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2016年8月4日木曜日

日本原子力研究開発機構 高速増殖炉「もんじゅ」 燃料プール水質、半年改善せず=もんじゅ警報継続―規制委

 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で昨年11月に使用済み燃料プールの水質が悪化し、今年5月まで改善していなかったことが3日分かった。

 この間、約半年にわたって警報が作動。プールの浄化フィルターには必要な樹脂が入っていなかった。原子力規制委員会は同日、保安規定に違反すると判断した。

 規制委の田中俊一委員長は「安全文化が欠如している証拠だ。どう言っていいか分からないくらいの深刻な問題を示している」と述べた。

 規制委と原子力機構によると、昨年11月19日未明、使用済み燃料2体を保管するプールの水質悪化を知らせる警報が鳴った。不純物濃度の上昇傾向が緩やかだったため、担当者は手順書で定められた責任者への連絡をすぐにしなかった。

 手順書は警報が鳴った場合、浄化フィルターの吸着樹脂を交換するよう定めていたが、原子力機構は2011年以降、樹脂を入れていなかった。担当課長は使用済みの樹脂を保管する施設が使用できない状態だったことなどから、樹脂を使わず水質監視を継続。不純物濃度が上昇し、昨年12月に所長に報告した。

 所長は水質改善に向けた計画作成を指示。プールを清掃したが水質は警報値を下回らず、今年4月に「不適合事象」と判断し、規制委に報告した。5月下旬に樹脂を入れ、警報は止まった。
(時事通信)

 安全意識の欠落は恐ろしい。

2016年8月3日水曜日

増井浩俊 日本ハム 6年ぶりの先発 4日の予告先発

 日本野球機構は3日、明日の予告先発を発表した。

 日本ハムは増井浩俊が、ルーキーイヤーの2010年以来6年ぶりとなる一軍の先発マウンドに上がる。

 増井は昨季、球団記録に並ぶ39セーブをマーク。侍ジャパンにも選出されるなど、絶対的守護神として活躍したが、今季は21試合で3勝2敗10セーブ、防御率は6.30と振るわなかった。

 ファームでは7試合に登板し、0勝1敗、防御率3.00。先発転向を打診されて以降、3試合に先発している。首位を猛追するチームの新たな力となれるだろうか。
(ベースボールキング)

 先発で、何回まで保つのだろうか。
 先発と抑えでは、体の作り方が違うだろう。
 

食料自給率、6年連続39%=コメ離れ止まらず―15年度

 農林水産省は2日、2015年度の食料自給率(カロリーベース)が6年連続の39%だったと発表した。

 小麦は生産量が増えたが、コメは食生活の変化を背景に消費量の減少に歯止めがかからず、自給率は横ばい傾向が続いた。

 生産額ベースでの自給率は、前年度より2ポイント上昇の66%。6年ぶりの改善だったが、天候不順で一部の野菜が値上がりしたことや、子牛の頭数減を受けた畜産物の価格上昇が主因だった。

 食料自給率は、国内で消費する食料をどの程度国内生産で賄えるかを示す指標。政府は25年度に45%へ引き上げる目標を掲げているが、長引く低下傾向を脱し切れていない。

 国民1人当たりの年間コメ消費量は前年度比1.7%減の54.6キロで、1960年代の半分以下に落ち込んだ。反対に消費が伸びたのは1.9%増の30.7キロとなった肉類。家畜のエサとなるトウモロコシなどを輸入に依存しているため、この輸入分が国内の食料供給から差し引かれ、自給率を押し下げている。

 農水省は、国内の潜在的な生産能力を示す「食料自給力」も公表した。栄養バランスを考慮しながらコメ、小麦など主要穀物を中心に農地を最大限に活用して作付けする場合で1463キロカロリー(1日1人当たり)。農地面積の減少で前年度の1480キロカロリーから低下し、必要とされる2146キロカロリーを引き続き大きく下回った。
(時事通信)

