ジャパンの一員としてWBCに参加し、3月7日の開幕キューバ戦の先発も内定しているだけに調整の遅れが心配されているが、体調も回復したこの日はチーム宿舎から徒歩で球場入りし、笑顔でグラウンドに登場。チームとは離れて軽めのランニング、キャッチボールなどで汗を流した。
(スポニチアネックス)

 アリゾナは環境が違うから大変だろう。

2017年1月29日日曜日

「相続税対策で養子」無効は覆るか 最高裁で31日判決

 相続税対策で孫と養子縁組したことが有効かどうかが争われた訴訟で、最高裁が31日、判決を言い渡す。二審判決は「節税目的の養子縁組は無効」としたが、最高裁は二審の結論を見直す際に必要な弁論を開いたため、「無効」の判断が覆る可能性がある。養子縁組は相続の様々な場面で使われており、最高裁の判断が注目される。

 今回の訴訟では、福島県の男性が2012年、当時1歳だった長男の息子を養子にしたため、この孫が男性の法定相続人となった。制度上は、長男一家の相続分が増えることになる。男性の死後、男性の実の娘らが「養子縁組は無効だ」と提訴した。

 15年の一審・東京家裁は「男性には、孫と親子関係になる意思があった」として養子縁組を有効とした。だが16年の二審・東京高裁は、男性が税理士から、孫を養子にすることで節税効果があるとの説明を受けていたことなどから、「節税目的の縁組で、実際には親子関係をつくる意思はなかった」として無効と判断した。

 養子縁組は節税策として広く使われており、今回の最高裁の判断は大きな影響を与える可能性がある。
(朝日新聞デジタル)

 目的ではなく、親子関係の意思の有無でしょう。
 節税目的の結果、相続争いは悲しい。

大谷翔平「いよいよ始まる」“仮想ロス”アリゾナでWBC球感触チェックへ

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が28日、チームとともに春季キャンプを行う米アリゾナ州ピオリアに向けて出発した。成田空港では大勢のファンに見守られ、グレーの球団スーツ姿でチャーター機内へ。

 「いよいよ始まるという気持ち。アリゾナからしっかり調整していきたい。まずはWBCがあるので、そこを目標に頑張りたい」。その胸は自然と高ぶった。

 2年連続のアリゾナキャンプだが、今年はWBCへの予行演習の場となる。東京での1次、2次ラウンドを突破すれば、準決勝、決勝の舞台となるのは、ロサンゼルスのドジャースタジアム。同じ米西部に位置するアリゾナは気候も似ている。「アリゾナは乾燥が凄い。WBCのボールを使えば、良い練習になると思う」。ただでさえNPB球より滑りやすいとされるWBC球。日本では自主トレから使用しているが、WBC本番を前に米国でテストできるのは大きなメリットとなる。

 大谷は3月7日のキューバとの開幕戦(東京ドーム)での先発が内定しており、その後は2次ラウンド、そして22日(日本時間23日)の決勝戦へ。その目はもう世界一を捉えている。

 このオフ、栗山監督は大谷の蓄積疲労を懸念し、スロー調整を指示した。他のWBC組がピッチを上げる中、大谷だけはじっくりと調整。初ブルペンも1月20日で新人だった13年に次ぐ遅さだった。その13年以外は全て2月1日のキャンプイン当日にブルペン入りしたが、今年は「まだ吉井さん(投手コーチ)とも話していないので分からない」。チームの初実戦は2月8日(同9日)だが、大谷の出場について栗山監督は「無理をさせる必要はない」と話しており、アリゾナでも焦らず、「3・7」へ向けて仕上げていく。

 世界一を目指し、その先には日本一連覇を見据える。栗山監督は「年々、求めることは上がっている。“一つも負けるな”と言いたい」と無敗指令を課した。大谷は「結果的に勝てれば一番いい。自分がしっかりできればいい」と呼応した。日本ラストイヤーの可能性もある2017年。今年もアリゾナから大谷伝説が幕を開ける。(柳原 直之)

 ▽アリゾナ州ピオリア(Peoria) 州都フェニックスの北西部 に位置し、面積は約461平方キロ。人口は約17万1000人(15年)。フェニックスのベッドタウンとして発展を遂げた。2月の最高気温は平均22度だが、砂漠地帯のため平均の最低気温は7度と冷え込む。
(スポニチアネックス)

 いよいよキャンプが始まる。
 今年の大谷伝説は何を見せてくれるだろうか。

 

2017年1月28日土曜日

高安「いい経験」堂々と太刀持ち「背中見て一生懸命頑張る」

◇新横綱・稀勢の里 奉納土俵入り(2017年1月27日 東京都渋谷区・明治神宮)

 稀勢の里の弟弟子の高安も堂々と太刀持ちを務めた。「凄く身の引き締まる思いだった。いい経験をさせてもらった」と感動した様子だった。

 昨年九州場所は大関獲りに失敗したが、小結だった初場所は11勝を挙げて再び大関獲りへスタートを切った。兄弟子の横綱昇進を間近で見て「これを力に変えて相撲道により一層精進しなければいけない。横綱の背中を見て一生懸命頑張る」と誓いを新たにしていた。

 ▼幕内・松鳳山 (土俵入りで露払いを務めて)凄く光栄だった。いい経験をさせていただいた。人が多くて自分の方がビビっちゃった。(二所ノ関一門の連合稽古などで)今後も横綱の胸をしっかりと借りて頑張る。
(スポニチアネックス)

 高安の今後の活躍に注目だろう。

横綱・稀勢の里に1万8000人!「感謝」雲竜型1分28秒

 第72代横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=の横綱推挙式及び奉納土俵入りが27日、東京・渋谷区の明治神宮で行われた。3代目・若乃花以来19年ぶりの和製横綱を一目見ようと1万8000人が来場。1994年の貴乃花(現親方)の2万人に次ぐ史上2番目に多い観客が、新横綱の門出を祝福した。

 神宮の杜(もり)に23年前に負けない声援が響いた。午後3時51分。新横綱・稀勢の里が太刀持ちの弟弟子・高安(26)、露払いの松鳳山(32)=二所ノ関=を従え悠々と登場。爪先までピンっと伸びた美しい四股。1万8000人の観衆から「ヨイショ~」の大合唱が起きた。左手を脇に右手を広げてせり上がり。「爪先から頭の先まで集中してやりました」。1分28秒と平均的な長さで見事な雲竜型を披露した。

 “土俵の鬼”初代・若乃花から指導を受けた土俵入りを、一門の後輩へと受け継いだ芝田山親方(元横綱・大乃国)も「立派にこなしてくれた」と納得する完成度だった。初の大役を終えた新横綱は「一生懸命やりました。見てくれる人に感謝の気持ちを込めて」と安堵(あんど)。「日本一!」、「横綱ー!」。鳴りやまない声援を思い出し「たくさんの方に見ていただいて本当にうれしかった。もうそれだけ」と感無量だった。

 “若貴”を彷彿(ほうふつ)とさせる熱狂ぶりに1998年5月の3代目・若乃花以来の入場規制が敷かれた。午前6時40分の開門時には徹夜組を含め20人が正門前に待機。土俵入りが行われた本殿の入り口となる第三鳥居まで、行列は600メートルに達した。同神宮は、安全上の理由から本殿に入れる人数を5500人に制限。土俵入りまで3時間以上も残した午後0時10分の時点で“満員御礼”となったが、神宮全体では1万8000人を記録した。

 過去最多は土曜日開催だった94年11月の貴乃花の2万人。3代目・若乃花の際には神宮全体で1万5000人いたという資料もあり、“若貴”に匹敵する注目度だ。人気が証明されたことで、全国の後援会が連携し春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)までには三つぞろえが用意される予定という。

 初優勝した初場所を終えてから5日。「いろんな場所終わりを何度も味わってきたけど、こんなに濃いのは15年間で初めて」と新横綱。多忙な中にも充実感を感じる。節分の豆まきなど行事が続くが「相撲を通じて相撲に興味を持っていただくのも僕らの使命」。完全復活した相撲ブームを先頭に立ち引っ張って行く。(秦 雄太郎)

 ◆明治神宮奉納土俵入り 1918年6月に明治神宮外苑の地鎮祭を相撲協会が協力したことが発端。横綱推挙状授与式が、それまで推挙状を渡してきた熊本の吉田司家が相撲協会と絶縁。1951年6月に縁の深い明治神宮で行われることになり、第41代横綱・千代の山から新横綱が推挙状授与式と奉納土俵入りを行うことになった。「手数入り(でずいり)」とも言う。手数は技の意味で吉田家が横綱土俵入りをこう呼んだことに由来する。
(スポーツ報知)

 相撲人気が若貴フィーバーの頃に近づいているようだ。
 あとは稀勢の里が勝つ続けることと、新たな日本人横綱誕生だろう。

こずかた <選抜高校野球>「たった10人」不来方 打ち勝つ野球貫き

 部員10人の野球部に吉報が届いた。盛岡市に隣接する岩手県矢巾町の県立不来方(こずかた)高校。平藤淳校長から第89回選抜高校野球大会の21世紀枠での出場決定が伝えられると、選手らは「最高に楽しい試合をしたい」と気勢を上げた。

 部員数はここ数年、20~40人台を維持してきたが、昨夏からの新チームは1、2年生合わせて10人だけ。「接戦を我慢強く戦うのは難しい」と考えた小山健人監督(30)が目指したのは、打ち勝つ野球だ。

 練習時間は平日約2時間、土日は4~5時間。打撃投手2人と、打撃マシン1台を相手にとにかくバットを振った。人数が減ったこともあり、1人当たりの打ち込みの数は以前の30~40球から200球以上に。昨秋の県大会で早速成果が表れ、同じくセンバツ出場を決めた盛岡大付属高校に完封負けした決勝を除けば、4試合で計26得点をたたき出した。

 守備練習も制約がある。ノックを後逸すれば、球拾いに走るのは自分。選手たちは「練習効率を落とさないため、集中力を高めて一球もおろそかにしない」と口をそろえる。

 試合では、守備につく捕手の防具装着を監督や部長が手伝うなどベンチぐるみで文字通りの全員野球を実践する。小山監督は「みんなが試合に関わるので、選手一人一人が自覚と責任感を持っている。どのチームと当たっても失うものはない。やるしかないという気持ちだ」と話した。

 日本高校野球連盟によると、10人での出場は87年センバツの和歌山県立大成高校(現海南高校大成校舎)の例がある。

 「10人だけだから弱いとか勝てないと思ったことは一度もない」と言い切る小比類巻圭汰主将(2年)。「出場するからには強いところと対戦したい」と拳を握った。【小鍜冶孝志、佐藤慶】
(毎日新聞)

 勝ちあがれるだろうか。

 

2017年1月27日金曜日

横綱・稀勢の里めぐり牛久と竜ケ崎のガチンコ 「こちらが出身地」で二つの市民栄誉賞

 横綱・稀勢の里の「出身地」を巡り負けられない戦いが話題になっている。茨城県の龍ヶ崎市は2017年1月25日、稀勢の里に市民栄誉賞の授与を決め、牛久市も27日夜にも授与を決める。

 相撲協会は横綱の出身地を牛久と登録していて市民を挙げての応援となっているが、横綱昇進を決定付けた1月22日の千秋楽でのNHKの中継は龍ヶ崎市からで、出身の中学校に集まった市民の大歓声を映していた。

■生まれは兵庫県芦屋市

 どうして横綱は「2つの出身地」を持っているのか。牛久市HPに掲載されているプロフィールによれば、1986年7月3日に兵庫県芦屋市で生まれた横綱は、2歳のときから龍ケ崎市に住み、同市立の松葉小学校、長山中学校を卒業した。牛久市に転入したのは中学2年の時で、02年2月に鳴戸部屋(千葉県松戸市)に入門した。入門時に牛久に住んでいたことで、日本相撲協会は牛久市出身として登録している。

 一方、牛久市と龍ヶ崎市は隣接している。龍ヶ崎市民にとっては横綱が住んでいた期間は圧倒的に長く、幼馴染や学友、恩師などはこちらに集中しているため、本来ならこちらが真の出身地だと思っている。中学を卒業してすぐに入門したとはいえ、牛久市には両親が住んでいる。帰省の場所であり「横綱が戻ってくるとすれば牛久しかない」と市民は愛情を注いでいる。傍から見るとどうでもいい話のようだが、両市にとっては真剣そのものだ。

 龍ヶ崎市は横綱を「龍ケ崎育ち 松葉小・長山中出身 稀勢の里」と応援してきた。出身中学校には12年に設置された「稀勢の里資料室」があり、中学時代の写真や卒業文集のコピー、全身パネルのぼり、などが飾られていて、市内のショッピングセンターなどに出張展示もしている。また、本場所のパブリックビューイングも行われ、大勢の市民が集まり応援しているのだ。

 かたや、公式の出身地である牛久市は、大きな後援会を持っていて、17年2月9日に横綱は昇進の報告のため市役所を表敬訪問し、2月18日にはJR牛久駅東口けやき通りで、横綱昇進を祝うパレードが行われる予定だ。

 そうした2つの市がちょっとしたバトルの様相を呈したのは市民栄誉賞の授与だ。龍ヶ崎市は早々と25日に決定した。市にとってこの賞は初授与となる。あわてたのは牛久市だ。

「お互い協力して盛り上げて行きましょうという思いです」
 龍ヶ崎市に先を越されるのは想定外だったようだ。牛久市はもともと、27日に審査委員会を開催し30日にも授与を決める予定だった。それが急きょ、27日の審査委員会後の夜にも決定することになった。龍ヶ崎市の総合政策部は17年1月27日にJ-CASTニュースの取材に対し、

  「我々の方が早く栄誉賞授与に動いた結果だと自負しています」

と、横綱愛を強調した。一方、後れを取った形の牛久市の秘書課は、

  「当方の審査委員会組織が大きいから時間がかかっただけであり、授与に関しては『かねてから』市長の頭の中に存在した」

と、一歩も譲らない。ネット上では「稀勢の里の出身地の奪い合い」などと揶揄されていることについて、龍ヶ崎市の総合政策部では、

  「市民栄誉賞の情報交換はありませんでしたが、ライバルというよりは、お互い協力して盛り上げて行きましょうという思いです」

と話していた。牛久市の秘書課も似たような考えだった。

  「うちだけが応援するよりも、2つの町が応援しているという事はそれだけ活気が出るため、いいことだと思います」
(J-CASTニュース)
 龍ケ崎市と牛久市の戦いがおもしろい。

トランプ氏、「国境の壁」実現へ大統領令 メキシコ不法移民阻止で

【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、自身が昨年の選挙戦で公約に掲げていたメキシコ国境での「壁建設」の実現に向けた大統領令に署名した。

 ホワイトハウス(White House)によると、トランプ大統領は国土安全保障省を訪れ、「南部国境に大規模な物理的障壁を建設する」作業開始を命じる大統領令に署名。さらに「南部国境沿いにある不法移民の勾留場所を増やす」ための大統領令にも署名した。

 同省で演説したトランプ氏は、「国境のない国家は国家ではない」と主張。「きょうから米国は、国境管理を取り戻す」と宣言した。

 移民の流入阻止はトランプ氏の選挙運動の中心的政策で、中でも3200キロにわたる米・メキシコ国境での壁建設は目玉の公約だった。

 国境の一部にはすでに柵が建てられているが、トランプ大統領は中南米から入国する不法移民を阻止するためには壁の建設が必要だと主張している。

 一方で専門家らの間では、壁建設が実際に不法移民を阻止できるのか、また数十億ドルとも想定される費用に見合う価値があるのかという疑問が浮上している。

 だがこの公約は、トランプ氏の支持基盤である右派・極右層を鼓舞するスローガンと化していた。【翻訳編集】 AFPBB News

 20%の関税で壁建設は、米国民負担と同じだろう。

斎藤佑樹「もう後がない」甲子園Vフォーム取り戻せ!地獄の体幹トレ

 日本ハムの斎藤佑樹投手(28)が26日、東京都内のジム「トータル・ワークアウト」で自主トレを公開した。06年夏に全国制覇を果たした早実時代のダイナミックなフォームへの「再生」を目指す、地道なトレーニングを披露。27日にはセンバツ高校野球の出場校が決まり、清宮幸太郎内野手(2年)を擁する母校は選出が確実視される。甲子園のヒーローだった、あの輝きを取り戻す。

 幻影を追い求め、試行錯誤を繰り返していた斎藤は、もういない。明るい表情からは充実ぶりがうかがえた。復活のためならどんな努力もする。プロ7年目。言葉からは背水の覚悟がにじんだ。

 「球団、ファンの方々に恩返しがしたい。そのためには結果が必要。去年は1勝もできていないけど、キャリアハイを目指す(自己最多は1年目、11年の6勝)。もう後がないと思ってやる」

 昨年11月、同ジムを主宰するケビン山崎氏(65)とトレーナー契約。目標を「早実3年から早大1年までのフォームに戻すこと」に設定した。夏の甲子園で歴代2位の大会78奪三振を記録して優勝し、東京六大学リーグで春秋続けて優勝投手になったあの頃――。

 腰が低く沈み、上半身が弓のようにしなるダイナミックなフォームで、当時は投げていた。大学2年以降は左股関節、右肩など故障が重なり、プロ入り後もごまかしながら投球を続けたことで、良さが失われた。山崎氏の分析で再確認した斎藤は一念発起。年末年始も時間が許す限り、古傷の股関節や肩甲骨の柔軟性を高め、体重移動をスムーズにするトレーニングを繰り返した。

 効果も感じている。今月前半のグアム自主トレで1日80~100球を投げ込み、肩の仕上がりは上々。帰国後に千葉・鎌ケ谷の2軍施設で球速を測ると「145キロ」が出た。近年の直球の平均球速は130キロ台。15年6月16日の阪神戦(甲子園)でプロ最速タイの147キロを出したが、そのフォームを継続することができなかった。この日はマウンドと同じ傾斜を使いネットスローも実施。「指にかかっている感触があるし、(下半身が粘り)投球の“間”みたいなものも少し出てきた」と手応えを語る。

 6年間で通算14勝。球団に背番号18の返上を申し出た。どんな番号も背負うつもりだったが、球団から「輝きを取り戻せ」とのメッセージを込めた早実時代の「1」を提示され、恩返しを誓う。キャンプは1軍のアリゾナでスタート。再生間近の「しなり投法」で必死にアピールする。

 背番号1で駒大苫小牧の田中(現ヤンキース)と投げ合い、決勝引き分け再試合の末に頂点を極めたのは、もう11年前。斎藤の復活をファンは待っている。(山田 忠範)
(スポニチアネックス)

 先発が無理なら、中継だろうけど、短いイニングを確実に抑えられるだろうか。

2017年1月26日木曜日

安慶田前副知事「受けて立つ」と前教育長 沖縄前副知事が刑事告訴

 教員採用試験での口利き疑惑で、安慶田前副知事が諸見里明前教育長を刑事告訴しました。

 安慶田前副知事:「教員や学校事務職員の採用に関し、前教育長にこのような働き掛けをした事実は一切ない」
 沖縄県の安慶田前副知事は26日、改めて会見を開いて疑惑を全面否定しました。そのうえで、疑惑を文章で公表した諸見里明前教育長に対し、「告発は事実ではない」として名誉毀損で25日、那覇地検に刑事告訴したことを明らかにしました。一方、これを受け、諸見里前教育長は「正面から受けて立つ」と応じる構えを示しました。
(テレビ朝日ニュース)

 認めたくない前副知事の悪あがきだろうか。

稀勢の里 2・18凱旋 故郷・牛久でパレード 大フィーバー予想

◇稀勢の里 横綱昇進伝達式(2017年1月25日)

 稀勢の里の故郷、茨城県牛久市では2月18日に初優勝と横綱昇進を祝うパレードを実施する。JR牛久駅東口から、けやき通りを通る約1キロのルート。24日に牛久署からの許可も下り、師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)らとともにオープンカーに乗って凱旋する。牛久市の人口は約8万5000人。警察では2万~3万人が沿道に詰めかけるとみているが、現在のフィーバーぶりを考えると、予想以上の大規模パレードとなる可能性は高い。

 同市はすでに市民栄誉賞を授与することも決めており、27日の審査委員会を経て正式決定する。同栄誉賞はソウル五輪レスリング金メダリストの小林孝至氏にも贈られている。この日の昇進伝達式には後援会の会員でもある根本洋治市長も駆けつけ、新横綱を祝福した。

 また、稀勢の里の所属する田子ノ浦部屋がある東京都江戸川区では、28日に優勝報告会を開催することが決定した。江戸川区田子ノ浦部屋を応援する会が主催し、小岩小の校庭に地域住民を集めて優勝と昇進を祝う。
(スポニチアネックス)

稀勢の里の父・貞彦さん「早く引退して」と親心

 日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議と臨時理事会を開き、初場所で初優勝した稀勢の里(30)=田子ノ浦=の第72代横綱昇進を満場一致で正式決定した。稀勢の里は帝国ホテルで行われた伝達式で「横綱の名に恥じぬよう精進いたします」と口上を述べた。

 伝達式を見守った父・貞彦さん(71)は「早く引退してほしい。勝ってもらわないといけないので。見ている方がつらい」と独特の表現で親心を見せた。母・裕美子さん(61)は息子の感謝の発言に号泣。「普段はあまりそういうことを言う子じゃないから。親冥利に尽きますね」と目を赤くした。

 ◆異例のホテル超豪華伝達式 伝達式は東京・千代田区の帝国ホテルで行われた。通常は部屋か地方場所の宿舎で行われるため異例の会場。「新横綱の門出を盛大に祝いたい」という田子ノ浦部屋の配慮で豪華伝達式が実現し、テレビカメラ12台、報道陣約150人がかけつけた。また師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)の地元で鹿児島・出水市の出水酒造が「祝 横綱稀勢の里」の特製ラベルが貼られた芋焼酎の小瓶500本と赤飯を用意した。
(スポーツ報知)

 複雑な心境はわかるけど、精神的に逞しくなり、連続優勝もあるだろう。

男子400リレーのジャマイカ失格=日本は銀に繰り上がり―北京五輪ドーピング再検

【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)は25日、2008年北京五輪のドーピング再検査の結果、陸上男子短距離のネスタ・カーター(ジャマイカ)が禁止薬物に陽性反応を示したため、失格処分にしたと発表した。カーターが1走を務めて400メートルリレーで優勝したジャマイカも失格となる。この種目ではトリニダード・トバゴが銀、日本(塚原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治)が銅メダルを獲得したが、2位以下の順位が繰り上がり、日本は銀になる見通し。

