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2017年12月31日日曜日

日ハムのドラ1・清宮幸太郎は一塁、左翼、それとも捕手? 注目される“栗山マジック”

 大谷翔平選手(23)の大リーグ・エンゼルスへの移籍が決まるなど、オフに入り選手の流失が相次いだ日本ハム。チームの次代の主力選手として期待されるのが、ドラフト1位で入団が決まった清宮幸太郎内野手(18、東京・早稲田実高)だ。高校通算111本塁打の数字が示す通り、将来はスラッガーとして嘱望されている18歳だが、プロの世界で問題となるのが守備位置。現状では一塁での起用、もしくは指名打者での出場が有力視されるが、どのような形で起用されるのか、栗山英樹監督(56)の「サプライズ采配」にも注目が集まる。

 大谷のエンゼルス入団が決まった日本ハムだが、オフに入りフリーエージェント(FA)権を行使していた増井浩俊投手(33)がオリックス、大野奨太捕手(30)は中日への移籍がそれぞれ決まった。大谷ら主力3選手の退団はチームにとって大きな痛手だが、チームの新陳代謝を促すために、2018年シーズンは若手選手の積極的な起用が見込まれる。ドラフト1位で指名した清宮に対し、1年目から周囲の期待が高まるのも自然の流れだろう。

 早稲田実では主に一塁を守った清宮だが、日本ハムでは大きな“壁”が立ちはだかる。日本ハムで一塁を守る中田翔内野手(28)は入団以来、主砲としてチームを支えてきた。2017年シーズンは打率.216、16本塁打と不振を極めたが、巻き返しへ意欲を燃やしている。

 慣れ親しんだ一塁で果敢にレギュラーをつかみにいくのか。それとも、他の守備位置にチャレンジするのか-。11月の仮契約の際の記者会見で清宮は「捕手はちょっと…」と冗談めかしながらも、「守備が嫌い、ということはない。どこでもやりたい」と一塁へのこだわりがないことを明かしている。

 現状では今季32本塁打をマークした主砲のブランドン・レアード内野手(30)が三塁、ベストナインを獲得した西川遥輝外野手(25)は中堅を守るだけに、この守備位置での起用は現実的ではない。しかし、右翼、左翼に関しては、大田泰示外野手(27)、近藤健介捕手(24)ら好選手がいるものの、つけいる隙があるのも事実だ。栗山監督も清宮の起用法について「俺は全部(のポジション)を考えている」と一塁以外の守備位置でのプランがあることを示唆している。

 打撃力には定評がある清宮だが、プロの世界で確実に先発出場するには、どこを守るにしても守備力の向上が不可欠だ。将来のスター候補は果たして、どの守備位置を「主戦場」とするのか。入団1年目から栗山監督の“秘策”が炸裂するかもしれない。
(産経新聞)

 一軍でDH起用したいのはわかるけど、すぐに通用するだろうか。

2017年12月26日火曜日

大谷翔平「ファイターズに来て良かった」卒業会見一問一答

大谷の移籍報告会見での、報道陣との主なやりとりは次の通り。

 ――平日の月曜日にもかかわらず、札幌ドームには全道からファンが来た。

 「向こう(米国)に行くと言ってからも、いろんな方が足を運んでくれて。きょうも僕自身びっくりしている。本当にありがとうございます」

 ――ネクタイの色、メッセージは。

 「赤と青を足して紫にしました」

 ――花巻東高校のスクールカラーでは?

 「結果的に、そこも踏まえて。そうなりました」

 ――2012年12月25日、入団会見からちょうど5年。この5年間、何が成長できたか。

 「僕は北海道で寮と札幌ドームを往復する毎日だった。野球だけに没頭できる5年間だった。その環境を与えてもらえた球団のみなさん、ファンのみなさんにものすごく感謝しています。自分が目指す方向にすごく成長できた」

 ――札幌ドームで一番印象に残るプレーは。

 「初登板はすごく思い出があるかなと思います。緊張もしましたし」

 ――ご両親への思いは。 「父は野球を教えてくれた最初の人なので、そこに感謝したい。母は、やりたいことを、僕のやりたいようにやらせてくれたことにはすごく感謝しています」

 ――二刀流を日本でやり遂げたという手応えは。

 「やり遂げたという感情はない。まだまだ道の途中。ここ(ファイターズに)に来ると決めたときは、栗山監督をはじめ、ごく少数の人たちしか『できる』と思っていなかった。そこに関しては、そういう考えを持っている人たちが僕の周りにいたことは、僕にとってラッキーだった」

 ――栗山監督は報道陣から大谷選手について聞かれると、厳しいコメントが多かった。

 「監督室では『体、大丈夫か』と、真逆でした。感謝しています。僕を守るという意味で、あえて厳しくやってくれているんだなというのは記事を見て思うので。発信の意図を理解していました」

 ――メジャーに挑む覚悟を。

 「覚悟というか気持ちみたいなものは、今まで、言い続けてきた。きょう実感しているのは、これだけの方に来てもらい、僕が入団したときにはない後押しだと思っています。あのとき直接行くよりは、この5年間を踏まえて、これだけ多くの人に背中を押してもらえるということが、僕にとってすごく大きなことなんじゃないかなと、きょう実感しました」

 ――子どもたちに伝えたいことは。

 「こういうふうになりたいではなくて、ぜひ、超えるように頑張ってほしいと思っています。僕も負けないように、もっともっとうまくなりたいと思っているので。何年後かに、一緒にプレーできるかもしれない。それを楽しみに、一生懸命がんばりたい」

 ――今後はどんなプレーで、ファンを魅了するか。

 「ここ(ファイターズ)で教えられたことを、向こうでやりたい。今まで野球を一緒にやってきた人、お世話になってきた人の思いも一緒にプレーに乗せて、一生懸命がんばりたい」

 ――北海道、ファイターズに来てよかったですか。

 「よかったです」

 ――今後、北海道に戻ってくる予定は?

 「(米国に)行くと決めた以上は、自分ができるまで、がんばりたい。みんなから『一番だね』と言われる選手を目指すうえで、今に集中したい。どうなるかわからないですが、今の時点では、エンゼルスでお世話になるので、そこで一生懸命、1日1日がんばっていきたい」
(朝日新聞デジタル)

 打者・大谷の活躍を楽しみにしている。

2017年12月24日日曜日

<医療>糖質制限でもOKのお酒、カクテルは?

 忘年会の季節です。お酒を飲んで、この1年の苦労を忘れてしまいたいですよね。でも、お酒の糖質が気になっている人もいるのではないでしょうか。そこで、糖質制限中の人でも飲んでいいお酒について、糖質制限食の体系を確立したパイオニア、高雄病院(京都市)の江部康二理事長に聞きました。【毎日新聞医療プレミア】

 ◇蒸留酒は糖質ゼロ

 糖質制限中でもOKなお酒として、まず挙げられるのはウイスキー、ウオッカ、焼酎、ジン、ブランデー、ラムなどの蒸留酒です。蒸留してしまえば、原料が芋でも麦でも米でも、糖質はゼロ(ジンとラムは100g中0.1gの糖質を含む)になります。

 各メーカーが販売する「糖質ゼロ」の発泡酒や日本酒などはどうでしょうか。これらには100g中0.5g未満の糖質が入っている可能性があります。しかし、私が実践しているスーパー糖質制限食は、「1回の食事の糖質量20g以下」ですから、この程度なら問題ありません。

 ◇白ワインは辛口を

 次にワインを見てみましょう。日本食品標準成分表2015年版(七訂)によると、一般的な赤ワインは100g中に1.5g、白ワインは100g中に2.0gの糖質を含んでいます。

 したがって、白ワインならば「シャブリ」などの辛口を選ぶのが良いでしょう。氷結したブドウから作るアイスワインや貴腐菌が付いたブドウから作る貴腐ワインは甘くて糖質量が多いのでNGです。

 ◇フィリップ・マーロウが好むギムレットは?

 「バーテンさん、芋焼酎水割り!」とは言いにくいしゃれた店やホテルのバーでは、カクテルを飲みたいですよね。

 “If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.(タフじゃなくては生きていけない。やさしくなくては、生きている資格はない<生島次郎訳>)”

 かっこいいですね。人生で1回ぐらい言ってみたいです。これは、レイモンド・チャンドラーの遺作「プレイバック」の中で私立探偵フィリップ・マーロウが言うせりふです。そのマーロウが別の作品「長いお別れ」の中で好んで飲むのが、ギムレットというカクテルです。

 ギムレットは、シェーカーに全量の4分の3のジンと、全量の4分の1のライムジュースを入れてシェイクしたカクテルだそうです。つまり、ジンライムをシェイクしたものがギムレットで、両方とも糖質制限中の方でもOKなカクテルです。

 ◇ジェームズ・ボンドが飲むウオッカ・マティーニもOK

 そして、「007」シリーズの主人公、かのジェームズ・ボンドが好むカクテルがウオッカ・マティーニだそうです。こちらも糖質制限中でもOKです。ウオッカを全量の4分の3(45mL)、ドライベルモットを全量の4分の1(15mL)、デコレーションにオリーブ1個とレモンピール1片。アルコール度が高くキツいお酒です。

 ジンベースまたはウオッカベースは「OK」なカクテルが多いので、良きパートナーと共に楽しんではいかがでしょうか?

 ◇アルコール飲料には発がん性がある

 さて、アルコールは1g当たり約7kcalですが、「糖尿病専門医研修ガイドブック」(改訂第4版)によると、体重増加作用はなく、血糖値の上昇もありません。

 しかし、国際がん研究機関(IARC)の評価では、アルコール飲料は発がん性があり、口腔(こうくう)がん、咽頭(いんとう)がん、喉頭がん、食道がん、肝臓がん、大腸がん、乳がんのリスク要因とされています。

 では、どの程度ならば飲んでもよいのでしょうか。世界がん研究基金(WCRF)の2007年の勧告では、アルコール摂取の推奨量は、男性が1日2杯、女性は1日1杯までとしています。1杯はアルコール10~15g相当です。また、米国糖尿病学会は、1日にアルコール24g(30mL)を食事と共に取る程度を適量としています。ビール(アルコール度数5%)なら600mL、ワイン(同15%)なら200mL、ウイスキー(同43%)なら70mL、焼酎(同25%)なら120mLです。

 ◇血中の中性脂肪濃度も高める

 また、過度のアルコール摂取は、肝細胞内で中性脂肪の過剰合成を引き起こします。一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となり、一部は肝臓外へ分泌されて血液中の中性脂肪分の濃度が高くなる高中性脂肪血症の原因となります。

 楽しい忘年会の季節ですが、くれぐれも、飲み過ぎにはご用心。
(毎日新聞)

 ビールや日本酒以外は問題なさそうです。飲み過ぎは論外ですが。

2017年12月20日水曜日

白鵬、鶴竜は1月給料全額不支給、給与なしで初場所

 大相撲の元横綱日馬富士関による暴行事件を受け、日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の臨時会合と協会の臨時理事会が20日、東京都墨田区の両国国技館で開かれた。理事会後の会見では、横綱元日馬富士の貴ノ岩の暴行事件の現場に同席した横綱白鵬、横綱鶴竜への処分を八角理事長が発表した。

 白鵬は1月の給料を全額不支給、2月は50%カット。鶴竜についても1月は全額不支給とした。

 なお八角理事長の発言は以下の通り。

   ◇   ◇

 まずは日馬富士については、横綱審議委員会においての諮問結果を踏まえて、理事会としても引退勧告相当であることを確認いたしました。すでに、引退したので、処分を行えませんが、今後の横綱のような番付上位の力士が、暴力を振るった場合は、引退勧告が処分の基準となります。重たい前例となります。

 日馬富士への功労金についても協議しました。今後の検察の処分などを踏まえながら、規定の金額から減額を検討することとなりました。減額の幅は検察の処分などを見ながらということで、今日のところは決まっておりません。今後、理事会で審議します。

 次に白鵬は、来年1月の給与の全額を不支給、2月の給与を50%カットとします。つまり、白鵬は給与無しで初場所に出場することになります。翌月の2月の給与は半分とします。

 白鵬の処分理由は、最高位の横綱でありながら、目の前で起きた同じ横綱の暴力を防ぐことができなかったことにあります。白鵬は第一人者でありながら、暴力を防げず、大相撲の信用を失墜を招きました。その責任は軽くないと考えました。

 続いて鶴竜。鶴竜は来年1月の給与の全額を不支給としました。鶴竜の処分理由も白鵬と同じです。最高位の横綱でありながら、目の前で起きた同じ横綱の暴力を防ぐことができなかったことにあります。ただし鶴竜は白鵬に比べれば責任の程度は若干軽いと言えるので、処分に差をつけました。

 白鵬と鶴竜についての補足です。暴力を振るったものは、当然、許されませんが、その場に居合わせて、暴力を防げなかった者にも責任があると考えました。その点を再発防止の観点から、はっきりさせるために、2人の横綱に処分を行いました。白鵬と鶴竜に対する処分は、理事会の特別決議となります。全会一致で決議されました。
(日刊スポーツ)

 品格のなさと暴力傍観はクビだろう。

2017年12月17日日曜日

大谷翔平 25日サヨナラ会見 札幌ドーム無料開放…ファンにXマスプレゼント

 大谷ファンへのクリスマスプレゼントだ。日本ハムは16日、米大リーグ・エンゼルスへの移籍が決まった大谷翔平投手(23)の「サヨナラ&メジャー挑戦」会見を一般に公開し、25日に札幌ドームで行うと発表した。スタンドだけでなく、グラウンドをファンのために無料開放し、同席する栗山英樹監督(56)との1球勝負などサプライズ企画も検討中。過去前例のない華やかな惜別会見となりそうだ。

 メジャー挑戦を翻意し、日本ハムでの入団会見を行った2012年12月25日。それからちょうど5年後のクリスマスに、日本での5年間の軌跡を見守ってくれたファンへ、感謝の気持ちとメジャーへの意気込みを伝えることになった。

 会見場は思い出の詰まった札幌ドームのマウンド後方に設置。質疑応答の様子が間近で見られるように無料公開される。栗山監督は札幌市内で取材に応じ、「北海道の皆さんに、札幌ドームで姿を見せるのが最後になるかもしれない。一緒にやってきた仲間なので、見にきてほしい」と来場を呼びかけた。

 球団は多数の来場者を予想している。12年1月、1万811人のファンが訪れたダルビッシュのメジャー挑戦会見では札幌ドームのスタンドを開放したが、今回の大谷の会見では外野のグラウンドも開放する。

 さらにサプライズ企画として、記者会見に同席する恩師・栗山監督との1球対決も検討されている。5年前の入団会見では大谷がマウンド、打席に立ち、指揮官と対決。再戦に闘志を燃やす指揮官は「デッドボールを当てちゃうかも」と笑わせながらも、成長した姿を直接対決で感じ取るつもりだ。

 この日大谷は千葉で二刀流練習に励んだ。「本人の言葉で感謝の気持ちを伝えることはすごく重要」と栗山監督。史上初めて二刀流でメジャー挑戦する大谷の日本ハム最後の会見の発言に注目だ。
(デイリースポーツ)

 テレビ中継してもらいたい。

2017年12月15日金曜日

大谷翔平 MLBが大谷じん帯を損傷報道を調査へ

 大リーグ機構が、エンゼルス入りした大谷翔平投手が右肘の内側側副じん帯を損傷していたとの情報が外部に流出した件について調査することになった。米スポーツ専門局ESPNのバスター・オルニー記者が自身のツイッターで伝えた。

 12日夜に米ヤフースポーツのジェフ・パッサン記者が「大谷が右肘の内側側副じん帯を損傷していた」と報じた。10月に自身から採取した血小板を使って修復を図る「PRP注射」による治療を受け、症状は最も軽度としたが、主治医の名前などを詳細に報道。本来は機密情報であることが外部に漏れたことを大リーグ機構が問題視した形だ。
(スポーツ報知)

 誰が情報を漏らしたのか。

鵜久森淳志 ヤクルト 150万減「来季春先からアピール」

 ヤクルト鵜久森淳志外野手(30)が14日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、150万円減の1150万円でサインした。

 今季は開幕3戦目のDeNA戦で代打サヨナラ満塁本塁打を放つなど活躍したが、後半戦は出場機会なしに終わった。「後半戦で一度も打席に立てなかったのが申し訳なかった。来季は春先からアピールしていかないといけない。オープン戦から成績を残して、信頼を勝ち取りたい」と意気込んだ。(金額は推定)
(日刊スポーツ)

 また、サヨナラ本塁打が見れるだろう。

2017年12月14日木曜日

大谷翔平 右足手術後初スパイク オフのTV出演や個別取材の辞退も発表

 メジャー二刀流を目指す大谷翔平投手(23)は13日、千葉・鎌ケ谷の日本ハム2軍施設で10月中旬に受けた右足首の有痛性三角骨除去手術からのリハビリをこなした。懸念されていた右肘の万全さをアピールするように、50メートルの距離でキャッチボールを行った。

 ランニングではジョギング途中に術後初となるスパイクを履いて、患部にかかる負担をチェック。その後、ランニングシューズに履き替えて短距離ダッシュをこなした。室内練習場では2日連続となるマシン打撃をこなした。

 付き添った日本ハム・福田2軍チーフトレーナーは「(スパイクは)ジョグの中でソールの硬い靴を履いてどうなるかを試した。ちょっとずつ実戦に近い感覚でやれている」と説明した。

 また日本ハムを通じて、このオフのテレビ番組出演、個別取材の辞退を発表した。
(スポーツ報知)

 開幕に間に合うだろうか。

2017年12月12日火曜日

大谷翔平 日本ハム・栗山監督、大谷のエ軍移籍を歓迎「翔平はエンゼル」

 日本ハムは、大谷が来季に備えて渡米するまで千葉・鎌ケ谷市にある2軍施設と寮を自由に使用させる方針だ。吉村GMは11日、同市で「(手術した右足首の)リハビリもしっかりできるし、環境的にいいはず」と全面支援を約束。また、栗山監督は「環境的にやりやすいチームだと思う」とエ軍への移籍を歓迎。「新しい二刀流、三刀流を見たい」とし、例として遊撃手としての起用、野手で先発→試合終盤での登板を挙げた。「いろいろな可能性のある翔平は(野球界の)エンゼル(天使)」とさらなる進化を求めた。
(サンケイスポーツ)

 いろいろな可能性があるだろう。

2017年12月10日日曜日

大谷翔平が入団会見「同じ試合で初先発と初HRを」

 ポスティングシステムを利用して、大リーグ・エンゼルスへの移籍が決まった大谷翔平(23)が9日(日本時間10日)、米・カリフォルニア州アナハイムにある本拠のエンゼルスタジアム前の広場で入団会見を開いた。日米から約250人の報道陣があつまり、約1千人のファンが見守った。

 真っ青に晴れた空の下、大谷は光沢のある濃紺のスーツに白いシャツ、そしてエンゼルスのチームカラーである赤いネクタイを締めて会場に現れた。ビリー・エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)から紹介された大谷が演台に立つと、集まったファンは「ショウヘイ」コールで祝った。

 エンゼルスを移籍先に選んだ理由は「他球団と何か優劣がつくものではなかった。気持ちの部分でエンゼルスにしたいと僕のなかで出てきた」と説明。新しい背番号の17に関しては「本当は27番にしようかと思ったが、埋まっていたので17番にした」。27番はアメリカンリーグのMVPを2回受賞したチームのスター、マイク・トラウトがつけている。大谷なりのジョークで会場を爆笑させた。

