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2015年9月30日水曜日

埼玉県所沢市 育休退園の執行停止認める決定…さいたま地裁

 下の子が生まれて保護者が育児休業を取得した場合、既に保育園に通っている上の子が原則退園となる埼玉県所沢市の運用を巡り、長女が退園となった同市の会社員女性(30)が退園の執行停止を求めた申し立てについて、さいたま地裁(志田原信三裁判長)は29日付で執行停止を認める決定を出した。

 長女は1日から再び保育園に通える。

 決定では、同市が退園処分を決めた際、行政手続法に定められた手順で女性の意見を聞かなかったとして、運用が違法である可能性があると指摘。女性の両親が高齢であるなどの個別事情もあり、「長女の保育を継続する必要性がないとは言い切れない」と判断した。

 女性の代理人弁護士は30日、東京都内で開いた記者会見で「女性以外の退園処分も違法な手続きで行われた可能性があると示した。制度の欠陥に踏み込んだ決定だ」と述べた。
(読売新聞)

岐阜県 関信用金庫 10万円のつぼが500万円? 岐阜の信金詐欺被害

 岐阜県関市の関信用金庫が、取引先だった古美術商の男性から10万円の価値の骨董品のつぼを50倍の500万円で購入していたことが、30日までに信金への取材で分かった。5月に内部通報があり、つぼを鑑定した結果発覚した。

 信金は、適正な手続きを経ており取引に問題はないが、「利益供与とも捉えうる」として、銀行法に基づき調査結果を金融庁に提出した。当時の常勤役員6人に対し会社に損害を与えたとして、差額分490万円の損害賠償を請求。6人は全額を弁済した。

 信金は退任した3人を除き、理事2人を減給処分とした。当時理事長だった非常勤理事には辞任を勧告、この理事は9月30日付で辞任した。

 信金によると、関市の古美術商が2008年1月ごろから約1年にわたり、書類紛失などを理由に何度も融資を要求。当時の役員6人が対応を協議し「今後取引をしない」とする念書の提出を条件に、つぼを500万円で購入すると提案した。

 塚原健司総務部長は「骨董品購入に鑑定書を付けることを義務化するなど、規定を明確にし再発防止に努める」としている。
(産経ニュース)

 利益供与・慰謝料・手切れ金的なものを、つぼ取引に仮装したのだろう。

ホンダ、新型FCVは流線形セダン 東京ショーで初披露

 ホンダは30日、今年度中に売り出す新型の燃料電池車(FCV)の外観を公表した。流線形のデザインが特徴のセダン。市販予定車を10月29日に始まる「東京モーターショー2015」で初披露する。

 FCVは燃料の水素と酸素の反応でつくる電気で動く。新型FCVは3分で水素を満タンにできる。補給なしで走れる距離は700キロ以上で、トヨタ自動車が昨年末に世界で初めて市販したFCV「ミライ」の650キロを上回る。乗車定員はミライより1人多い5人。価格は消費税込みで700万円以上が想定される。ただ、国の補助金などで実質400万~500万円台で買えそうだ。

 FCVは走る時に水しか出さない「究極のエコカー」と呼ばれ、日産自動車も開発をしている。
(朝日新聞デジタル)

 数年後には、普及する価格帯になるだろうか。

英国の「悪夢のテーマパーク」解体、廃材は難民キャンプへ

 ロンドン(CNN) 英国の覆面アーティスト、バンクシーの手による政治的風刺が満載のテーマパーク、「ディズマランド」がこのほど閉園した。園内の施設は解体されるが、廃材を仏北部カレーにある難民キャンプへ送り、避難所の建設に再利用することが決まっている。

「ディズニーランド」を風刺したディズマランドは27日までの5週間、期間限定で英南西部のウェストンスーパーメアに開設されていた。

 公式ホームページには28日、新たに建設される「ディズマランド・カレー」の予告が掲載された。不要になった材木や設備はすべてカレー近郊の「ジャングル」難民キャンプへ送られ、避難所の建設に使われるという。「オンライン・チケットの販売はありません」との注意書きもある。

 予告文に添えられた画像では、ディズマランドのシンボルだったおとぎの城の廃墟が難民キャンプにそびえ立っている。

 同キャンプにはスーダン、エリトリア、アフガニスタンなどからの難民少なくとも3000人が収容されている。難民の多くは英国への渡航を希望しているが、カレー近郊にある英仏海峡トンネル(ユーロトンネル)のターミナルでは今年6月以降、トンネルに侵入しようとして少なくとも11人が死亡した。

 ディズマランドには池に浮かんだ難民船の模型をリモコンで操作するアトラクションもあった。バンクシーが英紙サンデー・タイムズとのインタビューで語ったところによると、来園者は自分の操る船が難民ボートなのか、欧州など大国の船なのかを選ぶことができない仕掛けになっていた。

 バンクシーはインタビューで「私たちの快適な生活を維持するために、他国の子どもが地中海の難民船の船底で死んでいく。子どもたちにもこの現実を隠すべきではない」と主張した。

 バンクシーは社会的、政治的なメッセージを込めたストリートアートなどで世界的に知られている。ディズマランドについては「格差と、やがて来る破滅を表現した家族向けアトラクション」だと話していた。

 バンクシーは今年2月、紛争に苦しむパレスチナ自治区ガザを観光案内風に紹介した2分間の映像も公開している。
(CNN)

木佐貫洋【日本ハム】木佐貫、涙の引退会見「力不足、通じなくなってきた」

 日本ハムの木佐貫洋投手が30日、札幌市内の球団事務所で現役引退会見を行った。

 巨人時代の03年に10勝7敗で新人王に輝き、通算62勝を挙げた右腕。引退決断のポイントには、今季を「勝負」と意気込みながらも1軍昇格できず、2軍戦で不振に終わったことを挙げた。

 「自分よりも一回りも若い選手に投げて、相手打者が嫌そうでなく、くみしやすく対戦しているな、と投げながら感じた。勝負をかけたシーズンで自分の力不足、力が通じなくなってきたなと。自分の力が、というのが大きなポイントになった」。目を真っ赤に腫らして応えた。

 30日のロッテ戦(札幌D)に登板し、試合後には引退セレモニーが行われる。「(9月中に)選手を続けるか、続けないか。そこだけをずっと考えてきて、鎌ケ谷の練習には参加させてもらったが、数日前に区切りを付けて決断した。そういう面ではスッキリしています。球団の方には、こういう試合、セレモニーを準備していただいて、大変感謝しております。プレーヤーとして最後の一日になりますが、精いっぱい頑張りたいなと思います」。律義で誠実な人柄で誰からも愛された右腕が、現役ラスト登板に臨む。
(スポーツ報知)

生活保護を悪用、無料の向精神薬密売 容疑の女を逮捕

 医療費の自己負担が原則的にない生活保護制度を悪用し、大量に入手した向精神薬を密売したとして、兵庫県警は30日、京都市伏見区白銀町、飲食店員小寺恵真子容疑者(31)を麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 生活経済課によると、小寺容疑者は昨年12月~今年3月、インターネットで向精神薬を不正販売したとされるマンション経営小岩井由香被告(55)=同法違反罪で起訴=に、覚醒作用のある「モディオダール」や睡眠薬「ベゲタミン」など向精神薬約730錠を約5万7千円で売った疑いがある。小岩井被告とはネットの掲示板を通じて知り合ったという。

 小寺容疑者は2008年から生活保護を受給。医療費が原則公費で負担される仕組みを悪用し、京都市内の複数の医療機関から必要以上の向精神薬を無料で入手していた。県警は小寺容疑者宅から向精神薬など約1万6千錠を押収。小寺容疑者が今年5月までに、小岩井被告ら十数人に向精神薬などの密売を繰り返し、約450万円を売り上げていたとみて調べる。
(朝日新聞デジタル)

 生活保護制度の悪用でお金儲けは見事。

クルム伊達45歳迎え、現役続行宣言 膝、ヒジ、肩…満身創痍も

 プロテニス選手のクルム伊達公子が28日に45歳の誕生日を迎え、膝の悪化など満身創痍ながら現役にチャレンジし続けることを30日、公式ブログで宣言した。

 伊達は誕生日を、夫のレーシングドライバー、ミハエル・クルムとともに過ごしたことを伝えた。伊達がミハエルの好きな料理を作り、ミハエルはバースデーケーキを買ってきた。

 1996年に26歳でいったんは引退した伊達は2008年、38歳で復帰してからはテニス界のレジェンドとして活躍し続けている。

 そしてついに45歳の誕生日を迎えたが「特に何が変わるわけもありません」と淡々と節目の日を通過した。

 とはいえ、「今、思うことはまだ続けていられる 大好きなテニスが、大きな怪我なく 残された限られた時間を思い切りできる時間が もうすこし持てることを願うばかり」と、時間を意識せずにはいられない。

 「マイペースではあるだろうけど、もう少しChallengeしたいんです」と、祈るような思いをつづった。

 悪化している膝の状態も報告した。MRI検査の結果、たまっていた水20ccを抜き、ヒアルロン酸を注入した。医師には「残念ながら…悪いスパイラルのスタートです」と告げられたという。

 膝だけではない。昨秋の大転子滑液包炎、今年2月から繰り返し襲ってくる左ひじ、右肩、そして左臀部の痛み…。「次から次へと何かが起きます」と嘆きながらも伊達は「これも致し方ない。負担をできるだけ少なくできる努力をしながらやるしかない」と、前進し続ける。
(デイリースポーツ)

 大好きなテニスを現役で続けていられることは、すばらしい。

<インドネシア>新幹線敗北 陰る日の丸インフラ 戦略見直し不可避

 日本が中国と競ってきたインドネシアの高速鉄道は、中国が建設することが決まった。今回が初の本格的な国外進出となる中国のインフラ産業が今後、日本の大きなライバルになるのは確実だ。日本政府は、インフラ輸出を成長戦略の柱の一つにかかげ、新興国を中心に受注を続けてきただけに、戦略の見直しが必要になりそうだ。

 日本が先行していたはずの高速鉄道受注で、中国に敗退したことで、政府内には落胆が広がった。日本が2011年から事業調査を進めていたのに対し、中国が計画を発表したのは今年3月。日本は工期4年、試運転2年を提示したが、中国は3年間の工期を示しただけだった。国土交通省のある幹部は「中国方式が実現可能性が低いとたかをくくり、インドネシア政府からの情報収集が不足した面はある」と反省を口にした。

 中国は、インドネシアが求めた同国の財政負担をゼロにするという「破格の条件」(政府関係者)をのむことで受注にこぎつけた。ある鉄道業界関係者は「財政負担は政府にも民間企業にも限界があり、負けるのは仕方ない面もある」と語り、中国の猛烈な受注戦略に驚いてみせた。経済界では「新興国でのビジネス戦略をさらにしたたかに練る必要がある」(経団連関係者)などの声が上がった。

 日本政府は成長戦略の一環として、「インフラシステム輸出戦略」を掲げ、鉄道やエネルギーなどのインフラの輸出強化を目指している。新興国を中心に伸びているインフラ需要を取り込み、13年の受注実績16兆円を20年にはほぼ倍の約30兆円まで増やす計画だが、その実現に中国が立ちはだかる形となった。

 鉄道インフラに携わる業界関係者は「中国企業は価格競争力があり、今後、強力なライバルになり得る。しかし、日本の鉄道メーカーは海外での受注実績が豊富で、故障が少なく、安全性が高く、工期を守るなどの強みがある」と語る。

 日本の高速鉄道は、インドで両政府共同の事業調査を終えて正式合意を待つ段階。タイでも導入を前提とした調査が始まった。新幹線方式は、東日本大震災でも安全に停止するなど、技術水準は世界的に評価されている。しかし、価格面の競争力では見劣りがする場合がある。日本総研の岡田孝・主席研究員は「品質、安全性の高さと相手の要望に応じるバランスをもう一度考え直す必要がある」と指摘する。【山口知】
(毎日新聞)

<インドネシア>新幹線敗北 中国は「経済圏」に弾み

 「中国は高速鉄道の建設や運営で十分な経験を持っている。融資条件や技術移転、工期などの面でも競争力がある」。中国外務省の洪磊副報道局長は29日の定例記者会見で、そう胸を張った。中国企業は中東や南米などの途上国や新興国で鉄道の線路建設や車両輸出などの実績があるが、高速鉄道を建設から車両納入まで一括して受注するのは今回が初めてだ。高い技術力をアピールできる高速鉄道の輸出は悲願だった。

 中国は、川崎重工業や独シーメンスなど国外から導入した技術をベースに高速鉄道を開発。「独自の技術」として国際市場への売り込みを開始したものの、2011年7月に浙江省温州市で40人が死亡する高速鉄道事故が発生すると、外国へのセールスは一時停滞した。その後、事故原因となった列車制御システムなどは改善できたとして、売り込みを再開。14年11月にはメキシコの高速鉄道計画を落札したが、メキシコ政府の入札取り消しで受注を逃したこともあった。

 中国の高速鉄道は「他国より3割安い」(世界銀行)という低価格がセールスポイント。中国政府は今年、鉄道車両製造で世界1位と2位だった国有メーカー合併を実現させ、価格競争力をさらに高める構えだ。ロシア政府と高速鉄道の建設に向けた協議を進めているほか、今月には米カリフォルニア州ロサンゼルス-ネバダ州ラスベガスを結ぶ高速鉄道建設の受注を目指して、中国企業が米企業と合弁会社を設立したと発表するなど、攻勢を強めている。

 中国国内の景気が減速する中で、中国政府は製造業の高度化と国外へのインフラ輸出を新たな成長の柱に据えている。また、自国中心の「一帯一路」(陸と海のシルクロード経済圏)構想を提唱する中国は、東南アジアや欧州へのインフラ輸出を目指している。設立を主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の資金なども使いながら、今回の受注成功をテコにインフラ輸出を拡大させ、経済圏構想の実現に弾みをつけたい意向だ。【北京・井出晋平】
(毎日新聞)

 日本の新幹線の安全性も、価格競争で負けるのだろうか。

<東芝>社長が陳謝「信頼を裏切った」…臨時株主総会

 不正会計問題で揺れる東芝は30日、千葉市の幕張メッセで臨時株主総会を開いた。東芝は、不正会計問題の経緯や再発防止策などを説明し、社外取締役を増員する新たな役員体制を提案。社長専任になる方向の室町正志会長兼社長は総会の冒頭で「株主投資家をはじめとする関係者の信頼を裏切り、市場を混乱させる事態を招いたことを深く反省し、おわびを申し上げる」と改めて陳謝し、株主に理解を求めた。

 不正会計問題を巡っては、現場に対する強い業績改善圧力を指摘された歴代3社長らが7月に引責辞任している。

 臨時総会に提案された新体制案では、従来は4人だった社外取締役を7人に増員。生え抜きの取締役は室町氏ら4人に抑え、経営監視の要となる取締役会議長には前田新造・資生堂相談役を充てる。社外取締役の権限を強化し、外部からの監視機能を高めることで再発防止をアピールする狙いがある。

 東芝は損失先送りなどで巨額の利益水増しを行い、2009年3月期から14年4~12月期までの約7年間の累計で損益の下方修正額(税引き前)が2248億円に膨らんだ。15年3月期の最終(当期)損益は378億円の赤字となり、15年4~6月期も、本業のもうけを示す営業損益が109億円の赤字に転落した。【片平知宏、岡大介】
(毎日新聞)

 前3社長への損害賠償請求が必要だろう。

優しくも貫き通した「頑固」な一面 木佐貫洋が歩んだ野球人生

優しく、礼儀正しく、鉄道好き…ファンに愛された男が描いた野球人生
 日本ハム・木佐貫洋投手が現役引退を明かした。木佐貫は鹿児島・川内高、亜細亜大から2002年ドラフト自由獲得枠で巨人に入団。150キロの直球と落差のあるフォークボール、ひょうひょうと投げるピッチングで新人時代の03年に10勝7敗で新人王を獲得した。07年に12勝(9敗)を挙げた。

 ケガなどもあり、登板機会が減ると2010年からオリックスに移籍、先発ローテに入るなど復活。13年1月に糸井、八木との複数トレードで赤田、大引とともに日本ハムに入団。若い投手の模範になるなど、プロ通算214試合登板で、62勝72敗10セーブ、防御率3・76という成績を収めた。

 周囲に気遣いができる、とても優しい男。礼儀も正しくユニホームを着ていなければ、サラリーマンにも見えた。趣味も多彩で鉄道が好き。休日には「乗り鉄」で楽しんだ。ファンにもとても優しく会話をするなど、愛される野球選手だった。

 ただ、野球に関しては頑固だった。

進学でも貫いた意志、「地元の仲間と鹿児島実業を倒すために」
 中学時代。鹿児島で育った木佐貫は県下では有名な中学生。野球の強豪高校はエースになる存在と見て、熱烈なオファーを出した。当時、鹿児島県で3本の指に入る強豪・鹿児島実業も関係者を通じて勧誘をした。しかし、木佐貫の心は揺れることはなかった。

「鹿児島実業にはいきません。僕は地元で、地元の仲間と鹿児島実業を倒すために野球をします」

 当時、伝え聞いた鹿児島実業の久保克之監督を驚かせた。そして木佐貫は地元の川内高校に進学する。

 新チームでエースになると、秘めていた思いの通り、鹿児島実業を秋や春の鹿児島大会で撃破する。相手のエースには、のちにプロで活躍する杉内俊哉(巨人)がいた。

 迎えた1998年の3年夏。両チームは順当に勝ち上がり、決勝戦で顔を合わせた。木佐貫、杉内の両先発。ハイレベルな戦いになったが、「1度も勝っていない相手だったので、負けるわけにはいかなかった」と杉内の悔しさからくる勝利への執念に屈し、1-3で敗れた。2人はこの戦いがあったから今があると、プロに入っても言い続けているほど、記憶に残る戦いだった。
本人は自覚なしも…「木佐貫を交代させるのは一苦労」
 木佐貫は負けた。その悔しさから、練習が厳しい亜細亜大学の門をたたき、成長。甲子園に出場こそしていないが、松坂世代を代表するピッチャーになった。

 頑固な性格からか、野球の神様はリベンジの機会を用意してくれた。日本ハム移籍後の2013年5月20日の巨人との交流戦。木佐貫VS杉内の先発対決が実現し、7回1失点で勝利。あの夏の借りを返した。「(川内)高校の野球部みんなが、応援してくれていました」とバックで同級生たちが守っている気分で“鹿児島実業”に勝った思いだった。

 プロに入ってから、優しい性格が災いし、なかなか勝ちきれないなどという声も上がったが、試合中の木佐貫も頑固だった。ある投手コーチは「木佐貫を交代させるのは一苦労です」と明かす。ピンチを作ったところで、交代をコーチが告げにいくと、「嫌です」と断られることもあった。任されたマウンドを必死に守ろうとしていたのだった。

 頑固な性格という自覚はない。「僕が頑固ですか……そうですか?娘が魚を食べないときに、ひたすら食べるまでずっと目の前で僕が箸を口の前に持っているということがあるくらいじゃないですか」と気さくに笑う。すべてはその家族のため、愛した野球のファンのため、貫き通した「頑固」だったのかもしれない。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

西武一筋21年 “悲劇のエース”西口文也の軌跡

 ひょうひょうと投げる姿や欲が見えてこない言動から、他球団ファンからも人気があった西口文也(西武)が現役引退となった。

 1990年代中盤、「常勝」と呼ばれた西武黄金期の投手が衰えていくなか、彗星のごとく現れて、チームのエースにまで登り詰める。ストレートと何種類もある鋭いスライダーのコンビネーション、インステップから投げ込まれる独特な角度、細身の体ながらも無尽蔵なスタミナ、ゴールデングラブ賞を3度受賞したフィールディング……などを武器に7年連続2ケタ勝利を挙げた。

 現役選手の中で通算200勝の期待がもっとも高い投手だったものの、あと18勝から白星を積み上げることはできなかった。この引退の報道には多くの野球ファンが悲しんだに違いない。躍動した背番号13のプロ野球生活を振り返る。

◎リーグ連覇に大きく貢献

 県和歌山商高時代は無名だった西口は高校卒業後、立正大に進学。大学3年秋には東都大学リーグ2部で優勝し1部昇格を果たすも、翌春には1部最下位となり再び2部に降格。大学最後のシーズンとなった4年秋は2部優勝、入替戦にも勝利して、1部再昇格を置き土産にした。このようにほとんどを2部でのプレーだったものの、1994年のドラフト会議で西武から3位で指名を受ける。

 プロ2年目の1996年、16勝を挙げて頭角を現す。さらに翌1997年は15勝5敗、192奪三振の活躍で最多勝、最多奪三振、沢村賞、リーグMVPなどとタイトルを総ナメ。続く1998年も13勝を挙げて、チームのリーグ連覇に大きく貢献する。この活躍で西口は「西武のエース」と認められるようになった。1999年には大物ルーキー・松坂大輔(現ソフトバンク)が加入すると先発の両輪として西武投手陣を支える。2002年は15勝を挙げると同時に、7年連続2ケタ勝利とエースに相応しい成績を収めてきた。

◎「悲劇のピッチャー」という一面

 西武のエースとして華々しい活躍を見せる一方、過去3度も偉業達成を目前にしながら、あと一歩のところで逃してきた「悲劇のピッチャー」という一面もあった。

 最初の出来事は2002年8月26日のロッテ戦。9回2死までノーヒットノーランを続けてきた西口だったが、小坂誠に中前安打を打たれ大記録を逃す。

 続いて2005年5月13日の巨人戦では、前回のロッテ戦同様、9回2死までノーヒットノーランを継続。「今度こそ達成か!?」と思われたなか、清水隆行に本塁打を打たれてしまう。

 西口の悲劇はまだ続いた。巨人戦の“ノーヒットノーラン未遂”から約3カ月半後、8月27日の楽天戦ではピッチングが冴え渡り、9回まで打者27人をパーフェクトに抑え込む。完全試合達成かと思いきや、打線が一場靖弘を前に無得点で、試合は0対0のまま延長戦に突入。延長10回、沖原佳典に完全試合という大記録達成を阻まれたものの、その裏に石井義人のサヨナラタイムリーで勝った。

◎2011年シーズン終盤に見せた「ベテランの意地」

 先発投手陣の柱として活躍してきた西口だったが、2009年は4勝、2010年は3勝と不本意な成績が続き「西口はもう終わったのではないか」という声も聞こえるようになった。

 2011年も前半戦を終えて4勝6敗と芳しくない成績だった。しかし、後半戦に入ると西口は全盛期を彷彿とさせるピッチングを見せていく。7月30日のオリックス戦で勝利すると、そこから6連勝と白星を重ね、特に8月28日の日本ハム戦では、10奪三振で6年ぶりの完封勝利(103試合ぶりの完投は当時日本記録)を挙げた。

 最下位に沈んでいたチームも西口のピッチングとシンクロするように順位が上がっていった。そして、シーズン最終戦となった10月18日の日本ハム戦。クライマックスシリーズ進出のためには勝利が絶対条件となる一戦で8回2失点、11奪三振の好投で勝利投手に。3位争いをしていたオリックスが敗れたことで、僅かな勝率の差でシーズン3位が確定し、CS進出が決まった。

 西口はこの年、チームトップの11勝で、2005年以来の2ケタ勝利をマーク。防御率2.57は、50イニング以上投げたシーズンでは一番低い数字だった。この年のクライマックスシリーズでは勝利投手にもなり、10試合目の登板でポストシーズン初勝利を記録(日本シリーズでは一つも勝てなかった)し、39歳で見事な復活を遂げた。

 しかし、その後は2012年に5勝したのみで、ここ3年は未勝利。昨季は1軍で一度も先発がなく、今季は先発1試合の登板だけだった。年間を通じて1軍で活躍できないことが引退を決断した最大の理由だという。

 9月28日の本拠地最終戦、4回2死からマウンドに上がるも四球。試合も敗れてしまい、ロッテとの3位争いは0.5ゲーム差に縮まり、「悲劇のピッチャー」らしい現役生活の幕の閉じ方になってしまった。それでも、西武ファンだけでなく、多くのロッテファンも残った引退セレモニーでは多くの先輩・後輩からコメント、ビデオレターが届いた。これもまた西口の人徳がなせる業だろう。

 “ラストピッチ”を行い、マウンドに青いグラブを置き、グラウンドを去っていった西口。そのグラブを大事に抱えてビクトリーロードを登っていったのは高橋光成。未来のライオンズのエースという大役を託し、引退セレモニーは終わった。「ライオンズ・クラシック」と打ち、過去・現在・未来をつないできた西武らしい演出だといえる。西口文也は今季で引退となってしまうが、プロ野球はこれからも続いていく。(『週刊野球太郎』編集部)
(スポニチアネックス)

日歯連前会長ら逮捕=規正法違反事件―東京地検

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は30日、同法違反容疑で、日歯連の前会長高木幹正容疑者(70)ら3人を逮捕した。
(時事通信)

イエメンの結婚式場 死者131人に サウジ連合軍が誤爆の疑い

【AFP=時事】イエメン南西部モカ(Mokha)で28日、サウジアラビア主導の連合軍の戦闘機が結婚式場を誤爆したとみられる問題で、現地の医療関係者は29日、女性と子どもを含む少なくとも131人が死亡したと語った。

 近隣の住民らは、空爆したのはサウジアラビア主導の連合軍だったと話している。連合軍は今年3月下旬からイスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装勢力フーシ派(Huthis)に対する空爆を行っている。

 この空爆による死者は当初40人程度と伝えられていたが、匿名を条件にAFPの取材に応じた現地のある医療関係者は「一夜のうちにさらに多くの遺体が病院に運び込まれた。爆撃で受けた傷がもとで亡くなった人も多かった」と語り、爆撃による死亡者は少なくとも131人になったと述べた。モカにある病院の医師マヤズ・ハマディ(Mayaz al-Hamadi)氏も、女性と子どもを含む131人の遺体が運び込まれてきたと述べた。

 国連(UN)は犠牲者の人数を確認中だとしている。国連人権高等弁務官事務所(Office of UN High Commissioner for Human Rights、OHCHR)のルパート・コルビル(Rupert Colville)報道官スイス・ジュネーブ(Geneva)で記者団に対し、「犠牲者数が本当にそれだけの数に上ったとすれば、イエメンで紛争が勃発して以来、単一の事例としては最悪のものである恐れがある」と語り、イエメンでは、橋やハイウエーを狙った空爆が増える中、民間人の犠牲中も増えていると懸念を示した。【翻訳編集】 AFPBB News


強制AV拒否の20代女性に違約金支払い義務なし

 強要されたアダルトビデオ(AV)への出演を断った20代女性に、プロダクション会社が違約金として2460万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は「意に反した出演は許されない」として、請求を棄却した。女性の弁護団が29日、会見で明かした。会社側は控訴せず、確定した。原克也裁判長は、会社が「莫大(ばくだい)な違約金をたてに、意に反して出演を迫った」と指摘。女性に賠償義務はないとした。

 弁護団の伊藤和子弁護士(49)によると女性は高校時代、スカウトに声をかけられ、会社に所属。18歳で「タレント契約書」にサインさせられ、意に反してAVに近いわいせつなビデオへの出演を強いられた。「違約金100万円」「親にばらす」と脅されながら撮影は続いた。20歳になると事前説明もなくAV撮影を強要された。ショック状態だった撮影直後、「AV出演契約書」にサインさせられた。「違約金」は「1000万円」になっていた。

 女性は、同様の被害者の支援を行う「ポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)」と弁護士の支援を受け、会社に対して契約解除を通知。会社が損害賠償を求めていた。PAPSの代表世話人の1人宮本節子さん(72)によると、2012年以降、同様の相談は93件に上っているという。
(日刊スポーツ)

 AV出演は、本人が望んでなのか、強要なのか。

こうのとり、任務完了

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、国際宇宙ステーション(ISS)から分離した無人補給機「こうのとり」5号機(写真)が同日午前5時33分、大気圏に再突入し任務を完了したと発表した=NASA提供
(時事通信)

圧倒Vもよぎる悪夢…失速気味のソフトバンク、CSへの不安要素は?