 カーターの検体は、興奮作用のあるメチルヘキサンアミンに陽性反応があった。ジャマイカ・チームのウサイン・ボルト、アサファ・パウエル、マイケル・フラーターも金メダルは剥奪される。

 ボルトは北京五輪、12年ロンドン五輪、昨夏のリオデジャネイロ五輪で、100メートル、200メートル、400メートルリレーを全て制し3大会連続の短距離3冠。五輪の陸上で歴代最多に並ぶ9個の金メダルを獲得していたが、その一つを失う。

 また、北京五輪の陸上女子走り幅跳びと三段跳びでともに銀メダルを獲得したタチアナ・レベデワ(ロシア)の検体は筋肉増強作用のあるトゥリナボルに陽性反応を示したため、失格処分にした。

 IOCは最新技術を使い、北京、ロンドン両五輪のドーピング再検査を実施している。
(時事通信)

 最新技術で禁止薬物確認はおもしろい。
 狐と狸の化かし合いが続いているのだろう。

2017年1月25日水曜日

アパホテル、「中国人の予約拒否」報道を否定 中国政府の発言には「民間企業の活動への個別批判に疑問」

 アパホテルを運営するアパグループは24日、元谷外志雄代表が「中国人の予約は受け付けない」と発言したと一部媒体に報じられた件について、そのように発言した事実はないと否定しました。

 同グループは、アパホテルの客室に南京大虐殺の存在を否定した書籍を設置していることで中国から非難の声を集めています。韓国の新聞社「中央日報」日本語版は23日、中国共産党系の新聞社「環球時報」を元に、元谷代表があるフォーラムで「(客室から書籍を)撤去することは考えておらず、中国人の予約も受けない」と述べたと報じました。すでに記事は削除されましたが、元にしたという環球時報のWeb版記事は残っています。

 これに対しアパグループは、元谷代表の発言は「公式HPがサイバー攻撃を受けてダウンしており、現在中国の旅行代理店が不買運動を実施しているため中国から予約ができなくなっている」という趣旨だったと報道を否定。中国からの宿泊予約は歓迎していると発表しました。

 また中国国家旅遊局の報道官が24日に記者会見で、アパホテルを使用する旅行商品の販売や宣伝を中止するよう中国国内の旅行会社に求めた件について、見解を公表。「政府が一民間企業の活動を個別に批判することに対しては疑問を感じますが、中国政府の政策に対してこちらがコメントする立場にはないと考えます」と発表しました。ホテルから書籍を撤去しない方針は、この件を受けてなお変更しないと意向を示しています

 アパホテルの公式サイトは16日22時ごろからサーバが停止し復旧作業中となっていました。同グループは原因についてサイバー攻撃と思われる異常なアクセスがあったと説明。以降セキュリティの強化を含めた対策を実施したとして、23日より利用できるようになっています。
(ねとらぼ)

 うるさい、トイレを汚す、順番を守らないなどのマナーの悪い中国人観光客は嫌いだ。

スター・ウォーズ最新作、タイトルは「ラスト・ジェダイ」

【AFP=時事】米人気SF映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズ8作目となる最新作のタイトルが、『Star Wars: The Last Jedi(スター・ウォーズ/最後のジェダイ)』になることが23日、発表された。

 発表したルーカスフィルム(Lucasfilm)は、これ以上の説明はしていない。ライアン・ジョンソン(Rian Johnson)氏が監督を務める本作は、今年12月15日に公開される予定。

 2015年の前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)』は、デイジー・リドリー(Daisy Ridley)演じるレイ(Rey)が、マーク・ハミル(Mark Hamill)演じるルーク・スカイウォーカー(Luke Skywalker)に人里離れた山頂で彼のライトセーバーを手渡す場面で終わっていた。

 新作のタイトルで気になるのは、「最後のジェダイ」とは誰なのかという疑問だ。ファンの間では、これがルークなのかレイなのか、あるいは「ジェダイ」という単語が単数にも複数にも使われることから、ルークとレイの両方を指すのではないかといった臆測が広がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

<沖縄前副知事疑惑>前教育長、口利き告発「うそつけない」

 沖縄県の教員採用試験を巡って安慶田(あげだ)光男前副知事が一貫して口利きを否定する中、前教育長が覚悟の「告発」に踏み切り、県教委が24日に疑惑の内容を一転して認定した。前副知事の働きかけを詳細に記した文書を県教委に提出したことが決定打となった。一方、翁長雄志(おなが・たけし)知事は「重大に受け止めている」としながらも、口利きが事実かどうかについては言葉を濁した。

 「包み隠さず全てを書いたが、心が痛い。やった方が良かったのか、今も複雑な思いがある。しかし、周囲から『知っているならば全てを言うべきだ』と言われて話した。正しい事実を伝えたい、うそはつけないという思いだった」

 県教委に文書を提出した諸見里(もろみざと)明・前県教育長(60)は24日、毎日新聞の取材に対して、「告発」にいたった苦しい胸の内を明かした。1986年に県立高校教諭として採用され、校長などを務めた後、2013~16年に県教育長を務めた。18日に地元紙が疑惑を報道して以後、教育現場に関わるものとして心が揺れ動いた。

 18~19日の県教委の電話による調査に対し、諸見里氏は口利きを否定した。疑惑があった当時の他の元幹部4人も同様に否定し、疑惑は幕引きに向かっていた。だが、「私が口を閉じればそれで収束するからとの思いがあったが、副知事の『絶対否定』に、『これでいいのだろうか』と大きな違和感を覚えた」などとして22日に県教委に文書を提出した。

 「副知事から3人の受験番号、教科、名前が記入されたメモを渡された」「異動を指示されたが、固辞したところ、厳しくどう喝された」。文書には教員採用試験だけでなく、教育委員会の人事でも圧力をかけられていたことを記した。

 一方、翁長知事は県庁で記者団の取材に応じ、「安慶田氏の行動の中に疑念が生じた。任命責任は重大に受け止めている」と厳しい表情で語った。県政への影響については「とにかくこの困難を乗り切り、最小限にとどめたい」「私が思ったようなところ以外で落とし穴があった」と、悲壮感もにじませた。

 だが、安慶田氏による口利きがあったかどうかについては、本人が否定していることもあってか、「まだ100%形になって表れているわけではない」などと繰り返した。県教委が認定してもなお、元側近の疑惑に白黒がつけられないあいまいな態度に終始した。【佐藤敬一、佐野格】
(毎日新聞)

 副知事は余程嫌われていたのだろう。
 多額の謝礼を受け取って、口利きをしていたのだろうか。

 

2017年1月24日火曜日

「おごってもらった」と言えば小学生に150万円払わせてもいじめじゃないのか 猛烈批判に横浜市教委が迷走

 福島第一原発事故で横浜市に自主避難をした児童が「賠償金あるだろ」と言われ、ゲームセンターなどで150万円支払わされた。子どもを守るべき教育長が、これを「いじめと認定できない」と発言したことへの怒りが広がっている。

 批判を受けているのは、横浜市教育委員会の岡田優子教育長が1月20日、市議会常任委員会でした「関わったとされる子どもたちが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」という発言だ。

 「おごってもらった」と言えば、小学生に150万円を払わせてもいじめにはならないのか。納得はできない。
【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

 常識的に考えれば、いじめだろう。

稀勢の里、綱の自覚「責任ある地位。負けたら終わり」先代師匠目標に

 和製横綱が国技のけん引者となる。日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)は23日、東京・両国国技館で会議を開き、初場所で初優勝を果たした大関・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)を全会一致で横綱に推薦した。日本出身の新横綱誕生は98年の3代目若乃花以来、19年ぶり。相撲協会は25日午前に春場所番付編成会議後の臨時理事会で正式に昇進を決定し、伝達式が行われる。第72代横綱となる稀勢の里は角界全体を引っ張っていく覚悟を示した。

 武骨な男は最高位に就くことが決まっても、ほとんど笑顔は見せなかった。横綱に推薦されることが決まってから開かれたこの日夕方の会見。稀勢の里は強い気持ちを口にした。

 「尊敬されるような力士になっていきたいし、そのためにはもっと努力しなければいけない。稽古場もそうだし、立ち居振る舞いや生き方も見られている。若い力士の模範になるようにやっていきたい」

 昭和以降、大関在位31場所からの昇進は3位のスロー記録。新入幕から所要73場所は最も遅い。これまでは初優勝を目指して自らが強くなることを最優先に求めてきたが、この日は早くも綱の責任をのぞかせた。

 30歳6カ月での昇進。これは先代師匠である元横綱・隆の里の元鳴戸親方の30歳9カ月に次いで7位の“遅咲き”となる。だが、初土俵からの休場がわずか1日の男は「体も元気だし、心も元気。まだまだ強くなると思っている。ここからがスタート」と捉えている。隆の里に肩を並べたことについて聞かれると「優勝回数も違う。少しでも一歩一歩近づけるように努力したい」と優勝4回の横綱に追いつくことを目標にした。

 横綱は常に優勝争いが期待される。稀勢の里の昇進に伴い、角界は00年春場所以来の4横綱時代を迎える。大関時代と変わらず、いずれもモンゴル出身の3横綱が立ちはだかるが、「しっかり星数を上げていかないと」と和製横綱として闘志を燃やした。

 手応えは感じている。この日午前には、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で行われた一夜明け会見に臨み、激闘の初場所を振り返った。土俵際で粘って逆転勝ちした千秋楽の白鵬戦は「いい状態で花道に入れて、土俵に入れた。気分的にいい状態で相撲が取れた」と明かした。これまで、幾度となく阻まれてきた初優勝の夢。それをクリアしたことで、勝負弱いと言われ続けた面影はなくなった。

 「責任のある地位だと思うし、負けたら終わり」。私生活も全て相撲のために注ぎ、稀勢の里時代をつくり上げる。 

 ▼最近の4横綱 武蔵丸が昇進した99年名古屋場所から、曙、貴乃花、3代目若乃花の4人となった。若乃花が引退した00年春場所まで5場所続いた。その間の横綱の優勝は武蔵丸の2回だけだった。
(スポニチアネックス)

 高齢で何年持つか。

松方弘樹さん死去 74歳 脳リンパ腫、「仁義なき戦い」「柳生一族の陰謀」

 俳優の松方弘樹(まつかた・ひろき、本名目黒浩樹=めぐろ・こうじゅ)さんが21日、脳リンパ腫のため死去した。74歳だった。東京都出身。昨年2月に体調不良を訴えて入院していた。東映の時代劇ややくざ映画を中心に活躍したスター俳優だった。

 趣味の釣りで300キロ以上の巨大マグロを釣り上げるなど豪快なイメージで知られた松方さんだが、病魔には勝てなかった。回復を願ったファンや関係者の祈りも通じなかった。

 所属する「夢グループ」が松方さんに脳腫瘍の可能性があることを報道各社に明かしたのは昨年2月23日。長期療養が必要となるため、出演予定だった同3月1日から6月8日までの「夢コンサート」を降板し、6月からの舞台「遠山の金さんと女ねずみ」を中止すると発表。その後、病名を「脳リンパ腫」と公表していた。懸命な闘病が続いたが、抗がん剤投与の治療中にたびたび脳梗塞を起こし、今年に入って一進一退の状況を続けた。

 松方さんは時代劇スター近衛十四郎さんと女優の水川八重子さんの間に長男として誕生。俳優の目黒祐樹(69)は弟だ。歌手志望だったが、明大中野高3年の1960年に東映入りし、同年「十七歳の逆襲・暴力をぶっ潰せ」でいきなりの主演デビュー。その後、スターへの階段を駆け上がり、「昭和残侠伝」シリーズといった任侠映画から「仁義なき戦い」シリーズなどの実録路線、さらに「柳生一族の陰謀」を初めとする大型時代劇で活躍した。その一方、日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ」の笑い上戸キャラで人気を呼び、多くのバラエティー番組でも異彩を放った。

 元妻の女優仁科亜季子(63)との間に、タレントの仁科克基(34)と仁科仁美(32)をもうけた。
(スポニチアネックス)

 仁義なき戦いのイメージが強い。

2017年1月23日月曜日

<大相撲>審議わずか10分、満場一致 稀勢の里の横綱推薦

 審議開始後わずか10分あまり。異論を挟む余地のないスピード決定だった。東京・両国国技館で23日にあった大相撲の横綱審議委員会(横審)で、初場所で初優勝した大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦部屋=の横綱推薦が満場一致で決まった。委員からは、稀勢の里の安定感に対して高い評価が相次いだ。

 横審の内規では横綱推薦の条件について「大関で2場所連続優勝」が原則だが、これに準ずる好成績の場合、出席委員の3分の2以上の決議が必要と定められており、今回の稀勢の里が該当した。

 委員会では稀勢の里に加え、鶴竜、日馬富士、白鵬、朝青龍と直近4横綱の昇進前6場所の成績が提示された。稀勢の里は勝率8割2分で、鶴竜(7割3分)日馬富士(7割6分)白鵬(6割6分)朝青龍(8割)の4横綱を全て上回った。この点が重視され、委員から昇進への反対意見は出なかった。

 委員会に同席した八角理事長(元横綱・北勝海)は「稀勢の里の安定感が一目瞭然で皆さん驚いていた」と話し、勝野義孝委員(弁護士)は「去年、年間最多勝を取っており、地力がある。今場所は精神的な弱さも出なかった」と語った。

 1998年夏場所後の第66代・若乃花以来の日本出身横綱という点にも期待が大きい。都倉俊一委員(作曲家)は「日本人横綱として2、3場所頑張れば人気が上がる。少なくとも4、5回は優勝してほしい」とした。

 一方で、何度も綱取りの機会を逃した経緯から、昇進後の好成績を求める声も。杉田亮毅委員(元日本経済新聞社社長)は「取りこぼしのない横綱になってほしい」と発言した。【岸本悠】
(毎日新聞)

 金星供給の横綱の対処で時間を要したのだろうか。

天下りあっせん「人助けだった」 文科省OBが証言

 文部科学省をめぐる組織的な「天下り」あっせん問題で、内閣府の再就職等監視委員会が、あっせんの中心的人物と位置づけた同省人事課OBの男性(67)が21日、朝日新聞の取材に応じた。男性は「国家公務員法改正で役所があっせんできなくなったので、相談を受けるようになった。人助けのつもりだった」と述べる一方、同法に違反する行為はしていないと説明した。

 監視委は、文科省が
艦長にも同法違反を免れるために再就職あっせんシステムをつくったと認定したが、男性は「国から言われてやったわけではない」と、自身が退職後に関わったあっせんへの同省の組織的な関与を否定した。

 男性は文科省人事課長補佐などを務め、2009年に退職。男性によると、08年の同法改正で省庁が再就職をあっせんすることが禁じられたため、退職後間もなく、再就職先にいる同省OBらから人材について相談を受けるようになった。「狭い縁の中で、適当な人がいれば紹介していた」という。金銭のやり取りは否定した。

 文科省関係者によると、男性は同省に出入りしていた。

 監視委は、男性が人事課から伝…
(朝日新聞デジタル)

 違反を免れるための同様のシステムは、他の官庁にもあるのでしょうか。

稀勢の里が優勝の日に漏らした弟弟子への感謝「高安のおかげだよ」

 「大相撲初場所・千秋楽」(22日、両国国技館)

 初優勝した大関稀勢の里の弟弟子にあたる小結高安が、田子ノ浦部屋の千秋楽祝賀会後に取材に応じ、稀勢の里からかけられた印象深いひと言について振り返った。

 14日目で稀勢の里の優勝が決まった後のこと。田子ノ浦部屋に先に戻っていた高安は、帰ってきた稀勢の里に「優勝おめでとうございます」と声をかけた。返ってきたのは「高安のおかげだよ」という感謝の言葉。「さらっと言われました」というなにげないものだったが、高安にとっては大きな意味があった。

 今場所は9日目に高安が横綱白鵬を撃破した。同じ日に稀勢の里は琴奨菊に黒星を喫したが、この援護射撃のお陰でリードを保ったまま終盤戦を迎えることができた。

 高安は「(稀勢の里は)そんなこと言わないですから」という兄弟子の感謝に「疲れが吹っ飛びました。ビタミン剤100本ぐらいの効果がありましたよ」と感激していた。

 自身は小結で今場所11勝。再び大関を目指す足場ができた。優勝パレードでは旗手も務め「稀勢の里関みたいになりたいと思った。目標は番付を上げることだと思っています。前回1回失敗していますけど、何度でも挑戦したい」と意欲を燃やした。
(デイリースポーツ)

高安&御嶽海ら新世代が来た!20代が存在感 勢力図に変化?

◇大相撲初場所千秋楽(2017年1月22日 両国国技館)

 稀勢の里が横綱昇進を確実にした17年初場所。それは朝青龍引退後の10年春場所から長らく続いた白鵬を頂点とする角界の勢力図を変える分水嶺(れい)となる可能性がある。鶴竜、日馬富士、豪栄道の看板力士3人が途中休場。照ノ富士と琴奨菊の2大関も大きく負け越した上に、白鵬も2金星を与えるなど淡泊な取り口が目立った。そんな中で稀勢の里に続いて存在感を発揮したのは20代の新勢力だった。

 その筆頭候補が26歳の高安だ。2横綱3大関を破り11勝を挙げ、来場所は再び大関への足固めを狙う。特に「会心の相撲」と振り返った9日目の白鵬戦は一気に押し出す圧巻の内容で敢闘賞につなげた。兄弟子の稀勢の里と稽古を重ね、15歳から鍛え抜いた心技体は開花しつつある。この日は優勝パレードで旗手も務め「自分が優勝したみたいにうれしい」と喜びつつ「僕も優勝したい」と決意を新たにした。

 24歳の御嶽海も得意の押し相撲がさえ、2横綱2大関撃破で11勝。技能賞を獲得し「また一段階自信がついたんじゃないですか」と笑顔を浮かべた。稀勢の里優勝には「刺激になります。来場所は絶対勝ちたい」と話し、三役復帰が濃厚な春場所へ気合十分だ。他にも25歳の正代が新関脇で7勝と健闘して三役残留が濃厚。他にも遠藤、北勝富士、千代の国、貴ノ岩、輝、貴景勝、逸ノ城、宇良、阿武咲ら楽しみな存在は挙げればきりがない。揺るぎ始めた白鵬時代。新横綱誕生に続けとばかりに新世代が主役をかっさらう日は近い。
(スポニチアネックス)

 高安のこれからの活躍が楽しみ。

2017年1月22日日曜日

稀勢の里 横審に最終決定権も協会内の「綱」固まる…千秋楽待たず綱誕生へ動き出るのは異例

◆大相撲初場所 14日目 ○稀勢の里(寄り切り)逸ノ城●(21日・両国国技館)

 東大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が悲願の初優勝を達成した。西前頭13枚目・逸ノ城(23)=湊=を寄り切って13勝目。1差の2敗で追う東横綱・白鵬(31)=宮城野=が結びの一番で敗れ優勝が決まった。2011年九州場所後の大関昇進から31場所目の初Vは歴代1位のスロー記録。二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)は横綱昇進を諮る臨時理事会招集の要請を示唆。1998年夏場所後の3代目若乃花以来、19年ぶりの日本出身横綱誕生が現実味を帯びてきた。

 稀勢の里の横綱昇進は23日の横綱審議委員会(横審)で決まる。審判部が臨時理事会の招集を八角理事長に要請することで、相撲協会内で横綱に昇進させる方針は固まった。初優勝にもかかわらず、千秋楽を待たずに横綱誕生の動きが出るのは異例といえる。平成以降は2場所連続優勝という横審の内規が厳格化。鶴竜以外は連覇で昇進しているだけに、稀勢の里への期待と評価がうかがえる。

 横審で出席委員の3分の2以上の賛成が得られれば「横綱・稀勢の里」が誕生する。ただ、過去には94年秋場所後の大関・貴ノ花(当時)など合計4例が、規定を満たさずに見送られたことがある。最終的な決定権は、あくまで横審にある。(相撲担当キャップ・網野大一郎)
(スポーツ報知)

 安定した強さも、足りなかったのは優勝だけ。
 横綱昇進は確実だろう。

ついに!稀勢の里涙の初V、白鵬戦を前に“綱”当確

◆大相撲初場所 14日目 ○稀勢の里(寄り切り)逸ノ城●(21日・両国国技館)

 東大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が悲願の初優勝を達成した。西前頭13枚目・逸ノ城(23)=湊=を寄り切って13勝目。1差の2敗で追う東横綱・白鵬(31)=宮城野=が結びの一番で敗れ優勝が決まった。2011年九州場所後の大関昇進から31場所目の初Vは歴代1位のスロー記録。二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)は横綱昇進を諮る臨時理事会招集の要請を示唆。1998年夏場所後の3代目若乃花以来、19年ぶりの日本出身横綱誕生が現実味を帯びてきた。

 稀勢の里は、あふれ出る涙をこらえきれなかった。囲み取材を終え、支度部屋のテレビに背を向け帰り支度を始めた時だった。「横綱が負けました」。付け人の報告で初優勝を知った。こみ上げる感情を抑えこむように、深く、ゆっくり息を吐いた。「ありがとうございました。支えてくれた人には本当に感謝しかない」。多くを語らず席を立った時、右目からひとしずくの涙がこぼれた。

 巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏(80)=報知新聞社客員=も観戦に訪れた大一番。逸ノ城を得意の左差しから、もろ差しで寄り切った。勝ち名乗りはいつも通り淡々と受けた。根底には11年九州場所前に亡くなった先代師匠の故・鳴戸親方(元横綱・隆の里)の教えがある。「勝っても負けても表情を変えるな。相撲の美しさは勝っても負けても正々堂々の潔さにある」。帰路に就く直前に知った初優勝の一報。人前で泣いたのは、先代師匠が亡くなったとき以来だった。

 たたき上げで頂点を極めた。中卒での入門を選んだのは早くお金を稼ぎたかったから。当時、父・貞彦さん(71)は脱サラして独立したが事業に苦戦していた。中学の野球部ではエースで4番。茨城の名門・常総学院高から特待生の打診も来たが、断った。

 両親は、本当はヘビー級のボクサーにしたかった。「今の10倍は稼げたんじゃないかな。でも育てるのにお金がかかるから無理だった」と貞彦さん。稀勢の里も「力士になるなら早い方がいい」と応じた。02年春場所の初土俵以来、休場は右足親指負傷による14年初場所千秋楽の1日だけ。強い心と強い体で戦い続けた。