 パン増加やダイエットで、米離れだろうか。 

大谷翔平 日本ハム 3の0投手メニュー多くフリー打撃なし

<ロッテ4-3日本ハム>◇2日◇QVCマリン

 日本ハム大谷翔平投手(22)の鋭い打球は、右翼手のグラブにおさまった。

 1点を追う7回2死一、三塁。大谷の打球はフェンス手前まで飛んだが、右飛に倒れた。「ちょっと詰まりました。ワンチャンスで点を取れればよかった」と悔しがった。

 試合前練習では投手メニューの量が多かったこともあり、フリー打撃を行わなかった。「(影響は)特にないです」とは話したが、3打数無安打に終わった。
(日刊スポーツ)

 フリー打撃なしが影響だろう。

大谷翔平 日本ハム バット沈黙…栗山監督「投手の準備もさせないといけない」

「ロッテ4-3日本ハム」(2日、QVCマリンフィールド)

 日本ハム・大谷翔平投手のバットが沈黙した。「3番・指名打者」で出場し、初回の併殺打を含む3打数無安打。ロッテ、ソフトバンク上位2チームと対する6連戦の初戦を落とし、悔しさをにじませロッカーへと戻った。

 最も悔いが残ったのは、1点を追う七回2死一、三塁の場面。3番手・大谷の内角直球をフルスイングも、打球は右翼フェンス手前で失速。「ワンチャンスで得点できる場面をもらって、点を取りたかった。ちょっと詰まりました」と小声で振り返った。

 試合前は投手としての先発復帰へ向け、走り込みを中心に投手調整を行った。「投手の準備もさせないといけない」と栗山監督。競り負けで首位と再び4ゲーム差。ソフトバンクに食らいついていくためにも、投打でさらなる奮闘が求められる。
(デイリースポーツ)

 谷口、チャンスで結果を出すしかない。

2016年8月2日火曜日

日本ハム 岡 守備中に衝突で流血 担架で運ばれ負傷交代

◇パ・リーグ 日本ハム―ロッテ(2016年8月2日 QVCマリン)

  日本ハムの岡大海外野手が2日のロッテ戦(QVCマリン)の初回右翼の守備で、打球を追って田中賢と激突。右眉の内側に裂傷を負い、流血した。

 グラウンドから担架で運ばれ、そのまま途中交代。岡は「1番・右翼」でこの試合に先発出場し、第1打席は遊飛だった。2回からは岡に替わり、谷口が右翼に入った。

 岡はここまで27試合で打率・376と好成績を残しており、7月は好調のチームをけん引した。途中交代した岡は病院で検査を受ける予定。
(スポニチアネックス)

 岡選手、怪我が多い。
 怪我で大成できない選手が多いけど、同じだろうか。

大谷翔平 日本ハム 大谷先発白紙へ、右手中指“重傷”

 日本ハム・大谷翔平投手(22)の先発復帰が白紙となっていることが1日、分かった。7月中旬に右手中指のマメをつぶし、投球は本来の状態にはほど遠い状態。チームは現在、首位・ソフトバンクへと3ゲーム差に迫る。大谷は現状、5日からの首位攻防3連戦(ヤフオクD)では、野手に専念する見込みだ。

 「投手・大谷」の先発復帰スケジュールが見えてこない。北海道・栗山町の栗の樹ファームで行われた植樹イベントに参加した栗山監督は、剛腕の現状について「使い方は分からない。投げられるところで準備はしてもらうけど。状態を見ながらになる」と明かした。

 大谷は7月10日のロッテ戦(札幌D)で右手中指のマメをつぶした。患部は皮がめくれる“重傷”だった。24日のオリックス戦(札幌D)では3年ぶりに中継ぎとして調整登板。1イニングを1安打無失点に抑え、最速156キロを計時したものの「投球フォームはバラバラ」(栗山監督)だった。

 指揮官は投球フォームが崩れることによる故障を懸念している。当初は31日のソフトバンク戦(札幌D)で先発復帰させる予定だったが、登板回避。24日以降、ブルペンでの投球練習もできていない状況だ。

