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2019年2月2日土曜日
統計不正、局長級を更迭 厚労省「隠蔽否定できない」
「賃金構造基本統計」の不適切な調査問題で、厚生労働省は1日夜、担当室長がルール違反の「郵送調査」について、総務省による基幹統計の一斉点検で意図的に報告していなかったと発表した。局長級の大西康之・政策統括官も昨年12月下旬にはこのルール違反を知っていたという。根本匠厚労相はこの日朝、一斉点検での「報告漏れ」を理由に大西氏を1日付で大臣官房付に異動させる「更迭人事」を発表した。
厚労省は同日夜、問題の調査結果を公表。幹部らが会見し「室長が意図を持って報告していないのは明確。隠蔽(いんぺい)の意図は否定できない」とした。一方、大西氏の隠蔽の意図については「重要な点だが現段階ではわからない。再確認する」とした。厚労省はさらに調査を続け、事実関係が固まり次第、関係者を処分する。
(朝日新聞デジタル)
消えた年金問題と同じで、相変わらず、役人の怠慢だろう。
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