まさかの“炎上”だ。大谷は二回、デスモンドに左翼へ特大の一発を浴びると、ボールが先行。死球から始まって4本の単打を連ねられた。無死一、二塁では、過去3年で120本塁打のアレナドに左越えへ運ばれ、7失点でKOされた。
「間を抜けるような打球は、投げきっても振り切られている。しっかり腕を振ることによって押し切れれば、いい形で2イニング目もできたんじゃないかな。一回一回、本当に勉強かなと思う」
予定の4-5回、75球には25球も届かず、このイニング一死を奪っただけで降板。そのままブルペンへと向かった。
一回も一死一、三塁のピンチを招いたが、98マイル(約158キロ)の真っすぐを軸に後続を断った。だが二回に暗転。初めて本格的にメジャーの打者と対戦した試合で大量失点。試合後は米メディアから大谷の力を不安視するような質問が飛んだ。
「打席でもピッチングでも、結果を残さなければいけない。どの選手でも変わらない」と大谷。マイナー契約で、招待選手としてメジャーキャンプに参加する。“マイナー落ち”の可能性については「今の段階では、それはあまり考えていない。本当に一日一日、一試合一試合、自分の形を出していかなければならない。その延長でどうなるかは、監督であり、スタッフの人が決めること」と冷静に応じた。
開幕まで登板予定はあと1度。ソーシア監督は大谷がマイナーで開幕を迎える可能性について「聞く人間を間違っている。われわれの分析情報は、君たちに話すことではない。登板したら抑えたいのはみんな同じだが、毎回そうなるとはかぎらない」と言及を避けた。
開幕まで2週間を切った。大谷は「良くも悪くも日本と同じになることはないと思っているので、その都度その都度、それ(結果)をしっかり受け止めながらやりたい」と話した。自分の目標を見失わず、動じることなく、調整に専念する。
(サンケイスポーツ)
結果を出せないとマイナーもありだろう。
少しばかり慣れる時間が必要だろう。
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