 明確な綱取り場所ではなかったが、二所ノ関審判部長はこの日、稀勢の里の昇進手続きを進めることを示唆。横綱が現実味を帯びてきたことで、先代師匠が「横綱は見える景色が違うんだ」と話していた言葉の意味が分かる。その景色とは、支度部屋の一番奥に座って見る光景。全力士を見下ろす反面、全力士から見られ、狙われる緊張感の中で強さを示し続けなければいけない。頂点を極めた者だけが見られる光景は、もうすぐそこにある。

 優勝した際に行う部屋での鯛持ちは千秋楽終了後に持ち越した。「明日、最後をしっかり締めて。集中してやるだけです」。宿敵・白鵬を倒して説得力のある優勝で締めくくりたい。優勝と横綱昇進の味をかみ締めるのは、その後でいい。(秦 雄太郎)
(スポーツ報知)

 白鵬に圧勝したい。

横審委員長、初V稀勢の横綱昇進を後押し 白鵬に負けても「よろしいのでは」

「大相撲初場所・14日目」(21日、両国国技館)

 大関稀勢の里が初優勝を果たしたことを受け、横綱審議委員会(横審)の守屋秀繁委員長が、千秋楽の白鵬戦の結果によらず、今場所後の横綱昇進を強く後押しする発言をした。

 打ち出し後、満面の笑みで「言うことないですよ」と切り出した守屋委員長。「明日も勝って14(勝)にした方がいいだろうけど、優勝が決まっちゃったわけですよ。そんなに重要視しなくてもいい状況にないだろうかねえ。もうよろしいのではないかと思いますけどね」と、千秋楽の白鵬戦の結果によらず、横綱昇進を認めてよいとする見解を示した。

 今場所の稀勢の里について、以前に見られた精神的な動揺が見られなかったと指摘した。「今場所の落ち着きというのは今までなかった。先場所前あたりみたいに、ニタニタしたり目をぱちくりしたりがほとんど見られなかった。白鵬が言っていた何か1つ足りないというのが満たされたのではないですかね。最高ですね。最高の筋書きですね」と絶賛。「私がというより、日本国民がそうじゃないの。皆さん期待していて、これだけの大活躍をしたのだから」と、国民の期待感も昇進を推す一因とした。

 昨年九州場所後の横審後は、全勝した場合は横綱昇進が「あり得るでしょうね」との考えを示していた。「横綱(昇進の内規には)は品格、技量が抜群とある。今場所は、星は次点でも優勝争いに絡んでいないのはどうだろうか。(仮に昇進の話が上がってきても)もろ手を挙げて賛成とは言い難い」と先場所で優勝争いに絡んでいないことを理由に慎重な姿勢だった。

 この発言は守屋委員長も承知していて「ハイレベル(な優勝が必要)と言いました」と苦笑いして振り返った。しかし、鶴竜、日馬富士、豪栄道と2横綱1大関が休場、照ノ富士が負け越し、琴奨菊は負け越して大関陥落と上位陣が総崩れの中で気を吐く稀勢の里を高く評価。「そういうところで稀勢の里がよく頑張ったと評価したいよねえ。ありかなあというふうに思いますけどね」との思いに至った。

 その不調の琴奨菊には負けているが、「15日やってますからね。全勝ってすごい難しいらしいよね。だから。いいじゃない」と不問の考え。八角理事長から諮問を受けた際には「皆さんの意見を聞いて、とりまとめますけど、予想としては皆さんよろしいと言うのではないでしょうか」との見方をした。
(デイリースポーツ)

 久しぶりの日本人横綱の誕生だろう。

2017年1月21日土曜日

<刑法改正>「強姦」を「強制性交等罪」に変更へ 性差解消

 法務省は性犯罪を厳罰化する刑法改正に伴い、強姦(ごうかん)罪の名称を「強制性交等罪」に変更する方針を固めた。刑法改正案は20日に開会した通常国会に提出する予定で、3月上旬の閣議で正式決定される見通し。強姦罪の「加害者は男性、被害者は女性」という性差をなくすなどとした改正案の内容を踏まえた名称変更だ。成立すれば、明治時代以来から続いた罪名はなくなる。

 改正案は、強姦(強制性交等)罪や強制わいせつ罪などについて被害者の告訴がなくても加害者を起訴できる「非親告罪」化する。また、強姦罪と強姦致死傷罪の法定刑の下限を懲役5年と懲役6年にそれぞれ引き上げ、加害者と被害者の性別も問わなくする。強制わいせつ罪で処罰される行為のうち、悪質性の高い一部の行為は強姦罪として処罰できるようにもする。

 18歳未満の子供を監督・保護している父母らが影響力を利用してわいせつな行為や性交などをした場合、強制わいせつ罪や強姦罪と同様に処罰できる規定も新設される予定で、罪名はそれぞれ「監護者わいせつ罪」「監護者性交等罪」となる見込み。【鈴木一生】
(毎日新聞)

 法定刑の下限をもっと重くすべきだろう。

文科省元局長、早大教授を辞職―総長「便宜供与ない」=天下りあっせん問題で

 文部科学省の天下りあっせん問題で、政府の再就職等監視委員会が国家公務員法違反に当たるとの調査結果を公表したのを受け、早稲田大は20日、吉田大輔・元同省高等教育局長(61)が同大教授を辞職したと発表した。

 同日付で辞表が提出され、受理したという。

 記者会見した早大の鎌田薫総長は「再就職の規制に関する理解が不足していた。文科省の違法なあっせん行為を止められず反省している」と述べた。大学側が、文科省の依頼を受け一時的に虚偽の説明をしたと認め、「委員会の調査を混乱させたことをおわびする」と謝罪した。

 ただ、吉田元局長の採用に関しては「不正な癒着はなく、不適切な利益供与、便宜供与を求めたことも受けたことも一切ない」と強調した。

 吉田元局長は1979年に文部省(当時)に入り、文科省官房人事課長、研究振興局長などを経て、2014年1月に高等教育局長に就任。15年8月に退職し、約2カ月後の同年10月に早大大学総合研究センターの教授に再就職した。

 監視委は、吉田元局長が退職前に早大へ履歴書を提出するなどの求職活動をし、文科省の人事課職員も早大との連絡調整などをしたことが、同法の再就職規制に違反すると判断した。

 高等教育局は大学の設置認可や私学への補助金交付なども所掌。一方、同センターは教育、経営の質的向上などを研究している。

 同センターのホームページは、吉田元局長について、専門分野として高等教育政策などを挙げ、「文部科学省等の各種事業関係に関する連絡調整等への関与(大学への助言)を行う」などと記していた。
(時事通信)

 大学は、文部科学省の家来みたいなものだから、天下りは無くならないだろう。

【MotoGP】ロッシ「ビニャーレスとなら良好な関係を築ける」

ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、新しいチームメイトであるマーベリック・ビニャーレスと、”良い関係”を築くことができると主張している。

 ヤマハに9年間所属し、3度のチャンピオンを獲得したホルヘ・ロレンソは、2016年シーズン限りでヤマハを離れた。2015年シーズン、ロレンソは同僚のバレンティーノ・ロッシから「ロレンソが同郷のマルク・マルケス(ホンダ)と結束して自分に対抗した」と非難された。ふたりの関係は以前から不穏であり、ロッシが2011年にドゥカティへ移籍したことで関係は一旦改善されたが、2013年にロッシはヤマハに復帰。再びロレンソとチームメイトになると、2015年の事件で関係がさらに悪化した。
 2017年にロレンソはドゥカティに移籍し、スズキからヤマハに加入したマーベリック・ビニャーレスがロッシの新しいチームメイトになる。
 ロッシは、ロレンソとのライバル関係は2015年に起きた口論の結果悪化しただけで、ビニャーレスとは問題なく仕事をすることができると主張している。
「コース上のライバルとの関係は常々難しいものだ。特にそれがチームメイトならね。でも、僕は(ビニャーレスと)良い関係を築けると思う」と、ロッシは2017年ヤマハ体制発表の場で語った。
「以前言ったように、僕が2013年にヤマハに戻った時は、ロレンソとの関係はそれほど悪くなかった。2015年シーズン終盤にいくつか問題があっただけだ」
「僕たちは良い関係を築けると思うし、共にバイクの改善に取り組んでいけると思う」

移籍したライバルたちを警戒するロッシ

 2017年はロレンソがドゥカティへ、ビニャーレスはヤマハへと、ワークスチームのライダーが大きくシャッフルされた。それにもかかわらず、ロッシは今シーズンのタイトル争いが厳しいものになると考えている。
 ライバルたちの移籍によって、10度目のチャンピオン獲得が簡単になるかと問われたロッシは、次のように語った。
「わからない。簡単にもならないし難しくもならないと、今の段階では思う。それはチームと僕次第だ。準備を整えて開幕戦のカタールに向かい、シーズンを通して集中を保てるように努力する」
「これは非常に重要なことだ。なぜなら、昨年は基本的にどのサーキットでも速かった。様々なコースで、様々なコンディションでも競争力があった。しかし僕らはいくつかミスを犯したり、少し不運だったりしたんだ。だから、僕たちはそこの改善に取り組まなければならない」
「3人のトップライダーが移籍したことで、今シーズンは面白くなるだろう。特にロレンソの移籍は歴史的なものだろう。だから、今年の彼のパフォーマンスを見てみるのがとても楽しみだ。ヤマハのビニャーレス、スズキに移籍した(アンドレア)イアンノーネも同じだ。とても面白くはなるだろうけど、間違いなく簡単ではないと思う」
 当初、2016年型から劇的な変化を遂げると予想されていた新型のヤマハM1が、実際には昨年ととても似ていることを、ロッシは認めた。
 それにもかかわらず、ロッシは今年のバイクは改善する余地が多く残されていると考えている。
「バレンシア(公式プレシーズンテスト)までは、新型バイクについて何も知らなかった。けれど僕たちから見れば、大きな変化が予想されていた。だから、誰もが新しいバイクに好奇心を抱いたが、結局それは正常進化だったんだ」
「外から見れば、バイクは全く同じに見えるだろう。バレンシアはバイクのポテンシャルを理解するのには難しいコースだったが、(プライベートテストを行った)マレーシアではもっといい仕事ができた。(新型バイクは)大きな変化でないのは事実だが、ポテンシャルは高いと思う」
(motorsport.com)
 ロッシのチャンピオンは新型バイクの出来次第だろう。

稀勢の里 不戦勝でも大歓声…14日目にも初V

◆大相撲初場所13日目(20日・両国国技館)

 東大関・稀勢の里の初優勝が14日目にも決まる状況が出来上がった。西大関・豪栄道が休場し、不戦勝で1敗を守ると2敗の東横綱・白鵬は西大関・琴奨菊を下したが、東前頭10枚目・貴ノ岩、西同13枚目・逸ノ城が3敗に後退。14日目に稀勢の里が逸ノ城に勝ち白鵬が貴ノ岩に敗れると、場所後の横綱昇進も大きく引き寄せる初Vが実現する。

 勝ち名乗りを受ける稀勢の里に、満員札止めの国技館から大歓声が降り注いだ。不戦勝の力士に歓声が起きるのは異例。拍手、指笛、「頑張れ、頼むぞ」。相撲ファンの期待が凝縮されていた。先場所まで4連敗中だった13日目に白星が転がり込み、21日にも初優勝を手にしようとしているが「まあ明日は明日で」と平常心を貫いた。

 何度も期待を裏切り続けても、愛されるのはその人柄。地元・牛久市にある行きつけだった中華料理店・甲子亭も横綱昇進特別メニューを用意し、歓喜の瞬間を待つ。離れの個室で食事をしていた時だ。居合わせたファンの「ぜひ一目会いたい」という頼みを店主から伝え聞くと「いいですよ」と快諾。サインを書いて交流したという。観戦した横綱審議委員会の守屋秀繁委員長(75)も「不戦勝であれだけの拍手が起きた。普通ならブーイングだよ」と期待の高さを改めて思い知らされた。

 明確な綱取り場所ではなく、昇進問題を預かる友綱審判部副部長(元関脇・魁輝)は2横綱の休場を理由に「昇進? 薄いのは薄いよね」と慎重姿勢。だが、守屋委員長は「先場所が終わった後と今では相撲界全体の流れが違う。(見解が)変わってもお許しいただきたい」と初Vなら横綱昇進の流れになりつつあることを示唆。さらに「星数を見たい人もいる。このまま行ってほしい」と意見が割れることも予想し、あと2勝を希望した。

 賜杯争いは事実上一騎打ち。白鵬次第では千秋楽を待たず優勝が決定する。茨城・龍ケ崎市の母校・長山中、地元・牛久市役所では14日目、千秋楽のパブリックビューイングも行われる。1998年夏場所後の3代目・若乃花以来19年ぶりの和製横綱誕生へ、あと2番。「集中して明日やるだけ。優勝の意識? しっかり集中してやるだけ」と繰り返す稀勢の里。宿敵を倒し賜杯を手にすれば、綱への道が見えてくる。(秦 雄太郎)
(スポーツ報知)

 運も実力だろう。
 残り2勝で横綱になれるだろうか。

TPP離脱方針を表明=NAFTAは再交渉―トランプ米新政権

【ワシントン時事】トランプ米新政権は20日、通商戦略を発表し、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を表明した。

 カナダ、メキシコと結んだ北米自由貿易協定(NAFTA)も再交渉を求め、両国が応じなければ離脱する意向。多国間自由貿易を重視した従来戦略を転換し、「米国第一」の通商協定の締結を目指す。

 主要政策としてホワイトハウスのホームページで公表した。新政権は通商戦略実行の「手始めにTPPから離脱する」と表明。今後結ぶ通商協定は「米国の労働者の利益にかなうものとする」とし、既存の協定も好ましくないものは再交渉などを進めていく方針を示した。他国の「不公正貿易」に対しては厳格な措置を講じると強調した。

 日米など12カ国が合意したTPPは、米国が批准しなければ発効しない仕組み。トランプ新政権の離脱表明により、現状の協定は発効のめどが立たなくなった。
(時事通信)

 米国の労働者の利益にかなうけど、消費者は割高なものを買わなければならない。

2017年1月20日金曜日

文部科学省 天下りあっせん、30件前後 監視委調査に証拠隠しも

 文部科学省が同省前局長の早稲田大学への「天下り」を組織的にあっせんした疑いがある問題で、他にも疑わしい事例が30件前後あることがわかった。さらに、同省が内閣府の再就職等監視委員会の調査に対し、あっせんの証拠を隠すような行為をしていたこともわかり、松野博一文科相は前川喜平事務次官や当時の人事課長を含む幹部ら計7人を懲戒処分にし、前川次官を辞任させる方針だ。

 監視委は20日午前に調査内容を説明する。同委は文科省への是正勧告も検討しており、実際に行われれば同委としては初となる。同省は監視委から調査内容が通知されるのを受け、一連の処分を正式に決める。当時の次官の山中伸一氏(退職)にも給与の一部の自主返納を求める。後任の事務次官には戸谷一夫・文部科学審議官を充てる方向で調整する。

 同省から天下りのあっせんを受けたとされるのは、大学政策を担当していた前高等教育局長。2015年8月に退職後、10月に任期付きの早大教授に就いた。前局長は大学で「文部科学省等の各種事業関係に関する連絡調整等への関与(大学への助言)を行う」(早大のホームページ)とされ、同省と早大のパイプ役も担っていたとみられる。
(朝日新聞デジタル)

 法律無視の組織的なあっせんはおバカだろう。

2017年1月19日木曜日

琴奨菊が関脇転落「辞めたら終わり気持ち立て直す」

<大相撲初場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

 かど番の大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)が、関脇への転落が決まった。

 関脇玉鷲(32=片男波)に押し出しで敗れ8敗目を喫し、負け越しが決定した。「まあ、これが今の力だと思う。まだ場所中ですから、気持ちをしっかり切り替えて、やるべきことをやる。負けて終わりじゃないから。辞めたら終わりだから。しっかりと気持ちを立て直してやっていきたい」と、引退はせずに13日目以降も相撲を取り続ける考えを示した。

 現行の制度は69年名古屋場所で改正され、2場所連続負け越しで関脇に陥落し、翌場所で10勝すれば大関に復帰すると定められている。琴奨菊は昨年九州場所で5勝10敗と負け越し、初場所は自身7度目のかど番だった。

 大関からの陥落は13年九州場所の琴欧洲以来、これで16人(19度)目。
(日刊スポーツ)

 大関復帰は難しいけど、悔いが残らないように戦うしかないだろう。

サムスントップの逮捕認めず=必要性の認定困難―特別検、在宅起訴検討へ・韓国

【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実被告の国政介入事件で、ソウル中央地裁は19日、特別検察官チームによるサムスングループの事実上のトップ、サムスン電子の李在鎔副会長(48)に対する贈賄や横領、偽証容疑の逮捕状の請求を棄却した。

 これにより、韓国最大財閥トップの逮捕は回避された。ただ、同チームは在宅起訴を検討するとみられ、不透明な経営実態への批判は収まりそうにない。

 逮捕状の可否を審査した判事は「現段階で逮捕の事由や必要性を認定するのは難しい」と発表。理由として「賄賂犯罪の要件となる対価関係、不正な請託などに対する現在までの証明の程度や、各種支援経緯に関する具体的事実関係とその法律的評価をめぐり争いの余地がある」と指摘した。

 李副会長は、系列会社のサムスン物産と第一毛織の合併を政府が後押しした見返りに、崔被告らに多額の支援をした疑いが持たれている。サムスンは、崔被告らが設立した「ミル財団」「Kスポーツ財団」に計204億ウォン(約20億円)を拠出。さらに崔被告がドイツに設立した企業や、崔被告のめいが運営していた団体にも資金支援をしていた。特別検察官チームは、贈賄額は約束した分を含め、430億ウォン(約42億円)に上るとみている。
(時事通信)

 支援か、贈賄かの判断は難しいだろう。

覚せい剤1300キロ押収=16年、過去最多―海保

 海上保安庁は18日、2016年に覚せい剤密輸事件8件を検挙し、押収量は過去最多の約1314キロ(末端価格919億円相当)に上ったと発表した。

 海保は「手口の多様化、大口化が進んでいる」として、船舶への立ち入り検査を強化している。

 海保によると、沖縄・那覇港に入港したマレーシア船籍のヨットを同年5月に捜索した際、船倉で約597キロの覚せい剤を発見。1件当たりの押収量としては過去最多で、台湾人船長ら6人を覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕した。ヨットは台湾を出港後、東シナ海で別の船舶から覚せい剤を受け取ったとみられ、この事件が年間の押収量を押し上げた。

 台湾や中国から日本に向かうコンテナ貨物に隠して密輸するなどの手口もあり、海保は洋上の警戒監視や、入港時の立ち入り検査を強化している。
(時事通信)

 大量の覚せい剤が、日本に密輸されているのだろうか。

アパホテル客室書籍に中国反発、「南京事件」の記述を問題視

 中国の観光客も多く利用する日本のホテルチェーンの客室に、旧日本軍による「南京事件」を否定する内容の歴史本が置かれていることについて、中国のインターネット上で反発が広がっています。

 発端となったのは、ホテルチェーン「アパホテル」の客室に置かれているアパグループ代表の元谷外志雄氏が執筆した日本の歴史の本です。

 今月15日、中国版ツイッター「ウェイボ」に、この本の中に、戦時中、旧日本軍が中国の南京で多くの市民らを殺害したとされる「南京事件」を否定する内容が書かれていることを問題視する動画が投稿されました。動画は既に9500万回以上再生されていて、中国のインターネットでは、「アパホテルは利用しない」などと反発が広がっています。

 このことについて定例会見で聞かれた中国外務省は、「一部の人たちが歴史を否定している」と不快感を表しました。

 「日本国内の一部勢力は常に歴史を直視したがらず、否定、わい曲しようとしている」(中国外務省 華春瑩 報道官)

 これに対しアパグループは、17日にホームページ上でコメントを発表し、「本書籍は特定の国や国民を批判することを目的としたわけではない」と説明し、書籍を撤去する予定はないとしています。
(TBSニュース)

 アパホテルが好きになりました。

2017年1月18日水曜日

前局長の早大再就職、天下りあっせんか 文科省幹部聴取

 文部科学省前高等教育局長の大学への再就職が、出身府省の職員による「天下り」のあっせんを禁じた国家公務員法に違反する疑いがあるとして、内閣府の再就職等監視委員会が同省幹部から事情を聴いていることがわかった。監視委は文科省に対し、あっせんに関与したとみられる同省幹部らの処分を勧告することも検討している。

 関係者によると、文科省の前局長は2015年8月に退職し、その後、早稲田大教授に就いた。監視委がこの経緯を調べたところ、前局長の再就職に同省の人事課が関わっていた疑いがあり、事務次官経験者を含む複数の幹部らから事情を聴いているという。

 国家公務員法は公務員の再就職について、出身府省の職員によるあっせんや、利害関係のある企業への求職などを禁じている。監視委は調査で違法行為がわかれば各府省に是正を勧告するが、今回、文科省に勧告がなされれば初めてとなる。
(朝日新聞デジタル)

 法律無視の天下りはおもしろい。
 法律解釈で天下りではないとして、確信犯的に行われているのだろうか。

4.9億円遺産脱税 元税理士に有罪 大阪地裁判決

 和歌山県の社会福祉法人への寄付を装い、相続税約4億9千万円を脱税したとして、相続税法違反罪などに問われた元税理士、岩上順被告(64)の判決公判が11日、大阪地裁で開かれた。村越一浩裁判長は「遺言書を偽造するなど犯行は計画的で悪質」として懲役3年、罰金800万円、執行猶予4年(求刑懲役3年、罰金1千万円)を言い渡した。
(産経新聞)

 脱税幇助罪だろうか。

稀勢の里1敗守る、2敗で白鵬ら4人が追う 初場所

<大相撲初場所>◇11日目◇18日◇東京・両国国技館

 優勝争いの首位を走る大関稀勢の里(30=田子ノ浦)は前頭4枚目遠藤(26=追手風)を右小手投げで下し1敗を守った。上手な出し投げで体勢を崩され土俵際まで寄り立てられたが、こらえて相手の左腕を決め逆襲した。遠藤は6敗目となった。
(日刊スポーツ)

 稀勢の里のドヤ顔いいね。
 初優勝&横綱昇進を期待している。

横綱鶴竜が自身5度目の休場 1カ月のリハビリ加療

「大相撲初場所・11日目」(18日、両国国技館)