 米国でも最大の関心はやはり、投打「二刀流」だ。「初先発と初本塁打、どちらが楽しみか」とたずねられると、「どちらも楽しみですが、最高なのはどちらも一緒の試合でできること」と、大リーグでも二刀流を貫く決意を宣言した。(アナハイム=山下弘展)
(朝日新聞デジタル)

 大谷とディズニーランドの観戦ツアーが売れるだろう。

新王者誕生!尾川堅一、判定勝ちに雄叫び 米国での日本人の王座奪取は36年ぶり

 ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定12回戦は9日(日本時間10日)、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われ、世界初挑戦の同級4位・尾川堅一(29=帝拳)が同級5位テビン・ファーマー(27=米国)に2―1で判定勝ちし、新王者となった。

 スーパーフェザー級の日本人世界王者は史上9人目、海外での世界王座奪取は史上10人目、11例目、米国での日本人の世界王座奪取は元WBA世界スーパーウエルター級王者・三原正(三迫)以来、36年ぶりの快挙となった。尾川は24戦23勝(17KO)1敗、ファーマーは31戦25勝(5KO)5敗1分け。
(スポニチアネックス)

 アウェイでの王者はすばらしい。

2017年12月9日土曜日

大谷翔平 エンゼルスと契約へ=「目標達成に最適の環境」―米大リーグ

【ロサンゼルス時事】日本ハムからポスティングシステムを使って米大リーグ移籍を目指していた大谷翔平投手(23)がエンゼルスと契約することを決めた。8日、代理人のネズ・バレロ氏が声明を発表し、「大谷選手は自身の成長と目標達成のため、エンゼルスが最適の環境だと判断した」と説明した。大谷は日本同様に投手と打者をこなす「二刀流」を目指している。

 交渉期間は1日にスタート。大谷は書類などで希望を7球団に絞り、4、5の両日にロサンゼルスでエンゼルスのほか、ジャイアンツ、ドジャース、レンジャーズ、マリナーズ、カブス、パドレスと面談していた。バレロ氏は「大谷選手はエンゼルスとの間に強い絆を感じた。それが大きかった」とした。交渉期限は22日だった。

 大谷は岩手・花巻東高で卒業後の大リーグ挑戦を表明したが、2012年のドラフト1位で日本ハムに入団。16年は10勝を挙げる一方で22本塁打を打ち、投手と指名打者でベストナインに輝いた。

 エンゼルスはカリフォルニア州アナハイムを本拠地とし、マイク・トラウト外野手や指名打者のアルバート・プホルスら強打者が所属。00年からマイク・ソーシア監督が率いている。日本選手は松井秀喜外野手らがプレーした。
(時事通信)

 やはりDHありでしょう。

2017年12月6日水曜日

大谷翔平 ジャイアンツ、大谷に仰天起用プラン!先発1番手&300~400打数

【ロサンゼルス4日(日本時間5日)】ポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指す日本ハム・大谷翔平投手(23)が、ロサンゼルス市内でジャイアンツと1番目に直接交渉を行ったとNBCスポーツ(電子版)が報じた。ジ軍のブルース・ボウチー監督(62)は、メジャーで1球も投げていない大谷を「先発1番手」とエースに“指名”。その上で「300-400打数も記録できる可能性を持つ」と投打の二刀流に熱烈ラブコールを送った。

 名門復活へのキーマンにする。ジャイアンツの大谷獲得は、低迷するチーム再建の象徴になる。ヤンキースやレッドソックスなど有力候補と考えられていた球団が、招かれなかった直接面談。候補7球団のうちトップバッターはジ軍だった。

 「多くの球団幹部をロサンゼルスに送り込んだ。メンバーはフロントの最重要人物たちだ」

 ジ軍の地元メディア、NBCスポーツ(電子版)がこう報じた。面談にはラリー・ベア最高経営責任者(60)、ブライアン・セービアン強化担当責任者(61)、ボビー・エバンス・ゼネラルマネジャー(GM、48)、ブルース・ボウチー監督(62)らが同席した。さらには2012年のナ・リーグMVPで主砲のバスター・ポージー捕手(30)も参加した。10年以降の8年間で3度のワールドシリーズ制覇の強豪。だが、今季は30球団ワーストに並ぶ64勝98敗でナ・リーグ西地区最下位。巻き返しの中心として大谷獲得に乗り出した。

 「彼は特別な男だ。先発で投げつつ、300-400打数も記録できる可能性を持つ」とボウチー監督。指名打者(DH)制のないナ・リーグだが、ジ軍は投打の才能を高く評価している。

 今季、ジ軍は2桁勝利した投手はいなかった。同監督は大谷を先発1番手、いわゆるエースとして起用する構想も披露。この場合、年間30試合に登板し、1試合の打席数を「3」とすると、計90打席。あとは70試合に主に外野で出場し、1試合「4打席」立てば、計280打席。合わせて370打席に達する。大リーグは年間162試合なので、約60試合は休める計算だ。「彼は特別な休みをとるだろう。それで少し負担は軽減する」とボウチー監督は説明した。

 実際、大谷は2016年に日本ハムでDHとして350打席に立ち、21試合に登板し、10勝(4敗)をマークした。ナ・リーグでは「守り」が必要で、さらに日本より長い移動距離が強いられ、条件は厳しい。それでもジ軍側は13年に野手として183打席に立った大谷に大きな可能性を示した格好だ。

 飛行機で1時間半を要するサンフランシスコがホームのジ軍が、いの一番にロサンゼルスに呼ばれた。大谷がいち早く話を聞きたいという“意中の球団”なのか。その答えは、そう遠くない未来に分かる。
(サンケイスポーツ)

 DHなしは、迷うところだろう。

2017年12月1日金曜日

白鵬呼び出し&厳重注意 不謹慎Vインタビュー「品格に関わる」

 大相撲の横綱・白鵬(32)=宮城野=が30日、日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)から厳重注意を受けた。九州場所千秋楽の優勝インタビューで「日馬富士関、貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」と発言したことなどを問題視。東京・両国国技館で開かれた理事会に、師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)とともに呼び出された。

 白鵬が優勝インタビューなど一連の問題について協会から呼び出され、八角理事長による口頭での厳重注意を受けた。横綱は朝に滞在先の福岡から帰京。師匠の宮城野親方とともに理事会を訪れた。理事長は会見で「横綱の品格にかかわる言動で今後は慎むように、と厳重注意した」と明かした。

 一連の問題とは、九州場所千秋楽の優勝インタビューでの“フライング”発言や行為だ。節目となる40回目の優勝を決めたものの「場所後、真実を話してうみを出し切って。日馬富士関、貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」と宣言。場内を巻き込み「来年も大相撲をよろしくお願いします」と万歳三唱で締めくくった。

 協会側はこれらの行為を問題視し、理事会に横綱を呼び出すという異例の対応を取った。白鵬は九州場所11日目の取組で関脇・嘉風(35)=尾車=に敗れた際、立ち合いの不成立を主張。土俵に上がらず勝ち名乗りを拒むなど、抗議行動を続けた。翌日に審判部から厳重注意を受けていた。

 八角理事長は「審判部が注意して謝罪しているが、横綱の品格を損なわないように、という意味で理事会からも厳重注意をした」と説明。白鵬と宮城野親方は謝罪をしたという。白鵬は理事会後、報道陣との接触を避けるルートを通って国技館を出た。午後9時前、福岡空港に到着。報道陣の質問には無言で、車道に出ていたカメラマンに「危ないですよ」とだけ言い残し、送迎車に乗り込んだ。

 往復約1800キロの“日帰りツアー”で、お叱りを受けたV40の大横綱。日馬富士の暴行問題で最高位の品格が改めて問われているだけに、今後はより誠実な態度が求められる。
(スポーツ報知)

 すべてが甘々の処分だろう。

オリックス 日本ハムからFAの増井浩俊投手を獲得 背番号は17 守護神として期待

 オリックス・長村裕之球団本部長は30日、日本ハムからFA宣言した増井浩俊投手の獲得を発表した。背番号17。

 「増井君に複数球団が興味を持っている中で、ウチで頑張ってみたいという気持ちを持ってくれたことはありがたい。来季の抑えとして活躍してもらいたい。投手陣の中で重要な一角を担える投手が来てくれたのは大きい」

 オリックスでは4年契約で年俸については3年9億円を基本に4年目は変動制を採用した。これは本人の「1年でも長くプレーしたい」という意向を汲んだもの。

 増井は2009年のドラフト5位で東芝から日本ハムに入団。通算33勝28敗110セーブ。

 増井獲得に伴い山崎福の背番号は17から0に変更となった。
(デイリースポーツ)

 やはり複数年契約がネックか。
 清宮対増井の直球勝負を楽しみにしています。

2017年11月29日水曜日

増井浩俊 FA増井はオリックス有力!日本ハム残留可能性低く

 日本ハムからフリーエージェント(FA)宣言した増井浩俊投手(33)のオリックス移籍が有力となっていることが28日、分かった。

 複数の球団が調査を進める中、これまでにオリックスが獲得交渉を行った。関係者によると日本ハム残留の可能性は低く、オリックス入りが高まっている。

 オリックスは守護神の平野が海外FA権を行使してのメジャー挑戦が濃厚で、後任候補として増井の獲得を目指している。
(日刊スポーツ)

 移籍は残念だね。

 

日馬富士が引退決意!きょうにも福岡県内で記者会見

 大相撲の横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)が引退を決意したことが28日、分かった。

 すでに師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)との話し合いを終え、懇意にしてきた後援者に引退する報告を始めた。

 早ければ29日にも福岡県内で記者会見を開く。

 平幕貴ノ岩(27=貴乃花)への暴行が発覚してから約2週間。鳥取県警や日本相撲協会の危機管理委員会による調査は継続中だが、本人は暴行したことは認めている。その責任をとる形で、事態が解明されるより先に身を引く覚悟を固めた。

 日馬富士は16歳で来日し、伊勢ケ浜部屋へ入門。2012年秋場所後に70代横綱に昇進した。幕内では軽量となる130キロ台の体重ながら、突き刺すような立ち合いとスピードを生かして、9回の優勝を果たした。ファンも多かったが、1度の暴行により晩節を汚した。不本意な形で、角界を去ることになる。

 ◆日馬富士公平(はるまふじ・こうへい)。本名ダワーニャム・ビャンバドルジ。1984年4月14日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。入門当初からのしこ名は安馬(あま)。大関昇進を機に日馬富士に改名した。01年初場所初土俵。04年春場所で新十両、同年九州場所で新入幕。三賞は、殊勲賞4、技能賞5、敢闘賞1。金星1個。優勝9回。家族はバトトール夫人と2女1男。186センチ、137キロ。
(日刊スポーツ)

 暴行を止めなかった白鵬にも責任はあるだろう。

2017年11月28日火曜日

【巨人】岡本和真 現状維持の1200万円 村田の「25」継承「全試合スタメンの気持ちで」

 巨人の岡本和真内野手(21)が28日、都内の球団事務所で現状維持の1200万円でサインした。

 プロ3年目の今季は3月31日の中日戦(東京D)に「7番・左翼」で開幕スタメンも、1軍では15試合で31打数6安打、打率1割9分4厘、0本塁打、2打点。2軍で96試合で348打数94安打、打率2割7分、10本塁打、55打点をマークしたが、1軍に定着できなかった。

 球団は若返りを図るため実績十分の村田を戦力外とした。岡本はその村田の背番号「25」を継承し、来季は大きな期待がかかる。「いい番号だなと思います。全試合スタメンに臨む気持ちでいきたいです」と話した。
(スポーツ報知)

 1軍に定着できるかが問題だろう。
 村田を超えるのはどうだろうか。
 チャンスで打てない、かつての大田タイプの可能性大か。

2017年11月25日土曜日

【日本ハム】ドラ1清宮、背番号「21」披露

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=ら7選手が24日、札幌市内の大倉山ジャンプ競技場で入団会見を行った。

 契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で正式契約し、背番号「21」を初披露。「これから大きくジャンプして飛躍していければ。北海道の地から世界へ羽ばたく思いがある」と抱負を語り、開幕1軍、2020年東京五輪、そしてメジャーへ思いをはせた。(金額は推定)

 真っ白な銀世界。大きくそびえるジャンプ台を背に、清宮は希望に満ちていた。「北海道の地で頑張って、将来的に世界へ羽ばたける選手になっていたい。(この日を)忘れずにやっていければいい」。気温は氷点下まで下がっていたが、熱い思いがあふれ出ていた。

 新入団発表が行われた大倉山ジャンプ場は、72年冬季五輪の会場にもなったウィンタースポーツの聖地。日本ハムは近年、時計台、赤れんが庁舎、国の重要文化財である豊平館などで会見を行ってきたが、新人に大きく飛躍してほしい思いを込め、異例の場所を設定。清宮も「これから大きくジャンプして飛躍していきたい」と思いを新たにした。

 披露された「21」にも球団の願いが込められた。大渕スカウト部長は「今まで存在しない新たなプロ野球選手。まだ色のついていない『野手・21』に選定した」と説明。メジャーで社会貢献活動に熱心だった名選手ロベルト・クレメンテがつけていたことも理由の一つだった。

 清宮は「クレメンテの番号、(トランプの)ブラックジャックで一番強い番号(笑い)。あと2+1は(高校時代の)3だったり。合っているなと」と印象を語った。その上で「ポスト何々、誰々というのは嫌だったので。自分の色を出したい。ありがたい番号。21といえば清宮と言っていただけるように」。新庄の「1」、ダルビッシュ、大谷の「11」、稲葉の「41」と、下1ケタ「1」は日本ハムでは特別。清宮も「21」を自分色に染めていく。

 世界への道は自ら切り開く。開幕1軍について聞かれ「絶対目指さないといけない」と、初めて目標として公言。春季キャンプは1軍のアリゾナスタートが有力で「自分の実力を確認しながら、課題をクリアして進んでいければ」と1年目からの活躍を誓った。

 その先に見据えるのは20年東京五輪だ。「出たくない人はいないと思う。もちろん自分もそのうちの一人。まだまだ実力が足りない。少しでも可能性が増えていけるように」と3年目に行われる祭典へ目を向けた。「あらゆる可能性を伸ばして日本を代表する打者になれればいい」。清宮が自らの「K点」を超え、球界の「バッケンレコード」王貞治の868本塁打を目指していく。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 そんなに甘くはないけど、活躍を期待したい。

2017年11月23日木曜日

<森友問題>「特例」指摘次々 値引き「根拠不十分」 会計検査院

 学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、会計検査院は22日、約8億円の値引きの根拠となったごみ撤去費について「十分な根拠が確認できない」とする報告書を国会に提出した。検査結果は、財務省と国土交通省が学園に行った異例の取り扱いを複数指摘しており、「適正な処理だった」としてきた政府側の説明に批判が高まりそうだ。

 ごみ撤去費は国交省が積算した地中のごみ推計量を基に算出された。検査院もごみ推計量を試算し、国交省より3~7割も少ない数値になったが、データの仮定の置き方で大きく変動するため「責任を持った金額が出せない」と判断。値引きが過大だったかどうかの判断は示さず、国交省の積算を「慎重な調査検討を欠いた」と批判した。

 財務省は学園側から損害賠償を請求されるリスクがあるとして、国の賠償責任などを免じる異例の特約を結んだことで値引きを行ったとした。しかし、検査結果は、財務省に学園と訴訟リスクのやり取りをした資料がなく、売却価格にどう影響したか決裁文書にも記載がない点を指摘。さらに、契約時に学園が代金支払いの延納を求め、財務省が十分に審査せずに別の特約で応じたことも新たに判明した。2012~16年度に96件あった国有財産売却の随意契約で延納特約が付いたのは森友学園のケースだけだった。

 検査院は財務省の対応について「事務の適正を欠いている」と批判。学園との交渉記録などを廃棄した両省の文書管理については「会計経理の妥当性の検証が十分に行えない」として改善を求めた。

 一連の問題では安倍晋三首相の妻昭恵氏が、森友学園が国有地に建設する予定だった小学校の名誉校長に一時就任した経緯がある。国会などで、両省の官僚が「そんたく」して過大な値引きなど優遇的な取り扱いをしたとの疑いが指摘されたが、検査結果はこの点については言及しなかった。【島田信幸、松浦吉剛】

 【ことば】森友学園への国有地売却問題

 学校法人「森友学園」は昨年6月、小学校建設用地として大阪府豊中市の国有地を1億3400万円で購入。評価額9億5600万円から地中のごみ撤去費用など約8億2000万円を差し引いた額で、野党は交渉経過が不透明として国会で追及した。安倍晋三首相の妻昭恵氏が名誉校長を務めていたが辞任し、首相は土地売却への関与を否定している。一方、籠池泰典・前理事長と妻は校舎建設を巡る補助金を詐取したなどとして大阪地検に逮捕、起訴された。学園が開校を断念したため、国が売買契約の特約に従い、用地を買い戻した。

 ◇検査報告書(骨子)

・検査院の試算ではごみ推計量が国交省の積算より少なくなるが、適正なごみ撤去費用については示さず

・国交省積算のごみ推計量と撤去費用は十分な根拠が確認できず、慎重な調査検討を欠いている

・近畿財務局は必要な手続きを踏まずに売却予定価格を決定し、事務の適正を欠く

・残された決裁文書で国交・財務両省と学園の具体的なやり取りなどが確認できず、会計経理の妥当性の検証が十分に行えない

 ◇解説 国会「そんたく」解明を

 森友学園への国有地売却問題に対する検査院の報告書は、契約手続き全体の適否には踏み込まなかった。だが、文面には「根拠が確認できない」との指摘が随所にみられ、鑑定評価額からごみ撤去費分を値引いて売却した国土交通省と財務省の対応への不信感がにじむ。政府側が国会答弁で繰り返してきた手続きの「適正」は大きく傷ついた。

 報告書は、両省が学園側に対してとった数々の例外的な扱いにも疑問符を付けた。だが、交渉経過に関する行政文書が破棄されたこともあり、官僚たちがなぜそのような対応をしたのかを解き明かす記述はほとんどない。まして、この問題で国民が抱え込んだ「安倍晋三首相や妻昭恵氏へのそんたくはなかったのか」という核心部分への答えはなかった。

 検査院の役割は、公金の無駄遣いや事業の有効性・効率性を判断することにある。検査手法も強制力はなく、官公庁に残された文書や官僚へのヒアリングに頼るしかない。そうであるならば、検査を依頼して報告書を受け取った国会において「核心部分」の解明が進められるべきだろう。政府側が一方的に幕引きを図ることは許されない。【松浦吉剛】
(毎日新聞)

 安く払い下げることが先に決定され、値引き額は後付なのだろう。

<森友問題>「破棄した」答弁の佐川国税庁長官 国税庁内部も批判

 森友学園との国有地売却に関する交渉記録について、国会で「破棄した」と答弁した財務省の佐川宣寿前理財局長。7月から国税庁長官として徴税事務のトップに立ち、税務署の職員たちは納税者の反発にさらされている。動静の伝えられることのない佐川氏だが、現場に自身が悪影響を与えているという自覚はあるようだ。【和田浩幸】

