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2015年12月31日木曜日

慰安婦問題合意に「失望」 保守層、ネットで首相に反発

「期待していただけに失望です」「これ以上は安倍政権を支持しません」。日韓両国が慰安婦問題で合意した28日午後以降、安倍晋三首相のフェイスブックのコメント欄には、支持者らによる嘆きや憤りの書き込みが相次いだ。ツイッターでも、安倍政権の姿勢を疑問視する保守層らの投稿がリツイートを伸ばした。

 保守派の評論家古谷経衡(つねひら)さんは、ネット上の保守層は今回の合意に反発する反応が多いと感じたといい、「安倍首相を『嫌韓のスター』にまつりあげてきたネット保守にとって、慰安婦問題では一切の妥協を許さない強行姿勢を期待していた。それだけに、裏切られたという思いだろう」と指摘する。

 だが「批判は一時的なもの」とみる。これまで尖閣諸島への公務員常駐検討など安倍政権の方針が実現しなくても支持はぶれず、現状では強硬姿勢の受け皿になるような主要政党もないとして、今後の選挙への影響は少ないと予想する。

 ソーシャルメディアに詳しいジャーナリストの津田大介さんは、「旧日本軍の関与」という文言をめぐって賛否が割れていると分析する。「河野談話のときに言及された強制の言葉が消え、慰安婦問題の強制性に反発していた層は『前進』と評価している。一方、慰安婦問題がなかったと主張する層は、軍の関与を認めたことを『妥協』と捉えている。あいまいかつ中道的な妥結策だからこそ、ネットでの意見も割れているのだろう」とみる。(渡辺洋介、吉浜織恵)
朝日新聞デジタル

 もっと強硬姿勢でもよかった。
 蒸し返しなら永遠に無視だろう。

<水道管>老朽化が進行 1割以上が「期限切れ」

◇人口減で水道料金収入の落ち込み 進まぬ更新

 水道管の老朽化が進み、総延長の1割以上が法定耐用年数の40年を過ぎていることがわかった。整備が進んだ1970年代の水道管が更新時期を迎えているが、人口減による水道料金収入の落ち込みが影響して更新が遅れている。水道管の破損などトラブルも相次いでおり、厚生労働省は対策を検討している。

 全国の水道は市町村や複数の自治体がつくる企業団などによって70年代に整備が進み、78年に普及率が9割に達した。2013年度の国内総延長は約65万4000キロで、普及率97.7%。

 水道管は地方公営企業法施行規則で法定耐用年数が40年と定められている。最近の水道管は耐久性が高く、100年使えるといわれる管もあるが、70年代やそれ以前に敷設された水道管は強度が十分でなく、更新時期を迎えているものが多い。厚労省水道課は「古い水道管は地震などの災害時に破損する恐れもあるため更新が必要」としている。

 しかし、厚労省が日本水道協会の水道統計を分析したところ、法定耐用年数を過ぎた水道管は06年度は全体の6%だったが、13年度は約6万8000キロ、10.5%と初めて1割を突破した。一方、13年度に更新された水道管は約5200キロで、全体のわずか0.79%。厚労省はこのままのペースだと耐用年数を過ぎる水道管は43年度に56%に達すると予測する。

 更新が進まないのは、原資になる料金収入が人口減少や節水機器の普及で減少しているためだ。料金収入のピークは00年ごろで約2兆5000億円だったが、近年は約2兆3000億円程度に減っている。

 都道府県別で法定耐用年数を超えた水道管の割合が高いのは、大阪府25.0%▽山口県18.0%▽奈良県16.7%--の順。大阪府の担当者は「早くから水道管の整備を進めたため古い水道管が多い。年間で全体の1%を新しくしているが、財政に余裕がない自治体もあり更新が進まない」と説明する。

 水道管の破損や水漏れなどのトラブルは13年度に全国で約2万5000件発生。奈良県桜井市では今年10月、42年前に設置した水道管の継ぎ目が腐食して破損し、約4600世帯が断水したり、水が濁ったりするなどした。長崎市では11月、45年が経過した水道管が破損して道路が陥没し、約1500世帯が断水した。

 厚労省は9月から専門家検討会で対策を協議している。単独自治体で維持するのではなく、周辺自治体との事業統合で経営基盤を強化することなどを盛り込んだ報告書を近くまとめる予定だ。【古関俊樹、黒田阿紗子】

 ◇値上げ5年で279地域

 水道事業を巡っては、2009~13年に279の自治体や企業団が料金の値上げに踏み切った。減収が主な理由だ。

 人口約1万6400人の大分県玖珠町は、1998年、07年に続いて16年4月に約9%値上げする。14年度決算は2200万円の赤字で、担当者は「人口減による減収は深刻。老朽化で漏水事故も増えており、このままでは水道事業が立ちゆかなくなる」と危機感をあらわにする。

 水道料金が「日本一安い」とPRしてきた静岡県富士市も16年4月、19年ぶりに約32%値上げする。人口減少などで料金収入が減ったうえ、東日本大震災後の人件費高騰で更新や施設の耐震化費用もかさむようになった。担当者は「赤字を避けるためにはやむを得ない」と話している。

 ◇迫られる待ったなしの対応

 作新学院大経営学部の太田正教授(地方公企業論)の話 水道施設の老朽化が進み、待ったなしの対応が迫られている。人口が減り、財政的な制約が増す中、借金をして水道管を更新し、後の世代に負担を回す手法は難しく、料金負担を求めざるを得なくなる。街づくりの視点に立って、どの施設を優先的に残し、統廃合していくのか、費用を負担する住民にも選択を委ね、納得できる形で水道事業の将来像を決めることが求められている。
(毎日新聞)

 老朽化・期限切れもトラブルが発生しないと更新は難しいのだろう。

<マイナンバー保険>人気 漏えい補償、企業にニーズ

 来年1月に始まるマイナンバー制度に対応した保険の契約が急増している。個人情報の漏えい被害を補償するタイプの保険で、従業員のマイナンバーを管理する企業のニーズが高まっているためだ。個人番号を記した通知カードの配達遅延などで制度に対する企業側の不安も背景にあるとみられ、漏えい防止策や被害時の相談サービスも注目されている。

 「通知カードの配布で、保険への関心が高まっている」。マイナンバーに対応する保険を扱う東京海上日動火災保険の担当者はこう指摘する。今年2月に売り出した、マイナンバーの漏えい被害に対応する「サイバーリスク保険」はこの2カ月で契約件数が約2割増加。個人情報が漏えいした際の費用損害保険や賠償責任保険の今年度の契約は前年度比2割増の約7000件を見込む。同様の保険を扱う三井住友海上火災保険や損保ジャパン日本興亜も昨年より1~2割程度契約が伸びているという。

 東京海上日動は10月から実際の被害がなくても不正アクセスの有無などを調べる費用を補償の対象に加えた。保険契約の有無にかかわらず希望する企業に専門業者を紹介したり、想定被害額を見積もったりする無料サービスも開始。取引のある中小企業で、個人情報漏えいを補償する保険に加入する割合は数%にとどまっており、無料サービスから保険加入につなげたい考えだ。

 損保ジャパン日本興亜は9月から、マイナンバーの収集や保管、廃棄のルールや運用体制について助言できる社会保険労務士を中小企業に無料で紹介するサービスを始めた。紹介先はこれまでに100社を超えた。保険の加入企業は、これまではカード会社や病院、不動産など大量の個人情報を扱う会社が多かったが、同社の担当者は「1000社を目標に社労士を紹介し、マイナンバー開始後は幅広い業種に保険を広めたい」と話している。【土屋渓】
(毎日新聞)

 個人番号も、法人番号と同様に公開すべきだろう。

日本ハム・マーティン「教わった」マー君スプリット

 日本ハムの新外国人クリス・マーティン投手(29=ヤンキース)が、マー君直伝の魔球習得に励んでいる。

 今季まで在籍したヤ軍では田中と親交が深かった。203センチの長身右腕は「タナカからスプリットの握り方を教わったんだ」と、新たな武器を磨く。「練習時から常に努力を怠ることはなく、何事に対しても本当に一生懸命な選手だったんだ」と、姿勢も参考に新天地での活躍を目指す。
(日刊スポーツ)

 活躍できるだろうか。
 中継ぎや抑えが仕事をしないと、日本ハムの優勝はない。

創価大・田中正義、あるぞ史上初の12球団競合

 史上初の12球団競合があるかもしれない!? 来秋ドラフトの超目玉は、最速156キロ右腕の創価大・田中正義投手(3年=創価)だ。6月のユニバーシアード壮行試合でNPB選抜を相手に7者連続三振を奪い、日米プロスカウトの度肝を抜いた。国内最優先の右腕は「プロに行くなら一番いい評価をされて行きたい」とラストイヤーに挑む。野手では日大の大型遊撃手、京田陽太内野手(3年=青森山田)に注目だ。

 日本ハム大谷、阪神藤浪らと同じ94年生まれの大型右腕が、来秋、球界に衝撃を与えようとしている。中日中田スカウト部長は「12球団が田中にいっても不思議はない。外れ覚悟でいくか、最初から田中以外を仕留めにいくか。それは戦略次第」と言う。どちらにしても、2016年のドラフト会議は田中を軸にして回る。

 4400グラムで誕生したビッグベビーは、中学卒業時に身長180センチを超えた。創価高では右肩を痛めほぼ外野手として過ごし、創価大2年の春ついにベールを脱いだ。東京新大学リーグの共栄大戦で公式戦初登板すると、最速を6キロ更新する最速151キロをマークして11奪三振、完封した。田中は「高校の野球部引退後、本格的にトレーニングしたら体重が増えたんで」と笑う。

 現在の最速は156キロ。右腕を振りムチのようにしならせる。「腕が長いと言われます」。リーチは197センチで、身長より11センチも長い。打者に近いところで投げられるため有利で、これが速球の理由でもある。大学2年から体作りにもこだわりを持ち、「筋肉を大きくするプロなので」とボディービルダーのブログをチェック。スナック菓子のたぐいは一切口にしない。

 思いを背負って、投げる。今秋から背負う「背番号15」は23年前、突然死した鳥居輝之さん(享年21)がつけていた。創価大・岸雅司監督は「鳥居は真面目な子でね。今、彼のお父さんが体調を崩されていて、励ます意味で永久欠番を解禁した。半端な投手ではなく(田中)正義だから、大切な番号をつけさせる気になれた」と託した理由を明かした。

 エース兼主将として目指すのは初の日本一だ。「主将になったのは自分に逃げ道をつくらないため。『正義で負けたら仕方がない』と全員が思える投球がしたい。最速160キロは自然と出てくれればいいです」。覚悟と挑戦の2016年が幕を開ける。【和田美保】
(日刊スポーツ)

「慰安婦」日韓合意 日本政府、慰安婦像撤去が10億円拠出の条件 韓国政府は「完全な捏造だ」

 慰安婦問題に関する日韓合意で、在ソウル日本大使館前などに設置された慰安婦像をめぐり、日韓両政府の駆け引きが表面化している。

 日本政府が、日本大使館前から慰安婦像が撤去されるまで、韓国政府が元慰安婦支援の事業を行うために設置する新財団に政府予算10億円を拠出しない方針を固めていることが30日、分かった。そうした方針は28日の外相会談や事前協議で韓国側に伝えていたとみられる。

 外相会談では合意内容の詳細は明らかにされていない上、正式な合意文書も作成されていない。慰安婦像撤去も韓国政府の努力目標にとどまっているが、これまで韓国政府は国内世論に押され何度も手のひらを返してきたため、「最終的かつ不可逆的な解決」のため慰安婦像撤去という明確な行動を促す狙いがある。

 一方、韓国政府当局者は30日、日本が慰安婦像の移転を前提に10億円を拠出するとの報道について「完全な捏造(ねつぞう)」と強く批判した。聯合ニュースが伝えた。

 また、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相は30日、合意に絡み「誤解を招きかねない日本の言行」の自制を望むと韓国記者団に話した。
(産経新聞)

 お金でこの問題を解決する以外に方法はなかったのだろう。
 将来、韓国政府の合意不履行はあるだろうか。

木全美千男 きまたみちお 社労士「社員をうつ病に」 個人のブログで

 愛知県社会保険労務士会(鬼頭統治会長)所属の男性社労士が個人のブログで「モンスター社員解雇のノウハウをご紹介」などと題する不適切な文章を掲載したとして、同会がこの社労士を3年間の会員権停止処分にし、退会を勧告していたことがわかった。会員権が停止されると、会の事業への参加や施設の使用ができなくなる。

 同会によると、この社労士は今年11月、「社員をうつ病に罹患りかんさせる方法」とのタイトルの文章を掲載。社員をうつ病にして会社から追放する方法を指南するとして「強烈な合法パワハラを与える」とし、上司に文句を言うことを就業規則で禁じ、違反した場合は降格や減給などでダメージを与えるとした。さらに「万が一本人が自殺したとしても、うつの原因と死亡の因果関係を否定する証拠を作っておくこと」「モンスター社員に精神的打撃を与えることが楽しくなりますよ」などとも記載していた。

 掲載後にネット上で批判が相次ぎ、ブログは閉鎖されたが、事態を重くみた同会は今月25日の臨時理事会で処分を決定。「指導を強化し、信頼性向上に努めたい」などとする緊急声明も発表した。
(読売新聞)

 アホな社労士のこれまでの仕事を検証すべきだろう。

ロシア空爆で2300人死亡=シリア

【ベイルートAFP=時事】在英のシリア人権監視団は30日、ロシア軍による9月30日以降のシリア空爆で、2371人が死亡したと明らかにした。
 犠牲者の3分の1は民間人という。
 監視団によると、死者のうち過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員は655人。ISと敵対する国際テロ組織アルカイダ系ヌスラ戦線や、米国などが支援する反体制派の戦闘員も924人が殺害された。一方、民間人792人も空爆で命を落とし、うち180人が子供だった。
(時事通信)

 民間人が多数殺害され、おかしいだろう。
 

斎藤佑樹 大穴だけど…斎藤佑 来季開幕投手に浮上 栗山監督「可能性ある」

 日本ハムの来季開幕投手の大穴候補に斎藤が浮上した。今季1勝に終わったが、12年には大役を務めて1失点完投勝利を飾った実績もある。

 あくまでも大本命は今季投手3冠の大谷だが、栗山監督は「斎藤の可能性もある。来年は屋外のナイターで始まるし、戦略上のこともある」とロッテとの3・25開幕戦がQVCマリンであることを指摘。春先のナイターで寒い中で大谷が投げることのリスク、さらに同球場で斎藤が3勝無敗と相性がいいことにも言及。指揮官は「ちゃんと精査したい」と時間をかけて決断する方針だ。
(スポニチアネックス)

 開幕一軍も怪しいのに開幕投手はないだろう。
 栗山監督の斎藤にこだわる理由が理解できず、努力している若手がかわいそう。

2015年12月30日水曜日

井岡一翔 因縁のリターンマッチは調印式&計量から大荒れ

「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(31日、エディオンアリーナ大阪)

 ボクシングダブル世界戦の公式計量が30日、大阪市浪速区のホテルで行われ、出場4選手が規定体重内でクリアした。史上最速の世界3階級制覇を果たしたWBA世界フライ級・井岡一翔(26)=井岡=はリミットちょうどの50・8キロ、前王者で同級2位のフアンカルロス・レベコ(32)=アルゼンチン=も同じく50・8キロで通過した。

 今年4月、井岡が2-0の接戦を制して世界最速の3階級制覇を果たした試合の再戦。8カ月ぶりとなるリターンマッチでは、計量前の調印式から両陣営がヒートアップした。

 使用グローブを確認する際、王者・井岡に黒色、挑戦者・レベコ青色の日本製8オンスグローブがそれぞれ2組渡された。両陣営はその中から使いたいグローブを選択するのだが、ここで挑戦者陣営が「黒を使いたい」と強硬に主張。これに王者陣営も反発、立会人からもルール(契約)で決まっていると諭されるが、主張を取り下げず調印式は大もめ。それまで滞りなく進行していた式典は30分以上中断し、両選手の会見もキャンセル。激論を交わす陣営を傍目に、定刻となり、両選手は計量へと移った。

 計量では最初に秤に乗った井岡はトランクスをはいた状態で規定体重ちょうどでクリア。続いてレベコもトランクスをはいて秤に乗るが、今度は王者陣営が「オーバーだ!」と主張。結局、レベコはパンツを脱いで全裸になってようやく認められた。

 クレーム発生から約40分後、当初の予定通り青色のグローブを使うことで挑戦者陣営はしぶしぶ納得。8カ月ぶりとなる因縁のリターンマッチ。両陣営の駆け引きは試合前日から激しく始まった。

 【WBA世界フライ級タイトルマッチオフィシャル】

 ▽レフェリー=マーク・ネルソン(米国)

 ▽ジャッジ=スタンリー・クリストドーロー(南アフリカ)、ステファーノ・カロッツァ(イタリア)、ジョン・ポートゥレイ(米国)

 ▽立会人=レンソ・バグナリオル(ニカラグア)
(デイリースポーツ)

 リングの上で結果を出すしかない。
 井上のように、早い段階でのKOが見たい。

慰安婦少女像移転、66%が反対=大統領・与党支持層も―韓国世論

 【ソウル時事】韓国のMBNテレビは30日、ソウルの日本大使館前にある慰安婦問題を象徴する少女像に関する世論調査結果を発表した。
 移転に反対する人が66.3%に上り、賛成の19.3%を大きく上回った。
 慰安婦問題に関する28日の日韓合意で、韓国政府は少女像について「日本政府が懸念していることを認知し、関連団体との協議などを通じて、適切に解決されるよう努力する」と表明。しかし、少女像を建てた支援団体や元慰安婦らだけでなく世論の大半も移転に反対しており、韓国政府は対応に苦慮しそうだ。
 朴槿恵大統領の地元である大邱・慶尚北道地域でも、他地域より多いものの、賛成は23.5%にとどまり、反対の49.5%を大きく下回った。朴大統領の支持層である50、60代でも反対が多数。野党支持層は反対が70%を超え、与党支持層でも、賛成が32.9%なのに対し、反対が49.1%とほぼ半数に上った。
 調査は、民間世論調査機関「リアルメーター」を通じ29日に実施された。
(時事通信)

 問題解決には時間がかかりそうだ。

 

<社労士>ブログ書き込み「社員うつにさせる方法」会員権停止に

 愛知県社会保険労務士会(鬼頭統治会長)は、同会会員の社労士が「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」などとした文章をブログに記し「社労士の信用、品位を害した」として3年間の会員権停止処分と退会を勧告することを決めた。処分は同会の規定で最も重い懲戒処分という。

 社労士は自身のブログに、社員を「うつ病にして会社から追放」する方法として「バツを与えるべき根拠を就業規則に盛り込みましょう」「モンスター社員に降格減給与えてダメージ与えます。適切な理由でっち上げましょう」「万が一本人が自殺したとしても、うつの原因と死亡の結果の相当因果関係を否定する証拠を作っておくこと」などと記し、11月24日にブログに掲載した。ネット上で批判が相次ぎ、現在ブログは公開されていない。

 内容を問題視した日本労働弁護団や「全国過労死を考える家族の会」が監督官庁の厚生労働省に厳しい監督を要請していた。

 愛知県社労士会によると、今月25日の臨時理事会で処分を決め、28日に郵便で処分内容を記した文書を発送。厚労省にも処分を報告した。会員権停止で会の役員就任や会の事業への参加はできなくなる。会は社労士法に基づく法定団体で、退会した場合はその会が所在する都道府県では社労士として活動できなくなる。

 愛知県社労士会の担当者は「国家資格である社労士資格を会が奪うことはできない中で一番重い処分とした。それぐらいブログの内容は許容できないものだった」と話している。

 この社労士は、事前の毎日新聞の取材に対して「処分が出た場合、粛々と従う」と話していた。【東海林智】
(毎日新聞)

 資格剥奪だろう。

土浦日大、逆転負けも松脇笑顔「全部出し切った」

<全国高校バスケット選抜優勝大会:明成78-73土浦日大>◇最終日◇29日◇男子決勝◇東京体育館


 茨城県の主力として9月の国体を制した土浦日大(茨城)は、高校総体優勝の明成(宮城)に73-78で逆転負けを喫し、38年ぶり2度目の優勝はならなかった。明成は3年連続4度目の日本一に輝いた。

 土浦日大は第1Q、スモールフォワード松脇圭志(3年)が、3点シュート3本を決め、20-17とリードを奪った。第2Qは14-14で両チーム譲らず、第3Qに入る。そこで、土浦日大は松脇がまた、3点シュート3本を決め、同Qだけで13点をマーク。明成のエース八村塁(3年)の12点を上回り、57-54とリードを守った。

 しかし、第4Qに王者・明成が底力を見せる。納見悠仁主将(3年)の3点シュートで同点とすると、一気に12点を奪って逆転した。土浦日大は反撃を試みるが、明成がディフェンスをがっちり固めて得点できない。松脇とポイントゲッターの杉本天昇(2年)が圧力をかけられ、第3Qまでの動きができなかった。

 佐藤豊コーチ(68)は「第4Q2分まではいけると思った。だが、そこから6番(納見)にやられた。相手の勝とうという執念がウチの選手より上だった」と明成の勝利へのこだわりを改めて感じた。しかし、敗戦にも心は晴れやか。「両チームが最後まで高校生らしく一生懸命だった。こんな気持ちの良い試合は何十年ぶり」と戦いきって満足といった表情を見せた。

 3点シュート8本で30得点を挙げた決勝の活躍などで、ベスト5に選ばれた松脇は「今日ははいつもより気合が入った。優勝したかったが、全部出し切れ、楽しく終われて良かった」と笑顔を見せた。そして、「来年は天昇が注目されると思うが、まわりも頑張って日本一になってほしい」と後輩に夢を託していた。
(日刊スポーツ)

 土浦日大、優勝ならず。

八重樫、判定勝ちで亀田興、井岡に続いて日本選手3人目の3階級制覇 BOX

 プロボクシング・ダブル世界戦(29日・東京有明コロシアム)国際ボクシング連盟(IBF)と世界ボクシング機構(WBO)のダブル世界戦12回戦が行われ、IBFライトフライ級8位の八重樫東(32)=大橋=が、王者ハビエル・メンドサ(24)=メキシコ=を3-0で判定勝ちした。

 八重樫は亀田興毅、井岡一翔に続いて日本選手3人目の3階級制覇を果たした。終始、打ち合いに挑む積極的な戦いを貫いた八重樫は「世界のリングに戻ってくることができました。途中、ダメかなと思ったけど、ここで諦めなければチャンスがくると思った」と激戦を振り返った。

 3階級制覇については「あくまでオマケ」といい、「去年12月31日は妻の誕生日で世界戦に負けた。今日は29日ですが、これを渡したかった」とチャンピオンベルトを掲げた。
(サンケイスポーツ)