 横綱鶴竜(31)=井筒=が18日、日本相撲協会に休場届を提出した。今場所中、首、左肩を痛め、頸椎斜角筋損傷、左肩鎖関節脱臼で約1カ月のリハビリ加療を擁する見込みと診断された。

 先場所優勝し、連覇を目指していたが、金星3つを与えるなど5勝5敗と苦戦。前日10日目も関脇玉鷲(30)=片男波=に一方的に突き出された。鶴竜の休場は通算5度目。今場所は日馬富士(32)=伊勢ケ浜=に続き、横綱2人が休場となった。11日目に対戦予定だった大関琴奨菊(32)=佐渡ケ嶽=は不戦勝。
(デイリースポーツ)

 数場所休業で、その後の場所でダメなら引退だろうか。

2017年1月17日火曜日

<大相撲初場所>鶴竜 屈辱の5敗目 玉鷲になすすべなく

 大相撲初場所10日目の17日、玉鷲に屈した鶴竜。横綱が10日目までに5敗(不戦敗を除く)するのは、1980年名古屋場所の三重ノ海以来、約37年ぶりの不名誉な記録だ。

 立ち合いから、なすすべ無し。勢いよく突いてくる玉鷲をまったく受け止めきれない。ただただ、押し込まれて土俵を割った。「最高の相撲」と喜んだ玉鷲とは対照的だった。 これには、八角理事長(元横綱・北勝海)も「負け方が悪すぎる」と、ばっさり。「こういうところでちゃんとできるかが、大事なところだ」と、黒星を重ねる看板力士に苦言を呈した。

 支度部屋に戻った鶴竜は終始、うつむくばかりだ。「まともに受けてしまったのか」という質問に「いや、それにしてもね……」と言葉に詰まった様子。「自分の相撲を取り戻したい。帰って考えます」と声を絞り出した。

 賜杯を抱いた先場所は全く違った。安易に下がることなく、相手を受けとめ、我慢するうちに有利な体勢を作る強さがあったが、見る影もない。

 初の連覇を狙った鶴竜にとって、新春の土俵はあまりにも厳しい。【岸本悠】
(毎日新聞)

 自ら引退だろうか。

小田原市 ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問

 生活保護受給者の自立支援を担当する神奈川県小田原市の複数の職員が、「保護なめんな」「不正を罰する」などと、受給者を威圧するような文言をプリントしたジャンパーを着て各世帯を訪問していたことがわかった。

 職員が自費で作ったとみられ、市は16日、不適切だとして使用を中止させた。専門家は「生活困窮者を支えようという感覚が欠如している」と批判している。

 市によると、ジャンパーを着ていたのは、生活保護受給世帯を訪問して相談に応じるなどする市生活支援課のケースワーカー。在籍する25人の大半が同じジャンパーを持っていた。

 ジャンパーの背面には「我々は正義だ」「不当な利益を得るために我々をだまそうとするならば、あえて言おう。クズである」などの文章が英語で書かれている。
(読売新聞)

 職員のレベルが低すぎてお話にならない。
 本当に苦しい人の気持ちをわかっていないで、仕事をしているのが情けない。

大谷翔平【MLB】大谷は「日本のベーブ・ルース」。田中らと自主トレでヤンキース地元紙が獲得熱望

 今季オフの動向が注目されている北海道日本ハムファイターズの大谷翔平。球団から今季以降のポスティング移籍を容認されており、アメリカでも獲得を検討する球団が増えてきている。

 そんななか、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大らとの合同自主トレが、アメリカでも注目を浴びている。ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」では現地15日付けで、大谷を「日本のベーブ・ルース」、田中を「ヤンキースのエース」と評し最大級の評価を与えている。

 記事の冒頭では、“Think they talked about the Bronx?”
「彼らはブロンクス区(ヤンキースタジアムの所在地)について話してないだろうか?」と、大谷がヤンキースに興味を抱いていないか、探りを入れるかのような表現からスタートしている。地元紙も、日本のエースである大谷の獲得を熱望しているようだ。

 近年、MLBの日本人投手はローテーションの中心として機能している選手が多く、評価が高まっている。アメリカでも計算の立つ先発投手は不足しており、日本で優秀な成績を残している大谷にも大きな期待がかけられている。

 ヤンキースは、かつて黒田博樹、田中将大といった計算の立つ日本人投手を獲得してきた経緯があり、若い先発投手も不足しているため「日本のベーブ・ルース」である大谷の獲得は大きなプラスとなるだろう。

 来年、もしくは労使協定改定の影響で3年後に移籍するとしても、ポスティング・システムによる入札での移籍となるため、争奪戦は必至とみられている。

 また、労使協定改定がなければ今年にも総額2億ドル(約228億円)以上の大型契約を結ぶことが出来ただろう、と報じられている。改定の影響で25歳以下のドラフト外入団選手の年棒は大きく制限されてしまうため、今季23歳の大谷もこの制限に該当することになる。

 注目度が日に日に高まる大谷翔平。アメリカでも認知度が高くなってきており、夢であるMLB移籍は、もう近くまで来ているのかもしれない。

ベースボールチャンネル編集部

 個人的には、3年後であってほしい。

稀勢の里、初黒星!トップ守るも綱取り遠のく…「明日、明日だよ」

◆大相撲初場所9日目 ○琴奨菊(寄り切り)稀勢の里●(16日・両国国技館)

 東大関・稀勢の里が今場所初黒星を喫したものの、トップの座を守った。西大関・琴奨菊との史上最多62度目の対戦に敗れたが、東横綱・白鵬が東小結・高安に押し出されて2連敗で2敗に後退した。

 重い足取りが少しだけ軽くなった。初黒星の後、風呂から上がった稀勢の里を待っていたのは「白鵬連敗」の知らせだった。「立ち合い? どうですかね。悪くないと思いますよ」と語ったほか、意味のある言葉は残さなかった。とはいえ、優勝争いのトップを守れた幸運には感謝した違いない。

 左は差せたが、負ければ大関陥落へ1敗もできなくなる琴奨菊の気迫に屈し、右足が土俵を割った。全勝ターンを決めながら翌日にあっさり負ける。過去5度のうち2回は敗れている“9日目のジンクス”にのみ込まれた。稀勢の里らしい結果に八角理事長(元横綱・北勝海)も「全勝で来ているのに勢いがなかった。大事なところでこける。サラッといってほしかった」と落胆を隠さない。弟弟子・高安の奮闘で首位を守れた事実だけが救いだった。

 土俵下で観戦した横綱審議委員会の守屋秀繁委員長(75)は、より複雑な表情だった。「もったいないですね。1敗でも優勝は可能ですが、横綱に推薦となるとどうなるか…」。先場所は鶴竜と2差で優勝次点。今場所は明確な綱取り場所ではないが、全勝初Vなら昇進の可能性はあった。条件が崩れ「何とも言えない。全勝なら(推挙を)推しやすいね」と守屋委員長は言葉を濁した。

 場所後を考えると痛恨の1敗だが、春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)で横綱昇進に挑むには「優勝」の事実は説得力を増す。昇進を預かる二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)は「優勝争いは13勝まで落ちるのかな。14勝なら稀勢の里次第だよ」と下方修正した。「明日、明日だよ」と前を向いた和製大関。一気の綱取りは風前のともしびでも、賜杯は手放せない。(網野 大一郎)
(スポーツ報知)

 琴奨菊に勝たないのは、稀勢の里の優しさだろうか。

2017年1月16日月曜日

トランプ氏「不支持」51%…異例の不人気

【ワシントン=尾関航也】20日に就任式を控えたドナルド・トランプ次期米大統領の政権移行期間の仕事ぶりに関する米ギャラップ社の世論調査で、半数を超える51%が「支持しない」と回答した。

 就任直前の大統領の支持率は「ご祝儀相場」もあって高くなるのが常だが、トランプ氏の支持率は昨年11月8日の大統領選直後とほぼ同じ44%にとどまり、歴代で初めて「不支持率」を下回った。

 ギャラップ社の調査は今月4~8日に全米の有権者を対象に行われた。

 就任直前の大統領に関する調査が始まった1992年以降、歴代の支持率はクリントン氏が68%、ブッシュ氏が61%、オバマ氏が83%で、3人とも不支持率を大幅に上回っていた。
(読売新聞)

 白人以外の不支持が多いのだろうか。

稀勢の里 単独トップ全勝ターン!横審委員長、重圧が「心配」

◆大相撲初場所8日目 ○稀勢の里(突き落とし)隠岐の海●(15日・両国国技館)

 東大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が東前頭3枚目・隠岐の海(31)=八角=を突き落としで破り、初日からの8連勝で単独トップに立った。東横綱・白鵬(31)=宮城野=は西前頭2枚目・荒鷲(30)=峰崎=に初黒星を喫して後退した。稀勢の里のストレート給金は6度目で、単独首位での中日折り返しは昨年春場所以来2度目。横綱昇進のムードを作る悲願の初Vへ、和製大関が一歩抜け出した。

 報道陣のどよめきで、稀勢の里は波乱を知った。東の支度部屋に戻り、髪を結いながら取材を受けていた最中だった。設置されたテレビから響く大歓声。じっと目を閉じていた大関が、ちらりとテレビを見上げた。宙を舞う座布団の映像で全てを察した。再び目を閉じ「また明日。明日しっかり集中して」。高ぶる感情を抑えこむように、言葉を吐き出した。

 隠岐の海にもろ差しを許し土俵際まで押し込まれたが、左で突き落とし。勝ち名乗りを受けると、安堵(あんど)するようにフッと息を吐いた。「体が自然に反応した? そうだね。いろんな展開があるし、いいんじゃないですか」と前を向いた。誰もが頭になかった番狂わせ。八角理事長(元横綱・北勝海)は「おいおいおい。やるね、なかなか。これはビックリしたよ」と反応した。

 驚きを通り越して心配する人もいる。横綱審議委員会の守屋秀繁委員長(75)は「稀勢の里は明日からまたプレッシャーがかかる。そっちの方が心配だ。今場所は落ち着いて相撲を取っていたけど、単独首位だとプレッシャーがかかるからね」。今場所後には任期満了で退任する。委員として07年3月の就任から稀勢の里を見守ってきた。委員長に就任して丸2年。何度も相撲協会から横綱昇進の諮問の要請を待ちながら裏切られてきた。期待より先に不安が出るのも無理はない。

 NHKの大相撲中継には頻繁に稀勢の里の表情が映る。昨年夏場所から3場所続いた綱取り中は意図的に作った笑顔があったが、今場所は自然な表情が目立つ。朝稽古後に話題になると「去年の夏場所からカメラアングルに悪意を感じるよね」と笑う余裕もある。先場所は優勝した鶴竜と2差の優勝次点。今場所は明確な綱取り場所ではないが、全勝優勝なら昇進の話が持ち上がる可能性もある。「しっかり集中して」と繰り返した男は、今度こそ賜杯を手にすることができるか。(秦 雄太郎)
(スポーツ報知)

 ヒヤヒヤな勝負が続いているが、勝ち続けるしかない。

豊洲市場の地下水問題、小池知事「重く受け止めている」

 豊洲市場の地下水から環境基準の79倍のベンゼンなどが検出されたことが明らかになったことを受けて、東京都の小池知事は、「生鮮食品を扱う以上、重く受け止めている」と述べました。

 豊洲市場をめぐっては、東京都が行った地下水のモニタリング調査で、環境基準の最大79倍のベンゼンが検出されたほか、シアンやヒ素も、複数の地点で基準値以上の値が検出されたことが14日に明らかとなりました。

 この調査結果について、専門家会議は、「地上で生鮮食品を扱っても影響はない」との見解を示していて、小池知事は次のように述べて懸念を表明しました。

 「地上と地下を分けたとしても生鮮食料品を扱う点に変わりはないので、大変、今回の結果について重く受け止めている」(東京都・小池百合子知事)

 小池知事はまた、豊洲市場の移転問題が今年夏に行われる都議会議員選挙の争点のひとつになるとの見解を示しました。
(TBSニュース)

 過去のデータの捏造があったのだろうか。
 危険な場所に市場を作ることを誰が画策したのだろう。

琴奨菊、5連敗で6敗目に「くそー」と絶叫

◆大相撲初場所8日目 ○松鳳山(小手投げ)琴奨菊●(15日・両国国技館)

 琴奨菊は5連敗で6敗目。大関陥落阻止まであと1敗しかできない状況に追い込まれた。

 支度部屋の風呂では2度「くそー」と絶叫し、無言のまま引き揚げた。勝ち星が出ない弟子を心配した前日は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)が焼き肉に誘った。「大丈夫だよ。勝ち負けを考えても仕方ない。いい相撲をとってこい」という激励も効果なし。32場所務めた大関の座が消えかけている。
(スポーツ報知)

筑波大学付属病院の医師逮捕 女子大生宅に侵入し金品盗もうとした疑い 大学病院の医師を逮捕

 女子大生の家に侵入し金品を盗もうとした疑いで、大学病院の医師が逮捕された。
筑波大学付属病院の医師・大久保 智貴容疑者(27)は、2016年9月、茨城・つくば市内の女子大生(22)が住むアパートの部屋に侵入し、バッグを物色したが、気づかれたため、逃走した疑いが持たれている。
 調べに対し、「覚えていない」と容疑を否認しているが、警察は、わいせつ目的で侵入した可能性も含め、捜査している。
(フジテレビニュース)

 近くにこんなアホがいると怖いね。

2017年1月15日日曜日

167cmの日本ハム・谷元圭介を1億円投手にのし上げたマウンド度胸

 2016年10月29日に行なわれた日本シリーズ第6戦。3勝2敗で日本一に王手をかけた日本ハムが10対4と広島カープをリードして迎えた最終回に、栗山監督は谷元圭介をマウンドに送った。

 敵地マツダスタジアムを埋め尽くした広島ファンの、奇跡の逆転を願う大声援が飛ぶ中でも、167cmの小さなリリーフエースに動揺はなかった。2人目の西川龍馬にライト前ヒットこそ許したが、続く田中広輔をファーストゴロ、菊池涼介をセカンドフライに打ち取り、駆け寄ってくる味方選手の中心で歓喜を味わった。

 昨シーズンはレギュラーシーズンでもチーム最多タイの58試合に登板し、3勝2敗28ホールド3セーブと、最大11.5ゲーム差を跳ね返しての大逆転優勝に貢献。その活躍が評価され、オフの契約更改では2800万円増の年俸1億円でサインした。入団8年目での「大台」到達を、谷元はこう語る。

「それだけの評価をいただけたことは素直に嬉しかったですね。プロに入るまでは、正直ここまでこれるとは思っていませんでしたから」

 三重県の稲生高校時代に内野手から投手に転向し、卒業後は中部大学に進学。伸びのあるストレートを武器に勝利を積み重ね、愛知大学リーグのベストナインにも選ばれるなど実績を残したものの、「身長が低い」という理由で4年時のドラフトにかかることはなかった。

 同じ理由で、社会人野球の強豪チームからも声はかからず、新潟にある薬品卸売会社のバイタルネットに入社した。入社後しばらくは、野球のみに集中することができない環境に苦しんだという。

「野球部といえども、勤務時間は他の社員と変わりませんでした。お昼から練習できるのは週に1度だけ。その練習にあてられた時間の分を、残りの4日間でカバーするために7時半から17時まで仕事をしていました。給料も練習費用に消えましたし、心が折れそうになったこともありましたね」

 しかし、そこを耐えて努力を続けたことが徐々に結果となって表れはじめる。シーズン1年目の秋からエースとして活躍し、140km台前半だった球速が147kmを計測するまでにアップした。そして、入社2年目の2008年、日本ハムの入団テストに合格した後、ドラフト7位で同球団に指名された。

 日本ハムが獲得に踏み切った背景には、武田久という偉大なる前例がいたことが大きかっただろう。170 cmの低身長を活かした、低い重心から投げるストレートと多彩な変化球を駆使し、長年チームのセットアッパー、クローザーを務めてきた。

「武田さんのフォームなどを真似するということはありませんでしたが、ずっと心の支えになっていました。プロ入りを諦めなかったのも、武田さんの存在が大きかったです」




その武田とチームメイトになり、数年は先発とリリーフの併用が続いていたが、2014年からはリリーフに定着。そこから3年連続で50試合以上に登板している。栗山監督からも「ランナーを置いた場面で出す投手は、絶対に谷元。だって、度胸がある」と絶大な信頼を寄せられている。

 栗山監督がいう「度胸」が如何なく発揮されたのが、昨シーズンの9月21日に行なわれたソフトバンク戦だった。勝てば日本ハムがソフトバンクに代わって首位に立つという天王山の試合は、先発の大谷翔平が8回1失点と好投し、2-1とリードしたまま最終回を迎えた。

 だが、この日は大谷の後を受けたアンソニー・バースが誤算だった。先頭の長谷川勇也に二塁打を打たれ、その後も死球と犠打で1死2、3塁と、あっという間に窮地に追い込まれる。この場面で、ケガで登録を抹消されていた守護神のマーティンの代わりに「火消し役」を任されたのが谷元だった。

 一打サヨナラ負けのピンチに、さぞかし緊張していたのだろうと思いきや、谷元はその時の心境を「いや、いつもとあまり変わりませんでしたよ。僕が出したランナーじゃないですから」とサラっと振り返った。

 気負いなくマウンドに上がった谷元は、9番の高谷裕亮を三振に仕留め、1番の江川智晃にはセンターへ大飛球を打たれたが、これを陽岱鋼がスーパーキャッチ。見事にピンチを切り抜けてみせた。

 谷元は翌日の試合もクローザーとしてマウンドに立ち、2日連続でセーブを記録。重要な試合でクローザーとして結果を残したことにより、新シーズンのクローザー候補にも挙げられている。ケガの癒えたマーティンや、先発からクローザー復活に意欲を見せる増井浩俊などライバルは多いが、可能性は十分だ。

「特別、クローザーをやりたいという気持ちはないです。僕は回の途中から、ランナーがいる状態で登板することが多いので、回の頭からとなるとまた勝手が違うでしょうし。でも、勝った瞬間にマウンドにいられるのはクローザーの特権。もし任されることになったら、シーズンを通してその喜びを味わえるよう、さらに成長していきたいです」

 谷元は今年で32歳。海外FA権の取得も近づいている。

「メジャーはまったく考えていません(笑)。でも、結果を残していく先に、もしかしたら見えてくるかもしれませんね。僕が武田さんから勇気をもらったように、今度は僕が、身長の低い若手選手やプロを目指している選手の支えになることができたらと思っています」

 4年連続50試合登板、2年連続の日本一、そしてその先へ。プロ球界最小身長ピッチャーの挑戦は続く。

text by Sportiva photo by Murakami Syogo

 苦労人だね。

村田諒太 世界戦実現へ“追い風”王者サンダースとの交渉に光

 ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリスト村田諒太(帝拳)の世界戦実現に追い風だ。

 村田の標的、WBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)への指名挑戦権を持つ同スーパーウエルター級王者サウル・アルバレス(メキシコ)が、フリオ・セサール・チャベスJr(同)と5月6日にノンタイトル戦を行うことが13日、発表された。アルバレス戦を希望していたサンダースのスケジュールが空いたため村田は挑戦交渉がしやすい状況になり、今後が注目される。
(スポニチアネックス)

 村田の世界戦が見たい。

 

 

ホンダが新型シビックタイプRを日本初公開!シビック3モデルが今夏発売!