V決定後、2度目の3連敗、日本一連覇に向け浮上する不安要素
 パ・リーグ史上最速でリーグV2を飾ったソフトバンク、ポストシーズンは大丈夫か――。28日の楽天戦(ヤフオクドーム)では先発した寺原が3回5失点でKO。松田が本塁打キング独走の西武・中村に2本差に迫る35号2ラン、今季限りでの退団を表明した松中が今季初安打&初打点をマークしたが、試合は5-10で完敗した。

 今季3度目の3連敗。17日の優勝決定後は2度目の3連敗で、チーム戦績は4勝7敗だ。いくつか不安要素も出てきた。

○柳田の故障

 26日のロッテ戦(QVCマリン)で左膝裏の内側に死球を受けた影響で、翌27日の同カードから3試合連続欠場。ベンチ入りも外れた。すでにティー打撃するなど打撃には影響はないようだが、まだ全力疾走は出来ない状態。CSまで時間はあるが、実戦調整は出来るのか。

○投手陣

 武田は26日のロッテ戦でリーグ2位タイの13勝目。自身4連勝と好調をキープしているが、エース摂津はV決定後の2戦2敗だ。V決定後はチームは1試合平均3・64失点。ここまで今季は1試合平均3・41失点で、少し状態を下げている。9勝無敗のバンデンハーク、スタンリッジ、中田、寺原、ウルフ、千賀と先発の駒はそろうが、果たして……。
プレーオフ導入以降、レギュラーシーズン1位5度も日本シリーズに3度届かず

○寿司男

 2位の日本ハムにはV決定後1勝3敗。3連敗で今季対戦を終えた。不気味なのがレアードだ。打率1割4分1厘と抑え込んだが、5本塁打を献上。V決定後は22日に守護神・サファテがサヨナラ弾を浴び、28日には飯田が逆転満塁弾を被弾した。本塁打後に寿司を握るパフォーマンスがおなじみの助っ人は決して侮れない存在だ。

 9月17日のV決定から10月14日のCSファイナルステージまで、約1か月の期間が空く。ファンの脳裏には悪夢もよぎる。2004年のプレーオフ導入から昨季までレギュラーシーズン1位は5度を数えるが、そのうち3度、日本シリーズ進出を逃している。

 誰もが認める圧倒的な強さを見せたホークス。それだけに、“ポストシーズンの呪い”は簡単に吹き飛ばしたいところだ。

(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)

 日本ハムの日本シリーズ進出もあるかもしれない。

「能力不足」で…大阪市が職員2人を分限免職へ

 大阪市は、職員基本条例に基づき、職員2人を民間の解雇にあたる分限免職とする方針を固めた。

 人事評価が2年連続で最低ランクとなり、研修などを受けさせたが、改善が見込めないと判断した。同条例は橋下徹市長が率いる大阪維新の会の主導で2012年に大阪府と大阪市で成立したが、条例の手続きに従い、「能力不足」とした職員に分限免職を適用するのは初めて。30日にも発令する。

 分限免職は、職務に適格性を欠く場合に行われ、不祥事を起こした職員への懲戒免職とは異なる。地方公務員法で規定され、長期の病気休職などを理由に適用されるのが一般的だが、橋下氏は「(条例で)ダメな職員を辞めさせれば、組織を活性化させる起爆剤になる」と主張していた。
(読売新聞)

 無能な公務員は、どんどんクビにすべきだろう。

【西武】CSへ“超スクランブル態勢”雄星、中継ぎ待機&十亀中3日先発も

 西武投手陣がCS進出へ向け残り2試合に“超スクランブル態勢”で臨むことが29日、決まった。横田投手コーチは「総動員です。今までやっていないことをやってもらうこともある」と菊池の中2日中継ぎ待機などを示唆した。

 この日、西武プリで30日のオリックス戦(京セラD)に先発する野上と28日のロッテ戦(西武プリ)に先発した菊池の2人が練習を行った。97球を投げ中2日でリリーフ待機する菊池は「後先考えず、打者に集中していく。ここまできて疲れたとか言っている場合じゃない」と気合十分。

 岸が左脇腹痛で離脱したため、来月1日の最終のオリックス戦は十亀の中3日先発も検討されている。横田投手コーチは「ビッグイニングを作らせてはいけないのでスパッと代えていくこともある」と一人一殺や1イニングごとの継投も示唆。西武が残り2試合を連勝すれば、4位・ロッテの逆転には残り7戦6勝1敗以上が必要となるだけに、まずは人事を尽くして天命を待つ。
(スポーツ報知)

 残り二つを勝つしかないだろう。

北のマツタケ偽装輸入 「中国産」表示 日本業者、100トン規模

 日本政府の制裁で輸入が禁じられている北朝鮮産マツタケを、日本の輸入業者が中国吉林産と偽って大量に不正輸入していることが29日までに分かった。複数の関係者が明らかにした。マツタケ不正輸入事件で在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)トップの次男らが逮捕されたにもかかわらず、今年の偽装マツタケの輸入総量は100トンに達するとみられる。一部売り上げは北朝鮮当局に上納され、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の秘密資金や核開発など軍費に充てられる恐れがある。

 中朝国境近くの吉林省延辺朝鮮族自治州の延吉市はマツタケ集散地として知られ、20軒以上のマツタケ問屋がある。吉林省産は人気が高く、1等品は1キロ約9千円だが、北朝鮮産は約6千円と安い。問屋経営者によると数年前から日本の輸入業者関係者が北朝鮮産を買い付け、日本に輸入するようになった。問屋に「産地は吉林」といった書類を偽造させているという。今年は豊作だったこともあり取扱量が初めて100トンに達する可能性があるという。

 関係者によれば、延吉の問屋が北朝鮮からマツタケを仕入れる際、北朝鮮当局が経営する商社から購入するルートと、北朝鮮の農民から直接購入する2つのルートがある。農民から購入する場合も、中国に運ぶのに北朝鮮当局経営の運輸会社を利用しなければならない。その際、農民に支払う代金の10倍以上に相当する1キロ約1500円の運送料が課せられるという。

 貴重な外貨源とされるマツタケは、金第1書記の秘密資金を扱い、国際社会の制裁対象でもある朝鮮労働党39号室の傘下企業が管理しているとされる。当局経営の商社などに支払われた代金は政権の秘密資金源になっている可能性が高い。(中国東北部・延吉 矢板明夫)
(産経新聞)

株価操作 監視委、大物仕手筋告発へ 風説流布、利益60億円

 バブル期に巨額の資金を使って株価操作を繰り返した大手仕手グループ元代表の70代男性が、インターネットのサイトに根拠のない情報を書き込んで保有株の価格を不正につり上げ、約60億円の売却益を得ていたことが29日、関係者への取材で分かった。証券取引等監視委員会は元代表について、金融商品取引法違反(風説の流布)の疑いで、東京地検特捜部に告発する方針を固めたもようだ。

 仕手とは、証券市場で企業の業績などとは無関係に、相場を操作して利益を狙う行為。根拠のない情報を流す「風説の流布」や、グループ間で売りと買いを繰り返す「仮装売買」などの手法がある。元代表は昭和50年代から平成のバブル期にかけ、大きな仕手戦を演じ、「兜町の風雲児」と呼ばれた。関係者によると、元代表らのグループは平成23年以降、「般若の会」と名乗る団体が運営する株情報サイトのコラムに、元代表の実名で、当時大証1部に上場していた化学メーカーの株について、過去に元代表が行った仕手戦で株価が急騰した事例を示しながら「同じように大相場になる」などと、株価が上昇するかのような根拠のない書き込みをした疑いが持たれている。

 同社株は仕手銘柄として投資家の注目を集め、最初の書き込みがあった翌日には株価がストップ高になるなど約1カ月間で2倍以上に上昇した。元代表らは事前に購入していた保有株を売り抜け、1億円超の売却益を得たとみられる。

 元代表らは、ほかの複数銘柄についても、同様に株価が上昇するような書き込みを繰り返し、株価が上昇したところで保有株を売り抜けており、元代表らが得た売却益の総額は約60億円に上ったという。監視委は今年3月、元代表の関係先を強制調査し、押収資料を分析するなど実態解明を進めてきた。その結果、かつて大物仕手筋として知られた元代表が、自身の株式市場への影響力を背景に、株価をつり上げる目的で根拠のない情報をネットに流したと断定。特捜部への告発に向け、詰めの調査を進めている。
(産経新聞)

千原ジュニア 福山雅治との“かぶり婚”に感謝 鉄板ネタと宣言、おいしい!

 20代前半の一般女性と結婚したお笑いタレントの千原ジュニアが29日、羽田空港に現れ、結婚後、初めて姿を見せた。婚姻届けを提出した沖縄県宮古島から東京に戻ったジュニア(41)は集まった約30人の報道陣に、福山雅治と“かぶり婚”となったことについて「こんなおいしいことはない。福山さん、ありがとうございます!」と礼を述べた。

 宮古島から羽田に着いたジュニアは集まった約30人の報道陣を見渡し、「すごいな。あっち行かなくていんですか?」と福山の方に行かなくていいのかと聞いて第1声「プロポーズの言葉は『家族になろうよ』です。同じ日に『ひとつ屋根の下』に入って、『スーパードライ』で乾杯しました」と出演CMまで絡ませ、“福山ワード”をたたみかけた。

 自身が結婚を発表した約2時間後に福山が発表し、自身の結婚が吹っ飛んでしまったことに、宮古島に同行した後輩からツッコミが入ったそうで「にいさん、検索ワードから段々落ちていってます」とリアルタイムで自身の話題が福山に飛ばされたことを知った。

 しかし、ジュニアは「芸人としてまだ持ってるなと思いました。できちゃった婚はあっても、かぶり婚はないでしょう」と開き直り、「これから何番組でも使わせてもらいます。福山さん、ありがとうございます!」とネタにすることを宣言した。

 ジュニアは黒い迷彩柄のパンツに黒のTシャツ姿。2泊3日の“ハネムーン”で、28日に宮古島の市役所に婚姻届を提出した。後輩芸人2人も同行して、知り合いの島民に祝福されたという。左手薬指に指輪はなく、報道陣へ愛妻のお披露目もなかったが、「その辺にいる普通の方です」と新妻を表現した。
(デイリースポーツ)

伊勢女子高生殺人事件 抵抗した痕見られず、三重殺人 - 警察、慎重に捜査

 三重県伊勢市の山林で同県松阪市久保町の高校3年波田泉有さん(18)が殺害された事件で、遺体からは抵抗した際にできる目立った外傷がないことが捜査関係者への取材で分かった。

 殺人容疑で逮捕された同級生の男子生徒(18)が「頼まれてやった」という趣旨の供述をしていることや、波田さんがこれまでに「死にたい」と口にしていたとの情報があることから、同署は慎重に捜査している。

 捜査関係者によると、波田さんの遺体には、死因となった深さ約15センチの左胸の刺し傷1カ所以外に争ったり、体をかばったりしたような目立った防御創がなかった。
(共同通信)

福山さんと吹石さん結婚に「ママさんたち、産んで国家貢献してくれたら」 菅官房長官発言


 菅義偉官房長官は29日、フジテレビの情報番組で、歌手で俳優の福山雅治さんと俳優の吹石一恵さんの結婚について「この結婚を機に、ママさんたちが一緒に子供を産みたいとか、そういう形で国家に貢献してくれたらいいなと思っています。たくさん産んで下さい」と発言した。

 菅氏は、番組後にあった同日の記者会見で発言の真意を問われ、「結婚について聞かれたので、大変人気の高いビッグカップルで、皆さんが幸せな気分になってくれればいいと思っている中での発言だった」と説明した。

 「『産めよ増やせよ』との政策を連想する人もいる」との質問には、「全く当たらない」と反論。「安倍晋三首相も、不妊治療を受ける方を応援する趣旨の発言をされている」と述べ、不妊治療の支援策などに取り組む政府の姿勢を強調した。
(朝日新聞)

 産めよ増やせよ、の前に、子育て支援政策や職場環境の改善などが必要だろう。

<社説>与那国台風被害 実態把握し復旧に全力を

 台風には慣れっこになっている県民でさえ、驚く暴風雨だ。想定外の災害にも備えておくことの必要性を痛感させられる。
 非常に強い勢力で先島地方を襲った台風21号は与那国島などに大きな被害をもたらした。与那国町では全国歴代4位となる最大瞬間風速81・1メートルを記録した。
 県内で80メートルを超える暴風が記録されるのは約半世紀ぶりだ。波照間島など八重山地方の広い範囲で50~60メートル級の猛烈な暴風が吹き荒れた。
 ことしは、かなりの勢力で沖縄地方に接近する台風が相次ぐ。8月下旬に石垣市で最大瞬間風速71・0メートルを記録した台風15号の被害に見舞われたばかりだ。台風のたびに住民や各事業者は対策に追われており、負担も増している。
 今回、沖縄気象台は「台風15号と同規模かそれ以上の重大な災害が発生する恐れがある」と呼び掛けていた。予測通り、台風は沖縄接近に伴って勢力を増し中心気圧は925ヘクトパスカルにまで発達した。ただ厳重な警戒を呼び掛けた気象庁の予測を上回って台風の勢力が発達した点は見過ごせない。
 海面水温の上昇などが急激な発達の要因とされるが、80メートル超の暴風に衝撃を受けた人は多いのではないか。私たちは自然災害に対する警戒を常に怠ってはならないのだと、自覚させられる。
 与那国島では電柱数十本が折れたり倒れたりし、学校の体育館など公共施設にも多くの被害が出ている。与那国町の報告によると一般住宅の被害も甚大で、全壊が10軒、半壊が27軒、一部損壊は約280軒に上っている。
 第11管区海上保安本部によると、電気やガスなども使用できなくなっている地域がある。船舶などの被害も目立つ。29日夕段階で島では依然500戸が停電し、固定・携帯電話やインターネットもつながりにくい状況が続いている。
 被害の全容はまだよく分かっていない。与那国空港は無線施設などが損壊し悪天候時は着陸できない状態だ。復旧作業の加速に向けて町は29日に県を通じて自衛隊に災害派遣について要請し、陸自ヘリは同日夕に電力や電話会社などの復旧作業員と資機材を現地に搬送した。
 被害実態の把握を進めながら、ライフラインの復旧作業を急がねばならないことは言うまでもない。関係機関は一致協力し、作業に全力を挙げてほしい。
(琉球新報)

巨人ドラ1にオコエ、平沢浮上 甲子園で評価上がる

 巨人が29日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行い、ドラフト指名候補を67選手に絞った。

 1位指名候補として、世代、ポジション別に10選手を挙げた。従来の候補に加え、夏の甲子園で活躍したオコエ瑠偉外野手(3年=関東第一)と平沢大河内野手(3年=仙台育英)を、新たに最上位の評価に加えた。

 高校球界を代表する左右の強打者が、巨人のドラ1候補に浮上した。山下スカウト部長は2選手について「甲子園ですごく評価を上げた。必ずレギュラーになれる」と話した。確かに、将来をしょって立つ強打の野手は、現在のチーム状況に照らせば重要な補強ポイントとなる。一方で山下部長は「即戦力のピッチャーでいくのか。それとも即戦力の野手か。まだ決まっていない。例年通り、当日まで」と話した。他球団の動向を含めて精査を続ける。
(日刊スポーツ)

大谷翔平 「打者・大谷」残り4試合欠場も CS見据え投手調整を優先

「打者・大谷」が残り4試合のレギュラーシーズンを欠場する可能性が浮上した。

 日本ハム・栗山監督が「体を休めた方がいいかもしれない。(打席に立たない)可能性がある」と示唆。30日からのロッテ2連戦(札幌ドーム)では野手でベンチ入りするが、CSを見据え投手調整を優先。1試合は調整登板する予定で、リーグ単独トップの15勝など投手部門3冠がほぼ当確な大谷は「最後まで勝ちにこだわっていきたい」。

 また指揮官はCSで近藤を捕手に、大谷をDHに復帰させる攻撃的プランをあらためて披露した。
(スポニチアネックス)

 近藤が捕手はどうだろう。

 近藤一塁で、中田が左か。

中国で日本人2人拘束 5月から、「スパイ行為」容疑

 中国遼寧省と浙江省で5月、「スパイ行為」にかかわった疑いで日本人男性2人が相次いで中国当局に拘束されたことがわかった。複数の日中関係筋が明らかにした。スパイ行為の疑いで日本人が中国で拘束されたことが明らかになるのは極めて異例。どのような行為が問題とみなされたのかは不明だが、拘束は数カ月に及んでおり、中国側が2人の行動を重大視している可能性がある。

 関係筋によると、男性2人は民間人で、中国には住んでおらず、日本から渡航して拘束された。中国の反スパイ法と刑法が根拠となっているという。1人は遼寧省の中朝国境地帯で、もう1人は浙江省の軍事施設周辺で拘束された。

 習近平(シーチンピン)指導部は「海外の反中国勢力」の流入を警戒し、取り締まりや監視を強めている。昨年11月にはスパイ行為を具体的に定義した「反スパイ法」を施行。国内外の組織や個人が国家の安全に危害を及ぼす活動や、国家機密を盗み取ることなどをスパイ行為と定めた。中国側は、男性2人の行動において、日本政府の指示があったかどうかについても調べている模様だという。
(朝日新聞デジタル)

バルサ選手に相次ぐ脱税疑惑…メッシ、ネイマールに続きマスチェラーノも


 バルセロナ所属のアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが28日、スペイン税務当局から2件の脱税容疑で告発された。大手メディア『スカイスポーツ』が同日に報じている。

 検察庁の発表によると、マスチェラーノはアメリカとポルトガルに設立した企業を利用し自身の肖像権に関わる収入を申告していなかった模様。2011年に約58万7822ユーロ(約7900万円)、2012年に約96万8907ユーロ(約1億3000万円)の合計155万6729ユーロ(約2億1000万円)もの脱税があったという。

 この事件に関して、マスチェラーノは声明を発表していないが、今月、20万ユーロ(約2690万円)の追徴課税とともに全額支払いを済ませている。今後、裁判になるかどうかは現時点で不明。

 バルセロナで脱税容疑で告発されているのはマスチェラーノだけではない。スペイン税務当局は同代表FWリオネル・メッシも肖像権に関わる脱税容疑で告発。メッシとその父親は、2006年から2009年の間に400万ユーロ(約5億3000万円)を超す脱税を行なったと告発されているが、容疑を否認している。

 なお、ブラジル代表FWネイマールも25日に脱税疑惑が報じられている。同日付のイギリス紙『ガーディアン』によると、ネイマールはサントスに所属していた2011年から2013年の間に海外からの収入を過少申告し、6300万レアル(約19億1000万円)を脱税した疑いがかけらている。これより、サンパウロの裁判所が1億8880万レアル(約57億4000万円)の財産凍結を命じたと伝えられていた。

(SOCCER KING)

 節税対策が裏目に出ているのだろう。

 お金を管理する親や本人などが、単純に脱税するとは考えにくい。

2015年9月29日火曜日

愛知県警の任意聴取中に逃走…春日井のラーメン店強殺事件で指名手配の元従業員

 愛知県春日井市のラーメン店で従業員2人が死傷し、売上金約250万円が奪われた事件で、県警が29日、強盗殺人容疑などで指名手配した同市牛山町、元従業員の無職、宮地良多容疑者(27)は春日井署で任意聴取を受けた28日夜、逃走していたことが分かった。

 宮地容疑者は同日夜、捜査員らの制止を振り切って署から外に出た。その後、捜査員1人が一緒に歩いて説得を続けたが、南に15キロ以上離れた名古屋鉄道神宮前駅(名古屋市熱田区)近くで突然走りだして逃げた。逃走時は黒のTシャツ、黒の七分丈のズボンを着て青色のサンダルを履いていた。

 捜査本部によると、大阪府内に住む宮地容疑者の親族宅への家宅捜索で、現金約195万円が見つかった。同容疑者は8月末まで店で勤務しており、売上金の管理方法を知っていたとみて調べる。
(産経新聞)

 警察の失態が多い。

高3男子「頼まれた」 三重女子高生殺害容疑で逮捕

 三重県伊勢市の雑木林で、市内の高校に通う3年生の波田泉有(はだみう)さん(18)=同県松阪市=を包丁で刺して殺害したとして、県警は29日、同じ高校に通う3年生の男子生徒(18)=伊勢市=を殺人容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、「(被害者に殺害を)頼まれた。包丁は自宅から持ってきた」と説明しているといい、県警は嘱託殺人の可能性もあるとみて当時の状況を調べている。

 県警によると、男子生徒は28日午後5時10分ごろ、伊勢市尾上町(おのえちょう)の「虎尾山(とらおやま)」付近で、女子生徒の左胸を包丁のような刃物で刺して殺した疑いがある。午後9時45分ごろ、女子生徒の知人から119番通報があり、駆けつけた警察官が遺体を確認した。司法解剖の結果、死因は失血死だった。

 「(女子生徒に殺害を)頼まれた」。三重県警に殺人容疑で逮捕された高校3年の男子生徒(18)は、そう説明しているという。

 女子生徒と同じ中学校の柔道部だったという少年は、高校に進んだ女子生徒が「自殺したい」と漏らしていると人づてに聞いた。別の少年によると、昨年、女子生徒は同級生の男子と川に飛び込もうとし、止められた。今年7月初めには同じ男子と行方が分からなくなり、5日後に見つかったこともあったという。

 28日午後3時半、体育祭の練習が終わり、高校を出る女子生徒に、教頭が「気をつけて帰ってね」と声をかけると、にこっと笑ってこたえたという。殺害時刻は午後5時すぎとされる。「どこにいるの」。夜になり、女子生徒と、逮捕された男子生徒との連絡がとれないことを不安に思った友人らが、LINEを使って呼びかけた。

 県警によると、男子生徒から居場所を伝える返信があり、現場に向かった友人らが、女子生徒が刺されているのを見つけた。同じ高校の生徒は、男子生徒が「殺してって言われたから、殺した」と友人らに話したと聞いたという。

 女子生徒は、同県松阪市の住宅街に並ぶアパートの一室に暮らしていた。近くの住民は「近所のつながりはほとんどない」。女子生徒の姉は、取材に「私からお話しすることはできません」と涙声で話した。
(朝日新聞デジタル)

札幌地検元検事を起訴猶予=電車で女性に痴漢容疑―横浜地検

 横浜市を走行中の電車内で女性の下半身を触ったとして8月、神奈川県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の疑いで逮捕された札幌地検の元検事有田洋平容疑者(28)=辞職=について、横浜地検は29日、不起訴(起訴猶予)処分とした。
 
 札幌地検は25日、有田容疑者を停職2カ月の懲戒処分とし、有田容疑者は同日付で検事を辞職した。横浜地検によると、容疑を認め、反省の弁を述べているという。
 有田容疑者は8月8日未明、JR根岸線を走行中の電車内で、隣の席の女性の尻をスカートの上から触った疑いで現行犯逮捕され、翌9日に釈放されていた。
(時事通信)