 あと少しでKOまで攻めたのはすごい。
 相手のパンチをもらっても、手数で圧倒するのが、八重樫スタイルなのだろう。

強すぎる!井上尚弥、2ラウンドTKOで初防衛に成功/BOX

 プロボクシング・ダブル世界戦(29日・東京有明コロシアム)WBO世界Sフライ級王者の井上尚弥(22)=大橋=は、同級1位のワルリト・パレナス(32)=フィリピン=と対戦し、2ラウンドTKO勝ちで初防衛に成功した。

 井上が1年ぶりの復帰戦で初防衛に成功した。1ラウンドからキレのあるワンツーを繰り出すなど、ブランクを感じさせない攻撃を展開。2ラウンドには、右フックでガードの上からダウンを奪うと、立ち上がったパレナスに右ブローの連打を決め再びダウンを奪いTKO勝ちを飾った。

 復帰戦を飾った井上は「1年間お待たせしました。死にものぐるいで練習して、結果が出てホッとしています。ボクシング最高。メチャメチャ楽しかった」と喜ぶと、「(相手の)パンチの硬さを感じて、緊張感の中で戦えて、いい経験になりました。(今後は)ファンの方が望む試合をやっていきたい。オファーがあればアメリカでもやりたい」と意気込みを語った。
(サンケイスポーツ)

 圧倒的に強い。次はラスベガスで統一戦が見たい。

2015年12月29日火曜日

韓国訪れる日本人減り続ける…訪日は大幅な伸び

 日韓の友好ムードは、2002年のサッカーW杯日韓大会を機に高まった。

 翌年に、韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で大ヒットすると、韓国を訪れる日本人、日本を訪れる韓国人は共に増加。11年の紅白歌合戦には、「KARA」や「少女時代」といったK―POPグループが出場するなど、韓流ブームは一世を風靡ふうびした。

 ところが、12年8月に李明博大統領(当時)が日本政府の中止要請を無視して竹島に上陸すると、ブームも一気に下火に。訪韓する日本人は同年の352万人をピークに、13年は275万人、14年は228万人と減り続け、今年は200万人を切る見通しだ。

 一方、日本を訪れる韓国人は円安などを背景に4年連続で伸びている。今年は11月時点で359万人となり、すでに大幅に昨年を上回っている。
(読売新聞)

 韓国嫌いの日本人が増えているだろう。

清宮45振7発130m弾で幕 今年の1文字「躍」

 豪快なアーチで、充実の1年を締めくくった。今夏甲子園で4強入りした早実(西東京)の清宮幸太郎内野手(1年)が28日、合宿先の千葉・鴨川市のグラウンドで年内の練習を打ち上げた。フリー打撃では45スイング中、場外を含む7本の柵越えをマーク。高校入学から通算22本塁打を放った16歳は、今年を表す漢字に「躍」と記した。

 清宮が、プロ級の飛距離を見せつけた。ロッテが秋季キャンプで使用する両翼97・5メートルの鴨川市営球場で、気持ちよさそうに快音を響かせた。右翼席後方の高さ7メートルの防球ネットを越える、推定130メートルの場外弾を放った。「ここに来て、打球の伸び方が変わってきた。パワーアップしている」と手応えを口にした。練習の合間に歌を口ずさむなど、笑みが絶えなかった。

 規格外のパワーに、周囲も驚きを隠さなかった。球場関係者は「今年のロッテのキャンプでは、清田選手が場外まで打った」と証言する。左右は違えど、飛ばす力は今季ベストナインに輝いた一流選手と同レベルにある。和泉実監督(54)も「捕まえた時はすごい打球だね」と目を細めた。

 短期間で体つきも変わった。11月から自校のグラウンドが改修工事で使用できず、校内で基礎体力の強化に励んだ。バットも振れず、階段ダッシュなどで下半身を鍛えた。ユニホームは太もも回りがパンパンで明らかに厚みを増した。「体重は変わってないです(97キロ)。ユニホーム(の素材)じゃないですか」と照れ笑いした。

 打撃改造にも着手している。「木と同じように金属を振ると、軽い分、力が抜けちゃう感じがした。ヘッドを意識的に返すようにした」と手首の使い方を変えた。「最近測った」というスイングスピードは、チーム2位の138キロ。「1番じゃなかったんです」と残念がったが、試行錯誤を続け、来春以降も本塁打を量産するつもりだ。

 2015年、1年生にして甲子園のスターになった。プロに進む先輩に交じって、高校日本代表の4番も務めた。「自分でも、こんな経験ができるとは思っていなかった」と振り返った。今年の漢字を問われると「飛躍、躍動の『躍』ですね」と堂々と記した。来春のセンバツ出場は絶望的だが、視線は夏に向けられている。「来年(甲子園に)戻って優勝するための活力だと発想を変えて、頂点を狙っていきたい」。清宮の新たな挑戦は、すでに始まっている。【鹿野雄太】
(日刊スポーツ)

 1年生で飛ばす力はプロの一流選手並みか。

慰安婦問題 「像撤去」は努力目標、決着は尚早

 岸田文雄外相は28日の韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との会談後、日本記者団に「慰安婦問題で終止符を打った」と胸を張った。韓国側が主張してきた日本の軍・官憲による強制を日本が認めなかったにもかかわらず、韓国が問題を蒸し返さないと公式に表明したことは一定の成果といえる。ただ、在ソウル日本大使館前の慰安婦像の撤去は韓国政府の努力目標にとどまったことや、合意内容が正式な共同文書として残されなかったことなど問題も多い。韓国側が合意内容を履行するまで、「最終決着」と受け止めるのは時期尚早だ。

 ◆共同文書化されず

 「尹外相と膝詰めの協議を行い、確約をとりつけた。しかも首脳間の合意であることを強調した。尹氏は共同記者発表で合意を力強く明言している」

 岸田氏は日本記者団にこう指摘し、合意が日韓両国だけでなく、国際社会における「公約」として、問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を担保することができたとの認識を強調した。

 確かに共同記者発表という形をとったことによって「国際社会全体が目撃者になった」(外務省筋)といえるが、日本側が求めていた共同文書化は実現できなかった。このため、現政権同士の「口約束」という側面は否定できず、韓国の次期政権が合意を守る保証はない。

 韓国では、朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして産経新聞の加藤達也前ソウル支局長、元慰安婦らの名誉を毀損したとして「帝国の慰安婦」著者が相次いで在宅起訴された。米国は歴史問題などで対中傾斜を強める韓国と日本の間の安保協力が進まないことにいらだちを強め、朴政権に対日批判を抑制するよう圧力をかけ始めた。

 さらに、韓国は国際社会から不評を買う「オウンゴール」を重ねる一方、経済面でも厳しい立場に立たされている。こうした中、韓国では今月に入って、加藤前支局長の無罪判決、憲法裁判所が日韓請求権協定を「違憲」と訴えた元徴用工遺族の訴え却下という司法判断が続いた。これらを日本側は韓国側の関係改善に向けたサインと受け止め、安倍晋三首相が岸田氏の訪韓を決めた。

 ◆政府内は冷めた視線

 しかし、今回の合意に対しては日本政府内でも冷めた視線が少なくない。慰安婦問題は日本にとって「終わった問題」(政府筋)だが、国際問題化し続けているのは、韓国政府と民間団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」が蒸し返し続けてきたからだ。

 挺対協は韓国内で政府の対日政策に「拒否権を持つ」(元韓国外務省幹部)という有力圧力団体で朴政権が押さえ込むことは難しい。韓国政府は慰安婦募集の強制性を認めた「河野洋平官房長官談話」や、元慰安婦に償い金を支給したアジア女性基金を当初は評価したが、挺対協が反発すると手のひらを返してきた。

 一方、元慰安婦支援事業を行うため韓国政府が設立する財団への約10億円という拠出金額は、日本が当初求められた20億円より少ないとはいえ、多額であることに変わりはなく、「波紋を呼ぶ」(自民党議員)とみられる。また、日本側は否定しているが、韓国側が「国家賠償」と主張できる「玉虫色」の決着となった。

 米国など諸外国での慰安婦像や記念碑の設置という問題も解決されるとはかぎらない。韓国側は外相会談で「政府として支援することはないとの認識を示した」(外務省筋)という。ただ、民間団体のそうした活動を韓国政府が押さえ込めるかどうか。

 日本政府は在ソウル日本大使館前などに設置された慰安婦像の撤去など、問題解決に向けた韓国の具体的な行動を確認した上で、財団への拠出を執行しても遅くない。慰安婦問題で日本は韓国に裏切られてきた。「未来志向」という言葉に惑わされ、失敗を繰り返してはいけない。(ソウル 田北真樹子)
(産経新聞)

木佐貫洋のいい人伝説 自称“人畜無害”  普通の感覚を忘れなかったプロ13年間

「多くの人が『いい人だ』と言っていますね」

 そう問いかけると彼は小さく笑った。

「僕はみんなが言うほど、『いい人』ではないんですけどね……(笑)」

 2015年、木佐貫洋に二度ほどインタビューをした。一度目は7月の終わり、練習が終わったばかりの千葉・鎌ヶ谷スタジアムで。二度目はすでに現役引退を表明したシーズンオフ、11月半ばのことだった。

取材から目の当たりにした好漢ぶり

 
 最初のインタビューでは、08年の木佐貫による「危険球退場」について話を聞いた。

 08年5月7日、東京ドーム――。阪神戦に先発した木佐貫(当時巨人)は3回裏2死走者なしの場面で、打者・金本知憲の後頭部を直撃する危険球を投じて退場処分を受けた。当時の金本は連続試合フルイニング出場記録を更新中で、誰もがこの瞬間に「ついに記録が途絶えたか」と感じていた。しかし、金本はそのまま試合に出場し、記録はこの日も継続されることとなった。

 そんな、思い出したくもないであろう場面について話を聞いたのだ。しかも、このときの木佐貫はファームでもなかなか結果を残すことができず、苦しみもがいていたころだった。「危険球退場」という苦い思い出について、現役選手に質問するという非礼を詫びると、木佐貫は笑顔で応えた。

「いえいえ、全然構いません。何でも聞いて下さい」

 世間に流布する「木佐貫はいい人」という噂が本当であるとすぐに悟った瞬間だった。それから3カ月強が経過。再び木佐貫に会うと、彼はこんなことを言った。

「実は以前取材をお受けしたとき、すでに現役引退の決意をしていました。黙っていてすみませんでした……」

 自身の人生に関わる重要な問題だ。部外者である1インタビュアーに対して、いちいち進退を報告する義務も責任もない。それでも、謝罪の思いを告げずにはいられない。それが木佐貫洋という男なのだとあらためて知った。そして、その好漢ぶりを目の当たりにすると「やはり彼はいい人なのだ」と再認識したのだった。

深々と頭を下げながらの名刺交換
 
 最初のインタビューでは、初対面ということでこちらから名刺を差し出した。ユニホーム姿の木佐貫は、それを静かに両手で受け取り、丁寧に机の上に置いた。野球選手のインタビューにおいて、片手で受け取る者、もらった名刺を放り投げる者は珍しくない。だからこそ、木佐貫の「普通」の態度が強く印象に残った。そして、このとき木佐貫は言った。

「私、木佐貫洋と申します。今、名刺が手元にないので取材後に取ってきます」

 こちらは木佐貫のインタビューに赴いているのだ。目の前の長身の痩身男性が木佐貫であることは、その背番号29を見なくても十分、承知していた。それでも彼は、深々と頭を下げながら、自らの名前を名乗った。

 そして約束通り、取材終了後には急いでロッカールームに戻って、小走りでインタビュールームに戻ってきた。その手元には自筆のサイン入りの野球カードと、自身が応援大使を務める北海道士別市の名所案内が書かれた名刺があった。これまで何人ものプロ野球選手にインタビューをしてきたけれど、現役選手から名刺をもらったことは初めての経験だった。深々と頭を下げながら名刺交換している姿を見ていて、「やはりこの人は“普通”の感覚を忘れていない人なのだ」と痛感した。

 03年のプロ入り以来、15年の引退までの13年間、木佐貫は母校である亜細亜大学の野球部に、春と秋のリーグ戦時に欠かさずに差し入れを行ってきたという。その理由を尋ねると、こんな答えが返ってきた。

「自分が学生のころ、プロに入った先輩からの差し入れがうれしかったからです」

 木佐貫の現役時代、パンチ佐藤氏(元オリックス)ら、先輩プロ選手たちがいつもハンバーガーやドーナツを差し入れしてくれた。それがとてもうれしかった。
「ひとつはプロのOBが自分たちの先輩なんだという誇らしい思い。そしてもう一つはOBが自分たちのことを気にかけていてくれる喜び。自分がうれしかったから、後輩たちにも同じことを感じてほしいと思って差し入れをしていました」

 自分がしてもらってうれしいことは、他人にもしてあげたい――。サラリーマンとは比較にならないほどの年俸をもらい、華やかなプロ野球の第一線で活躍しながらも、決してアマチュア時代の感覚を忘れない。そんな木佐貫の「普通さ」を物語るエピソードだった。

包み隠さず後輩に伝えてきた悩み

 
 プロ生活において、うまくいかないとき、辛いときにはしばしば母校を訪れた。前述した「危険球退場」時には、投げることが怖くなって、本人曰く「投手生命最大の危機」を迎えた。このときもまた、やはり母校を訪れ、木佐貫は自身の胸の奥に潜む悩みも、恐れも、包み隠さずに後輩たちに話した。

 「僕は自分の失敗談、悩んでいることを他人に話すことが好きなんです(笑)。というのも、先輩がそういう風に話してくれたら、その意外な一面を見ることで親近感を覚えるからです。僕自身、もともと自慢するのが好きではないので、自分の悩みを伝えて、それで一人でも何かをキャッチしてくれたらうれしいなという感覚です」

 現役引退後、亜細亜大学の後輩たちが木佐貫に内緒でネクタイと寄せ書き色紙をプレゼントしたことがニュースとなった。その背景には、先輩が後輩を愛し続けた13年間の長い積み重ねがあったのだ。

プロ初戦と杉内に投げ勝った試合

 
 13年間におよんだ現役生活において忘れられない登板は2試合ある。ひとつはルーキーイヤーの03年3月30日のプロデビュー戦。そしてもう一つは、13年5月20日、古巣巨人との一戦。前者は極度の緊張状態の中でノックアウトされた苦い思い出。後者は高校時代からのライバル・杉内俊哉に投げ勝ったうれしい思い出。

「せっかく先頭の福留(孝介)さんから三振を奪ったのに、井端(弘和)さんのヒットで気がついたらノックアウトされていたプロデビュー戦。そして、日本ハムに移籍して古巣の巨人と、しかも杉内投手と投げ合って、初めて札幌ドームのお立ち台に上がった交流戦。この2試合は忘れられないですね」

有望選手を発掘する第二の人生

 
 現役を引退した現在、もはや悔しい思いも、うれしい思いも味わうことはできない。15年限りでユニフォームを脱ぎ、16年からは古巣・巨人に戻って新人スカウトとして活動することが決まった。

「こまめに足を運んで、選手を見るという大切な仕事。自分の新人時代を思い出しながら、一生懸命に頑張ります」

 入団初年度に新人王を獲得。その後は巨人から、オリックス、そして北海道日本ハムと移籍して13年間のプロ生活をまっとうした。それでも、木佐貫は庶民感覚、一般常識を失うことなく、常に「普通」の感覚を忘れなかった。それは、今後のスカウト活動に大きく役立つはずだ。

「現役時代はヘンに常識的というのか、突き抜けられない自分にもどかしさを感じたこともあります。でも、それが自分の性格だし、それはそれでしょうがないと思っていました。アクが強くなく、良くも悪くも人畜無害だったのかな(笑)」

 現役時代から「乗り鉄」として有名な木佐貫洋。有望選手を探すべく、全国の鉄道に乗る機会も増えることだろう。木佐貫洋の第二の人生――自らを「人畜無害」と語る彼がどんな有望選手を発掘するのか? その行く末を温かく見守っていきたい。
長谷川晶一)

 いい人で、寡黙な九州男児。
 投手で、長く活躍することは難しいのだろう。

2500万円脱税容疑、建設会社を告発 名古屋国税局

 架空経費の計上などで法人税計約2500万円を脱税したとして、名古屋国税局が、建設会社「YCC」(名古屋市南区)と同社の田村直之社長(35)を法人税法違反(脱税)の疑いで名古屋地検に告発したことが28日、分かった。田村社長は日本経済新聞の取材に「税理士と相談し、修正申告する」と話している。

 関係者によると、同社は2012年10月期から14年7月期にかけて、知人の会社などに、下請け工事を発注したように装うなどして、所得を圧縮。約1億円を隠した疑いが持たれている。取引先から工事を受注するための、接待交際費などに使ったとみられる。

 民間信用調査会社によると、同社は11年に設立。14年7月期の売り上げは、約2億円。
(日本経済新聞)

 脱税よりも、売上2億円に驚きました。
 規模が小さく、税務調査が省略される場合もあるだろう。

【ボクシング】井上尚弥「豪快KOで勝つ」宣言

 12月29日(火)東京・有明コロシアムで開催される『ボクシングフェス2015 世界ダブルタイトルマッチ』の計量が、28日(月)都内にて行われた。

 WBO世界スーパーフライ級タイトルの初防衛戦に臨む王者・井上尚弥(大橋ジム)は52.1kg、挑戦者のWBO世界スーパーフライ級1位ワルリト・パレナス(フィリピン)は51.7kgでスーパーフライ級リミットの52.163kgをクリアーした。

 井上は2014年12月30日のオマール・ナルバエス戦で右拳を痛め、これが約1年ぶりの試合となる。約1年ぶりの減量・計量を終えた井上は、「練習はしていたのでスムーズにいきました。ばっちりですね。全てにおいて楽しみでウズウズしています。この後の身体のメンテナンス、会場入りも含めて全てにおいて楽しみたい」と笑顔を見せる。

 試合について聞かれると「(見る人に)衝撃を与えたいのでそういう勝ち方をしたい。魅せるとしたらフィニッシュすること。豪快なKOで勝って、井上が帰ってきたぞというところを世界に見せたい。1年間、試合が出来なくて苦しかった想いもあったので、スカッとリング上でぶつけたい」と、KO宣言が飛び出した。

 12月1日には結婚し、「負けられないって気持ちはより増している」という井上が目指すのは、具志堅用高の持つ世界王座最多防衛記録(13度)。「ボクシングをやっていく上で必ずそれは塗り替えたいと前から思っています。スーパーフライ級でなのかバンタム級でなのかは分からないけれど、常に頭に入っています」

 前人未到の記録へ向かって“怪物”が明日一歩を踏み出す。
(イーファイト)

 圧倒的な強さを見せて、世界進出だろう。

慰安婦問題で日韓合意 日本国内、歓迎と懸念の声が交錯

 長年にわたって日韓の最大の懸案だった慰安婦問題で、両国政府が28日に合意したことを受け、日本の関係者や専門家の間では歓迎の声と、韓国内の反発で問題が再燃することを懸念する声が交錯した。

 在任中に慰安婦問題に取り組んだ村山富市元首相はこの日、地元の大分市で記者会見した。安保法制や戦後70年の首相談話をめぐり安倍晋三首相に厳しい姿勢をとってきたが、「素直に良かったことは良かった。安倍さんはよく決断した」と評価した。

 理由として、合意に安倍首相による「おわび」の表明を盛り込んだことを高く評価すると説明。「明確に責任を認めたことで話が進んだ」と分析したうえで、「日韓関係の当面のネックはなくなった。全てが決着した」と合意を歓迎した。

 村山政権時代の1995年に設立された「アジア女性基金」の呼びかけ人の一人、外務省出身の外交評論家・岡本行夫氏も「非常に良い解決策だったと思う。すぐ完全な和解に至るのは難しいだろうが、これで対話の緒についた」と評価した。そのうえで、「日韓双方にそんなに時間は残されていなかった。慰安婦が生存している今が最後のチャンスだった」と語った。

 アジア女性基金は、元慰安婦に「償い金」を支給するものだったが、韓国内の慰安婦支援団体などから反発を受け、支援対象となるはずだった元慰安婦の女性約240人のうち、「償い金」を実際に受け取ったのは61人にとどまった。しかし、岡本氏は「当時は日本側だけでやったが、今回は韓国政府が関与する点が大きく違う。韓国側に日本との和解をしようという政治決断があり、日本側も政治決断をしたということだ」と述べ、当時との違いを強調する。

 一方で、93年の河野官房長官談話の作成に携わった石原信雄・元官房副長官は「慰安婦問題をめぐる最大の懸念は、戦後補償の請求権の問題を韓国政府が再び蒸し返さないかどうかだ」と指摘する。

 日本政府は、戦争や日本の統治で生じた被害の賠償は65年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決済み」との立場で、今回の合意でもその立場は崩していない。しかし、「河野談話」の後も慰安婦問題は解決せず、請求権問題が両国間にくすぶってきた経緯がある。石原氏は「当初は(慰安婦問題に取り組む韓国国内の)団体に距離を置いていた韓国政府も、次第に動かされるようになった。そうした韓国政府と団体の関係が、今回の合意で確実に変わるのかどうかはまだ分からず、注視したい」という。
(朝日新聞デジタル)

 外交成果を出したい、教科書に名を残したい安倍首相の性急な行動だろう。

 合意文書や大統領・韓国政府の声明がないのはおもしろい。

 再び蒸し返しの歴史だろう。

2015年12月28日月曜日

日韓外相、質問なしで合意発表…文書作成見送り

ソウル=森藤千恵】岸田外相と尹炳世(ユンビョンセ)外相は28日の会談後、慰安婦問題の合意を並んで表明したが、会談の正式な合意文書はなく、記者からの質問も受け付けない異例の形式となった。

 日韓外交筋によると、合意文書の作成は、韓国国内の世論の動向を懸念する韓国側の要請で最終的に見送られた。これにより、外相2人の発言で会談の成果を確認することとなり、両外相とも手元の紙を時折見つつ、一言一句、慎重に発言していた。

 外相会談が行われた韓国外交省前では、盾を持った警察官が、日本の植民地支配について謝罪や賠償を訴える市民団体約20人を取り囲み、ものものしい雰囲気となった。
(読売新聞)

 合意文書なしはおもしろい。
 世論の反対で、反故になるかもしれない。
 

日本ハム 栗山英樹監督「血も涙もなし」勝利のため冷酷決意

 日本ハム栗山英樹監督(54)が、勝利のために“冷酷”になることを宣言した。

 28日、札幌市内でNHKの番組に生出演した。

 来季への意気込みを問われると「毎年最後だと思ってやっている。特に(就任)5年目だし、目いっぱいやって、血も涙もない監督になります」と、並々ならない決意を口にしていた。
(日刊スポーツ)