 ◇自身の影響は自覚

 「納税者からさまざまなご意見が寄せられていることも承知している。特に年明け以降ご苦労をおかけする」。佐川氏は22日、全国税労働組合(全国税、稗田慶三中央執行委員長)との団体交渉の冒頭、「一言申し上げたい」と切り出した。

 年明けには確定申告が始まる。職員が新たに逆風にさらされる可能性を認めた発言だが、森友学園には直接言及せず、陳謝もなかった。毎日新聞は佐川氏のコメントを求めたが、国税庁国税広報広聴室が22日、「所管行政に関わらない事柄について答える立場にない」という談話を出したのみだった。

 佐川氏の就任直後から、各地の税務署には「書類を廃棄したと言えば許されるのか」「あなたに適正・公平な行政を語る資格があるのか」などといった苦情が寄せられてきた。

 稗田委員長はこの状況を踏まえ、佐川氏が初めて出席した10月4日の団交で「現場で苦悩する職員へ何らかの言葉を発するべきだ」と迫った。佐川氏は回答を避け、「明るく風通しのよい職場を作りたい」などと語るのみで、国会と同じく「問答無用」の姿勢を崩さなかった。全国税は10月25日付の機関紙で「職員へ謝る姿勢なし」と批判した。

 実際、各地の税務署はこれまでなかったクレームにさらされている。徴収や調査で任意提出を求める資料について、納税者から「来年からは提出しない」と言われたり、領収書がないため仕入れ税額控除を認めなかった際、「おたくのトップは認められている」と嫌みを言われたりするケースが起きている。

 佐川氏は長官就任時の恒例だった記者会見も開いていない。全国税の真貝正治書記長は「何を聞いてもやり取りがかみ合わないのは国会と同じ。来年の確定申告ではさらに苦情が寄せられ、現場が混乱する恐れもある。引き続き追及したい」と話している。
(毎日新聞)

 適正公平を語る資格があるのか、はおもしろい。
 行政は都合の悪い書類を破棄する又はしたことにする体質なのだろう。

大谷翔平「5年間を大事にして、てっぺん目指す」

 日本ハム大谷翔平投手(23)の大リーグ移籍のために、異例の「大谷ルール」が誕生した。日本野球機構(NPB)、米大リーグ機構(MLB)、大リーグ選手会による新ポスティングシステム交渉が22日、合意した。新制度は18年からで、今オフの大谷には旧協定通りの譲渡金2000万ドル(約23億円)が採用される。

 日本ハム大谷は、ポスティング制度が合意したことに関しては「今日はそういう日じゃないので」と発言を控えた。この日は北海道月形町でのイベントに参加。メジャーに挑戦する来季以降について「離れても応援してもらえるならうれしい。この5年間を大事にして、てっぺん目指して頑張っていきたい」と話した。

 一緒に訪問する予定だった新垣が、ウイルス性急性結膜炎で欠席。「トークは8割方任せようと思っていた。予想外だった」と動揺も、「(新垣はトークが)野球よりもメインの仕事なので、そこに来なくてどうするんですかね」とニヤリ。きつい冗談でファンの笑いを誘った。

 ドラフト1位の清宮には「第一印象はどっしり感がすごかった。手本になる先輩がたくさんいるから頑張って欲しい」とエール。チームメートには「心の底から信頼している人はゼロ」と再び笑わせると、最後は同町名産のトマトジュースを一気飲みして、トマト嫌いも克服。エンターテイナーぶりを発揮した。
(日刊スポーツ)

 てっぺんの大谷を見たい。

「お手本になる人がね」白鵬の態度に勝負審判も首ひねる

 22日にあった大相撲九州場所11日目の結びの一番で、寄り切りで敗れた横綱白鵬が、土俵に戻らず軍配への不満をアピールしたことについて、土俵下で勝負審判を務めた親方たちも首をひねった。

 山科審判長(元小結大錦)は「自分からは(横綱には)何も言ってない。『待った』と言いたいんじゃないの? 多分。でも、手をしっかり付いているからね」と話した上で、白鵬がなかなか土俵に上がらなかったことについては「お手本になる人がね」と疑問を呈した。

 また、白鵬が物言いを求めるようなしぐさをしたことについて、式秀親方(元幕内北桜)は「ルールとしておかしいでしょ? 物言いは審判か控えの力士がつけるんだから。ありえないですよね。礼に始まって礼で終わらないと。そこはきちんとしないと」と苦言。陣幕親方(元幕内富士乃真)は「ダメだよ、あんな態度は」と、ぶぜんとした表情だった。
(朝日新聞デジタル)

 横綱の品位がないのは今に始まったことではないが、きちんと処分すべきだろう。

2017年11月22日水曜日

清宮幸太郎 日本ハム 背番号「21」に内定 枠にとどまらず大きな存在に

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=の背番号が「21」に内定したことが21日、分かった。日本ではエース級の投手が背負うのが一般的だが、その既成概念を打ち破る意味も込められているとみられる。メジャーでは名選手、ロベルト・クレメンテ氏がつけ、栗山監督が尊敬する三原脩氏がプロ野球創成期に巨人で背負った番号でもある。24日に札幌市内で行われる新入団発表でお披露目される予定だ。

 野球界の枠にとどまらず、大きな存在になってほしい―。意外とも思える清宮の「21」には、そんな願いが込められているのだろう。退団する武田久が今季までつけ、日本ハムでも歴代のエース級が背負ってきた。日本の野手ではめったに見られないが、そんな常識は高校通算歴代最多111本塁打を放った規格外の男には関係ない。

 米大リーグで「21」は特別な番号の一つだ。1972年、ニカラグア大地震の際に故郷・プエルトリコに救援物資を届けようとし、輸送機の墜落事故で亡くなった名外野手のロベルト・クレメンテ氏が背負っていた。首位打者を4度獲得し、通算3000安打を放った名外野手の「21」は伝説となり、パイレーツの永久欠番になっている。

 7球団競合の清宮も、そのスピリットを少なからず持っている。16日の都内での仮契約後に行われた会見で「(球団から)『野球人としてだけでなく、社会人として世の中に貢献できるような人間になってほしい』と力強い言葉を頂きました。人として皆に目指されるようになりたい。その言葉は自分の中で心に響きました」と一社会人としての成長を誓っていた。

 栗山監督にとっても重みのある番号だ。指揮官として尊敬する三原脩さんがプロ入り後、選手として最初につけた番号でもある。三原さんは巨人、西鉄、大洋など5球団を指揮。4度の日本一を達成し、晩年には日本ハムの球団社長も務めていた。「魔術師」と呼ばれる采配は、栗山監督の礎となっている。

 早実の先輩で清宮が目指す868本塁打の世界記録を持つ巨人・王貞治(現ソフトバンク球団会長)の「1」や、ダルビッシュ有から大谷翔平に引き継がれた「11」も候補に挙がっていたとみられるが、その中から清宮にふさわしいものが選ばれた。24日に札幌市内で行われる新入団発表でお披露目される予定だ。「51」のイチロー、「55」の松井秀のように、清宮が「21」を自分のものにしていく。

 ◇日本ハムの背番号21 前身の東急時代には捕手の上林繁次郎がつけた例もある。東映時代の58年の土橋正幸以降は投手が背負う番号として定着し、日本ハムとなった1974年以降でも高橋直樹、西崎幸広、武田久ら全て投手が背負った。

 ◆クレメンテの21番 プエルトリコ出身のR・クレメンテは4度の首位打者で通算3000安打、打率も3割1分7厘。強肩で12度のゴールドグラブを受賞した外野手。現役ながら1972年の大みそかに、ニカラグア大地震の救援物資を積んだ輸送機が墜落。38歳の若さで亡くなった。メジャーでは彼の功績をたたえ、グラウンドの活躍だけでなく社会貢献に尽力した選手を毎年「ロベルト・クレメンテ賞」に選出している。そのため、中南米出身の選手は彼に憧れて同じ背番号をつける選手が多く通算609本塁打のS・ソーサや306本のR・シエラらが21番でプレーした。

 ◆三原 脩(みはら・おさむ)高松中―早大と名二塁手として活躍。1934年に巨人の前身・大日本東京野球倶楽部の一員として入団。内野手としてプロ野球スタートの36年から3年間、巨人の初代背番21でプレーした。戦後の48年に巨人の監督に就任し翌49年にチームを5年ぶりのリーグ優勝に導き、その後西鉄(現西武)で3年連続日本一、60年には前年最下位の大洋(現DeNA)を日本シリーズ優勝させるなど、“魔術師”と称された采配でファンを魅了。近鉄、ヤクルトの監督も歴任。監督通算1687勝は歴代2位。日本ハムでは球団社長も務めた。83年に野球殿堂入り。
(スポーツ報知)

 いずれは1番だろう。

2017年11月21日火曜日

左腕より深刻な足腰 稀勢の里5敗目

◇衰えの兆候
 左四つに組み止めたはいいが、もう稀勢の里の膝は伸びていた。右上手も引いて観客に「今日は大丈夫」と思わせた後も、膝が伸び、上体が起きていたために、最後に詰めに必要な力が生まれない。土俵際で宝富士の捨て身の下手投げにばったり落ちた。

 力士の衰えの兆候は幾つかある。尻の肉が落ちる。負ける時に腰から落ちる。上体が起きやすくなる。膝が伸びるのが早くなる。稀勢の里はもともと腰が高くて上体の前傾姿勢が甘いが、今場所はさらにそれが目立ち、足の運びも自信がなさそうだ。負け相撲だけではない。3勝目を挙げた松鳳山戦でも、途中で腰や膝が入りかけている。
 支度部屋では前日同様、質問に「うーん」と繰り返した稀勢の里だが、下半身の衰えは、ブランクのせいだけか。夏場所前の計量で体重が自己最高の184キロだった。初場所前より9キロも増えている。その時は「体は張っている。いい汗をかいている」と言っていたが、引退間際になると体重が増える力士が多い。稀勢の里の肉の付き方を見て案ずる親方もいた。横綱昇進前後こそ左を差し、体を寄せて出るのに腹が役立ったが、その後は体重増と下半身の衰えが負の相乗効果を招いているように見える。

◇出るも休むも地獄
 15日制定着後の横綱皆勤負け越しは1989年秋場所の大乃国、99年秋場所の横綱三代目若乃花の7勝8敗がある。このまま皆勤すれば不名誉な記録を更新しかねないが、休場を負けと見なせば横綱の負け越しは山ほどある。稀勢の里の場合、また休場すれば15日間取り切る感覚を取り戻す機会がさらに遠のくだけでなく、初場所は進退を問われるだろう。
 右の使い方がうまくない稀勢の里が、頼みの左腕を痛めたのは確かに不運だった。本当の回復具合は本人しか分からないが、たとえ元に戻っても今の下半身では苦しい。
 育ての親、元横綱隆の里の鳴戸親方が健在だった頃は、稽古の最後に全員を並ばせ、順番に号令を掛けながら四股を踏ませた。途中、声が小さい者でもいれば最初からやり直し。稀勢の里にとって窮地脱出への細い道は、もう一度体をいじめて絞り直すしかないのではないか。こうなってしまった横綱と全力で稽古をしてくれる力士はいないだろうが、下半身の鍛錬は一人でもできる。
 大横綱北の湖が晩年に休場が続いて批判された頃、一方でスポーツ誌が「甦れ! 北の湖」の特集を組むなど、復活を望む声も起きた。相撲ファンは偉大な功績と誠実な土俵態度を見てきたからだが、憎らしいほど強いといわれた北の湖に寄せられた温かい声援を、本人はどう思ったか。引退後に当時の心境を尋ねると、唇の端をゆがめる独特の苦笑いをして答えた。「横綱はね、同情されたら終わりですよ」
 日馬富士は暴力問題の処分次第では、現役を続けるのが困難になりそうだ。鶴竜も崖っぷち。先場所あたりから「来年の今頃は横綱が1人になっているかも」と言う親方が多いが、「来年の今頃」どころではなくなった。
(時事ドットコム編集部)

 衰えか、練習不足か、勝てなければ引退だろう。

2017年11月19日日曜日

相撲協会が日馬富士を聴取=暴行問題で、危機管理委

 大相撲の横綱日馬富士(33)が同じモンゴル出身の幕内貴ノ岩(27)に暴行を加えて負傷させた問題で、日本相撲協会の危機管理委員会が19日、東京・両国国技館で日馬富士への聞き取りを行った。本人から事情を聴くのは初めて。

 日馬富士は17日、貴ノ岩が被害届を出した鳥取県警から任意の事情聴取を受けた。関係者の証言が食い違うなど情報が入り乱れており、協会幹部は「スピーディーに情報を集めなければいけない」としている。今後は、貴ノ岩が暴行を受けた酒席に参加していた横綱白鵬らにも事情を聴く。

 危機管理委員会はこれまで、貴ノ岩の診断書を作成した医師に聞き取りを行い「頭蓋底骨折は疑い」と確認するなどの調査を進めている。
(時事通信)

 問題にしたくない相撲協会と貴乃花親方の対立はおもしろい。

2017年11月17日金曜日

清宮幸太郎 注目の背番号は?1桁空きは「4」 26日ファンに第一声

 日本ハムからドラフト1位指名された早実・清宮幸太郎内野手(18)が16日、東京都内の明治記念館で入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件で入団に合意した。

 清宮は今後、今月下旬に北海道内で入団会見に参加し、注目の背番号が正式発表される。現在、1桁の空き番号は「4」だけで次に若い番号は「15」となっているが、どうか。

 その後、26日に本拠地・札幌ドームで開催される「ファンフェスタ2017」に参加し、北海道のファンに向けて「日本ハム・清宮」としてあいさつを行う予定だ。メジャー挑戦を表明している大谷も参加予定で、チケットはすでに完売となっている。
(スポニチアネックス)

 55番はどうでしょうか。

2017年11月15日水曜日

増井浩俊 巨人、FA増井を調査へ マイコ&マシソン去就不透明…補強ポイントに合致

 巨人がFA権の行使を表明した日本ハム・増井の獲得調査に乗り出すことが14日、分かった。今季は守護神として52試合に登板し、27セーブを挙げ、プロ通算100セーブも達成した。その一方で、昨季はシーズン途中で先発に転向。自己最多の10勝をマークするなど、プロ8年間で先発、中継ぎ、抑えのすべてを経験してきた。

 巨人は今季14勝を挙げたマイコラスと不動のセットアッパーだったマシソンの去就が不透明。4位からの巻き返しへ投手陣に厚みを持たせる意味でも、あらゆるポジションで結果を残してきた右腕は補強ポイントに合致する。この日、本人が態度を正式に表明したことを受け、球団は慎重に調査を進めていく。
(デイリースポーツ)

 やはり、くさっても巨人だろうか。

2017年11月14日火曜日

中田翔 日本ハム残留決断「球団から“必要としている”と」ファンの熱意にも感謝

 日本ハムの中田翔内野手(28)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず残留することが13日、分かった。主砲の決断の一方で、リリーフエースの増井浩俊投手(33)は国内FA権を行使することが濃厚。FA権の行使申請は、14日に締め切られる。

 中田が気持ちを固めた。札幌市内の合宿所に現れ「球団から“必要としている”という言葉をいただいているし、他にもいろいろな話ができた。その中で最終的に決めたことなので後悔はない」と話した。悩んだ末の答えは「残留」。14日に球団事務所で開く会見で表明する。

 当初は行使の方向へと傾いていた。だが、シーズン後、球団から複数回にわたって慰留された。今季の推定年俸2億8000万円から大幅ダウンの提示こそ受けたが、戦力として、精神的支柱として必要とされたことが胸に響いた。

 ファンの熱意にも心を打たれた。夏場以降、ホーム、ビジターにかかわらず球場の応援席には「お前が必要 中田翔」の横断幕が掲げられるようになった。残留を強く望むファンの声は自然と中田の耳に届いた。

 「もう気持ちは決まっているし、この期間いろいろなことを考えさせてもらった。もちろん家族と相談しながら決めた」

 10年目の今季は打率・216、16本塁打、67打点。3月のWBCの疲労、開幕直後の右内転筋痛が影響し、来季は巻き返しの年になる。球団は将来の4番候補として、高校通算111本塁打の早実・清宮をドラフト1位指名。同87発を放った大阪桐蔭時代から日本球界を代表する主砲にのし上がった同じ一塁手は、清宮にとっても追うべき存在になる。

 去就が注目された主砲の大きな決断。「明日しっかり話します」。その顔は今までになく晴れやかだった。

 ◆中田 翔(なかた・しょう)1989年(平元)4月22日、広島県生まれの28歳。大阪桐蔭では1、2年夏、3年春と3度甲子園出場。07年高校生ドラフト1巡目で日本ハム入団。14、16年に打点王。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞2度。13、17年のWBC日本代表。1メートル83、104キロ。右投げ右打ち。
(スポニチアネックス)

 チャンスに打てない打者はいらない。
 若手の活躍次第では、レギュラーも怪しい。

日馬富士 貴ノ岩に暴行疑惑 ビール瓶で殴打、右中頭蓋底骨折

 横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)に、幕内力士への暴行疑惑が浮上した。関係者によれば、10月26日の鳥取で行われた秋巡業後の酒席で、東前頭8枚目、貴ノ岩(27=貴乃花部屋)をビール瓶で殴打し負傷させたという。貴ノ岩は福岡市内の病院に入院。九州場所を初日から休場しこの日、「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで全治2週間」の診断書を提出した。相撲界は長年、暴力問題の再発防止に取り組んできただけに、疑惑の究明が急がれる。
(スポニチアネックス)

 実力的にも終わりだろう。

2017年11月13日月曜日

MotoGPバレンシアGP決勝:マルケスが4度目のタイトル獲得。レースはペドロサ優勝でホンダが3冠達成

 MotoGP第18戦(最終戦)バレンシアGP、MotoGPクラスは、スペインのリカルド・トルモサーキットで決勝レースを行ない、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温25度、路面温度26度のドライコンディションで争われた。ポールポジションからスタートしたマルク・マルケス(ホンダ)がレースをリード。ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が2番手に続き、ペドロサは5番グリッドから好ダッシュで3番手につける。

 2周目にザルコがトップに浮上するが、マルケスもすぐにポジションを奪取。3番手にペドロサ、4番手にホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が続き、タイトルの可能性を残すアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)は5番手をキープする。

 4周目の5コーナーの立ち上がりでマルケスは後ろを振り返ると、ザルコが先行、マルケスはザルコの背後についたまま周回を重ねていく。優勝しかないドビジオーゾは5番手のまま周回を重ねる。レースが中盤に差し掛かった13周目にロレンソのマシンのダッシュボードにドビジオーゾを前に出す指示と思われるサインが送られたが、ロレンソはポジションをキープ。残り10周となったところでサインボードでもロレンソに下がる合図が出されたものの、ロレンソはそのまま周回を重ねていく。

 マルケスは終盤に入った23周目に動き、最終コーナーでザルコを交わしてトップに立つが、その直後の1コーナーでマシンがスライド、マルケスは驚異的なマシンコントロールで転倒を回避したものの、そのままグラベルに飛び出してしまう。復帰した時点でマルケスは、ロレンソ、ドビジオーゾの後方、5番手まで後退するが、続く25周目の5コーナーでロレンソが転倒しリタイア。さらに8コーナーではドビジオーゾがオーバーランを喫し、グラベル上で転倒してしまう。マルケスはこれで3番手に復帰。ドビジオーゾは再スタートを切ったものの、そのままピットに戻り、この時点でマルケスのタイトル獲得が決定した。