 ホンダは、新型シビック(CIVIC)シリーズの3モデル、シビック ハッチバック、シビック セダン、シビック TYPE R(タイプアール)のプロトタイプモデルを「東京オートサロン2017」で日本初公開した。3モデルとも2017年夏に日本での発売を予定している。

 シビックは、1972年の発売以来、世界で累計約2,400万台を販売しているグローバルモデル。新型シビックシリーズは、2015年11月の米国でのシビック セダン発売を手始めに、欧州、中国などでも販売を開始し、2016年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、各地域のユーザーに好評を得ている。

新型シビックシリーズは、新設計のプラットフォームを採用し、スポーティーかつ上質な走行性能を実現したほか、居住性、燃費性能、安全性能、デザイン性など、すべての領域で優れた性能を追求した。日本仕様のシビック ハッチバック、シビック セダンのパワートレインには、力強い走りと高い燃費性能を兼ね備え、さらに高出力となった1.5L直噴VTEC TURBOエンジンを搭載する。

シビック セダンは埼玉製作所 寄居完成車工場での生産を予定しており、シビック ハッチバック、シビック TYPE Rはホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド<Honda of the U.K. Manufacturing. Ltd.>での生産を予定している。
(オートックワン)

 NSXは買えないけど、シビック TYPE Rは買える。
 高額なNSXで法人税や相続税の節税対策ができるようだ。

高安、横綱&3大関撃破…来場所に大関つかむ

◆大相撲初場所7日目 ○高安(はたき込み)琴奨菊●(14日・両国国技館)

 東小結・高安が西大関・琴奨菊をはたき込みで破り2敗を守った。この日までの5勝のうち休場した西小結・栃ノ心からの不戦勝以外は1横綱3大関からの白星。先場所7勝8敗と負け越して大関取りに失敗。悔しさをバネに2000年夏場所の魁皇(現浅香山親方)以来17年ぶりの小結での優勝を視野に入れた。カド番の琴奨菊は5敗目と大関陥落の危機に直面。東横綱・白鵬と東大関・稀勢の里は7連勝。平幕の貴ノ岩、蒼国来、佐田の海が1敗で追走する。

 マッチレースに割って入る。高安は一度放った言葉を言い直した。「今場所少しでも白星を重ねて優勝争いする気持ちで…優勝するつもりでやります」。昨年九州場所での大関取りは失敗。振り出しに戻った。17年、再び大関への土台をつくろうとする小結が、全勝の兄弟子・稀勢の里、白鵬のタイマン勝負に割り込むことを高らかに宣言した。

 大関の地位を守ろうとする琴奨菊をものともしなかった。昨年の初場所で賜杯をつかんだ突進を右肩でストップ。「今場所は突きがいいかもしれない」という連打で突き放し、鮮やかなはたき込みで勝負をつけた。「(以前は)毎場所やられてきてたので。勝ち続けることで良い流れで相撲が取れる」。直近の対戦は4連勝で通算で7勝11敗に接近。カド番大関を土俵にはわせた姿には、地位負けしない貫禄すら漂った。

 12勝すれば大関当確だった九州場所。中日から5連敗し7勝8敗と負け越した。「内容の良くない相撲を取って後手に後手に回った。崩れて修正しても勝てない。自分の弱さが出た」。場所前は過去最重量の183キロまで太り、体に負担がかかったことも原因。だが、素材は現4大関と比べても遜色ない。安定感のある左四つだけでなく押し相撲も破壊力がある“二刀流”。「痛いところがない。それだけ」と年明けの快進撃の自己分析も的を射ている。

 平成以降の小結優勝は貴花田(後の貴乃花)、若花田(後の3代目若乃花)、魁皇。最低でも大関以上に上りつめた名力士に肩を並べれば出世への“約束手形”に。既に今場所は1横綱3大関を撃破。「変に肩の力を入れずに、やることをしっかり決めて余裕を持って取れるように」と再び足場固めに挑む今場所。兄弟子と大横綱。2人の背中を追うことで、大関の2文字も自然と近づいてくる。(秦 雄太郎)
(スポーツ報知)

 高安いいね。やっと上位と互角に戦えるようになった。
 ただし、安易に引くのは如何なものか。

琴奨菊5敗目…大関陥落危機 昨年初Vの場所で「すべて負の連鎖」と嘆き節

 「大相撲初場所・7日目」(14日、両国国技館)

 かど番の大関琴奨菊は小結高安にはたき込まれ、2勝5敗となった。昨年初優勝を果たした場所で、2横綱、3大関との対戦を残しており、大関残留へ土俵際に追い込まれた。横綱白鵬は関脇玉鷲を突き落とし、大関稀勢の里は栃煌山を寄り切り、ともに7連勝。トップの2人を、平幕の貴ノ岩、蒼国来、佐田の海が1敗で追う。

 取組後の風呂場に、琴奨菊の「ハ~ア~!!」という大きなため息が響いた。大関死守へ、厳し過ぎる5敗目を痛感しながら、動かぬ体がもどかしかった。

 一年前、必殺のがぶり寄りを武器に圧倒し続けた姿はない。高安に正面から当たったものの、力がない。簡単に起こされて押し込まれると、はたかれて前にバッタリと倒れた。

 支度部屋ではしばらく無言の後「まあ、弱い」とポツリ。その後「自分を信じて前に進むしかない。リセットして、新たな気持ちでいかないとアカンね。何と言っていいか分からないけど、すべて負の連鎖でいっている気がする」と嘆いた。

 昨年の初場所は3横綱を撃破し、初優勝。場所後に新婚の祐未夫人(30)と結婚披露宴を行うなど、幸せの絶頂だった。わずか一年で、32場所在位した大関陥落の危機に立たされた。

 今場所が7度目のかど番で、7日目での2勝はこれまでで最も少ない。今後、2横綱、3大関との対戦を残しており、相手が強くなる中、あと2敗しかできない。土俵下で見守った審判部副部長の友綱審判長(元関脇魁輝)は「足が出ていない。厳しいな」とバッサリと切り捨てた。

 年明けには夫人が第一子を妊娠していることも明かし、4月下旬には父になる。家族のためにも、このまま終われない。「どういうリセットをするかは、しっかり考えないといけない。自信に満ちあふれる、いい相撲が取りたい」。流れを引き戻す白星を切望した。
(デイリースポーツ)

 優勝後の浮かれた姿が敗因の理由だろう。

2017年1月14日土曜日

<トランプ氏>選挙後初の会見 「最多の雇用生む大統領に」

【ニューヨーク西田進一郎】トランプ次期米大統領は11日午前(日本時間12日未明)、ニューヨークの「トランプタワー」で記者会見を開いた。会見を開くのは昨年11月の大統領選で勝利した後は初めて。トランプ氏は、米自動車大手フォード・モーターなどがメキシコ工場建設計画の撤回や米国内工場増強を発表したことに「感謝する」と述べ、「私は最も多くの雇用を生み出す大統領になる」と強調した。

 トランプ氏はまた、「米ゼネラル・モーター(GM)も続くことを期待する」として新たに圧力をかけた。「多くの人々がこれに続き、多くの産業も戻ってくる」と述べ、製薬など他の産業にも米国回帰を求める考えを表明した。

 トランプ氏は、昨年の大統領選へのサイバー攻撃にロシア政府が関与したとされる問題について、「ロシアがやった」と述べる一方で、「私自身はロシアと一切、取引をしていない」と強調した。また、ロシアとは過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで協力する必要があることも指摘。「プーチン露大統領と仲良くできるか分からないが、そうしたいと思っている。そうできるチャンスはある」と述べた。

 また、自身は事業から手を引き、息子2人に引き継ぐことも明らかにした。

 トランプ氏は大統領選中から、主要メディアを「最も不誠実な人たち」などと酷評し、自身に批判的な記事についてはツイッターなどで「口撃」してきた。一方、トランプ氏がツイッターで一方的な発信を続ける手法には批判も出ていた。トランプ氏が最後に公式な記者会見をしたのは、ほぼ半年前の昨年7月27日。最近の歴代大統領は、大統領選が終わって就任するまでに数回の記者会見をしている。トランプ氏は今月20日の大統領就任の10日前まで記者会見を開かなかったことになる。
(毎日新聞)

 強いアメリカになるか、身内企業への利益誘導か。

 

日馬富士、14日から休場…隠岐の海戦で右足太もも痛める

 大相撲の西横綱・日馬富士(32)=伊勢ヶ浜=が初場所7日目の14日から休場することになった。5日目の隠岐の海(八角)との一番で右足太ももを痛め、病院で診察を受けた。6日目の玉鷲(片男波)との一番ではテーピングとサポーターを巻きながら気迫の相撲を見せていたが、症状が悪化。無念の休場となった。十両以上の休場者は栃ノ心(春日野)に次いで2人目。勢(伊勢ノ海)は不戦勝となった。
(スポーツ報知)

 稀勢の里には追い風だろう。

2017年1月13日金曜日

<坂本龍馬>「新国家」専心 暗殺5日前の書簡発見

 幕末の志士、坂本龍馬が慶応3(1867)年に京都で暗殺される5日前に記した直筆の書簡が見つかった。高知県が13日午後、発表した。約1カ月前に将軍、徳川慶喜が大政奉還したことを受けて福井藩の重臣に宛てた書簡で、文中には「新国家の御家計(財政)」という言葉が使われ、同藩士の新政府の財政担当者への出仕を懇願している。龍馬研究の進展が期待できる一級の史料といえ、研究者は「龍馬が新しい国家の樹立を目指して活動していたことが明確になり、歴史的価値は極めて高い」と評価している。【錦織祐一、最上聡】

 ◇福井藩重臣宛て 財政担当者への出仕懇願

 書簡は縦16センチ、横92センチで、11月10日の日付。京都の福井藩邸に滞在していた同藩重臣、中根雪江宛てで、本文中には「龍馬」の署名があった。

 大政奉還を受け、徳川家の親藩だった福井藩の前藩主、松平春嶽の京都入りを「千万の兵を得たる心中」と歓迎。龍馬は同藩士の三岡八郎(後の由利公正)を新政府の財政担当者に推挙していたが、三岡は幕府に強硬な姿勢だったため謹慎処分中だった。そのため、書簡で「三岡兄の御上京が一日先に相成候得ハ新国家の御家計御成立が一日先に相成候(三岡の京都入りが1日遅れれば、新国家の財政成立が1日遅れてしまう)」と訴えている。

 三岡は龍馬暗殺の翌月に京都に入り、新政府の五箇条の御誓文の起草に関わったほか、初期の財政も担当した。

 龍馬の書簡で「新国家」という言葉が確認されたのは初めて。鑑定した京都国立博物館の宮川禎一上席研究員は「龍馬が死の直前まで新政府の樹立、新国家の建設に専心していたことをよく示す、貴重な史料だ。龍馬と福井藩との関係の研究も進展する」と話す。

 書簡は、大政奉還と明治維新から150年を記念して高知県が開催する歴史博覧会「志国高知・幕末維新博」のため、全国の史料を調査する中で発見された。どのように保管されていたかや発見の詳しい経緯は明らかになっていない。3月4日から県立高知城歴史博物館(高知市)で公開される。龍馬の書簡は、暗殺される2日前の11月13日の日付で海援隊士だった陸奥宗光に宛てたものが現存では最後とされる。

 ◇考え色濃く

 三浦夏樹・高知県立坂本龍馬記念館学芸員の話 「新国家」建設に向け、龍馬が尽力していたことを示すものだ。龍馬の文字の特徴は出ているが、数ある書状の中でもきれいで丁寧に書かれており、松平春嶽に見られることも意識したのでは。何よりも国家建設には財政・経済が重要で、その任を担えるのが三岡だという、龍馬の考えが色濃く出ている。
(毎日新聞)
 

鶴竜「なめてかかりすぎた」また金星配給で3連敗

<大相撲初場所>◇6日目◇13日◇東京・両国国技館

 先場所優勝の横綱鶴竜(31=井筒)が、よもやの3連敗を喫した。西前頭2枚目の荒鷲(30=峰崎)の速攻相撲に、なすすべもなかった。左の前まわしをとられると、右に回り込まれ、逆に上手を切られた。さらに頭をつけて寄って出る荒鷲の右のど輪押しで体がのけ反り、あっけなく土俵を割った。

 4日目の御嶽海戦に続く金星配給は通算11個目。立ち合いから初顔合わせとなった荒鷲の速攻に「別人だったね」と戸惑いを隠せなかったようだ。「かみ合わないのか」という問いに「なめてかかりすぎた。何かがおかしい」と、多少なりとも油断があったことを認めた。

 先場所の勢いそのままに3連勝スタートも、よもやの3連敗に「頭がさえていない。落ち着きもない」と首をひねるばかり。残る土俵に向けて「しっかり反省して修正しないと」と、自分に言い聞かせるように話した。
(日刊スポーツ)

 限界だろうか。

浮かせた出張費でスミソニアン博物館など観光 厚労省職員を停職・減給処分

 厚生労働省は13日、米国に出張した社会・援護局の職員3人が、領収書の金額を水増しする手口で出張費を浮かせて、国立公園や博物館へ観光し昼食代に使ったと発表した。40代男性課長補佐を停職1年にしたほか、別の40代男性課長補佐と30代男性係長を半年~3カ月、月額10分の1の減給処分にした。

 3人は不正請求分計1万4184ドル(約145万円)を全額返還。厚労省は不正水増しが常態化していないか、過去5年分を調査するとともに、刑事告訴も検討している。

 厚労省によると、3人は昨年6月~9月、米国立公文書館(メリーランド州カレッジパーク)で、米陸海軍などが作成した戦闘記録から日本兵の遺骨収集につながる資料を集める業務に携わった。

 運転手付きの車両の利用時間や車種をごまかす手口で出張費を多く請求していた。3人は浮いた金を、現地の作業員との昼食代や文房具に使ったほか、近隣のスミソニアン博物館や航空博物館、アーリントン墓地などへ観光したという。

 今年9月に内部の職員から指摘があって発覚。課長補佐については、金額が多く、係長に不正を指示したりしたため、免職に次ぐ重い処分にした。
(産経新聞)

 内部の通報で発覚は、会計検査院は何をしているのだろうか。
 歴代で同じような手口で不正請求していたのだろう。

稀勢の里5連勝!全勝Vなら「綱」あるぞ、横審「優勝期待してます」

◆大相撲 初場所5日目 ○稀勢の里(寄り切り)御嶽海●(12日・両国国技館)

 東大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が御嶽海(24)=出羽海=を寄り切りで下して、初日から5連勝を飾った。2横綱1大関を撃破した新鋭にヒヤリとさせられる場面もあったが、最後は万全の寄り切りで完勝。初日からの5連勝は4場所ぶりで、15戦全勝での初優勝なら一気に横綱昇進の機運も出てくる可能性が高まった。

 落ち着き払った無表情に、稀勢の里の威厳が凝縮されていた。立ち合いから必殺の左おっつけが効かなくても動じない。左を差されて両足が俵にかかっても慌てない。直前に引いた左下手を命綱に、右上手もつかむと胸を合わせて前に出た。御嶽海は土俵を割って観念した表情を浮かべたが、完勝した大関はポーカーフェースのまま。今場所2つの金星を獲得した相手の勢いを完全にのみ込んだ。

 支度部屋でも貫禄の表情は続いていた。「慌てる? 良かったんじゃないですか」。いつも通り目を閉じて相撲を振り返る。口調が強くなったのは、自らがはね返した若手について質問が飛んだときだった。「力がついている? そう思いますよ。見ての通りじゃないですか。善戦? そうだね」。相手の成長を認めた言葉にも、俺を倒すのはまだ早い―という風格が漂っていた。

 10代の頃から豊富な稽古量で今の地位に上りつめた大関はこの日の朝稽古後、稽古不足の声が飛ぶ御嶽海との“稽古観”の違いに言及。「自分は本当の強さを求めてやりますからね。そういう意味では毎日しっかりやることが大事」。アマチュアと学生の2大タイトルを獲得して幕下10枚目格付け出しでデビューした御嶽海は、場所前に追い込まず本番にピークを合わせる。「稽古は大事。でも一番は本場所なんで」と言う新鋭を結果で一蹴した。

 横綱審議委員会の本場所総見で訪れた守屋秀繁委員長も、横綱に一番近い男の相撲に目を細めた。「昨日より目をパチパチしなくなった。精神的に落ち着いていた。優勝を期待していますよ」。昨年は69勝21敗で初の年間最多勝に輝き、先場所は優勝した鶴竜と2差の12勝で優勝次点。今場所は明確な綱取り場所ではないが、全勝優勝なら一気に横綱へという話が出ても不思議ではない。そんな周囲の声にも、稀勢の里は心を乱さずに言った。「明日、明日だからね」。ブレない土俵への信念だけが横綱への道を切り開く。

(網野 大一郎)

 ◆横綱昇進 横綱審議委員会の内規には「大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績を挙げた力士」とある。準ずる成績―に関しては時代により解釈がさまざまで、優勝同点(決定戦負け)や優勝次点が混在。平成以降に誕生した横綱9人のうち、優勝同点→優勝で上がった鶴竜以外は2連覇で昇進している。
(スポーツ報知)

 横綱昇進につながる場所にできるだろうか。また大事なところで負けるのだろうか。

岩瀬仁紀【中日】球界最年長42歳・岩瀬、宝刀スライダー捨て魔球「名もなきボール」と心中覚悟

 現役最年長の中日・岩瀬仁紀投手(42)が12日、伝家の宝刀だったスライダーを捨て、新たな魔球を習得していることを明かした。鳥取市のトレーニング研究施設「ワールドウィング」で自主トレを公開。ブルペンで新球種を交えて52球を試投した。

 その名も「名もなきボール」―。口を真一文字に結んでセットポジションから左腕を振ると、球が打者の手元でクイッと沈んだ。岩瀬いわく「スライダーとカットボールの中間」という球種。打席に立った小林広報は「直球と同じ軌道で来る」と目を見開いた。変化球ではあるが、リリース直後に打者から見て、ボールの軌道が外側に膨らむ感覚が皆無だというのだ。

 一般的なスライダーは利き手の人さし指と中指をそろえて握るが、「名もなき―」は2本の指を開いてボールの縫い目に沿わせて握る。同時に「ナンバリング27」という、比較的変化の小さい同系統の球種も披露。背番号13は「一本化するのか両方使うのか、まだ分からない」としながらも、現時点で決断したのは「今までのボールじゃ通用しないことは去年分かった。もう投げない」と、かつての決め球を封印することだ。

 05年に日本記録の46セーブをマークするなど、史上最多の通算402セーブを積み上げた。全盛期には、その指先から「死に神の鎌」と恐れられた真横に滑るスライダーが放たれた。最大の武器を失うことになるが「怖くないですよ。半分、去年で辞めようと思ってたくらいだから」と開き直った。「結果を出せなければ辞めると言い続けている。ダメなら潔く…とね」。15年は1試合も登板できず、昨季も15試合で0セーブ。捨て身のレジェンドが魔球で進退を懸ける。(田中 昌宏)

 ◆岩瀬の魔球遍歴

 ▽チェンジアップ 04年キャンプで山本昌氏から伝授されたが実戦で投げず。

 ▽S字シンカー 10年、スライダーの軌道からシュートして落ちていく新球で、自身の背番号から「ナンバリング13」と命名。打者の手元で小さくシュートする「シュット」も模索。

 ▽ナックル 13年に投入。アマチュア時代に操っていた球種でもあった。

 ▽スクリューボール 14年に山本昌氏と共同開発したスクリューボール系の「ナンバリング34」を開発したが、実戦投入はせず。

 ▽カットボール 14年にはマリアーノ・リベラ(元ヤンキース)の決め球のマスターにも挑む。

 ▽ツーシーム 昨年はツーシーム系の「ナンバリング29」を習得。キャンプでも試したが、公式戦では従来のシュートを投げた。
(スポーツ報知)

 結果を出せるか。抑えるか、打たれるか。

2017年1月12日木曜日

クローンビジネス ペットのクローン

 亡くなった愛犬がもう一度、自分の元に戻ってきたら? 何もかもそっくりなペットをもう1匹、そばに置くことができたら? クローン技術によってそれを実現させてくれる施設が韓国・ソウルにあるという。「スアム生命工学研究所」。日本を含む国内外の愛犬家から依頼を相次いで受けるほか、世界中から軍用犬や警察犬のクローンの依頼もあるという。価格は1匹1千万円。「科学の成果を実社会で役立てるのは当然」とする研究所に対し、「神を冒とくするビジネス」という批判も止まない。しかも研究所の主宰は、論文捏造事件でソウル大学教授の職を追われた学者だ。懐疑の目が消えぬ中、この10年間で既に800匹以上のクローン犬を世に送り出したという。(Yahoo!ニュース編集部)

鶴竜が序盤で連敗!高安に突き落とされる

◆大相撲初場所5日目 ●鶴竜(突き落とし)高安○(12日・両国国技館)

 東横綱・鶴竜(31)=井筒=が東小結・高安(26)=田子ノ浦=に突き落とされ、序盤で連敗となった。

 鶴竜は立ち合い、高安と突き合い、はたきに耐えたが、左からの突き落としで場タンスを崩し、前に落ちた。4日目に西前頭筆頭・御嶽海(24)=出羽海=に押し出されたのに続き連敗となった。

 高安は3勝2敗と白星先行でインタビュールームへ。「まわしほしかったんですけど、立ち合いから突き放していきました。白星先行しているので、気持ちよく明日から取りたいです」と話した。
(スポーツ報知)

 金星・白星貢献で鶴竜も、もう限界だろうか。

モーニング編集長が読者に謝罪 朴容疑者は「進撃の巨人」担当ではなく「掲載誌の創刊スタッフ」

 講談社は11日、同社の青年コミック誌「モーニング」編集次長の朴鐘顕(パク・チョンヒョン)容疑者(41)が10日に妻殺害容疑で警視庁に逮捕された件について、漫画誌「モーニング」ホームページにメッセージを掲載。騒動を謝罪すると共に、職歴で一部間違って報じられていると否定した。

 16時40分に「読者の皆さまへ」の題名で、同誌の宍倉立哉編集長名による文章を掲載。「小誌編集部員の逮捕によって世間をお騒がせし、読者の皆さまにもご心配をおかけしましたこと心よりお詫び申し上げます」としつつも、本人が無実を主張していることから「捜査の推移を見守りつつ、社としても編集部としても慎重に対処してまいります」とした。

 また、一部で「『進撃の巨人』の立ち上げ担当」と報じられていることは事実でないと否定。掲載紙「別冊少年マガジン」の創刊スタッフで、「進撃の巨人」を担当したことはないと否定した。

 朴容疑者は昨年8月、東京都文京区の自宅で妻を殺害したとして10日に警視庁捜査1課に逮捕された。昨夏に妻の死亡が明らかになった際に説明を変遷させるなど不審な点があったため、同課が捜査していた。朴容疑者は容疑を否認している。
(スポーツ報知)

 優秀な編集者を演出するには、進撃の巨人が必要だったのだろう。

マエケンWBC辞退へ ドジャース近日中にも断り…マー君も厳しく

 ドジャースの前田健太投手(28)が、3月に行われる第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に不参加となることが10日(日本時間11日)、分かった。

 ド軍は昨季チーム勝ち頭の16勝を挙げた前田が地区5連覇と悲願の29年ぶり世界一に欠かせないと高く評価。故障のリスクを抱えるWBC出場に難色を示していた。侍ジャパンは準決勝で敗退した13年の前回大会でエースとして支えた右腕がいない状況で世界一奪還へ挑む。

 4年前の侍エースだった前田の不参加が決まった。前回大会では不慣れなWBC公式球にも適応し、3試合に先発して2勝1敗、防御率0・60。チーム最多の15イニングを投げ、失点は敗れた準決勝の1点だけだった。ベストナインにも選出された右腕について、小久保監督も先発投手陣の柱として招集を強く望んでいた。

 メジャー1年目の昨季は一度も先発ローテーションから外れず、32試合に先発して16勝11敗、防御率3・48の好成績を挙げ、ドジャースの地区4連覇に大きく貢献した。ただそれだけに、万が一にも欠くことのできない投手陣の柱として、チームでの立場も変わった。

 開幕直前で大事な調整期間にあたり、故障のリスクも抱えるWBCへ、先発投手の出場は特にハードルが高い。ファーハン・ザイディGMは「野手より投手の出場が心配。今季は終盤に疲れが見えたので、始動が早まるのはどうか」と早くから選出へ否定的な見解を示していた。前田は入団交渉時のメディカルチェックで右肘に「イレギュラーな問題」が見つかり、基本給を抑えて、出来高を厚くした異例の8年契約を結んだ経緯もある。昨季の活躍で不安を払しょくした一方で、余計な負担をかけたくないのも首脳陣の本音である。

 前田自身は「前回悔しい思いをしたし、日の丸を背負って戦うのは光栄なこと。出たい気持ちはもちろんある」と出場への意欲を口にしていた。年明けには、沖縄県で広島時代の同僚と自主トレをスタート。WBC出場の道を模索していたが、大リーグ関係者によると、近日中にもド軍側から侍ジャパンへ断りの連絡が入る運びという。

 日本人大リーガーではヤンキース・田中の選出も極めて難しい状況だ。昨季はチーム唯一の2桁となる14勝を挙げ、エースとして活躍した。それだけにチームにおける依存度は前田よりも高い。14、15年には故障により長期離脱しており、ヤ軍側も余計なリスクは背負いたくない。タイムリミットは刻一刻と迫る。