 選手の能力ではなく、好き嫌いで使うのかと、いつも疑問に思っている。
 血も涙もないとは、どういう意味だろうか。

慰安婦問題、日韓が合意=日本政府「責任を痛感」―人道支援へ10億円財団

【ソウル時事】日韓両国間の大きな懸案となってきた、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる両政府の協議が28日、合意した。
 日韓外相の共同記者発表によると、日本政府は同問題への旧日本軍の関与を認め、「責任を痛感」するとともに、安倍晋三首相が「心からおわびと反省の気持ち」を表明。元慰安婦支援のため、韓国政府が財団を設立し、日本政府の予算で10億円程度の資金を一括拠出する。
 首相と韓国の朴槿恵大統領はこの後、電話で会談し、合意を確認した。これに先立ち、朴大統領は大統領府で岸田文雄外相の表敬を受け、「日本側の措置が迅速、誠実に履行されることが最も重要だ。韓日関係の新たな出発点になることを願う」と述べた。
 日韓両政府は今年、国交正常化50年を迎えたことを踏まえ、慰安婦問題の妥結を急いだ。懸案決着への道筋が付いたことを受け、双方は関係改善に全力を挙げる。
 岸田外相と尹炳世韓国外相がソウルの韓国外務省で会談、合意に達した。会談後の共同記者発表で、岸田氏は慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。今後、国連など国際社会で、本問題について互いに非難、批判することを控える」と表明。尹氏も合意事項の履行を前提に、「この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と述べた。
 また、ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像について、尹氏は元慰安婦支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」を念頭に、「可能な対応方法に対し、関連団体との協議などを通じて適切に解決されるよう努力する」と述べた。日本政府は少女像の撤去を求めている。
 合意を受け、岸田氏は「これをもって日韓関係が新時代に入ることを確信している」と強調。尹氏も「韓日両国が新しい心でもって新しい韓日関係を切り開いていけることを期待する」と語った。
 元慰安婦の請求権を含む法的問題について、日本政府は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決済み」との立場。岸田氏はこうした日本政府の立場について「従来と変わらない」と記者団に語った。
(時事通信)

 10億円の無駄遣いだろう。
 無駄な税金を使って、国民は納得するのだろうか。

中国「反テロ法」採択 外資含むIT企業を監視、傍受も

 中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は27日、テロ対策のため、通信事業者やインターネットサービス提供者の監視や規制を強化することなどを定めた「反テロ法」を初めて採択した。欧米からは、中国国内で活動する外国企業の活動に影響が出かねないと懸念が強まっている。

 同法は来年1月1日から施行される。外国企業を含めたIT業者に対し、テロ対策を理由に通信内容の傍受を可能にする装置の設置や暗号情報の国家安全当局への提供などを義務づけるほか、テロ活動の詳細を報じることを禁じている。

 記者会見した李寿偉・法制工作委員会刑法室副主任は「テロリストにとってインターネットが重要な活動のツールになっている」と指摘。法案作成過程で米国やドイツなどの法律を参考にしたと述べた上で「世界主要国家の規定と基本的に合致する」と強調した。外国企業やネット上の言論活動への規制が厳しくなるとの懸念については「企業の正常な活動や知的財産権を侵害したり、言論の自由や宗教の自由を脅かしたりするものではない」と主張した。
(朝日新聞デジタル)

 そもそも中国に自由がないことが恐ろしい。

慰安婦問題、合意なら米が歓迎声明 日韓外相きょう会談

 慰安婦問題の妥結に向けて協議する日韓外相会談が、28日にソウルで開かれる。日韓が合意に至った場合、米政府は「歓迎声明」を出す方針だ。複数の日韓関係筋が明らかにした。米国は日韓両政府に対し、合意に至った場合は最終的な妥結とするよう、水面下で強く求めていた。

 韓国の発表によると、岸田文雄外相と尹炳世(ユンビョンセ)外相による外相会談は、午後2時からで、終了後、両外相による共同記者会見が予定されている。

 米政府は、28日の日韓外相会談で慰安婦問題が妥結した場合、合意内容を引用したうえで歓迎する声明を出す考えを、すでに日韓双方に伝えているという。

 米国は従来、今回のような日韓対立を繰り返さないよう、双方に強く要請してきた。共に米国の同盟国である日韓の関係悪化が長引けば、北東アジア地域で米主導の安全保障上の抑止力が低下する、との懸念があるためだ。
(朝日新聞デジタル)

 とりあえず合意に至るのだろう。

中国、仏誌記者を国外退去へ…ウイグル弾圧批判

【北京=五十嵐文】中国外務省の陸慷ルーカン報道局長は26日、中国当局による少数民族ウイグル族への弾圧を批判した北京駐在のフランス誌記者ウルスラ・ゴーティエ氏について、「中国に残って仕事をするのは不適当だ」と述べ、同省発行の記者証の更新を認めないと同省ホームページで発表した。

 記者証がなければ、年末に有効期限が切れる査証(ビザ)が更新できず、事実上の国外退去処分となる。

 ゴーティエ氏は11月に掲載された記事で、中国西部・新疆ウイグル自治区でのウイグル族による暴動は、中国当局の抑圧的な政策を背景としており、パリの同時テロとは異質だと主張。それにもかかわらず、中国当局は国際的な「反テロ協力」の名目でウイグル族への弾圧を強めようとしていると批判した。
(読売新聞)

2015年12月27日日曜日

慰安婦、韓国20億円要求 日本は拒否「像の撤去」「協定再確認」文書化迫る

 慰安婦問題の早期妥結に向け、28日に開かれる日韓外相会談を前に、日本側が打診している元慰安婦への支援拡充について、韓国側が日本に20億円の拠出を求めていることが26日、分かった。政府は韓国の要求額は「受け入れられない」と拒否している。日韓間の立場の隔たりは支援金以外でも大きく、今回の外相会談での妥結は難しいとの見方も出始めた。

 日本政府はソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像の撤去と、昭和40年の日韓国交正常化の際に締結した日韓請求権協定の再確認、慰安婦問題を蒸し返さないことなどを文書で確認するよう韓国側に求めている。同協定の締結をもって日本政府は財産・請求権問題は「完全かつ最終的に解決済み」としており、韓国にもこの認識の共有を確認させたい考えだ。慰安婦募集の強制性を流布するプロパガンダの中止も求めている。

 日韓の要求は互いにハードルが高く、会談の展開は「予断を許さない状況」(外務省筋)となっている。支援金をめぐっては、日本政府は韓国人の元慰安婦だけを対象にした基金を新たに創設し、数億円の支援金を一括支給する考え。支出は最終的なもので、韓国の拠出も求めている。

 安倍晋三首相は8月に発表した戦後70年談話で、元慰安婦を含め「戦場の陰には深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも忘れてはなりません」と言及。こうした思いを反映し、新基金は外務省予算に毎年度計上している「アジア女性基金」(平成19年解散)のフォローアップ事業(医薬品などの提供)の韓国分約1200万円を10~15年分まとめて支出することを想定している。政府関係者は「償い金ではない」と強調している。

 元慰安婦や支援団体である「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」は日本に国家責任の受け入れや賠償を求めており、外相会談をめぐる日本側の要求に既に反発している。複数の日本政府関係者は「朴槿恵(パク・クネ)大統領に挺対協の反発を抑えるほどの政治力はない」として妥結に達する可能性は低いとの見方を示している。

 外相会談に先立ち、日韓両政府は27日にソウルで外務省局長級協議を開いて最終調整を行う。
(産経新聞)

 やっと本音が見えてきたか。
 因縁をつけて、結局は大金を要求だろう。

【日本ハム】栗山監督、来季3番は「浅間」高卒2年目に期待

 日本ハムの栗山英樹監督(54)が24日、来季の3番候補に浅間大基外野手(19)を指名した。4番・中田の前を打つ大事な打順だが、「長打力もあって足が使える選手を置きたい。タイプ的には浅間」と、高卒1年目で46試合に出場し打率2割8分5厘をマークした若武者を、今シーズン一度もなかった中軸として起用する可能性を示唆した。

 今季の開幕戦は陽岱鋼が3番だったが、5月に左手を骨折して離脱後は、ベテランの田中が起用された。ただ、栗山監督には「(田中)賢介は2番で使いたい」という考えもあり、デビュー戦から4試合連続安打を放つなど潜在能力の高さを見せた浅間に期待を寄せた。

 指揮官はこの日、北海度・栗山町の幼稚園で絵本の読み聞かせを行った。14年盗塁王の西川、今季リーグ4位の18盗塁をマークした岡らも3番候補に挙げ、「今後10年間、3番を打てる選手をつくりたい」と、新たな目標を掲げた。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 3番を勝ち取るのは誰だろうか。

日本ハム ドラ1&2投手を米キャンプ抜てき 先発か中継ぎか見極め

 日本ハム・ドラフト1位の上原(明大)、同2位の加藤(新日鉄住金かずさマジック)が来春2月に米国アリゾナで行われる春季1軍キャンプに抜てきされる。

 球団関係者は「米国に連れて行くか検討しているのは2人。栗山監督、投手コーチは直接に見て(先発か中継ぎか)適性を確認したいと思っている」と説明。今季新人王の有原、投打二刀流で注目された大谷も1年目は2軍キャンプだったが、栗山監督は「状態を確認して(実戦登板の)可能性も探っている」と米国での実戦デビューも示唆した。
(スポニチアネックス)

 即戦力で使えるのか。

26年農業産出額、茨城は全国2位 7年連続も64億円減

 農林水産省が発表した平成26年農業産出額で茨城県は前年比1.5%(64億円)減の4292億円となり、20年から7年連続で全国2位となった。

 農業産出額の減少要因について、県農業政策課は「米の産出額は米価の下落で大きく減少し、園芸は露地野菜の価格低迷で減少した。畜産は価額上昇で増加したものの全体として減少した」と説明している。

 発表によると、全国の農業産出額は前年比1.2%(1029億円)減の8兆3639億円だった。

 都道府県別の産出額トップは北海道で1兆1110億円。3位は鹿児島県で4263億円、4位は千葉県で4151億円だった。
(産経ニュース)

慰安婦問題 <元慰安婦>政府、支援金を検討…法的責任認めず

 政府は26日、慰安婦問題の最終決着に向けて韓国側に提案する見込みの新たな基金を活用し、元慰安婦に支援金を支給する検討を始めた。基金の規模は数億円以上に膨らむ可能性がある。日韓両政府は27日に外務省局長協議をソウルで開催し、28日の外相会談に向けて詰めの調整を行う。

 政府は、新基金を創設し、日本の政府予算を充てる検討をしている。日本は元慰安婦に対する賠償問題は、1965年の日韓請求権協定で解決済みとの立場だ。しかし、支援金は、日本の予算による新基金から支出することで、政府の関与を示し、韓国側に理解を求める狙いがある。一方で、法的責任につながる賠償には該当しないと位置付ける。韓国側は元慰安婦らを説得するため、日本政府の関与を強調したい考えとみられ、支援金の性格をどう位置付けるかは、協議の焦点の一つになりそうだ。

 過去には、95年に設立された「アジア女性基金」(財団法人)が民間からの寄付金を原資にして、元慰安婦に「償い金」を1人当たり200万円支給した。法的責任を避けるため、寄付金をもとにして日本政府が直接関与しない形式をとった。これに加えて、政府予算を財源に元慰安婦に1人当たり300万円相当の医療・福祉支援を行った。

 当時、韓国側は、実施主体が民間団体のため「政府の責任逃れ」と反発し、元慰安婦として名乗り出た韓国人女性約240人のうち、受給したのは60人だった。1人当たり計500万円、約3億円の支出となった。

 現在は支援金の対象となる元慰安婦は46人いる。女性基金と同規模以上の支援を実施するには、新基金の規模は数億円以上が必要になるとみられる。

 アジア女性基金が2007年に解散した後、日本政府は医療・福祉支援の部分については、フォローアップ事業として継続してきた。16年度予算案では約1300万円を計上。この事業を新基金を使って拡充することも検討している。

 日本側はこれまで、安倍晋三首相が元慰安婦に手紙を送ることを提案。ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像の撤去も韓国側に求めている。【小田中大】

 ◇韓国は責任重視

 【ソウル米村耕一】慰安婦問題で韓国側が重視するのは、日本政府が国家としての責任を明確な形で認めることだ。安倍晋三首相が元慰安婦に向けて出す言葉にそうした表現が入ることを求めており、韓国政府関係者は「重要なのは(謝罪の)形式よりも中身だ」と指摘する。

 韓国側が「国家としての責任」にこだわるのは、補償問題について日本側が「法的には解決済み」という立場の変更は困難だと理解しているためだ。ただ「法的責任」という言葉は避けながらも、国家としての責任に関する言及がなければ、元慰安婦や支援団体、国内世論を納得させるのが難しいとみている。

 一方、11月の日韓首脳会談で日本側は、ソウルの日本大使館前にある慰安婦を象徴する少女像の撤去を要求。韓国外務省は「本質的な問題でなんらかの進展があり、解決されれば、関連する部分でも進展がある可能性もある」(尹炳世(ユンビョンセ)外相)と、日本側に一定の配慮を見せ始めている。

 しかし、2011年に募金による少女像の設置を主導した元慰安婦支援団体、韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)の尹美香(ユンミヒャン)常任代表は26日、「少女像は既に(一部の団体の物ではなく)共同の存在になっており、撤去したり、移転したりすることは不可能だ」とのコメントを発表し、韓国メディアが一斉に報じた。

 韓国政府としては、外相会談などを通じて妥結の道筋が明確になり、国内で一定の評価を得た時点で、少女像についても関係団体の説得を進めたい考えだったとみられるが、見通しは不透明になってきている。
(毎日新聞)

 法的責任・少女像と難題山積だ。

もしもし地球ですか…宇宙飛行士が間違い電話

【ロンドン=角谷志保美】国際宇宙ステーションに滞在中の英国人宇宙飛行士ティム・ピークさん(43)が、クリスマスイブの24日、地球に間違い電話をかけ、インターネット上で話題になっている。

 ピークさんは自身のツイッターに「間違って電話をしてしまった女性におわびしたい」と書き込んだ。電話口で「もしもし、地球ですか」と呼びかけたといい、ピークさんは「いたずら電話ではなく、ただの間違い電話だった」と説明した。

 書き込みは「宇宙からの電話なんて最高のクリスマスプレゼント」「なんて高額な間違い電話なんだ」と反響を呼び、26日午前までに2万5000件以上転載された。

 AFP通信によると、ピークさんは、自宅に電話をかけようとしていたという。
(読売新聞)

 おもしろい。いたずら電話と思うだろう。

2015年12月26日土曜日

キングオブコメディ 高橋健一 女子高生の制服盗んだキンコメ・高橋「20年くらい前からやっていた」

 東京都内の高校に忍び込んで女子生徒の制服などを盗んだとして、警視庁捜査3課は26日、窃盗と建造物侵入の疑いで人気お笑いコンビ「キングオブコメディ」の高橋健一容疑者(44)=東京都大田区東馬込1の47の6=を逮捕した。

 捜査3課によると「20年くらい前からやっていた。性的欲求を満たすためだった」と供述している。同課は高橋容疑者の自宅を家宅捜索し、室内から大型のポリ袋約70袋に入った制服など約600点を押収。都内や埼玉、神奈川県の学校の制服とみて、被害の確認を進める。

 逮捕容疑は4月25日午後、世田谷区の都立高校に侵入し、体育館の更衣室から女子生徒3人のブレザーやスカートなど計24点を盗んだ疑い。

 昨年12月に江東区の都立高校で女子生徒の制服が盗まれた事件で、周辺の防犯カメラに、軽トラックで走り去る不審な男が写っていた。捜査で高橋容疑者が使っている軽トラックと判明し、裏付けを進めていた。(共同)
(サンケイスポーツ)

 制服フェチだろうか。

消費税 軽減税率財源、一部を税収増分で…政府内で浮上

 2017年4月の消費増税と同時に導入される軽減税率について、政府内で財源の一部を税収増でまかなう案が浮上している。

 安倍内閣の経済政策「アベノミクス」によって堅調に税収が増えているためだが、与党内からは「税収増は安定財源とは言えない」との批判も根強く、議論は難航しそうだ。

 菅官房長官は25日のBS朝日の番組収録で、軽減税率の財源に関連し、「政権発足から、国税と地方税で税収は約21兆円増えている。安定財源はゼロベースでもう一回検討すべきだ」と述べた。社会保障費の抑制などで捻出する従来の考え方を見直し、国の税収増も重要な財源として考慮すべきだとの考えを示したものだ。

 菅氏の発言通り、税収は好調に伸びている。政府が24日閣議決定した2016年度予算案では、16年度の国の税収を57・6兆円と見込み、地方と合わせると計99・5兆円に上る。民主党政権時代の12年度予算の計78・7兆円から、4年間で20・8兆円(約26%)増える見通しだ。企業の業績回復や賃上げで所得税や法人税などが伸びたのに加え、14年4月の消費税率引き上げが要因とみられる。
(読売新聞)

 財源うんぬんではなく、全体でまかなうのだろう。
 法人税減税分でまかなえたし、消費税の増税分の使い道変更でも仕方がないだろう。

上西小百合議員 元公設秘書が実名告発「国会欠席はズル休み」

 「上西議員は今もテレビでウソをつき、言い訳をしていますが、ウソは百遍ついても本当にはならないんです」

 ‘15年3月13日の衆院本会議を“病欠”。ところがその翌日から秘書と旅行していたことを週刊誌に報じられ、一転して窮地におちいった上西小百合議員(32)。

 翌月に維新の党を除名処分になった彼女はこれまで一貫して、自分の正当性を主張。だが、冒頭のような告発を本誌に実名で語るのは、6月まで上西議員の公設秘書を務めていた山本秀一さん。

「国会を欠席したのは“本当に病欠だった”と彼女はくり返し発言していますが、事実とは全く違っています。『嘔吐、下痢、発熱、悪寒が続き、本会議に耐えられる状態ではなかった』というマスコミへの弁明は、すべて私が考えたものなんですよ」

 現在、彼女は疑惑もどこ吹く風と、バラエティ番組に出ずっぱり。そんな彼女に、山本さんの怒りは爆発。沈黙を破ることを決心したという。

「実はあの週、上西議員は実に元気でした。3月の11日には東日本大震災の犠牲者追悼式がありましたが、嘔吐や下痢にさいなまれている様子は一切ありませんでした。翌日は、朝から元気に六本木のエステへ、衆議院の公用車で出かけていました。事務所に帰ってきてからは、旅行相手の秘書と楽しそうに電話をしていましたよ」

 そして“疑惑”の当日、山本さんには上西議員から1通のメールが届いたという。

「朝8時半ごろ、“体調不良で17時からの本会議を休むから欠席届を提出しておいて”というメールが届きました。携帯も切られ、議員宿舎の電話も出なかったので、メールを送った時間には既に東京にいなかったようです。ズル休みだったんですよ」

 8月、本誌は上西議員に“医師との結婚歴”があったこと、そして彼女がその結婚を「お金目当てだった」と知人に話していたことを報じた。山本さんも上西議員の“銭ゲバ”ぶりをこう語る。

 「本会議欠席騒動の直後に『サンデー・ジャポン』(TBS系)出たときは3万円の出演料でした。国会議員がテレビに出演するギャラの相場としては妥当です。ところが、いまでは高額のギャラを要求していると聞き、呆れています」

 実際にテレビ局関係者を取材すると、裏付ける話が次々と出てきた。

 「10月3日に出演した『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のギャラは、40万円だったと聞いてますよ。上西議員の方から“私はタレントなんです”と、“タレント並み”のギャラの支払いを求めてくるそうです」(テレビ局関係者)

 国会議員のイスにしがみつくいっぽうで、テレビ出演料だけは“タレント並み”とは――。上西議員に事実確認を求めたが、締め切りまでに返答はなかった。これでは、厚化粧がはがれ落ちるのも時間の問題!?
(女性自身)

局部切断事件 ドロドロ不倫裁判 被害弁護士の痛々しい現在〈週刊朝日〉

 男性弁護士、A氏(42)の局部を枝切りバサミで切断し、トイレに流すという猟奇的な事件の裁判の行方が今、注目されている。

 傷害罪などに問われているのは元プロボクサーで慶応大学法科大学院生だった小番(こつがい)一騎被告(25)。

 検察側は、A弁護士と小番被告の妻Bさんが不倫関係にあったと指摘。11月末に開かれた第2回公判で、男女関係を克明に記した冒頭陳述を読み上げた。

 Bさんは専属事務員としてA弁護士の事務所で働いていたが、2人が初めて性的関係を持ったのは14年12月末。以来、ラブホテルなどで6回にわたって関係を重ね、セーラー服のコスプレでカラオケに興じることもあった。

 小番被告とけんかしたBさんが「A氏にセクハラされた」「2回だけ関係を持った」などと嘘を言ったことも事件の要因になった。

 A弁護士が関係を強要したと考えた小番被告は15年8月、Bさんを伴い事務所に向かう。パンチを浴びせてA弁護士を昏倒させ、犯行に及んだ。局部が根元から1センチ程度しか残っていないためA弁護士は小便器で排尿できず、血尿が出ていたという。

 だが、気丈にも事件後数日で職場復帰した。知人の法曹関係者が語る。

「事件の日は木曜日でしたが、週明けには勤務されていた。前とまったく変わらない様子で仕事をしているようです。事務所の弁護士たちも事件については触れないようにしている。Aさんは企業法務が専門で、破産や企業再生などの大きな仕事を手掛けてきた。仕事ぶりは大変まじめです」

 その回復力について、川崎医科大学泌尿器科の永井敦教授が解説する。

「陰茎がんの患者さんで切断手術した人も、翌日には歩いています。周りの皮膚をうまく縫いつけ、尿道カテーテルを入れている状態だと思います。1年も経てば、陰茎形成術もできる」

 年明けにはA弁護士の証人尋問も予定されている。

(本誌取材班=上田耕司、亀井洋志、小泉耕平、永井貴子、長倉克枝、永野原梨香、鳴澤大、西岡千史、秦正理、林壮一、牧野めぐみ、松岡かすみ、山内リカ/今西憲之、菅野朋子、岸本貞司、桐島瞬、柳川悠二)

※週刊朝日  2016年1月1-8日号

 不倫の代償だろうけど、痛すぎる。

蓮舫氏、国会議員夫婦の育休に「全く理解できない」 ネットは賛否真っ二つの大論争に

 民主党代表代行の蓮舫参院議員(48)のツイートが波紋を広げている。自民党の衆院議員夫婦の育児休暇取得について自身の主張を展開したところ、賛否が真っ二つに割れる論争になっているのだ。

 育休取得の意向を示しているのは、2015年2月に結婚した自民党の宮崎謙介衆院議員(34)と金子恵美衆院議員(37)だ。16年2月中旬に第1子が生まれる予定で、宮崎氏は約1か月、金子氏は約3か月間の「育休」を検討している。

■「議員が給与全額保証の育休を優雅に取る」

 蓮舫氏は15年12月24日、「一般的にはいいのでは、との反応があるが私は2人とも国会議員の夫婦の育休は否定的立場をとる」とツイートし、両議員の育休取得に反対した。理由について、

  「時間的自由度が高い国会議員は、完全育休より公務との両立が可能です。かつ、国会議員の育休は、給与も全額保証で民間より遥かに優遇されている」

と説明。その上で、

  「民間と比べ、特権的環境の恩恵を行使するのでなく、普通に保育施設を利用しながら両立をすることこそが、本人の言う地に足のついた政策を立案できるのではないか。または、特権優遇ではない国会議員の育休を制度化する法案を提案するほうが現実的だ」