 マルケスが後退した後、ザルコがトップをキープしていたが、レース終盤には2番手のペドロサと接戦のバトルとなり、最終ラップに入るストレートエンドの1コーナーでペドロサがザルコを交わしてトップに浮上。そのままザルコの追撃を抑えきり、ペドロサが今シーズン2勝目を記録。ザルコは初優勝は逃したものの、今シーズン3回目の表彰台となる2位入賞を果たした。マルケスは3位でゴール。MotoGPクラスで4回目、グランプリ通算6回目のタイトルを獲得した。

 4位にアレックス・リンス(スズキ)が入賞し、MotoGPクラスベストリザルトを獲得。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が5位、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が6位、ジャック・ミラー(ホンダ)が7位に入賞した。

 終盤にポジションアップしたカル・クロッチロウ(ホンダ)が8位に入賞。ワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が8位に入賞。ティト・ラバット(ホンダ)が今シーズンベストとなる10位に入賞した。

 ブラドリー・スミス(KTM)が11位、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が12位、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が13位、カレル・アブラハム(ドゥカティ)が14位、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が15位に入賞。今レースを最後にMotoGPクラスから離れるロリス・バズ(ドゥカティ)は16位でゴール。代役参戦のマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)は17位でチェッカーを受けた。

 エンジン交換のペナルティによりピットレーンスタートとなったポル・エスパルガロ(KTM)は残り5周で転倒リタイア。サム・ロウズ(アプリリア)は転倒リタイア。アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は2度転倒を喫し、リタイア。スコット・レディング(ドゥカティ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ミカ・カーリョ(KTM)はそれぞれ転倒リタイアに終わった。

 マルケスがチャンピオンを獲得し、ドビジオーゾがMotoGPクラスベストとなるランキング2位を獲得。ホンダが、ライダー、コンストラクターズ、チームタイトルの3冠を獲得した。

[オートスポーツweb ]

 来季もホンダとドゥカティの接戦だろうか。

2017年11月9日木曜日

アパ、土地売買で12億円被害 「地面師」数人を逮捕

 大手ホテルチェーン「アパグループ」の関連会社「アパ」(金沢市)との土地取引をめぐり、偽造の本人確認書類を使ったとして、警視庁捜査2課は8日、偽造有印公文書行使などの疑いで、住所不定の会社役員、宮田康徳容疑者(55)や東京都目黒区の司法書士、亀野裕之容疑者(53)ら男女9人を逮捕した。認否は明らかにしていない。

 捜査2課は、容疑者らは所有者になりすまし土地を売却し、現金をだまし取る「地面師」グループとみて、詐欺容疑でも調べる。

 関係者によると、アパは東京・赤坂の土地購入のため約12億6千万円を支払ったが、法務局で登記できず土地を取得できなかった。

 逮捕容疑は平成25年8月、土地の所有者から登記を移転するため、土地の相続人になりすました偽造の印鑑証明書や住民基本台帳カードなどを使い、法務局へ提出したとしている。
(産経新聞)

 簡単に偽造できるのが、地面師暗躍の理由だろう。

2017年11月8日水曜日

MotoGPバレンシアGPプレビュー:タイトル争いが決着する最終戦。ドビジオーゾ戴冠には優勝が絶対条件

 前戦マレーシアGPでアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝、ランキングトップのマルク・マルケス(ホンダ)が4位に終わったことで、ふたりのポイント差は21ポイントに縮まり、最終戦バレンシアでタイトル争いに決着をつけることになった。

 マレーシアGP決勝はウエットの難しいコンディションとなったが、ワンツーフィニッシュを飾ったことからも、ドゥカティにアドバンテージがあった。マルケスは3位をねらって得られるプラス3ポイントではなく、あえてリスクを冒さず、チャンピオンシップを優先してポジションキープを選択し、4位でチェッカーを受けた。

 この結果、ホンダはマレーシアGP終了時点でコンストラクターズタイトルを獲得。最終戦バレンシアGPでドビジオーゾが優勝しても、マルケスが11位以内でフィニッシュすれば、4度目のMotoGPクラスタイトルを獲得することになる。

 ランキング3位を確定させたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)だが、3位に入賞したドライのオーストラリアGPから一転、ウエットのマレーシアGPでは9位に止まり、ウエットコンディションで問題を抱えていることを改めて印象づけた。

 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はランキング4番手をキープしているが、ランキング5番手のダニ・ペドロサ(ホンダ)とのポイント差が12ポイントに縮まり、最終戦でランキング4位を争うことになる。

 ランキング6番手のヨハン・ザルコ(ヤマハ)は、マレーシアGPでMotoGPクラス二度目となる表彰台を獲得。オーストラリアGPでのルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に続き、マレーシアGPでインディペンデントチームランキングトップを確定させた。

 一方、マレーシアGPで2位表彰台を獲得したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がランキング7番手に続き、ザルコとのポイント差を17ポイントに縮めてきており、ロレンソにはランキング6位浮上のチャンスがある。

 ランキング8番手のダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)もロレンソとは16ポイント差、ランキング9番手のカル・クラッチロー(ホンダ)はペトルッチと17ポイント差と、ランキング順位の変動の可能性を残して最終戦に臨む。

 日本GP以降、体調不良により欠場しているジョナス・フォルガー(ヤマハ)はランキング10番手をキープしているが、欠場が続いたことから、ランキング11番手のアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が9ポイント差、ランキング12番手のジャック・ミラー(ホンダ)が11ポイント差に迫っている。

 なお、フォルガーの代役には、マレーシアGPに続いて、マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が起用される。スーパースポーツ世界選手権(WSS)では、2010年を最後にバレンシアラウンドが開催されていないため、ファン・デル・マークはバレンシアでは初実戦となる。
[オートスポーツweb ]

 転倒リタイヤがなければ、マルケスがチャンピオンだろう。

宮西尚生 FA権行使せず=日本ハム残留「左腕ささげる」―プロ野球

 日本ハムの宮西尚生投手(32)は8日、取得している海外フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留すると表明した。札幌市内の球団事務所で記者会見し、「球団の方にこのチームで引退してほしいと言われ、その一言が大きかった。この左腕をファイターズにささげるつもりでやっていく」と述べた。新たに単年契約を結んだ。

 宮西は1年目の2008年から救援として10年連続で50試合以上登板を果たし、今季は通算250ホールドを達成。「若い選手も育ってくる中で、それ以上の活躍を見せたい」と意気込んでいた。
(時事通信)

 日ハム愛はすばらしい。次期の指導者候補だろう。

  

税の無駄874億円=10年ぶり1000億円下回る―16年度決算報告・会計検査院

 会計検査院は8日、2016年度の決算検査報告書を安倍晋三首相に提出した。

 税金の無駄遣いなどの指摘金額は874億円で、10年ぶりに1000億円を下回った。指摘件数は前年度より32件少ない423件。このうち法令違反などの「不当事項」は333件、計137億円だった。

 前年度は、預金保険機構の利益剰余金のうち1兆円超は今後使われる可能性がないとして、国庫納付などを求める指摘があり、全体の押し上げ要因になったが、今回は大型案件が少なかった。

 省庁別の指摘金額は、国土交通省が384億円で最も多く、農林水産省157億円、厚生労働省80億円が続いた。厚労省は指摘件数が135件と最多だった。

 1件の指摘金額が最大だったのは、国交省が道路や河川の公共工事などを実施する自治体に支出する社会資本整備総合交付金に関する案件。価格以外の要素も評価する「総合評価落札方式」では、一定額を下回る価格での入札者を無条件で失格にする制度は法令で適用できないのに、15~16年度に交付金を受けて23自治体が実施した工事の請負契約640件で適用し、最も有利な条件だった入札者が失格になっていた。これらへの交付金支出額269億円を指摘金額とした。

 東日本大震災関連では、被災地の企業への過大な補助金交付、操業していない企業が書類を偽造して補助金を受け取った問題などを指摘した。

 参院が3月に検査を要請した「森友学園」(大阪市)への国有地売却についての結果は、今回の報告書には盛り込まれておらず、早ければ年内にも公表される見通し。
(時事通信)

 モリカケが最大の税金の無駄使いだろう。 

清宮、鎌ケ谷で大谷と初対面「顔が小さかった」

 日本ハムからドラフト1位で指名された早実・清宮幸太郎内野手(18)が8日、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設を初めて訪れた。同3位の田中(柳ヶ浦)、同7位の宮台(東大)と一緒に球場や寮などを見学。充実した施設に「写真とかではもちろん見たりはしましたが、球場もきれいで、ここ(室内練習場)も2軍とは思えない場所だなと思います」と笑顔を浮かべた。

 寮に併設してあるトレーニングルームでは、大谷翔平投手とも初対面を果たしたという。あいさつ程度だったというが、「大きくて、顔が小さかったです」と感激した様子だった。
(デイリースポーツ)

 清宮を開幕一軍で使うだろうか。
 順当なところは数ヶ月から数年二軍で結果を出せれば昇格だろう。

2017年11月4日土曜日

“ゴジラ2世”日本ハム・森山、窓ガラス破壊弾!清宮と長距離砲戦争勃発だぁ~

 日本ハム・森山恵佑外野手(23)が3日、沖縄・国頭秋季キャンプで“特大場外弾”を放って猛アピールした。1年目の今季、イースタン・リーグで18本塁打をマークして、本塁打王に輝いた石川・星稜高出身の「ゴジラ2世」が、ドラフト1位指名・清宮幸太郎内野手(18)=早実高=のライバルに名乗りを上げた。

 「自分の特長はやはりバッティング。もっと長打力を伸ばして、何があろうと、そこはぶれないようにやっていきたい」

 この日のフリー打撃では38スイングで10本の柵越え。両翼100メートルの右翼席の後ろにそびえ立つ、高さ約10メートルの防球ネットを越える4本の場外弾も放った。

 チームきっての怪力の持ち主だ。今キャンプ初日の1日には打球が室内練習場のネットを突き破り、ガラスを破壊した。今秋から一塁守備に挑戦し、D1位指名・清宮と来春、定位置を争う。「まだ入団していないので、よく分からないけど、彼は特長がある。自分も長所を伸ばしてやっていきたい」と早くもライバル心をメラメラと燃やした。

 かつて、巨人で4番争いをした清原&松井のように、日本ハムでも若き“キヨ&ゴジラ”が、来春のキャンプで激しいレギュラー争いを繰り広げる。
(サンケイスポーツ)

 若手が育たないと盛り上がらない。

2017年11月3日金曜日

増井浩俊 日本ハム 増井FAへ…球団からは残留要請「すごい提示をしてもらったので悩む」

 日本ハムの増井浩俊投手(33)が今季取得した国内FA権を行使する可能性が2日、高まった。

 すでに球団側と2度の交渉を終え複数年契約での残留要請を受けている。宣言残留を認められていることもあり、最終決定までには至っていないが、宣言したうえで他球団との交渉に臨むことになりそうだ。この日、千葉・鎌ケ谷の室内で自主練習後、取材に応じた右腕は「(球団から)すごい提示をしてもらったので悩みます」と話したが「使うなら1年でも早く使った方が自分のためなのかな」と心境を明かした。
(スポーツ報知)

 増井以外の抑えは考えられない。

2017年10月31日火曜日

民進 後任に岡田氏有力 前原氏辞任表明

 民進党の前原誠司代表は27日の両院議員総会で、代表を辞任する意向を正式に表明した。総会では、希望の党との合流構想を撤回し、党本部と地方組織を維持することを確認した。30日に開く地方組織の代表らを集めた全国幹事会でこうした方針を説明する。

 30日に改めて両院議員総会を開き、後任の代表選びに入る。11月1日の特別国会召集前に新体制の発足を目指す。党籍を残したまま無所属で衆院選に立候補し当選した岡田克也元代表の再登板が有力となっている。

 前原氏は冒頭あいさつで「責任を痛切に感じている。一定の方向性を定めた上で辞任させていただく」と述べた。非公開の意見交換では「あの状況の中では希望の党との合流しか考えられなかった」などと釈明した。

 これに対し、出席議員からは希望の党の小池百合子代表(東京都知事)との交渉過程や前原氏の判断を問いただす意見が相次いだ。

 50億~100億円とされる民進党の資金について前原氏は記者団に「他の党に分配することはない」と明言した。

 総会には参院議員44人と無所属で当選して党籍を持つ衆院議員15人の計59人が出席した。【光田宗義、樋口淳也】
(毎日新聞)

 また古い人が代表戦出馬では何も変わらない。

“史上最高のヒットメーカー”張本勲、引退【1981年10月31日】

 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は10月31日だ。

 現役時代に後悔は、と聞かれ、「何も思い残すことはない」。

 1981年10月31日、都内のロッテ本社で行われた引退発表の席で、ロッテの張本勲は、きっぱり言い切った。

 いまのファンは「喝」ばかり出している毒舌の人と思っているかもしれないが、その実績は巨人・王貞治、長嶋茂雄のONにも匹敵する。日本球界最多通算3085安打を誇る安打製造機にして、かつては東映フライヤーズ(現・日本ハム)の暴れん坊たちを束ねたコワモテの男で、グラウンド内外での武勇伝も数多い。

 会見での淡々とした口調は、強気の男だけに弱みを見せたくなかったのかと思ったが、そうではなかったのかもしれない。

「もう、あのベースの前に立たなくてもいいと思うと、ホッとした気持ちのほうが強いです」

 その言葉に反骨の男、張本が歩んできた道の険しさがうかがわれた。在日韓国人として生まれ、その素性をいっさい隠すことなく、堂々と胸を張り続けた。

 会見の言葉を補足する言葉が、のちの著書『最強打撃力』(小社刊)にある。一部を抜粋しよう。

「さまざまな喜びをかき集めても、23年間の現役生活の15パーセントほどしかない。残り85パーセントは苦しみの日々だった。だから、現役生活をやめたときは、ホッとした。もう、バットを振らなくていい。もう、四角いバッターボックスに立たなくていい。もう、二度と野球選手にはなりたくない」

 最後の言葉、「もう二度と野球選手になりたくない」は壮絶だ。

 59年、浪商高から東映に入団。少年時代のやけどで右手にハンデがあったが、猛練習で瞬く間に頭角を現し、首位打者をトータル7回獲得した。ただ、当時の東映は不人気で、さらには60年代後半から暗黒時代となる。次第に個人の成績のみを追い求めるようになったという。

 76年には、ずっとあこがれていた巨人に移籍し、長嶋茂雄監督の下で、盟友・王とともにリーグ連覇に貢献する。しかし力が落ちると、追い出されるように80年ロッテに移籍。同年通算3000安打を豪快なホームランで飾り、翌81年限りで引退を選んだ。

 会見で張本はこうも言っている。

「よくやったと自分自身に言いたい」

 人生の節目で、そう言い切れる数少ない男でもあった。

 週刊ベースボール

 国籍の違いで苦労も多かったのだろう。

2017年10月30日月曜日

MotoGPマレーシアGP決勝:ドビジオーゾ優勝で逆転王者に望みつなぐ

 MotoGP第17戦マレーシアGP、MotoGPクラスは、マレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 Moto2クラスの決勝終盤から落ち始めた雨は、MotoGPクラス決勝前にはコースをフルウエットにしたものの、MotoGPクラスのスタート前には雨は上がり、決勝レースは気温25度、路面温度32度のウエットコンディションで争われた。

 1コーナーにトップで進入したのは好ダッシュを見せたマルク・マルケス(ホンダ)だったが、1コーナーでややワイドとなり、その間にヨハン・ザルコ(ヤマハ)がトップに浮上。ザルコは1周目に2番手以下に1秒以上のリードを取り、序盤をリード。2番手にホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、3番手にマルケス、ドビジオーゾが4番手に続く。

 ザルコは5周目には2番手以下との差を約1秒半まで開くが、ロレンソがその差を少しずつ縮め始め、8周目には背後まで接近すると、9周目の9コーナーでロレンソがトップに浮上する。

 ドビジオーゾは4周目の14コーナーでマルケスを交わして3番手に浮上したが、バックストレートエンドの最終コーナーでラインを外し、マルケスが3番手を奪取。しかし、続く5周目の4コーナーで再びドビジオーゾが3番手に浮上する。

 トップに立ったロレンソは、周回ごとにザルコとの差を広げ、3番手のドビジオーゾもザルコとの差を縮めると、10周目の14コーナーでザルコを交わして2番手に浮上。ドゥカティがワンツー体制を築く。この時点でマルケスはザルコの後方、4番手につけており、ドビジオーゾがタイトルの可能性を最終戦バレンシアに残すためには、ロレンソを交わして優勝することが条件だった。

 終盤に入ると、ロレンソとドビジオーゾの差が少しずつ縮まり、残り4周に入る直前の最終コーナーで、ロレンソがラインを外しワイドに。最終コーナー立ち上がりでドビジオーゾがトップに浮上する。

 トップに立った後、ドビジオーゾはリードを広げ、今シーズン6勝目をマーク。タイトル争いを最終戦に持ち込むことに成功した。

 ロレンソはドビジオーゾを無理に追うことなく、2位でゴールし今シーズン3回目の表彰台を獲得、ドゥカティがワンツーフィニッシュを飾った。

 3位にザルコが入賞。マルケスは4位のままチェッカーを受け、完走したレースでは第6戦イタリアGP以来表彰台を逃した。

 序盤から単独5番手で周回を重ねたダニ・ペドロサ(ホンダ)が5位でゴール。グリッドに向けたサイティングラップ中にマシントラブルに見舞われ、最後尾グリッドからのスタートを余儀なくされたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は6位まで追い上げてゴールした。

 7位にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、8位にジャック・ミラー(ホンダ)、9位にマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、10位にポル・エスパルガロ(KTM)が入賞。アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が11位、ブラドリー・スミス(KTM)が12位、スコット・レディング(ドゥカティ)が13位、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が14位、カル・クラッチロー(ホンダ)が15位入賞した。

 マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)はMotoGPデビューレースを16位で完走。アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が17位でチェッカーを受けた。

 サム・ロウズ(アプリリア)は2度転倒を喫してリタイア。カレル・アブラハム(ドゥカティ)は9周目の4コーナーで転倒リタイア。ロリス・バズ(ドゥカティ)は6周目に7コーナーで転倒リタイア。アレックス・リンス(スズキ)は6周目の1コーナーで転倒。再スタートしたものの、9周目の14コーナーで2度目の転倒を喫し、再スタートしたが、ブラッグフラッグを振られ、ピットに戻ってリタイアとなった。

 チャンピオン争いはマルケスが282ポイント、ドビジオーゾが261ポイントとなり、ふたりの差は21ポイントに縮まり、最終戦バレンシアでの決着となった。
(AOTO SPORT)

 ロレンソのナイスアシスト。
 最終戦の決着は楽しみ。

 

浅間大基 日本ハム 腰手術も 30日精密検査へ 秋季キャンプ不参加

 日本ハム・浅間大基外野手(21)が30日に腰の精密検査を受けることが29日、分かった。検査の結果次第では手術に踏み切る可能性がある。

 慢性的な腰痛を抱え、11月1日から沖縄県国頭村で始まる秋季キャンプのメンバーから外れていた。新人だった15年にCSでスタメン出場するなどブレークしたが、昨年は開幕直前に腰椎分離症で離脱。今年もアリゾナキャンプ中に腰を痛めた影響で、19試合の出場にとどまった。
(スポニチアネックス)