 ベストは首位との直接対決となる7日のソフトバンク戦(ヤフオクD)での先発復帰。それでも、吉井投手コーチは「まずはブルペンに入ってから。(7日は)厳しいでしょうね。できないこともないが、彼の場合は打者もやっているので」と今後の見通しを明かした。大谷の先発予定日に2戦連続で代役を務め、将来のエース左腕と期待される新人・加藤は計10回1/3を4失点と試合は作っている。二刀流男の長期離脱は避けたいだけに、首脳陣は今後も慎重に起用法を見極めていく。

 それでも、バットでは打率3割5分4厘、13本塁打、36打点と好調。特に宿敵・ソフトバンクには31日に同点13号2ランを放つなど、打率3割8分5厘、6本塁打、9打点と相性がいい。

 2日のロッテ戦(QVC)に向け、北海道から空路で千葉入りした大谷は「投げたい気持ちはもちろんある。大事な試合が続く。先発したいが、それと(登板)できるというのは違う。チームが勝つために仕事をできたら」と意気込んだ。投手がダメでも打者で暴れる―。二刀流の“強み”をフル活用し、3差に迫るタカを追う。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 チームのためには、打者・大谷だろう。

日本ハム ソフトBとの首位攻防戦 7日「投手・大谷」回避へ

 「投手・大谷」に暗雲――。日本ハム・大谷翔平投手(22)が7日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)も先発登板を回避する可能性が濃いことが1日、分かった。前半戦最後の登板でマメをつぶした右手中指の回復が遅れ、現在はブルペン入りを見合わせている。7日は好調な打者での出場か、もしくは中継ぎ待機か。し烈な首位争いの中、大谷の動向に注目が集まる。

 最大11・5もあった首位・ソフトバンクとのゲーム差は3に。鷹の背中が見えた。だが、エースを覆う雲行きはまだ怪しいままだ。今季は日曜日で先発ローテーションを回ってきた大谷。ここ2週に続き、7日ソフトバンク戦の先発も回避することになりそうだ。

 大谷自身が「投げたい気持ちはもちろんある。大事な試合が続くので先発したいが、それと(登板)できるというのは違う」と語る通り、前半戦最後の登板でマメがつぶれた右手中指の回復状況が思わしくない。後半戦初先発の予定だった7月24日のオリックス戦(札幌ドーム)では中継ぎで試運転。結果は1回無失点ながら、投球フォームも制球も乱れた。31日のソフトバンク戦(同)で先発復帰する予定だったが、一転、回避した。

 栗山監督は「指が気になるからフォームが(元に)戻らない」と指摘。マメがめくれた指の皮膚は既に再生したものの、万全な投球をするのに必要な厚みが出るまでに大幅に時間を要している。トレーナー管轄となり、24日以降はブルペン入りすらしていない。逆転優勝へエースの復活は不可欠。指揮官は「(投手で)いけるところで準備している」とも言い、7日は再び中継ぎ待機させて先発復帰へのステップとするプランを示唆した。

 2日から3位・ロッテと敵地3連戦。栗山監督は「あす(2日)どういう状況なのか見極める」と慎重だが、3試合ともDHでの出場が有力だ。そして、休みなく福岡に移動して5日から始まるソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)。大谷はソフトバンクに対し、今季カード別最多の6本塁打を誇る。5日はDHでその打棒を発揮できるが、7日に中継ぎ待機する場合は、前日6日は投手調整のため打者では出場できなくなる。デメリットを避け、ソフトバンク3連戦全てに打者出場する可能性もある。

 チームは11カード連続勝ち越しで球団記録を更新中で、「勝つためにしっかり活躍したい」と大谷。その起用法が、真夏の決戦の鍵を握る。
(スポニチアネックス)

 打者・大谷の方が勝てるだろう。

2016年8月1日月曜日

千代の富士 デーモン閣下、九重親方の急死に「『こんなに早く?』という思いが否めない」

 好角家で知られるデーモン閣下(自称10万53歳)が1日、ブログを更新。膵臓がんのため61歳で急死した元横綱千代の富士の九重親方への哀悼メッセージをつづった。

 閣下は九重親方の訃報を耳にしたとき「思わず「はあ?」という声が口から出た」と、驚きを隠せなかったという。「昨年5月、氏が「還暦土俵入り」を行った際、見事に若々しい姿を披露してくれていただけに、「こんなに早く?」という思いが否めない」と、死去を残念がった。