と、主張した。

 衆議院の規則では、出産の場合、自ら期間を決めて事前に休暇届を提出できるようになっているが、育児休暇に関する規定は男女ともにない。そのため現状では本会議のたびに欠席届を出すこととなり、この場合の議員報酬は、現行制度上、全額支給される。

 蓮舫氏はツイッターでさらに、「もう一度、言う」と切り出すと、

  「マタハラ、制度があっても育休すらとれない現実もある。国会議員のすべき仕事は二人揃って給与全額保証の育休を優雅に取ることではなく、現実に向き合っている人たちを法改正で守ること、だ。この二人の考えを私は全く理解できない」

と、両議員の考えを厳しく批判した。

「マタハラ上司の典型的思考」

 一連のツイートが発信されると、インターネット上で大きな議論を巻き起こした。蓮舫氏のもとには

  「なるほど、マタハラ上司の典型的思考と全く同じですね」
  「公人の前に一人の人間であることを認めてあげてもいいと思いました」
  「世の中への影響力がある議員だからこそ取るべきでしょう」
  「育休が『優雅』...?????? 」

といった反論が続々と寄せられ「炎上状態」となっている反面、

  「私も同意見。国会の休会期間とかあるし、歳費もそれだけ十分に貰ってる」
  「私も同感です。もしも育休中に解散したら選挙活動も休むのかな?」
  「賛成。育児休暇を取るなら自分達の給料を下げるなりしてほしい」

と蓮舫氏に賛同する声も少なくない。

 反響を受け、25日には「珍しく同意見とか、国会議員でも男性が率先して取得に賛成とか、賛否両論いろいろな声をありがとうございました」とツイート。合わせて「男性の育休取得は進めるべきです。が、給与全額支給や本会議欠席の是非など問題はあると考えます」と述べている。

 一方の宮崎氏は、育休規定を作るための勉強会を立ち上げ、実現に向け活動する意向を示していて、23日更新のブログでは、自身の育休取得について

  「次世代の日本のあり方と、女性が輝く社会を実現するための男性の支援を促すためにも一石を投じたい」
  「私自身も育児を通して学んだことを地に足のついた政策の立案や、育児の合間に資料や書物を読むことで、時間を有効に利用し、研鑽に励むつもりです」

などと、その意義をつづっている。

 1月召集の通常国会の場でも、あらためて議論になりそうだ。
(J-CASTニュース)

 議員辞職か、給料返納で休むべきだろう。
 選挙で選ばれた国会議員が、私的なことで休暇取得は、そもそもおかしいし、違うだろう。

日本初の新元素 113番「ジャポニウム」有力 理研が発見、国際認定へ

 理化学研究所が合成した原子番号113番の元素が新元素と国際的に認定される見通しになったことが25日、関係者への取材で分かった。国際学術機関が来年1月にも決定し、日本が発見した初の新元素として理研に命名権を与える方向で最終調整している。発見を争ったロシアと米国の共同研究チームを退けて認定される見込みで、科学史に残る大きな成果となる。

 元素は物質を構成する基本的な粒子である原子の種類のこと。未確定を含め118番まで見つかっており、米露などが国の威信をかけて発見を競ってきた。アジアによる新元素の発見は初めてになる。

 新元素の名称と元素記号を提案する権利は発見チームに与えられる。113番の名称は日本にちなんだ「ジャポニウム」が有力とみられ、関係機関の承認を得て決定する。

 92番のウランより重い元素は自然界に存在せず、人工的に合成して発見される。113番は理研と露米チームがともに発見を主張し、約10年前から専門家による審査が続いていた。

 審査は新元素を認定する国際純正・応用化学連合(IUPAC)と、国際純粋・応用物理学連合(IUPAP)の合同作業部会が実施。関係者によると、作業部会は理研を113番元素の発見者として承認する報告書を化学連合側に提出した。物理学連合側の同意を踏まえて正式決定する。

 理研は平成16年9月、森田浩介研究員(現九州大教授)らが加速器を使って30番の亜鉛を83番のビスマスに高速で衝突させ、核融合反応により113番の元素合成に成功したと発表。24年までに計3個の合成を高い信頼性で確認した。

 一方、露米チームは2004(平成16)年2月以降、露ドブナ合同原子核研究所で別の手法により合成したと発表。理研と比べ時期はやや早く、作った個数は圧倒的に多かったが、113番元素であることの裏付けが不十分と判断されたとみられる。

 露米は115番、117番、118番も発見したと主張し、審査されている。
(産経新聞)

 難しくて理解できないが、自然界に存在しない元素を、人工的に合成して発見は、すごいことなんだろう。

子ども貧困基金、募金低調=4月スタートへ政府てこ入れ

 政府が子どもの貧困対策のため10月に新設した「子どもの未来応援基金」の原資とする民間募金が想定通りに集まらず、てこ入れを迫られている。
 来年4月の事業スタート時に必要な金額を数千万円規模と見込むが、12月20日時点で222件、計645万円にとどまっているためだ。
 政府は昨年8月、「子どもの貧困対策に関する大綱」を閣議決定。応援基金は、官民が協力して対策を進める「子どもの未来応援国民運動」の一環で設立された。貧困家庭の子どもの学校外教育支援や生活支援に取り組むNPOなどの団体に対する助成が活動の柱。日本財団が基金を管理し、内閣府や文部科学省など関係府省と同財団で構成する国民運動推進事務局が運営に当たる。
 1団体当たりの助成額は200万円を想定、内閣府の担当者は事業開始時の対象について「少なくとも10~20団体は助成したい」としており、資金は現状では大幅に不足している。基金が発足したばかりで存在が知られていないことや、事業の実績がないことがネックになっているようだ。
(時事通信)

 政治団体への寄付が多いのに、基金の寄付が少ないのは、笑えない。
 民間資金ではなく、国が支援すべきものだろう。

女子中学生誘拐「家出したくて自分でついて行った」

 愛媛県宇和島市に住む女子中学生を誘拐した疑いで神奈川県の男が逮捕された事件で、女子中学生は「自分でついて行った」などと話していることがわかりました。

 この事件は、今月6日、宇和島市内に住む15歳の女子中学生を車で連れ去り、自宅で過ごさせ、誘拐した疑いで、神奈川のアルバイト作業員・武藤真二容疑者(37)が逮捕されたもので、身柄は25日夜、愛媛に移されました。

 「警察に連れて行かれただけでなく、事件の内容も聞いていると、動揺が隠せない」(勤務先の上司)

 これまでの調べで、2人は数か月前にインターネットを通じて知り合ったとみられ、女子中学生は「家出したくて自分でついて行った」などと話しているということです。警察では、武藤容疑者が言葉巧みに誘い出したとみて捜査しています。
(TBSニュース)

 誘拐容疑は酷だろう。

大阪大学教授らが不正経理 研究費1億円超、告訴を検討

 大阪大学と科学技術振興機構(JST)は25日、同大大学院情報科学研究科の四方(よも)哲也教授(52)と大学院工学研究科の卜部(うらべ)格・元教授(70)、元助手の計3人が少なくとも1億446万円の研究費を不正に使用していたと確認したと発表した。教授らが一部の66万円を私的に流用したという。大阪大は教授らの処分と刑事告訴を検討する。

 大阪大によると、教授らは複数の取引業者に約1億7千万円の資金を預けていた。名目は不明で一部は不正な使用が確認された研究費とみられるが、最大で不正経理は約2億7千万円に膨らむ可能性もあるという。

 大阪大によると、四方教授らは2002年から14年10月、科学技術振興機構の研究費約9300万円や大学の運営費交付金などについて、取引業者に架空の研究資機材の購入費を請求させたり、水増し請求させたりする不正な経理処理を行っていた。

 業者に研究資金を管理させる方法は「預け金」と呼ばれる。教授らはプールした資金を研究費の本来の使途として認められていない研究資機材や事務用の文房具の購入などに充てていたとみられる。66万円は四方教授が12年に設立した株式会社の経費として使用されたという。
(日本経済新聞)

 研究費を使用したように、業者にウソの請求書などを作成させ、実際には業者がプールしていて、そのお金を私的流用する古典的な手口です。

元慰安婦支援で日韓“折半”出資案が浮上 韓国の蒸し返しを封じる狙い

 岸田文雄外相は25日、慰安婦問題の早期妥結に向け、ソウルで28日に韓国の尹炳世外相と会談すると発表した。会談で日本側が提案する方針の元慰安婦への支援拡充をめぐり、日本政府内に韓国側にも支出を求める「共同出資」案が浮上していることが25日、分かった。韓国側を関与させることで問題の蒸し返しを抑える狙いがある。ただ、支援金には日本国内での反発も予想され、妥結の行方は見通せていない。

 岸田外相は25日、外務省で記者団に「慰安婦問題は非常に難しい問題だが、何ができるか自分としてもギリギリの調整を行いたい」と意気込みを述べた。日本側は慰安婦問題を二度と蒸し返さないことなど、最終的に妥結した場合、その内容の文書化を求める方針。岸田氏は協議の進行次第では会談中止も辞さない構えだという。

 日本政府内で浮上している支援金の日韓共同出資案は、日本が続けている元慰安婦に償い金を支給した「アジア女性基金」のフォローアップ事業(医療品などの提供)の拡充と、韓国が実施している慰安婦支援金を合体させる構想。両政府は単年度予算で対応しているが、日本側は約10年分を一括して渡すことを検討しており、アジア女性基金の受け取りを拒否した元慰安婦や、元慰安婦の家族も支給対象とする方向だ。支援金の規模は数億円になる可能性もある。

日本外務省は年間1500万円の予算をつけて元慰安婦に生活必需品を支給しているが、政府内には「問題が完全に決着し、二度と蒸し返されないことが担保されるなら、増額してでも一括で対応し、全て終わらせるべきだ」との意見がある。

 ただ、韓国からの報道によると、ソウル郊外にある元慰安婦の支援施設「ナヌムの家」の安信権所長は25日、日本政府が検討する支援拡充などでは「名誉回復にならない」と否定的な見解を示した。その上で「既に韓国政府の生活支援金を受けている。金額の問題ではない」と指摘した。

 このため、政府内にも「妥結は容易ではなく、仮に妥結しても朴槿恵大統領に韓国世論を抑える力があるのか」として最終的な決着には懐疑的な見方が出ている。
(産経ニュース)

 朴槿恵大統領のわがままな命令に振り回されているのだろう。

 金銭で解決したい日本と名誉回復=強制連行の公式謝罪の溝は埋まるのだろうか。

深圳の土砂崩れ、「人災」と認定 中国政府の調査チーム

【広州=中村裕】中国広東省深圳市で20日起きた大規模な土砂崩れで、同市トップの馬興瑞・深圳市中国共産党委員会書記が25日、記者会見で頭を下げて謝罪した。国営通信の新華社が伝えた。

 一方、中国国務院(政府)が設置した調査チームは25日、土砂崩れは「自然災害ではなく、事故だった」との見方を示した。国営中央テレビが伝えた。今後は詳細な原因の究明と、責任の追及に焦点が当たりそうだ。

 調査結果の一部を公表したのは政府が23日に設けた国土資源相をトップとする調査チーム。これには公安省や監察省なども加わっている。調査チームは具体的な原因などには触れていない。

 所管の国土資源省は事故翌日の21日の段階で、土砂崩れが「人災」だとの見方を示していた。

 土砂崩れは残土置き場で100メートル以上の高さになるまで違法に積み上げられた土砂が何らかの理由で流れ出して起きたとみられている。警察は残土を管理していた企業の幹部の身柄を拘束した。

 この土砂崩れでは25日現在、少なくとも4人が死亡、70人以上が行方不明になっている。
(日本経済新聞)

マエケン、ドジャース秒読み!本拠地を視察 直接交渉か

 広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す前田健太投手(27)が24日(日本時間25日)、ロサンゼルス市内のドジャースタジアムに姿を現した。移籍先の最有力となっているドジャースの本拠地を視察し、球団幹部との直接交渉を行ったとみられる。米国はこの日クリスマス休暇に入ったが、「イブ視察&直接交渉」で急進展。最終局面を迎え、合意間近とみられる。

 相思相愛の両者がクリスマスイブに大きなプレゼント交換を果たした。休暇を迎え、静まり返ったドジャースタジアムのゲートを編成部門トップのアンドルー・フリードマン編成本部長と、前田健の代理人のアダム・カッツ氏、ジョエル・ウルフ氏が車で通過したのが午前10時25分。その5分後だ。後部座席に前田健を乗せたバンが続き、球場内へ消えていった。

 約3時間後、姿を現した両代理人の表情が収穫を物語った。取材対応することはなかったが、カッツ氏は右手でポーズ。ウルフ氏も笑顔で手を振った。眼鏡をかけ後部座席に深く身を預けた前田健の表情はうかがい知れなかったが、大きな土産を手に球場を後にした。

 14日のロサンゼルス入り以降、公の場に姿を現すことのなかった前田健が、滞在11日目に初めてドジャースタジアムに足を踏み入れた。場内ではグラウンド、クラブハウス、トレーニング施設などを視察したと考えるのが自然。クリスマス休暇を返上した球団幹部に迎えられ、球団施設をじっくり見られる環境が整っていた。95年に野茂英雄が歴史の扉をこじ開けてから、石井一、斎藤、そして広島の大先輩・黒田と日本投手の系譜が継がれてきた球場の空気を、たっぷりと吸い込んだ。

 3日前の21日にもカッツ氏が同地を訪れ、球団幹部と直接交渉したばかり。電話でのやり取りではなく、いわゆる「Face to Face」で膝を突き合わせることは、交渉が進展し、最終局面を迎えたことを意味しており「交渉は全て代理人に任せています」とここまで多くを語らなかった本人も加わった。

 10日の交渉解禁後から「フロントランナー」として争奪戦を終始リードするドジャースだが、ここ数日で米主要メディアでも「ドジャース最有力」の声が支配的になってきた。譲渡金を含めて総額8000万~1億ドル(約96億~120億円)とされる予算を、先発投手に使えるチームはほとんど残っていない。

 前田健の交渉期間は来年1月9日午前7時(日本時間)まであり、期限直前まで時間を使うのが通例。ただ両者の交渉は既に大きく進展しており、休暇明けの28日(日本時間29日)にも何らかのアナウンスがあっても不思議ではない。「ドジャース・前田健太」誕生へ、いよいよ秒読みだ。(ロサンゼルス・笹田 幸嗣通信員)

 ≪マエケンのこれまで≫

 ▼13年12月10日 契約更改交渉の席上、球団側にポスティングシステムでの将来的な大リーグ移籍希望を伝える。「野球人生は1回しかない。絶対に後悔したくない」

 ▼15年11月24日 球団事務所を訪れ、今オフのメジャー移籍希望をあらためて申し入れる。「行きたい気持ちは年々強くなっている」

 ▼12月4日 球団がポスティングシステムでの大リーグ移籍を容認すると発表。前田健は「自分の夢を後押ししてもらい、感謝の気持ちでいっぱい」とコメント。

 ▼同9日 鈴木清明球団本部長が8日午前にポスティングシステム申請手続きを行ったことを明かす。譲渡金は上限の2000万ドル(約24億円)に設定したもようで、米東部時間10日午前8時に交渉解禁。

 ▼同14日 羽田空港からエージェントの本社があるロサンゼルスへ向け、緊急渡米。

 ▼同15日(現地時間14日)ロサンゼルス到着。移籍先の最有力候補にドジャースが浮上。

 ▼同22日(現地時間21日)代理人のアダム・カッツ氏が、ドジャースタジアムを訪問。
(スポニチアネックス)

 ドジャースが最有力か。
 1年目何勝できるだろうか。

千葉県がんセンター:人違いで乳房切除 検体取り違え

 千葉県がんセンター(千葉市中央区)は25日、県内に住む30代の早期乳がん患者について、すぐに手術の必要がないのに右乳房をすべて切除するミスを起こしたと発表した。細胞の検査結果を50代の進行性の乳がん患者と取り違えたのが原因という。センターは外部有識者を含む院内事故調査委員会を設置し、来月に初会合を開いて詳しい原因を調べる。

 センターによると、10月中旬、被害に遭った30代女性の乳がんが疑われる部位の組織を針で採取して検査した。本来は経過観察していればよい早期の乳がんだったが、センターは同じ日に検査した50代女性の検体と取り違えて11月上旬、乳房の全摘手術が必要と診断。12月上旬に手術した。女性は退院しており、命に別条はないという。

 今月15日、病理医が手術で取り除いた組織を診断して10月の検査時と型が異なることに気づいた。2日後、2人の検体の遺伝子検査をして取り違えていたと分かった。一方、進行性の50代女性は10月下旬の時点で、検査結果が視診と一致しなかったことから再検査を受けていた。

 検体は診療科でホルマリン容器に入れ、患者名のラベルを張るなどした上で病理検査科に送られて組織の診断をされる。一連の過程には医師や看護師、臨床検査技師らが関与する。その間に取り違えたとみられるが、センターは「現段階でどの過程で間違いがあったか特定できていない。院内事故調の結果を待ちたい」と説明している。

 センターは、今月18〜22日に2人の患者や家族に経過を説明して謝罪した。補償などについても検討する。25日、県庁で記者会見したセンターの永田松夫病院長は「患者、家族はじめ、県民に深くおわびする。徹底的に原因究明と検証を行い、速やかに再発防止策を講じていく」と述べた。【岡崎大輔】

腹腔鏡手術問題で改革中に

 千葉県がんセンターを巡っては、2008年6月〜14年2月に腹腔(ふくくう)鏡手術を受けた患者11人が相次いで死亡する問題が昨年4月に発覚。このため今年4月、国による「がん診療連携拠点病院」の指定を更新されなかった。さらに、保険適用外の腹腔鏡手術を実施して診療報酬を不正請求していたことも明らかになり、行政処分を受けた。

 腹腔鏡手術の問題に関する県の第三者検証委員会は、センターについて「不都合な情報を表に出したくない意識の表れがあり、原因究明や再発防止に向けた取り組みを行わなかった」との報告書をまとめている。

 これを受け、センターは11例のうち8例を執刀した医師らを処分。医療事故の再発防止策を検討する医療安全管理委員会の権限を強化したり、患者が主治医以外の意見を聞けるように他病院の医師を紹介する「セカンドオピニオンセンター」を設置したりして、院内体質の改善を進めていた。センターの永田松夫病院長はこの日、「改革を進めている中での事故で大変重く受け止めている。再び起こらない体制を整えたい」と謝罪した。【岡崎大輔】
(毎日新聞)

 またしても、千葉県がんセンターか。
 誰かの単純なミスなのだろう。

白鵬、異例の提案書 強気の要求 休養日の増加、金銭的な改善を

 大相撲の十両以上の関取で構成する力士会が24日、東京・両国国技館で会合を開き、日本相撲協会巡業部へ待遇改善を求める「提案書」を提出した。力士会会長を務める横綱白鵬(30)が尾車巡業部長(元大関琴風)に6項目の要望を文書で渡した。休養日の増加、金銭的な改善を含めるなど、要求は強気で波紋を呼びそうだ。

 力士側から協会へ改善を申し出るのは極めて異例。過密日程などで低調になりがちな巡業の稽古の質の向上が主な目的。移動時間の短縮や、稽古を番付の東西交代制にして休養を取りやすくすること、巡業手当の増額や稽古を怠った者への手当て減額などが記されている。専属トレーナーの増員も希望した。

 平成25年から3年間、相撲人気の向上とともに春、夏、秋、冬巡業の開催数も26、37、64と飛躍的に増加。6時半以上もかかる過酷な移動もあったことから、白鵬は「こちらは土、日も巡業で頑張っている。協会は土、日は休みでしょ」とあてつけのような言い方もしていた。

 尾車巡業部長は「前向きな提案としてとらえたい」としているが、白鵬も誤解を招きやすい発言で批判を受けることが多くなっている。新たな火種とならなければいいが…。
(夕刊フジ)

 そんなに過酷・過密スケジュールで、休養日がないのだろうか。
 仕事があれば、報酬も比例していると思うが。

2015年12月25日金曜日

相続税脱税事件で和歌山県議を起訴 大阪地検特捜部

 和歌山県の社会福祉法人への寄付を装った相続遺産約5億円の巨額脱税事件で、大阪地検特捜部は25日、相続税法違反罪で、和歌山県議の花田健吉容疑者(57)を起訴した。特捜部は認否を明らかにしていない。

 起訴を受け、花田被告が所属する自民党和歌山県連の吉井和視幹事長は「無罪という本人の言い分を信じたい」とコメントした。

 起訴状によると、花田被告は死亡した兄の遺産を相続した高木孝治被告(73)=同罪などで起訴=ら5人と共謀。平成26年9月、高木被告の10億円超の遺産のうち約8億5千万円を和歌山県日高川町の社会福祉法人「敬愛会」に寄付したように装い、相続税約4億9千万円を不正に免れたとしている。

 共犯として逮捕され、処分保留で釈放されていた落語家(65)と会社員(52)の男性2人については、不起訴(起訴猶予)処分とした。
(産経ニュース)

 脱税事件で県議が協力して逮捕は珍しいだろう。

なぜ、この年末ぎりぎりに? 慰安婦問題で外相会談

 28日にソウルで行われることになった日韓外相会談。年末ぎりぎりという異例のタイミングの背景には一体、何があるのでしょうか。

 (政治部・千々岩森生記者報告)
 そのタイミングですが、なんといっても今年は日韓国交正常化50年という節目の年です。日韓双方とも「今年中にケリをつけたい、このタイミングを逃すとこの問題が漂流してしまう」という思いを抱えていました。ただ日本側は、いったん妥結してもまた蒸し返されたら最悪だと、中途半端に妥協するぐらいなら来年でも構わないというのが本音です。取材していても、年内というタイミングに強いこだわりは感じませんでした。今回の外相会談は、すでに1週間前にはほぼ固まっていました。岸田大臣は、産経新聞前ソウル支局長が無罪となった翌日の18日、周辺に「仕事納めは28日だ」「出張になりそうだ」と話していました。今回、水面下で調整にあたったのは、安倍総理側近の谷内国家安全保障局長と、朴大統領側近で菅官房長官とも太いパイプを持つ李丙ギ(イ・ビョンギ)大統領秘書室長で、1カ月ほど前から動いていました。じゃあどんな条件で妥結するんだということですが、日本側は元慰安婦の方々に現在行っている人道支援の拡充や、新しい基金の創設を念頭に置いています。また、日本の歴代総理が続けてきた、元慰安婦の方々へのおわびの手紙に類するものも検討しています。安倍総理がこうした方々にどんな労いの言葉をかけるのかというのも大きなポイントとなりそうです。
(テレビ朝日ニュース)

 決着しても、またいつか蒸し返しだろう。

<中高年ライダー>ご用心 「リターン」若い頃とは違います

事故多発で啓発活動 講習会は活況

 40代、50代の中高年ライダーによるバイク乗車中の死亡事故が昨年177人に上り、10年前の約2倍に達していることが警察庁のまとめで分かった。いったんバイクから離れていた「リターンライダー」が増える一方、体力の低下が事故につながっているとみられ、九州の各県警は県境をまたいだ合同取り締まりや啓発活動に乗り出している。ライダー側の意識も徐々に変わり、各地で開かれる安全運転講習会は活況を呈している。【平川昌範】