 既に上原も新天地となるカブス側が出場に難色を示し、辞退を表明した。アストロズ・青木が追加選出されたが、頼みの投手陣は大リーガー抜きのままだ。「(大リーガーは)必要だと思っています。招集する方向で交渉していきたい」と話していた小久保監督。入れ替え可能な10人の予備投手枠に入る可能性は残されるが、世界一奪回構想はさらなる練り直しを迫られることとなった。
(スポニチアネックス)

 計算できる投手がいないと、大谷が二刀流で頑張っても世界一は難しい。

2017年1月11日水曜日

御嶽海、鶴竜撃破でまた金星!白鵬は4連勝 初場所

<大相撲初場所>◇4日目◇11日◇東京・両国国技館

 前頭筆頭の御嶽海(24=出羽海)がまたも金星を挙げた。2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(31=井筒)が引いたところを一気に出て押し出した。2日目の横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)に続き2個目の金星で3勝1敗とした。鶴竜は3勝1敗。

 横綱白鵬(31=宮城野)は、小結栃ノ心(29=春日野)を右四つがっぷりからの力相撲で寄り切り4連勝を飾った。

 2日連続金星を配給していた日馬富士は、前頭2枚目荒鷲(30=峰崎)を速い攻めで寄り切り2勝2敗とした。

 大関稀勢の里(30=田子ノ浦)は前頭2枚目松鳳山(32=二所ノ関)の押しを右足1本で残して突き落とし、4連勝をマークした。

 大関豪栄道(30=境川)は、前頭筆頭の宝富士(29=伊勢ケ浜)を右すくい投げで下し2勝2敗の五分に戻した。

 かど番の大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)は、新関脇正代(25=時津風)に寄り切られて2勝2敗となった。

 大関照ノ富士は、前頭3枚目の勢(30=伊勢ノ海)にすくい投げで敗れ3敗目を喫した。

 人気力士の前頭4枚目の遠藤(26=追手風)は、同5枚目の嘉風(34=尾車)に動き負けずに押し出し2勝2敗とした。

 小兵の前頭9枚目石浦(27=宮城野)は、もろ差しから左へ左へ回り込んで同11枚目輝(22=高田川)を押し出し初日を出した。

 十両3枚目の宇良(24=木瀬)は土俵際、同筆頭の豊響(32=境川)の押しを海老ぞって耐え、逆襲から渡し込んで4連勝とした。
(日刊スポーツ)

 明日の稀勢の里は、御嶽海に勝てるだろうか。

日本ハム連覇へ、補強ポイント埋める24歳左腕獲得 栗山監督「ローテ入り期待」

昨季メジャー25試合登板のベネズエラ出身エスコバー「補強ポイントだった左のパワーピッチャー」
 日本ハムは11日、前インディアンスの左腕エドウィン・エスコバー投手と契約合意に達したと発表した。

 エスコバーはベネズエラ出身の24歳。2008年に16歳でレンジャーズに加入し、ジャイアンツを経て、2014年に移籍したレッドソックスでメジャーデビューした。昨年4月に戦力外となり、ダイヤモンドバックスと契約して25試合に登板。シーズン終了後にはインディアンスに移籍していた。

 メジャー通算27試合登板で1勝2敗、防御率7.01。昨季は25試合登板(2試合に先発)で1勝2敗、防御率7.23だった。3Aでは通算63試合に登板(48試合に先発)し、12勝16敗、防御率4.63の成績を残している。

 昨季、10年ぶりの日本一に輝いた日本ハムは、ブランドン・レアード内野手、ルイス・メンドーサ投手、クリス・マーティン投手が残留したものの、日本シリーズで活躍したアンソニー・バース投手はメジャー復帰を目指して退団していた。

 エスコバーは「以前から日本のプロ野球に関心を持ち、いつかは挑戦したいと強く望んでいた中、ファイターズから最高の機会をいただきました。家族共々、感謝の気持ちでいっぱいです。日本という素晴らしい国、素晴らしい人々の中で新たな生活が始まることを楽しみにしています。何より、ファイターズのメンバーとして連覇に挑戦できることに、すでに気持ちが高ぶっています」とコメントを発表。

 また、栗山英樹監督は「補強ポイントであった左のパワーピッチャーの獲得が決まり、大変心強く思います。昨年はメジャーで25試合登板、しかも24歳という若さでファイターズの一員となることをよく決断してくれました。常時150キロ級のストレートを投げ、先発とリリーフの両方を経験しているのは大きな強みです。現状でもローテーション入りを期待していますが、駐米スカウトの報告からは日本への順応性とまだまだ成長する可能性を感じます。日本一連覇への貢献はもちろん、彼自身の野球人生が大きく飛躍することを信じています」とコメントしている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 結果だけを見ると、使えない気がするけど、伸び代があるだろうか。

大谷翔平 日本ハム “無ッ”塩対応のワケ メディア出演の制限解除で出ずっぱり

「『無』ですね。本当に無いので」

 日本ハムの二刀流、大谷翔平投手(22)は千葉・鎌ケ谷市で自主トレを公開した6日、報道陣の「今年を表す漢字を一文字で」という“むちゃぶり”に、投げやり気味にそう答えた。

 漢字を書くための色紙を差し出された本人は、気が進まない様子。何度も「ありません」と断ったが、テレビ局から懇願され、「『無い』って書いていいですか?」と断りを入れた上で受け取った色紙にしたためた。

 「特に無しってことで。無心でやりたい。無駄な欲はいらないので」とのコメントで、この話題を終わらせた。

 右腕が示した『無』は、昨年12月にも「1年の総括」にとテレビ局からリクエストを受けた際「何も達成していないので」と無理にひねり出したもの。ことあるごとに“今年の漢字”をと求められては、うんざりするのも無理はない。

 この日はロンドン五輪背泳ぎ女子100メートル銅メダリストでスポーツキャスターの寺川綾さんがテレビ朝日系『報道ステーション』の取材に訪れていた。先輩アスリートの「なぜ室内練習場の隅で打撃練習を行ったのですか」という質問にも、「1人で静かに練習したいので」「とにかく静かに練習したかった」とそっけなかった。

 新年早々ご機嫌斜めなのにはワケがある。昨年末に芸能事務所のホリプロとマネジメント契約を結び、年末年始には『紅白歌合戦』をはじめテレビ、ラジオなど20近い媒体に登場した。

 実は日本ハムでは、プレーに専念する環境を整えるため、原則として高卒選手は5年目のオフまでテレビ番組などのメディア出演が制限されている。大谷は4年目のオフだが、1年前倒しで解除された格好だ。

 球団関係者は「本人の自覚が十分にあるから」と説明するが、来オフにはメジャー移籍の可能性があるため、商品価値が高いこのオフのうちに露出しておきたい事情が見え隠れする。

 「練習量は落とさないようにしていた」と話す大谷だが、多忙のため年末年始の地元・岩手への帰省は断念。普段は気さくな二刀流が不機嫌になるのも仕方がないか。 (片岡将)
(夕刊フジ)

 メディア出演のためのホリプロ契約か。
 メディア出演が嫌いになっただろう。
 

大松尚逸 ヤクルト、ロッテ戦力外の大松獲りへ!『セ界遺産』認定目指す

 ヤクルトが、昨季限りでロッテを戦力外となった大松尚逸内野手(34)の獲得に乗り出していることが9日、分かった。2月の沖縄・浦添キャンプ中に入団テストを実施するが、すでに編成担当者が面談などを行い、昨年5月に負った「右アキレス腱(けん)断裂」の大けがも回復していると判断。入団は確実の状況だ。

 通算6本の満塁弾を放ち、驚異的な飛距離の本塁打を生み出すことなどから、熱狂的なロッテファンに『世界遺産』とあがめられる大松の現役続行への執念が実りそうだ。声をかけたのは真中ヤクルト。左の大砲をさがし、新外国人獲得やトレードを含めて検討を重ねてきたが、昨季限りでロッテを戦力外となった大松が急浮上した。

 大松は2005年、東海大からドラフト5巡目でロッテに入団。08年から3年連続で2桁本塁打を記録したが、近年は若手の台頭などで出場機会が激減していた。さらに大けがのアクシデントも追い打ちをかけた。昨年5月29日のイースタン・リーグ、楽天戦で走塁中に右アキレス腱(けん)を断裂し、全治6カ月の重傷。昨季終了後に戦力外通告を受けた。

 ロッテには2軍打撃コーチ転身を打診されたが「やり残したこともある」と現役続行の道を模索。2軍施設のロッテ浦和球場などで、黙々とリハビリ、トレーニングを積んでいた。

 ヤクルトの編成担当者は、数回にわたり大松と個別面談を実施し故障した右足の状態は良好と判断。2月の沖縄・浦添キャンプにテスト生として招待することを決定し、獲得内定の状況だ。新天地のヤクルトで『セ界遺産』認定を目指す。
(サンケイスポーツ)

 復活なるか。

2017年1月10日火曜日

16年訪日客、2400万人=4年連続で過去最高―石井国交相

 石井啓一国土交通相は10日の閣議後記者会見で、2016年の訪日外国人数が2403万9000人だったと明らかにした。15年の1973万7409人を21.8%上回り、4年連続で過去最高を更新した。中国、韓国、台湾からの訪日客が大きく増えた。格安航空会社(LCC)を含む航空路線の拡充のほか、入国査証(ビザ)緩和などの取り組みも寄与した。

 政府は20年に訪日客4000万人の目標を掲げている。石井国交相は「15年をベースに年間15%ずつ伸びれば、目標を達成できる」と語った。訪日客の国・地域別の内訳など詳細は、日本政府観光局が今月17日に発表する。

 菅義偉官房長官は記者会見で、「ビザの戦略的緩和や(消費税の)免税拡充など大胆な取り組みを矢継ぎ早に実行したことが大台につながった」と指摘した。
(時事通信)

 爆買いが終わりなら、中国人観光客は要らない。

NHKの40代男性職員が受信料数十万円を着服疑い 調査中の昨年に死亡

 NHKは10日、横浜放送局営業部に所属していた40代の男性職員が受信料数十万円を着服していた疑いがあると発表した。職員は、NHKが調査を進めていた昨年10月中旬に死亡したという。

 NHKによると、職員は平成27~28年、受信契約に関する架空の伝票を複数回にわたって作成。受信料を先払いしている受信契約者らの個人情報を悪用し、契約を解除したように装うなどして払戻金を着服していたとみられる。NHK広報部は、個人情報を悪用された契約者への影響は「ない」としている。

 NHKは昨年10月に内部調査を始めたが、直後に職員は死亡した。NHKは今後も調査を続け、被害額を確定させた上で、遺族らに弁済を求める方針。NHKは「誠に遺憾であり、再発防止に努めます」としている。
(産経新聞)

 公務員的な発想で、上司の責任を問わず、うやむやにしたいだけなのだろうか。

増井抑え復帰 栗山監督へ直訴「気持ち伝わった」

 日本ハム・増井の抑え再転向が決まった。千葉・鎌ケ谷の室内練習場で栗山監督と話し合い「抑えをやりたいです」と伝え、指揮官も「気持ちは伝わった。基本的には抑えの形」と了承した。

 昨季は開幕から不振で8月に先発転向。10勝を挙げて日本一に貢献したが、シーズン後に抑え復帰を訴えていた。「チームにとってどちらがいいか分からないが、先発をやって後ろ(救援)がいればいるほど楽だと感じた」と増井。昨季21セーブを挙げたマーティンと抑えの座を争うことになる。
(スポニチアネックス)

 先発だと15勝くらいできそうだが、抑えだろうか。

初金星の御嶽海に八角理事長「圧力もついてきた」

<大相撲初場所>◇2日目◇9日◇東京・両国国技館

 横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)から初金星を挙げた西前頭筆頭の御嶽海(24=出羽海)を、協会トップの八角理事長(53=元横綱北勝海)は「技能相撲」と評した。

 右四つに組み止められた御嶽海は、左上手を取られ不利な状態に。だが、強引ともいえる日馬富士の上手投げを重い腰で残すと、右の下手を引き、腰をぶつけるように密着させ、右膝もうまく使いながら前進。何とか回り込もうとする横綱を追い詰め寄り切った。

 八角理事長は「日馬富士に油断があったわけではないと思うが」と前置きした上で「御嶽海は相手の逃げ場をなくして、腰をぶつけながらうまく出た。技能相撲」と評価。さらに「日馬富士の攻めのまずさがあったにせよ、あの形で勝つのだから自信もつくだろう。圧力もついてきた」と評価した。また、横綱の攻め方にも言及。「楽に勝ちに行った。もっと前に前に出て、苦労して勝とうとしなければ。投げを打つのも、もっと前に出ながらでないとね」と墓穴を掘った形の、日馬富士の相撲を分析した。
(日刊スポーツ)

 御嶽海いいね。

2017年1月9日月曜日

清宮幸太郎はプロか進学か?識者が独自の見解を語った

 高校通算78発を誇る高校球界NO1スラッガーの早実・清宮幸太郎内野手(2年)は今秋ドラフトの超目玉。プロ志望届を提出するか否か、その決断にも注目が集まることになる。清宮はプロに行くべきか、あるいは進学すべきか。今年からスタートする「週刊報知高校野球」の第1回では「対論」と題し、識者4人(うち3人分をWEB掲載)がそれぞれの見解をつづった。あなたはプロ派ですか、それとも進学派ですか。

 【超高校級から0発…大学で技術磨け】「報知高校野球」編集長 日比野哲哉

 清宮は日本球界の宝だ。昨秋、高校2年生でドラフト対象となったとしても1位指名されただろう。そんな逸材だからこそ、高校野球に続いて大学野球も盛り上げてもらいたい。けがさえなければ、高校通算最多とされる山本大貴(神港学園―JR西日本)の107本塁打を超えるのは間違いない。早大に進学すれば、巨人の高橋由伸監督が慶大時代に放った東京六大学リーグ最多の23本塁打を大幅に更新する可能性は十分ある。

 高校からプロ入りしたら、2、3年は表舞台から姿を消すかもしれない。「報知高校野球」16年11月号に清宮の高校通算71号までのリストを掲載した。本塁打を放った投手を見ると、プロ入りした投手は楽天の育成1位・千葉耕太(花巻東)1人だけ。高校トップレベルの投手からは、まだ本塁打していないのだ。プロで守れるのは一塁だけ。パ・リーグなら指名打者があるが、外国人選手を含む中軸打者と争わなければならない。

 東京六大学のエースたちを相手に技術を磨けば、プロ球団がポジションを空けて待つほどの打者になるだろう。高校、大学、プロと表舞台に立ち続け、子供たちに夢を与え、小中学生の野球人口を増やしてほしい。それができる“宝”なのだから。

 【高校70発以上の左はプロで伸び悩む】スポーツ報知 ベースボールアナリスト 蛭間豊章

 清宮にはまずは東京六大学野球の舞台に立ち、1年春から早大の主軸に座って打ちまくり、昔のように神宮球場に超満員のファンを呼んでほしい。アマの国際大会で世界を席巻してからでも、プロ入りは遅くない。

 進学を推すもう一つの理由は、高校通算70本塁打以上でプロ入りした選手のうち、左打者が伸び悩んでいることもある。高校時代とプロ入り後の本塁打数は、


 [本] 選 手 (出  身)プロ
 86大島 裕行(埼 玉 栄) 23
 83鈴木  健(浦和学院) 189
 78清宮幸太郎(早  実) ★
 74伊奈 龍哉(近  江) 0
 71大野 貴洋(所 沢 商) 0
 71高橋 周平(東海大甲府) 21


 西武などで189本塁打を放った鈴木がただ一人の及第点。その点、高校通算70発以上でプロ入りした右打者は7人いるが、


 87中田  翔(大阪桐蔭) 161
 83中村 剛也(大阪桐蔭) 330
 70城島 健司(別府大付) 244
 70平田 良介(大阪桐蔭) 78


 と4人がスターになっている点も興味深い。

 近年では筒香嘉智(DeNA)、かつては松井秀喜(元巨人)らが左のスラッガーとして大成したが、2人は高校時代60本台だった。プロ入り当初は左投手が登板した際には外されるケースが多いため、一流になるまでに時間がかかっている。プロ入り即、常時出場するには大卒が一番。早大進学を勧めたい。

 【自分以上の存在がいる世界で学べ】流しのブルペンキャッチャー 安倍昌彦

 清宮幸太郎はプロに進んでほしい。ただし、少々条件付きだ。

 一見すばらしく見える彼の打撃だが、唯一支配できていないのが<間>、つまりタイミング。高校生レベルの投手相手なら抜群のスイングスピードと卓越したバットコントロールで圧倒して、それで済んでしまっているが、相手が<超高校級>になると、昨秋の東京大会決勝で日大三・桜井の140キロ前後の速球とプロ並みの鋭さのスライダーに5三振を喫したように、<間>がとれていないことが露呈する。

 <間>とは本来、天性のもので、人が教えて会得できるものでないと考えるが、<怪物・清宮>に限って、同系の怪物仲間の打撃を間近に観察することによって、最大の難関である<間>を支配できると信じる。

 よって、進むべきは大谷翔平の日本ハム、筒香嘉智のDeNA、吉田正尚のオリックス、山田哲人のヤクルトの4球団。あのパワーとバットコントロールに、ゆったり呼び込んで乗せて運ぶタイミングが加われば、文字通り<無敵>のスラッガーが誕生するだろう。一方、進学したらどうか。今の状況なら、大学1年春からいきなり学生NO1打者だろう。自分以上の存在のいる世界でのみ、人は成長できるのではないだろうか。

 ◆「報知高校野球」とは? 1978年に創刊され、今年で39年を迎える高校野球専門誌。偶数月発売(奇数月号)。春夏の甲子園大会を始め、各地区大会の詳細データや注目選手の特集などが掲載され、高校野球ファンのバイブル的存在。球児にとって同誌に取り上げられることは一種のステータスになっており、数多くのプロ選手が誌面からスターへと旅立っていった。次号の3月号は2月6日発売予定で、センバツ出場32校の大特集。キャッチコピーは「白球と青春を語るマガジン」。
(スポーツ報知)

 確かに一流の投手を打てていないことが気になる。

谷元圭介 日本ハム 4年連続50試合登板へ“二刀流トレ”

 日本ハムの谷元圭介投手(31)が8日、千葉・鎌ケ谷で自主トレを行い、4年連続50試合登板に向けて、“二刀流トレ”に励んだ。ブルペンの傾斜を使ってキャッチボールを行った後は、打撃マシンを使って、腰を低く下げた状態から緩いボールを打ち返す練習をこなした。右腕は「下半身の使い方だったり、バットを使うことでリスト(手首)を鍛えられる」と意図を説明した。

 昨年はチーム最多タイの58試合に登板し、3勝2敗3セーブ、防御率2・32と抜群の安定感でチームのリーグ優勝に貢献。日本シリーズでは胴上げ投手も経験した。それでも全てに満足している訳ではない。「大きく(フォームが)崩れたりはしていないけど、もう少しいい投げ方があるのでは。足の上げ方などは変えている」。キャンプインを前に、フォームの微調整を行っていることも明かした。

 6日には出身地の三重・鈴鹿市から「鈴鹿市シティセールス特命大使」を委託されるなど、地元からも今年の活躍を期待されている。「50試合登板は最低ラインとして達成したい」。今やチームの中継ぎ陣に欠かすことのできない男が、さらなるレベルアップを図る。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 目立たないけど、素晴らしい仕事をしている。

 

マニー・ラミレス、四国IL高知との入団交渉大詰め

 インディアンス、レッドソックスなどで活躍し、大リーグ通算555本塁打を誇るマニー・ラミレス外野手(44)が、独立リーグの四国IL高知と行っている入団交渉が大詰めを迎えていることが8日、分かった。

 すでに高知の球団幹部が渡米し、近日中にラミレスと直接交渉がもたれる。昨年11月にラミレス側が仰天の逆オファーをし、高知は受け入れる姿勢を示してきた。

 ◆マニー・ラミレス 1972年5月30日、ドミニカ共和国生まれ。91年ドラフト1巡目(全体13位)でインディアンス入団。93年に初昇格し、99年に165打点で初タイトル。01年からレッドソックス入りし04年に本塁打王、ワールドシリーズMVP。レイズ入りした11年に2度目の薬物使用が発覚し一時引退。その後は複数球団とマイナー契約を結び、13年には台湾リーグでプレー。14年はカブス傘下マイナーで選手兼打撃コーチ。メジャー通算2302試合に出場し、歴代15位の555本塁打、同18位の1831打点。ポストシーズン通算29本塁打は歴代1位。183センチ、102キロ。右投げ右打ち。
(日刊スポーツ)

 日本のプロ野球を視野に入れてのことだろう。

2017年1月8日日曜日

成人式「なめんなよ!」「やってやるぜ」ステージ乱入を制止…茨城・つくば市で式典が一時中断

 茨城県つくば市で8日に開かれた成人式の式典「つくば市成人の集い」は、ステージに駆け上がろうとした新成人が進行を妨害し、式典が約8分間、中断するなど混乱が生じた。県警つくば中央署は警備を担当した警察官の職務を妨害したとして、公務執行妨害の容疑で、新成人の会社員の少年(19)=同県土浦市=を現行犯逮捕した。

 会場のつくばカピオ(同市竹園)周辺は式典が始まる前から、暴走族を思わせる奇妙な車が爆音をとどろかせ、一部の新成人は「なめんなよ」「やってやるぜ」とすでに興奮状態。式典開始当初から、新成人数人が大声をあげて進行を妨害した。

 新成人代表の誓いの言葉の後、五十嵐立青(たつお)市長が新成人に贈る言葉を述べている最中、会場から突然、「おい、五十嵐、覚えているか。オレはお前の運転手をしていたんだぞー」と声が飛んだ。

 市長は「ありがとー」とにこやかに応じたが、市長のあいさつの間もステージに近づこうとした新成人数人が警備員や市職員らに制止されていた。

 次に市議会の塩田尚(ひさし)議長のあいさつが始まると、羽織袴(はかま)姿の新成人1人がステージに駆け上がろうとして関係者に止められ、司会者がついに「これ以上、進行できません。式典を中止します」とアナウンス。この後も暴れていた新成人数人が制止されたり、説得されたりしながら会場外に出された。

 式典再開は約8分後。会場はざわついていたが、議長のあいさつが再開され、来賓紹介や祝電披露などと厳かに進行した。

 つくば市によると、ステージ上に来賓として石井啓一国交相(衆院比例北関東ブロック)がいたため、会場内には警察官が待機。昨年の水戸市の式典が混乱したことなどを受け、警察官は昨年より多い15人以上、民間警備員も昨年より増やしたが、混乱を防げなかった。