 九重親方が新横綱として初めて明治神宮で行った土俵入りにも「吾輩は世を忍ぶ『浪人生』だったが、駆けつけて観に行ったことを思い出す。おそらく今までの全ての横綱の中で最も四股の足が綺麗に高々と上がる手数入りでの所作は、鋭利で美しかった」と、当時を振り返った。

 閣下は、ハングリーさが常に体中からにじみ出ていた力士だと評し、「獲物を容赦なく狙う『ウルフ』は、頂点を極めた後も、引退の直前までずっと狡猾だった。力士として思えば今の『日本出身力士』たちに最も欠けているのは、この千代の富士的な「ハングリーさ」「貪欲さ」ではないかと」と、大横綱がこの世から去った、この後の各界を気遣っていた。

 「哀悼の意を表したい」と、閣下。「大鵬、北の湖、千代の富士…そういえば、千代の富士の連勝が53で止まった大乃国戦が、大相撲の「昭和の最後の一番」だった」と、個人を偲んでいた。
(サンケイスポーツ)
 
 強くて、品位があった横綱だった。
 日本人力士が見習う人だろう。

 

舛添要一前都知事 都監査委員「野球観戦で公用車利用は違法」

◇「費用算出して舛添氏に返還請求を」都に勧告

 舛添要一・前東京都知事の公私混同問題を巡り、都監査委員は1日、家族同伴の野球観戦やコンサート鑑賞で公用車を利用したことについて「知事の裁量を逸脱しており違法、不当」と判断した。その上でかかった費用を31日までに算出して舛添氏に返還請求するよう都に勧告した。

 勧告は、舛添氏が昨年8月18、29の両日、家族と東京ドーム(文京区)でプロ野球の巨人戦を観戦し、公用車で一緒に帰宅したと認定した。12月23日にもNHKホール(渋谷区)で開かれたクラシックコンサートに公用車で妻を同伴したと認めた。

 監査委員は、家族を同伴していたことなどから「公務と関係のない私的活動であるとの疑念を強く持たざるを得ない」と指摘し、運転手の人件費やガソリン代などの経費を舛添氏に返還請求するよう求めた。【林田七恵】
(毎日新聞)

 監査委員の判断が遅すぎだろう。

小池百合子氏 女性初の都知事に!「都のドン」と対決し圧勝

◇東京都知事選

 舛添要一氏(67)の辞任に伴う東京都知事選は31日、投開票され、元防衛相の小池百合子氏(64)が女性として初の当選を果たした。全国では7人目の女性知事となった。元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、こころ推薦、野党4党統一候補のジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=ら組織で挑んだ候補を退けた。投票締め切り直後に「当確」が報じられる圧勝で弾みをつけ、都議会改革に動きだす。

 投票が午後8時に締め切られてすぐに、テレビ各局が「小池氏当確」の速報を流した。その3分後にベージュ色のスーツ姿の小池氏が事務所に登場。目に涙を浮かべ、シンボルカラーとなった緑色のハンカチでマイクを覆って「結果の重みを感じて都政にまい進したい」と誓った。

 約130回の街頭演説で都内をくまなく回り「どんどん、私のことをお支えくださる人の輪が広がった。そのことを、痛感した」。知事報酬の削減、保育や介護、防災対策など東京都が抱える問題点と取り組みをよどみなく答え、やってきたことへの自信をのぞかせた。増田氏の応援を受けた元都知事の石原慎太郎氏(83)から「大年増の厚化粧」と言われたことについて「エールのようなものをいただいた」と余裕をかまし「少しグサッときた」と女心をアピールするしたたかさも見せた。

 組織の後ろ盾がない中で、最大の勝因は小泉純一郎元首相の代名詞となった「劇場型」選挙だった。

 都連の反発を逆手に取り、出馬会見では不信任案可決を踏まえた都議会の「冒頭解散」をちらつかせた。党都連との対決構図を鮮明にし「一部の人だけで意思決定している」と批判を続けた。選挙戦終盤には「都連のドン」こと自民党の内田茂都連幹事長(77、写真)への攻勢を強め、聴衆は「小泉劇場」ならぬ「小池劇場」に引き込まれていった。