 痴漢で職を失うのは哀れ。

「可能な限りの教訓を」=捜査課長会議で金高警察庁長官

 警察庁は29日、全国の捜査担当課長ら約370人を東京都内に集めて会議を開いた。
 金高雅仁長官は埼玉県熊谷市の連続殺人事件について、「懸命の対応にもかかわらず6人の尊い命が失われる事態に至った」とした上で、「可能な限りの教訓を引き出し、凶悪事件の連続犯から市民を守る検挙力の強化を図る必要がある」と述べた。
 この事件では、最初の夫婦殺害の容疑者が潜伏していた可能性について警察の注意喚起が不十分だったなどの指摘が出ており、県警が対応を検証。警察庁は「県警の作業を注視している」(刑事局の担当者)という。
 金高長官は、連続犯の恐れがある凶悪事件への対処として「徹底した防犯活動と検挙の力で、さらなる被害を止めなければならない」とも指摘した。
 指定暴力団山口組の分裂にも触れ、「抗争の危険から市民を守り、暴力団の弱体化、壊滅に向けた取り組みを強力に進めてほしい」と訓示した。
(時事通信)

三重県伊勢市 “殺害”依頼か…女子高生殺害で少年逮捕へ

 28日夜、三重県伊勢市の雑木林で18歳の女子高校生が殺害されているのが見つかった。警察は一緒にいた男子高校生を間もなく逮捕する方針。

 警察の調べによると、28日午後9時40分ごろ、伊勢市の雑木林で三重県松阪市の高校3年生・波田泉有さんが倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。左胸のあたりには刃物で刺したような傷があり、近くには血のついた包丁が落ちていたという。

 消防が駆けつけたとき、現場には波田さんの母親や同級生など10人ほどがいたという。捜査関係者によると、死亡した女子高校生は以前から自殺願望があり、同級生の少年に「殺害」を頼んだ可能性があるとみて調べている。
(日本テレビニュース)

 女子高校生の自殺願望で、殺害依頼か。

「長期利用者だが、ちょっと不公平」高市総務相 携帯電話料金軽減会議、10月19日開催 

 高市早苗総務相は29日の閣議後会見で、安倍晋三首相の携帯電話料金の負担軽減発言を受けて、12月の軽減策とりまとめに向けた有識者会議を来月19日に開くことを明らかにした。高市総務相は「有識者の意見をうかがい、どういう方法があるかを提案してもらう。携帯電話事業者からのヒアリングも行い、一定の結論を得たい」と述べた。

 高市総務相は、携帯電話料金の負担軽減策の私案として、(1)データ通信容量が少なめの人や通話掛け放題が不要な人などを対象にした料金プランの多様化(2)端末料金値引きからサービス料金競争への転換(3)割安な仮想移動体通信事業者(MVNO)の支援-を挙げた。

 また、高市総務相は、自らも携帯電話の買い替えを検討中とした上で、「カタログを見たが、大手の料金プランは通話も掛け放題が中心で必ずしもニーズに対応していない。また、私は長期利用者だが、端末の買い替えを頻繁にする利用者がキャッシュバックが行われているのに比べて、ちょっと不公平だ」と不満を漏らした。
(産経ニュース)

 長期利用者の料金を安くすべきだろう。

 携帯電話料金は、詐欺に近い。例えば、データ通信が定額でも、ある一定の量を超えると追加料金が発生する。

インドネシア高速鉄道計画、日本の提案採用せず

 日本と中国が受注を競っていたインドネシア初の高速鉄道整備計画について、同国のジョコ大統領の特使として来日したソフヤン国家開発企画庁長官が29日、菅義偉官房長官と会談し、日本の提案を採用しない考えを伝えた。

 日本外務省によると、ソフヤン氏は「日中双方の提案は再検討が必要といったん判断したが、その後中国側からインドネシア政府の財政負担や債務保証を伴わずに事業を実施できる新たな提案があり、インドネシア側は中国提案を歓迎したい」とのジョコ大統領のメッセージを伝えたという。

 これに対し菅氏は、インドネシア政府が事業を「中速鉄道」として実施し、各国企業に参画機会を公平に提供すると説明していたとして「極めて遺憾と言わざるを得ない」と不快感を表明した。

 高速鉄道は、首都ジャカルタとバンドン間の140キロを結ぶ計画。日本は「新幹線方式」の輸出を目指していたが、中国側はインドネシア政府が負担する必要がない資金計画で売り込みをかけていた。インドネシア政府は4日、高速鉄道の計画自体を見直し、いったん日中双方の提案を不採用にする方針を決めていた。
(朝日新聞デジタル)

 中国の鉄道では、重大な事故が起こらなければよいが。

松中、涙の現役続行表明 ソフトバンクに自由契約申し入れ

 ソフトバンク・松中信彦内野手(41)が29日、福岡市のヤフオクドームで会見を行い、球団に自由契約を申し入れた上での現役続行を表明した。

 「入団するときは、逆指名でホークスに入った。最後はホークスという思いはありましたが、それ以上に野球がしたい。悔いのない野球人生を送りたかった。少しでも可能性があるならば現役にこだわりたい」と涙ながらに語った。

 今季は開幕2軍スタートだったが、2軍では打率・299、11本塁打、38打点と安定した成績でウエスタン・リーグの4連覇に大きく貢献した。優勝後、21日の日本ハム戦(札幌ドーム)から1軍昇格し、27日のロッテ戦(QVCマリン)では7番DHでスタメン出場したが、28日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)まで6試合8打席無安打(1四球)だった。連覇を果たしたチームに「ぼくのポジションはもうない」と感じた反面「ボールは見えていた。体は元気だし、気力もある」と他球団での現役続行を決意した。

 1996年のアトランタ五輪決勝(対キューバ)で満塁本塁打を放つなど、銀メダルに貢献した松中は1996年ドラフト逆指名で新日鉄君津から入団。99年のダイエー初優勝に貢献すると、03年には打点王で初タイトル。04年には史上7人目の三冠王に輝いた。05年も打率、本塁打の2冠王。06年の第1回WBCでは王ジャパンの4番として、世界一に貢献した。ミスターホークスと呼ぶにふさわしい活躍を見せた強打者は10月1日までの楽天3連戦(ヤフオクドーム)が、ソフトバンクのユニホームでプレーする最後の舞台となる。

 名球会入りとなる通算2000安打へはあと234本。「ボロボロになるまでやりたい」と背番号3は41歳にして、新たな旅立ちを語った。
(スポニチアネックス)

41歳松中、引退を決断=2004年三冠王―プロ野球・ソフトバンク

 ソフトバンクの松中信彦内野手(41)が今季限りで現役を引退する決断を下したことが29日、分かった。
 
 チームの世代交代が進む中、今季は2軍が続き、リーグ連覇が決まった後の今月21日に1軍昇格。「もう必死。悔いが残らないようにしたい。残り何打席あるかわからないが、頑張る」などと話していた。29日から行われる楽天3連戦が、レギュラーシーズンの本拠地最終戦となるため、試合を前に気持ちを固めたとみられる。
 松中は熊本・八代一高(現秀岳館高)から新日鉄君津を経て入団。1999年の日本シリーズ制覇、2000年のリーグ連覇に貢献した。03年は打点王に輝いてチームを再び日本一に導き、04年には史上7人目、平成では初の三冠王となった。
(時事通信)

SEALDs奥田さんに脅迫状=在籍大学に封書

 安全保障関連法に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さんを脅迫する文書が、奥田さんの在籍する明治学院大(東京都港区)に届いていたことが29日、大学への取材で分かった。
 奥田さんは28日、自身のツイッターに「僕と家族に対する殺害予告が来ました。何か意見を言うだけで、殺されたりするのは嫌」などと投稿していた。
 同大によると、24日夕、封筒に入った文書が届き、奥田さんを脅迫する内容が書き込まれていた。大学は東京と横浜市の両キャンパスそれぞれの所轄警察署に相談したという。
 神奈川県警港北署によると、奥田さん側から被害を通報するFAXが同署に届いているという。
 奥田さんは団体の先頭に立って活動し、15日の中央公聴会では「説明不足で到底納得できない」などと廃案を求める意見陳述を行った。
(時事通信)

加害者父「無期懲役が妥当」に娘を惨殺された父怒り…入間市女子大生殺人

 昨年10月、入間市の路上で、近くに住む大学3年・佐藤静香さん(当時21)が刃物で刺され殺害された事件で、殺人などの罪に問われた沼田雄介被告(21)の裁判員裁判の初公判が28日、さいたま地裁(片山隆夫裁判長)で開かれた。沼田被告は起訴内容を認めた。証人尋問で、加害者の父が息子の量刑に関して「無期懲役に値する」と述べたところ、被害者・佐藤さんの父に問い質され、「やはり死刑がふさわしい」と言い直す一幕もあった。

 被害者参加制度を利用して裁判を傍聴した佐藤さんの父は、法廷で初めて加害者の父と対面した。佐藤さんが、被告によって愛娘を惨殺された怒りを押し殺すように「お父さんは、有期刑になると考えているのでしょうか」と問うと、証人として証言台に立った沼田被告の父は「無期懲役に値する刑だと思う」と答えた。これに対し、佐藤さんは納得できない様子で「娘を奪われた我々家族の気持ち対して『無期』ということを考えてらっしゃるんですね。お父さん自身も…」と声を震わせながらただすと、沼田被告の父は「人の人権を奪った人間に人権はない。死刑がふさわしい」と改めて回答した。

 検察側の冒頭陳述によると、沼田被告は、昨年10月15日午後10時10分ごろ、アルバイト先から帰宅途中の佐藤さんを、自宅までわずか20メートルの細い路地で襲い殺害した。犯行に使用した凶器は、刃渡り約18センチのコンバットナイフ。逃げる佐藤さんを背中から刺し、約16メートル執拗に追いかけ、絶命するまで32か所刺した。左肋骨(ろっこつ)部分には最も深い13センチ刺し傷があった。翌日午前1時20分ごろ、狭山署に出頭し、殺人などの容疑で逮捕された。

 検察側は沼田被告の父に「これまで、何度(殺害現場の)献花台に行きましたか」と問うと、「昨年12月くらいに1回行っただけです」と小さな声で答えた。そして「生活上、多額の借金があるため、まだ賠償は何もできていない」と加えた。

 この日、沼田被告は、大学での失恋や留年が確定的になったことで「現実から逃げたい。これまでの自分の人生を台無しにして、リセットしたい。刑務所にいくしかない」などと極めて身勝手な犯行動機を述べた。「(身長169センチの)自分より体格の小さい人ならだれでもよかった」と事件2日前から殺害対象を物色していたことも明かした。近くのコンビニで働いていた佐藤さんのことは知っていたが、話したことはなかったという。

 佐藤さんの父に「あおむけになって何度も『助けて』と苦しい表情で懇願する娘に向かって、何度もナイフで刺したんですね」と問われると、「はい」と冷ややかに回答。自身の刑期は「20年近くなるだろう」と述べた。

 沼田被告は、高校時代に不登校になり通信学校に転校。大学でも授業についていけず、昨年9月から学校に行かずネットカフェに入り浸るようになった。そんな息子と、それまで話し合ってこなかったという被告の父は「なぜ刑務所にいきたいと思ったのか、今も分からない」。それでも、「(刑期を終え)社会復帰したら、何でも話し合える環境を作りたい」と更生を願っていた。
(スポーツ報知)

<児童買春>警察庁職員逮捕 17歳少女にわいせつ行為

 警視庁少年育成課は29日、相模原市南区上鶴間本町、警察庁職員、星野寛容疑者(33)を児童買春禁止法違反容疑で逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は2月1日、東京都武蔵野市のホテルで、当時高校2年生で17歳の少女2人に現金2万円ずつを渡して、わいせつな行為をしたとしている。携帯電話の出会い系アプリを通じて知り合ったという。同課によると、星野容疑者は2013年4月に愛知県警から警察庁へ出向した。【斎川瞳】
(毎日新聞)

国の警察行政機関として、内閣総理大臣の所轄の下に国家公安委員会(委員長は国務大臣、委員は5人)が置かれ、さらに、国家公安委員会の管理(大綱方針を定め、それに即して監督すること)の下に警察庁が設けられています。警察庁(長は警察庁長官)は、広域組織犯罪に対処するための警察の態勢、犯罪鑑識、犯罪統計等警察庁の所掌事務について都道府県警察を指揮監督しています。

 警察庁には長官官房と5つの局、2つの部からなる内部部局と、更に3つの附属機関が置かれており、また、地方機関として7つの管区警察局と2つの警察情報通信部があります。
(警察庁のHPから引用)

消費税 <還付金制度案>二つの誤算…公明猛反対、自民税調権威低下

 2017年4月の消費税率10%への引き上げ後の負担軽減策として、財務省が提案した還付金制度案。今月、唐突に出てきたように見えるが、生活必需品の税率を低くする軽減税率の導入による税収減を懸念した財務省が、今春からひそかに研究していたものだった。財務省は自民、公明両党の一部税調幹部と水面下で案を作り上げたが、軽減税率の導入を訴えてきた公明党の猛反対にあい、実現には暗雲が漂う。【朝日弘行、大久保渉、横田愛】

 財務省は今春、軽減税率の適用対象品目を検討。「酒類を除く飲食料品」「生鮮食品」「精米」の3案について分析し、自公税調に示した資料には、どれも一長一短で決め手に欠けるというデータが示されていた。「行き詰まるように資料を作った」。ある財務省幹部はこう明かす。

 消費税率10%時に軽減税率8%を適用した場合、「酒類を除く飲食料品」の税収減は1.3兆円に上り、穴埋めは容易ではない。「精米」なら400億円に抑えられるが、負担軽減効果がほとんどない。「生鮮食品」の税収減は3400億円だが、何を生鮮食品とするかの線引きが難しい。資料をもとにした与党の議論は堂々巡りとなり、自公税調は5月、打開策の検討を財務省に委ねた。

 財務省は従来、毎年の税収が大きく減りかねない軽減税率の問題点を懸念していた。政府関係者によると、財務省は自公の議論が行き詰まる前の春先から、省内でひそかに軽減税率に代わる案の検討を始めていた。自民党も、もともと軽減税率の導入に否定的。経済界が「税率が複数になると経理事務負担が大きい」と反対しているためだ。

 ◇根回し2人だけ

 「軽減税率の導入回避」で自民税調と財務省の思惑が一致し、財務省は税収減、経理事務負担、対象品目の線引きの「3点を同時にクリアする」(幹部)案として、還付金案の準備を着々と進めた。相談した与党幹部は、自民党の野田毅税調会長と公明党の北側一雄副代表の2人。こうしてマイナンバー制度の個人番号カードを提示し、いったん10%の消費税を支払って、後日2%分の還付を受ける還付金案が固まった。

 財務省は「7月に案を提示する予定だった」(関係者)が、6月初めに日本年金機構の情報流出問題が発覚し、マイナンバー制度への風当たりが強まったため、先送りされた。8月27日に改正マイナンバー法が参院内閣委員会で可決された直後、1カ月以上塩漬けにされていた還付金案は再び動き出した。

 財務省の田中一穂次官が安倍晋三首相に還付金案を説明したのは9月1日。与党への正式な提示は9月10日だった。軽減税率の導入を掲げる公明党に配慮し「日本型軽減税率制度」と銘打ったが、ほとんどの税調メンバーは初耳だったこともあり、「これは軽減税率とは呼べない」と批判が噴出した。

 ◇カギ握る官邸

 党税調幹部と事前調整するのは「各業界の利害が複雑に絡み合う税制の決定権を党税調の重鎮が握る」という伝統に基づいた財務省主税局のやり方。しかし、安倍政権では昨年の法人税引き下げなども官邸に主導権が移り、党税調の権限は相対的に弱まっている。与党内から異論が噴出する事態に、財務省関係者は「主税局の従来手法が通用しなくなっている」と指摘する。

 公明党の猛反発と自民税調の権威の低下。二つの誤算で、還付金案の実現が見通せない中、財務省は「与党に要請されて案を出しただけだ」(麻生太郎財務相)と責任を転嫁し始めた。自民税調幹部は「議論が長引けば、公明党が望む軽減税率の導入が遅れるだけだ」と強気を装うが、参院選を来年夏に控え、公明党の選挙協力は欠かせない。焦点は「与党の協議を見守る」(菅義偉官房長官)と静観の構えを見せる官邸の動向だ。安全保障関連法案の強行採決後の支持率回復を狙っており、政府高官は「経済界は反発するだろうが、軽減税率に戻せばいい」と官邸が調整に乗り出す可能性を排除しない。
(毎日新聞)

 経済界の反発でも、軽減税率だろう。

 還付金制度にしても、中小企業に事務負担が生じる。

日本ではVWディーゼル車は“無罪”? 複雑化する技術と規制が生んだ産業史上最大のスキャンダル

 独フォルクスワーゲン(VW)製ディーゼル車の排ガス試験不正スキャンダル。米ウエストバージニア大学の付属研究機関による実験結果に端を発したこの問題は、米環境保護局(EPA)による調査結果の公表とVWへのリコール指示を経て、9月初めに2018年までの任期延長が内定したばかりだったVWのマルティン・ヴィンターコーン社長が辞任するに至っている。

 対象となったのは米国で販売済みの約48万台だが、同じ型式のエンジンを搭載した車種は世界中で1100万台にもなる。各国の環境当局が調査に動き出すなど、問題は既に米国だけに留まらず、欧州を中心に普及が広がる「クリーンディーゼル」そのものの信頼性や、環境規制のあり方にまで広がっている。

 VWは今後、米当局より最大で約2兆円もの制裁金を科せられる可能性があるほか、当該車種のオーナーなどから代表訴訟を起こされるリスクを抱える。そのため、既に2015年7-9月期に65億ユーロの対策費用を計上している。

 日本への影響も出始めている。全売上高のうちVWグループ向けが約1割を占めるアイシン精機や、欧州市場に強いサンデンホールディングスなどの株価が大きく下落。欧州メーカーやマツダなどが相次いで低燃費のディーゼル車を投入したことで、「ディーゼル=低燃費」というイメージが定着しつつある日本市場でも、消費者の印象が悪化する可能性もある。

 では、今回のVWの問題と同じことが日本で起こったらどうなるか。答えは、“無罪”だ。もちろん、問題になれば消費者からの信頼を失い、対象車種を自主回収せざるを得なくなるかもしれない。それでも、巨額の罰金や制裁金を課される可能性は低い。
(日経ビジネス)

 日本は、排ガス基準が低いということか。

 日本も、米国並みの厳しい基準を導入すべきだろう。

「こうのとり」宇宙ステーションから分離

 国際宇宙ステーションに物資を届ける任務を終えた日本の宇宙輸送船「こうのとり」の5号機は、日本時間の29日未明、宇宙飛行士の油井亀美也さんが操作するロボットアームによって、宇宙ステーションから切り離されました。
 先月19日に打ち上げられた日本の宇宙輸送船「こうのとり」の5号機は、NASA=アメリカ航空宇宙局から緊急に託された生活用品など5トン余りの物資を無事、国際宇宙ステーションに届けました。
 任務を終えた「こうのとり」は日本時間の29日未明、宇宙飛行士の油井亀美也さんが操作するロボットアームで、宇宙ステーションから切り離す作業が行われました。
 当初は午前0時20分ごろに切り離す予定でしたが、直前になってロボットアームが緊急停止するトラブルがあり、午前2時前に改めて作業を行って切り離しに成功しました。
 JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、緊急停止した原因は分からないということですが、システムのチェックをやり直したところ、正常に動いたということです。
 切り離された「こうのとり」には、不要になった実験装置など4トン余りのごみが積み込まれています。「こうのとり」は、このあと次第に高度を下げて日本時間の30日午前5時半ごろに南太平洋上空で大気圏に突入し、1000度を超える熱で燃え尽きることになっています。
(NHKニュース)

パ・リーグのCS進出争いが激化 西武とロッテ、本当に有利なのはどっち?

残り試合が多いロッテだが、西武が2勝0敗なら1敗しか許されない
 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)進出争いが激化している。

 4位・ロッテが28日の3位・西武との直接対決(西武プリンスドーム)で4-2で快勝。西武とのゲーム差を0・5差に縮めた。

 西武は残り2試合。31日からのオリックス2連戦(京セラドーム大阪)が最後だ。一方、雨天中止が多かったロッテは30日から7連戦。30日、10月1日の日本ハム戦(札幌ドーム)、10月2日から楽天2連戦(QVCマリン)、同4日から日本ハム2連戦(QVCマリン)、同6日の楽天戦(コボスタ宮城)と7試合が残されている。

 西武が2勝0敗なら勝率5割7厘。ロッテは6勝1敗で勝率5割1分4厘と上回ることが出来る。西武1勝1敗となると、ロッテは4勝3敗なら勝率5割で並ぶが、直接対決で13勝11敗1分けと勝ち越しているため、勝ち抜けとなる。

 どちらが有利なのか? 残りカード、球場の相性で占った。

オリックスに勝ち越している西武が2勝で重圧かけられるか
(1)対戦相手

 西武はオリックスに14勝9敗とカード勝ち越しを決めている。一方で、ロッテは最下位・楽天に11勝11敗、日本ハムには8勝13敗と、どちらにも苦戦。西武がシーズン通りの強さをオリックスに見せられれば、ロッテにはプレッシャーとなる。

(2)球場

 オリックスに大きく勝ち越している西武だが、京セラドーム大阪では2勝3敗。ロッテは4試合が残るQVCマリンで35勝32敗、2試合が残る札幌ドームでは3勝2敗と勝ち越し。1試合のコボスタ宮城で5勝7敗と負け越している。西武が京セラドーム大阪でどれだけ力を見せられるか、ロッテが本拠地で本来の力を発揮できるかがカギとなる。

 最終戦は西武が1日で、ロッテは6日。かなりの“時差“がある。西武ナイン、ファンにとっては、しばらくロッテの戦いに注目する日々が続きそうだ。

(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)

日ロ首脳、国連本部内で会談 北方領土問題など意見交換

 アメリカ・ニューヨークを訪れている安倍首相は、日本時間29日朝、ロシアのプーチン大統領と国連本部内で会談した。
 およそ10カ月ぶりとなる両国の首脳会談だが、会議の冒頭、プーチン大統領は、両国の経済協力について言及し、安倍首相は、領土問題を含む平和条約交渉について言及するなど、最初から思惑の違いが明確となっている。
 プーチン大統領は「ロ日間では、あらゆる方面でコンタクトが活発化しているが、残念ながら、経済の取引高は少し減っている」と述べた。
 安倍首相は「今回、私は、自民党の総裁として、再選を果たすことができました。これによって、さらに腰を据えて、ウラジーミル(プーチン大統領)との平和条約交渉に取り組むことができる素地が整った。2国間の関係を発展させたい」と述べた。
 会談は、30分以上にわたって行われ、日本側は、北方領土問題を含む平和条約締結交渉をめぐって、「双方に受け入れ可能な解決策を目指す」との両国の合意に沿って、前向きに取り組むようロシア側に求めたとみられ、年内のプーチン大統領の日本訪問について、意思確認を行ったとみられる。
 一方のロシア側は、北方領土の帰属問題を話し合うことには後ろ向きで、極東地域の経済協力を進めたい考えで、トップ会談で、領土問題の事態打開に向けて、道筋をつけられたかどうかは不透明な情勢。
(フジテレビニュース)

 北方領土の返還は無理だろう。

フォルクスワーゲン VW、不正ソフト使用を05~06年に決定か 前任CEOの関与は?