 15年の鎌ヶ谷で試合の流れを変えられる存在感のあるプレーが懐かしい。
 直して、再び活躍できることを楽しみにしています。

2017年10月28日土曜日

幼児教育無償化財源、経済界に3000億円の負担要請

 政府は幼児教育の無償化や待機児童の解消などの政策を進める財源として、経済界に3000億円の負担を求めました。

 「幼児教育の無償化は子育て世帯を応援し、社会保障を全世代型へ抜本的に変えるために一気に進めていく必要があります。産業界におかれても3000億円程度の拠出をお願いしたく、具体的な検討をいただきたいと思います」(安倍晋三 首相)

 安倍総理大臣はこのように述べ、幼児教育の無償化や待機児童の解消などの財源を安定的に確保するために、経済界に3000億円の負担を求めました。

 「総理から正式にご要請いただきましたので、よく検討して、どういった形で対応できるのかということを、早急に進めて(経済界で)合意したい」(榊原定征 経団連会長)

 経団連の榊原会長はこのように述べた上で、「それなりの協力はするべきだ」と前向きに検討することを明らかにしました。

 政府は教育の無償化や待機児童の対策として2兆円規模の政策を検討していて、消費税の増税分の使い道の変更によるおよそ1兆7千億円と合わせて、必要な財源の確保に目処がついた形です。
(TBSニュース)

 安倍首相のお友達に無駄な税金を使わなければ、何でも可能だろう。

2017年10月26日木曜日

清宮幸太郎 日本ハム栗山監督、早実・清宮の交渉権獲得「日本の宝。世界のホームランバッターに」

「プロ野球ドラフト会議」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)

 7球団競合の末、早実・清宮幸太郎内野手の交渉権を獲得した日本ハム・栗山監督は「うれしかった」と表情を緩めつつも「緊張感でいっぱい」と指導者として胸の内を明かした。

「もし来てくれることになったら、日本球界の宝を預かることになるわけですから、緊張しています。少しでも前に進むことをサポートしてあげられるように。日本の、世界のホームランバッターになれるはずですので」と語った。

 昨年までのドラフト自身がくじで連敗し、木田GM補佐に託した今回。「野球の神様が託してくれたんだと思う」と喜びを噛みしめていた。
(デイリースポーツ)

 清宮を引き当てた日本ハムは素晴らしい。
 これからの活躍が楽しみ。

森友の値引き、6億円過大 会計検査院、年内にも公表

 学校法人「森友学園」に大阪府豊中市の国有地が、ごみの撤去費分として約八億円値引きされて売却された問題で、売却額の妥当性を調べていた会計検査院が撤去費は二億~四億円程度で済み、値引き額は最大約六億円過大だったと試算していることが二十五日、関係者への取材で分かった。

 官僚の「忖度(そんたく)」が取り沙汰された問題は、税金の無駄遣いをチェックする機関からもごみ撤去費の積算に疑義が突き付けられる見通しとなった。検査院は関連文書の管理にも問題があったとみており、売却に関わった財務省と国土交通省の責任が改めて厳しく問われるとともに、政府に詳しい説明を求める声が強まるのは必至だ。

 検査院は詰めの調査を進め、両省への指摘内容を年内にも公表する見通し。

 森友学園は二〇一五年五月、財務省近畿財務局と国有地の定期借地契約を締結。その後、国有地の購入を申し出たことから、財務局は地中に埋まっていたごみの撤去費の見積もりを、以前に現場周辺の地下の埋設物を調査していた国交省大阪航空局に依頼した。

 学園は「地下九・九メートルまでごみがある」と申告。航空局は詳細に調べ直さないまま、以前の調査を基に、土壌全体の47%にごみが混入しているとみなし、撤去費を約八億二千万円と算出。財務局は一六年六月、この額を評価額の約九億五千万円から値引きし、約一億三千万円で売却した。

 検査院が残された資料を検証したところ、47%というデータは、航空局が以前に現場の敷地を掘削した数十ポイントのうち、ごみが出てきた六~七割のポイントの土壌に限っての混入率だった。残る三割以上では、ごみが見つかっていないのに混入率に反映させていなかったという。

 検査院が計算し直したところ、混入率は30%程度で撤去費は約二億円にとどまった。別の計算方法でも四億円余りだったという。

 ただ、撤去費単価に関する文書や、国と学園とのやりとりの記録は破棄されており、正確な見積もりはできなかった。検査院は文書管理の改善も求めるとみられる。

 ごみの撤去費を巡っては、近畿財務局長らを背任容疑で告発した弁護士らのグループが九月、約三億八千四百万円も過大だったとする一級建築士の鑑定書を大阪地検特捜部に提出。特捜部は関係者の立件の可否を慎重に捜査している。
(中日新聞)

 破棄した資料を会計検査院は確認しているのだろうか。

日本ハム 栗山監督、くじ引き役解任 「さすがに5連敗は…」

 日本ハムは25日、ドラフト会議(26日)を前に、球団幹部による会議を都内のホテルで開いた。1位指名選手や全体の指名人数は明かさなかったが、1位指名選手が他球団と競合して抽選になった場合は、木田優夫GM補佐がくじをひくことになった。

 会議後、栗山英樹監督が自ら「くじ引き役解任」を報道陣にこぼした。「くじ、引かせてもらえない。クビになった。さすがに5連敗は勘弁してくれって……」と残念そう。理由について、吉村浩GMは「しょうがない。データ重視です。本人はやりたいみたいですが、無理ですね」と、淡々と説明した。

 監督としてはリーグ優勝2度、日本シリーズ制覇が1度と、申し分ない実績の栗山監督だが、ドラフト会議のくじだけは弱い。昨年は1位指名で5球団が競合した田中正義(創価大、ソフトバンク)を外し、さらに外れ1位でも5球団競合となった佐々木千隼(桜美林大、ロッテ)も外した。2013年のドラフト会議では松井裕樹投手(神奈川・桐光学園高、楽天)ら3回連続で1位のくじを外したこともある。

 栗山監督に代わって大役が回ってきたのは、巨人などで投手として活躍した木田GM補佐。「業務命令です。僕もかつてドラフトされた立場。選手からしたら人生がかかった時間になるので、ふざけることなくやりたい」。持ち前のユーモアは封印して、運命の瞬間に臨む。(山下弘展)
(朝日新聞デジタル)

 1位指名は、やはり清宮だろうか。それともスカウトの評価は別だろうか。

2017年10月24日火曜日

【日本ハム】“球界のいじられ役”杉谷拳士が29歳会社員と結婚

 日本ハム・杉谷拳士内野手(26)が結婚したことが23日、分かった。お相手は大阪府出身で会社員の一般女性(29)で交際2年となった22日に東京・港区役所に婚姻届を提出した。12月に都内で挙式披露宴を行う。

 球界の「いじられ役」が伴侶を得た。杉谷は栗山監督も信頼を置く内外野守れるユーティリティー選手。先輩・中田の“目覚まし役”を務めてかわいがられ、西武戦ではメットライフのウグイス嬢からもいじられる。正月のテレビ朝日系番組のコーナー「リアル野球BAN」でも活躍。明るい性格で人気は全国区だ。

 そんな杉谷が射止めたのは、中田が「お前にはもったいない」と言うほどで、フリーアナウンサー・長野美郷似の美人。友人の紹介で出会い「ひと目ぼれ」し猛アタック。結婚を意識した昨夏から同居をスタートさせた。アスリートフードマイスターの資格を持ち、料理上手でオニオングラタンスープがお気に入り。「『今日のご飯何かな?』と帰るのが楽しみなんです」と、デレデレだ。

 今季は左脇腹などの負傷もあり35試合の出場にとどまっただけに「けがでチームに迷惑をかけて彼女にも心配をかけた。来年は万全な体にして勝利に貢献します」と10年目の飛躍を誓っていた。

 ◆杉谷 拳士(すぎや・けんし)1991年2月4日、東京都生まれ、26歳。帝京高では1年から正遊撃手。3年では主将を務め計3度甲子園出場。08年ドラフト6位で日本ハム入団。10年にはイースタンでシーズン安打記録を更新。11年に初出場するとユーティリティー選手として1軍に定着。173センチ、77キロ。右投両打。年俸2450万円。
(スポーツ報知)

 スーパーサブで、球界のいじられ役はおもしろい。

荒木大輔氏、日本ハム2軍監督就任!燕時代の“同僚”栗山監督支える

 元ヤクルトなどの投手で現役引退後は西武、ヤクルトで投手コーチを歴任した荒木大輔氏(53)=サンケイスポーツ専属評論家=が日本ハムの2軍監督に就任することが23日、明らかになった。24日にも正式発表される。今季は球団初の連続日本一を目指していた日本ハムは、大谷翔平投手(23)ら故障者の続出で5位に低迷。巻き返しに向け、若い投手陣の育成、台頭が急務な状況で、経験豊富な荒木氏に白羽の矢が立った。

 甲子園を沸かせたアイドルが、グラウンドに戻ってくる。早実高時代に“大ちゃんフィーバー”が社会現象となり、プロではヤクルト、横浜(現DeNA)でプレー、西武、ヤクルトで投手コーチを歴任した荒木氏が、日本ハムの2軍監督に就任することになった。

 「監督というのは初めての仕事なので手探りの部分もあるが、とてもやりがいのあることだと思っている」。荒木氏は5年ぶりとなる現場復帰を前に、意気込みを明かした。今季まで田中幸雄氏(49)が務めたポストに就く。

 荒木氏は現役引退後の1999年に米大リーグ、インディアンス傘下2Aにコーチ留学し、2004年から西武、08年からはヤクルトで投手コーチやチーフコーチを務めるなど、指導経験は豊富だ。1軍の栗山監督はヤクルト時代のチームメートで、自身の結婚披露宴で司会も務めてもらった深い間柄。これまで日本ハムに縁はなかったが、今季はサンケイスポーツの評論、NHKの解説などで週に1度は札幌ドームを訪れ、チームの現状をリポートするなど、指揮官の考え方や選手のことも把握している。

 日本ハムは昨季の日本一から今季は5位と低迷した。大谷が右足首痛や左太もも裏の肉離れで長期離脱したほか、故障者の続出で優勝争いに加わることもできなかった。来季の巻き返しに向け、特に若い投手陣の育成と一本立ちが急務の状況となっている。2軍にはドラフト1位・堀(広島新庄高)や上原、吉田、石川直ら将来性豊かな投手陣がそろっているものの、1軍の舞台では未知数。野手陣も含めて、少数精鋭のファームで鍛え上げて、1軍に送り込むのが荒木氏に与えられるミッションだ。早実高の後輩でもある斎藤の再生も期待されている。

 2軍監督就任は24日にも発表され、11月1日から始まる沖縄・国頭村での秋季キャンプから指導を開始する予定。「来季の優勝のために、1人でも多くの選手を1軍に送り込みたい」と荒木氏。その手腕が、V奪還への鍵を握る。
(サンケイスポーツ)

 年齢の割に老人のように老けて見えるのは何故だろう。

2017年10月22日日曜日

村田諒太、ダイレクトリマッチに平常心「勝手にスイッチが入ってくれると思う」…一問一答

◆報知新聞社後援 プロボクシング 世界戦 ▽WBA世界ミドル級タイトルマッチ 王者・アッサン・エンダム―同級1位・村田諒太(22日、東京・両国国技館)

 WBA世界ミドル級1位・村田諒太が“仕事の流儀”を貫き、因縁のダイレクトリマッチを制す。トリプル世界戦(報知新聞社後援)は22日、東京・両国国技館でゴングが鳴る。21日は都内で計量が行われ、村田はリミットの72・5キロ、同級王者アッサン・エンダムは600グラム下回る71・9キロでパスした。5月に不可解な判定で敗れた村田は長所の「ガード」「前へ」「右」を再確認。1995年12月の竹原慎二以来2人目の日本人ミドル級世界王者、日本人初の五輪メダリスト世界王者となる。

 ★村田諒太に聞く

 ―「フェース・オフ」では相手を見続けた。

 「周りが『いいですよ』と言ってくれれば、いつでもやめる。あんなものは長くしていたい方じゃないので(笑い)」

 ―試合の入り方は。

 「基本的に初回にガンガン行くことはないと思う。相手のパンチが生きている時に、不用意なパンチをもらってもしょうがないので」

 ―ひげは験担ぎか。

 「試合が終わったらそる。最近(試合では)ずっとこうじゃないですか? 特に意味はないですよ」

 ―試合4日後の26日は父・誠二さんが63歳に。

 「おやじに近年、何もあげたことはないし、もらいたいと思っていないでしょう。ベルトを父親にささげる気持ちもない。お祝いもしないでしょうね(笑い)」

 ―試合までの過ごし方は。

 「気持ちはあまりコントロールできないもの。自然の流れに任せれば、勝手にスイッチが入ってくれると思う」
(スポーツ報知)

 スッキリとした結果を期待している。

<衆院選>安倍政権に審判 22日投開票

 第48回衆院選は22日、投開票される。4年10カ月に及ぶ安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営への審判となる。選挙戦は「自民党・公明党」の与党と、「希望の党・日本維新の会」の保守系野党、「共産党・立憲民主党・社民党」の「3極」が争う構図で、消費税率の10%への引き上げや憲法改正、原発政策、北朝鮮問題などを巡る論戦が繰り広げられた。また、森友、加計学園問題を巡る首相や政権の対応も焦点となった。23日未明には大勢が判明する。【仙石恭】

 先月28日の衆院解散直後、民進党の前原誠司代表が希望の党への合流方針を打ち出して野党第1党の分裂が進み、立憲民主党が結党されるなど、選挙の構図は目まぐるしく変動。戦後最少の465議席(小選挙区289、比例代表176)を各党が争う。立候補者は小選挙区936人、比例代表244人(重複立候補者を除く)の計1180人。

 各党党首は選挙戦最終日の21日夜まで、支持を訴えて列島を駆け回った。

 首相は政権を奪還した2012年衆院選から5回連続で、国政選挙の最後の街頭演説の地に東京・秋葉原を選んだ。「民主党政権で経済は停滞した。看板を変えても、その責任から逃れることはできない」と述べ、民進出身者が希望、立憲、無所属から立候補していることをけん制。北朝鮮問題と少子化問題を「国難」として衆院解散に踏み切ったことを踏まえ「日本を守り抜くことができるのは、自公連立政権だ」と強調した。

 公明党の山口那津男代表は横浜市内での演説で「急速に進む少子高齢化社会はかつて経験したことがない大きな課題だ。北朝鮮はリアルな脅威になっている。二つの課題をどこの政権に託すか。連立政権でなければ乗り越えられない」と訴え、支持を求めた。

 希望の小池百合子代表は、衆院議員時代の地元選挙区内の東京・池袋で最後の演説。「安倍1強政治に緊張感をもたらし、新しい日本の設計図を私たちに描かせてください。これからは古い政治と、しがらみと既得権を優先する勢力との戦いだ。真の改革を進めないと日本は取り残されてしまう」と述べ、政権に対抗する姿勢を示した。

 維新の松井一郎代表は地盤の大阪府内を遊説。大阪市の南海難波駅前で「復興増税と消費増税を国民にお願いしたとき、国会議員が報酬を2割カットするという約束だったがほごにされている」と述べて増税反対を強調した。

 立憲の枝野幸男代表は東京・新宿で演説。民進党分裂に触れ「このままでは投票先がないと、多くの皆さんに背中を押していただいた」と結党の理由を説明。「権力を持っていたら何をやってもいいというのは18世紀の政治だ。まっとうな政治を取り戻す」と述べて支持を訴え、自身の地元のさいたま市に向かった。

 共産党の志位和夫委員長は東京・JR池袋駅前で「安倍政権にはもうお引き取り願おう。5年間で安倍政権が何をしてきたか思い出してもらいたい。これほど憲法を粗末にした政権はかつてないのではないか」と政権批判を展開した。

 社民党の吉田忠智党首は大分市内で「一握りの富裕層、大企業のために国民に犠牲を強いる安倍政治を止めなければならない」と述べた。日本のこころの中野正志代表は仙台市内の演説で、自民党と連携して改憲する必要性を主張した。

 投票所は全国4万7741カ所。一部を除き22日午前7時から午後8時まで投票を受け付ける。最高裁の裁判官に対する国民審査も実施される。14年の前回衆院選の投票率は52.66%と戦後最低で、今回、台風が接近する中での投票率も注目される。
(毎日新聞)

 安倍政権が圧勝だと、モリカケ問題もチャラ、憲法改悪の流れだろう。
 ねじれにより、野党がチェックできる政治がよいと個人的には思う。
 無党派層は必ず投票して、自分の考えを社会に反映させるべきだろう。

2017年10月21日土曜日

【順位結果】2017MotoGP第16戦オーストラリアGP 予選

 MotoGP第16戦オーストラリアGPの予選がフィリップ・アイランド・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)がポールポジションを獲得した。

■MotoGP第16戦オーストラリアGP 予選順位結果
天候:曇り 路面:ドライ

Pos./No./Rider/Team/Motorcycle/session/Time
1/93/M.マルケス/レプソル・ホンダ・チーム/ホンダ/Q2/1'28.386
2/25/M.ビニャーレス/モビスター・ヤマハ・MotoGP/ヤマハ/Q2/1'28.719
3/5/J.ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3/ヤマハ/Q2/1'28.744
4/29/A.イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター/スズキ/Q2/1'28.937
5/43/J.ミラー/エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS/ホンダ/Q2/1'28.964
6/44/P.エスパルガロ/レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング/KTM/Q2/1'29.030
7/46/V.ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP/ヤマハ/Q2/1'29.203
8/41/A.エスパルガロ/アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ/アプリリア/Q2/1'29.271
9/38/B.スミス/レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング/KTM/Q2/1'29.321
10/35/C.クラッチロー/LCRホンダ/ホンダ/Q2/1'29.429
11/4/A.ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム/ドゥカティ/Q2/1'29.496
12/26/D.ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム/ホンダ/Q2/1'29.546
13/42/A.リンス/チーム・スズキ・エクスター/スズキ/Q1/1'29.824
14/53/T.ラバット/エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS/ホンダ/Q1/1'29.847
15/17/K.アブラハム/プルアンドベア・アスパー・チーム/ドゥカティ/Q1/1'29.961
16/99/J.ロレンソ/ドゥカティ・チーム/ドゥカティ/Q1/1'30.085
17/76/L.バズ/レアーレ・アビンティア・レーシング/ドゥカティ/Q1/1'30.224
18/9/D.ペトルッチ/オクト・プラマック・レーシング/ドゥカティ/Q1/1'30.471
19/8/H.バルベラ/レアーレ・アビンティア・レーシング/ドゥカティ/Q1/1'30.543
20/45/S.レディング/オクト・プラマック・レーシング/ドゥカティ/Q1/1'30.806
21/23/B.パークス/モンスター・ヤマハ・テック3/ヤマハ/Q1/1'30.889
22/19/A.バウティスタ/プルアンドベア・アスパー・チーム/ドゥカティ/Q1/1'30.900
23/22/S.ロウズ/アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ/アプリリア/Q1/1'31.158
[オートスポーツweb ]