 警察庁によると、昨年のバイク(原付きを除く)による事故死者数は442人で、2004年(675人)より3割以上減った。しかし、このうち中高年(40、50代)は昨年177人に上り、04年(93人)のほぼ2倍になった。39歳以下は毎年減少しており、中高年の割合は昨年40%と、04年の13%から急増した。

 こうした状況を受け、大分県警は10~14年のツーリング中の死亡事故(19人)を分析した。年代別では40代が最多で5人、50代の4人が続き、全国同様の傾向だった。行楽期に多発していることやスピードの超過などの特徴があったという。

 県境をまたいで走るライダーが多いため、大分県警は熊本、福岡両県警に呼びかけ4月、大分県日田市の国道や広域農道で初めて3県警合同の取り締まりをした。速度違反などを検挙するだけでなく、検問も実施し「スピードは控えめに」「リターンライダーはご用心」などと書いたチラシも配った。9月には大分、宮崎の両県警が、10月も福岡、佐賀の両県警が合同で取り締まりを実施するなど、九州各県で警察による連携が広がる。

 ライダー側の認識も次第に変化している。国内のバイクメーカーなどでつくる「日本二輪車普及安全協会」(東京)によると、全国で毎年約100回開いている有料のバイク安全運転講習「グッドライダーミーティング」に近年、中高年の参加者が目立つという。

 9月6日、福岡市で開かれた講習には定員(30人)を超える40人が参加し、このうち約7割は中高年だった。11月8日、熊本県菊陽町であった講習も、参加者11人のうち6人が中高年だった。

 講習では、急ブレーキ▽S字▽交差点での右左折▽スラローム(蛇行)走行--などの実技を行う。協会の担当者は「バイクは車と違い体全体を使って操縦する。年を取るにつれて体力が落ちれば、特に大型バイクではカーブを曲がりきれない事故などが起きやすい」と指摘。講習でも、体力に合った速度を心がけるよう助言しているという。

 ◇リターンライダー

 若い頃にバイクに乗っていたが、仕事や子育てなどで乗らなくなり、時間や経済的にゆとりが出てきた後、再び乗り始めたライダー。日本二輪車普及安全協会によると、2005年ごろから増え始め、06年には中高年向けのバイク専門誌も発刊された。

 ◇オートバイ購入者も高齢化

 日本自動車工業会(東京)によると、オートバイ購入者の平均年齢は年々高くなっている。排気量251~400CCでは2005年度は33.4歳だったが13年度は42歳。40、50代で48%を占める。ホンダの広報担当者は「若者のバイク離れが進み、中高年が市場を支えている」と語る。

 鹿児島県日置市の元会社員、吉村昇さん(65)もリターンライダーの一人。高校時代にバイクを楽しんだが、就職後に遠ざかり、子供が独立した後の15年ほど前、バイクを購入。現在は月1、2回、ツーリングに出かける。

 3年ほど前、ツーリング中に仲間が転倒し、骨折して入院。以降はスピードを控えるようになった。最近は車庫からの出し入れがスムーズにできなくなったといい、進路変更や交差点での右左折時は特に注意している。「体力は低下している。事故に遭わないよう気をつけて運転している」と話した。【平川昌範】
(毎日新聞)

 高齢化で事故は哀れ。

カフェで仕事OK リクルートHD、社外労働制度導入へ

 リクルートホールディングス(HD)は24日、ネットを利用し、自宅やカフェなど社外で仕事をする「リモートワーク」を認める制度を、同社の全従業員約440人を対象に来月から導入する、と正式に発表した。制度の利用日数に制限は設けないほか、派遣社員も使えるようにする。

 同社はリクルートグループの中核の持ち株会社。部下からの申請があれば、上司は原則として、出社せずに仕事をするのを認めるルールにする。情報漏れ対策が施された携帯電話やノートPCなどを貸し出し、社外での労働時間は上司に自己申告し、どこで仕事をするかは人事評価の対象にしない。大半の社員は、裁量労働制で労働時間と給与が比例しないため、収入に影響しないという。

 「買収した海外企業と夜中に連絡する機会が増え、女性を含め働き方の多様化も求められており、導入を決めた」(広報)という。

 グループ子会社も、リモートワーク制度を先行導入しており、今回で対象となる従業員はグループ全体で計2千人に拡大する。東京・八重洲のリクルートHD本社の一部では11月から、従業員の席を固定せず、空いている席に自由に座る「フリーアドレス制」も導入している。
(朝日新聞デジタル)

 効率はどうだろうか。
 定着するのだろうか。

新国立競技場 森会長の発言なければ…識者「伊東さんは気の毒な気がする」

新国立競技場デザインA案に決定

 「外見だけならB案」などと“B推し”を表明していた大会組織委の森喜朗会長は「今回選定された新国立競技場の事業者提案には、コーツ委員長をはじめIOCおよび東京2020組織委員会がこれまで強く要望してきた竣工(しゅんこう)時期の前倒しが反映されており、政府をはじめ、関係者のご尽力に感謝申し上げます」とコメントを発表した。

 社会評論家の小沢遼子氏は「B案に決まったら“森会長が言っていたから、やっぱりB案になった”と言われてしまうと、選考に当たった人も考えたはず」と指摘。発言がなかったらB案になっていた可能性もあったとし、「伊東(豊雄)さんは気の毒な気がする」と話した。「多大な影響力があると噂されている人が、2つの案が出た直後にどっちがいいというのは、あまりに不見識」とした。
(スポニチアネックス)

 何も考えないで、お気楽に発言しているのだろう。

政務調査費 家賃「政調費に当たらず」 高裁判決、愛知県に全額返還命令

 2009年度の愛知県議会の政務調査費を、事務所の家賃や自動車リース料に充てたのは違法だとして、市民団体が自民、民主、公明の3会派に約8116万円の返還を求めた訴訟の控訴審判決が24日、名古屋高裁であった。藤山雅行裁判長は「調査研究のための必要な経費に当たらない」として、3会派に全額を返還させるよう、愛知県知事に命じた。

 昨年1月の一審・名古屋地裁判決は、家賃などについて、政調費として計上できるのは「半分まで」などと判断。一部の約2800万円を返還させるよう知事に命じ、市民側と県側の双方が控訴していた。

 控訴審判決で、藤山裁判長は「家賃やリース料は、政調費の支出対象として想定されていない」などと認定。一審判決を変更し、全額の返還を求めるよう命じた。

 判決後、愛知県の大村秀章知事は「主張が認められず残念。判決を精査し、対応を検討する」とのコメントを出した。
(日本経済新聞)

 個人的な支出のようなものは違法の判決だろう。
 自宅の家賃や自家用車のリース料は。

松田宣浩 残留決め手は王会長からの直電!メジャー行きますとは…

 メジャー挑戦を視野に海外フリーエージェント(FA)宣言していたソフトバンク・松田宣浩内野手(32)が24日、ヤフオクドームで記者会見し、残留を表明した。4年総額16億円プラス出来高払いで合意。パドレスからは2年総額4億円(3年目は球団オプション)のメジャー契約も提示されたが、決め手になったのは王貞治球団会長(75)からのラブコールだったと明かした。

 松田の言葉にもう迷いはなかった。

 「残留を報告します。(メジャー)複数球団の方から興味を持ってもらった。僕の10年間は間違ってなかったと再確認できました」

 揺れ動いていた心が動きを止めたのは、4日前の20日だ。「王会長から連絡をいただき“まだ一緒にやろうと思っている”と言っていただいた。そこで“会長、メジャーへ行きます”と言えませんでした」。恩師の言葉で松田の気持ちは一気に残留へ傾いた。

 11月9日に海外FA権行使を表明し、同23日にはパドレスのA・J・プレラーGMらと福岡市内で面談した。「カーショーの球を打ちたくないか?」。ナ・リーグ西地区のライバル・ドジャースのエース攻略を持ちかけられて、心をくすぐられた。その後、パドレスから2年総額4億円の提示を受けた。ソフトバンクから提示され、この日に合意した4年総額16億円プラス出来高払いに比べれば見劣りした。それでも、メジャーの魅力は心の中でだんだんと大きくなっていった。「(王会長から)電話をもらう前は(パドレスに)行こうとしていた」

 ただ、パドレスから求められた二塁と遊撃の守備には不安を覚えていたという。「二塁、遊撃は守ったことさえない。メジャーでできるか。それが挑戦なのか。三塁一本の話はなかったし、二塁をやると打撃にも影響する」。悩みに悩んだ中で尊敬する世界の王から受けた「殺し文句」は松田の心にズシリと響いた。

 22日に残留を報告した王会長からは「良かったな。頑張るぞ」と言葉をもらった。1年目だった06年、当時監督だった王会長がメジャー通算214発の実績を引っ提げ入団したバティスタを2年契約の途中で解雇し、三塁のポジションを空けてくれた。ここまで育ててもらった恩返しは終わっていない。「3、4、5連覇を目指したい」。背番号5はクリスマスイブに決意を新たにした。(福浦 健太郎)
(スポニチアネックス)

 ソフトバンクの時代が続きそうだ。

宮根誠司「報道ステーションです」ミヤネ屋冒頭で…

 テレビ朝日系「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスター(61)の降板が発表され、後任説もあるフリーアナウンサーの宮根誠司(52)が、思わせぶりな言動で共演者らを驚かせた。

 宮根は24日生放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で冒頭、「12月24日木曜日、報道ステーションです。あっ、間違えちゃった!」と驚いたような表情で自身の手で口をふさいだ。

 これにはアシスタントの読売テレビ、林マオアナ(31)もあわてて「宮根さん!大丈夫ですか?ミヤネ屋ですよ! もうその気!?」とツッコんだ。
(日刊スポーツ)

<高浜原発3、4号機>NOからYESへ…8カ月で大転換

 関西電力高浜原発3、4号機の再稼働を認めた24日の福井地裁の判断は、運転差し止めを命じた4月の仮処分決定とは180度、異なる結論となった。わずか8カ月で判断を変えたのは、国や電力会社が事故リスクを「ゼロ」にするよう目指すべきなのか、「起こりうる」前提で安全対策を講じる姿勢を評価するのかといった、リスクの解釈の違いだった。一方、事故時の住民避難などについては「重層的な対策を講じるべきだ」とし、国に注文を付けた。

 関電は来年1月以降、高浜3、4号機を再稼働させる方針だが、原発の安全性をめぐる争いは今後、名古屋高裁金沢支部に舞台を移して継続される。

 「事故に向き合う姿勢の違いが、司法判断の違いになった」。九州大の吉岡斉教授はこう話し、今回の地裁決定を批判。原発の新規制基準を作った原子力規制庁の担当者は「当事者ではなくコメントできない」と話した。

 今回の決定はA4判で225ページで、46ページの仮処分決定(4月14日)の約5倍に及んだ。争点の一つは、将来、原発に到来する揺れの大きさを示す「基準地震動」だ。仮処分決定は「楽観的見通しに過ぎない」と批判したが、今回の異議審決定は、争点の中でも最も多い44ページを費やして異なる見解を示した。

 異議審決定は、基準地震動を超える地震が起きる確率を「1万~10万年に1回程度という極めて低い数値」とし、想定の合理性を認定。「最新の科学的、技術的知見に照らして算定された基準地震動であり、原発の耐震安全性を確保するための基準として信頼に足る」と評価した。

 新規制基準については、仮処分決定が「緩やかに過ぎ、適合しても原発の安全性は確保されていない」と指摘したのに対し、▽最新の科学的・技術的知見に基づく安全性確保▽原子力規制委が中立公正な立場で審査--の枠組みが機能していることを条件に合理性が認められるとした。

 事故リスクのとらえ方も大きく変わった。今回は「社会通念上、無視し得る程度にまで管理されているか」との観点で判断し、「深刻な災害の恐れが万が一にもないといえるような厳格な内容」を新規制基準に求めた仮処分決定を覆した。【堀江拓哉】
(毎日新聞)

 原発反対の裁判官でなければYesだろう。

2015年12月24日木曜日

町の生活保護受給者、外国人が3割超 群馬・大泉

 外国人が人口の16%を占める群馬県大泉町で、生活保護を受給する外国人が2014年度末時点で171人(97世帯)となり、町全体の受給者の3割を超えたことが町のまとめでわかった。日本語の習得が不十分で、就労の機会が十分に得られていないことが生活困窮を招いていると町はみている。

 町福祉課によると、14年度末の生活保護受給者は町全体で527人(382世帯)。このうち外国人は171人(97世帯)で全体の32・4%を占めた。4年前の10年度末は町全体で377人(262世帯)。このうち外国人は104人(56世帯)で27・6%だった。ブラジル人が多いという。

 村山俊明町長は22日の記者会見で、外国人の生活保護受給者が年々増えている現状について「日本語が分からない外国人が雇用の場を求めて来ても、解雇されやすい状況が目立っている」と述べ、不安定な就労環境が要因との見方を示した。町はハローワークなどと協力しながら外国人の就労支援を進める方針だ。
(朝日新聞デジタル)

 働かないで、生活保護を求める外国人は、増えるのだろう。
 働いても、働かなくても同じでは、安直に生活保護を求めるだろう。

 

岸田外相に年内訪韓指示=慰安婦問題で、28日にも会談―安倍首相

 安倍晋三首相は24日午後、首相官邸で岸田文雄外相と会い、年内に訪韓するよう指示した。
 日韓国交正常化から50年の今年中に、いわゆる従軍慰安婦問題の決着を目指す。日本政府関係者によると、外相は28日にも尹炳世外相と会談する方向で、韓国側と調整を進めている。岸田外相の訪韓で、日韓両国が慰安婦問題で何らかの合意に達するかどうかが焦点だ。
 首相は先月2日、朴槿恵大統領とソウルで会談した際、慰安婦問題の早期妥結に向けて、日韓間の協議を加速させることで合意。これに関し、尹外相は23日、韓国の放送記者会の討論会で「もう少し待ってもらえば、結果を報告する時が来る」と語っていた。
 日本側は、元慰安婦への財政支援など人道措置の拡充を柱に慰安婦問題の打開を探っている。妥結に当たっては、再び蒸し返されることのないよう、日韓両国で最終決着であることを確認したい考えだ。先の日韓首脳会談では、ソウルの日本大使館前に設置されている慰安婦問題を象徴する少女像の撤去のほか、米国にある慰安婦像についても、韓国側の対応を求めている。
 慰安婦問題に関しては、日本側は1965年の日韓請求権協定で法的には解決しているとの立場。菅義偉官房長官は24日の記者会見で、「完全かつ最終的に解決済みであるというのが、わが国の一貫した立場だ」と強調した。
(時事通信)

 蒸し返しをする情けない韓国との関係改善が必要なのだろうか。
 平行線の状態でも、お金で解決するしかないのだろう。

毎年必ず出る「箱根不要論」 選手の健康を本気で考える時期に

 正月恒例の箱根駅伝が目前に迫ってきた。毎年この時期になると必ず「箱根不要論」が聞こえてくる。「駅伝練習ばかりしているから世界に通用する選手が育たない」「箱根に集中しすぎて燃え尽き症候群に陥ってしまう」など「不要論」の根拠は様々だが、とどのつまりは「箱根のせいでマラソンが弱くなった」ということだろう。

 マラソンの低迷と箱根駅伝の人気に因果関係があるかどうかはわからないが、個人的に1つだけ提案したいことがある。山上りの5区を走る回数を制限したほうがいいのではないかということだ。

 これまで「山の神」とあがめられた5区のスペシャリストは多いが、卒業後も活躍した選手はほとんどいない。05~07年大会の今井正人(順大=現トヨタ自動車九州)しかり、09~12年の柏原竜二(東洋大=現富士通)しかり。今年、3代目山の神を襲名した青学大の神野大地も2月に左大腿骨、6月に右すねを疲労骨折して苦しんだ。骨折の直接の原因はともかく、山上りダメージが影響していることは間違いないだろう。

 平地とは違い、酷寒の中で高低差860メートルもの天下の険に挑めば体に想像以上の負担が掛かる。上りはもちろんつらいが、最後の数キロが下りになっていることが更に問題で、ここで一気に足への負担が増すのだ。ダメージから完全に抜けきるには長期間の休養が必要だが、5区を走る選手はほとんどがチームの主力で、立場上いつまでも休んではいられない。無理して走り、結果足を痛める。それでも走る、また故障。そんな悪循環を3年も4年も繰り返していたら、どんなに素質がある選手でもつぶれてしまう。「昔も4年連続で5区を走った選手はいるじゃないか」という声もあるかもしれない。確かにそうだ。だが、昔と今ではタイムが違う。スピードが違う。その分、足へのダメージは比較にならない。だからこそ、本当に選手のためを思うなら、4年間のうち5区を走れるのは1回か2回までに制限すべきではないのか。そうすることで選手の負担は軽減されるし、どの選手をどの区間に配置するかの妙味も増す。

 賛否両論はあるが、高校野球もようやく選手の健康に目を向けるようになってきた。同じ人気競技の箱根も選手の健康を本気で考えるべき時に来ていると思うのだが、箱根ファン、そして箱根不要論者の皆さんの考えはいかがだろうか。(藤山 健二)
(スポニチアネックス)

 不要かもしれない。

【日本ハム】栗山監督、栗山町「ファン感」でVパレード約束

 日本ハムの栗山英樹監督(54)が23日、住まいのある北海道・栗山町で「栗さんからのファン感謝デー」を行った。今回で3年連続のイベントに集まった約500人のファンから、2012年以来となる同町での単独優勝パレードを熱望された指揮官。「来年は絶対に(パレードを)するよ」と宣言した。

 来シーズンこそ約束を果たす―。栗山監督は12年、就任1年目でリーグ優勝したオフに、住まいのある北海道・栗山町で単独優勝パレードを行った。しかし、その後、チームは13年最下位、14年3位、15年2位。このイベントは毎年、室内での開催が続いているだけに、指揮官は「来年は絶対に(パレードを)するよ」と決意表明をした。

 勝負に徹する覚悟も示した。13年以降は積極的に若手を起用し、試合経験を積ませることで成長を促してきた。その成果もあり、投手では大谷が球界を代表するエースとなり、野手でも中島や近藤らがチームの中心として活躍した。今までは若手に期待して我慢の起用をしていた面もあったが、来季については「情がゼロになろうと、血も涙もないと言われても、勝つためだけにやっていく」と、勝利至上主義を貫くことを宣言した。

 そのために、長所を最大限に生かす。今季は12球団1位の134盗塁をマークした。13年・陽岱鋼、14年・西川、15年・中島と、現在は3年連続で盗塁王も生まれている。「来年は『投手力』と『スピード』が勝つための絶対条件になる。全員盗塁をできたら一番いいけど、いかにワンアウトで三塁という状況を作っていけるか」と、スキのない盗塁を徹底していくつもりだ。

 この日のイベントには約500人が集まり、遠方では岡山県から来たファンもいた。「来年は日本一になります。背水の陣で戦っていきます」。今季優勝を逃し、北海道移転後では最長となる3年連続でV逸が続いている。就任5年目の来季は、勝利のみを追い求め、オフにファンと喜びを分かち合う。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 日本一になってもらいたいが、本命はソフトバンクだろう。

国立競技場 ザハ氏側、デザインの類似性調査 新国立の新採用計画案

【ロンドン=共同】白紙撤回となった新国立競技場の旧計画のデザインを手掛けたザハ・ハディド氏の建築事務所は23日、新たに採用された大成建設、梓設計と建築家の隈研吾氏の計画案について「デザインチームが類似性について詳細な調査を開始した」と明らかにした。法的措置に踏み切るかは「未定」としており、調査結果を受けて検討するとみられる。

 ザハ氏は22日、事務所を通じ「発表されたデザインは、我々が2年かけて提案したスタジアムのレイアウトや座席の構造と驚くほど似ている」との声明を発表していた。

 ザハ氏側は8月に旧計画の全てのデザインについて知的財産権を所有していると、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)に伝えたと主張している。

 提案が不採用になった建築家の伊東豊雄氏も22日、隈氏らの案に対し「ほとんどザハ・ハディドさんの案を下敷きにしているのではないか。見た目は違うが皮を剥げば、中はほとんど変わらないものが出てくる」と話していた。
(日本経済新聞)

 旧計画で、ザハ氏側に多額の設計料を払っているのだから、多少は利用しても良いのだろう。

アマゾンが本の値引き販売 根強い警戒感、参加1社だけ

 ネット通販大手のアマゾンが、刊行から一定期間を過ぎた一部の本の値引き販売を始めた。本は再販売価格維持制度に基づく定価販売が普通だが、出版社から“要望”のあった本の値引き販売は認められている。ただ、参加するのは1社のみ。出版界の慣行を揺さぶる「黒船」への警戒感は根強い。

 参加するのは筑摩書房。「フローベール全集」など8タイトルで、当面は来年1月中旬ごろまで定価の2割を値引きする。アマゾンの値引き販売は6月に続いて2回目だが、5社の計約110タイトルだった前回から大幅に減った。しかも筑摩は約100の一般書店でも同様の取り組みをすでに始めており、今回はアマゾンが筑摩の取り組みに乗った形で、アマゾン単独の値引き販売に参加する出版社は今のところゼロだ。

 「今回は参加できない」

 前回参加した出版社の社長は11月にアマゾンから誘いを受け、そう漏らした。前回の販売初日、大手書店から「どういうことか説明に来て欲しい」と電話がかかってきた。書店役員らが居並ぶ部屋で、経緯説明と謝罪を求められ、他の一般書店からも本が続々と返本されてきた。「まさかここまでたたかれるとは思わなかった」

 一般書店側の強烈な締め付けが出版社の参加を阻んだ形だが、アマゾンが出版社への攻勢を緩める気配はない。

 10月、東京・目黒のアマゾンジャパン本社ビルに、大手・中堅出版社の社長と営業担当者らが集められ、2週にわたって計約40社が“懇談会”に参加した。

 「出版がこれほど低落した原因は?」「アマゾンに期待することは?」

 アマゾン側から立て続けに質問され、参加した社長らは、渡されたスケッチブックに「コンテンツの魅力を増すのを怠った」「アマゾンに長く本を置いてもらいたい」などと書き込んで見せた。
(朝日新聞デジタル)