【ベルリン=宮下日出男】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の不正な排ガス規制逃れ問題で、DPA通信は28日、規制逃れのための不正なソフトウエアを一部ディーゼルエンジン車に使用することが2005~06年に独北部ウォルフスブルクのVW本社で決定されたと報じた。VW関係者の話として伝えた。

 DPAによると、VWは当時、米国市場でのディーゼル車の販売に苦戦。厳しい排ガス規制に対して採算がとれる対策の必要性に迫られ、コストのかさむ排ガス浄化装置でなく、不正ソフトの使用を決めた。

 この時期はウィンターコルン氏の前任にあたるピシェツリーダー氏が会長兼最高経営責任者(CEO)を務めていた。

 VWは30日、監査役会の一部メンバーで今後の対応を協議する予定。当時の経緯については内部調査の中間報告としてメンバーらに示されるという。
(産経新聞)

 なんておバカな会社だろう。

 フォルクスワーゲンは、もう終わりだろう。

 ディーゼル離れ、のみならず、車離れが進むのだろう。

車の不正ソフト、日本も規制へ VW排ガス問題で前倒し


 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が欧米で売ったディーゼル乗用車に排ガス規制を逃れる不正ソフトを積んでいた問題で、国土交通省は日本でも不正ソフトの搭載を禁じる規制を前倒しで導入する検討に入った。もともと2018年に導入予定だったが、主要国で日本の規制が遅れている事態の解消を急ぐ。

 米環境保護局(EPA)によると、VWは試験の間だけ排ガスを低減する装置を働かせ、環境基準を満たしたかのように装う不正ソフトを積んでいた。実際に道を走るときに排出される窒素酸化物(NOx)は、米国の基準の10~40倍に上っていたとされる。

 こうした不正ソフトの使用は、米国は1990年に、欧州連合(EU)も2001年に禁じている。

 一方、日本では、東京都が11年、国内トラック大手のディーゼル車が、今回のVWと似た不正をしていると指摘した。

 メーカーは規制逃れは認めていないが、該当車のプログラムを書き換えるリコール(回収・無償修理)を実施した。国交省はこれを受け、13年から大型ディーゼル車のトラックとバスについては不正ソフトの使用を禁じたが、乗用車への禁止は見送った。「乗用車で不正が行われるとは想定していなかった」(国交省の担当者)ためという。

 政府はもともと、世界的な環境規制強化の流れにあわせるため、18年からガソリン車も含めて現行より厳しい排ガスの測定方式を導入することを決めていた。ディーゼル車への新規制もここに盛り込む計画だったが、VWの問題で、対応を迫られることになった。

 ただ、複数の関係者によると、新しい測定方式そのものの導入時期を前倒しすることは、「車両メーカーの開発スケジュールからすると難しい」という。
(朝日新聞デジタル)

 日本の規制が遅れているのは意外だ。

<来夏参院選>「共産と共闘」に温度差

 共産党の志位和夫委員長は28日、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎共同代表と相次いで国会内で会談し、安全保障関連法廃止を旗印にした連立政権構想と国政選挙での選挙協力を呼びかけた。小沢氏は受け入れる考えを示したほか、吉田氏も前向きな姿勢を示した。民主、維新両党は難色を示しており、「志位構想」に対する野党内の温度差が浮き彫りになった。

 会談で小沢氏は、志位氏の提言について、「大胆な決断を評価する」と持ち上げ、吉田氏も方向性に理解を示した上で、関連法だけでなく脱原発や消費税引き上げ反対などの政策課題での連携も提案した。

 両党が積極姿勢を示す背景には、いずれも所属国会議員数が政党要件ぎりぎりの5人まで落ち込み、来夏の参院選も苦戦必至という事情がある。躍進が続く共産と連携することで党勢の低迷に歯止めをかけたい考えだ。会談でも社民側は「参院選の1人区でなんとしても協力するのが現実の課題だ」(又市征治幹事長)と指摘した。

 これに対し、民主、維新両党が慎重なのは、共産党と手を組むことに党内の保守系議員の強い反発があることに加え、支持基盤の大部分を占める「中間層も逃げかねない」(民主党関係者)との懸念が強まっているからだ。民主党最大の支持団体である連合も共産との連携には慎重。維新などとは政策協議を実施しているが、共産とは行わないなど距離を取っている。【田所柳子、村尾哲】
(毎日新聞)

 民意が、安保法案反対も、自民党が支持されていることに、野党は、危機感を持っているのだろう。

 野党が協力しないと、自民党に勝てない。

 選挙協力や政策課題の連携は必要だろう。

「人に不快感を与えない」 茨城県信組の幡谷会長が道徳講演


 県信用組合会長の幡谷祐一さん(91)が29日、県立並木中等教育学校(つくば市並木)で、2年生約160人を前に道徳について講演した。県教育委員会の道徳教育推進事業の一環で、講師として招かれた。

 幡谷さんは「人に不快感を与えないことが道徳。人と接する場合の態度、行為、言葉遣いなど人の『しぐさ』で他人に不快感を与えないこと」と説いた。その上で「しぐさは平素から研鑚(けんさん)して身に付けておくことが大事」「人間一生勉強。ぼんやり生きても学問や趣味に打ち込んでも、一生は一生です」と語った。

 生徒代表の篠原玄さん(14)は「相手の気持ちを素直に受け入れられるような人間になりたいと思った」と話していた。
(産経ニュース)

西口文也【西武】ラス投飾れずも“西口節”で21年間の現役生活に別れ

◆西武2―4ロッテ(28日・西武プリンス)

 最後はやはり伝家の宝刀だった。西口の代名詞であるスライダーはわずかに外れ四球。ストライクにも取れる微妙な判定にファンのため息が漏れた。背番号13も少しだけ不満そうな表情を浮かべたが「若干低かった。でも、とんでもないボールじゃなくてよかった。スピーチのことで頭がいっぱいだった」と振り返った。

 1点ビハインドの5回2死。2番手で引退試合のマウンドに上がった。井口に対し最速136キロの直球を中心に追い込みフルカウント。しかし、最後は歩かせ交代を告げられた。

 岸、高橋光らベンチ以外のメンバーや同級生の中日・和田も最後の雄姿を観戦。「CSを争っている中、登板機会を与えてくれて感謝です」。今季最多3万2988人からの「西口コール」に両手を挙げ応えた。ベンチへ戻る目に涙はなかった。

 セレモニーも西口らしかった。ソフトバンク・松坂やオリックス・中島、巨人・片岡ら元同僚からのビデオメッセージには「うるっときたんで涙をこらえました」と、感極まりそうだった。

 しかし、スピーチが始まると一変。「入団して以来今が一番緊張しています」と始めると、「ノーヒットノーラン未遂2度、完全試合未遂1度。そして今日の四球。ファンの皆様の期待を裏切ることもたくさんありましたが、勇気と力をもらいました」と“西口節”全開。最後マウンドに置いたグラブは後継者の高橋光が大事そうに拾い上げ持ち帰った。ライオンズ一筋21年。皆に慕われた背番号13は最後まで明るく現役生活を全うした。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

習氏、国連演説で歴史問題提起…日本をけん制

【ニューヨーク=五十嵐文】中国の習近平(シージンピン)国家主席は28日、国連総会で一般討論演説を行った。

 習氏は演説の冒頭、今月3日に抗日戦争・反ファシスト戦争勝利70年に合わせた軍事パレードなどの記念行事を北京で行ったことに触れ、「中国は日本の軍国主義との戦いで3500万人を超える犠牲者を出し、反ファシスト戦争勝利に歴史的な貢献を果たした」と述べた。さらに、「歴史を変えることはできない。歴史を心に刻むことは、憎しみを永続させるためではない。未来を切り開き、平和の灯火を次の世代に引き継ぐためだ」などと述べた。国連の場で、歴史問題を提起して日本をけん制するとともに、「戦勝国」としての立場を強調したものだ。
(読売新聞)

 いまさら、歴史認識問題か。

 南シナ海の平和を祈るしかない。

中国「偏見」と反発 クリントン氏の「恥知らず」批判に

 中国の習近平(シーチンピン)国家主席が国連で女性の権利会議を主催したことにヒラリー・クリントン前米国務長官がツイッターで「恥知らず」と批判したことについて、中国外務省の洪磊副報道局長は28日の定例会見で「国際社会の一部の人にはこの問題で偏見がある。中国の司法と主権を尊重するよう希望する」と反発した。習指導部は痴漢防止のステッカーを配ろうとした女性活動家5人を一時拘束するなど女性の人権などを訴えるNGOへの締め付けを強めている。(北京)
(朝日新聞デジタル)

福山雅治のハートも胃袋もつかんだ吹石一恵 家庭的で料理好き

 歌手で俳優の福山雅治(46)が女優の吹石一恵(33)と28日、結婚した。双方の所属事務所が発表した。28日は吹石の誕生日で、最愛の人に結婚という人生最高のプレゼントを贈った。

 福山は以前から「家事が好きな人が良い。暮らしていくためのことを当たり前にできる人」とタイプを明かしており、吹石は「一度も弁当を買ったことがない」という料理好き。福山の大好きなカレーや、彼の地元長崎のちゃんぽんも上手で、ハートだけでなく胃袋もゾッコンになった。

 双方の親にも紹介済み。デートはもっぱら自宅だったが、2人で外出して、リリー・フランキー(51)に紹介された東京・渋谷にあるお気に入りの料理店で食事することも。知人は「吹石さんが父親と食事するために、福山さんがこの店を予約することもあった」といい、吹石の父で元プロ野球選手の徳一さん(62)も「しっかりした男」とゾッコン。一方、福山は高校時代に父親を亡くしており母親は家庭的な吹石をとても気に入っている。

 若い頃は家庭的ではなかった福山だが40代に入りヒット曲「家族になろうよ」など「家族」がテーマの作品に多く触れ、結婚して子供をつくることを強く思うようになった。その時に再会したのが吹石だった。関係者は「アーティストとして考えた時に彼女ならばマイナス要素がない。伴侶としても、役者としても尊敬しあえるピッタリの人だった」と証言した。
(スポニチアネックス)

ロッテが3位西武との直接対決制しゲーム差0・5に

<西武2-4ロッテ>◇28日◇西武プリンスドーム

 ロッテは初回、デスパイネが先制適時打。西武は2回に森の2ランで逆転。だがロッテは3回、デスパイネの2ランで再逆転した。

 西武は5回2死から西口が引退登板。四球を与え交代したが追撃ムードを演出した。両軍追加点なく、ロッテ1点リードで終盤へ。

 ロッテは7回にクルーズがダメ押しの適時打。3位西武との直接対決を制し、ゲーム差を0・5に縮めた。先発の石川は12勝目。
(日刊スポーツ)

 3位争いが熾烈だ。

木佐貫洋【日本ハム】木佐貫現役引退!30日ロッテ戦が最後の雄姿

日本ハムの木佐貫洋投手(35)が今季限りで現役を引退することが28日、分かった。

 「松坂世代」を代表する実績十分の右腕が、ユニホームを脱ぐ。木佐貫は1年目の03年に先発の一角として10勝7敗の好成績を収め、新人王。交換トレードで09年オフにオリックス、13年1月に日本ハムに移籍し、先発として活躍した。球宴には3度出場。今季は1軍登板のチャンスはなかったものの、巨人、オリックス、日本ハムの3球団で通算62勝を挙げた。

 チームでは大谷を始め、有原、中村らが台頭。木佐貫は2軍では3日のイースタン・DeNA戦(横須賀)で中継ぎ登板したのが最後だった。その後も千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で練習してきたが、ここに来て、ユニホームを脱ぐ決断を固めた。

 律義で実直な性格はファンからも愛された。球場まで電車通勤するなど、球界屈指の鉄道ファン。移動時には自身の直筆サイン入りのベースボールカードを持参。直接ファンに手渡すなど、誠実な人柄でファンサービスにも積極的だった。

 すでに近い関係者には現役引退の決意を伝えている。30日のロッテ戦(札幌D)で引退試合が行われる見通しだ。誰からも愛された右腕が13年の現役生活に別れを告げ、第二の野球人生を突き進んでいく。

 ◆木佐貫 洋(きさぬき・ひろし)1980年5月17日、鹿児島県生まれ。35歳。川内高から亜大に入学し、エースとして活躍。02年自由獲得枠で巨人入団。新人時代の03年に10勝7敗で新人王。07年に12勝(9敗)を挙げ、リーグ優勝に貢献。10年からオリックス。13年1月に糸井、八木との大型トレードで赤田、大引とともに日本ハム入り。通算成績は62勝72敗10セーブ。防御率3.76。188センチ、84キロ。右投右打。年俸6500万円。
(スポーツ報知)

巨人軍新人契約金巡る報道、朝日新聞社が勝訴 東京地裁

 プロ野球・読売巨人軍の新人契約金をめぐる朝日新聞の記事で名誉を傷つけられたとして、巨人軍が5500万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を朝日新聞社に求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。本間健裕裁判長は「公益を図る目的の記事で、重要な部分は真実だ」として、巨人軍側の請求を棄却した。

 対象とされたのは、2012年3月15、16日付の朝刊記事。プロ野球12球団で申し合わせた新人契約金の最高標準額(1億円プラス出来高払い5千万円)を超える契約を、巨人軍が1997~2004年度に6選手と結び、合計額は36億円、超過額は27億円だったなどと報じた。

 訴訟で巨人軍側は、「最高標準額は契約金の上限ではなかった」「36億円には出来高払いの報酬も含まれており、これを合わせて『契約金』としたのは誤りだ」などと主張。「記事で『金権野球』と非難され、社会的評価が低下した」とも訴えていた。

 だが、この日の判決は「出来高払いの報酬も、条件達成がある程度見込まれれば、広義の契約金と解される」と指摘。「これを含めた36億円は最高標準額を明らかに超過するもので、記事は重要な点で真実だ」と判断した。記事の論評部分についても「公正な論評の範囲内だ」とした。

 判決を受け、巨人軍は「契約金とは何かが争点となった訴訟で、証拠や主張を無視し、当事者双方が用いてもいない『広義の契約金』という用語を持ち出して事実を誤認した不当判決である。直ちに控訴する」、朝日新聞社は「弊社の主張を認めた妥当な判決と受け止めています」とのコメントをそれぞれ出した。
(朝日新聞デジタル)

 出来高払いの報酬と契約金の違いが争点だろう。

フォルクスワーゲン <VW規制逃れ>前会長を詐欺容疑で捜査…独検察

【ベルリン中西啓介】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制逃れ問題で、独北部ブラウンシュワイクの検察当局は28日、VWのウィンターコルン前会長兼最高経営責任者(CEO)について詐欺容疑で捜査を開始したと発表した。全世界で1100万台の問題車両が販売されたVW史上最大のスキャンダルは、トップを巻き込む刑事事件に発展する可能性が出てきた。大規模リコールが確実になる中、経営幹部が起訴される事態になれば、VWの業績悪化に拍車がかかることは避けられない。

 ウィンターコルン氏(68)は排ガスの検査値を不正に操作する装置を付けた車を販売することで、顧客に対し詐欺を行った疑いが持たれている。同日の記者会見で、担当検察官は複数の市民による刑事告発のほか、VWからも容疑者不詳の告発を受理したことを明らかにした。その上で「現状ではウィンターコルン氏が主要な容疑者というわけではなく、(不正の)責任者を解明することが主題だ」と述べた。

 ロイター通信などによると、VWは、VWグループの技術開発責任者で子会社アウディ取締役ハッケンベルク氏▽VWのノイサー取締役▽子会社ポルシェのハッツ取締役--の3人を出勤停止にしている。検察は関係社員に対する捜査も開始しており、3氏に対しても検察による取り調べが行われるとみられる。

 VWは2007年に大手部品供給メーカーのボッシュから、11年には内部からの指摘で、ディーゼルエンジンに違法なソフトウエアを搭載していることを認識していた疑いが浮上している。今後の捜査では、不正が誰の指示によるものかや、こうした情報をウィンターコルン氏や3幹部らが認識し、どのような処置を取っていたかも焦点になる。

 ウィンターコルン氏は今月、米当局による発表で不正問題が発覚後、23日の監査役会(取締役会に相当)で辞任を表明。声明では、「不正問題は一切関知していなかった」として関与を否定している。

 連邦議会・環境自然保護委員会のヘーン委員長(野党・緑の党)は毎日新聞の取材に「これまでも捜査着手だけで結果を伴わなかった問題もあった」と述べ、経過を見守る意向を示した。
(毎日新聞)

 前会長の関与はあったのか。

大阪都構想の関連経費31億円 6月まで、7割超人件費

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)が提案し、5月の住民投票で廃案となった大阪都構想だが、大阪維新は11月の大阪府知事・大阪市長のダブル選挙で、再挑戦を掲げて戦う構えだ。朝日新聞が大阪市に情報公開請求したところ、6月までに都構想にかかった関連経費は、大阪府と大阪市で総額31億7852万円と判明した。再挑戦の場合、新たな支出が伴うことの是非も議論を呼びそうだ。

 開示された資料によると、5月17日投開票の住民投票には6億3496万円かかった。投開票所の使用料や選挙啓発、選管職員らの超過勤務手当などを含む。さらに都構想案を説明したパンフレットやビラの作成・配布にかかる経費で1億5152万円、計39回開いた住民説明会の警備委託や会場使用料などに3160万円を費やした。

 経費の7割超を占めたのは、都構想の事務局を担った「大都市局」の職員人件費で23億5494万円。局の発足で新規採用した職員はおらず、経費が純粋に増加したとは言えないが、橋下氏と松井一郎大阪府知事の意向で2013年4月に府と市で職員計100人が集められ、都構想に専従。今年6月の解散まで制度設計などにあたった。総務省(東京)などへの出張旅費は549万円だった。

 住民投票で反対多数となってから、わずか半年後に選挙で審判を仰ぐことになる都構想。今月16日の記者会見で橋下氏は「ダブル選の争点は都構想の議論が終結するか、修正して継続するかだ。議論の継続に大都市局のような存在は必要」とし、人件費などは「必要経費」との考えを示した。(野上英文)
(朝日新聞デジタル)

 大阪都構想実現で、どれだけの経費削減になるのだろうか。

【ヤクルト】14年ぶりリーグ制覇へ王手!29日神宮で1年目・真中監督胴上げだ!

◆ヤクルト6―2中日(28日・神宮)

 ヤクルトは上田の今季1号ソロなど2回まで5点を奪う猛攻で快勝。先発・杉浦は5回2/3を2失点の好投で今季初勝利(3敗)を挙げた。投打がかみ合い2連勝。2位・巨人が敗れたため、14年ぶりのリーグ優勝へ王手を懸けた。最短で29日・広島戦(神宮)で今季から就任した真中監督が宙を舞う。

 前日、2位・巨人を破りマジック3を点灯させたヤクルト。この日も本拠地・神宮でプレッシャーを感じさせないプレーを披露した。

 まずは打線。初回1死二、三塁から打点首位の畠山の遊ゴロの間に1点を先制。2回には今浪と中村の連続適時二塁打で2点を追加。なお1死三塁から上田が右翼席ギリギリへ飛び込む今季1号2ランを放ち2回までに5得点。中日先発・山井を2回でマウンドから引きずり降ろした。

 序盤で大量援護を受けた先発・杉浦は4回まで1安打投球と安定した投球。5回に四球と3連打で1点を奪われ、なお無死満塁と絶体絶命のピンチを招いたが井領を空振り三振。続く大島を遊飛、亀沢を左飛に打ち取った。6回2死二塁から四球を与え降板。2番手・松岡が適時打を許したため杉浦は5回2/3を5安打2失点4奪三振2四球だった。

 打線は2回以降、得点を奪えず8回の川端の8号ソロでようやく追加点。救援陣もきっちり仕事を果たし、松岡―久古―オンドルセク―徳山とつなぎ、最後は守護神バーネットが締め2連勝。2位・巨人が阪神に敗れたため、14年ぶりリーグ制覇へついに王手を懸けた。
(スポーツ報知)

日本ハム・レアードが34号満塁弾で逆転し連勝 

<ソフトバンク3-5日本ハム>◇28日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクは2回に李大浩が左翼へ31号ソロを放ち先制。日本ハムは3回無死一、二塁の好機も後続が続かず無得点。

 ソフトバンクは4回に今宮の7号2ランで2点追加。日本ハムは5回に西川が右翼席へ5号ソロを放ち1点を返した。

 日本ハムは8回にレアードが左翼へ34号満塁本塁打を放ち逆転。そのまま逃げ切った。ソフトバンクは継投に失敗し連敗。
(日刊スポーツ)

 日本ハム打線が奮起すれば、CSで勝てるかもしれない。

 

2015年9月28日月曜日

仏産コオロギ、日本の食卓に 食用に養殖、お味は…

 イナゴや蜂の子など、地域によって昆虫を食べる習慣が根付く日本に、食用に養殖した乾燥コオロギを輸出する事業をフランス人の男性が始めた。「昆虫は良質のたんぱく質。伝統や食文化への意識が高い日本から発信していきたい」と将来は世界を的に見据える。

 カップケーキに、虫がトッピングされた可愛らしいイラストが描かれた、高さ10センチほどの透明なプラスチック容器。中には体長1~2センチの乾燥した食用コオロギが入っている。4グラムで約30匹分。2014年7月から通信販売で売り始めた。

 原料のコオロギは、フランス西部、コングリエに本拠を置く専門会社「KIBO」が養殖した。社長のジャンフィリップ・パイヤールさん(28)は8月から9月にかけ、昆虫食の普及と取引先の開拓のために来日。名古屋や大阪、東京などを回った。
(朝日新聞デジタル)

 長野県の一部で食べているようだが、全国的には売れないだろう。

セクハラ副議長への議員辞職勧告を可決 副議長は拒否、女性を提訴? 栃木・小山市議会

 栃木県小山市議会の角田良博副議長(66)による女性職員へのセクハラ問題で、同市議会は28日、角田氏への議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。辞職勧告を受けて記者会見した角田氏は「セクハラの事実は一切なく、誤解に基づくもので、今与えられた職務を全うする」と、議員辞職する考えのないことを明らかにした。

 議員辞職勧告決議は、角田氏の副議長などの役職と議員の辞職を求めるものだが、法的拘束力はなく、角田氏は勧告を拒否。逆に問題となっている女性職員を相手取り民事訴訟を起こしたことを明らかにしたが、訴訟の詳細については説明しなかった。

 同問題では、角田氏が6月下旬に開かれた市執行部と市議会との懇親会で、女性職員を隣に座らせ、背中や腰に手を回し、「俺の女になってくれ」などと言い寄ったとされる。

 角田氏については、県が道路用地として買収した土地を約7年引き渡していない問題を含め、市議会の政治倫理審査会で審査。「議員辞職すべき」とする報告書を議長に提出していた。
(産経新聞)

 セクハラをして、誤解の釈明は、滑稽で呆れる。

 時間稼ぎの民事訴訟なのだろう。

西武とロッテの直接対決、試合後は西口の引退式も!

 1.5ゲーム差の3位西武と4位ロッテが、CS進出をかけ今季最後の直接対決を行う。

 西武先発は自身初の10勝(現在9勝9敗)がかかる菊池。当初はエース・岸が先発予定だったが、26日に左脇腹痛を訴え登板を回避。代役左腕は今季のロッテ戦2勝3敗と負け越しているが「野球人生で一番大事な試合」と意気込んでいる。

 ロッテの先発は予定通り中5日の石川。今季の西武戦は2戦2勝、防御率0.56の好成績を残しているが、2登板はいずれも本拠地QVCでのもので、西武プリンスでは入団以来1度も勝利したことがない。完全アウェイの中で、いつも通りの落ち着いた投球ができるか注目だ。

 また、この試合は西武の本拠地最終戦で、試合後には西口文也の引退セレモニーも行われる。西武一筋、182勝右腕のラストメッセージも必聴だ。
(ベースボールキング)

 今日の直接対決はおもしろい。

 ロッテは、負けると3位浮上が難しくなる。

福山雅治、吹石一恵と結婚発表「数年前から」交際、バースデー婚

 シンガーソングライターの福山雅治(46)が女優・吹石一恵(33)と入籍したことを28日、発表した。この日が吹石の33歳の誕生日。バースデー婚となった。双方の所属事務所が本人たちの直筆署名入りファクスでそれぞれ発表した。

 2人は数年前に交際が報じられており、当時は、熱愛を否定していた。福山はマスコミ各社に送付したファクスでも「友人関係から始まり、数年前よりお付き合いが続いていく中でいつしか人生を支え合う存在として意識するようになりました」と友人関係から、徐々に恋人として意識する関係になったことを明かした。

 吹石も「本日、吹石一恵は福山雅治さんと結婚いたしました」と報告した。吹石は13歳で芸能界入りしており、芸能生活20年の節目の年となる。

 福山は今年3月にニッポン放送の「オールナイトニッポン 魂のラジオ」が終了した際、リスナーから「結婚が理由?」という問い合わせが多数届いたことを明かし、結婚説を否定していた。
(デイリースポーツ)

習、潘両氏「蜜月」際立つ=人権・海洋、対中批判かわす狙い―夫人も交えて国連外交

ニューヨーク時事】中国の習近平国家主席は初の国連外交の舞台で、潘基文国連事務総長との蜜月ぶりを際立たせている。
 これに先立ちオバマ米大統領と会談した際は、人権や南シナ海などの問題で、根深い対立が改めて浮き彫りに。習主席は、人権や発展、平和を掲げる国連との関係を前面に、対中批判をかわそうとしているもようだ。


 「中国は、協力とウィンウィンを核心とする『新型国際関係』構築を提唱している。国連憲章を基礎とした現代国際秩序を守ることに尽力し、国連との協力を深化させる」。習主席は初めて訪れた国連本部で26日、潘総長と会談し、中国が目指す新国際秩序の方向性を提示した。
 潘氏はこのほか、習主席が議長を務めた「南南協力」円卓会議や世界女性サミットに出席し、2人は連日、行動を共にした。27日に潘氏と短時間の立ち話をしただけの安倍晋三首相とは対照的だ。
 習主席は27日、平和をイメージし、国連への重視姿勢を表したという大きな置物を潘氏に贈ったほか、国連のノートに「共守和平、共謀発展」(共に平和を守り、共に発展を図る)と記した。潘氏は置物について習氏に「中国と国連の共通の価値観と親密な協力関係を代表したものだ」と持ち上げた。
 夫人同士も親密な時間を過ごした。習、潘両氏が円卓会議出席時、習氏の彭麗媛夫人と潘氏夫人は国連での教育活動に参加。2人は世界女性サミットにもそろって出席した。
 潘氏は3日、軍事パレードなど中国の抗日戦争勝利70年の記念式典に出席した。日本政府は「国連は中立であるべきだ」と批判したが、潘氏は中国中央テレビで「国連が中立であるべきだと誤解している人がいるが、実際には中立ではなく、公平公正だ」と反論し、中国の抗日式典を支持した。
 習主席が「中国は現行国際体系の建設者であり、貢献者だ」と繰り返すのは、アジアインフラ投資銀行(AIIB)やシルクロード構想「一帯一路」を通じ、米国に挑戦する新国際秩序を構築するという国際社会の疑念を和らげるためだ。一方、習氏は潘氏との信頼関係や、途上国支援に向けた基金への20億ドル(約2400億円)拠出など莫大(ばくだい)な資金力を前面に、途上国を味方に国連での存在感を一層高める狙いだ。
(時事通信)

 恥知らずの習近平と事務総長の蜜月は笑える。

 