 式典の混乱について、新成人の男性(20)は「多くの人が久しぶりに友達に会うことを楽しみにしていた。ほとんどの人は大人になる自覚も持っている」と憤りを隠せない様子。晴れ着姿の女性(20)は「両親が精いっぱい、私の晴れ姿を見ようと着物をそろえてくれたのに…」と唇をかんでいた。

 逮捕者まで出た晴れのセレモニー。式典直後、五十嵐市長は「(式典が)中断したのは事実で、責任を取るのが大人だ」と述べた。

 ただ、つくば市は8日、市長自身が7日朝に市内で乗用車を運転中、追突事故を起こしたと発表。けが人はなかったが、五十嵐市長は「安全運転を率先する立場でありながら、事故を起こして申し訳ない」とする謝罪のコメントを出した。

 茨城県内では8日、39市町村で新成人の門出を祝う成人式が開かれた。県教育委員会によると、平成28年度の県内の新成人は2万9623人。前年度から739人増えたが、2年連続で3万人を下回った。つくば市の成人式で混乱が生じたが、新成人の逮捕者が出るなど昨年の式典が荒れた水戸市は大きな混乱もなくセレモニーを終えた。常総市など5市村では7日に式典が開かれた。
(産経新聞)

日本ハム 大谷翔平、自身の「パワプロ」数値に“不満”漏らす「想定より低い」

ゲーム内の自身の能力値に不満、「コントロールとスタミナが…」
 日本ハムの大谷翔平投手が8日、都内で行われたコナミ「パワプロフェスティバル2016 決勝大会」に出席。ゲーム内の自身の投手能力に“不満”を漏らした。

 「実況パワフルプロ野球2016」では投手・大谷は最速163キロ、コントロールE、スタミナB、変化球フォーク5、スライダー3、スローカーブ2とされ、回復A、打たれ強さB、ノビCなどの特殊能力が付いている。

 大谷本人が不満を見せたのはコントロールとスタミナ。「自分のコントロールとスタミナが想定していたより低い。ショックでした」と打ち明けた。また、自身が同ゲームでよく使っていた選手について「(巨人の)松井選手。同じ左打者をよく使ってました」と明かした。

 囲み取材前には中日・平田良介外野手とゲームで対決。「めっちゃ強かったです。ちょこっとだけやりましたが、全く歯が立たない」とポツリ。ゲーマーの平田からは「野球で負けている分、パワプロで」と思わぬ本音を明かされ、二刀流は笑顔を浮かべていた。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 妥当のような気がするけど。

巨人のFA補強 ファンの「人的補償予想」が大盛り上がり

 プロ野球界は現在オフシーズンの真っ只中。野球ファンは退屈しているかと思いきや、FA(フリーエージェント)を巡って大いに盛り上がっている。

 毎年多くのドラマを生むFA戦線だが、今年も主役となったのは巨人だった。過去に落合博満、広沢克己、清原和博、工藤公康、江藤智、小笠原道大、杉内俊哉など、他球団の4番バッターやエースを獲得したことがあるが、今オフは森福允彦(ソフトバンク)、山口俊(DeNA)、陽岱鋼(日本ハム)と、史上初となる“3人獲り”を敢行し、他球団ファンからはため息が漏れている。

 しかしFA獲得には人的補償というリスクが伴う。人的補償とは、FA選手が所属していたチームが、移籍先チームの中から選手を獲得できるというもの。今回の巨人の場合、山口と陽にこのルールが適用され、28人のプロテクトリスト(※)から漏れた選手の中から1人、選手を獲ることができる(「金銭補償」も可能)。
※プロテクトリスト…人的補償から守られる選手

 プロテクトリストは公表されないため、野球ファンの間では毎回「誰をリストに入れるか、誰をリストから外すか」を巡って激論が交わされるが、今回もネットでは大激論に。1月5日に発表があった山口については、

「ジャイアンツの人的補償は明日発表か、、 平良、中川、江柄子、西村あたり危ういぞ」
「人的補償は今村平良中川あたりとれたら嬉しい」
「山口俊の人的補償は誰かな?若手のピッチャーっぽいね。平良とかね」
「明日、元11番の人的補償発表の日だけど… 西村か今村って声多いけどワイはあえて平良と言っておこう」

などと予想する声があがるなか、結局、DeNAは高卒4年目の右腕・平良拳太郎を獲得。一方、陽に関しては、

「人的でファイターズ行ったとしても出れるポジション無くない? 金銭補償かな」
「平良獲られたし、金銭かな?」
「陽岱鋼の人的補償の続報が無いなぁ。 やっぱり金銭選手かな?」
「陽岱鋼の(ファン的)人的補償候補に吉川の名前が多いんやがこれは吉川大幾なのか???」
「陽岱鋼の人的補償は 内野手っぽいけど 吉川大幾、寺内、片岡らへんかな?藤村、中井、脇谷もありえそう笑」
「予想 西村と藤村」

 などの憶測が広がっていたが、6日に金銭補償であることが発表された。

 人的補償と金銭補償、2通りの決着で幕が下りた今回の巨人のFA戦線。ただ、巨人は過去に、大竹寛の人的補償で広島に移籍した一岡竜司が、その年のオールスターに選ばれるほど大活躍するという苦い経験をしたこともある。山口の補償となった平良が大活躍すると、巨人にとっては予想外の展開となるか…。移籍した選手たちの来シーズンの活躍に注目が集まりそうだ。
(金子則男)
(R25編集部)

 巨人にドラフト指名される選手がかわいそう。

南極で巨大氷塊が分離へ 海面上昇の恐れ

【AFP=時事】英国の研究チームは6日、南極のラーセンC(Larsen C)棚氷から近く、米ニューヨーク(New York)のマンハッタン(Manhattan)島の100倍近い面積を持つ巨大な氷塊が分離する見込みだと発表した。

 厚さ350メートルで指の形をした氷塊は、今までゆっくり分離が進行していたものの、昨年12月末になって突然、亀裂の長さが18キロメートル伸びた。また亀裂の幅も2011年には50メートルだったものが、現在では500メートルまで拡張。氷塊は現在、そのごく一部が棚氷とつながっている状態にある。

 英ウェールズ(Wales)にあるスウォンジー大学(Swansea University)の教授で、西南極の氷層の変化を記録する英団体「プロジェクト・マイダス(Project Midas)」を率いるエイドリアン・ラックマン(Adrian Luckman)氏は、氷塊が今後数か月以内に完全に分離する見込みだと語っている。

 棚氷からの氷塊の分離は自然現象だが、そのペースは近年の地球温暖化により加速していると考えられている。ラックマン教授によると、分離しつつある氷塊の体積は棚氷全体の約1割に相当し、今までに分離が記録された氷塊の中でも上位10位以内に入る大きさになるという。

 この氷塊単体では海面上昇は生じないが、分離によってラーセンC棚氷がせき止めている内陸部の氷河が海に流出する恐れがある。こうした氷のすべてが海へ流れ出た場合、地球全体で海面が約10センチ上昇すると予測されている。【翻訳編集】 AFPBB News

 地球温暖化で、水没する国はどこだったか。

現金2億5千万盗難 金の延べ棒も、窓ガラス割り侵入か 市川で空き巣

 市川署は6日、市川市の男性(55)方で5日午後、現金約2億5千万円や金の延べ棒6本(約1400万円相当)、約1千万円相当の外国紙幣や、約360万円相当の貴金属が盗まれる空き巣被害があったと明らかにした。1階リビングの窓ガラスが割られており、何者かが侵入したとみられる。同署が窃盗事件として捜査している。

 同署などによると、男性方は2階建てで妻と2人暮らし。通りに面していないリビングの掃き出し窓が割られ、鍵が開けられていた。リビングの別の窓の鍵も開けられており、室内からは大人の足跡が1種類確認されているという。

 現金と外国紙幣は2階の書斎の机の下に、五つの紙袋に分けて保管。延べ棒は、机の引き出しに収納していた無施錠の手提げ金庫に入れていた。また、2階の洋室からは、腕時計や指輪などが入ったジュエリーボックスも無くなっていた。男性は現金を仕事場で保管していたが、年末年始のため自宅に持ち帰っていたという。

 当時、男性は仕事のため不在で、妻も同日午後3時10分ごろ外出。約3時間後に妻が帰宅した際、2階に置かれていた別の金庫を玄関近くで発見し、不審に思い110番通報した。

 同日には、約3キロ離れた民家でも同様の手口で現金などが盗まれる空き巣被害が発生。同市周辺では、昨年末から類似の手口の空き巣被害が数十件相次いでいるといい、県警は民家を狙った空き巣とみて、防犯カメラを解析するなどして詳しく調べている。

 男性方近くに住む50代の主婦は「被害が起きた時間は自宅にいて、病気のため寝ていたが、不審な物音には気付かなかった。周辺ではたまに空き巣被害があるが、周囲の道路は交通量や人通りが多く、夕方の時間帯に被害があったなんて信じられない。物騒だ」と不安そうに話した。
(千葉日報)

 多額の現金は不自然で、預金できない理由があったのだろうか。

大谷翔平、MLBでの起用法は「リリーフ兼打者」が最適!? 米メディアが見解

先発専任よりも「救援兼打者」の二刀流で能力を最大限に発揮? 「全員が欲しがる必需品」
 今季終了後にもメジャー挑戦に踏み切る可能性が出てきている日本ハムの大谷翔平投手。先発投手、そして打者として米国でも高く評価されており、メジャーでも二刀流で起用されるか注目されているが、米メディア「SBネーション」は「リリーフ投手兼打者」が最適との見方を示している。

 記事では、偉大な打者でありながら、キャリア序盤は投手としても活躍したベーブ・ルースを「空想的な存在」として、「22歳の日本人スーパースター、ショウヘイ・オオタニはルース待望論に欠かせない存在である」と指摘。過去2シーズンで大谷が残してきた成績を紹介している。

「2015年と2016年、彼は9イニングにつき11人、もしくはそれ以上の打者から三振を奪っており、防御率はそれぞれ2.24、1.86を記録している。もし彼が投手に専念したとしても。全員が欲しがる必需品である」

 大谷は2015年に10.98、昨季は11.19の奪三振率をマーク。先発投手として圧倒的な数字で、記事では「日本リーグの最も支配的な投手」と評価している。一方で、昨年7月に右手中指のマメを潰した大谷が、一時期は打者に専念するなどして、シーズン通算で打率.322、出塁率.418、長打率.588、22本塁打を記録したことに言及。大谷が市場に出れば、争奪戦になることは確実だという。

 ただ、現実的には、大谷はメジャーで投手一本で起用される可能性が高いと言われている。「SBネーション」でも、先発投手としての起用について「彼と契約を結んだ球団は、その投手としての能力を高く評価し、打席に立たせることはない。エースとしての役割に集中させ、不必要な怪我を避けることができる」と分析。打者として出場した場合の故障のリスクを避けたいとの考え方は根強い。

リリーフ投手として起用なら「打席でのパフォーマンスも向上するだろう」

 さらに、記事では「悲しいことに、球団がそのような決断を取るべき理由がある。打者としての大谷の成績は安定していないのだ」と指摘。昨季は好成績を残したが、入団1年目の2013年、そして2015年の打撃成績は決していいものではないとして、マウンドに上がれない時期があった昨季のように「彼の打撃成績は打者に専念したとき、最高水準を迎えている」と伝えている。

 同メディアが、大谷の力を最も引き出す起用法として挙げたのが、「リリーフ投手兼打者」だ。「オオタニの球速は素晴らしい。もし彼が短いイニング、つまりリリーフ投手として起用されるなら、打席でのパフォーマンスも向上するだろう。また、彼をブルペンに入れておけば最も重要案局面で彼を登板させることができる」。このように指摘している。

 例として挙げているのが、昨年のプレーオフで獅子奮迅の活躍を見せ、インディアンスをワールドシリーズ進出に導いたアンドリュー・ミラー投手。最近のメジャーリーグでは、ブルペンに好投手を抱えることが、躍進の条件となっている。元々、先発投手であるため長いイニングを投げることも出来る大谷なら、打者としてプレーしながら、リリーフとしての役割を果たせるというのだ。

「ポストシーズンでのアンドリュー・ミラーの働きをレギュラーシーズンでも行うことが出来れば、120イニング若しくは150イニング登板することになるだろう。オオタニは本来、先発型の投手である。恐らく彼は典型的なリリーフ投手と比べ、より長いイニングを投げることができる」

 もちろん、昨年のプレーオフでのミラーや、アロルディス・チャプマン(当時カブス)、ケンリー・ジャンセン(ドジャース)のようなハードな使われ方をすれば、故障のリスクは高まる。ただ、大谷を打者として先発させ、本当に重要な場面ではマウンドに送り込むという起用法が可能ならば、理想的であることは確かだ。まさに、チームの勝敗の行方を1人で背負い込むような形となるが、そんな期待をしたくなるほど、大谷の能力は“異次元”ということのようだ。
(フルカウント)

 打者兼リリーフはおもしろい。

東京都、トイレ洋式化に37.6億円計上へ 17年度

 東京都は、都立公園や小中学校、都営地下鉄の駅などのトイレの洋式化のために、2017年度の予算で37億6700万円を計上することを決めた。観光客の増加などを見すえ、16年度当初予算の8億円から大幅に拡充した。

 都によると、17年度は公立小中学校に13億2600万円、都営地下鉄の28駅分に11億8100万円を積んだ。それぞれ、20年度までに8~9割の整備を完了することを目指す。ほかに、文化施設や都立高校、区市町村の庁舎や公民館でも洋式化を加速させる。20年度までの目標として、東京五輪・パラリンピック会場になる都立公園など計37公園の整備を完了。旅館やホテル、飲食店など60施設でも洋式化を支援するという。
(朝日新聞デジタル)

 なぜか関西は和式が多い。洋式化にすべきだろう。

2017年1月7日土曜日

自民・二階幹事長「韓国は面倒な国」 対抗措置を評価

 自民党の二階俊博幹事長は6日夜のBSフジ番組で、韓国・釜山の日本総領事館前に少女像が設置されたことへの日本政府の対抗措置について「きちんとした対応策をスピーディーに出したことは外交的にも良かった。堂々と正義をかざしてやらなければ駄目だ」と評価した。

 韓国については「大事な国であることには違いないが、交渉したりいろいろなことを話し合ったりしていくには、なかなか面倒な国だ」と述べた。

 二階氏は平成27年末の日韓合意があるにも関わらず、慰安婦像設置を容認している韓国政府について「あり得ないことだ。常識的に考えれば韓国の措置がいいかどうかは分かる」と批判した。

 古賀誠元自民党幹事長も同番組で、日本政府の対抗措置について「極めてスピード感あふれる対抗措置で支持する。国際世論に韓国側に非があると示すためにも対抗措置は必要だった」と語った。
(産経新聞)

 蒸し返しだろうか。何のための10億円だったのだろうか。

2017年1月6日金曜日

<オスプレイ>空中給油訓練再開か 米軍明らかにせず

 沖縄県名護市沿岸に不時着して大破した垂直離着陸輸送機オスプレイの空中給油訓練を6日にも再開するとしていた在日米軍は同日、オスプレイと空中給油機KC130をそれぞれ沖縄で飛行させた。訓練を再開させた可能性があるが、米軍は訓練を行ったかについて明らかにしていない。

 沖縄県宜野湾市などによると、普天間飛行場(同市)からオスプレイが離陸し、嘉手納基地(嘉手納町など)から空中給油機が離陸したことが確認された。

 訓練再開の事実確認の取材に対し、米軍は「運用上のルールや安全確保のために明らかにできない。ただ、空中給油訓練を行う場合は、地元への影響を最小限にするために沖縄沖で実施される」と回答した。

 一方で事故を受けて昨年12月にオスプレイの配備撤回を求める抗議決議と意見書を可決した沖縄県議会の代表者は6日、内閣府の鶴保庸介・沖縄北方担当相などを訪ね、意見書を手渡した。翁長雄志(おなが・たけし)知事も訓練再開を批判するなど、沖縄側は強く反発している。

 事故は昨年12月13日夜、オスプレイが空中給油機から給油を受ける際に発生。オスプレイのプロペラが給油ホースに接触して損傷し、不時着、大破した。米軍は同19日に飛行再開をした後も空中給油訓練は休止していた。

 事故調査は完了していないが、米軍は機体に問題はないとしている。菅義偉官房長官は6日の記者会見で訓練再開を容認する考えを改めて示した。【佐藤敬一、門田陽介】
(毎日新聞)

 また事故になったら、誰が責任を取るのだろうか。

日本ハム 陽岱鋼の補償は金銭「総合的な判断」

 日本ハムは6日、フリーエージェント権を行使して巨人に移籍した陽岱鋼外野手(29)の補償として、人的補償ではなく金銭を求めることに決定。巨人サイドにも伝えた。

 陽岱鋼の昨季の年俸は1億6000万円でBランクのため、巨人から60%である9600万円を受け取ることになる。札幌市内の球団事務所で報道陣に対応した吉村浩GMは「総合的な判断です」と語った。(金額は推定)
(スポニチアネックス)

マグロ初競り、7420万円 13年に次ぐ高値 築地

 移転が延期されている築地市場(東京都中央区)で5日早朝、水産物の初競りがあった。生鮮本マグロ1本の最高値は212キロの青森・大間産で、7420万円(1キロあたり35万円)だった。記録が残る1999年以降では、2013年の1億5540万円に次ぐ2番目の高値がついた。

 「築地最後の初競り」となるはずだった昨年の1400万円(1キロあたり7万円)を大きく上回る落札額。14年の736万円(同3万2千円)、15年の451万円(同2万5千円)からは10~16倍になった。

 落札したのは、築地に本社があるすしチェーン「すしざんまい」の経営会社で、最高値での落札は6年連続。同社の木村清社長は「ちょっと高いなあ。競り合う相手がいなければ(1キロあたり)2万とか3万くらい。みんなで争って高くなった」と話した。

 築地市場は、昨年11月に豊洲市場(東京都江東区)へ移転する予定だったが、小池百合子知事が移転延期を決め、先行きは不透明なままだ。初競り前には卸会社を代表して大都魚類の青木信之社長があいさつし、「移転時期が確定せず、我々は混乱の渦中にある。新市場の安全安心が早く確立され、中ぶらりんの状態から一刻も早く脱却することを願う」と語った。(小林恵士、西本ゆか)
(朝日新聞デジタル)

 広告宣伝効果を考えれば安いだろう。

 

2017年1月5日木曜日

いきものがかり「放牧宣言」 活動10年の節目終え「それぞれ自由になってみよう」

 人気バンド「いきものがかり」が5日、公式サイトで「いきものがかり放牧宣言」を発表。「10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、ここらで一度、メンバーそれぞれ、自由になってみようと思います」とし、グループとしての活動を一時休止し、個々で活動、充電していくことを報告した。所属事務所によると、それぞれのソロ活動に力を入れるのが主な理由という。

 水野良樹(34)、吉岡聖恵(32)、山下穂尊(34)の連名で発表された「放牧宣言」では、3人での活動をいったん休止することの理由として「それぞれの未来を、もっと広げるために。3人の物語を、もっと長く、もっと楽しく、続けるために」と説明。ファンに向けて「いきもがかりは3人が帰ってくる場所です。またみなさん笑顔で、会いましょう!」と呼びかけ、将来の“再会”を約束している。

 また、所属事務所「キューブ」と「いきものがかりスタッフ一同」名義のコメントも同時に発表。それによると、「放牧」は「リフレッシュのために一旦各自のペースでメンバーそれぞれの可能性を伸ばすこと」が目的で、「10周年を機に、次のステップとしてグループの枠を超え、思い思いに各自の時間を過ごしていくことで新たな成長を手にしようとしています」と説明している。

 同バンドは小学校時代からの同級生であるリーダーでギターの水野とギターとハーモニカの山下にボーカルの吉岡が加わり、1999年に結成。2006年3月15日にシングル「SAKURA」でメジャーデビューした。以後、「ありがとう」「風が吹いている」などヒットを連発。08~16年まで9年連続でNHK紅白歌合戦に出場し、12年には紅組トリを務めた。

 「放牧宣言」全文は以下の通り。

10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、ここらで一度、メンバーそれぞれ、自由になってみようと思います。

好きなことをやってみたり、新しいことをはじめてみたり、ぼーっとゆっくりしてみたり、いってみたかったところへ旅に出てみたり。

それぞれの未来を、もっと広げるために。

3人の物語を、もっと長く、もっと楽しく、続けるために。

いきものがかり放牧宣言。

ここでひとまず「今まで、ありがとう。」そして「これからも、よろしく。」

いきもがかりは3人が帰ってくる場所です。またみなさん笑顔で、会いましょう!

それでは行ってきます。

放牧!