 再販売価格維持制度が悪法だろう。
 つまり、本の価格が高値安定で、消費者が損をしている。

2015年12月23日水曜日

「出しても仕方ない」市議が資産報告拒む 提出期限から半年、要請に応じず 福岡県嘉麻市

 福岡県嘉麻市議会の森丈夫市議(78)=無所属、3期目=が市政治倫理条例で義務づけられた資産報告書を、5月末の期限から半年以上過ぎた現在も提出していないことが分かった。森市議は取材に「条例に不備があるので出さない」と述べ、今後も提出しない考えを示した。資産公開をめぐっては同県飯塚市議会が制度廃止を決めたばかりで、識者は「資産公開を骨抜きにする動きが広がりかねない」と危機感を募らせる。
 条例は市長、副市長、教育長、市議18人に対し、本人と配偶者、扶養する子どもの所得や1月1日現在で所有する不動産、預貯金などを資産報告書にまとめ、毎年提出するよう義務づけている。
 森市議は昨年まで報告書を提出していたが、今年は未提出のままで、報告内容をチェックする市政治倫理審査会が8月に要請しても拒否した。森市議は取材に「条例には抜け道があるので出しても仕方がない」と主張。具体的な条例の不備や抜け道については「今は言えない」と述べた。
 審査会は市長に提出した意見書で「条例は未提出を想定しておらず、制度が根底から揺らぎかねない」と問題視。未提出者に対する罰則規定を設けるなど制度改正を求めている。
 政治倫理条例に詳しい斎藤文男九州大名誉教授は「資産公開が軽視されつつある。同じ違反が繰り返されないよう議会が何らかの処分をすべきだ」と語った。
(西日本新聞)

 資産報告なしに罰則が無ければ、作るべきだろう。
 

トンネルの天井モルタル、23.5トン落下 千葉・君津

 23日午前8時10分ごろ、千葉県君津市広岡の国道410号のトンネル「松丘隧道(ずいどう)」(全長91・3メートル)で、天井部分のモルタルがはがれ落ちた。落下した部分は長さ約20メートル、幅約5メートル、厚さ約10センチ、重さは約23・5トン。けが人や巻き込まれた車はなかった。

 千葉県によると、2012年12月に中央自動車道の笹子トンネル(山梨県)で天井板が崩落した事故や、13年1月の国道410号「大戸見隧道」(君津市大戸見)のモルタル落下事故などを受け、13年2月に実施した安全点検で松丘隧道の老朽化が明らかになった。14年6月から、古いモルタルを削るなどの工事をしており、落下したモルタルは1カ月ほど前に吹き付けたばかりだった。

 23日は、午前0時から午前5時ごろまで通行止めにして、モルタルの上にコンクリートパネルをつけるための基礎工事をしていた。午前5時半ごろ片側通行にし、午前8時10分ごろ、交通整理人が落下に気付いた。県が事故原因を調べている。
(朝日新聞デジタル)

 改修した部分の落下はダメだろう。
 幸い死者は出なかったが、対応の不味さに呆れる。

介護報酬請求など停止 川崎の老人ホーム

 川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、入所者3人が転落死したことなどを受け、市は21日、運営会社「積和サポートシステム」(東京都中央区)に対し、市への介護報酬請求と入所者の自己負担分の請求を、来年2月1日から3か月間停止する処分を行った。

 職員による入所者への虐待や窃盗、ベランダからの転落事故があったことを受け、市は9~10月、施設に立ち入って監査を実施。施設側が正確に事実関係を把握できず、十分な対策も講じなかったとして、介護保険法に基づいて処分した。
(読売新聞)

 開設を認めないで、倒産だろう。

「恥ずかしい」が50%=「トランプ大統領」なら―米世論調査

【ワシントン時事】米キニピアック大学が22日発表した2016年大統領選に関する世論調査によると、奔放な発言で物議を醸す共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を大統領に選出するのは「恥ずかしい」と答えた有権者が全体の50%に上り、「誇らしい」の23%を上回った。
 
 共和党支持層に限れば「恥ずかしい」は20%で、「誇らしい」は44%。党指名争いでは支持率トップを維持しているトランプ氏だが、民主党候補と一騎打ちの本選挙になれば苦しい戦いを迫られる可能性があることがうかがえる。
 一方、トランプ氏は21日の集会でも、女性を蔑視するような表現で民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)をやゆ。民主党などから「性差別主義者だ」と厳しい批判を浴びている。
 トランプ氏は、クリントン氏が先の民主党討論会でトイレ休憩から戻るのが遅れたことを取り上げ、「どこへ行っていたかは知っている。うんざりする」と発言。また、08年大統領選でクリントン氏が敗れたことを、下品な言葉を使って表現した。
(時事通信)

 トランプ氏は、マッチョな共和党の象徴のような人物。

民主党「嫌なら出ていけ」…公務員給与引き上げ

 衆院で民主党と統一会派を結成したばかりの維新の党が、国家公務員の給与を引き上げる給与法改正案への対応に苦慮している。

 公務員給与削減を看板政策に掲げる維新には改正案への反対が根強いが、官公労から支援を受ける民主党が賛成を求め「踏み絵」を迫っている。

 維新は22日、国会内で両院議員懇談会を開き、改正案への対応を協議したが、「社民党に憲法改正に賛成しろと迫るのと同じくらいの内容だ」(井坂信彦衆院議員)などの反対意見が相次いだという。今井幹事長は記者会見で「知恵を出して良い解決策を見いだすべきだ」と民主党側に柔軟な対応を求めたが、民主党幹部は「嫌なら統一会派を出ていけということだ」と強気だ。

 改正案は8月の人事院勧告に基づき国家公務員一般職(行政職)の2015年度の年収を平均5万9000円引き上げる内容で、来年の通常国会に提出される。
(読売新聞)

 政策が違うのに、統一会派は無理だろう。
 民主党も、昔は2割削減を公約にしていた。

新国立競技場 敗れたB案の伊東氏が指摘 A案はザハ氏に「訴えられるかも」

 新国立競技場のデザイン案が、建築家の隈研吾氏らによるA案に決定した。敗れたB案の建築家、伊東豊雄氏が都内の事務所で会見。A案が、見直し前のデザインを手掛けた英国の女性建築家ザハ・ハディド氏に近いことを指摘し「訴えられるかもしれないですよ」と話した。

 伊東氏はA案について「表層部分は違うが、(骨格を)はぐと中身はザハさんの案とかなり近い。訴えられるかもしれないですよ」と懸念を表明。国産木材を多用する骨格を取り除くと、客席の構造などが物議を醸したザハ案とそっくりだと指摘した。

 自身はザハ案との決別を明確に意図して、建築の構造から相違を意識してきたという。デザインやコンセプトなどではA案と同等もしくは上回る評価を得た。ただ、審査の最重要ポイントとされた「工期短縮」で大きく点数をあけられた。「事前着工ができれば確実に19年11月に間に合う、できなくても何とか完成させたい、と誠意を込めたつもりが、工期に間に合わない可能性があると受け取られてしまった」と悔やんだ。

 「ある程度A案ありきだった部分もあるのかも」と恨み節も出た。両案が提示された直後、森会長が報道陣の質問に、B案支持を表明。この発言を受け、世論までもがA案シンパとなり、「反発も大きかったみたいですね」とため息をついた。「割と直感的な意見で、あの立場の方が言うのはまずいな、と内心思っていました」と、森発言が選考に与えた影響の大きさを悔やんだ。(スポニチ)
(毎日新聞)

 デザイン盗用問題でダメなら、作らず、日産スタジアムで開催だろう。

松田がソフトバンク残留を決断!

 ソフトバンクから海外FA宣言した松田宣浩内野手(32)がメジャー移籍をあきらめ、ソフトバンクに残留する方向であることが23日、明らかになった。数々のスクープをものにしているCBSスポーツの敏腕記者、ジョン・ヘイマンが、日本時間の23日未明に、ツイッターで「松田が福岡に戻りたいと言った。(ソフトバンクが)5年契約(を示しているものと見られる)」と報じたものだ。

 松田に関しては、パドレスが獲得に興味を示し球団の幹部が来日、松田と直接面談して熱意を伝えた。しかも、ここ数年、日本人内野手のメジャー挑戦の失敗が目立ち、評価が下がっているにもかかわわらず2年目のオプションがついた複数年のメジャー契約を提示したと米国メディアは伝えていた。

 松田側は、金額云々ではなく、固定観念をもたれることなく挑戦のできるメジャー契約にこだわっていたため、パドレス移籍へ一歩前進かと、推測されていた。松田は、先日、「行くか行かないかは年内に決める」と、交渉が最終段階にきていて、年内に結論を出す考えを明らかにしていたが、悩んだ末に出した決断は、チーム残留だった。

 ソフトバンクは、すでに5年20億円と見られる巨大契約を松田に提示していた。チーム内外からは、「松田が抜けても若い選手は出てくるだろうが、チームリーダがいなくなると、負けがこんだときに困る」という強く残留を求める声が出ていた。ハワイへの優勝旅行などを通じて、そういう熱い残留コールを肌で感じた松田は、メジャー挑戦をあきらめ、日本に残ることを決断したようである。チームの5番、イデホが退団しただけに、“熱男”の残留は、3年連続の日本一を狙うチームにとってもファンにとっても大朗報となった。
(THE PAGE)

 日本ハムファンは残念。
 メジャーで活躍は難しいだろう。

国会議員カップル「育休とりたい」 制度ないけど計画

 自民党の宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=が子育てに取り組みたいとして、来年の1~2カ月間、「育児休暇」を取る意向であることがわかった。国会に規定はないが、男性議員が育児を理由に国会を一定期間休む例は初めてとみられる。与党内には慎重論と賛成論があり、議論になりそうだ。

 宮崎氏は今年2月、自民の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=と結婚、来年2月中旬に初めての子どもが生まれる予定だ。宮崎氏は21日、党国会対策委員会に育児のための休暇を取りたいとの意向を伝え、朝日新聞の取材に「子供を2人で育てることが大事だ。育休を取ることで、地に足の着いた政策を出せるようになると思う」と語った。宮崎氏によると、金子氏は約3カ月間、宮崎氏は1~2カ月間の「育児休暇」を予定している。

 しかし、国会議員には育児休暇の規定がない。出産については、衆議院規則185条で「議員が出産のため議院に出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる」と規定。参院にも同様の規定があり、これまでに橋本聖子参院議員ら、衆参で計9人の女性議員が取っている。

 宮崎氏は当面、本会議のたびに欠席届を出すことで事実上の「育児休暇」とするという。衆議院事務局は「男性が育児で一定期間、休暇をとった先例はない。欠席届には期間の定めがないので本会議があるたびに提出することになる」と話す。宮崎氏は今月、自民の男性議員約10人で、国会に育児休暇の規定をつくる勉強会を立ち上げた。
(朝日新聞デジタル)

 育児休暇の規定は必要ないだろう。
 専念できなければ議員を辞めて、子育て終了後、再度立候補すべきだろう。

中国土砂崩落 業者幹部とみられる男を拘束

中国南部の広東省で起きた大量の土砂の崩落で、地元政府は行方不明者の捜索を急ぐとともに、土砂を受け入れていた業者の幹部とみられる男を拘束し、批判の矛先が政府に向かわないよう神経をとがらせているものとみられます。
中国南部、広東省深※センの工業団地で今月20日、大量の土砂が崩落して工場を含む33棟の建物が埋まり、地元政府によりますと、これまでに1人が死亡、76人の行方が分からなくなっています。
地元政府は、22日、消防や警察などが行方不明者の捜索活動を行っている現場をメディアに公開しました。現場では、土砂に押しつぶされたとみられる建物などのがれきを大型の建設用機械を使って撤去する作業が続けられていました。作業は、24時間態勢で行われているということで、現場の責任者は「全力を尽くして救助にあたっている」と強調しました。
一方、中国のメディアは、地元の公安当局が崩落した現場で大量の土砂を受け入れていた業者の幹部とみられる男1人を拘束したと伝えました。
土砂が崩落した原因について、付近の住民は以前から危険性が指摘されていたのに安全よりも利益を優先し、適切な対応が取られなかったためだと批判していて、地元政府としては、批判の矛先が政府に向かわないよう神経をとがらせているものとみられます。
※センは土ヘンに川。

住民 業者は利益を優先 


現場の近くに住み、今回の崩落で自宅が土砂に埋まった40代の男性は「建設現場などから出て、捨てる場所がない土砂でもトラック1台当たり日本円で5000円余りで受け入れていた」と話し、業者が安全より利益を優先していたなどと批判しました。また、現場近くに住む40代の女性は「崩落は自然災害ではなく、人為的な災害だ。土砂を管理していた業者が責任を負うべきで、100メートル以上の高さまで土砂を積み上げるべきではなかった」として、今後、業者の責任を追及する必要があると訴えていました。
(NHKニュース)   
 何が起きても不思議でない国だ。 
 政府を非難すると即拘束だろう。

大谷翔平 【日本ハム】大谷、外野「準備する」二刀流4年目は投打に守備も

 日本ハムの大谷翔平投手(21)が20日、来季も外野起用に備える考えを明かした。今季は外野の守備についての試合出場はなかったが、「練習していても損はないですから」と春季キャンプ地の米アリゾナにも外野用のグラブを持参することを明言。二刀流4年目に向けて投打に加え、守備の準備も進めていく。

 自分の可能性を自分で狭めることはしない。来季以降も外野の守備練習を続けるのかを聞かれ、大谷は「準備をして、行けといわれたところでやるだけです。どこでどうなるか分からないので」と、首脳陣からストップをかけられるまでは守備の練習にも前向きに取り組む考えを明かした。

 1年目は49試合、2年目は8試合に外野手としてスタメン出場したが、今季は15勝をマークし、投手3冠を獲得するなどチームのエースに成長したこともあり、疲労もたまる外野での出場はゼロに終わった。来季以降について、栗山監督も「外野で守らせることはあまり考えていない」と、基本的にはDHで起用することを示唆している。

 それでも、大谷は来年2月に米アリゾナで行われる春季キャンプに外野用のグラブも持参する予定だ。シーズン中も時間がある時には練習中に外野の守備位置につき、感覚を養っていたが、「まだ(起用法の)話はされていないですし、練習していて損はないですから」と、今後も継続して取り組んでいくつもりだ。

 この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設でマシン打撃やウエートトレーニングなどを行い、約2時間汗を流した。今後は年末まで同施設で練習を続け、25日のクリスマスも「練習します」と宣言。自分の信じた道をとことん突き進み、二刀流を極めていく。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 大谷DH で、近藤が外野だろう。

名城病院医師らを起訴 透析患者紹介で贈収賄

 名城病院(名古屋市中区)の人工透析患者を巡る汚職事件で、患者紹介の見返りに計約260万円を受け取ったとして、名古屋地検は22日、同病院の腎・糖尿病内科医長、赤沢貴洋容疑者(41)を収賄罪で、医療法人「光寿会」(同市西区)の実質的経営者、多和田英夫容疑者(64)を贈賄罪で、それぞれ起訴した。

 同地検によると、2人は2004年に知り合った直後から、患者紹介と謝礼金のやり取りを開始。赤沢被告は同年以降、11年以上にわたり、多和田被告側に患者百数十人を紹介し、総額1千万円以上を受け取ったとみられる。謝礼の金額は当初、患者1人に対して5万円だったが、途中から10万円に上がったという。

 起訴状によると、赤沢被告は13年4月から今年10月、透析患者32人を転院させる際、多和田被告の医療法人グループの病院や診療所に紹介する便宜を図り、約260万円を受領したとされる。

 地検によると、謝礼金のやり取りは初めは手渡しだったという。その後、赤沢被告が多和田被告側の診療所で非常勤医師としてアルバイトを始めたため、アルバイト代に上乗せして、赤沢被告の銀行口座に振り込まれるようになったという。

 地検は、06年の豊橋市民病院(愛知県豊橋市)の透析患者を巡る医師の贈収賄事件で、謝礼のやり取りが手渡しだったため、両被告らは同年ごろ、アルバイト代に紛れ込ませる口座振り込みの形に変えたとみている。
(日本経済新聞)

名城病院は、公務員共済組合連合会が運営する病院の一つで、医師は公務員か準じる立場だから、収賄罪が適用されるのだろう。

天皇陛下、82歳に「先の戦争考えて過ごした」

 天皇陛下は23日、82歳の誕生日を迎えられた。

 これに先立ち、皇居・宮殿で記者会見に臨み、「様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした」と、戦後70年の節目を迎えたこの1年を振り返られた。

 ■戦没者への思い

 陛下は、「平和であったならば、有意義な人生を送った人々が命を失った」と述べ、戦没者へ深い哀悼の意を示すとともに、戦争を知らない世代が増えていることを挙げ、「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが、日本の将来にとって極めて大切」と強調された。

 6月の戦没・殉職船員追悼式では、強制的に徴用され、十分な護衛もない中、命を落とした民間船の船員らを思い、供花されたという。慰霊のため4月に訪れたパラオでは、美しい海に無数の不発弾が残り、処理には大変な時間がかかると知ったとして、「島々に住む人々に大きな負担をかけてしまったことを忘れてはならない」と述べられた。

 ■被災地への気遣い

 各地で発生した自然災害の被災者も気遣われた。

 5月の鹿児島県口永良部島の噴火を挙げ、「みな無事でしたが、まだ避難生活が続いていることに心を痛めています」と島民たちの暮らしを心配された。一方、9月に鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市の被災地で、多くのボランティアが復旧作業に協力したことに触れ、「困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが、日本人の中に育っていることを心強く思います」と明かされた。

 ■うれしいこと

 喜ばしいこととしては、日本人研究者2人のノーベル賞受賞を挙げられた。

 以前、寄生虫病の「オンコセルカ症」で失明した患者たちの映像を見て心を痛めたといい、特効薬の開発に貢献した研究者の受賞を「本当にうれしく思いました」とたたえられた。

 日本製のジェット旅客機が完成し、試験飛行が成功したことも、「うれしいこと」に挙げられた。1962年に戦後初の国産プロペラ旅客機「YS11」の試験飛行を関係者とともに見守ったことを懐かしく思い出されたという。

 会見の終わりに、陛下は「この誕生日で82歳になります。年齢を感じることも多く、行事の時に間違えることもありました」と率直に明かされた。「一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」との考えを示された。

          ◇

 (宮内記者会代表質問)

 問 今年は自然災害などいたましい出来事があった一方、日本人2人がノーベル賞を受賞するなど、明るい話題もありました。天皇陛下は戦後70年の節目に当たり、新年のご感想で「満州事変に始まる戦争の歴史を学び、今後の日本のあり方を考えることが極めて大切」と述べられ、パラオをはじめ、国内外で慰霊の旅を重ねられました。また、全国戦没者追悼式では「さきの大戦に対する深い反省」という表現を新たに用いてお言葉を述べられたほか、玉音盤の原盤や、御文庫付属庫の公開もありました。年明けには、フィリピンへの公式訪問が予定されています。

 戦争や平和への思いに触れながら、この1年を振り返るとともに、来年へのお考えをお聞かせください。

(ご回答)

 今年の自然災害としては、まず5月に鹿児島県の口永良部島の新岳しんだけが噴火して、海岸まで達する火砕流が発生し、全島民が島から避難したことが挙げられます。火砕流は雲仙岳の噴火災害のお見舞いに行った時に見ましたが、海岸まで達する火砕流は本当に恐ろしい光景だったと思います。島民は幸い皆無事でしたが、まだ避難生活が続いていることに心を痛めています。

 9月には豪雨により鬼怒川などが氾濫し、8人が亡くなる大きな災害となりました。氾濫により多くの人々が家々に閉じ込められ、どんなにか不安な時を過ごしたことかと思います。自衛隊を始めとするヘリコプター等の救助活動により、人々が無事に救出されたことは本当に幸いなことでした。危険を伴う救出活動に携わった人々に深く感謝しています。水につかった家屋や田畑の復旧作業には多くの労力を必要とするもので、多数のボランティアが協力してくれていることをうれしく思っています。困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが日本人の中に豊かに育っていることを非常に心強く思います。後日、(茨城県)常総市の被災地をお見舞いしましたが、泥水につかった田畑が広がり、苦労して作物を育ててきた人々の気持ちはいかばかりかと察せられました。

 今年の喜ばしい出来事としては、まず2人の日本人がノーベル賞を受賞されたことが挙げられます。大村博士の生理学・医学賞は、アフリカや南米で、人に感染すると盲目になる危険をもたらすオンコセルカ症を治す薬を地中の菌から作り出されたことなどの業績によるものです。私は以前、オンコセルカ症を患って盲目になった人々が連なって歩いている痛ましい映像を見ていましたので、この病気を治す薬が出来たということを本当にうれしく思いました。一方、梶田博士の物理学賞は、神岡鉱山の地下にあるスーパーカミオカンデにおけるニュートリノの研究で、ニュートリノに質量があることを見いだされたことに対する授賞でした。11年前、スーパーカミオカンデを訪問したことが思い起こされました。お二人の長年にわたる地道な研究を誠に尊いものと思います。

 また、日本製のジェット旅客機が完成し、試験飛行が行われたこともうれしいことでした。かつて日本で戦後初めてつくられたプロペラの旅客機YS11の試験飛行を、羽田の空港で関係者と共に見守ったことが懐かしく思い起こされました。それから50年以上がたったわけです。

 今年は先の大戦が終結して70年という節目の年に当たります。この戦争においては、軍人以外の人々も含め、誠に多くの人命が失われました。平和であったならば、社会の様々な分野で有意義な人生を送ったであろう人々が命を失ったわけであり、このことを考えると、非常に心が痛みます。

 軍人以外に戦争によって生命にかかわる大きな犠牲を払った人々として、民間の船の船員があります。将来は外国航路の船員になることも夢見た人々が、民間の船を徴用して軍人や軍用物資などをのせる輸送船の船員として働き、敵の攻撃によって命を失いました。日本は海に囲まれ、海運国として発展していました。私も小さい時、船の絵はがきを見て楽しんだことがありますが、それらの船は、病院船として残った氷川丸以外は、ほとんど海に沈んだということを後に知りました。制空権がなく、輸送船を守るべき軍艦などもない状況下でも、輸送業務に携わらなければならなかった船員の気持ちを本当に痛ましく思います。今年の6月には第45回戦没・殉職船員追悼式が神奈川県の戦没船員の碑の前で行われ、亡くなった船員のことを思い、供花しました。

 この節目の年に当たり、かつて日本の委任統治領であったパラオ共和国を皇后と共に訪問し、ペリリュー島にある日本政府の建立した西太平洋戦没者の碑と米国陸軍第81歩兵師団慰霊碑に供花しました。パラオ共和国大統領ご夫妻、マーシャル諸島大統領ご夫妻、ミクロネシア連邦大統領ご夫妻もこの訪問に同行してくださったことを深く感謝しています。この戦没者の碑の先にはアンガウル島があり、そこでも激戦により多くの人々が亡くなりました。アンガウル島は、今、激しい戦闘が行われた所とは思えないような木々の茂る緑の島となっています。空から見たパラオ共和国はサンゴ礁に囲まれた美しい島々からなっています。しかし、この海には無数の不発弾が沈んでおり、今日、技術を持った元海上自衛隊員がその処理に従事しています。危険を伴う作業であり、この海が安全になるまでにはまだ大変な時間のかかることと知りました。先の戦争が、島々に住む人々に大きな負担をかけるようになってしまったことを忘れてはならないと思います。

 パラオ訪問の後、夏には宮城県の北原尾きたはらお、栃木県の千振ちぶり、長野県の大日向おおひなたと戦後の引き揚げ者が入植した開拓の地を訪ねました。外地での開拓で多大な努力を払った人々が、引き揚げの困難を経、不毛に近い土地を必死に耕し、家畜を飼い、生活を立てた苦労がしのばれました。北原尾は、北のパラオという意味で、パラオから引き揚げてきた人々が入植したところです。