習主席が女性サミット、ヒラリー氏「恥知らず」

【ニューヨーク=五十嵐文】中国の習近平シージンピン国家主席は27日、ニューヨークの国連本部で「世界女性サミット」を主催し、国連の女性事業に1000万ドル(約12億円)を拠出すると表明した。

 同サミットは、1995年に北京で開催された「世界女性会議」から20年を記念して開かれた。同会議に当時、米大統領夫人として参加したヒラリー・クリントン前国務長官は27日、ツイッターで「習氏が、女性の権利を訴える人々を迫害しながら、国連で女性の権利に関する会議を主催? 恥知らずだ」と非難した。

 中国では今春、セクハラ撲滅などを訴える女性活動家5人が1か月以上にわたり公安当局に拘束され、米政府が釈放を求めるなど国際的な批判を集めた。
(読売新聞)

 ヒラリー氏の、中国嫌いはわかりやすい。

MotoGP 第14戦 アラゴンGP ホルヘ・ロレンソが今季6勝目で14ポイント差に接近

 MotoGP 第14戦アラゴンGPの決勝レースが27日(日)、モーターランド・アラゴンで行われ、ランク2位のホルヘ・ロレンソが今季6勝目、最高峰クラスで39勝目、当地で2年連続の優勝、キャリア通算60勝目を挙げ、ポイントリーダーとのギャップを23ポイント差から14ポイント差に詰めた。

 気温23度、路面温度39度のドライコンディションの中、2番グリッドのホルヘ・ロレンソは、ホールショットを決めると、週末のプラクティスで掴んだペースを刻んで単独走行。

 5番グリッドのダニ・ペドロサは、6番グリッドのバレンティーノ・ロッシとの2位争いを展開。終盤に数度のオーバーテイクを繰り返して、0.090秒差で競り勝ち、優勝者から2.683秒差の2位を獲得。今季3度目の表彰台を獲得すれば、バレンティーノ・ロッシは、3位に入って13度目の表彰台を獲得。

 3番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、単独走行で7.858秒差の4位。

 13番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは5位まで巻き返し、7番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、8番グリッドのカル・クラッチロー、10番グリッドのブラドリー・スミス、4番グリッドのポル・エスパルガロ、11番グリッドのヨニー・エルナンデェスがトップ10入り。

 最高峰クラスで100戦目を迎えた21番グリッドのアルバロ・バウティスタは、13位に入って4戦連続10度目のポイント圏内に進出。

 15番グリッドのユージン・ラバティは、初めてオープンオプションの最高位となる14位に進出。

 ウォームアップ走行で週末3度目、今季37度目の1番時計を刻んだポールポジションのマルク・マルケスは、2番手走行中の2ラップ目に週末2度目、今季12度目の転倒で、今季5度目の転倒リタイア。

 チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシに対して、ランク2位のホルヘ・ロレンソが14ポイント差に詰め、ランク3位のマルク・マルケスは、ポイントギャップが79ポイント差に拡大した。

 次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで10月9日に開幕、11日に決勝レースが行われる。

ホルヘ・ロレンソ (優勝)
「懸命にプッシュし、テンションがかなり上がっていたので今はホッと一安心。マルケスから少しでも逃げたいと懸命に頑張ったが、それが簡単じゃないことはわかっていたんだ。ふたりのペースはほとんど同じだったし、ウォームアップのなかでも彼の強さを実感していたからね。もしも彼が転倒していなければ、ぼくらは最後までバトルし合うことになっただろう。そして僕は負けていたかもしれない。彼はおそらくタイヤの消耗をあまり感じなかっただろうから…。でも今日の僕は運が良かった。ボードで彼の転倒を知り、そのあともう1ラップ走ってからペドロサとの差を確認した。2ラップ目にしてすでに大きなアドバンテージができていることがわかったけれど、彼の後ろにはバレンティーノがいることもわかっていたから決してリラックスはできなかったんだ。だから集中を切らさず、ミスをしないようにしてその後の周回を走り切った。これが今日のレースのすべて。集中力を守り切ることができたことが今日の勝利につながったんだ。前の2戦は天候に翻弄され、バッドラックに見舞われてミスもおかしてしまった。今日の優勝が、その辛い思い出を忘れさせてくれる。それに、もしもこれ以上バレンティーノに差をつけられたら、タイトル獲得はほぼ不可能になっていただろう。今はチャンスが増えたわけだけれど、とくにこのあとのアジア太平洋での3連戦で何が起きるかは誰にもわからない。だから地に足をつけ、これまでどおりしっかり仕事に取り組み、毎回、毎ラップ、ライバルたちに勝つことだけだ。もてぎでは、2年連続で好成績をおさめることができた。決してヤマハに合ったコースではないが、マシンがよく走ってくれたんだ。ハード・ブレーキングと加速を繰り返すレイアウトは、ライバルのマシンにより合っているので決して楽ではないが、このところは僕らも速く強くなっている。優勝も不可能ではない。でもマルケスが手強いライバルになることは間違いない。チームを誇りに思い、日本のヤマハでマシン作りに携わるすべての人を誇りに思っている。マシンのあらゆる面が良くなっているが、とくに、この数年ウイークポイントになっていたコーナー進入の性能が素晴らしいんだ。このチームが4戦を残して早くもチーム・タイトルを決定したことは、僕らにとって大きな意味を持つ。成績もマシンのパフォーマンスも非常に素晴らしく、とってもハッピー」

ダニ・ペドロサ (2位)
「バレンティーノ(ロッシ)とすばらしいレースができてとてもうれしいです。残り5周で彼が後ろにぴったりついて、僕をパスしようとしていたので、とても難しいレースでした。でも、彼の前をキープしました。バレンティーノは、今回のような戦いにとても強く、どんなライダーをも負かします。そして僕は、それに対抗できないのが欠点の一つでした。でも、今日は彼に勝つことができました。バトルでは何度もポジションを入れ替え、大きなモチベーションにつながりました。とてもうれしいです。Repsol Honda Teamのすべての人に感謝したいです。次のレースではもっと強くなれるようにがんばります」

バレンティーノ・ロッシ (3位)
「すべてを賭けたよ。全力で戦った。なぜなら、どうしても2位に入ってホルヘとの差を5ポイントに留めたかったんだ。でも今日のダニは本当に強かった。できることはすべてやったが、最後に彼は僕の前にいた。でもその一方で、レース自体にはとても満足しているよ。まず何より楽しかったし、僕自身、とても強かった。ここアラゴンではいつも苦労してきたけれど、今日はこれまでで最高の走りができたと思う。レース序盤はダニをなかなか抜けなかったし、抜いたとしてもそれをキープするだけの速さもなかったので、彼の後ろについて行った。そのため終盤になってから、あんなに激しく攻めなければならなくなったんだ。僕のほうが速そうなところを見つけて何度もオーバーテイクを試みたが、彼はそのたびについてきて、その強さを実感させられたよ。そうなると僕にできることは、ただ集中して、ひとつひとつのコーナー進入でしっかりラインを守ることだけ。ところが最終ラップではふたりが接触し、僕は縁石に乗ってしまったので、あとは一か八か勝負をかける以外になくなったんだ。そして何も考えずにシケインに飛び込んだが、結局、彼が先にゴールラインを通過した。次のもてぎは好きなコースで、去年もいいレースができた。でもホルヘは僕よりも強くて優勝を果たしている。だから僕はまた全力で挑まなければならない。アドバンテージはわずか14ポイントなので、これからも厳しい状況が続くだろう。チーム・タイトルを獲得できたことは非常に重要。チームの全員、すべてのエンジニアたちがM1を進化させ、僕らにこのように素晴らしいマシンを与えてくれた。去年と比べれば大きな前進であり、またホンダと比較しても非常に進化していることがわかる。このことは僕たちライダーにとって本当にうれしいことで、おかげで僕もホルヘも多くのポイントを獲得し、何度もトップを走ることができる。つまり今は、チームの全員がとてもハッピーなんだ!」
(F1-Gate.com)

 2週間後のもてぎが楽しみ。

 ロッシとロレンソのチャンピオン争いはおもしろい。

「おいしゅうございます」…岸朝子さん死去

 料理を食べた後の「おいしゅうございます」で親しまれた食生活ジャーナリストの岸朝子(きし・あさこ)さんが22日、心不全のため亡くなった。

 91歳だった。告別式は近親者で済ませた。11月14日に東京都内でお別れの会を開く予定。喪主は次男、俊行さん。

 東京都生まれ。女子栄養学園(現・女子栄養大学)卒。1993年に始まったフジテレビ系の人気番組「料理の鉄人」で、「料理記者歴40年」の審査員として活躍したことで知られる。

 主婦だった55年、「料理の好きな婦人求む」という主婦の友社の募集に応じ、料理記者に。68年から女子栄養大の出版部で約10年間、月刊誌「栄養と料理」の編集長を務めた。有名人の食事紹介や食べ歩きなどの企画をいち早く打ち出すなど、料理記者の草分け的存在だった。
(読売新聞)

<F1>ホンダサウンドの復活はいつ… ファンは待っている

 自動車レース・F1でホンダの苦闘が続いている。英国の名門マクラーレンと組んで7季ぶりに復帰したものの、全19戦中14戦を終え、入賞は2人のドライバーを合わせて4回。製造者部門で10チーム中9位に低迷する。27日までホンダのホームコース、三重・鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリ(GP)も11位と16位で、厳しい状況を際立たせる結果だった。

 波乱に乏しかった今年の日本GPで負のハイライトと言えたのが、決勝レース中にマクラーレン・ホンダのエース、フェルナンド・アロンソ(スペイン)がチーム無線で叫んだ言葉だ。

 「GP2のエンジンだ、アーッ!」

 GP2はF1の下のカテゴリー。アロンソは「F1とは思えないほどパワーがない」と訴えたわけだ。叫びは国際映像でも流れ、ホンダの非力さが世界中にアピールされた。アロンソは「コーナーを完璧にこなして相手を抜いても、直線で抜き返される。欲求不満がたまる」と言う。日本GPでのマクラーレン・ホンダの平均速度はトップクラスより時速10キロ以上遅い。もう一人のドライバー、ジェンソン・バトン(英国)は「速度に差がありすぎて手の打ちようがない」とぼやいた。

 現在のF1は排気量1.6リットルのターボエンジンに2種類の電気モーターを組み合わせた一種のハイブリッドで、パワーユニット(PU)と呼ぶ。非常に複雑なうえ、経費削減のためにテストと開発が厳しく制限されており、一度立ち遅れると先行するチームとの差を埋めるのは難しい。

 ホンダは空力面の利点を考え、コンパクトなPUを開発したが、開幕当初は高熱の発生に悩まされた。現在は「熱の問題は解決した」(ホンダ・新井康久F1総責任者)というが、問題点の解決に手間取り、戦力の向上にまで至っていない。不振にはマクラーレンのシャシーの問題もあるはずだが、パワー不足は目立つだけにホンダへの批判が高まる。

 鈴鹿にはホンダを応援する多くのファンが訪れた。「感謝しかない。来年、鈴鹿に帰ってくる時には期待に応えたい」と新井総責任者。数年前に話題になったホンダの企業CMのフレーズ「負けるもんか」の精神が、今こそ求められる。【神保忠弘】
(毎日新聞)

 ホンダは、GP2のエンジンと言われたことについて、奮起しないとダメだろう。

<脱税容疑>1億1000万円所得隠し 工事会社告発

 架空の外注費を計上して約2900万円を脱税したとして、さいたま市岩槻区の型枠工事会社「野妻建設」と野妻秋美前社長(54)を関東信越国税局が法人税法違反容疑でさいたま地検に告発していたことが分かった。

 関係者によると、同社は取引先に虚偽の請求書を作成させて架空の外注費を計上したり、在庫資材を売却して得た収入を申告から除外したりして法人所得を圧縮。2014年2月期までの3年間で約1億1000万円の所得を隠し、法人税約2900万円を免れた疑いがある。隠した所得は、前社長が個人で展開していた中古車販売の事業資金に充てるなどしていたという。同社は取材に「当面、回答を差し控えさせていただく」としている。

 民間信用調査会社によると、同社は1984年創業でマンション建設に伴うコンクリート型枠工事で売り上げを伸ばし、14年2月期に約14億8700万円の売上高を計上した。【太田誠一】
(毎日新聞)

マクラーレン・ホンダF1/ロン・デニスはホンダを擁護、アロンソ&バトン体制で「継続」を強調

 新生マクラーレン・ホンダで臨む、初めての日本GP。フェルナンド・アロンソは入賞圏内となる10番手を走行していた。しかし、26周目にDRSを利用したマックス・フェルスタッペンにホームストレートでオーバーテイクされてしまう。その直後、アロンソは無線で、こう叫んだ。

「こんなのGP2エンジンだ! みじめだよ!」

 この日、ホンダの八郷隆弘社長が鈴鹿サーキットを訪れており、ホンダにとって7年ぶりの母国グランプリは、同時に“御前試合”でもあった。その重要なレースで、自チームのドライバーに無線を介して厳しい言葉をぶつけられたのだ。マクラーレンのロン・デニスは、アロンソがフラストレーションを感じていることに理解を示しつつも、アロンソの言動をたしなめた。

「プロのドライバーが、あのような発言をするべきではない。あのような発言をしても事態は好転しないからだ。ドライバーたちから聞こえる声の根底に流れているのはフラストレーション、落胆、そして失望だ。でも、それは我々も同じだ」

 そして、地元グランプリで期待はずれの結果に終わったホンダに対して次のようにコメントした。

「今日はホンダから社長をはじめ、多くの関係者が来てくれた。彼らはマクラーレンとともにF1を戦っていくことに対してコミットしている。彼らは何をすべきか理解しており、それに対処できるだけのリソースもあり、予算もある。したがって我々は必ず目標を達成できるはずだ」

 バトンの引退報道が渦巻くなか開幕した日本GP。レースが終わると、今度はアロンソのチーム離脱報道へと発展した。だが、デニスはふたりの離脱を否定した。

「ジェンソンとは2年間、フェルナンドとは3年の契約がある。何も変更されていないし、これからも変わることはないだろう」と、来季ふたりのドライバーが残留することは既定路線だと強調した。

 ホンダにとっての母国グランプリで、ポイント獲得を果たすことはできなかった。しかし、ドライバーもチームも、現時点で発揮できるパフォーマンスを出し切ったことは間違いない。マクラーレンもホンダも、来季へのスタートは、すでに切っている。

(尾張正博)

[オートスポーツweb 2015年09月28日]

 来季は、メルセデスに勝つエンジンを作ってもらいたい。

高山勝成V2 田中恒成と大みそか統一戦へ動く

<プロボクシング:IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪

 IBF世界ミニマム級王者高山勝成(32=仲里)が、大みそかにWBO同級王者田中恒成(20=畑中)と統一戦を行う可能性が高まった。同級10位原隆二(25=大橋)と対戦し、3回に左目上をカットしたが、自慢の集中打で8回1分20秒、TKO勝ち。2度目の防衛を果たして、会場にいた田中に統一戦を呼びかけ、田中も地元の愛知県体育館での実現を求めた。

 高山がリング上から呼びかけた。「田中君、どこにおるの?」。両手を上げたWBO王者が興奮したようにリングに駆け上がった。

 高山 田中君、リングの上で戦いたいね。

 田中 大みそかに試合を予定しているので(地元の)愛知県体育館で高山選手とやれたらいいです。

 高山 僕は全然大丈夫。

 田中 僕もお願いしたいです! 

 2人の“約束”に会場は熱狂。日本人王者同士の統一戦は12年6月の井岡-八重樫に続く2例目。高山は「僕は南アフリカでもメキシコでもやっている。問題ない」と笑った。

 V2戦は盤石だった。挑戦者のフルスイングを浴びても「僕はローマン・ゴンザレス、新井田豊さんら強烈な王者とやっているので問題ない」。3回に偶然のバッティングで左目上をカットしても動じない。「負傷判定があるから、ポイントを集める」とさらにペースアップ。8回にがら空きの顔面にワンツーを決め、試合を終わらせた。

 切れやすくなったまぶたは、集めたベルトの代償といえる。05年4月に初めて世界王者になって10年。両まぶたから何度も出血した。13年4月には52針、今年4月の初防衛戦後は35針縫った。「通算で300針ぐらいは縫っています。歴戦の証し」と口にする。

 田中とはスパーリングを重ねたこともある。12歳下の新世代王者との決戦が近づく。高山の傷口の状態など不確定要素はあるが、32歳は「一番やりたい。それ(統一戦)しかこのウエートで戦う意味はない」。12・31、愛知県体育館。ミニマム級頂上決戦が実現へ動きだした。【益田一弘】

 ◆高山勝成(たかやま・かつなり)1983年(昭58)5月12日、大阪市生まれ。中2でボクシングを始める。01年ライトフライ級で全日本新人王獲得。05年WBC世界ミニマム級王座、06年11月WBA同級暫定王座、13年IBF同級王座獲得。14年12月にWBO同級王座も獲得し日本人初の4団体制覇成功。158センチの右ボクサーファイター。
(日刊スポーツ)

 田中の勝ちだろう。

VW1100万台リコールへ 組織ぐるみで不正か

 ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が27日、違法ソフトウエアにより排ガス規制を不正に逃れていた問題で、数週間以内にリコール(無料の回収・修理)を始める検討に入ったと地元誌が報じた。

 リコール対象車は世界で約1100万台に上る可能性があるという。回収、修理に伴う費用がVWの収益、財務に打撃を与えそうだ。VWが2007年時点で違法性を認識していた疑いも浮上、組織ぐるみで不正に手を染めていた疑いが強まった。

 VWのリコール検討は、ドイツ有力誌シュピーゲル(電子版)が伝えた。同誌によると、VWは「顧客の費用負担のないリコールを実施することになりそうだ」としており、車種などの割り出し作業を急いでいる。

 リコールの対象となる可能がある約1100万台は、VWが不正な措置を施したとされる台数と同じ。

 最近の大量リコールでは、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が乗用車の欠陥放置問題で14年に世界で3千万台超について実施すると公表した例がある。

 違法ソフトをVWに納入したドイツ自動車部品大手ボッシュが07年時点で、VWに対しソフトの違法性を文書で警告していたことも27日、分かった。VWの技術者が11年に社内で規制逃れの違法性を提起したが、問題は是正されなかったという。ドイツ各紙が伝えた。

 同社が早くから不正を認識しながら、規制を逃れたディーゼル車の開発や販売を続けてきた可能性が強まってきた。上層部がどの程度把握していたかが今後の焦点となりそうだ。(共同)
(日刊スポーツ)

 普通に考えれば、組織ぐるみで上層部の関与ありだろう。

VW不正「自動車大国の看板に傷」…独国民失望

【ベルリン=井口馨】自動車大手フォルクスワーゲン(VW)で発覚した排ガス不正問題で、欧州最大の経済大国ドイツが揺れている。

 米国だけでなく欧州でも排ガス基準を満たさないディーゼル車を販売し続けていた疑いが発覚。ドイツの基幹産業で起きた不祥事で、高品質・高性能で知られる「メイド・イン・ジャーマニー」の看板を傷つけたとして、国内でも失望の声が広がっている。

 ◆高まる不信

 ドイツでは今月、「フランクフルト国際モーターショー」が開催され、VWなどドイツの各メーカーが競うように先進技術を展示し、自動車大国ぶりをアピールした。17日にはメルケル首相も会場に足を運び、VW最高経営責任者だったウインターコーン氏と記念写真に納まったばかりだった。
(読売新聞)

フォルクスワーゲン 怒る米VWユーザー「クリーンと信じたのに」

【ロサンゼルス=加藤賢治】米国ではVWの不正を巡って反発する声が相次いでいる。

 中でも、都市部で大気汚染が深刻な米カリフォルニア州は排ガス規制などで全米で主導的な役割を果たしており、環境問題に関心が高い住民も多い。

 「環境に優しい車と信じて買ったのに……」。2012年に中古のVWディーゼル車を購入した同州サンフランシスコ郊外の会社員アンドリュー・グッドマンさん(36)は、環境保護団体に勤務していたこともあり、クリーンなイメージでVW車を選んだという。VWに「だまされた」と感じており、賠償を求める集団訴訟に加わる予定だ。

 東部コネティカット州ハートフォードの会社経営者ヘルダー・マイラさん(40)も憤りを隠さない。2週間前にVWのディーゼルエンジン車を購入したばかり。ぜんそくを患っている母のことも考えて決めたのだが、「まさか汚染物質をまき散らしていたとは」。25日には説明を求めて販売店に足を運んだが、十分な説明を受けられなかった。
(読売新聞)

 米国民を敵に回してしまった。

日歯連元会計担当を立件へ 地検特捜部 「迂回献金」名簿費に

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる政治資金規正法違反事件で、日歯連から他団体を経由して石井みどり参院議員(66)=自民=の関連団体に渡った5千万円について、東京地検特捜部が「迂回(うかい)献金」と断定したことが27日、関係者への取材で分かった。特捜部は法定上限額を免れる目的だったとみて、同法違反罪で日歯連の会計責任者だった男性元副理事長の立件に向け詰めの捜査をしている。

 迂回献金資金などのうち、約1900万円が平成25年参院選で石井氏の支援者名簿作成に使われていたことも判明。このうち、名簿のデータ化に1334万円が充てられていた。

 名簿作成が実質的に支援者を集める「事前運動」とみなされれば公職選挙法に抵触する可能性があり、特捜部はこの点も調べている。

 政治資金収支報告書によると、日歯連は25年1月23日、西村正美参院議員(51)=民主=の関連団体へ5千万円を献金し、同日に同額が「石井みどり中央後援会」へ献金されている。日歯連は3月にも石井後援会へ4500万円を直接献金。政治資金規正法は団体間での寄付の年間上限を5千万円と規定しており、元副理事長は上限超えを隠すため、迂回献金した疑いが持たれている。

 両後援会はいずれも代表が高木幹正元日歯連会長(70)=現日本歯科医師会長=で、実質的に日歯連と同一団体とみられ、特捜部は高木元会長の刑事責任の有無についても慎重に捜査を進めている。
(産経新聞)

 迂回献金で政治資金規正法違反と事前運動の公職選挙法違反か。

井岡一翔 3階級王者の貫禄!!井岡 スピードで圧倒3―0判定初防衛

◇WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦 ○王者・井岡一翔 判定3―0 同級10位ロベルト・ドミンゴ・ソーサ●(2015年9月27日 エディオンアリーナ大阪)

 WBA世界フライ級タイトルマッチで王者の井岡一翔が大差の判定3―0で同級10位ロベルト・ドミンゴ・ソーサを下し、初防衛に成功した。3階級王者は強豪ひしめく伝統階級で将来の王座統一戦、真のチャンピオンを目標に掲げ、さらなる飛躍を誓う。

 大差で初防衛に成功した歓喜のリング。井岡は71回目の誕生日を迎えた祖母ミツ子さんの頬に熱いキス。「この勝利をプレゼントします。誕生日おめでとう」。場内の喝采を2人で浴びた。

 4月に現在の王座を獲得して3階級制覇。叔父の弘樹氏から続いた悲願を成就し、モチベーション低下が心配されても杞憂(きゆう)だった。世界王者に返り咲き、すぐに新たな目標を掲げた。「このフライ級で真のチャンピオン、最強を証明していきたい」。同級は“軽量級最強”の呼び声高いWBC王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、プロ初黒星をつけられたIBF王者アムナト・ルエンロン(タイ)ら強豪がひしめく。猛者と異なる色の世界ベルト2つをかけた統一戦。将来の大一番を想像すれば自然に闘志が湧いた。

 目指すスタイルは「打って、打たせないボクシング」――。攻防一体で挑戦者を圧倒した。相手の攻撃起点の左フックをブロック、バックステップ、ダッキングでかわす。逆にいきなりの右、左ボディーを的確にヒットさせた。上下左右に打ち分けての猛攻。ダウンこそ奪えなかったが、ソーサが空振りで体勢を崩す場面が何度もあった。ジャッジ1人がフルマーク、残る2人も10点差の完勝。「KOはできなかったけど最後まで攻めの姿勢を見せられた。プロとして勝つことが大事。次につながった」と笑顔を見せた。

 父から闘志が奮い立つ材料も用意されていた。今春、堺市内に建てられた4LDKの新居1階の20畳は展示室として準備中。世界ベルトなど栄光の軌跡をたどる品々が並ぶ予定。今まで獲得した4本を並べても、まだ場所は空いている。強豪との王座統一戦、ビッグマッチでコレクションをどんどん増やしていく。夢は膨らむばかりだ。
(スポニチアネックス)

 やはり、井岡は強い。

 スピードとディフェンスの巧さは、メイウェザー並みのつまらないアウトボクシングで勝てる。

 パンチ力がないから、熱くなって、打ち合いをすると墓穴を掘る。

 KO勝ちを意識して、攻めすぎるのも、相手のパンチをもらう危険がある。

 クールに戦い、相手のパンチを最小限の動きでかわして、カウンター気味のパンチで判定勝ち狙いなら、統一戦制覇も可能だろう。

 

照ノ富士、本割白星も決定戦敗れる…来場所綱取りへ見解は真っ二つ

◆大相撲秋場所千秋楽 ▽優勝決定戦 ○鶴竜(上手出し投げ)照ノ富士●(27日・両国国技館)

 全てを出した。13日目の稀勢の里戦で右膝を負傷した照ノ富士は、本割で過去4戦全敗の鶴竜を会心の寄り切り。「昨日は怖さがあった。(今日は)勝てるとは思っていなかった」。右足を引きずって懸命に土俵に上がる姿に、館内から「照ノ富士コール」が起こった。