 タイトル争いがおもしろい。

日本ハム・増井、FA行使「五分五分」

 日本ハム・増井が19日、国内FA権について言及した。すでに球団と1回目の交渉を終え、「五分五分」と権利行使の可能性を示唆した。来週以降に条件面など詳細について再交渉する予定の右腕には、巨人などが動向を注視しており、「必要とされているのは感じた。でも(他球団の話を)聞いてみたい気持ちもないことはない」と悩める胸中を吐露した。 (鎌ケ谷)
(サンケイスポーツ)

 年俸高騰で卒業だろうか。

巨人 由伸監督、「岡本4番」に期待 フェニックスL視察で宮崎入り

 巨人の高橋由伸監督(42)が20日、若手選手が参加するフェニックス・リーグの視察のために宮崎入り。試合は雨天中止となったが、室内練習場に足を運び、目を光らせた。同リーグ6試合で24打数13安打2本塁打6打点、打率・542をマークする岡本には「調子いいらしいな。1軍で打てないと稼げないぞ」とハッパをかけるシーンもあった。

 岡本は今季、自身初の開幕スタメンに名を連ねたが、15試合で打率・194、0本塁打に終わった。今オフは村田を自由契約とするなど、若手に切り替えを行う方針で、期待は大きい。指揮官は「打球も飛ぶようになっていると聞いている。(4番を)打たせてみたいと思うものを見せてほしい」と話した。 (川島 毅洋)
(スポニチアネックス)

 1軍で結果を出せるか。未完の大器で終わるか。

 

2017年10月19日木曜日

ソフトバンク、まさかの黒星スタート…よぎる’10下克上許した悪夢

(パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦、ソフトバンク2-3楽天、1勝1敗、18日、ヤフオクD)まさかの初回先頭打者本塁打から、黒星スタート。ソフトバンク・東浜は悔やんだ。

 「改めて、失投の怖さを思い知らされた」

 一回、先頭の茂木に対して直球が浮いた。左中間席へ運ばれると、二回にアマダー、四回にウィーラーにソロ。六回途中3失点で、被安打3がすべて本塁打になった。

 試合前、工藤監督は先制点の重要性を強調していた。今季は先制すれば73勝9敗。先手必勝プランが崩れ、助っ人の2発はスライダーを狙われた。指揮官は「直球でいく勇気も必要。明らかに変化球の割合が多い」と配球に注文をつけた。

 「この緊張感を理解して、あす(19日)はもう少し体が動く。期待したい」と工藤監督。過去、パ・リーグのCSファイナルステージはすべて初戦を制したチームが突破している。優勝チームの黒星発進は2010年のソフトバンクのみで、同年は西武を倒して勝ち上がってきた3位・ロッテに下克上を許した。当時は3位と2・5ゲーム差。15・5差の今回は意地でも負けられない。
(サンケイスポーツ)

 下克上なるか。

広島3-0DeNA 審判団苦渋の決断 甲子園で続行も「今日は広島なので関係ない」

「セCSファイナルS・第1戦、広島3-0DeNA」(18日、マツダスタジアム)

 審判団にとってつらい判断だった。広島が五回に3点を先制した直後に雨脚が強まり36分の中断後、5回降雨コールドゲームが宣告された。

 6人の審判団が雨の中、何度も協議した。関係者と天候を確認しながら、36分の中断後にゲームセットを告げた。責任審判でもあり、ゲームセットを告げた佐々木球審は「とにかくできるように最善を尽くしてやった。今後の予報や天気(の回復)が見込めない。総合的に決めました」と試合続行不可能と判断したことを説明した。

 ペナントレースなら当然の判断。しかし、15日のCSファーストS・阪神-DeNA戦(甲子園)は、泥沼のようにぬかるんだグラウンドの中で九回まで試合を続行しただけに、審判団にとって苦渋の決断となった。「九回までやりきるつもりでいましたが」と言った佐々木球審は、甲子園の一戦に触れられると「それはそれ。今日は広島なので関係ないです」ときっぱり言い切った。

 ルール上は問題のない判断。そして五回までに先制点を挙げた広島は天まで味方につけた。DeNAは15日の一戦がノーゲームや引き分けにならなかったためファイナルSに駒を進めたが、この日は天を味方につけることができなかった。

 広島は開幕戦で勝ち、アドバンテージを含め2勝とした。あと2勝すれば日本シリーズ進出が決まる。
(デイリースポーツ)

 ドーム球場を借りてやるべきだろう。

2017年10月18日水曜日

「あおり運転」摘発、7625件=昨年、9割近くは高速上―警察庁

 全国の警察が昨年1年間に、前方を走行中の車をあおるなどしたとして、道交法の車間距離保持義務違反で摘発した件数が7625件に上ることが17日、警察庁のまとめで分かった。

 うち高速道路上での違反は9割近い6690件だった。

 警察庁の担当者は「特に高速道路であおり運転を受けた場合は、パーキングエリアなど安全な場所に停車し、警察に通報してドアを開けないように」と呼び掛けている。

 同庁によると、高速道路での車間不保持が原因による事故件数は、昨年1年間で75件に上るという。
(時事通信)

 きちんとした処罰が必要だろう。交通刑務所1年とか。

2017年10月17日火曜日

【楽天】執念リレーで下克上突破!

◆2017ローソンチケット クライマックスシリーズ パ第1S第3戦 西武―楽天(16日・メットライフドーム)

 レギュラーシーズン3位の楽天が同2位の西武を下し、日本一となった13年以来のCS最終ステージ(S)進出を決めた。

 初回にウィーラーの適時内野安打で先制。4回は相手投手の暴投で、ウィーラーが二塁から一気に生還。8回にはウィーラーと枡田のアーチ攻勢で突き放し、6投手の継投で振り切った。初戦敗戦から逆転で第1Sを突破したのはパCS初(プレーオフを除く)。楽天は17日に福岡入りし、18日からソフトバンクとの最終Sに臨む。

 今季最高の雄たけびが一塁ベンチで巻き起こった。6投手のリレーを最後は松井裕が締めくくって、福岡行きの切符を手にした。興奮冷めやらぬ様子で会見に現れた梨田監督は「おもしろかったけどね。みんな一生懸命やってくれた。シーズン中はしない継投だったけど、みんなよく応えてくれた。ブルペンもしっかり機能したし、ベンチワークもうまくいったと思う」と何度もうなずいた。

 必死のタクトだった。梨田監督はとにかく早く動いた。3安打1失点の先発・美馬を5回途中でスイッチ。3連投の左キラー・高梨を投入し、6回は10月になって評価を急上昇させた宋家豪を送り出した。7回途中にはハーマンから福山へバトンタッチ。石橋をたたいて渡るようにして、小刻みに投手リレーした。勝っても負けても明日はない。それでもブルペン担当の森山投手コーチが「あした休みをあげるから」と冗談で張りつめた空気を和ませた。

 投手陣が踏ん張り、攻撃では「1点」にこだわった。1試合で4つの送りバントを決めるのは今季最多タイ。打線が湿りがちだったシーズン終盤に試した小技が実を結び「終盤のチームが弱い時に色んな事を試せた。それが功を奏して、いい結果につながった」と納得の表情だった。

 ナインを信じた。指揮官は試合中の積極的な采配とは裏腹に、ドンと構えた。2日前の初戦で天敵・菊池に完封負けを喫しただけでなく0―10の屈辱的な大敗。「何も言ってないよ。言わなくても分かっていると思う。何度もいろいろ言うと、うるさいと言われちゃうからね」と選手に多くを語ることはなかった。

 CSが始まった07年以降、初戦黒星から連勝で最終S進出を決めたのは09年の中日以来2度目で、パでは初めてだ。突破率5%の狭き門をくぐり抜けた。8月中旬までは首位を走りながら、急失速で梨田監督の続投もレギュラーシーズン中には決まらなかった。そんな失速を挽回するかのような連勝劇。下克上日本一へ「みんなで力を合わせてやっていきます」と力を込めた。次の相手は王者ソフトバンク。イヌワシ軍団の強さを見せるときが来た。(安藤 宏太)
(スポーツ報知)

 まさか楽天が勝つとは誰も思っていなかっただろう。

2017年10月16日月曜日

MotoGP日本GP決勝:最終コーナーまで続いたし烈なバトル。0.2秒差でドビジオーゾがもてぎを制す

 MotoGP第15戦日本GP、MotoGPクラスは、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行い、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温14度、路面温度15度のウエットコンディションの下、予定どおり24周で争われた。好スタートからホールショットを奪ったのは、3番手スタートのマルク・マルケス(ホンダ)。しかし、V字コーナーでホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がマルケスをインからオーバーテイクし、トップに浮上する。

 ロレンソを先頭にマルケス、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ポールスタートのヨハン・ザルコ(ヤマハ)が続き、ドビジオーゾも好ダッシュを決めオープニングラップで5番手につけている。

 2周目、ペトルッチが3コーナーでマルケスを、6コーナーでロレンソを交わしてトップに浮上。ペトルッチはファステストラップをマークして後続とのアドバンテージを広げ、トップをキープ。2番手をマルケス、ドビジオーゾが争う。

 6周目の時点で最大1秒半差を築いていたペトルッチだったが、中盤に入ると、マルケスとドビジオーゾがペトルッチの背後に迫り出した。13周目、ついに90度コーナーでマルケスがペトルッチをオーバーテイクしトップに浮上。ドビジオーゾも続く14周目の1コーナーで、ややラインを外したペトルッチのインをついて1、2コーナーで2番手に浮上する。

 3番手となったペトルッチはマルケスとドビジオーゾについていくことができず、トップ争いはマルケスとドビジオーゾの一騎打ちとなった。トップのマルケス、2番手ドビジオーゾはテール・トゥ・ノーズで周回を重ねる接近戦。チャンピオンシップを争うふたりはもてぎのコース上で激しく火花を散らす。

 19周目、5コーナーでドビジオーゾがトップを奪うが、21周目の3コーナーでマルケスがやや強引にインを突き、トップを奪取。ドビジオーゾも6コーナーで再び前に出るが、V字コーナーの進入でマルケスが再びトップに立つ。ふたりの意地がぶつかり合った白熱の勝負は、最終ラップにまで持ち越された。
(AUTO SPORT)

 ホンダ、大丈夫だろうか。
 ホームのもてぎで、ドゥカティに負けて勝てないのは痛い。

<毎日新聞調査>「安倍首相続投望まず」47%

 毎日新聞が13~15日に実施した特別世論調査で、衆院選後も安倍晋三首相が首相を続けた方がよいと思うかを聞いたところ、「よいとは思わない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回った。今回の情勢調査で自民党は300議席を超える可能性があるという結果が出たが、首相の人気とは必ずしも合致していない。

 安倍首相の続投を「よいとは思わない」は立憲民主支持層で89%、希望支持層で80%、共産支持層で88%に上った。「支持政党はない」と答えた無党派層でも「よいとは思わない」(59%)が「よいと思う」(25%)を大きく上回った。

 逆に自民支持層では「よいと思う」が76%に達した。公明支持層も57%が続投を望んでおり、与党支持層と野党支持層で結果が分かれた。

 「よいとは思わない」と答えた人の比例代表の投票先は、立憲民主党が26%で最も多く、希望の党20%▽共産党11%--などとなった。首相に批判的な層の投票先が野党各党に分散していることがうかがえる。自民党も12%あった。

 一方、「よいと思う」と答えた人の61%は自民党を挙げた。

 主な政党支持率は、自民29%▽立憲10%▽希望9%▽公明5%▽共産4%▽維新3%▽社民1%--など。無党派層は28%だった。

 無党派層の比例代表の投票先は、自民16%、立憲15%、希望11%の順になった。【吉永康朗】

 ◇調査の方法

 13~15日の3日間、全国289小選挙区ごとにコンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法を使いJNNと協力して実施した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。全国の有権者7万3087人から回答を得た。
(毎日新聞)

 安倍晋三の続投が嫌ならば、自民党以外の投票しかないでしょう。

2017年10月12日木曜日

妨害行為、走行車260台から裏付け 東名夫婦死亡事故

 神奈川県大井町の東名高速下り線で6月、ワゴン車が大型トラックに追突され、夫婦が死亡した事故。ワゴン車の進路を塞いで停止させ、追突事故を引き起こしたなどとして、福岡県中間市の建設作業員石橋和歩容疑者(25)が10日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)などの疑いで逮捕された。車が高速度で行き交う高速道路上で、しかも、視界が悪い夜間に停車させれば、事故につながることは容易に予見できた――。神奈川県警はそう判断した。

 事故では萩山嘉久さん(当時45)、友香さん(当時39)が亡くなった。県警は事故後、けがをした2人の娘や、石橋容疑者の車に同乗していた女性の聴取に加え、現場付近を当時走行していた車を洗い出して260台以上の運転者らから聞き取りを重ねた。

 その結果、「前照灯が左右に何度も動くのをミラー越しに見た」などの証言を得た。ワゴン車が進路を妨害され、車線変更を繰り返していた様子を補強すると判断した。

 当時走行していた車の一部からは、ドライブレコーダーの映像も回収。裏付けを進めたところ、石橋容疑者が停車前、極端に接近して走行したり、進路を塞いだりする妨害行為を繰り返した末に、ワゴン車を無理やり停止させていたことがわかったという。

 県警は当初、より罰則の重い危険運転致死傷容疑の適用も検討した。しかし、こうした妨害行為が事故に直結したわけではないことから、断念したという。

 事故に至る経緯の詳細は解明の途上だ。捜査関係者は「動機も含め、しっかり明らかにしていきたい」と話す。(古田寛也、伊藤和也)
(朝日新聞デジタル)

 検察の働きで、危険運転で立件すべきだろう。

2017年10月11日水曜日

大谷翔平 今週中に手術へ 右足首の三角骨骨棘除去

 日本ハム・大谷翔平投手(23)が今週中に右足首の三角骨骨棘(こっきょく)除去手術を受けることが10日、分かった。昨年10月の日本シリーズで患部を負傷し、3月のWBCは不出場となった。保存療法で現在痛みは軽減されているが、再発の不安をなくすため骨棘を取り除き、万全を期してポスティングによるメジャー移籍を目指す。

 9日の楽天戦(コボパーク)で今季の全日程が終了。一日でも早い完治を目指すためシーズン中から球団と話し合い日取りを決めた。この日は休養日のため千葉・鎌ケ谷の2軍施設には姿を見せなかった。全治は2、3か月とされており、来春キャンプにも間に合い、開幕にも支障はないもようで、早ければ12日にも手術を行うことになる。
(スポーツ報知)

 大谷の夢であるメジャー移籍を応援しよう。

 

2017年10月10日火曜日

衆院選公示、1180人立候補…3勢力争う構図

 約5年間の安倍内閣への評価を問う第48回衆院選が10日、公示され、1180人が立候補した。

 22日に投開票される。衆院の総定数は前回より10減り、戦後最少の465(小選挙区選289、比例選176)で過半数は233。自民党・公明党の与党と、希望の党・日本維新の会、共産党・立憲民主党・社民党の3勢力が争う構図となった。

 選挙戦では経済政策と消費増税、原子力発電所の是非を中心としたエネルギー政策、憲法改正、核・ミサイルによる挑発を続ける北朝鮮への対応が主な争点となっている。

 安倍首相(自民党総裁)は岩手県一関市での街頭演説で、北朝鮮問題について、「この選挙で国民の信を得て外交力を発揮し、国際社会とともに解決する」と述べ、衆院選で政権基盤を安定化させたうえで北朝鮮への圧力強化を進める考えを示した。

 希望の党の小池代表(東京都知事)は東京・日本橋での演説で、「国の100兆円の予算のうち1%を見直せば1兆円は簡単に出てくる」などとして、大幅な歳出見直しで消費増税を凍結した場合の代替財源を確保すると主張した。

 公明党の山口代表は北海道岩見沢市のJR岩見沢駅前で、「消費税の増収の使い道を大きく変えて幼児教育の無償化を進め、教育負担の軽減を実現する」と強調した。

 共産党の志位委員長は東京・新宿のJR新宿駅前で、「憲法9条を守り、9条を生かした日本をつくる」と述べ、自衛隊の根拠規定を憲法に明記する自民党の改憲案への反対を訴えた。

 立憲民主党の枝野代表は仙台市役所前で、「上から目線の政治を、草の根からの国民の声に基づいた政治に変えていこう。そのための第一歩を踏み出したい」と訴えた。

 日本維新の会の松井代表(大阪府知事)は大阪府吹田市内で、「大阪府では高校は私学も実質無償化している。役所の改革、政治改革で財源を生み出した。これを全国でやる」と述べた。

 首相が9月25日に衆院解散を表明した後、野党第1党の民進党が分裂し、与野党の構図は大きく変わった。自民、公明両党は計385人を擁立し、首相は与党での過半数維持を勝敗ラインに据えた。希望の党は政権獲得を目標に掲げたが、候補者擁立が難航。立候補者数は過半数をわずかに上回る235人にとどまった。小池氏の不出馬も確定した。

 小選挙区選に立候補したのは936人で小選挙区比例代表並立制の導入後最少となった。青森、岩手、三重、奈良、熊本、鹿児島の6県で小選挙区数が1ずつ減ったほか、一部の野党が候補者を調整してすみ分けたためだ。比例選を含めた立候補者数の合計も、前回2014年衆院選の1191人より減少した。
(読売新聞)

 

内部留保「過剰な現金ためていない」経団連、批判に反論

 経団連の榊原定征会長は10日の記者会見で、希望の党が企業の内部留保への課税を衆院選公約に盛り込んだことについて、「企業の設備取得やM&A(企業合併・買収)への課税は経済再生に負の影響を与える。過剰な現金はため込んでいない」と述べた。

 財務省によると、2016年度の内部留保は過去最高の約406兆円で、うち約210兆円が現預金。榊原氏は「企業の売上高の約1・74カ月分で、運転資金としては極めて適正な規模だ」と主張した。

 ただ、内部留保を膨らませる企業に対し、賃上げに回すべきだとの声は根強い。榊原氏は「従業員に収益をどう還元するかは大きな課題だ。来春の労使交渉までに考えを示したい」と述べた。(山口博敬)
(朝日新聞デジタル)

 本来は、きちんと税金を納めた、残りの内部留保だから、更に税金をかけるのはおかしいだろう。
 しかし、金額を見ると、消費税を凍結しても、若者支援の財源になるだろう。

中田翔 日本ハム FA権行使を示唆=「いろんな話聞けたら」―プロ野球

 日本ハムの中田翔内野手は9日、今季最終戦が行われたコボパーク宮城で、取得条件を満たした国内フリーエージェント(FA)権について「まだ分からないが、いろんな話を聞けたらいい」と述べ、行使する可能性を示唆した。

 中田は今季129試合に出場し、打率2割1分6厘、16本塁打、67打点の成績。2014、16年には打点王に輝いた。
(時事通信)

 阪神やオリックスがいらないとなれば、巨人入りもありだろう。

2017年10月8日日曜日

大谷翔平 東北のファンに…大谷 日本ラストゲーム9日楽天戦はDHスタメン濃厚

 日本ハムの大谷翔平投手(23)が今季最終戦、9日の楽天戦(Koboパーク宮城)にDHでスタメン出場することが濃厚となった。本拠地最終戦の4日オリックス戦で「4番・投手」で完封勝利。その後のコンディションに問題ないことが確認された。日本ラストゲーム。地元・東北で有終の美を飾る。