 都民から「圧勝」という信を得て、今度は意思決定や利権構造が不透明だとして「ブラックボックス」と批判してきた都議会にメスを入れる。標的は来年の都議選での内田氏だ。2005年に小泉氏が仕掛けた郵政解散で東京10区に刺客として送り込まれた小池氏が今度は刺客を送り込む。経験を踏まえ、戦い方を熟知しているだけに最大の脅威となる。

 崖から飛び降りた勢いのまま、都議会の改革を断行できるか。当選後の会見で、対決姿勢を強めた都議会との向き合い方を問われ「まずは会派を含めてごあいさつに伺いたい」と余裕の笑み。「火あぶりになる覚悟で都庁に乗り込む」と言った新都知事は、自分を火あぶりにしようとした都連を「血祭りにしようとしている」(都連関係者)。相手が戦々恐々とすることが分かっているだけに、その脳裏には早くも次なる「小池劇場」の台本が描かれているかもしれない。
(スポニチアネックス)

 小池氏対自民党都連・ドンの対立の構図はおもしろい。

<千代の富士死去>小よく大を制す体現…眼光鋭く「ウルフ」

 昭和の大横綱が、また一人、逝ってしまった。幕内優勝31回を誇り、大相撲界で初めて国民栄誉賞を受賞した元横綱・千代の富士、九重親方の秋元貢さんが31日、膵臓(すいぞう)がんのため61歳で亡くなった。全盛期でも体重130キロに満たない体によろいのような筋肉を作り上げ、小さい体で巨体の力士をねじ伏せるように土俵の真ん中で投げ転がす。大型化し、力任せの相撲が目立つ中「小よく大を制す」という相撲の醍醐味(だいごみ)を存分に披露し、大相撲人気を頂点に引き上げた大功労者だった。【上鵜瀬浄】

 「飛行機に乗せてあげる。ご飯もおなかいっぱい食べられるよ」という、当時の九重親方(元横綱千代の山)の誘い文句で中学3年生の1970年秋場所、北海道福島町から東京に転校して入門した。「やせて目ばかりがギョロギョロして、オオカミそのもの」と、付けられたあだ名は「ウルフ」。入門から4年後に新十両、そこから1年足らずで新入幕を果たした。

 100キロに満たない細い体で、相手を力任せに投げで振り回す、向こう気の強さだけをたのみにしていた。幕内下位の頃は、土俵上で相手との長いにらみ合いが幕内前半戦の名物に。しばしば審判部からお叱りを受けたが、78年名古屋場所で小結に昇進した。

 だが強引な取り口では2桁勝利できず、肩の脱臼もあって十両落ち。逆境の中、先々代死去後に師匠になった先代九重親方(元横綱・北の富士)の指導で上半身を筋肉で固め、立ち合いの踏み込みから左で前まわしを取って引きつける正攻法を身につけ、快進撃が始まる。

 十両落ちした79年夏場所は途中から出場して9勝し幕内復帰。そこから1年後の80年秋場所は3回目の小結で、初の2桁勝利になる10勝。翌場所新関脇で11勝。その次の81年初場所は初日から14連勝し、千秋楽に北の湖に本割で敗れたものの、決定戦を制して初優勝。たった1回のチャンスをものにして大関に昇進した。この取組の視聴率は52%超。大相撲がテレビで放送されて60年あまりになるが、いまだに破られない最高視聴率だ。

 大関も3場所で通過し、横綱昇進。横綱在位59場所、ほぼ10年、角界を先導した。大関までの2回を合わせて幕内優勝31回は白鵬、大鵬に次ぐ成績。現理事長で弟弟子の北勝海との同部屋優勝決定戦の優勝(89年名古屋場所)もあり、53連勝(88年夏~九州場所)、通算1045勝を記録した。一方で度重なるけがで休場が相次ぎ、優勝しながら千秋楽に休場したことも。賜杯と写真に納まった愛娘が突然死するなど苦闘もあった。現役最後の場所は91年夏場所だった。後に優勝22回を数えた貴乃花(当時は貴花田)に初日に敗れ「三重丸、いや五重丸」とたたえて、2日後に引退した。