 優勝決定戦では力尽きてV逸だが、満身創痍(そうい)の戦いを終え「言葉にできない。うれしいのもあるし、悔しいのもある」と本音をこぼした。いつもはお金には目がない大関でさえ、史上最多タイとなる61本(手取り183万円)の懸賞を受け取ったことも「覚えてない」ほどだった。

 右膝は限界寸前だった。この2日間、夜の睡眠時間は計4、5時間ほど。前夜もあらゆる治療を施したが痛みは増し、豪栄道に敗れた14日目に何も使わず上った階段も手すりを使い、歩く速度もかなり遅くなった。決定戦前のわずかな時間でも氷を患部に当てた。

 意地を見せた12勝。横綱昇進の内規「2場所連続Vかそれに準じる成績」へ第1段階を突破したようにも見え、師匠でもある伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は「準ずる成績ではある。来場所優勝すれば」と九州場所での綱取りの可能性を示唆。だが、北の湖理事長は「優勝しなければ厳しい。12勝は軽い」と否定し、見解は真っ二つ。大関3場所通過となれば最速タイ。試練をひとつ乗り越えた23歳は、頂点へ向け大きな一歩を踏み出した。(安藤 宏太)
(スポーツ報知)

 来場所、優勝で横綱だろう。

【巨人】菅野、抑えて欲しかった「中4日エース対決」ヤクルト戦今季全敗

◆ヤクルト2―1巨人(27日・東京ドーム)

 無情にも、白球は前進守備の内野を越えた。菅野が石川の執念の一打に屈した。0―0の5回1死二、三塁、低めのスライダーをちょこんと当てられ右前打。今季、初めて投手に浴びた適時打だった。さらに上田の内野ゴロで2点目を許した。石川との「中4日対決」に敗戦。「相手も同じコンディション。悔しいです。(石川の適時打は)難しい場面でしたが、ボールの選択は間違っていなかったと思う」。持ち前の粘り強さを発揮できず、痛恨の黒星を喫した。

 優勝決定戦のような異様な雰囲気の天王山。初回から150キロを計測した。唯一の失点が5回。無死一塁から、今浪にヒットエンドランで三遊間への内野安打でつながれ「あそこで1つ(アウトを)取れていれば1死二塁。1つ取れなかったのが大きかった」と猛省。その裏の好機で代打を送られ、5回68球で無念の降板となった。

 7回118球を投げた22日の阪神戦(東京D)から、プロ初の中4日。通常は登板2日後が休日だが、休みを返上してダッシュを繰り返して調整した。「マウンドに上がるまではしんどくなかった。途中から疲れるのが早かったかなとは思う。すごく勉強になった」。原監督は「4、5回と球が上ずったが、まあまあでしょう。攻撃に転ずるためにあそこ(5回)で代打を出した」とねぎらった。

 防御率1・91ながら10勝11敗。25登板中、17試合で味方が2得点以下と無援だが、ゼロに抑えれば負けない。エースもそれは分かっている。今季のヤクルト戦は4戦4敗。マジック点灯を許した。「諦めたらそこで終わり。次、リベンジができるように全力を注ぎます」。シーズン最終戦、10月4日のヤクルト戦(東京D)で大役が回ってくると信じて、前を向くしかない。(片岡 優帆)
(スポーツ報知)

 菅野は仕事をしているが、打線が打てない。バント失敗も大きい。

秋田商144キロ左腕・成田、11K完封!プロ入り決意

◆和歌山国体 第1日 ▽1回戦 秋田商3─0九州国際大付(27日・紀三井寺)

 高校野球硬式が27日に開幕した。今夏の甲子園で80年ぶりに8強入りした秋田商(秋田)は、3―0で九州国際大付(福岡)を下した。高校日本代表にも選出された144キロ左腕、成田翔(3年)が2安打11奪三振の完封。試合後にはプロ志望届を提出することを明言した。今夏甲子園準Vの仙台育英(宮城)は広島新庄(広島)に3―2で逆転勝ち。甲子園決勝は負傷で欠場した佐々木良介一塁手(3年)が、2―2の8回に勝ち越し打を放った。

 新たな挑戦を前に、決意の完封勝ちだ。169センチの成田翔が、小気味よくアウトを重ねた。「真っすぐの伸びは良かったし、変化球もキレていた。今日の出来は90点くらいです」と付け入る隙のない完封劇に納得の笑顔だ。

 強打の九州国際大付打線を、世界を相手に覚えた新球で翻弄した。8月末から9月にかけて行われたU―18W杯に出場した成田翔は、チームメートだった東海大相模の小笠原慎之介(3年)から、右打者に対して逃げながら沈むチェンジアップを教わったという。「球の抜き方などをボールを使いながら説明してもらいました。今までは直球と縦のスライダーだけだったので」と新たに引き出しを増やして、相手打線に三塁すら踏ませなかった。

 試合後には、初めて自身の進路について明言。今夏までは社会人野球入りを目標に掲げていたが、甲子園とU―18W杯を経験して「もっと上でやってみたい。自分がどれだけ通用するのか」という気持ちが芽生えてきた。太田直監督(36)や両親と話し合いを重ね「親は『自分の進路だから』と言って送り出してくれました」と、すっきりとした表情を見せた。

 U―18W杯から戻ってからも、2日休んだだけで秋田商での練習に参加しているという成田翔。「早く1軍で投げられる投手になりたい。今のままでは通用しないので、体作りをしっかりやりたい」。秋田の小さな大エースが、新たな一歩を踏み出した。(鈴木 文人)
(スポーツ報知)

ヤクルト、ドラ1は明大・高山だ スカウト3人視察

 マジック3を点灯させたヤクルトが、10月22日のドラフト会議に向けて、明大・高山俊外野手(4年=日大三)を1位指名の最有力候補に挙げていることが27日、分かった。

 昨年まで2年連続最下位だったチームは、3年連続で即戦力投手の1位指名を続けてきたが、強力打線の強化を課題の1つに挙げていた。

 本拠地神宮で活躍する6大学の「安打製造機」が入団すれば、山田、畠山、川端らの生え抜き打線が、さらに厚みを増す。

 25日はスカウト3人体制で視察。鳥原チーフスカウトは「いとも簡単に記録(東京6大学で最多タイの127安打)に並ぶのはすごい。バッティングは1軍選手と遜色ない。足と肩は即戦力。レギュラーを取る力がある」と言った。

 ◆高山俊(たかやま・しゅん)1993年(平5)4月13日、千葉・船橋市生まれ。小学1年で野球を始め、船橋中央シニアでは遊撃手兼投手。七林中では陸上部に所属し、200メートルで県大会4位。日大三では3年夏の甲子園で日本一に輝き、高校通算32本塁打。趣味は音楽鑑賞、好物は焼き肉。リーグ通算8本塁打。家族は両親、妹。181センチ、84キロ。右投げ左打ち。
(日刊スポーツ)

2015年版厚労白書の原案、人口減がテーマに

2015年版の厚生労働白書の原案が26日、明らかになった。

 「人口減少社会を考える~希望の実現と安心して暮らせる社会を目指して」をテーマとし、日本の少子高齢化に歯止めをかける取り組みの重要性を改めて強調した中身になっている。白書は来月の閣議で報告された後、厚労省が公表する。

 白書案では、出生数減少要因として〈1〉親世代の人口規模の減少〈2〉未婚率の上昇〈3〉晩婚化に伴う「晩産化」――を挙げた。その上で、未婚率は年々上昇をしているが、独身者のほとんどは結婚を望んでいると指摘。特に非正規雇用の人は経済的理由から結婚をしていない人が多く、若者の雇用の安定を確保する必要性を強調している。

 少子高齢化社会に応じた施策として、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した暮らしをできるよう、医療や介護の体制を整える「地域包括ケアシステム」の推進も掲げている。
(読売新聞)

 人口減に歯止めはかかるか。

 人口減で、暮らしが豊かになるという考え方もある。

 人口減で労働力不足になれば、非正規雇用の人も減るかもしれない。

女性活躍助成、企業の申請ゼロ


 企業が女性の管理職登用などで数値目標を設定、達成した場合に助成金を支給する厚生労働省の2014年度の事業に、企業からの申請が1件もなく、予算約1億2千万円が全く執行されなかったことが27日、厚労省への取材で分かった。

 当初、14年度の対象は500社に上ると見込んでいた。厚労省は「助成金支給を数値目標達成時に限定したため」と分析。大企業などに数値目標設定を義務付ける女性活躍推進法施行を来年4月に控え、本年度から要件を一部緩和し、助成額も増やすことを決めた。10月以降に新たな要件を示し、申請を受け付ける。
(ロイター、共同通信)

 政府の方向性が誤っている。

 有能であれば、性別に関係なく、管理職への登用が行われている。

 女性だけの数値目標設定は、現実的でないし、目標達成のために、無能な女性の登用になったら、何かおかしい制度。

 けれど、公務員は、目標設定で、無能な女性も登用している。

店員暴行の中国人夫婦逮捕 会計前にアイス食べ注意されて 札幌

 コンビニエンスストアで会計前の商品を食べたことを注意した店員に暴行を加え、けがをさせたとして、札幌中央署は26日、傷害の疑いで、いずれも自称中国上海市の銀行員の男(36)と会社員の女(25)を現行犯逮捕した。

 2人の逮捕容疑は同日午後10時35分ごろ、札幌市中央区北5西6のコンビニ店内で、男性店員(24)の顔を殴ったり、髪を引っ張るなどの暴行を加え、顔などに軽傷を負わせた疑い。

 同署によると、2人は中国籍の夫婦で、新婚旅行中だったという。女が会計前に商品のアイスクリームを店内で食べだしたため、店員が他の客の迷惑を考え、身ぶりで店外に出るよう促したところ、2人に暴行された。
(北海道新聞)

 非常識な中国人は、どうにかならないものか。

大谷翔平【日本ハム】大谷、投手3冠見えた!両リーグ最多15勝は「最低限目標」

◆オリックス0―2日本ハム(27日・京セラドーム)

 日本ハムの大谷翔平投手(21)が、27日のオリックス戦(京セラD)で、8回散発3安打無失点12Kと圧巻の投球で、両リーグ単独トップの今季15勝目を挙げた。これで勝利数、防御率、勝率の3部門のタイトルをほぼ手中に収めた。高卒3年目での15勝到達は、球団では07年のダルビッシュ有以来となり、開幕前から公言してきた「15勝以上」の目標をクリアした。

 大谷は「すごくうれしい。(15勝は)最低限目標にしていた。こぼさなければ取れる試合はもっとあったけど、結果的に数字がついてきてよかった」と喜んだ。
(スポーツ報知)

井岡一翔がフライ級王座初防衛!10位・ソーサに3-0判定で完勝

「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(27日、エディオンアリーナ大阪)

 王者・井岡一翔(26)=井岡=が3-0の判定で、同級10位の挑戦者ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30)=アルゼンチン=を下し、初防衛に成功した。スコアは119-109が2人、120-108が1人。

 ミニマム級、ライトフライ級を制した井岡は、5月にフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)に判定勝ちしてWBA世界フライ級王座を獲得。叔父の元世界2階級王者・井岡弘樹氏の代からの一族の悲願であった3階級制覇を達成した。

 初回こそ様子見に徹した井岡は2回からパンチを上下に散らし、ペースを奪いにいく。かつてWBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎に挑戦した経験もあるホセ・ラファエル・ソーサを兄に持つ挑戦者はジャブと左フックで抵抗するが、攻撃のバリエーションで井岡とかなりの開きがある。ラウンドが進むに連れ、強いパンチを入れるシーンが増えた。これまでKO負けが一度もないタフなソーサを沈めることはできなかったが、抜群のディフェンス技術も見せた井岡はほとんど被弾することなく完勝した。

 初防衛に成功した井岡は「みなさんにKOをお見せしたかったけど、判定勝利になりましたが、勝てたことが結果として一番良かった。この階級には井岡一翔がいるぞということを見せた」と完勝に胸を張った。

 この日、71歳の誕生日を迎えた祖母のミツ子さんをリングに上げ、「この勝利をおばあちゃんに捧げます」と喜びを分かち合った。

 今後については「年内にもう1試合する予定。消えてない闘争本能を燃やし続ける」とさらなる強敵に挑む覚悟を示した。

 井岡の通算戦績は19戦18勝(10KO)1敗。ソーサは29戦26勝(14KO)3敗。
(デイリースポーツ)

 井岡、完勝も、KO勝ちが見たい。

米、中国にサイバー攻撃制裁案示す 25社特定し警告

 米国のライス大統領補佐官が8月下旬に訪中した際、米政府内で策定したサイバー攻撃への制裁案と対象として特定した中国企業約25社を、中国側に示していたことがわかった。資産凍結など具体的な制裁内容にも言及。制裁を避けたい中国は消極的だった対話に応じ、米中首脳会談で企業情報を盗むサイバー攻撃について「両政府は実行、支援をしない」ことで合意することになったとみられる。

 交渉過程を知る複数の米中関係筋が明らかにした。米政府は、中国側によるサイバー攻撃によって米企業に年間数十億ドル(数千億円)の経済損失が出ていると主張している。また、今年6月には米公務員の膨大な個人情報がサイバー攻撃によって流出したことが発覚。米政府はこれも中国側が関与したとみている。

 関係筋によると、2010年に米軍内に新設されたサイバー部隊などが中心となり、数カ月かけて米企業から知的財産などの情報を盗んだ中国の国有企業など約25社を特定。米国内の資産凍結や、取引制限などを盛り込んだ制裁案をつくった。国防総省などを中心に今月22日の習近平(シーチンピン)国家主席の訪米前の制裁発動を求める意見が高まったという。
(朝日新聞デジタル)

 同様のサイバー攻撃が、日本でも行われているのだろう。

2015年9月27日日曜日

鶴竜が横綱昇進後初V 優勝決定戦、照ノ富士を真っ向勝負で退けた

◇大相撲秋場所千秋楽(2015年9月27日 東京・両国国技館)

 大相撲秋場所千秋楽は27日、東京・両国国技館で行われ、2敗で単独首位の横綱・鶴竜が、3敗で追う大関・照ノ富士との直接対決に臨んだ。結びの一番では照ノ富士に寄り切られ、優勝決定戦へ。優勝決定戦では照ノ富士を退け14年春場所以来2度目となる優勝を飾った。鶴竜にとって横綱昇進後初の賜杯獲得となった。25日の取組で右膝を負傷した照ノ富士は前日(26日)に続いて強行出場したが、本来の力強さはなく横綱に屈した。

 何が何でも賜杯が欲しかった――。鶴竜の優勝への執念はすさまじかった。26日の大関・稀勢の里戦。立ち合いからの変化で白星を狙った。最初の立ち合いは手つき不十分で取り直し。2度目の立ち合いも変化して稀勢の里を下した。横綱の信じられない奇襲に対して力勝負を期待した観客からは大ブーイング。ネットでも「横綱の器じゃない」など批
判が殺到した。

 取組後、鶴竜は批判も覚悟の上の選択だったと明かした。「それでも勝負にいきました。やっぱり勝ちたい気持ちが出た」。白鵬と日馬富士が休場した今場所、重圧を背負って戦い続けた一人横綱は、“綱の品格”より結果を優先した。

 モンゴル出身力士の後輩、照ノ富士との千秋楽結びの一番と優勝決定戦は真っ向勝負で締めた。批判があっても勝ちは勝ち。弁解もせず罵声に耐えた鶴竜がこだわり続けた結果をガッチリとつかんだ。
(スポニチアネックス)

 いろいろ批判はあるけど、勝つことが大事。
 ある意味、小兵力士が、横綱で頑張っていると思う。

怒りのアロンソが11位、ハミルトンがセナに並ぶ通算41勝目 日本GP決勝

 F1世界選手権は27日、三重・鈴鹿サーキットで第14戦・日本GPの決勝(1周5.807キロ×53周)を行い、ルイス・ハミルトン(30)=英国、メルセデス=が今季8勝目を挙げた。通算では41勝として、歴代4位のアイルトン・セナ(ブラジル)に並んだ。

 2番グリッドからのスタート直後、ハミルトンが首位に浮上。鈴鹿で6戦4勝と抜群の相性を誇るセバスチャン・フェテル(28)=ドイツ、フェラーリ=が4番手スタートから2位に浮上し、追走したが、ハミルトンとの差は徐々に広がっていった。

 フェテルは中盤に2度目のピットストップを終えてコースに復帰すると、2周前にピットインしていたニコ・ロズベルク(30)=ドイツ、メルセデス=の先行を許す格好に。結果はロズベルク2位、フェテル3位。フェラーリのキミ・ライコネン(35)=フィンランド=が4位に続いた。メルセデスは、今季8度目のワンツーフィニッシュを飾った。

 チームを再結成し、23年ぶりの鈴鹿に臨んだマクラーレン・ホンダ勢は、12番手スタートのフェルナンド・アロンソ(34)=スペイン=が11位、14番手スタートのジェンソン・バトン(35)=英国=が16位。入賞はならなかった。

 アロンソは26周目、17歳の新人マックス・フェルスタッペン(オランダ、トロロッソ・ルノー)に防戦むなしくかわされたのが、よほど悔しかったのだろう。27周目を走行中、チームへの無線で、「(これでは)GP2(F1直下のカテゴリー)のエンジンだ! GP2だよ! ああ!」と叫ぶ場面があった。

 次戦の第15戦ロシアGPは10月9日に開幕し、同11日に決勝を行う。(結果は暫定)
(サンケイスポーツ)

 ホンダのエンジンは、来季に期待するしかないだろう。

森本稀哲「野球というスポーツに感謝」ひちょり号泣、新庄&稲葉氏もメッセージ

◇パ・リーグ 西武5―1楽天(2015年9月27日 西武プリンス)

 今季限りでの引退を表明している西武の森本稀哲外野手(34)の引退セレモニーが、27日の楽天戦の試合後に行われ、日本ハム時代のチームメートの新庄剛志氏(43)と稲葉篤紀氏(43)から惜別メッセージが送られた。森本は号泣し、現役生活に別れを告げた。

 オーロラビジョンに西武の主力選手からの惜別メッセージが次々に送られ、涙ぐむ森本。続けて、新庄、稲葉両氏からのメッセージも映しだされた。その後、稲葉氏が花束を持ってグラウンドに姿を現すと、森本は号泣しながら稲葉氏に抱きついた。

 引退あいさつでは「サッカー少年だった僕が、友だちに誘われ始めた野球。その野球にのめり込んで25年の月日がたちました。全力でプレーする、野球を楽しむ、この二つをキーワードにプロ17年間、今日まで走り続けてきました」と自らの野球人生を振り返った森本。ファンや関係者にお礼を述べた後、チームメートに感謝の言葉を述べた。

 「正直、みんなともうちょっと野球がしたかったです。今日も8回の裏、あの、みんなの…」と話したところで感極まって言葉に詰まると、「ベンチでの『ひちょりさんに回せ』という言葉に本当に感動しました」と、森本に打席が回った8回裏のベンチの様子を明かした。

 最後は「野球というスポーツに感謝!17年間ありがとうございました!」と力強い言葉で締めた森本。場内を一周した後、チームメートから胴上げされ17年間の現役生活にピリオドを打った。
(スポニチアネックス)

巨人連勝ならず ヤクルト ついにマジック3点灯!35歳左腕・石川自らV打で13勝目

◇セ・リーグ ヤクルト2―1巨人(2015年9月27日 東京D)

 ヤクルトが敵地・東京ドームでの巨人戦に2―1で競り勝ち、14年ぶりの優勝へ待望のマジック「3」を点灯させた。最短で29日に優勝が決まる可能性がある。

 ヤクルトは5回、それまで2安打に抑えられていた巨人先発・菅野をとらえ、雄平、今浪の連打と送りバントで1死二、三塁。ここで打席に入った先発投手の石川が右前に適時打を放って先制すると、上田の二塁ゴロの間にさらに1点を追加して2点をリードした。

 巨人はその裏、1死から四球と小林の左翼線二塁打で二、三塁とすると、好投の菅野に早くも代打・井端。右翼への痛烈なライナーとなった井端の打球が犠飛となり、1点を返した。

 7回には、長野と代打・亀井の連打で無死一、二塁としたが、代打・寺内が3バント失敗で三振に終わり、代打・堂上、代打・アンダーソンも凡打に終わって無得点。8回にも1死から片岡が右中間を破る三塁打を放ったが、2死三塁から早くも守護神・バーネットを投入するヤクルト・真中監督の采配が実り、失点を許さなかった。

 ヤクルトの先発左腕・石川は5回で74球を投げ、3安打2四球1失点で今季13勝目をマーク。8月25日の巨人戦から自身6連勝となり、5回に自ら決勝打を放つなど35歳のベテラン左腕が投打でチームをけん引した。
(スポニチアネックス)

 奇跡が起きない限り、ヤクルトの優勝だろう。

大谷翔平8回零封12Kで15勝目!日本ハムが投手制す!オリ打線沈黙

◇パ・リーグ 日本ハム2―0オリックス(2015年9月27日 京セラD)

 日本ハムがオリックスとの投手戦を制した。

 日本ハムは初回、2死三塁の場面で中田に左前適時打が飛び出して先制。終盤の8回には陽が左越え7号ソロを放ち、欲しかった追加点を挙げた。

 先発の大谷は8回3安打無失点、さらに12奪三振と相手打線を圧倒してリーグ単独トップの15勝目。9回は増井が試合を締めて38セーブ目をマークした。

 オリックスは先発の山崎福が7回4安打1失点と好投を見せるも、打線が大谷の前に沈黙し、6敗目を喫した。チームは今季21度目の零封負け。
(スポニチアネックス)

<F1日本GP>ハミルトンV セナに並ぶ41勝目

 自動車レースのF1世界選手権第14戦・日本グランプリ(GP)は27日、三重県・鈴鹿サーキット(1周5.807キロ)で決勝(53周)を行い、予選2番手からスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季8勝目を挙げた。通算41勝目はアイルトン・セナ(ブラジル)と並び歴代4位タイ。

 ポールポジション(PP)から出た同僚のニコ・ロズベルク(ドイツ)が2位となり、メルセデスは今季8回目、鈴鹿で2年連続のワンツーフィニッシュを飾った。3位はフェラーリのセバスチャン・フェテル(ドイツ)だった。(結果は暫定)
(毎日新聞)

早実・清宮は2安打も初戦敗退

「和歌山国体・高校野球硬式1回戦、鳥羽3-2早実」(27日・和歌山市紀三井寺)

 今夏甲子園4強の早実は競り負け、初戦で姿を消した。スーパー1年生・清宮幸太郎内野手は「3番・一塁」でフル出場。4打数2安打だった。

 初回無死一、二塁からの第1打席では、フルカウントからの6球目、外角の変化球を捉え、鋭く一、二塁間を破る右前打を放った。清宮の一打で無死満塁と好機を拡大した早実は、続く4番・加藤雅樹捕手(3年)の左犠飛で1点を先制した。

 三回1死からの第2打席も、外角の変化球に反応。逆らわない打撃で左中間を破る二塁打を放った。

 五回1死二塁からの第3打席は、変化球にタイミングを外されて三飛。八回1死からの第4打席は、初球を打ち上げて左飛に倒れた。

 夏の甲子園で2本塁打を放った清宮は、今秋も好調。秋季東京大会1次予選では、2試合で6打数5安打9打点、3本塁打の成績を残していた。
(デイリースポーツ)

【辛坊持論】安保法案通った安倍政権これからが正念場

 自分の意見を言うときに、「国民はこう言っている」とか「民意はこうだ」という人を、私は基本的に信用しません。「国民の福祉を向上させる」なんて言い方で使う「国民」はいいですよ。この場合にはまさに「全国民」に関わることですからね。でも、例えば「民意に背いた安保法制は許せない」なんて言い方を聞くと「俺は非国民か!」なんて思ってしまうんです。

 戦後の「民意」を見ると、残念ながら間違いの連続でした。「北朝鮮は地上の楽園」「共産主義国の持つ原爆は良い原爆」「文化大革命は民主主義の極致」などなど、今から思うとゾッとするような「民意」が「良識ある文化人」の口からあふれ、一部新聞紙上を埋め尽くしました。もし1960年、70年の安保反対闘争の熱気に浮かされて、日本が日米安保条約を破棄していたら、果たして現在の日本の平和と繁栄、そして自由は存在していたでしょうか? 私は極めて懐疑的です。

 日本が共産化せず、旧ソ連の侵略を受けなかったのは、日本が世論調査で政治をする国ではなく、平均的国民よりは正しい判断ができる「選良」が物事を決める代議制民主主義だったからでしょう。今回の安保法案についても幸いにして代議制の利点が出たとみるべきです。

 ただ、残念なことに、近年の与野党国会議員の言動を見ると、とても「選良」ばかりではないようですね。「選悪」というか、明らかに国民の平均値よりも「バカ」かもしれないと思う政治家が増えたように感じるのは、私が年を取ったせいでしょうか。

 「民意」に押されて当時の社会党が延々5日間にわたって牛歩戦術をとって反対したPKO法について、今「民意」が廃止を求めているという話はどこからも聞こえてきません。その後「社会党」が実質的に消滅してしまったことを見ると、「民意」がこの手の抵抗戦術に好意的でないことが分かります。そしてもう一つ指摘しておきたいのが、過去の例を見ると、「民意」はおおむね「事後承認」的な動きをするということです。安保条約なんか、その典型ですよね。

 安倍政権は、法案が通ったこれからが正念場です。政権が手にした法律を、いかに丁寧に国民の平和と安全のために使うのか。まさに「国民」は見ています。((株)大阪綜合研究所代表・辛坊 治郎)
(スポーツ報知)