 足取りは軽かった。ZOZOマリンでの全体練習を終えた大谷は、体の状態について「大丈夫です」と言い切った。プロ野球史上66年ぶりの「4番・投手」で124球での完封勝利&2安打のハイパフォーマンスを見せてから3日。フリー打撃には参加せず、キャッチボール、ランニングなどで軽めの調整に終始したが体の張りも取れていた。

 今オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍する意思を固めており、9日の楽天戦が事実上の日本ラストゲーム。進路表明していないため言葉を選びながら、大谷は「(東北のファンの方々に)来てもらえるなら直接、良いプレーを見てもらえたらうれしい」と奮起を誓った。コンディションに問題はなく、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で取材に応じた栗山監督も「東北の皆さんに一目でも見てほしい。DHでスタメンでいけるなら考える」と話した。

 岩手出身の大谷にとって同じ東北の仙台で迎えるラストゲームは不思議な導きだ。11年3月に東北を襲った東日本大震災後、当時キャスターだった栗山監督が大谷がいた花巻東を訪れたことがあった。指揮官は「まだ震災から長くたっていない。苦しまれている方もいる。翔平と最初に会ったのも、その時だった」と回想した。今や日本を代表するスーパースター。最後の雄姿は、きっと東北の活力になるはずだ。

 栗山監督は打順について「何のプランもない。負担をかけないところで、楽に出すことを考える」と話し、状態を見極めながら起用する方針。大谷は「出られる機会があればしっかり結果を出したい」と言った。杜の都で惜別のフルスイングを見せる。 (柳原 直之)

 ≪「打者・大谷」のメモリアル≫

 ▽13年3月29日 西武との開幕戦に「8番・右翼」で先発し、岸から5回の第2打席にプロ初安打となる右翼線二塁打。6回には右前適時打で初打点。高卒新人が野手で開幕戦に先発出場するのは東映時代の59年の張本勲以来球団54年ぶり。

 ▽同7月10日 楽天戦の4回に永井から右翼席中段へプロ初本塁打。通算92打席目。

 ▽同7月14日 右頬骨(きょうこつ)にひびが入り3試合を欠場後、ロッテ戦の復帰初打席でプロ2号となる代打本塁打。高卒新人の2試合連続アーチは、93年の松井秀喜(巨人)以来20年ぶり。

 ▽14年3月28日 オリックスとの開幕戦で2安打1打点。史上初となる高卒2年連続開幕戦マルチ安打を達成。

 ▽同9月7日 オリックス戦で10号本塁打を放ち、1918年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来の「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。

 ▽16年5月17日 ソフトバンク戦で野手出場5試合連続本塁打。21歳10カ月での5戦連発は史上最年少記録。

 ▽同7月3日 ソフトバンク戦に「1番・投手」で出場し、初回の初球に10号アーチを放つ。投手の先頭打者弾は史上初。
(スポニチアネックス)

 有終の美を楽しもう。

2017年10月7日土曜日

日本ハム、榎下ら3選手に戦力外通告

 日本ハムは6日、榎下陽大投手(29)、瀬川隼郎投手(30)、宇佐美塁大外野手(22)に来季の契約を結ばないと通告した。今後について、榎下は未定。瀬川は現役続行を希望しており、宇佐美は引退する。

 榎下は2006年、鹿児島工のエースとして全国高校野球選手権で4強入りに貢献。九州産業大を経て、10年のドラフト4位で入団した。通算成績は35試合2勝1敗だった。

 昨季は中継ぎとして16試合に登板した。5月4日のソフトバンク戦では、延長に入り、残りの投手がいなくなった状況で3イニングを投げきり、引き分けに持ち込んだ。「去年はプロになって一番投げられた。特にあのソフトバンク戦は札幌で、大型連休中で、歓声がすごかったのを覚えています」と話した。

 瀬川は北海高から社会人野球の室蘭シャークスを経て、14年のドラフト5位で入団し、通算成績は10試合で勝ち負けなし。宇佐美は広島工から12年のドラフト4位で入団し、1軍出場はなかった。
(朝日新聞デジタル)

 集客能力や結果を出せないとプロの世界は厳しい。
 英語が堪能な榎下が大谷の通訳になるとおもしろい。

2017年10月5日木曜日

大谷翔平 日本ラスト登板は最速162キロ10K完封3勝目 66年ぶり「4番・投手」で有終

◇パ・リーグ 日本ハム3―0オリックス(2017年10月4日 札幌ドーム)

 日本ハムの大谷翔平投手(23)が4日、札幌ドームで行われた本拠地最終戦のオリックス戦に「4番・投手」で先発し、2安打、10奪三振で今季初完投初完封となる3勝目(2敗)を挙げた。打っても4回に中前打を放ち、先制のホームを踏んで投打で活躍。これが今季ラスト登板となることが濃厚で、今オフにポスティングシステムで大リーグ移籍の意思を固めている右腕にとって、日本のファンに別れを告げる“さよなら登板”となった。

 舞台は整った。大谷は今季初となるDH解除のリアル二刀流。加えて66年ぶりで自身初、パ・リーグ史上初となる「4番・投手」で先発メンバーに名を連ねた。投げてはテンポよく打者を追い込み、10三振を奪った。自己最速の165キロには及ばなかったものの、最速162キロを計測した。打っても4回の第2打席で金子から痛烈な中前打。大田の右中間3点二塁打で先制のホームを踏んだ。

 打っては4打数1安打1打点、投げては124球の力投を見せた。ケガに苦しんだ今季。昨季のリーグ優勝決めた16年9月28日の西武戦(西武プリンスD)以来となる完封で有終の美を飾った。

 ≪4番・投手でスタメンは66年ぶり≫2リーグ制以降に「4番・投手」で先発出場したのは、51年10月7日大洋戦の藤村富美男(神)以来、66年ぶりでパ初の快挙。また、日本ハムでは、1リーグ時代の46、47年に大下弘が1試合ずつ務めており70年ぶり2人目になった。なお、「4番・投手」の第1号は36年10月4日阪急戦の古谷倉之助(金鯱)で、最多出場は野口二郎で77試合も務めている。
(スポニチアネックス)

 大リーグの活躍を楽しみにしているけど、大谷ロス。

 

2017年10月4日水曜日

日本ハム・飯山が引退会見「一つの夢が叶って、そして消えてしまった」

 日本ハム・飯山裕志内野手(38)が15日、今季限りで現役引退することを発表。札幌市内の球団事務所で引退会見を開いた。

 「飯山裕志は今シーズンをもって、引退させていただきます。正直、年齢を重ねると、毎年のように考えてはいた。けがをして、1年間、1軍でプレーできずにチームに迷惑をかけてしまった。それが一番の理由です」と鹿児島生まれの薩摩隼人。時折、言葉を詰まらせる場面もあった。

 1998年のドラフト4位で鹿児島れいめい高から入団した飯山は2001年に1軍デビュー。ファームで4年間を過ごした。

 「僕自身、そんなに能力のある選手とは思っていない。だから、練習から100%を出さないと、試合でも100%を出せないと思ってやってきた」

 主に試合途中から守備固めや代走として出場する「スーパーサブ」として通算20年で910試合に出場、打率・202、1本塁打、45打点を記録している。登場曲に長渕剛の「勇次」を使用することでもファンに親しまれ、巨人と対戦した2012年の日本シリーズ第4戦ではサヨナラ安打も放っている。 一番の思い出は北海道移転後初優勝を達成した2006年の日本一。「(田中)賢介だったり、森本だったり、ファームで1軍で優勝するためだ、と一緒にやってきたメンバーだった」。苦楽を共にした仲間とつかんだ優勝だった。

 引退を決意したのは約1週間前。鹿児島に住む父、久志さんに「父さん、おれ選手辞めるわ」と電話をかけた。小さい頃から一緒にキャッチボールをしてくれた父は「よく頑張ったな」と褒めてくれたという。

 20年目を迎えた今季は8月9日に出場選手登録され、9試合に出場。若手を起用するチーム方針もあり、今月1日に登録抹消となっていた。

 「今、ちょっと一つの夢が叶って、そして消えてしまった。時間をかけて、(今後を)考えていきたいです」と飯山。日本ハム一筋、20年間の功労者に球団は10月3日のオリックス戦(札幌ドーム)で引退試合を準備。試合後にはセレモニーも行われる予定だ。
(サンケイスポーツ)

 「一つの夢が叶って、そして消えてしまった」名言だろう。
 ドラフト会議の季節となり、逆に戦力外で去る選手もいて、プロの世界は厳しい。

大谷翔平 4日先発登板 大リーグ移籍前最後の可能性

 日本ハムの大谷翔平投手が4日、今季の本拠地、札幌ドームでの最終戦となるオリックス戦に先発登板する。

 登板を翌日に控えた3日、キャッチボールなどで調整し「今まで通り、やれることをやりたい。勝てるようにしっかり投げたい」と意気込んだ。

 今季終了後にポスティングシステムを利用して米大リーグへ挑戦する意思を固めており、移籍前最後の登板になる可能性が高いが、今季初となるDH解除の「リアル二刀流」の可能性について、栗山監督は「今は何も考えていない」と語った。

 大谷は4月に左太もも裏を肉離れするなど投手として出遅れたが、7月に今季初登板。3度目の登板となった9月12日に6回途中まで無失点で今季初勝利をマーク。同21日にも最速162キロを計測するなど6回1失点で2勝目を挙げた。
(スポーツ報知)

 監督の粋で最後のリアル二刀流となるだろうか。

博多高校 <暴行動画> 福岡の男子生徒を逮捕 講師への傷害容疑

 福岡市東区の私立高1年の男子生徒(16)が授業中に男性講師(23)を暴行する様子を撮影した動画がインターネット上に投稿され、同校の校長が29日、記者会見して暴行の事実関係を認めた。男性講師は背中に軽傷を負っており、福岡・東署は同日、男子生徒を傷害容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は28日午後3時~3時35分ごろ、同校の教室で男性講師を蹴るなどして背部打撲などの軽傷を負わせたとしている。容疑を認めているという。

 動画は43秒で、男子生徒1人が教壇に立つ男性講師の背中や足を数回蹴った後、背中を拳で殴って胸ぐらをつかむ様子などが映っている。男性講師は男子生徒を制止したが、他の生徒たちからは笑い声が上がっていた。

 同校によると、男子生徒は28日午後の社会科の授業中、授業で使う予定のないタブレット端末を利用したことを男性講師から注意されて激高。動画は教室にいた別の生徒が撮影し、同日中に無料通信アプリ「LINE(ライン)」に投稿して知人らで共有された。このうち別の高校の生徒がツイッター上に投稿して拡散し、これを見た人から通報を受けた同署が29日未明に同校に連絡して発覚した。男子生徒は同日、登校しなかったという。

 校長は「世間を騒がせて申し訳ない。道徳教育などを徹底し再発防止に努めたい」と話した。【柿崎誠】
(毎日新聞)

 講師のレベルも低いだろう。
 生徒に背を向けるのではなく、正面を向いて。
 暴行は犯罪で、退学、少年院入りの覚悟を諭すべきだろう。

2017年10月3日火曜日

大谷翔平 日本ハム 見納めは仙台!? 9日最終戦までチーム帯同

 今オフの米大リーグ挑戦が濃厚となっている日本ハム・大谷が、今季最終戦となる9日の楽天戦(Koboパーク)まで1軍に同行することが2日、分かった。「最終戦まで同行? もちろん。やってきたこと、培ってきたことを出せるようにしたい。開幕から最後まで、それはやりたいと思っています」と大谷。4日のオリックス戦(札幌ドーム)が今季最終登板となる見込みだが、打者として最後まで戦い抜く。
(サンケイスポーツ)

 いよいよ見納めか。

<ラスベガス銃乱射>警察「米史上最悪の死者数」

◇「58人死亡、515人負傷」 トランプ氏が4日に現地入り

 【ロサンゼルス長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、中心部のホテルから隣接するコンサート会場を狙った銃撃があり、地元警察は2日朝、聴衆ら58人が死亡、515人が負傷したと発表した。容疑者は男1人で、発砲していたホテル内の客室に警官が突入した時点で自殺していた。警察は「銃乱射事件としては米史上最悪の死者数」としている。

 警察当局によると男はスティーブン・パドック容疑者(64)で、単独犯と見られる。犯行当時、ライフルなど銃10丁を保持。ラスベガスの北東約130キロのメスキート在住で、地元警察は家宅捜索で銃器や弾丸を発見したと明らかにした。

 トランプ米大統領は2日、ホワイトハウスで事件を「極めて邪悪な行為だ」と非難し、犠牲者の支援を約束し4日にラスベガス入りする意向を示した。

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)系のアーマク通信は2日、「ISの兵士が実行した」とする事実上の犯行声明を出した。この中で、容疑者は「2~3カ月前にイスラム教に改宗した」とも述べた。しかし、米連邦捜査局(FBI)は、容疑者と外国のテロ組織とのつながりを否定した。

 警察などによると、パドック容疑者は9月28日から市内中心部のホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」に宿泊。事件当夜は32階から、約400メートル離れたカントリーミュージックの野外コンサート会場に向け自動小銃と見られる武器を連続して発砲。会場には約2万2000人の聴衆が集まっていた。

 ソーシャルメディアに投稿された現場の動画によると、演奏中に発砲音が聞こえ始め、しばらくして「伏せろ」などと叫ぶ声が響いた。米メディアによると、歌手らにけがはなかった。会場周辺は多数の人々が走って逃げ、パニック状態に陥った。警察は発砲場所を突き止め、部屋のドアを爆破して突入したが、容疑者は死亡していたという。

 事件を受け、ラスベガスのマッカラン国際空港は一時、飛行機の発着を停止した。現場のホテル付近は警察が封鎖した。

 ラスベガスは「ギャンブルの街」として知られるが近年はショーや買い物を楽しむため、日本人を含む多数の外国人観光客も訪問する。在サンフランシスコ日本総領事館によると、現地時間2日未明の時点で日本人が今回の事件に巻き込まれたとの情報はない。
(毎日新聞)

 銃社会ゆえの悲劇だろう。

2017年10月2日月曜日

東京からハワイへ30分=ロケットで移動―米企業構想

【シリコンバレー時事】米民間宇宙開発企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は29日、ロケットに乗客を乗せた都市間移動の構想を明らかにした。

 東京からハワイへ30分で移動可能で、地球上のあらゆる場所を1時間以内で結ぶという。オーストラリア南部アデレードで開かれた国際宇宙会議の講演で表明した。

 公開されたイメージ映像では、洋上の施設から打ち上げられたロケットが宇宙空間を飛行。再び大気圏に戻り、目的地の洋上施設に着陸する。最高速度は時速2万7000キロに達する。
(時事通信)

 ロケットが移動手段はおもしろい。
 ちびのロケットマンを、NHKが小さなロレットマンと表現もおもしろい。

2017年9月29日金曜日

大谷翔平 あるぞ!10・4さよなら登板は「4番・投手」リアル二刀流

◇パ・リーグ 日本ハム4―3楽天(2017年9月28日 札幌ドーム)

 27日の試合で左太腿裏の違和感を訴えて途中交代した日本ハムの大谷翔平投手(23)が28日、札幌ドームでブルペン投球を行った。問題がなかったことで、当初予定された10月4日の本拠地最終戦(対オリックス)に先発することになった。今オフにポスティングシステムで大リーグ移籍する意思を固めており、日本でのラスト登板。自身初の「4番・投手」でのリアル二刀流の可能性もある。

 サヨナラ勝ちを見届けた大谷は、明るい表情で帰りの駐車場に現れた。試合前に札幌ドームの室内ブルペンで捕手を座らせて約30球を投げ込み、「全然大丈夫です。特に変わらずにいつも通り、やるだけです」と言った。今季、そして日本最後となる次回登板は予定通りに10月4日のオリックス戦となった。

 幸いにも軽症だった。前夜のオリックス戦(京セラドーム)。初回の打席で一塁に走り始めた際「左太腿裏をつりそうな感覚」を持ったため、緊急交代した。4月8日の同じオリックス戦で走塁中に同じ左太腿裏を痛め、肉離れと診断されて長期離脱している。悪夢がよぎったが、ブルペンの他に遠投、ランニングなどで汗を流した。栗山監督は「大丈夫だね。つってるだけだから全然大丈夫」と安どし、福島芳宏チーフトレーナーも「大丈夫そう。病院には行く必要がない」と話した。

 今後は打者出場も探りながらブルペンに1度入り、最終登板が正式決定する。状態が良ければ、ラスト舞台はDH解除の「リアル二刀流」の可能性もある。大谷は今季は故障に泣き、ここまで投打同時出場はない。二刀流でのメジャー挑戦を希望するだけに、昨年レギュラーシーズンで7戦7勝だった「リアル二刀流」を渡米前に一度は経験しておきたい。そうなれば自身初めての「4番・投手」で起用される可能性もあり、視察に訪れるメジャー球団に対するアピールにもつながる。

 ただし、再発しては元も子もない。吉井投手コーチは「見ていた感じは問題なかった」と話した上で、投球動作における左太腿裏の役割について「体重移動のエネルギーを受け取る箇所。そこが不安定だと投げられない」と重要性を説いた。二刀流・大谷。北の大地で5年間の集大成を見せる。

 ≪4番・投手でスタメンなら66年ぶり≫2リーグ制以降に4番・投手で先発出場したのは、51年10月7日大洋戦の藤村富美男(神)だけ。大谷(日)が4番・投手でスタメンなら、66年ぶりとなり、パ初の快挙になる。また、日本ハムでは、1リーグ時代の46、47年に大下弘が1試合ずつ務めており70年ぶり2人目になる。なお、4番・投手の第1号は36年10月4日阪急戦の古谷倉之助(金鯱)で、最多出場は野口二郎で77試合も務めている。

 ≪大谷の主な4番・投手出場試合≫

☆甲子園 12年センバツ1回戦VS大阪桐蔭。第1打席で藤浪(現阪神)から右越え本塁打を放つなど3打数1安打も投手としては乱調。8回2/3で173球7安打9失点し初戦で姿を消した。

 ☆18U世界選手権 12年8月31日VSカナダ。開幕試合の先発を任されたが制球が定まらず5四死球、3回1/3を3安打3失点で降板。打撃では初回に先制犠飛を放つなど3打数1安打2打点。試合は延長10回5―6で敗れた。9月8日の韓国戦では3打数1安打、7回12奪三振2失点と結果を残したが、試合は0―3で敗れた。
(スポニチアネックス)

 いよいよ日本で最後の試合か。

<衆院選>自民VS希望 激しい舌戦スタート

「ブームから希望は生まれない」「しがらみのある改革は改革とは言わない」--。衆院が解散し、事実上の選挙戦に突入した28日、全面対決の様相を呈してきた自民党の安倍晋三首相と「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は、街頭演説や記者会見でお互いを厳しく批判した。10月10日の公示日に向け、大規模な政界再編が進む中、対立構図の中心となった両党の応酬は激しさを増した。
(毎日新聞)

 モリカケ問題で旧来の自民党色に嫌悪感を覚え、新たな希望に期待したい。

2017年9月28日木曜日

衆議院 解散理由「納得しない」70% 朝日新聞世論調査

 安倍晋三首相が28日に衆院を解散すると表明したことを受け、朝日新聞社は26、27日に全国緊急世論調査(電話)を実施した。消費増税分の使い道を変えることの「信を問う」という解散理由に「納得しない」は70%で、「納得する」18%を大きく上回った。今度の衆院選での比例区投票先は自民が最多の32%、「希望の党」が次いで13%。無党派層では希望が17%で、自民13%を上回った。
(朝日新聞デジタル)

 本音と建前が見えておもしろい。
 モリカケ問題で信を失った首相に、国民はどんな審判を下すのだろうか。

日本ハム・斎藤佑樹、勝ちにつなげた でも悔しい1球

(27日、日本ハム3―2オリックス)

 1球を悔やんだ。日本ハムの斎藤佑樹は同点の六回、オリックスの4番・ロメロへの投球を振り返る。「甘く入ってしまいました。まっすぐを間違わないようにと思って投げていたので、あの1球は失投でした」。真ん中の直球を、右翼席へと運ばれた。

 7月11日以来、今季6度目の先発。1軍へ上がってきたとき、栗山監督は本音で斎藤と話した。「1年やってきたことは、どうなったのか」と。低めに集め、ゴロを打たす。ずっと取り組んでいたことが、2軍の試合ではできていないように感じたからだ。

 おそらく今回が今季最後の登板になる。来季へつなげるために、何が何でも抑えて終わりたい。「変な形で終わりたくなかった。この1年やってきたことを、全て出せるように試合に入った」。一回は三者凡退。二、三回は得点圏に走者を背負ってから、粘る。四回、犠飛で1点を許しても、後続は断った。

 相手のエース、金子と互角の投げ合いだった。「本当に低めと、コースを丁寧に投げることを意識していた。チームの勝ちにつなげられたのはよかったが、自分が勝てるチャンスはあった。悔しい」。今後の手応えがあった。だからこそ余計に、ロメロへの1球が忘れられない。(山下弘展)
(朝日新聞デジタル)

 来季もあるの?