 この1年を振り返ると、様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います。

 私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。したがって、一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです。

 今年もあとわずかになりました。来る年が人々にとって少しでも良い年となるよう願っています。
(読売新聞)

 先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なこと。

ロシア機撃墜 フライトレコーダーが破損、「解読不能」に

(CNN) 先月24日にトルコ軍に撃墜されたロシア軍のスホイ24戦闘爆撃機について、ロシアの国営スプートニク通信は21日、フライトレコーダー(飛行記録装置)が破損していて現状ではデータを解読できないと伝えた。

 同通信によると、ロシア国防省の航空安全部門責任者は同日の記者会見で、装置に内蔵されたメモリーチップ16個のうち13個が破壊され、残る3個も損傷を受けていると述べた。このうち1個だけは読み取れる可能性があるという。

 同責任者は、メモリーチップから直接データの抽出を試みるため、国内の研究所などに協力を求める可能性にも言及した。

 スホイ24の撃墜をめぐり、ロシア、トルコ間の関係は悪化。トルコのエルドアン大統領は、同機がトルコ領空に入っていたうえ、度重なる警告に応じなかったとして、謝罪を拒否している。

 これに対してロシアのプーチン大統領は、シリア上空での撃墜だったと主張し、トルコへの経済制裁を発表した。フライトレコーダーが破損している場合、ロシア側の言い分を裏付ける決め手は得るのが難しくなりそうだ。
(CNN)

 ロシアに不利な内容を公表したくないのだろう。

 

日本ハム宮西、自宅で転倒し右手骨折 全治5週間

 10月に左肘を手術した日本ハム宮西尚生投手(30)が再びアクシデントに襲われた。前日21日に札幌市内にある自宅付近で足をすべらせて転倒。22日に同市内の病院で検査を受け、右手第5中手骨骨折と診断された。全治は約5週間の見込み。状態を見ながら、捕球動作を再開する。

 宮西はシーズン終了後の10月20日に札幌市内の病院で左肘のクリーニング手術と神経移行手術を受けた。現在は同市内にある室内練習場などでリハビリ中。左投げのため、投球に関しては右手に負担がかからないように続けていく予定だ。
(日刊スポーツ)

2015年12月22日火曜日

<所得税法違反など>税理士2人を起訴 大阪地検特捜部

 大阪地検特捜部は22日、税理士登録抹消中の違法な所得を別の税理士名義で申告し、所得税など約1億3000万円を脱税したとして逮捕した税理士、細川又一郎容疑者(60)=大阪市西成区=を所得税法違反や税理士法違反などの罪で起訴した。共謀したとして逮捕した税理士、佐久間一泰容疑者(63)=同市東住吉区=については、所得税法違反などのほう助罪で起訴した。

 起訴状などによると、細川被告は2011~13年、税理士登録が抹消されていたのに税理士業務をして得た所得約2億4100万円を隠し、所得税などを脱税したとしている。佐久間被告は名義を貸すなどして自身が事務所を経営しているように装うなどし、細川被告の脱税などをほう助したとしている。【藤顕一郎、岡村崇】
(毎日新聞)

 納税意識の低い税理士も、少なからずいるが、税理士に対する税務調査はあまり行われていない。

ホンダF1「デビューが時期尚早だったとは思わない」

 ホンダF1プロジェクトの新井康久総責任者は、F1に復帰した2015年は予想以上に苦しんだが、実際にコース上を走ることでさまざまな問題を解決することができたと語った。

 2014年からF1には1.6リッターV6ターボ パワーユニットが導入され、それに伴いホンダはパワーユニットサプライヤーとして、マクラーレンと組み、F1活動を再開することを決めた。

 しかし初年度の今年は信頼性のトラブルが相次ぎ、パフォーマンス向上を思うように図ることができなかった。マクラーレン・ホンダはコンストラクターズランキング9位でシーズンを終えている。

 新井総責任者は、2014年末のアブダビテストの前には大きな期待を抱いていたが、アブダビテストから年明けのヘレス、バルセロナテストを経るにつれて、厳しい1年になることが分かったと述べた。

「1年前にはとても楽観的な予測をしていました」と新井総責任者が語ったとF1iが伝えた。
「たくさんの問題があることは分かっていましたが、その時点で抱えていた問題のほとんどは電気系のものであり、それは解決できると思っていました。しかしそれを解決した後にはハードウエア、MGU-HとMGU-K、つまりERSに多数の問題が起きたのです」

「その時(アブダビのテストの際)はとてもポジティブに考えていましたが、その後、多数の問題が出たため、アブダビ後、とても困難な1年になるということが分かりました。特にヘレスとバルセロナでの冬季テストではハードウエアのトラブル、ERSのトラブルが出てきて、それ以降は楽観的な気持ちは捨て去りました。(開幕戦)メルボルンは近づいており、思ったようにすべての準備を整えるだけの時間はなく、開幕は残念な形になりました」

 あと1年準備期間があればよかったと思うかと聞かれ、新井総責任者は、コース上で走らない限り問題は解決できなかっただろうと答えた。

「あと1年待っていても同じ問題、同じトラブルに見舞われていたことでしょう。実際にコース上で十分な経験を積んでいないと、早急に最終的な解決法を見つけるのが難しい。そうすると判断を誤ったりミスを犯すことになるのです。でも私たちは2015年の1年でたくさんのことを学習しました。学習を積み重ねてきた1年でした」

 シーズン序盤はさまざまなトラブルが続き、その対策に追われたが、スペインGP後、問題が起きてもすぐに解決できるようになり、それによりたくさんのことを学習できたと新井総責任者は言う。しかし1年間で果たした進歩に満足はしていない。

「リザルトの面で十分ではありません。ポジションだけの問題でなく、私たちの目標にはまだ遠く及ばない状態です。メルセデスやフェラーリといったトップチームを追いかけたいのですが、まだギャップは大きい。彼らに追いつくには、冬の間の時間を使う必要があります」

 ホンダ本社もファンも難しいプロジェクトであることは理解してくれていると、新井総責任者は語った。

「本社の上層部は常に高い期待を抱いていますが、現場で何が起きているかを説明していますし、彼らはすべて理解しています」
「マクラーレン・ホンダには素晴らしい歴史があるため、ファンは大きな期待を持っています。それでも大部分のファンの方々が私たちの状況を理解し、希望を持ってくれています。ファンの方々からは本当に励まされています」

 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエと新井総責任者は、2016年のマクラーレン・ホンダは哲学は維持しつつ完全に一新されると述べている。チームは今年同様、タイトなリヤエンドの“サイズゼロ”のコンセプトを推し進める予定だ。
[オートスポーツweb 2015年12月22日]

 メルセデスを超えるホンダの活躍が見たい。

「気になるイバラキ」発信 来月からJRが観光キャンペーン

 JR東日本水戸支社は、県と連携して来年の元日から3月31日まで、観光キャンペーン「気になるイバラキ」を実施する。JRが茨城県のみをPRするキャンペーンを行うのは初めて。民間調査会社の魅力度ランキングで、3年連続最下位という汚名を着せられている茨城県。JR東日本は総力を挙げて、茨城の魅力を発信していく。(桐原正道)

                   ◇

 気になるイバラキは、県が誇る「食・酒」と「自然・絶景」「歴史・文化」をテーマに据えて、首都圏に向けてPRする。

 期間中はJRが東京駅などを出発地として、列車やバスで県内を観光するツアーを実施。大子町でこんにゃく作りとそば打ちを体験したり、筑波山の夜景をロープウエーで鑑賞したりするなど、大人から子供まで楽しめる多彩なツアーが企画されている。

 2月には水郡線でストーブ列車を臨時運行するほか、水戸駅や勝田駅などで期間限定の駅弁「いばらきいいものとりあい弁当」を発売するなど、随所にキャンペーンを盛り上げる仕掛けも用意されている。

 県では今、魅力度ランキング最下位を逆手にとって、「のびしろ日本一。いばらき県」とのスローガンを掲げている。今回のJRの企画は、まさにこの「のびしろ」部分に着目したといえる。

 20日に水戸駅で行われたオープニングセレモニーでは関係者の多くが魅力度最下位を意識していることをうかがわせた。橋本昌知事は「超有名地が少ないから、魅力度調査で茨城は一番下になってしまう。少しでもよい方向にもっていきたい」と強調。

 鉾田市出身で「いばらき大使」のタレントの磯山さやかさんも「ランキングの形になると残念な結果になっている」と語った。

 JRにとって人ごとではないのは言うまでもない。JR東日本水戸支社の向山路一支社長は「2度も3度も行ってみたいと思うように、おもてなしの心でお迎えしたい。総力を挙げて取り組む」と誓った。JRでは、今年3月に開業した上野東京ラインで結ばれた品川駅や横浜駅、大宮駅などで県産品の産直市を開催している。この場でもキャンペーンのパンフレットを配布し、周知を図っていく。
(産経ニュース)

 観光キャンペーンもあまり魅力を感じないのが、ダメなんだろう。

是か非か!? プロ野球「育成選手制度」 インフォグラフィックで検証

 野球界の底辺拡大のために2005年オフに導入された「育成選手制度」。NPBの『育成選手統一契約書』には、「支配下選手登録をめざし、球団に所属し、球団の指導を受け野球の技術、能力および品位あるマナーの養成等の一層の向上を目的にプロ野球選手として育成を受ける者」と記されてあるが、その主題、目的は本当に果たされているのだろうか。10年目のシーズンを終えた今、改めて検証してみたい。

 育成制度導入のきっかけは、日本社会の平成不況による社会人野球の相次ぐ廃部だった。チームの消滅は選手数の減少に直結する。それを懸念したNPBが、「準支配下登録選手」として上限70人の支配下登録選手とは別に「育成枠」の導入を決定。将来有望な若者に多くのチャンスを与えて、自ら“育成”できるようになった。

 「1軍戦出場不可」、「背番号原則3ケタ」、「年俸240万円」、「契約期間3年まで」など多くの制約が設けられている育成選手。その経緯、種別を大きく分けると3通りあり、約半数は「育成ドラフトで入団した選手」で、残りの半数は「自由契約から育成選手として再契約した選手」と「同一球団5人目以降の外国人選手」となっている。10年間で341人という数の妥当性はさておき、その半数近くが「元支配下」と「外国人」が占めるようでは、「育成」という本来目的からは外れ、プロ野球選手を目指す日本の若者たちの“登竜門”だとは言い切れないだろう。

 年度別の推移を見るとどうだろうか。導入初年度の06年に育成選手を活用したのは、巨人、福岡ソフトバンク、中日、広島の4球団で、選手数は計13人。そのうち前年秋の育成ドラフトで入団した新人選手は6人だった。

 そこから同制度は一気に拡大。翌年には東北楽天、東京ヤクルト、翌々年には千葉ロッテ、オリックス、横浜(現・横浜DeNA)、阪神も育成ドラフトに参加し、それに伴って育成選手の数も右肩上がりで増加。09年には計26人の“育成ルーキー”が誕生した。翌10年はやや人数を減らしたが、11年には最多の29人が育成選手としてプロ入りし、埼玉西武が初参加した育成ドラフト後の翌12年には育成選手の在籍人数が計107人にも及んだ。

 球団別にみると、制度導入初期は育成出身の山口鉄也、松本哲也が08年、09年と新人王を受賞したこともあって「育成=巨人」の印象が強かったが、その後は09年にロッテに入団した西野勇士、岡田幸文が脚光を浴び、ここ4、5年は豊富な資金力を持つソフトバンクが積極的に同制度を活用。その中から山田大樹、千賀滉大、牧原大成、飯田優也、二保旭といった面々を支配下に送り出した。13年以降、全体数の増加は落ち着いたが、今季終了時点で巨人が13人、ソフトバンクは20人もの育成選手を保有している。

 そして近年、育成ドラフト出身者の“シンデレラストーリー”よりも目立つのが、支配下選手の育成再契約である。この育成再契約にも大きく分けて3つのパターンがあり、戦力外一歩手前の「ラストチャンス枠」として契約する場合と、他チームに移籍した場合に多く見られる「リベンジ枠」としての扱い、そしてもうひとつが「リハビリ枠」である。

 現役での具定例を挙げると、「ラストチャンス枠」は野手転向から今季プロ初安打を放った赤坂和幸(中日)、フォーム改造が実った伊藤和雄(阪神)。「リベンジ枠」は移籍1年目から今季59試合に出場した堂上剛裕(巨人)。そして「リハビリ枠」には脇谷亮太(巨人)、近藤一樹(オリックス)、中川大志(楽天)らが、それぞれ手術による長期離脱を考慮して育成契約を結び、戦列復帰後に再び支配下選手として活躍している。

 この中で特に増えているのが、「リハビリ枠」である。これは事実上、MLBの「故障者リスト」にあたるもので、1軍での実績を持つ中堅、ベテラン選手が「育成」の名の下で他の若手と同列に語るには大きな違和感がある。        

日本ハムは育成選手ゼロ

 これまでの10年間で、育成から支配下登録を勝ち取った選手は計112人(育成ドラフト入団選手57人、支配下経験者36人、外国人選手19人)いる。これを各パターン毎に支配下登録率を割り出すと、いずれも32%〜34%の数字が並ぶ。「育成→支配下」は「3人に1人」だが、この中で1軍の試合に出場した選手は30人に満たない狭き門である。そして今後、各パターン間に大きな差異が生まれて来れば、育成制度の改革は避けられない状況になるだろう。

 今年10月の育成ドラフトでは計28人の若者たちが指名された。大量8人を指名した巨人が新たに3軍の設置を発表するなど、表向きは「裾野の拡大」を謳ってはいるが、実際は安い費用(支度金300万円、年俸240万円)での選手の囲い込みが可能だ。だが、多くの選手は支配下登録を経験せずにユニホームを脱いでいる。

 これまで、育成制度によってプロ入りや復活のチャンスを得た選手がいたことは確かで、その意味では同制度の導入は大きな成果と意義があったと言える。だがその一方で、多くの選手が“育たず”にユニフォームを脱いだ。それを「自己責任だ」と決めつけるのは乱暴だ。例えば、日本ハムは選手の出場機会を確保するという編成方針から育成制度は一度も利用していない。果たして、どちらが“育成”に成功しているだろうか。導入10年、育成制度を見直す良い時期であると思う。
(ベースボール・タイムズ)

 底辺拡大や経費削減に寄与しているが、出場機会が少ないと選手が育たないのも現実だろう。

エナジードリンク 男性中毒死:血中カフェイン致死量 短期間大量摂取か

「エナジードリンク」と呼ばれるカフェインを含む清涼飲料水を大量に飲んだ九州の男性が中毒死した問題で、福岡大(福岡市)は21日、解剖の結果、カフェインの血中濃度が致死量に達していたことが分かったと発表し…
(毎日新聞)

 コーヒー5リットルのカフェインが致死量はおもしろい。

FIFA、ブラッター会長とプラティニUEFA会長に8年間の活動停止処分

 国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長とヨーロッパサッカー連盟(UEFA)ミシェル・プラティニ会長は21日、8年間の活動停止処分が下された。イギリス『BBC』など、各メディアが一斉に報じている。

 両名は2011年に200万スイスフラン(約2億5000万円)の不正な譲渡など一連の汚職疑惑によって90日間の活動停止処分とされていたが、今回の決定によって8年間サッカーに関わる活動が禁止される。

 同メディアは「1998年以来務めてきたフットボールの理事職としてのキャリアは実質的に絶たれたことになる」と報道。なお、プラティニUEFA会長はFIFA会長選に立候補していたが、この処分によって選挙戦から外れる見通しとなっている。

【了】

(フットボールチャンネル編集部)

 刑事事件には発展しないのだろうか。

地球温暖化 止まらぬ温暖化…世界の年平均気温、過去最高に

 気象庁は21日、今年の世界の年平均気温は平年より0・4度(速報値)高く、1891年の統計開始以来、最高だったと発表した。

 日本も平年より0・63度(同)高く、統計開始の1898年以降で4番目に高かった。

 同庁は世界の平均気温を算出していないが、世界気象機関(WMO)は11月、今年の世界の平均気温が14・73度に達し、観測史上最高となる公算が大きいと発表している。

 同庁によると、地球温暖化と、昨年の夏から続いているエルニーニョ現象の発達が気温を押し上げたとみられる。5月に多数の死者を出したインドの熱波など、ユーラシア大陸や太平洋北部など広い範囲で高温が顕著で、季節別でも春、夏、秋で最高を更新した。
(読売新聞)

 今後は、踊り場から右肩上がりで、平均気温が上昇するらしい。

2015年12月21日月曜日

中小企業で広がる「子連れ出勤」 人手不足解消、新ビジネスも登場

 中小企業の間で「子連れ出勤」を認める機運が高まりつつある。人手不足の中で労働力を確保したい企業が、働き手の要請を満たす解決策として導入するケースが出てきた。子連れOKのオフィスを用意して企業から業務を受託し「子連れ出勤」をサポートする新たなビジネスモデルも登場。子供の面倒をみながら働くことの難しさもある一方、少子高齢化や待機児童問題がさらに深刻化する中、勤務スタイルの新たな選択肢となり、普及していくだろうか。
(サンケイビジネス)

 普及するとおもしろい。

帰国の成田で騒然! メッシがリーベルサポにつばをはかれる…スペイン紙が報じる

 4年ぶり3度目のクラブW杯制覇の喜びが一転、欧州代表バルセロナ(スペイン)は不快な思いで帰国することとなった。

 決勝から一夜明けた21日、成田空港へ到着した選手たちは、ファン約300人に見送られて保安検査所を通過すると、パスポートコントロールで決勝の相手、南米王者リバープレート(アルゼンチン)のサポーターに遭遇。

 スペイン紙「マルカ」(電子版)はこのときの出来事を速報で伝え、「アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(28)を愚弄し、同選手に向け唾を飛ばした」と報じた。

 かつてリバープレートでプレーした同代表DFハビエル・マスケラーノ(31)に対しても「誰に飯を食わせてもらった」と罵倒。ルイスエンリケ監督(45)やほかの選手たちが間に入り騒ぎを沈静化させたが、メッシ、マスケラーノにとって後味の悪い出来事となった。
(サンケイスポーツ)

スアレスが大会史上最多5ゴールで得点王&MVPに…バルサが個人賞総なめ

 FIFAクラブワールドカップ2015決勝戦が20日に行われ、欧州王者バルセロナが南米王者リーベル・プレートを3-0で下し、世界一に輝いた。

 試合後には個人賞の表彰が行われ、ゴールデンボール(MVP)にウルグアイ代表FWルイス・スアレス、シルバーボールにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブロンズボールにスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが選出されている。

 また、準決勝のハットトリックに加え、この日も2ゴールを挙げたスアレスが大会史上最多の5ゴールで得点王に輝いた。

SOCCER KING

 スアレスはすごいけど、アシストが素晴らしい。

2015年12月20日日曜日

“名将対決”制した!森保采配的中!!「広島のサッカーを世界に発信できた」

[12.20 クラブW杯3位決定戦 広州恒大 1-2 広島 横浜]

 興奮から来たものなのか、感激から来たものなのか。試合後、サンフレッチェ広島の森保一監督は目を充血させながらインタビューに答えた。「先制されたのは厳しい展開になったが、選手たちが試合を諦めずに、よく走って戦って、我々のサッカーをして逆転してくれた。広島のサッカーだったと思う」。

 “名将対決”を制した。相手のアジア王者を率いるのはブラジル代表で世界一に立つなど経験豊富なルイス・フェリペ・スコラーリ監督。しかし、Jリーグ過去4年で3度の年間王者に導いている日本の若き名将は真っ向勝負を挑む。

 前半に先制した広州のスコラーリ監督は、後半と同時にFWエウケソンを下げるなど、守りに入る。しかし広島・森保監督は諦めない。同13分にFWドウグラス、同22分にはMF柏好文を送り込み、前線をフレッシュにして、同点、逆転弾を奪いに行く。

 すると後半25分、左CKをドウグラスが頭で押し込み同点。同38分には柏の右クロスをFW浅野拓磨がヘディングで合わせる。シュートはクロスバーに跳ね返ったが、ドウグラスが再び頭で押し込み、試合をひっくり返した。

「開催国枠でJリーグの代表、日本の代表として戦おうということで、意地を見せてくれた。我々広島は全世界に中継がある中で平和都市広島を勝利をもって、世界3位を持って発信できたと思います」

「すべてのサポーターに勝利をお届け出来て良かった。また世界180か国に広島のサッカーを発信できたのはよかったと思います」

 日本の若き名将が、ブラジルが誇る老将を上回る采配を見せ、世界3位を手繰り寄せた。
(ゲキサカ)

 逆転勝利は素晴らしい。
 資金面で裕福なチームに勝てたのも素晴らしい。

バルサが最多3度目の世界一、メッシ弾&スアレス2発で南米王者に完勝

 FIFAクラブワールドカップ2015決勝が20日に行われ、リーベル・プレート(アルゼンチン)とバルセロナ(スペイン)が対戦した。

 南米王者のリーベル・プレートは、準決勝でJリーグ王者のサンフレッチェ広島を1-0で破って決勝進出。初のクラブW杯制覇を狙う。大会終了にアトレティコ・マドリード加入が内定しているMFマティアス・クラネビッテルや、広島戦で決勝ゴールを挙げたMFルーカス・アラリオらが先発出場。バルセロナでプレー経験のあるFWハビエル・サビオラはベンチスタートとなった。

 一方のバルセロナは、準決勝でアジア王者の広州恒大と対戦。FWルイス・スアレスが大会史上初のハットトリックを達成し、3-0の完勝を収めた。3度目の決勝で、2009年、2011年以来、4年ぶり単独最多3回目の優勝を目指す。尿管結石で広州恒大戦を欠場したFWリオネル・メッシと、左足内転筋を負傷していたFWネイマールが復帰を果たし、スアレスも含めて、“MSN”トリオがスタメンに名を連ねた。

 試合は、リーベルが立ち上がりから球際に厳しくいくが、ボールを支配したバルセロナが主導権を握る。11分、ペナルティエリア手前でセカンドボールを拾ったアンドレス・イニエスタがシュートフェイントから前線にスルーパス。エリア内中央でボールを受けたメッシが左足でボレーシュートを放つが、GKマルセロ・バロベロの好セーブに阻まれる。24分、左サイドのネイマールがクロスを供給。ファーサイドに走り上がったダニエウ・アウヴェスがダイレクトボレーで叩きつけるが、GKバルベロにセーブされた。リーベルは30分、アラリオがエリア手前左でミドルシュートを放つが、GKクラウディオ・ブラボにキャッチされた。

 試合は36分に動いた。右サイドのD・アウヴェスからのクロスをファーサイドのネイマールが頭で落とす。これに反応したエリア内中央のメッシが、倒れ込みながら左足で押し込み、ゴールネットを揺らした。前半はこのままバルセロナの1点リードで折り返す。

 リーベルは、レオナルド・ポンシオとロドリゴ・モラを下げて、ルイス・ゴンサレスとゴンサロ・マルティネスを投入し、後半を迎えた。しかし、後半立ち上がり49分、バルセロナがカウンターから追加点を奪う。セルヒオ・ブスケツの浮き球パスで抜け出したスアレスが、右足シュートでGKバロベロの股を抜いてゴール左隅に沈めた。

 その後もバルセロナは、メッシ、スアレス、ネイマールの”MSN”トリオを中心にリーベルゴールに迫る。すると68分、右サイドのネイマールがピンポイントのクロス。ゴール前に走り込んだスアレスが頭で合わせて、ゴール左隅に決めた。スアレスが通算5ゴール目で大会の最多得点記録を更新。バルセロナがリードを3点に広げた。

 サポーターの大歓声が続くリーベルは77分、左サイドからのクロスに、中央のアラリオがヘディングシュートを放つが、GKブラボの好反応に阻まれた。バルセロナは81分、ハビエル・マスチェラーノを下げて、トーマス・ヴェルマーレンをピッチに送り出す。リーベルは84分、G・マルティネスがエリア手前左で、強烈な左足シュートを放つ。だが、GKブラボがわずかに触り、右ポスト直撃で得点とはならなかった。

 89分、バルセロナはネイマールが負傷した模様で、ジェレミー・マチューと交代になった。試合はこのままタイムアップを迎え、バルセロナが3-0でリーベルに完勝。4年ぶり単独最多3度目の大会制覇で世界一に輝いた。

【スコア】
リーベル・プレート 0-3 バルセロナ

【得点者】
0-1 36分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
0-2 49分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
0-3 68分 ルイス・スアレス(バルセロナ)

SOCCER KING

 メッシ・ネイマールが先発で、バルサ強し。
 リーベルとリバーのどちらが正しい表記なのか。

外国人実習生の失踪、過去最多に 急増の背景にスマホ?