架空所得で税還付、指南役ら告発検討…国税当局

 首都圏などの二十数人が個人事業者を装い、「多額の経費がかかった」などとする虚偽の申告書を税務署に提出し、納めてもいない所得税計約4000万円の不正還付を求めていたことが、関係者への取材でわかった。

 うち数百万円は実際に還付されていた。膨大な数の還付申告をチェックしきれていないことが背景にあり、国税当局は対策を求められそうだ。

 不正の手口は東京都内の男性会社役員(55)が指南したといい、国税当局はこの役員や還付を受けた事業者らを詐欺容疑で刑事告発することを検討している。

 業務を請け負った個人事業者が発注者から報酬を受ける際、通常は10~20%の所得税が源泉徴収される。ただ、経費がかさんで実際に納めるべき所得税が源泉徴収額より少なければ、差額の還付を受けられる。
(読売新聞)

 おもしろい。
 脱税ではなく、詐欺容疑で告発か。

米中首脳会談 南シナ海の懸念強まった

 膝詰めの直談判でも、中国の姿勢は変わらなかった。

 習近平国家主席との首脳会談で、オバマ米大統領は南シナ海で中国が進める人工島建設に「重大な懸念」を伝えたが、習氏は「島々は中国固有の領土」と反論し、平行線をたどった。

 会談では、米中間のサイバー問題をめぐる合意など一定の意思疎通も図られた。だが、はっきりしたのは力ずくの海洋進出を進める中国が、米国の制止を拒み、南シナ海の埋め立てや軍事化を続けようとしていることだ。

 地域の平和と安定を乱す中国に対し、日米両国は周辺国とも緊密な連携を図りながら、さらに警戒を強めなければならない。

 南シナ海問題に関連し、両国軍用機の偶発的な衝突を回避する行動規範づくりが合意された。不測の事態を避ける上で必要な措置ともいえるが、それに人工島建設などを抑制する効果はない。

 南シナ海の大半を領有するという中国の主張に根拠はない。人工島の面積は、すでに11・7平方キロに拡大している。

 ハリス米太平洋軍司令官は、3千メートル級の滑走路3本が建設中で「中国が南シナ海を事実上、実効支配することになる」と議会公聴会で述べた。オバマ氏は「米国は航行の自由を行使し続ける」と語った。それには、この地域での抑止力をいかに高めるかが重要な課題となる。

 安倍晋三首相もバイデン米副大統領との会談などを通じ、新安保法制に基づく具体的な同盟の強化策を論じる必要がある。

 サイバー問題では、企業秘密を盗まないことを双方が確認し、閣僚級の対話メカニズムを創設する。米企業の知的財産などを狙う中国のサイバー攻撃を明確に位置付けた意味は小さくないが、合意の実効性は、中国側が具体的な行動をとるかにかかっている。

 首脳会談に先立ち、習氏は米西海岸シアトルで、中国企業による米航空機300機の購入契約成立をアピールした。超大国の米国と台頭する中国が、良好な関係を維持するのは無論、望ましい。幅広い分野で両氏が一致点を見いだそうとした点は評価できよう。

 習氏は米国との「新型大国関係」を改めて持ち出したが、世界の秩序を乱し、国際ルールを守らない国に「大国」を名乗る資格がないことを忘れてはなるまい。
(産経ニュース)

 大国だから、何をやっても大丈夫と聞こえる。

上西小百合衆院議員に9割がイラッ 年収質問に即答「2900万円ぐらい」

 衆院本会議欠席をめぐる問題で4月に維新の党を除名された上西小百合衆院議員(32)が上沼恵美子(60)が司会を務める読売テレビ「クギズケ!」(日曜前11・40)に出演。8月に出版したフォト自叙伝発売も含め一連の騒動について“大阪の主婦代表”上沼と直接バトルを展開した。

 「上西議員ハッキリさせましょうSP」と題した放送に、上西氏は白いシャネル風スーツで登場。番組独自で実施した街頭インタビューで300人中93%が上西議員を「嫌い」としたアンケートを受け、上沼が「こんなに嫌われてるのに何でお辞めにならないの?私やったら辞めるわ」とズバリ。それでも上西議員は「この前提条件が間違っているんです。(本会議を休んで)不倫だ、旅行だとずっと報道されたらそりゃ嫌われますよ」などと反論。これに対しパネラーとして出演した芸能リポーターの井上公造氏(58)が「その前に上沼さんの質問に答えてください。あなたの話はいつもすり替わる」と指摘した。

 それでも、どんな質問にも明確に答えず「除名の前提が間違っている」「誤解を受けている」と繰り返す上西議員に上沼もイラっとしたのか「(答えは)10秒で済む。それを持って回って言うから司会はイライラする。司会がイライラするということは国民もイライラするの。ちょっと1回辞めたらどう?」と語気を強めた。

 また、上沼と共に司会を務める高田純次(68)から「年収いくら?」と不意の質問に上西議員は「2900万円ぐらい」と即答。これに上沼も「その税金、他の有能な方に譲った方がいいんじゃない?」。それでも上西議員が「私はやりたい事があってこの世界に入った」と主張し続けると、上沼は「正直、政治家に向いてない。自分の事情ばっかりしゃべってるだけやんか。(国会議員を続けたいというのは)『音痴が美空ひばりになりたい』と言ってるのと同じ」とバッサリ言い放った。
(スポニチアネックス)

【外信コラム】非常な忍耐を伴う重荷なのかも…イタリアで65歳以上の離婚激増

 昔、カトリック教がイタリアの国教であった時代には、結婚とは「生涯解消のできない聖なる取り決め」であった。イタリアが共和国になって離婚法が成立した後も、過去40年間は離婚には裁判所の判決と最低3年間の別居が必要であった。

 ところが、今年5月から離婚法が大幅に簡素化されて裁判所の管轄から離れ、必要な別居期間も夫婦合意の離婚であれば6カ月に短縮されたのである。

 さて、離婚法の簡素化は当然ながら離婚の急増をもたらした。中でも多いのは44~54歳の年齢層で、男性の年齢が平均44歳、女性の年齢が41歳だ。結婚後、それほど年数がたっていない夫婦が多いという。

 それよりも驚くべき現象は、65歳以上の離婚請求が激増したことである。日本でも「熟年離婚」という言葉があるが、なんと離婚請求の20%は65歳以上の夫婦からだという。

 65歳以上の夫婦からの離婚請求は、1995年には全体のわずか5%だったから、その割合は20年間に4倍に増えたわけだ。洋の東西を問わず、年をとって我慢し切れなくなるとは、結婚とは初めから「非常な忍耐を伴う重荷」なのかもしれない。

 生涯をともに暮らす夫婦は、英雄的なまでに我慢強さを持った夫婦だともいえる。(坂本鉄男)
(産経新聞)

 特別に離婚が増えているわけではないだろう。法律と事実婚の差が解消されただけなんだろう。

上沼恵美子 上西議員に“怒り”の辞職勧告「向いていない」

 国会病欠問題で維新の党から除名処分を受け、無所属となった上西小百合衆院議員(32)が27日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40、関西ローカル)に出演。共演者の質問をすり替え、言い訳がましい回答に、司会の上沼恵美子(60)は「1回(議員を)お辞めになったら、どうですか?議員に向いていない」と辞職勧告した。

 国会病欠問題やフォト自叙伝出版などについて井上公造氏(58)長谷川豊アナウンサー(40)らパネラーからは厳しい意見が相次いだ。上西議員の回りくどい回答に、スタジオはイライラムードに包まれた。

 番組終盤、上沼の怒りも頂点に達し「高慢ちきが顔に出ています」「有能な人に議席を譲った方がいい」「辞める勇気も必要」「音痴が美空ひばりになりたいと言っているようなもの」などとまくし立てた。

 上沼の辞職勧告に、上西議員は「何を根拠にかは、ちょっとアレですけど」と反論。長谷川アナも「これだけ言っても響かないんだ」と呆れていた。
(スポニチアネックス)

 次の選挙では消えるだろうけど、それまでの議員報酬が無駄。

浅間大基 高卒新人で存在感発揮する日本ハム浅間 チームメイトが語る19歳のスゴさ

共に横浜高から日本ハム入りした高浜が証言
 日本ハムのドラフト3位・浅間大基外野手が、クライマックスシリーズ(CS)のメンバー入りへアピールを続けている。

 真骨頂は23日のソフトバンク戦(札幌ドーム)だ。延長11回1死一、二塁で右中間適時二塁打を放ち、プロ初のサヨナラ打をマークした。高卒新人のサヨナラ打は、球界では1986年の西武・清原和博がマークして以来29年ぶりだった。

 高卒新人ながらクライマックスシリーズでのスタメン出場の可能性も十分。19歳のどこがすごいのか?名門・横浜高から昨年ドラフトで共に日本ハム入りしたドラフト7位・高浜祐仁内野手が「リスト(手首)の強さ」と証言した。

 同級生も思わず目を丸くした打席があった。23日のソフトバンク戦、3回先頭の第1打席。バンデンハークの真ん中外寄りの148キロ直球をたたき、打球は右中間へ。勢いよく伸びるライナーに中堅・柳田も追いつけず、右中間を破る三塁打となった。

「浅間のリストの強さがあったからこそ打てたと思います。外国人の力のある直球なのに振り負けていなかった」

 デビューから無傷の9連勝中の右腕とは初対戦。高めの力のある直球を初球で打ち砕いたことも驚きだった。
浅間はいかにして外角を打てるようになったのか
 元々、横浜高入学時から打球を飛ばす選手だったが、「外角球には、ほとんど手を出さない選手」だったという。強靱な手首の返しで外角を打てるようになったのは、高校2年夏の終了後。渡辺監督ら首脳陣から指摘され、積極的に外角球を練習するようになった。

「打撃マシンは外角へいくようにセットして、バットでやっと届くくらいの外角の球を打ってました。ティー打撃だったり、いろんな練習をしていたのが印象に残っています。左翼方向へ本塁打も出るようになってました」

 高浜はそう振り返る。3季連続の甲子園を目指した高校3年夏の神奈川県大会の2回戦・厚木西戦では左翼ポールに直撃する本塁打など2発をマーク。俊足巧打の打撃スタイルに、パンチ力が備わった。

 浅間は13日の1軍再昇格後、10試合中8試合で先発出場。29打数9安打の打率3割1分と結果を残している。一方の高浜はイースタン・リーグで打率2割5分6厘、6本塁打、48打点。チームトップの109試合出場と期待は大きい。

「浅間ばかりが目立ってますね。自分も頑張らないといけないです」

 ここにも「浅間効果」が生まれている。

(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)
 西川と浅間の争いだろう。
 ハーミッダが結果を出せないと、ライト浅間だろう。

さしこ「恋愛禁止、やめません?」交際発覚アイドル賠償命令に持論

 HKT48の指原莉乃(22)が27日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。アイドルグループのメンバーだった女性(17)が異性との交際を禁じた規約に違反したとしてマネジメント会社などに訴えられ、損害賠償65万円の支払いを命じられた話題に言及。「恋愛禁止って、やめません?」などと語った。

 自身も、ファンを名乗る男性と交際していた過去を2012年6月に週刊誌で報道され、福岡に移籍。今回の件には「ちょっと事務所がやり過ぎじゃないのかな。この女性にも、もちろん問題はあるんですけど、私と同じように別のグループに移籍するとか、そのぐらいでよかった。(峯岸みなみの)丸刈りは衝撃的すぎたけど」と感想。

 続けて「恋愛禁止って、やめません?こんな大きく言うことじゃないというか。もっとラフな口約束とかで、どうにかしてほしい。もちろんファンの方の気持ちも分かるんですけど(損害賠償の)お金とか、そういうことになりだしたら、そんなことにまでなる?と思います」と持論を展開した。

 東京地裁は今月18日に「交際発覚はアイドルのイメージを悪化させる」と規約違反を認め、65万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性は2013年3月に会社と契約を結び、交際禁止を定めた規約を受け取り、6人グループで7月にデビュー。女性が男性ファンに誘われ2人でホテルに行ったことが発覚し、グループは10月に解散。女性は「交際しないことが女性アイドルの不可欠の要素ではない」と主張したが、児島章朋裁判官は「男性ファンの支持を得るため交際禁止の条項が必要だった」と判断した。
(スポニチアネックス)

斎藤佑樹 CS先発枠“内定”

 日本ハム・斎藤佑樹投手(27)がCS先発枠に“補欠合格”した。25日のオリックス戦(京セラ)に先発した斎藤は、このところ精度を高めてきたフォークを打者2巡目の4回、3巡目の6回に同じように痛打され6回5安打4失点。連勝での今季2勝目とはならず3敗目(1勝)を喫した。

 これで5試合連続、5回までは2失点以内。しかし前回16日のロッテ戦では越えた“魔の6回”をクリアできなかった斎藤は「フォークは変わらずという感じでしたけど狙い打ちもされていたので、それが今後の課題になると思う。やっぱり6回を投げ切れないと勝てるピッチャーにはなれないなとすごく思いました」と投球を振り返った。

 試合前、その課題を「ボールの質と結果。質が良くて結果が出ないとCSで多分困るから」と語っていた栗山監督にとっては決断を鈍らせる微妙な結果だったが、指揮官はそれでも「基本的にはCSの準備をさせる」と明言。「ボールは相変わらず悪くない。しっかり攻めるのが持ち味なのに少しチグハグだった。ただ、これだけ(投球が)安定した期間が長いのは久しぶり。いけると思います」(栗山監督)と続けた。

 ファーストステージをフルに戦った場合、大谷、メンドーサ、吉川の先発3本柱が登板できないファイナルステージ1戦、2戦目を有原、中村、浦野、斎藤らのダブル先発構想で乗り切る構え。栗山監督はここに何とか斎藤をはめ込みたいようだ。しかし、こういうポイントで一発回答といかないところがまた斎藤らしさと言えなくもない。
(東スポWeb)

 CSでは、早めの継投で、最少失点に抑えないと勝てない。

アベノミクス失敗 「新3本の矢」から消えた金融政策、漂う不透明感

[東京 25日 ロイター] - アベノミクスの金看板だった金融政策が、24日公表の「第2ステージ」で示された新3本の矢から消えた。消費の活性化や低所得者対策の進展を目指す政府・与党内からは、日銀が掲げる物価2%実現を急ぐべきではないとの声も漏れ、金融政策は優先順位のトップから「降板」したもようだ。

 今後は、何がアベノミクスのエンジンになるのか、不透明感が漂っている。

 安倍首相は24日に自民党本部で会見し「本日からアベノミクスは第2ステージに入る」と宣言し、新たな「3本の矢」の政策で全ての人が活躍できる「1億総活躍社会」を目指すと表明した。

 経済最優先の姿勢を鮮明にし、具体的には名目国内総生産(GDP)を600兆円に増やすことを掲げた。

 新たな3本の矢は、希望を生み出す強い経済、夢を紡ぐ子育て支援、安心につながる社会保障━━。これまでの大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略から大きく転換し、軸足を構造改革に移す姿勢を鮮明にした。

 中でも市場の一部で思惑が広がっているのが、「第2ステージ」における金融政策の役割。新3本の矢から金融政策が抜け落ち、市場では「安倍政権の経済政策における優先順位が変化したことは間違いない」(国内金融機関)との見方が広がっており、今後の金融政策運営への影響に関心が高まっている。

 麻生太郎財務相は25日の会見で「新たな3本の矢の1本目(強い経済)に、今までの3つが集約されている」と説明。旧3本の矢は引き継がれていると強調した。

 甘利明経済再生相も、物価2%の目標は変わっていないとし、旧3本の矢は安倍内閣の至上命題であるデフレ脱却を目的としたものであり、新政策発表以降も位置づけは変わらないと語った。

 主要閣僚が25日の会見で、そろってデフレ脱却に向けた金融政策の重要性を強調したが、現在の日銀による量的・質的金融緩和(QQE)をさらに強化することについては、政府・与党内から慎重な見方も聞こえてくる。

 安倍首相は24日の会見の冒頭、日本経済について「もはやデフレではない、という状態まで来た。デフレ脱却は、もう目の前だ」と語った。

 政府関係者の1人は、この発言の真意について「旧3本の矢によって、デフレ脱却は事実上ほぼ実現したという認識だ」と述べ、金融政策などは一定の役割をすでに果たしたとの見解を示した。

 目標に掲げるGDP600兆円の実現のカギを握るのは、約6割を占める個人消費。11日の経済財政諮問会議(議長・安倍首相)で民間議員は、GDPに占める個人消費の割合を現状の6割程度から、米国並みの7割程度に引き上げることを提言した。

 政府・与党内では、消費税率引き上げに伴う反動減の影響一巡後も、個人消費が低迷を続けている背景として、食料品や日用品などの物価上昇を指摘する声も多い。

 内閣府は諮問会議に提出した資料の中で「身近な食料品等の物価上昇が相次ぐ中、低所得者層等の消費活動に影響を与える可能性」を明記した。

 個人消費の活性化に向け、政府・与党は低所得者対策などに力を入れていく方針。ある政府筋は、さらなる円安・物価高を招きやすい追加金融緩和は「われわれの政策の方向性と整合的ではない。日銀は物価2%達成を急ぐべきではない」と言い切る。

 また、政府部内には、日銀が追加緩和に踏み切って円安が進めば、原油安で利益を享受できる消費者にはマイナスとなり、現在の経済情勢における追加緩和は不要との見解を示す声も少なくない。

 他方、これまでのアベノミクスの成果を積極的に評価し、今後も金融政策を政策の中心に据えることを志向している与党議員の一部やシンクタンク関係者の中には、金融政策の優先度を下げることで、デフレへの逆戻りを懸念する声も出ている。

 また、市場の一部では「金融緩和に代わるエンジンが見当たらない。本当に成長できるのか」(国内金融機関の関係者)との声も出ている。

 中国経済の減速懸念などを背景に世界経済の不透明感が強まる中、原油安を背景に足元で日銀が目安とする生鮮食品を除いた消費者物価(コアCPI)の前年比上昇率は、マイナスに落ち込んだ。

 10月末に日銀が公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を控えて、市場では追加緩和観測も高まりつつある。

 安倍首相がアベノミクス第2ステージ入りを宣言した翌日の25日昼、黒田総裁が官邸に呼ばれ、予定の1時間程度を超過して安倍・黒田会談が行われた。その内容は明らかにされていないが、市場では金融緩和観測が高まって、日経平均.N225は前日比308円68銭高の1万7880円51銭に上昇して引けた。

 アベノミクスにおける金融政策の位置づけの変化が、今後の金融政策運営にどのような影響を与えるのか、市場は注視している。
(ロイター)

 アベノミクスの金融政策は、失敗だろう。

 円高誘導で、輸出企業や海外観光客相手の業種は、業績がよいが、大部分の国民は、物価高によるマイナス面ばかりで、デフレ時に比べて生活が苦しくなっている。

 物価上昇により、更に消費が伸びないので、企業収益に寄与していない。

 低所得者対策も進まず、給与・年金は増えないのに、確実に食料品・日用品などの物価は上昇している。

 アベノミクスの第2ステージも、何ら説得力がない。

 食料品の消費税を非課税にすれば、消費拡大につながるだろう。それで、消費税の税収不足になれば、更なる増税しかない。

東京電力福島第一原発事故 福島第一2号機、核燃料7割以上が溶融か 名大など発表

 東京電力福島第一原発事故で放射性物質を放出した2号機について、核燃料の7割以上が炉心から溶け落ちている可能性が高いとする解析結果を、名古屋大などのチームが26日、大阪市であった日本物理学会で発表した。大気中を飛び交うミュー粒子という素粒子を使ってX線のように原子炉を透視する手法で調べた。

 原子炉を透視する調査の結果は東電などが1号機で3月に発表した例がある。名大は昨年から東芝と共同で調査を開始。事故を免れた5号機との比較で、2号機の炉心に核燃料がほぼ存在しないとの結果を得た。解析の誤差も考慮し、溶け落ちた核燃料は70~100%の可能性が高いと結論づけた。落ちた核燃料がどこにあるかは確認できていないという。

 東電は2号機の核燃料について、コンピューター解析などから一部は炉心に残っていると推定している。今後、ミュー粒子を使ったより精度の高い透視やロボットによる内部探査でさらに調べる予定だ。名大の森島邦博特任助教は「今回の結果を将来の溶融燃料の取り出し方法の検討に役立ててもらえれば」と話す。

 ミュー粒子は、コンクリートや鉄は突き抜けるが、ウランなど密度の高い物質には遮られやすい性質があり、核燃料の位置を調べるのに使われている。(熊井洋美)
(朝日新聞デジタル)

 溶け落ちた核燃料が、どこにあるかは確認できていないのは、あまりにお粗末だろう。
 

広島・栗原が戦力外…昨オフ右肘手術で今季1軍出場なし 現役続行希望

 広島・栗原健太内野手(33)が来季の戦力構想から外れていることが26日、分かった。入団以来16年間を過ごしたチームに強い愛着を持っているが、現段階では他球団での現役続行を希望していると見られる。

 栗原は入団5年目の04年から頭角を現し、レギュラーに定着した07年には打率・310、25本塁打、92打点の好成績をマーク。11年には通算1000安打を記録した。卓越した打撃力に加え、守備面でも3度のゴールデングラブ賞を受賞した。ただ、12年5月に右肘骨棘(こっきょく)除去手術を受けて以降は度重なる右肘の違和感に悩まされ、出場機会は激減していた。

 今季の開幕1軍を勝ち取るため、昨オフには3度目の右肘手術。不安要素を排除して完全復活を期したが、ここまで1軍での出場はなし。2軍でも、若手育成に主眼を置くチーム方針もあって、出場はわずか30試合。38打数5安打の打率・132、1本塁打、2打点(26日現在)にとどまっている。

 開幕当初は右肘に違和感を抱えていたが、シーズンを戦う中で徐々に不安は解消。「感覚的な部分は戻ってきた」と状態面と復活への自信を持っている。野球に対する情熱も消えていない。豊富な練習量と持ち味の勝負強さで、かつて「和製大砲」としてカープ打線の中心に座った男。今後の動向が注目される。
(スポニチアネックス)

FIFA会長選「本命」、プラティニ氏にも疑惑

【チューリヒ(スイス)=風間徹也】スイス検察庁が、横領や背任の容疑で国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(79)の捜査を始めたことが25日に発表された。

 指摘されたのは、2011年2月、欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長(60)に対し、ブラッター氏から200万スイス・フラン(約2億4000万円)が支払われ、FIFAに不利益をもたらした疑い。プラティニ氏は、来年2月に予定される次期FIFA会長選への立候補を表明しており、新会長の本命とみられてきたが、疑惑の浮上により、FIFAの改革を担うリーダーを決める会長選の行方も不透明になってきた。

 検察庁によると金銭の受け渡しは11年2月。1999年1月~2002年6月にプラティニ氏が行った「仕事」に対してのものとされる。プラティニ氏は声明で「支払いはFIFAの契約の下で行われた」と正当性を主張し、今後の捜査への協力も表明した。しかし、仕事の内容や、長期間が経過してから支払われた理由は、不明のままだ。
(読売新聞)

 プラティニ、お前もか。

MotoGP 第14戦 アラゴンGP ロッシ:「難しいけどトライしよう」

気温の上昇と共にタイヤのスライドが始まることから、バランスの改善を強調。
モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、第14戦アラゴンGPの公式予選で6番時計を記録。ポイントリーダーの堅持に向け、明日の決勝レースを2列目から迎える。

 初日総合2番手だった後、フリー走行3は、トップタイムから0.312秒差の3番手。レースシミュレーションとなるフリー走行4は、2度のコースインで14ラップを周回すると、1分48秒台を5回記録して、0.615秒差の6番手。

 「午前はそれほど悪くなかったけど、特に午後は少し難しかった。僕のペースはすごく良いけど、気温が上昇すると、数ラップ後にタイヤを滑り始め、グッドなペースを維持することができないから、バイクのバランスを改良する仕事が必要。ウォームアップ走行でセットアップを良くして、ペースをアップできるようにトライしよう。ライバルたちは非常に強い。全てが難しいけど、トライしよう」と、決勝レース前の課題を説明した。
(MotoGP.com)

 予選1位マルケス、2位以下は、ロレンソ、イアンノーネ、エスパルガロ弟、ダニペド、ロッシ。

 今回を含めて残り5戦でロッシとロレンソのチャンピオン争いから目が離せない。

 次戦は、ツインリンクもてぎでの日本GP。

真木よう子離婚ホントの真相 専業主夫はお役御免?