民進は「解党」も...「小池新党」で政界激震

 28日の解散を前に、政界が大きく動き出した。東京都の小池知事が、正式に「希望の党」の旗揚げを表明した。政界の動きが、わかりづらくなっている。
 民進党の前原代表は「野党がばらばらでは、選挙は勝てません。どんな手段を使ってでも、どんな知恵を絞ってでも、安倍政権を終わらそうではありませんか」と述べた。
希望の党の小池代表は「どういうふうな対応をとられるかは、先方がお決めになることだと思っています」と述べた。
 「野党一本化なら、自民党は大変なことになる」。
 ざわつく解散前夜。
 野党一本化が、現実味を帯びてきた。
 27日、民進党の前原誠司代表は、希望の党との合流を含め、連携していく意向を固めた。
 党内からは、来る衆議院選挙に向けて、「民進党から公認候補は出さず、希望の党の公認を得る手続きをする」などの案が浮上。
 28日の両院議員総会で提案するとしている。
 党内からは、「あすの両院議員総会は、歴史的な現場になる」との声も出ている。
 さらに所属議員に対しては、「何が起こるかわからないので、準備するように」と、党から指示が出ているという。
 27日午後9時すぎから行われた、民進党参議院の緊急総会。
 希望の党との合流問題に話が及んだものの。
 民進党の小川敏夫参院議員は「(中ではどういう話を?)いやいや、あす、重要な議論に皆で参加しましょうという。十分議論して、決まったことには一致団結していきましょうと」と述べた。
 執行部からの説明に対しては。
 民進党の福山哲郎参院議員は「(解党という説明があったらどうする?)わからないですよ。解党という提案があったという、仮定の話に答えようがないので。総合的に考えて、前原代表は提案をしていただけると思うので、そのことを信じながら、あす、迎えたいと思います」と述べた。
 この緊急総会は、前原代表不在の中、行われ、煮え切らない協議が続いたもよう。
 この動きを知ってか知らずか、小池代表にとっては、全てシナリオ通りということなのか。
 小池代表は「安倍首相が首相の専権事項として、解散・総選挙をうたっている。であるならば、ここは改革のチャンス」と述べた。
 27日の小池劇場も、目まぐるしい動きを見せた。
 結党会見をしたかと思えば、小池代表は「すみません。このあとの公務の関係がございます」と、会見を途中で抜け出し、都議会へ。
 「小池さーん、都政に集中してくださいよー」との二足のわらじを非難するやじにも、一切動じず。
 あらためて27日夜、記者から問われると、小池代表は「(今回の衆院選には出ない?)ストレートですね。都政をしっかりやるということと、今回の選挙、そして、日本の今後の在り方等々について、両方やっていきたいと思います」と述べた。
 出馬の可能性については、明言を避けた。
 民進党との合流について、BSフジの番組「プライムニュース」では、「集団で来られても、おひとりおひとり、こちらが仲間として戦えるかどうかということは、そのおひとりおひとりで決めさせていただく」と述べた。
 党同士での合流は否定したものの、民進党議員を受け入れる可能性を示した。
 民進党と希望の党が合流すれば、名実ともに自民党に対抗しうる、野党一本化が実現することに。
 これについて、自民党からは。
 岸田政調会長は「(2つの)党が合流したら、どんな政党になるのか、どんな政策を打ち出すのか、関心を持っていきたい」と述べた。
 さらに、自民党幹部からは「結局、合流するのなら、離党して除名された議員たちは何だったんだ」と批判の声が上がっている。
 与党だけではない。
 元衆院議員で新党大地の鈴木宗男代表の応援に駆けつけた、歌手の松山千春さんは「何とか選挙を勝たなきゃと思う方々が、各党から集まってきて、『欲望の党』になり、それが、今や民進党までのみ込んで、『野望の党』になりつつある」と、一連の動きに苦言を呈した。
 果たして、民進・前原代表は28日、どのような決断を下すのか。
 両院議員総会は、大荒れとなる見通し。
(フジテレビニュース)

 野党が一本化できれば逆風が吹きそうだ。

2017年9月27日水曜日

斎藤佑樹 78日ぶり1軍マウンドで6回2失点と好投

 ◇パ・リーグ 日本ハム―オリックス(2017年9月27日 京セラD)

 日本ハムの斎藤佑樹投手(29)が27日に出場選手登録され、同日行われたオリックス23回戦(京セラD)に即先発登板。6回5安打2失点の好投を見せた。

 斎藤は4回8失点(自責7)KOされた7月11日のオリックス戦(京セラD)以来78日ぶりの1軍登板で、オリックスの右腕・金子との対決となったが、相手エースにも引けを取らない好投で投手戦を演じた。

 初回を3者凡退で切り抜け、上々のスタート。2回には2死一、三塁のピンチを招いたが、伊藤を空振り三振に斬って取るとグラブを叩いて喜ぶなど気持ちの入ったところを見せた。4回には1死から四球と内野安打に自らの悪送球もあって犠飛で1点先制を許したが、味方打線が直後の5回に1点を取って追いついた。

 だが、1―1で迎えた6回、1死から右打者の4番・ロメロに右翼スタンドへ運ばれ、痛恨の26号勝ち越しソロ。カウント2ボール1ストライクからの4球目、真ん中へ入った139キロ直球を叩き込まれると、感情を露わにして悔しがる珍しい場面もあった。

 斎藤はこの回を投げ切って降板。6回途中1失点と好投した5月31日のDeNA戦(札幌D)以来となる今季2勝目はならなかったが、6回で打者24人に対して90球を投げ、5安打2失点。2四球を与え、奪った三振は4つという内容だった。日本ハムのマウンドには7回から2番手として井口が上がっている。
(スポニチアネックス)

 とりあえず好投だろう。

<毎日新聞世論調査>衆院選比例の投票先「希望の党」18%

 毎日新聞は26、27両日、安倍晋三首相が衆院を28日に解散する方針を表明したことを受け、緊急の全国世論調査を実施した。現時点での衆院選比例代表の投票先は、東京都の小池百合子知事が代表を務める「希望の党」との回答が18%で、「自民党」の29%に次いで多かった。安倍内閣の支持率は9月2、3両日の前回調査から3ポイント減の36%、不支持率は同6ポイント増の42%で、不支持と支持が逆転した。

 自民、希望両党以外の投票先は、民進党8%▽公明党5%▽共産党5%▽日本維新の会3%--など。「支持政党はない」と答えた無党派層では、自民(15%)と希望(14%)が拮抗(きっこう)した。自民党幹部は結果に「希望の数値は思ったより高い」と語った。

 小池氏は都知事を続けながら希望の党の代表に就任した。新党への期待が「高まっていない」は55%、「高まった」は34%だったが、内閣不支持層では「高まっていない」(49%)と「高まった」(44%)が接近している。

 自民党の支持率は前回から1ポイント減の28%、希望の党は13%だった。無党派層は前回の50%から39%に減っており、希望が無党派層を吸収したことがうかがえる。【吉永康朗】
(毎日新聞)

 希望の党の躍進次第では、自民党大敗もありだろう。

2017年9月26日火曜日

日本ハム・斎藤佑樹が1軍合流、来季Vへ栗山監督「なんとかしてほしい」

「日本ハム-ロッテ」(23日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハムの斎藤佑樹投手(29)が7月11日以来の1軍に合流した。26日からのオリックス2連戦(京セラドーム大阪)で先発登板する見込みの右腕。アップ前はチームメートに拍手で迎えられた。

 前回イースタン楽天戦では5回1失点と好投したが、栗山監督は「(イースタン)2試合は見たよ。このチームが(来季以降)優勝するために、なんとかしてほしいし、何をしなきゃいけないのか、こっちが、何を求めているか。あいつとはしっかり話をした。やらないといけないことはある」と来季へつなげる投球を見せろと、ゲキを飛ばした。
(デイリースポーツ)

 来季の戦力はおもしろい。

2017年9月23日土曜日

日本ハム斎藤佑樹、後輩清宮プロ入り判断「大正解」

<ロッテ-日本ハム>◇23日◇ZOZOマリン

 次カードで登板予定の日本ハム斎藤佑樹投手(29)が、1軍に合流した。

 「(今季)最後(の登板)になるかもしれない。いまできるものを出して、頑張ります」。22日には、早実の後輩である清宮がプロ入りを表明した。「彼は1年生のときから3年間結果を残してきた選手。僕は3年の夏だけ。境遇が違います」とコメントを求められて恐縮したが、「彼の判断は大正解だと思う。早実のOBとして、頑張って欲しいと思います」とエールを送っていた。
(日刊スポーツ)

 斎藤佑樹も今季で最後か、来季はないか。

2017年9月22日金曜日

<北朝鮮>正恩氏「超強硬対応」 太平洋で水爆実験を示唆

【ソウル米村耕一】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は21日、米国のトランプ大統領の国連演説に強く反発する「国務委員長声明」を発表した。声明は「世界の面前に出て私と国家の存在そのものを否定し侮辱した」と批判、「わが共和国を無くすとの宣戦布告を行った以上、われわれも相応の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮する」と威嚇している。朝鮮中央通信が伝えた。金委員長がこうした声明を発表するのは初めて。
(毎日新聞)

 太平洋で水爆実験があれば、金正恩の終わりだろう。
 日本が選挙を急ぐ理由に、近々の実力行使があるのかもしれない。

清宮幸太郎 早実・清宮がプロ志望表明「より高いレベルでプレーしたい」複数球団の1位指名確実

 早実の清宮幸太郎内野手(3年)が22日、東京都内で会見し、プロ志望届を出すことを表明した。高校通算111本塁打を記録した天性の長打力と抜群の知名度を誇る怪物の運命は、10月26日に行われるドラフト会議で決まることになった。

 清宮は会見で「プロ志望届を提出することを決めました」と語り、決断の理由について「昔からの憧れでしたし、より高いレベルでプレーしたいと思いました」と話した。希望球団については「自分を成長させてくれる球団でプレーしたい」と口にした。

 プロ関係者から「清宮次第で戦略が大きく変わる」と言われてきた今秋のドラフト。スカウトからは「(1位指名の)12人がそろわない」との声も多かった。実力と人気を兼ね備えた清宮への「ラッシュ」が起こる可能性も十分に考えられ、過去最多だった1989年野茂英雄、90年小池秀郎の8球団競合を超える可能性もある。

 清宮の最終目標は大リーグでプレーすること。入団する球団が、将来的にメジャー挑戦を容認するかどうかの方針も大きく影響することになる。U―18W杯からの帰国会見では、プロ志望届提出後にプロ球団と面談する意思があるかどうかの質問に対し、進路を明言していなかったこともあって「考えていない」と話すにとどめていたが、ドラフト会議前までに各球団と面談を行う可能性もある。

 運命のドラフトまで約1カ月。12球団の戦略が本格的に動きだすことになる。
(スポニチアネックス)

 プロで活躍できるといいね。
 斎藤佑樹を超える人気でどこの球団もほしいけど、実力は未知数だろう。

 

2017年9月21日木曜日

大谷翔平「メジャー挑戦」でひと儲けを狙う日本ハムの皮算用

「2014年に楽天・田中将大が、ヤンキースと7年契約、総額約159億7000万円で契約したのに比べて、契約金が最大約6億3000万円は、破格の安さと言わざるをえません」(球団関係者)

 大谷翔平(23)が、今オフにポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦する。日ハムに入団してまだ5年。 もちろん、同システム導入後、日本人最速となるが、日ハムサイドには早めに売りたい事情があった。

「2011年に、ダルビッシュがポスティングを利用して移籍した際、入札金として約40億円が日ハムの懐ろに入った。だが2013年に同制度が改革され、メジャー球団から支払われる譲渡金は、最大約22億円に抑えられることになった。このシステムは現在、日米間で協議中だが、来年以降、大幅に減額される可能性がある。1円でも高く売りたい日ハムとしては、この時期に移籍させるしかなかった」(担当記者)

 また、日ハムにはチームバランスなどを考えて、年俸を3億円以上出さないという不文律がある。例外は、メジャー移籍前のダルビッシュだけ。現在、大谷の年俸は2億7000万円だが、もし、来年残留して活躍すれば、3億円をオーバーすることは確実だ。

 さらに、移籍に拍車をかけている要因がある。

「日ハムは、札幌ドームの使用料が高すぎるため、新球場設立の予定。そのための “大谷資金” をあてにしている。しかも、シーズン終盤FA権を取得する中田翔を他球団に高く売るはずだったが、絶不調。阪神に移籍する話もあったが、ここにきて撤退したという話がある」(球団関係者)

 一方、あるスポーツ紙デスクは、「日ハムは大谷の移籍前後で、ひと儲けしようと目論んでいる」と語る。

「12日の登板時、16球団32人のスカウトらが集結しましたが、彼らは、日ハムサイドが声をかけて、半ば招待された形でした。そこで大谷の素晴らしさを再度見せつけて、商品価値を上げたかったわけです。

 このタイミングでメジャー移籍を発表したのも、CS進出の可能性が消えたいま、残り試合をたんなる消化試合にしたくなかったから。“大谷見納め興行” で、少しでも稼ぎたいと。

 また、大谷がメジャーに移籍すれば、グッズ収入はメジャーにマージンを持っていかれてしまう。そこで、メジャー絡み以外の個人グッズやシーズンオフの国内イベント、テレビ出演におけるマネージメント業務からマージンを稼ごうとしている」

 大谷は今季終了後、右足首の手術に踏み切る。「メジャー挑戦はカネじゃない」と言い切る怪物が、いよいよ夢をかなえる時が来た。
(週刊FLASH 2017年10月3日号)

 大谷でひと儲けはおもしろい。
 本人の能力や希望にもよるけど、育ててメジャーに高く売るのもありだろう。

<安倍政権>国会無視「沈黙の解散」質疑ゼロなら戦後初

 安倍政権は28日召集予定の臨時国会冒頭での衆院解散を検討している。野党は8月の内閣改造後も森友、加計学園問題などを究明するため臨時国会の開催を要求してきたが、政権は応じてこなかった。このままでは戦後初めて、国会の本格論戦を経ない新内閣による「沈黙の解散」となる。【福永方人、佐藤丈一】

 「国会軽視との指摘は全く当たらない。安倍晋三首相は『帰国後に判断したい』と述べており、これに尽きる」。菅義偉官房長官は20日の記者会見で臨時国会のあり方への言及を避けた。首相は23日の帰国後に政権幹部と協議し、解散の手続きを最終判断する。

 過去の内閣発足や閣僚を入れ替える内閣改造の後は、首相が施政方針や所信表明演説を行い、各党の代表質問に答えてきた。これに対し、「真摯(しんし)な説明」を誓ったはずの首相は、内閣改造後に国会に立っていない。

 冒頭解散には野党の追及を避ける狙いがあり、与党内では首相の所信表明直後の解散や、所信表明の省略も検討されている。

 ただ、衆院事務局によると現憲法下で改造も含む新内閣発足後、国会で質問を受けずに解散した例はない。召集初日の冒頭解散は1966年の「黒い霧解散」など3例あるが、いずれも発足後初の国会ではなく、それ以前の国会で所信表明と質疑に応じた。

 政治評論家の森田実さんは「内閣は国会を通じて国民にメッセージを送るのが議会制民主主義の基本だ。これほど国会を軽視した首相は記憶になく、もはや国会無視だ」と批判。「今なら衆院選で勝てると見込んだのだろうが、支持率急落前の傲慢さが戻ってしまった」と話す。

    ◇

 衆院解散は権力の行方を左右する。解散権は内閣にあり、過去の政権も時期や手法を巡ってギリギリの判断を下してきた。

 新内閣発足後初めて迎えた国会で解散に踏み切った例に、55年の「天の声解散」がある。鳩山内閣は54年12月の通常国会初日に発足。「造船疑獄」を受けて「55年3月までに総選挙を完了する」と表明していた。1月に施政方針演説を行ったが、野党が閣僚の疑惑を追及する姿勢を示すと、野党の代表質問への答弁の途中に解散に踏み切った。

 安倍政権は今年6月、野党が反対する「共謀罪」法を委員会での採決を省く「中間報告」で成立させた。改造後初の国会で冒頭解散に踏み切れば、再び「奇策」と指摘されるのは間違いない。

 東京大の牧原出教授(政治学)は「2院制では政権が国会に対して常に説明する責任がある」と指摘。特に加計学園問題に関し「首相の資質や信頼感に起因する問題だ。仮に与党が勝っても首相個人が支持されたということにはならない」とクギを刺した。

 ◇野党「全く無責任」「あまりにせこい」

 民進、共産、自由、社民の野党4党の幹事長・書記局長らは20日会談し、臨時国会冒頭にも衆院解散に踏み切る安倍晋三首相の方針を巡り、「国会の議論を逃げており、全く無責任だ」との考えで一致した。4党は大島理森衆院議長に対し、臨時国会で首相の所信表明や、各党の代表質問などの質疑を行うよう申し入れた。

 また民進党の松野頼久国対委員長は自民党の森山裕国対委員長と会談し、首相が所信表明直後の解散も検討していることを念頭に、「あまりにもせこい。国会をないがしろにし過ぎている」と反対姿勢を示した。【真野敏幸】
(毎日新聞)

 国会軽視、国民無視で、この人の政治はどこに向かおうとしているのか。