 日本で働きながら技術を学んでもらう「技能実習制度」で来日した外国人が、実習先からいなくなる事例が相次いでいる。法務省によると、今年は10月末までに約4930人がいなくなっており、年間で最多だった昨年の4847人をすでに上回った。よりよい待遇の職場を探しているケースが多いとみられている。

 同省によると、外国人実習生は、建設や農業、漁業などの現場に約17万人(2014年末)いる。国際貢献のための制度としてできたが、実際には、仕事がきつく、日本人が敬遠しがちな単純労働の担い手として活用されているゆがみが浮き彫りになっている。

 実習先企業は、実習生が失踪した場合は、入国管理局に報告することになっている。同省によると、失踪者の数は12年には2005人だったが、13年には3566人、14年には4847人と増えていた。今年は6月末までの半年で2790人を数え、その後も月ごとに500人を超えるペースで増加。11月には初めて5千人を超えたのは確実とみられ、年間で6千人近くに上る可能性が高い。

 昨年の失踪者のうち、最も多かったのは中国人で、3065人。ベトナム人(1022人)、インドネシア人(276人)が続いた。これらの国々からは受け入れ人数が多く、今年も国別の失踪者数で上位を占めるとみられる。

 失踪者の多くは、不法滞在しているとみられる。失踪後に難民認定の申請をして、特別の在留資格を得ているケースもある。同省は、実習生の数自体が増えているのに加え、スマートフォンなどを使って待遇の良い職場探しが容易になっていることが失踪者急増の背景にあるとみている。(機動特派員・織田一、末崎毅)

     ◇

 〈技能実習制度〉 海外から発展途上国などの外国人を最長3年に限って受け入れ、技能や技術を学んでもらい、送り出し国の経済発展を担う人材を育てる目的で、1993年にできた。対象の職種は農漁業や建設、食品製造、繊維関係など約70種。中国からの実習生が最も多く、約17万人(2014年末)いる実習生の約6割を占める。次いでベトナムの2割。フィリピン、インドネシアが続く。
(朝日新聞デジタル)

 17万人中の6千人の失踪が多いのか、少ないのか。
 この制度を拡大し、外国人労働者受入や移民受入だろう。

ブログに「社員をうつ病にする方法」 社労士を調査へ

 愛知県内のベテラン社会保険労務士の男性が「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」と題した文章をブログに載せ、県社労士会が問題視して今月に調査を始めた。職場での取り組みに逆行するような発信はネットでも批判され、厚生労働省愛知労働局も事態を重く見て調べる方針だ。

 問題の文章が載ったのは11月下旬。「すご腕社労士の首切りブログ モンスター社員解雇のノウハウをご紹介!!」と題した連載の40回目で、上司に逆らったり遅刻したりする社員を「うつ病にして会社から追放したいのだが」という質問に答える形だった。

 ブログでは、「失敗や他人へ迷惑をかけたと思っていること」などを社員に繰り返しノートに書かせるよう勧めた。「うつ状態は後悔の量が多いほど発症しやすい」とし、社員が自殺した場合の助言もあった。

 ネットでは「あまりにひどい」などの批判が起きた。「ふざけるな!」といったメールを数件受けた男性社労士は「怖くなった」として、12月上旬に連載をすべて削除した。

 国家資格の社労士は「適切な労務管理その他労働・社会保険に関する指導を行う専門家」(愛知県社労士会)。同会では40回目の内容について「多くの人が自殺に追い込むような主張と読む。同じ社労士として迷惑だ」と批判が出ており、調査を開始した。

 関係者によると、会則で処分対象となる社労士の「信用または品位を害する行為」にあたりかねないとして監察綱紀委員会を10日に開催。男性社労士は聴取に対し、「うつ病に罹患させる」というのは本旨でなく「筆が走りすぎた」としつつ、「表現の自由」の範囲内と主張したという。
(朝日新聞デジタル)

 おバカでまともでない社労士が経営者に重宝されているのだろう。

脱税か横領か 土地売却、宝石購入か 織田家ゆかりの寺1.5億円流用

 名刹(めいさつ)の「桃巌(とうがん)寺」(名古屋市千種区)の土地取引に絡み、住職(91)と同居する女性(68)の約1億5千万円の流用疑惑が、名古屋国税局の税務調査で浮上した。檀家(だんか)の一部から事実関係の解明を求める声が上がっており、刑事告訴を検討する動きが出ている。

 桃巌寺は2013年、寺有地2カ所を売却。売却先の業者から売却代金約2億円が宗教法人桃巌寺の口座に振り込まれたという。

 関係者によると、国税局は、代金が口座に振り込まれた直後からひんぱんに引き出され、調査前まで続いた不自然な金の動きを見逃さなかった。引き出された現金は宝石代として通信販売会社に流れ、返品して返ってきた代金が女性の口座に振り込まれていたことも判明したという。

 引き出されたのは計約1億5千万円に上り、女性は国税局に対し、「寺のいろんな修繕に充てた」と話した。しかし、業者がどこを修繕したか説明はなく、現金のありかについて返答はなかったという。さらに女性の別の口座も調べたが、大金はなかったとみられる。

 このため、国税局は「女性が土地代を宝石購入費に流用した」と判断。一方、宗教法人・桃巌寺は納税に応じ、形式的には事実関係を認めた形になっている。

 国税局の調査は半年前に終わったが、寺側は、宗教法人の役員や檀家に調査結果を説明していない。檀家の一部からは「住職の責任を求めるとともに、女性の告訴を検討すべきだ」との声も出ている。

 朝日新聞の取材に対し、住職は「もう終わった話」と答えた。

 宗教法人の税務に詳しいある弁護士は「事実なら、横領や窃盗にあたる。住職も懲戒処分の対象になる。弁護士を入れ、早く事実関係を調べるべきだ」と指摘している。

 桃巌寺は、織田信長の父信秀の菩提(ぼだい)寺。信秀は戦国時代の尾張国(愛知県)の武将で、次男信行が約450年前に建立。1714年に現在地に移転した。座高約10メートルの名古屋大仏や半裸の弁天が横たわる「眠り弁天」でも知られる。

■「自分の金で買った」「領収書ない」 介護の女性は流用否定

 同居の女性(68)は11月中旬、約1時間半にわたって朝日新聞の取材に応じ、流用について否定した。主な一問一答は次の通り。

 ――土地取引で受け取った代金約1億5千万円を宝石代に使ったのか。

 宝石は「死後の形見分け」と思い、自分の金で買った。「土地代からは出していない」と最後まで(国税局に)言った。

 ――すでに納税したのではないか?
(朝日新聞デジタル)

 流用分は、住職の給与なのか、横領や窃盗なのか。
 国税局は給与として課税している。

 

禁言?珍言?中田先生、金言教室にチビっ子球児大爆笑「ついとんやろ?」

 どっと笑いが起きた。日本ハム・中田が大阪府寝屋川市まで足を運んで開いた野球教室。子供たちの円陣の中心で身ぶり手ぶりを交えて打撃の心得を説いた。時に厳しく、時に優しく、笑いも決して忘れない。これが中田流の指導法だ。

 「軸を意識して振ることが大事やな。ケツの穴締める感じでガーッと打ちにいくんや。キ○タマ、バーンと締めるイメージ。みんな、ついとんやろ?」

 50人以上のティー打撃を真後ろから見守り、一人一人丁寧にアドバイスした。「“強く振れ”と言われているけど、曖昧な部分がある。“内転筋を締めて打て”というより、笑いも起こるし、分かりやすいと思った」。上体が突っ込まず軸回転で打つことができれば、最大限にボールに力を伝えることができる。今季は30本塁打、102打点でいずれも自己最多。11月のプレミア12では打点王に輝いた中田は考えた。子供たちの目線に立ち、自分の言葉で伝えようと必死だった。

 内野ノックでも、グラブを股の後ろから通してゴロを捕るように指示するなど、工夫を凝らした。「グラブさばきが一番、大事だからね。札幌の(秋季)練習で白井さん(内野守備走塁コーチ兼作戦担当)に練習させてもらって勉強になった」。良いと思ったものはすぐ取り入れる。その素直さも成長への秘けつかもしれない。

 今オフもイベント出席などで多忙を極めるが、年内にはハワイ自主トレに出発する予定。「素直な子が多かったので楽しくできた。しんどい練習も大事だけど、楽しく考えながらやるのは自分のためになる」。日本を代表するスラッガーの金言に、子供たちの目も輝きっ放しだった。(柳原 直之)
(スポニチアネックス)

スパイク・リー監督がアメリカの銃問題を描いた話題作

 映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』『マルコムX』などの秀作を手掛けたスパイク・リー監督が、アマゾン・スタジオのもと製作した映画『シーラク(原題) / Chi-Raq』について語った。

 本作は、黒人同士の銃暴力が過激化する米シカゴを舞台に、女性たちが争いの終結を求めてセックス・ストライキを行うというもの。古代ギリシャの喜劇「女の平和」を現代風にアレンジした作品で、アンジェラ・バセット、サミュエル・L・ジャクソン、ウェズリー・スナイプスなどが出演している。タイトルはシカゴとイラクを合わせた造語。

 古代ギリシャの喜劇「女の平和」を現代版として描いたことについて「今作の脚本家ケヴィン・ウィルモットが6年前に『ガット・トゥ・ギブ・イット・アップ』という脚本を書いたが、その時は企画倒れに終わった。だが昨年製作に再トライするために、脚本内の主要な構成を改稿し、あまり都会ではないシカゴ南部を舞台にし、さらにタイトルも『Chi-Raq』に変えた。現代のシカゴを描くというよりは、むしろ現代のアメリカを描いているつもりで、それが重要だ。今作では、古代ギリシャ喜劇『女の平和』に描かれた、停戦させるためのセックス・ストライキを取り入れている」と明かした。

 風刺映画なため自由に描けたのではないか、との質問に「自由に描けるのが風刺映画だ。今作をドキュメンタリー映画にしたり、シカゴ南部をそのまま描いたりするつもりはなかった。もっとも、これがシリアスな題材を扱った初めての風刺映画ではない。僕が好きなスタンリー・キューブリック監督の映画『博士の異常な愛情』は、核戦争を描いた最もシリアスな作品だが、それでもあの映画はとても笑えた。シリアスな題材でも風刺映画として描けるんだ」と自信をのぞかせた。

 製作理由について「今作が我々の命を助けてくれると思っている。シカゴには、『Purpose Over Pain』という銃で子供を失った親の慈善団体があって、映画内では彼らが俳優としてではなく、失った子供の写真を掲げた自分自身として出演している。そのため、風刺映画として描いているからといって、失われた子供たちの命を軽々しくつづってはいない。人々から風刺やジョークとして描いていると指摘されることに飽き飽きしている」と苦言を呈した。

 本作は12月4日から一部の映画館で限定公開され、さらにアマゾン・プライム会員向けにストリーミング配信されている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)
(シネマトゥデイ)

2015年12月19日土曜日

 戦国時代を代表する織田家ゆかりの「桃巌(とうがん)寺」(名古屋市千種区)が名古屋国税局の税務調査を受け、寺有地の売却代金約1億5千万円を、住職と同居する女性(68)が宝石購入費に流用していたことがわかった。国税局は寺を運営する宗教法人桃巌寺に対し、源泉徴収漏れを指摘し、重加算税を含め約7千万円を追徴課税した模様だ。

 寺有地は名古屋市千種区の清住町と本山町の2カ所で、広さは計約900平方メートル。寺は境内の改修費を捻出するため、2013年に売却したという。

 関係者によると、女性は約10年前から住職(91)を介護しており、宗教法人の預金口座や印鑑の管理にも携わっていた。土地売却後、不動産会社から受け取った約2億円のうち約5千万円は口座にあったが、残りは流用したとみられる。女性は通信販売会社で1個10万円程度の指輪やネックレスを中心に1千点以上買ったとされ、返品して振り込まれた約8千万円が女性の口座にあった。実質の宝石代は約7千万円とみられる。

 女性は国税局に対し、「自分の金で買った」と主張。しかし、流用は売却後から調査に入った14年秋まで続き、宝石購入費と金額が一致したことから、国税局は「土地代で買った」と判断した模様だ。

 国税局は「流用分は住職への給与。給与から女性の生活費に充てられた」と認定。流用分を簿外にしたことが仮装隠蔽(いんぺい)行為にあたると判断したとみられる。宗教法人はすでに納税したという。朝日新聞の取材に、女性は「すべて税理士に任せてある」と話した。
(朝日新聞デジタル)

 とてもおもしろい事例です。
 宝石購入費が住職の給与なのか、同居女性の横領なのか、事実関係により、課税関係が変わる可能性ありです。

 

「バズーカ3」は不発、追加緩和か迷い相場乱高下

 [東京 18日 ロイター] - 黒田日銀が再び市場の意表を突いた「バズーカ3」は不発に終わった。上場投資信託(ETF)の新たな買い入れ枠設定など量的・質的金融緩和(QQE)の強化策を打ち出したものの、マネタリーベースの目標額は据え置き。市場は追加緩和なのかどうか迷い、日本株やドル/円<JPY=EBS>は乱高下した。日本経済に与える効果も疑問視され、金融政策の手詰まり感がより鮮明になってしまったとの指摘が市場で広がっている。

 10年ぶりとなる米利上げを無難に通過し、「今回の日銀決定会合は現状維持」(邦銀ストラテジスト)と決め込んでいた市場には、再び大きなサプライズとなった。黒田東彦日銀総裁が「物価の基調は改善している」との発言を繰り返していたことなどから、今回、何かあるとみていた市場関係者はほぼ皆無だった。

 しかし、日銀は18日の金融政策決定会合で、年間80兆円の国債購入を柱とする従来の金融緩和の継続を決める一方で、新たなETF買い入れ枠の設定や長期国債の残存期間延長などQQEの強化策を打ち出した。

 意表を突かれた市場は、まず株買い・円売り・債券買いで反応。日経平均<.N225>は一時500円高まで上昇、ドル/円も123円後半まで約1円上昇した。長期金利も0.265%と1月28日以来の低水準を付けた。「これまで2回のQQEで急激な株高・円安が進んだ記憶による初期反応」(大手証券・株式トレーダー)という。

 日銀のQQEが市場に与えたインパクトは大きい。2013年4月4日に決定され、「バズーカ砲」と呼ばれた第1弾は日経平均を5月高値まで3867円、ドル/円を11円押し上げた。14年10月31日の第2弾の時も日経平均は1カ月強で2372円、ドル/円は12円上昇した。

 <すぐに冷めた「熱狂」>

 だが、今回は日本株、ドル/円ともに急速に上げ幅を縮小。日経平均の下げ幅は300円を超え1万9000円割れで取引を終えた。ドル/円も122円を割り込み、ともに強化策発表前の水準を下回ってしまった。

 日銀は今回、マネタリーベースを年間約80兆円増加させる金融調節目標や、長期国債の保有残高を年間80兆円程度増加させるなど資産の買い入れ額については、これまでの方針を維持した。それゆえ「追加緩和」ではないという見方が広がっている。

 黒田総裁も18日の会見で、下振れリスクに対応した追加緩和ではないとの見解を示した。

 また、市場が最も「食いついた」ETFの新たな買い入れ枠の設定についても、過去に日銀が買い入れた銀行保有株式の売却の再開(2016年4月から)に伴って行うものだ。ともに3000億円ずつであり、ETFの年間3兆円という購入規模は変わらない。

 いったんは、過去の記憶からポジティブ方向に反応したマーケットだったが、「株式市場にとっての影響はニュートラル」(UBS証券エクイティ・ストラテジストの大川智宏氏)で、強化策の消化が進むに従って瞬間的な「熱狂」が冷め、失望に変わった格好だ。

 <「手詰まり」感じるとの声も>

 市場の期待のコントロール失敗は、今月3日の欧州中央銀行(ECB)でも見られた。ドラギ総裁が追加緩和の期待を過度にあおった結果、追加緩和の内容が失望され、市場では株価が急落するなどリスクオフとなった。

 日銀が打ち出した強化策は、結果的に市場に受け入れられず、日経平均は上下880円の乱高下。市場では「黒田総裁は、米利上げを成功させたイエレンFRB議長に続くことができず、ドラギECB総裁の失敗の轍を踏むことになってしまった」(外資系証券)との声も出ている。

 市場の関心は、果たして追加緩和がこの先あるのかに早くも移ってきているが、シティグループ証券・チーフエコノミストの村嶋帰一氏は「わかりやすい金融緩和策によって、国民や市場の期待に働きかけようとしたのが、黒田日銀のやり方であったはずだ。しかし、今回の強化策はあまりにわかりにくい。手詰まり感さえ感じられてしまう」と話している。

 日銀のETF購入新枠は、設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業の株式を対象にするという。もはや「非伝統的」という言葉でさえとらえにくいほどのターゲットの広がりだ。

 世界で株式を購入している主要な中央銀行はない。リスクをさらに抱えることになる日銀の行方を、市場も不安を持って見つめている。
(ロイター)

 金融政策の手詰まりのようだ。
 量的・質的金融緩和策でジャブジャブにして、物価高のインフレ誘導も、デフレマインドにならず、消費が低迷し、景気が足踏みか後退の状況である。
 

年末の「バター不足」はなぜ起きる? 補助金目当ての流通システムに問題

 「バターはお1人様1点限りとさせていただきます」-。クリスマスを目前に、ケーキの材料として欠かせないバターの品薄と値上がりが深刻化している。国産バターには200グラムあたり500円近い値段がつけられるものも出てきた。政府は過去最大規模の追加輸入でバターの確保に乗り出している。なぜ毎年のように年末に「バター不足」が起きるのか? 背景にあるのは、生乳の流通を取り巻く構造的な問題だ。(石井那納子)

 バターは、国内酪農家を保護するために民間企業が勝手に輸入することができない国家貿易となっている。農林水産省は今冬の品薄を避けるため、今年5月、1回の輸入規模としては過去最大となる1万トンの追加輸入を決定した。バターの輸入が急拡大した際に関税を上げる「セーフガード」の基準とされる約1万1千トンを上回る見通しだったが、11月24日、政府は、年度内はセーフガードの適用を見合わせることを閣議決定した。追加輸入されたバターは11月中に市場に全て出回ったとみられるが、小売店には依然として、販売個数制限のお断りが貼られている。

 総務省の小売物価統計調査によると、11月の東京都区部のバター販売価格は200グラム当たり434円。昨年同期は418円なので、値上がりは明らかだ。

 インターネット上には「ケーキが作れない」「マーガリンでは風味もコクも出ない」など、“バター難民”の悲鳴があふれる。

 国内では近年、原料となる生乳の生産減少から慢性的なバター不足が続く。農水省によると、高齢化や後継者不足で、酪農家は今年2月1日現在で1万7700戸と10年前の3分の2に減少している。ピーク時の平成8年度は約866万トンだった生乳の生産も、25年度は約745万トンにとどまっている。

 ただ、原料が同じ生乳でも、牛乳やヨーグルトが品薄になるという話はめったに聞かない。作りすぎた牛乳を、酪農家が悲痛な思いで廃棄したという報道もあったくらいだ。なぜバターばかりが足りないのか。

 生乳は、全国に10ある「指定生乳生産者団体」に酪農家が販売委託をしてこの団体が乳業メーカーと価格交渉を行う。

 生乳は鮮度が求められる飲用牛乳、生クリーム、チーズ、バターなどの順番で配分される上、バター用の生乳の価格は牛乳用に比べ3~4割も安い。生乳全体の生産量が減ったしわ寄せがバターに集中する形になっている。

 酪農家は生乳の使い道を自由に決めることは難しい。現行の制度は「加工原料乳生産者補給金等暫定措置法」に基づいており、枠組みを外れて直接販売すると国の補助金が出ない仕組みになっている。

 制度が始まった昭和40年代は酪農家の経営規模が小さく、価格交渉で不利な立場に置かれがちだった。このため、酪農家が団結することで乳業メーカーと対等に交渉する狙いがあった。

 バターなど保存がきく乳製品向け生乳の主生産地だった北海道が、用途を飲用向けに増やしていることもバター不足の一因になっているとみられる。

 農水省の外郭団体「農畜産業振興機構」によると、北海道と本州などでは酪農規模に差がある上、北海道は東京や大阪などの一大消費地からも距離が離れているため、これまでは生産者団体を通じて用途のすみ分けが行われてきた。

 ところが、全国的な生乳の生産量減少の影響を受け「北海道でも飲用に充てられる生乳の割合が増加している」と同機構の担当者は話す。円安による飼料の価格高騰で、生産者団体を通した取引では採算が合わないケースもあり「直接販売のルートを開拓し、価格の高い飲用として販売したり、付加価値をつけてバター用に限定して販売したりする酪農家もいるようだ」という。

 北海道の十勝平野で酪農を営み、直接販売も視野に入れているという男性(47)は「バター不足で消費者を困らせるのは、酪農家として本意ではない」と残念がる。生産者組合が交渉力をつけ、バター向け生乳の取引価格が高くなればバターの生産量が増える可能性はあるが、「生産者団体や補助金に頼る酪農の構造が時代に合わなくなっているのではないか。酪農家が明確なビジョンを持って自ら経営する“転換期”なのだろう」と話した。
(産経新聞)

 生乳をバター生産に回せないのであれば、バターの輸入自由化をすべきだろう。
 酪農家を守るのか、自由化して安い乳製品を国民が買えるようにすべきなのか。