 女優の真木よう子(32)が離婚した。所属事務所から送られてきたファクスに離婚原因は触れていなかったが、一部報道によると「すれ違いの生活」だそうである。

 だが、この説明ではあまりに辻褄が合わない。というのも、夫で元俳優の片山怜雄さん(33)は結婚時に役者をやめ、育児と家事をこなす“専業主夫”状態だったからである。リリー・フランキーさんに弟子入りして小説家を目指していたが、周囲の話では長女(6)の面倒はほとんど片山さんがみていたという。夫婦の片方が家にいるのに“すれ違い”といわれても、ピンとこないのだ。

 そもそも、結婚発表時から不思議な記事が先行していた。片山さんはドラマ「WATER BOYS」などに出演していたイケメン俳優だったが、一部で「芸能界とは無関係の26歳の会社員Aさん」と報じられた。

 2人の出会いは、真木が出演したDVDドラマ「東京フレンズ」の食事会に、共演者の瑛太が親友の片山さんを連れてきたことがきっかけだ。でも、その記事では「知人の紹介」とし、あくまで「芸能界とは無関係の会社員」を装っていた。

 なぜなのか。元イケメン俳優との“できちゃった婚”では、なにか都合が悪かったのか。そして結婚後は“専業主夫”として炊事、洗濯などの家事をこなし、ベビーカーを押しながらスーパーで買い物するなど育児に奮闘していた片山さん。一方で、共演俳優らと深夜まで飲み歩く姿が目撃され、家に帰らないこともたびたびあったという真木。「すれ違い」が夫婦の亀裂を生んだというより、そもそもうまくいっていたのかが分からない。

 周囲の話では、結婚当時から「格差婚」について、いずれ亀裂を生むのではと心配する声があった。売れっ子女優と、小説家を夢見る“専業主夫”。でも、まだ幼い子供のことを考えると「これはこれでバランスがとれていた」(知人)という。しかし、長女が6歳になったことで“お受験”を控え「収入的に“ヒモ状態”の父親がいるよりは、シングルマザーの方がいいと判断したのかもしれない」と指摘する声がある。

 真木が住む高級マンションからスタートした結婚生活。いまでは都内に一軒家を購入し、その頃から真木の母親が子供の面倒を見に来るようになったとも聞く。結婚からわずか6年10カ月。専業主夫の“お役御免”ということか――。(記者コラム)
(スポニチアネックス)

イースタン 巨人2―0日本ハム(26日・ジャイアンツ)【巨人】2軍は完封勝ち締めV!観客は36%増

◆イースタン 巨人2―0日本ハム(26日・ジャイアンツ)

 巨人の2軍は26日、今季のイースタン・リーグ最終戦の日本ハム戦(G球場)に2―0で勝利。6年ぶり24度目のリーグ優勝を飾った今季は、59勝48敗9分けで全日程を終了した。

 今季から、2軍の活性化を目指した「G2プロジェクト」が発足した。この日も開場時にファンは小山、田口とハイタッチ。試合後には大サイン会が行われるなど選手との交流が増え、試合以外にも楽しめるイベントが盛りだくさんだった。今季、G球場で行われた51試合の総入場者数は5万6196人。1試合の平均入場者数は昨季の810人から36%増の1102人と大きく増加し、効果が如実に表れた。

 岡崎2軍監督は「多くの目に見られることで、選手も緊張感を持ってプレーできたのではないか。優勝もできたし、いいシーズンだったと思う」と話した。
(スポーツ報知)

 巨人は、3番中井、4番村田、5番セペタは、イースタンではないだろう。

 日本ハムは負けたけど、健闘した。

フォルクスワーゲン VW不正、消費者欺く悪質行為=検査時だけ排ガス浄化

 ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正問題は、ドイツ製品への信頼性やエコカーの動向など、多方面に甚大な影響を及ぼす歴史的不祥事の様相を呈してきた。疑問点をQ&Aでまとめた。
―VWってどんな会社。
 創立は1937年で、社名は日本語で「国民車」。当初は、国民に大衆車を行き渡らせるというナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの構想を基に設立された国策会社だった。最近はトヨタ自動車と世界販売台数の首位争いを繰り広げている。ドイツを代表する企業の不祥事なだけに、同国の国民も衝撃を受けている。
―どんな悪いことをしたの。
 ディーゼル車の排ガス浄化装置を検査時だけフル稼働させ、通常走行時には弱めることができるソフトウエアを車に搭載していた。こうして、普段は最大で基準値の40倍の有害物質を出しているのに、規制を逃れていた。消費者や当局を欺く悪質な行為だ。このような車は世界で1100万台に上る。
―なぜそんなことをしたの。
 VWは理由を明らかにしていない。でも、浄化装置を通常時に切り、燃費を向上させていた可能性がある。ディーゼル車の性能を良く見せ、販売を伸ばしたかったのかもしれない。
―ディーゼル車って何。
 燃料はガソリン車と違って軽油。ガソリン車より、大気汚染などの原因物質の排出量が多い。でも燃費は良いので、VWなど欧州メーカーを中心に排ガス浄化機能を高め、エコカーとして売り出している。今回の不祥事で、そうしたイメージに傷が付く恐れもある。
―経営への影響は。
 米国では最大180億ドル(約2兆2000億円)の制裁金が科される可能性がある上、対象車の所有者らへの損害賠償も巨額になる見通し。ブランドイメージも失墜した。経営への打撃は深刻だ。
―日本への影響は。
 日本ではディーゼル車の普及が欧州に比べ進んでおらず、VWはディーゼル車の正規販売もしていないため、直接的な影響は少ない。でも、日本メーカーが海外でディーゼル車を販売する際、ディーゼル車自体のイメージ悪化で影響を受ける可能性はある。一方、同じエコカーで日本メーカーが得意とするハイブリッド車(HV)の普及が進むかもしれない。(フランクフルト時事)
(時事通信)

 おもしろいことに、米国では、ガソリンよりも軽油が高い。よって、ガソリン車より燃費がよく、環境に優しいクリーンなイメージで販売を伸ばしたかった。

9本の指失った登山家・栗城史多さん、エベレスト5度目挑戦も無念

 世界7大陸最高峰制覇を目指す登山家の栗城史多さん(くりき・のぶかず=33)が27日、秋季エベレスト(8848メートル)への単独・無酸素登頂を今回は断念したことを明らかにした。同日、自身の公式ブログを更新し報告した。栗城さんは5度目となる挑戦のため26日に最終キャンプを出発していた。

 更新されたブログで栗城さんは「下山を決断しました」と報告。「全力を尽くしましたが、ラッセル(深い雪をかきわけて進むこと)で長い時間が掛かり、このまま進むと生きて戻ることができないと判断して、悔しいですが下山を決めて最終キャンプまで戻ってきました。皆さんからの応援に、本当に心から感謝です。今後のことはまたお知らせさせてください」としている。

 日本時間の25日に標高約7600メートルの最終キャンプに到着。26日夜に最終キャンプを出発し、27日正午~3時頃の登頂を目指すとしていた。4月に発生したネパール大地震後、エベレストに挑戦するのは世界初で、挑戦の模様はインターネット中継される予定となっていた。

 栗城さんは2012年10月に4度目の挑戦を行ったが、8070メートル地点で強風のため登頂を断念。下山途中に両手、両足、鼻が重度の凍傷となり、両手の指9本を失った。リハビリとトレーニングを続け昨年、世界12位高峰ブロード・ピーク(8047メートル)の単独無酸素登頂に成功し、復帰を果たした。その後も富士山や標高6000メートルに設定した低酸素室でトレーニングを重ねてきた。

 アルピニスト野口健さん(42)は、ベースキャンプを出発したのが16日とあり、栗城さんのフェイスブックで「その標高から山頂を狙うにはあまりにも遠過ぎる。そしてBCを出発してから日数が経ちすぎ。疲労の蓄積がピークのはず」として「本当に余計なお世話かもしれませんが、一度BCに下り仕切り直しするべきだと。5日ほど体を休めてから再度アタック体制に入るのがベターだと思います」と呼び掛けていた。
(スポニチアネックス)

 なぜ、指を失っても、登るのか。

時時刻刻)成果演出、冷めた内実 米中首脳は目も合わせず、会見場を去った

 米中首脳は25日、サイバー問題で両国が協力を探ることで合意するなど、一定の成果は演出した。しかし、積み残した対立点はあまりに多く、両首脳の表情は終始硬いままだった。経済をめぐる事情の変化も、両国の綱引きに微妙な影響を及ぼしている。▼1面参照

 25日午前、大型リムジンでホワイトハウス入りした習近平(シーチンピン)国家主席は、オバマ大統領らと笑顔で握手をした。だが、習氏が手を伸ばす米閣僚らの表情は硬い。中国に批判的なカーター国防長官は仏頂面で、愛想笑いすら浮かべない。習氏もまた、表情を緩めることは少なかった。……
(朝日新聞デジタル)

 おもしろい。
 今後、積み残した対立点を米国がどう対応するのか。

西武浅村の逆転満塁弾で4連勝、楽天は4連敗

<西武5-1楽天>◇26日◇西武プリンスドーム

 楽天は2回1死満塁で嶋が遊ゴロ併殺に倒れ無得点。西武はその裏、1死から森が右中間席へ16号ソロを放って先制した。

 楽天は4回から3イニングで走者は4回2死から敵失で出た1人のみ。西武も4回先頭の中村が左前打で出塁したが無得点。

 楽天は8回2死三塁からウィーラーが左前に同点打。西武はその裏、1死から浅村が左翼席へ逆転満塁弾を放ち4連勝を飾った。
(日刊スポーツ)

 4位ロッテとのゲーム差1.5に広がった。

 西武残り4試合、ロッテ9試合。

 西武が残りを仮に2勝2敗で勝率5割、ロッテは6勝3敗で同率となる。西武が優位なんだろう。

巨人、史上初東京D12連勝で1差!29日Vマジック「2」点灯も

(セ・リーグ、巨人4-3ヤクルト、23回戦、巨人12勝11、26日、東京ドーム)王者の意地だ!! 巨人は26日、ヤクルト23回戦(東京ドーム)に4-3で逆転勝利。首位・ヤクルトに1ゲーム差に迫った。五回に4番・阿部慎之助内野手(36)が決勝の適時二塁打を放ち、今季4度目の5連勝に導いた。東京ドームでは史上初の12連勝を飾り、クライマックスシリーズ(CS)進出が決定した。天王山初戦をものにした原巨人は残り5試合、最後の最後まで諦めない。

 4万6787人。今季2番目の大入りとなったドームに地鳴りのような大歓声が響き渡る。同点で迎えた五回二死一塁。阿部が、ロマンの投じた外角シュートを振り抜いた打球はグングン伸び、中堅手の頭を越えた。

 「結果は打球に聞いてくれ、という気持ちだった。久しぶりに芯に当たった感触だったね」

 これぞ、4番。一走が本塁に生還したのを見届けると、二塁ベース上で激しく手をたたいて喜んだ。大一番で試合を決めたのはやはり、主砲のバットだった。

 負ければヤクルトに優勝へのマジックナンバー「3」が点灯する大一番。天王山の先発に抜てきされたD3位・高木勇(三菱重工名古屋)はガチガチだった。一回、死球と打撃妨害で無死一、二塁。山田を迎えると「3点差ぐらいなら、何とかなるかな」と感じていた阿部が、マウンドに歩み寄った。

 「ボール、ボールで、もう守ってても、疲れちゃうからさ。打たれちゃえば」。冗談交じりの一言の直後、本当に3ランを浴びたが、勝負する気持ちを取り戻した新人右腕は勝利へのバトンをつないだ。

 今季から一塁に転向した阿部は、捕手としての役割は忘れていない。大事な場面で若手投手に適切な言葉を投げかける。正捕手の座も主将の座も後輩に譲ったが、大黒柱に変わりない。

 四回にはD1位・岡本(智弁学園高)が同点打。V争いの重圧で顔を引きつらせるルーキーに対し、阿部は22日の阪神戦前に「スマイル、スマイル」と声をかけ、お立ち台の予行演習もさせた。岡本は「やりやすいよう声をかけてくださって感謝です」と先輩の気遣いを力に変えた。

 二回には阿部が四球で出塁した直後、長野が14号2ランを放った。「阿部さんが出て、自分もいい形を作りたかった。19歳がすごいですね」。長野の一発が“呼び水”となり、現在の4番・阿部と“未来の4番”の岡本が快音。最高の形でヤクルトとの初戦をものにし、1988年開場の東京ドームでは史上初となる12連勝となった。

 「長打がほしいなというところでナイスバッティング。非常に大きな、いい仕事をしてくれた」と阿部の一打を称賛した原監督。優勝争いについて「まだまだ戦い半ばであるわけですから。まずあした」と引き締めた。

 この日の勝利でクライマックスシリーズ進出(3位以上確定)を決めたが、あくまで通過点だ。ヤクルトとは1ゲーム差。天王山第2ラウンドも制し、一気に頂点へ突き進む。 (桜木理)
(サンケイスポーツ)

 今日も巨人が勝つとゲーム差0。

 負けるとヤクルト優位だろう。

偽クレームを半年で7000回 詐欺容疑で45歳女逮捕

 ケーキやパンに髪の毛が入っていたなどと電話でうそのクレームをつけ現金や商品をだまし取ったとして、兵庫県警伊丹署は26日、詐欺の疑いで伊丹市の無職、小野谷知子容疑者(45)を逮捕した。

 同署によると、小野谷容疑者の携帯電話には2~7月の半年間で、ケーキ店やパン店など北海道から鹿児島まで30都道府県の約1200店に約7000回の電話をかけた記録があった。

 個人営業の店から全国展開しているチェーン店まで対象にしていたようで、電話番号案内「104」にも約4650回かけており、店の番号を調べていたとみられる。

 同署は、被害届が出にくい少額の請求にとどめ、2013年10月ごろから繰り返していたとみている。インターネット上では「クレーマー」として知られ、洋菓子業界の一部では「注意すべき電話番号」として出回っていたという。

 逮捕容疑は今年5~6月、大阪府豊中市のケーキ店や神戸市のパン店に電話で、購入した商品に髪の毛が入っていたとうそを言い、自宅近くのコンビニ駐車場で食パン代金1085円や店側が代わりに渡したケーキなどをだまし取った疑い。実際は買っていなかった。 同署によると、容疑を認め「甘い物が好きだった」と供述。自宅に現金書留の空袋もあり、東京などお金を直接持って来られない遠方の店から送らせていたとみられる。
(サンケイスポーツ)

 クレーマー対策には、朗報のニュースだろう。

福島県立会津高校 女子高生が校内で自殺、教委が調査へ 福島

 今月の19日に、福島県の会津地方の高校に通う女子生徒が、校内で自殺していたことがわかった。県の教育委員会は、いじめがなかったかどうか、調査を行う考え。

 女子生徒が自殺していたのは、会津地方の県立高校で、今月の19日に校内で見つかった。県の教育委員会は26日の会見で、女子生徒は以前から部活動の人間関係で悩み、4月に行われた担任との面談で相談があったことを明らかにした。また、部活動の部員を対象にアンケートを行ったところ、複数の生徒の言動などで、女子生徒が精神的な負担を感じていたのではと回答があったという。

 遺族からもいじめもあったのではと指摘があり、県の教育委員会は、28日以降にも第三者委員会を立ち上げ、調査する考え。
(日本テレビニュース)

2015年9月26日土曜日

「報道ステーション」と「朝日・毎日」は一度真剣に立て直された方がいい

 安保狂奏曲の調べが終わり、新聞各社の世論調査が明らかになりました。

 懸命に安保法案を叩き続け、ネガティブキャンペーンを繰り広げていた朝日・毎日新聞は、この結果を重く受け止め、真剣に反省した方がいいでしょう。そう。時代はもう変わっているのです。正直言って、この結果は私自身にとっても少し意外なものでした。

 どの調査を見ても、内閣支持率はほぼ横ばい。
 安保法案を通したことに賛成か反対かを調べたところ、あそこまでの一方的な報道を繰り返したにもかかわらず、「賛成」とする人が30%以上。「反対」の50~60%弱を下回ったものの、法案通過に、3割以上の国民が一定の理解を示していることが分かりました。

 この数か月、テレビでは特に「報道ステーション」、新聞では朝日新聞や毎日新聞が、あまりにも一方的なネガティブキャンペーンを展開しました。放送法のない新聞各紙はさておき、同じくキー局で働いていた私の目から見ても「報道ステーション」や「ニュース23」の偏向ぶりは明らかに少々行き過ぎており、心配になるレベルでした。

 要は(そんなことはしないでしょうが)、仮に政府が一連の報道に対しBPOに訴えた場合、確実に負けると断定できるレベルの偏向状態であったことは明らかでした。

 先ほども述べたように国民の30%以上がこの安保法案に対しては「賛成」という意見でした。反対派は50%以上でした。
 マスメディアは政権を監視する役割を担うことは常識であり、もちろん批判的な報道をすることは私もいいと思うのですが、「反対意見をほぼ報じない」という姿勢は放送法の第4条に明確に違反している行為です。多くの論点が存在する話は、可能な限り、その多彩な論点を提示するように努めなければいけないのは常識であり、放送法の観点からは、せめて1週間に1曜日くらいは「安保法案に賛成です」という姿勢のコメンテーターの存在は必要なはずでした。

 しかし、VTRもあまりにも一方的な作りになっていたうえに、コメンテーターの質は度を越してヒドイもので、延々と反対派の意見しか表明しないコメンテーター陣の低レベルのコメントに辟易としたものでした。

以前は、それでも許されていたでしょうし、世論も動いたことでしょう。しかし、ネットの普及により、国民は自分たちでニュースの情報を得ようと動き始めました。タレントも多くが自分の側から発信を始めました。
かつてはおバカタレントとして知られていたつるの剛士さんも自身のツイッターで「反対派の意見ばかりなので賛成派の意見も聞きたいなぁ…」とつぶやくほどでした。

「報道ステーション」をはじめとした多くのニュース番組は、この安保法案をきっかけに、もう一度ちゃんと反省して「テレビ」という存在の役割を思い出すべきです。
「新聞」と「公共の電波を使って金儲けをしているテレビ」は別のものです。つまらなくても、視聴率が取れなくても、ちゃんと「両論」を併記しなければいけないし、バランスをとることが法律によってきめられているのです。

 例えばデモの報道に関しても、報道ステーションは一方的に称賛する内容ばかりを垂れ流していましたが、そもそも「デモなどで政治が動いてはいけない」という、議会制民主主義国家の「当たり前の」視点がただの一度も示されることがありませんでした。あまりにも幼稚な内容に終始したと言わざるを得ません。近代国家が「叫んで」政治が動くわけないでしょうに。

 国会内の幼稚すぎる牛歩をはじめとした戦術、一方的すぎる偏向報道は今回の安保関連法案の採決において、完全に敗北したと言えるでしょう。国民はもっと「先」を生き始めているのです。なので支持率は一切変化しなかったのです。局の上層部やプロデューサーは一度真剣に反省し、今後の立て直しを図られた方がいいと思います。でなければ、早晩、「低レベルの報道」というレッテルを張られてしまう可能性があります。
(BLOGOS)

女性次々襲う? サウジ王子逮捕=ビバリーヒルズの邸宅で―米紙

 米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は25日、サウジアラビアの王子がビバリーヒルズの邸宅で女性に相次ぎ性的暴行を加えていた疑いがあると報じた。
 この王子は23日、被害女性の1人に対する不法監禁、性的暴行、脅迫などの容疑で逮捕されているが、警察は25日、「王子に襲われたと訴える被害者が他にも複数いる」と述べた。
 ロサンゼルス郡の裁判所には、既に3人の女性から訴えが届けられており、21~23日に連続して犯行に及んでいた可能性がある。
 この王子は、20代後半のマジド・アブドラジズ・アルサウド容疑者。23日に「血まみれの女性が助けを求めて叫びながら、邸宅の塀を乗り越えて逃げようとしている」と近隣住民から警察に通報があった。王子は翌24日、30万ドル(約3600万円)を支払って保釈されている。
(時事通信)

米中首脳会談には失望

 米国・民主党・オバマ大統領の中国に対する対応に失望を感じる。

 特に、南シナ海の対応は、まずいだろう。

 中国の海洋進出は、米国抜きでも周辺国で対抗するシステム構築が必要だろう。

 南シナ海の飛行場ができると、尖閣諸島の実効支配も容易に可能だろう。

稀勢の里残念 鶴竜“2度の変化”に場内騒然…ネットでは「横綱の器じゃない」

◇大相撲秋場所14日目(2015年9月26日 両国国技館)

 横綱の“2度の変化”に場内が騒然となった。大相撲秋場所14日目は26日、東京・両国国技館で行われ、優勝争いを繰り広げている2敗の横綱鶴竜と3敗の大関稀勢の里が激突した。

 結びの一番。時間いっぱいとなり、国技館全体の熱気は最高潮に。稀勢の里が勢いよく鶴竜にぶつかろうとすると、横綱がまさかの変化。その直後に立ち合い不成立で取り直したが、またも鶴竜が変化。“2度の変化”に戸惑った稀勢の里は寄り倒しであっさりと負け鶴竜は2敗を死守した。

 しかし、横綱らしくない取組に場内は騒然。ネットでは「何が何でも勝ちたいと思う鶴竜の変化を評価したい」という声もあったが、「格下に変化ばっかりしてるなんて…横綱の器じゃない」「横綱やめてくれ」「残念すぎて開いた口が塞がらない」「一気にヒール役になった気が…」など鶴竜への辛らつなコメントが続いた。

 鶴竜は11日目(23日)の取組でも栃煌山を立ち合いの変化で下し、場内からブーイングを浴びていた。

 稀勢の里との取組後に鶴竜は支度部屋で「(変化について)勝ちたい気持ちが出た」と振り返った。
(スポニチアネックス)

 稀勢の里には、何が何でも勝つという気持ちが足りない。

 最後の横綱になるチャンスも終わってしまった。

日本ハム連敗 オリックス連勝!西8回2失点で9勝目

「オリックス3-2日本ハム」(26日、京セラドーム大阪)

 オリックスが接戦を制して連勝を飾った。初回1死一、二塁からT-岡田の右前打で先制。三回に逆転を許したが、1-2の四回に縞田の内野ゴロと川端の中前適時打で再び勝ち越した。

 先発の西が8回2失点で9勝目。九回を締めた佐藤達が13セーブ目。

 日本ハムは2連敗。四回にレアードの33号2ランで逆転したが、先発メンドーサが6回3失点とリードを守れなかった。

 福良監督代行は西について「キレもコントロールもよかった。失投はレアードに投げた1球だけ。あとは心配することはなかった」と力投を称賛していた。
(デイリースポーツ)

 昨日と同じで、貧打では勝てない。

 ハーミッダは結果が出ない。難しい。

マジック点灯に待った!巨人が逆転で5連勝!阿部が決勝打

◇セ・リーグ 巨人4―3ヤクルト(2015年9月26日 東京D)

 巨人が中盤の逆転で今季4度目の5連勝を飾った。

 巨人は初回に3点の先制を許すも、2回に長野の14号2ラン、4回には岡本の適時打で同点。5回、片岡の左前打で2死一塁という場面で阿部が中越えの適時二塁打を放ち勝ち越しに成功した。

 先発の高木勇は5回4安打3失点で9勝目。8月28日の中日戦以来の白星を手にした。6回からは田原、山口、マシソンとリレー。9回は沢村が試合を締めて35セーブ目をマーク。

 勝つか引き分けでマジック点灯のヤクルトは先発の石山が4回4安打3失点と試合をつくれずに降板。2番手のロマンも悪い流れを断ち切れずに勝ち越し打をつるした。打線は初回に山田の37号3ランで幸先よく先制も2回以降は1安打無得点と沈黙した。チームの連勝は4でストップ。
(スポニチアネックス)

 明日も巨人が勝つと面白くなる。

 岡本起用の原采配は、今のところ成功している。

宮里藍、思い出の大会でも予選落ち…今季国内3戦連続の屈辱

 「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン・第2日」(26日、利府GC=パー72)

 5オーバー82位でスタートした宮里藍(30)=サントリー=は1バーディー、4ボギーの75と崩れ、通算8オーバーで予選落ちした。宮里は今季国内ツアー出場3試合目ですべて予選落ち。

 ホールアウト後、宮里は「出だしがボギー、ボギーだったので苦しかった。パットも入らず、難しい1日でしたね」と振り返った。次戦は来週の日本女子オープン(片山津GC)で「今週は調整が遅れたけど、今日の後半はいい感じだった。この感じで(来週も)いければいいかな」と話した。

 宮里にとっては、高校(東北)3年間を過ごした宮城での開催で、03年にはアマチュア優勝を果たした思い出の大会だったが、結果を残すことはできなかった。
(デイリースポーツ)

 最近、低迷しているが、復活なるか。

西川遥輝【日本ハム】西川「何も変わりない」復帰即スタメン

◆オリックス―日本ハム(26日・京セラドーム)

 日本ハムの西川遥輝内野手(23)が、26日のオリックス戦(京セラD)から1軍に復帰した。

 不調のため13日から登録抹消されていたが、この日から1軍に合流し、さっそく「9番・左翼」でスタメン起用された。試合前、西川は「僕の中では何も変わりないです」と話したが、2軍調整中に新人の浅間や同期入団の谷口がアピールを続けただけに、定位置確保に向けて結果が求められる。

 栗山監督は「誰がとかではないけど、CSに出るべき姿かどうか。魂でやるしかないんだよ」とゲキを飛ばした。
(スポーツ報知)

 結果を出せるか。

F1=バトン引退か、マクラーレンは来季も続行希望

 [鈴鹿市(三重県) 25日 ロイター] - 自動車レースF1、マクラーレンの責任者、ジョナサン・ニール氏は25日、2009年の個人総合王者ジェンソン・バトン(35、英国)が今季限りでF1からの引退を検討中であることを認め、チーム側は来季も続行を希望していると述べた。

ニール氏は鈴鹿サーキットで日本グランプリ(GP)初日のフリー走行後に取材に応じ、「バトンとは契約が残っており、来季もぜひ残ってほしい」とコメント。その一方で「ドライバーの意思も尊重しなければならない」と語った。

バトンの引退についてはF1界でも大きな話題となっており、本人が好きなサーキットである鈴鹿で何らかの発表があるのではと週の始めに憶測が流れていた。ここまでバトンから引退に関するコメントはない。
(ロイター)

 バトンもアロンソも、マシンが不甲斐ないと、モチベーションが低下するだろう。