いきものがかり 水野良樹・吉岡聖恵・山下穂尊
(スポニチアネックス)

 最近パッとしないから、充電期間が必要なのだろう。

高齢者を75歳以上に=65歳は「准」、定義変更提言―老年学会

 日本老年学会などは5日、現代人は心身が若返っているとして、65歳以上とされる高齢者の定義を75歳以上に引き上げるべきだとする提言を発表した。

 65~74歳は準備期間として新たに「准高齢者」と区分するよう求めた。

 提言は、現代人は10~20年前と比較し、加齢に伴う衰えが5~10年遅く、「若返り」がみられると指摘。65~74歳では活発に活動できる人が多数を占め、社会一般の意識としても高齢者とすることに否定的な意見が強いとした。

 その上で、高齢者の年齢を75歳以上に引き上げ、65~74歳は就労やボランティア活動ができるよう後押しし、「社会の支え手」として捉え直すべきだとした。一方で、年金受給年齢などに反映させることには慎重な態度を示した。
(時事通信)

 年金支給年齢引き上げで、死ぬまで働くしかないのだろうか。

日本ハム大谷“守備復活”希望 故障回避で15年から封印も…本人やる気

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が“守備復活”を希望していることが3日、明らかになった。15年以降は投手以外で1度も試合で守備に就いていないが「守備に就けと言われれば、守ります。野球が好きなので」と力を込めた。

 希望のポジションについては「憧れはショート。カッコいいので」と目を輝かせた。プロ1年目の春季キャンプでは遊撃の守備練習も行った。公式戦では13年に49試合、14年に8試合、外野で先発出場している。今や投打で欠かせない存在となり、故障回避や疲労などが考慮され、15年から守備は封印された。

 しかし、かつて封印されていた登板翌日の打者出場は既に解禁されている。大谷の体力、状況次第では今後の方針転換もあるかもしれない。
(デイリースポーツ)

 能力的には何でもできるけど、故障が怖い。

DeNA 山口俊の人的補償に高卒4年右腕の平良

 国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人へ移籍した山口俊投手(29)の人的補償として、DeNAが平良拳太郎投手(21)を獲得することが4日、分かった。この日、横浜市内の球団事務所で報道陣に対応した高田繁GMは「巨人側に連絡を入れた」と話すにとどめたが、複数の関係者によると、将来性豊かな右腕を選択したもよう。5日に両球団から発表される見通しだ。

 高卒4年目の平良は、スリークオーター気味の変速右腕で、昨年4月7日の阪神戦(東京ドーム)で1軍デビュー(3回2/3、4失点で敗戦投手)を果たした。その後は故障もあって、1軍登板はこの1試合だけだが、昨年11月には岡本らとプエルトリコのウインターリーグに参加するなど、将来が嘱望されていた。巨人はこのオフ、大型補強に成功し、主力を中心にプロテクトリストを作成。その結果、平良がリストから漏れたとみられる。

 高田GMは昨年12月22日に編成会議を行った際「魅力的な選手がいた」と話しており、山口俊の抜けた先発候補として期待される。21歳の平良にとっても、選手層の厚い巨人からの移籍は大きなチャンスとなりそうだ。

 ◆平良 拳太郎(たいら・けんたろう)1995年(平7)7月12日生まれ、沖縄県出身の21歳。北山では甲子園出場なしも、3年春の沖縄大会優勝、九州大会8強。13年ドラフト5位で巨人に入団。イースタン・リーグでは通算35試合で11勝5敗、防御率3・30。1メートル81、77キロ。右投げ右打ち。
(スポニチアネックス)

 チャンス到来だろう。

2017年1月3日火曜日

【箱根駅伝】関東学生連合・照井明人が10区で“幻の区間賞”

◆報知新聞社後援 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109・6キロ)

 10区を走った関東学生連合・照井明人(東京国際大4年)が、1時間10分58秒で走り、区間賞を獲得した順大・作田直也(4年)の1時間11分00秒を上回る快走を見せた。

 関東学生連合は、オープン参加で参考記録となるため、“幻の区間賞”となった。

 2004年に日本学連選抜のメンバーとして出場した鐘ケ江幸治(筑波大4年)が5区で区間賞を記録。この年から新設されたMVPに当たる金栗四三杯を受賞している。

 参考記録では2013年に、8区の中大・永井秀篤(2年)が出走20人中トップの1時間6分10秒で走破したが、チームが往路で途中棄権し、参考記録となっている。

 10区・照井明人(東京国際大4年)「最初から区間新記録を狙うつもりで準備しました。12月から調子は良かった。でも、箱根で(区間)1番を取れたのは奇跡だと思います。後輩には、練習すれば走れることを伝えられた。来年は大学として出場してほしい。」
(スポーツ報知)

 公式記録にすべきだろう。

2017年野球行事予定 プロ野球は3月31日にセ・パ同時開幕

プロ野球開幕は3月31日
 新年を迎えてから3日、2月1日の春季キャンプスタートまで残り1カ月を切った。

 野球のシーズン開幕を楽しみにしている方が多いのではないだろうか。ここでは2017年の野球行事日程をまとめた。

 今年は3月に『第4回 WORLD BASEBALL CLASSIC』が開催される。2大会ぶりに世界一を目指す侍ジャパンの一部メンバーが発表されており、青木宣親(アストロズ)、大谷翔平(日本ハム)、筒香嘉智(DeNA)など19名が選出されている。

 WBCが開催される3月には、19日から第87回選抜高校野球大会が行われる。秋季東京都大会を制した早稲田実業高のセンバツ出場は確定的で、2年ぶりに清宮幸太郎が甲子園に帰ってきそうだ。

 31日にプロ野球セ・パが開幕し、遅れてメジャーリーグも現地時間2日に開幕。プロ野球は5月30日から6月18日にかけて交流戦、7月14日と15日にプロ野球オールスター、10月28日から日本シリーズとなる。

 一方大リーグは現地時間7月11日にイチロー、田沢純一が所属するマーリンズの本拠地マーリンズ・パークで、オールスターゲームが行われる。

 なお、プロ野球ドラフト会議、クライマックスシリーズの日程などは未発表となっている。
2017年の主な野球行事日程
【1月】
11日 プロ野球新人選手研修

【2月】
1日 プロ野球キャンプイン
25日~3月26日 プロ野球オープン戦
28日~3月1日 侍ジャパン壮行試合

【3月】
3日~6日 WORDBASEBALL CLASSIC 強化試合
7日~22日 WORDBASEBALL CLASSIC
19日 第87回選抜高校野球大会開幕(甲子園)
31日 プロ野球セ・パ開幕

【4月】
現地時間2日 大リーグ開幕

【5月】
30日~6月18日 プロ野球セ・パ交流戦

【6月】
5日 第66回全日本大学野球選手権大会開幕(神宮、東京ドーム)

【7月】
現地時間11日 大リーグオールスターゲーム(マーリンズ・パーク)
12日~17日 第41回日米大学野球選手権大会
13日 フレッシュオールスターゲーム(静岡)※14日予備日
14日、15日 プロ野球オールスターゲーム(ナゴヤドーム、ZOZOマリン)※16日予備日
14日 第88回都市対抗野球大会開幕(東京ドーム)

【8月】
7日 第97回全国高校野球選手権大会開幕(甲子園)

【10月】
7日 ファーム選手権(球場未定)※8日は予備日
28日 プロ野球日本シリーズ開幕
30日 第43回社会人野球日本選手権(京セラドーム)

【11月】
未発表 第48回明治神宮大会(神宮)

BASEBALL KING

青学大史上初の3連覇&大学駅伝3冠 箱根駅伝

<第93回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

 青学大が11時間4分10秒のタイムで総合3連覇を飾り、史上初めて大学駅伝3冠&箱根3連覇に輝いた。

 前日の往路を5時間33分45秒で制し、2位の早大に33秒差で復路をスタート。6区の小野田勇次(2年=豊川)が快調に飛ばしてリードを広げたが、7区の田村和希(3年=西京)が体調不良からブレーキ。それでも8区の下田裕太(3年=加藤学園)が昨年に続く区間賞で貯金をつくると、9区の池田生成(4年=佐久長聖)、10区の安藤悠哉(4年=豊川工)が危なげなくトップを守った。

 記録ずくめの優勝となった。大会3連覇は史上6校目、大学駅伝3冠は史上4校目。往路、復路を制しての総合3連覇は1937年(昭12)の日大以来80年ぶり、2校目の快挙となった。
(日刊スポーツ)

 強すぎて、つまらない。

中日・高橋周平が結婚 お相手は大政絢似 すでに新生活スタート

 中日・高橋周平内野手(22)が結婚することが2日、わかった。3日に婚姻届を提出する。お相手は愛知県出身の会社員、祐里さん(26)。女優でモデルの大政絢似の新妻とは、すでに名古屋市内で新生活を始めている。

 今季6年目を迎える期待の和製大砲が身を固める。ルーキーイヤーの2012年秋に知人の紹介で知り合い、間もなく交際をスタート。1年前、寮を出るタイミングで一緒に暮らし始め、昨季のペナントレース終了翌日の9月29日にプロポーズした。

 「野球で結果を残して、祐里を心配させないようにしたい」。嫁どりに成功した背番号3が、責任と自覚を胸にレギュラーどりへひた走る。
(デイリースポーツ)

 6年目か。

「1試合でも多く投げ、多く勝つ」今年29歳、斎藤佑樹は完全復活なるのか

7年目の20代ラストシーズンは新たな背番号「1」で、先発・中継ぎ問わず「やるしかない」
 球団史上初の日本一連覇がかかっている2017年の日本ハム。今季中の完全復活が期待されるのは、斎藤佑樹投手だ。

 昨季はオフから先発として勝負したが、開幕2軍スタート。5月5日に中継ぎとして1軍昇格し、初先発だった6月29日の西武戦(札幌ドーム)では5回途中5安打2失点。7月13日のオリックス戦(京セラドーム)で5回3安打無失点も勝ち星は付かず、7月28日の西武戦(西武プリンス)で3回2/3で6安打5失点で初黒星を喫した。

 9月にリリーフで2試合登板したが、レギュラーシーズンでは3年ぶりに勝ち星はなかった。11試合に登板(先発は3試合)し、0勝1敗、防御率4.56。クライマックスシリーズ、日本シリーズでの登板機会もなく、プロ6年目のシーズンを静かに終えた。

 300万円減の年俸2000万円でサインした11月29日の契約更改後の会見では「やっぱりチームが日本一になって、自分自身は活躍できなかった。悔しい気持ちです。先発で勝つことが出来なくて、その時から悔しい思いをしてました」と悔しさをにじませていた。
栗山監督は今季も期待「勝ち方を知っている。信じてる一番の部分」
 12月21日にはプロ1年目の11年から着けたエースナンバー背番号18から1番に変更。今季は先発、中継ぎとポジションにこだわらず、再起を図る。「もうやるしかない。与えられた場所で精いっぱいやるだけです。一番使えたボールはフォーク。フォークを軸に、磨きをかけて足らないことを克服できるようにしたい。1試合でも多く投げて、1試合でも多く勝てるように頑張ります」と意気込みを見せている。

 栗山英樹監督からは「斎藤より球の速いピッチャーはいっぱいいるが、(斎藤は)勝ち方を知っている。僕が信頼して、信じている一番の部分」と期待される一方、「自分が思ったようなピッチングができる確率を上げてやらないといけない」と奮起を促されている。

 斎藤が2年ぶり勝利&自身初の2桁勝利を挙げられれば、それだけチームの日本一連覇に近づく。6月には29歳を迎えるプロ7年目。斎藤佑樹の2017年に注目だ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 良くも悪くも勝負の年だろう。

矢貫は巨人の営業企画部兼運営部で再出発「感謝」

<さよならプロ野球=巨人矢貫俊之投手>

 12月1日、現役引退を決断した元巨人の矢貫俊之投手(33)は、1通のLINE(ライン)を送信した。自身の引退を報道する記者に送ったのは、矢貫の誠実さと人間味がにじみ出る文章だった。

 「これまでたくさんの人達に出会い、助けていただき、野球を続けることができました。ありがとうございました。特に家族、両親には感謝しかありません。そして、プロでの8年間、応援してくださいましたファンの皆様、本当にありがとうございました」。

 「正直まだやれるという、悔しい気持ちもありますが、これからの人生、次の仕事にも、この思いと情熱を持って頑張っていこうと思います」。

 野球とともに、成長し続けた。仙台育英時代はベンチ入りさえ逃したが、常磐大、三菱ふそう川崎で経験を積み、プロ入りの夢をかなえた。「高校、大学、社会人、プロと人との出会いに恵まれ、今の自分があると思います」と胸を張った。「恩返しできなかった」と唇をかむが、周囲の脳裏に雄姿は刻まれた。

 最高の思い出には、初選出された13年のオールスターを挙げた。両親、友人らが駆けつける中、地元の福島で凱旋(がいせん)登板。「選んでくれた栗山監督に感謝したいですし、いい思い出です」とかみしめた。プロ通算は121試合で6勝8敗1セーブ、防御率3・76。全力で駆け抜けた8年間だった。

 新たな仕事場は、巨人軍の営業企画部兼運営部に決まった。「野球をやってきて、つらいことはいっぱいあったし、不安も多かった。でも、その経験を生かせれば、次の舞台でも頑張れるのかなと。また、情熱を傾けられる仕事を与えてくれた球団には、感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを込めた。【久保賢吾】
(日刊スポーツ)

 元日本ハムよりも、元巨人の響きがよい。

東芝、400億円粉飾の疑い 監視委、検察に調査報告へ

 東芝の不正会計問題で、2014年3月期までの3年間で400億円規模にのぼる決算の粉飾をした疑いがあるとする調査結果を証券取引等監視委員会がまとめたことが関係者への取材でわかった。監視委は、歴代3社長が不正会計に関与した疑いが強いとみている模様だ。

 監視委はこれまでも刑事告発の意向を示したが、昨年7月に東京地検から「立件は困難」との意見を伝えられたため、歴代3社長ら関係者を任意で聴取するなどしてさらに調査を進めた。その結果は退任した佐渡賢一・前委員長の下でまとめられ、12月に就任した長谷川充弘委員長に引き継がれた。他の委員2人も交代したため、新体制で改めて精査した上で方針を決め、検察に調査内容を報告するとみられる。

 調査結果で問題視されているのは、佐々木則夫氏が社長だった12年3月期と13年3月期、田中久雄氏が社長だった14年3月期のパソコン部門の会計処理。関係者によると、利益が出ていないのに総額400億円規模で有価証券報告書に「増益」などと記載した金融商品取引法違反の疑いがあり、会長だった西田厚聡氏も含めて刑事責任を問うべきだとしている。
(朝日新聞デジタル)

 刑事責任が問われるだろう。

元日に餅つまらせ男性2人死亡、7人重体 東京

 東京消防庁は2日、元日に餅を食べてのどに詰まらせるなどして管内で14人が病院に運ばれ、うち2人が死亡、7人が意識不明などの重体になったと発表した。同庁は、餅は細かく切り、ゆっくりかんで食べるよう注意を促している。

 同庁によると、1日に搬送されたのは28歳~89歳の男女14人。板橋区では午後1時10分ごろ、男性(81)が自宅で雑煮の餅を食べた際にのどに詰まらせ、搬送先の病院で死亡した。北区でも午後1時半ごろ、男性(60)が餅をのどに詰まらせて心肺停止状態になり、死亡したという。

 同庁は、のどに餅を詰まらせた場合は119番通報をするとともに、意識がある場合は胸か下あごを支えてうつむかせ、背中を強くたたいて吐き出させるなどの対応をとり、意識がない場合は心臓マッサージなどで回復させ、餅を吐き出させるよう呼びかけている。
(朝日新聞デジタル)

 本当に日本人は、なぜ命懸けで餅を食すのか。

2017年1月2日月曜日

WBCで「必見」は大谷翔平!? 米メディア絶賛「米国ファンは大谷を見るべき」

最大の注目集める二刀流、「米国民はWBCに関心がないかもしれないが…」
 日本ハムの大谷翔平投手の“WBCデビュー”が、米メディアから2017年のスポーツ界の注目トピックスに選ばれている。

 二刀流のスーパースターは昨季、投打で大活躍を見せて日本ハムを10年ぶりの日本一に導き、投手とDHでのベストナイン、リーグMVPに輝いた。野球日本代表「侍ジャパン」では、11月の強化試合で“打者デビュー”。特大の右中間本塁打、東京ドームの天井裏に消える二塁打、そして豪快な走塁などで圧倒的な存在感を見せた。WBCに出場する侍ジャパンのメンバーは12月に一部が発表され、大谷は順当にメンバー入り。王座奪回へ、活躍が期待される。

 ESPNでは、2017年の各競技の注目トピックスを挙げ、野球では「WBCが開幕」として「米国民はワールド・ベースボール・クラシックに関心がないかもしれない。しかし、ドミニカ共和国や日本は情熱を持っている。日本は2度優勝を果たしている。米国のファンは日本ハムのショウヘイ・オオタニを見るべきだ」と呼びかけた。

 記事では「オオタニは投手、そして打者として高いレベルにいる。ベーブ・ルース以来の選手だ」と絶賛。投手として10勝4敗、防御率1.86、打者として打率.322、22本塁打をマークした昨季の成績を紹介し、「4年のキャリアで、この22歳は39勝13敗、防御率2.49、40本塁打という成績を残している」と伝えている。

 日本ハムが契約更改の席でメジャー挑戦容認の意向を伝え、今季終了後にも海を渡る可能性が出ている大谷。「必見の選手である。特に来冬、MLB球団は彼と契約を結ぼうとしており、投手もしくは打者のどちらかで起用するだろう」。米球界、そして米国人ファンからも大きな注目を浴び、WBCの舞台に立つことになる。

 フルカウント編集部●文 text by Full-Count

チョン・ユラ容疑者 崔被告の娘、デンマークで拘束

 韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実被告の国政介入事件などを調べている特別検察官チームは2日、崔被告の娘で馬術選手のチョン・ユラ容疑者(20)がデンマークで不法滞在の疑いで警察に拘束されたと明らかにした。
(時事通信)

 若者の怒りの矛先は彼女だろう。

箱根駅伝、まもなく号砲…花の2区でエース激突

 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)は2日午前8時、号砲を迎える。

 5区の距離短縮により再び往路の最長区間となった2区の重要度が増し、学生長距離界を代表する各校のエースたちが今回も名を連ねた。

 12月29日に発表された区間エントリーでは、前回の区間2~5位が並んだ。中でも区間賞争いの軸は、3年連続で挑む前回3位の青学大・一色恭志(4年)と、同2位だった山梨学院大のドミニク・ニャイロ(2年)だ。

 一色は前回大会後、フルマラソンを経験。「これ以上きついことはないと吹っ切れた」と語る。今季の駅伝では出雲、全日本のアンカーでともに区間2位となり、2冠の立役者に。箱根では過去4人だけの1時間6分台を狙い、3連覇への流れを引き寄せる決意だ。

 ニャイロは出雲と全日本で、いずれも一色との直接対決を制して区間賞を獲得した。2区では前回、残り3キロの上りで失速したが、「今季はスタミナに自信を持てるようになったので、1番になれる」と断言。大学OBのメクボ・ジョブ・モグスの区間記録更新を目指す。

 前回、ルーキーで区間5位と健闘した順大の塩尻和也(2年)も有力。リオデジャネイロ五輪男子3000メートル障害に出場するなど順調に成長を続け、長門俊介監督も「1時間7分台に届くと思う」と太鼓判を押す。

 駒大は前回区間4位で、「総合優勝への勢いをつけたい」と意気込む工藤有生なおき(3年)を再起用。6大会ぶりの総合優勝を狙う早大は、全日本4区区間賞の永山博基(2年)が初挑戦する。

 強力ルーキーがそろう東海大は関颯人はやと(1年)を抜てき。出雲3区区間賞の大器が、どんな箱根デビューを見せるか。予選会で日本人トップの3位だった神奈川大の鈴木健吾(3年)も成長著しく、前回区間14位の雪辱に燃えている。1万メートル27分台の記録を持つ日大のケニア人留学生パトリック・ワンブィ(2年)も、区間賞争いに絡むだろう。

 エース同士の真っ向勝負を制し、レースの流れをつかむのはどの大学か。「花の2区」にふさわしい激戦を期待したい。
(読売新聞)

 ニャイロと一色の対決は楽しみ。



2017年1月1日日曜日

大谷翔平 新垣結衣と並び紅白 渡辺直美にはタジタジ

 日本ハム大谷翔平投手(22)は、12月31日のNHK紅白歌合戦でゲスト審査員を務め充実の16年を締めた。

 同審査員はスポーツ、芸能など、昨年各界で活躍した10人が選出。審査員席では、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で主演した女優新垣結衣と並んで座り出場歌手の歌唱を聴いた。前半戦終了後には、ビヨンセに扮(ふん)した渡辺直美に迫られ、照れ笑いしながらグータッチで応じるなど国民的番組を楽しんだ。
(日刊スポーツ)

 楽しくなかっただろう。

【巨人】岡本和真結婚!22歳一般女性とクリスマスに婚姻届提出「責任感出てきました」

巨人・岡本和真内野手(20)が結婚したことが31日、スポーツ報知の取材で明らかになった。お相手は神奈川県出身の化粧品会社に勤める一般女性(22)で、25日のクリスマスに都内の区役所に婚姻届を提出した。すでにジャイアンツ寮を退寮し、新婚生活をスタートさせている。また、中井大介内野手(27)も都内在住の一般女性(28)と結婚することが分かった。今日1日に婚姻届を提出する。期待の大砲コンビが人生の伴侶を得てレギュラー奪取に挑む。

 元旦から、巨人がお祝いムードに包まれた。都内でスポーツ報知の取材に応じた岡本が、結婚したことを明かした。勝負の3年目。最愛のパートナーとともに歩む2017年に向け、強い覚悟をにじませた。

 「25日に入籍しました。より野球に集中できる環境になり、責任感も出てきました。自分に足りない部分だったので、しっかり結果を出せるようガムシャラにやっていきたいと思います」

 打撃と同様の粘り強さが、いちずな恋を実らせた。交際開始は15年12月。だが、出会いは14年の夏だった。当時、岡本は智弁学園の4番打者として夏の甲子園に出場。たまたま観戦に訪れていた一般女性と「試合後に何かのタイミングで顔を合わせることがあったんです」と振り返った。入団後、都内の化粧品店で再会。誠実な大砲は「おもしろくて、ギャグセンスが高いんです」とひかれ、同店に通い詰めてハートを射止めた。

 プエルトリコでのウィンターリーグから24日に帰国し、翌25日に都内の区役所に婚姻届を提出した。2年間過ごしたジャイアンツ寮も退寮し、すでに新婚生活を始めている。「早くして寮を出たので、それでダメになったとは言われたくないんです。取り組み方も一人で責任を持ってやりたいし、誰よりも練習したいです」と決意した。

 10月下旬からの武者修行では「野球に対する視野が広くなった」という。これまでは凡退すると次打席に引きずっていたが、「受け止めてプラスに取れるようになった」。きっかけはチームメートだった外国人選手の「悪く言えばノー天気」な姿勢で、「何事もなかったかのように次に向かっていた」。全34試合で打率2割5分7厘を残した技術面もそうだが、プロの本物のメンタルも吸収できたことが何よりの収穫だった。

 今季は三塁と一塁に加え、左翼にも挑戦する。阿部、村田、マギーらライバルは強者ぞろいだが「とにかく結果を出すことだと思います」と強調した。精神的な支えとなる良き妻も得て、ブレイクへの環境は整った。「甘くておいしい」という嫁特製のオムライスもパワーに変え、フルスイングで定位置を取りに行く。

 ◆岡本 和真(おかもと・かずま)1996年6月30日、奈良県生まれ。20歳。智弁学園高では1年秋から4番。3年の春夏に甲子園出場し、春には1試合2本塁打を記録。高校通算73本塁打。14年ドラフト1位で巨人入団。15年9月5日のDeNA戦(横浜)、代打でプロ初安打初本塁打を記録した。1軍通算20試合で打率1割8分4厘、1本塁打、4打点。184センチ、96キロ。右投右打。年俸1200万円。
(スポーツ報知)

 未完の大器で終わらないことを祈る。