 立ち合いで、相手をまともに受けるため、右の顎(あご)がへこみ、親方になってからは片足を引きずりながら歩いていた。審判部で出を待つ間は歴史小説などの読書を欠かさない努力家で、弟子の指導も交換ノートやビデオを用いる「理論派」大関千代大海(現佐ノ山親方)をはじめ、現在も6人の関取を擁する部屋に発展させた。現役としても指導者としても、お手本を示した。

 ◇千代の富士(ちよのふじ)

 58代横綱。本名・秋元貢。北海道福島町出身。15歳で元横綱・千代の山が師匠の九重部屋(当時)に入門。1970年秋場所初土俵、74年九州場所新十両、75年秋場所新入幕。関脇だった81年初場所で初優勝して大関に昇進。81年名古屋場所後には横綱となった。優勝31回は白鵬(37回)、大鵬(32回)に続く歴代3位。88年には53連勝し、89年には角界初の国民栄誉賞を受賞。91年夏場所に引退。年寄「陣幕」を経て、92年には年寄「九重」を襲名して部屋を継承、大関・千代大海(現在の佐ノ山親方)らを育てた。2008年には理事に初当選。広報、事業など各部長を歴任したが、14年の理事選では落選した。
(毎日新聞)

鈴鹿8耐 ヤマハが2年連続6回目の優勝

 オートバイの世界耐久選手権シリーズ第3戦「鈴鹿8時間耐久レース」の決勝レースが31日午前11時半、三重・鈴鹿サーキット(1周5・807キロ)から行われ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームがV2を達成した。

 スタートライダーの中須賀克行(34)が4位と出遅れたが、18周目に首位に立ち独走。218周を走り切った。ヤマハの優勝は2年連続6回目でスズキを抜いて単独2位(1位はホンダの27勝)となった。

 2位には同じ218周を走ったチーム・グリーン、3位には1周遅れでヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンスが入った。
(スポーツ報知)

 ヤマハ、カワサキ、スズキで、1・2・3か。 

日本ハム、ソフトバンクにカード勝ち越し3差に迫る

<日本ハム6-3ソフトバンク>◇31日◇札幌ドーム

 ソフトバンクは1回、内川の中前適時打から3連打で3点を先制。日本ハムはその裏、大谷の左中間13号2ランなどで追いついた。

 日本ハムは6回1死二塁、中田の左中間越え適時二塁打で勝ち越しに成功。ソフトバンク先発岩崎は5回1/3、5失点でKO。

 日本ハムが逃げ切り、連勝でカード勝ち越し。ソフトバンクとのゲーム差を3に縮めた。ソフトバンクは継投策が裏目に出て連敗。日本ハム2番手鍵谷が2勝目、ソフトバンク岩崎は今季初黒星。
(日刊スポーツ)

大谷翔平「会心」13号 首位ソフトB連破で最接近3差 最大11.5差から猛追

◇パ・リーグ 日本ハム6―3ソフトバンク(2016年7月31日 札幌D)

 鷹の背中がはっきりと見えた。日本ハムは31日、ソフトバンクに6―3で逆転勝ち。初回に3点を先制される苦しい展開だったが、その裏の攻撃で大谷翔平投手(22)の左中間13号2ランなどですぐさま同点に追い付き、6回に3点を挙げて勝ち越した。チームは球団記録を更新する11カード連続勝ち越し。最大11・5あった首位・ソフトバンクとのゲーム差を3と縮めた。

 初回、岩崎が投じたこの日のトータル5球目だった。3番・大谷が岩崎から放った打球は左中間スタンドへ一直線に伸びた。自己最多をさらに更新する13号2ラン。電光石火の同点劇。満員の札幌ドームが歓喜に酔いしれた。

 「フォークをボールにしてくると思ったけど浮いてきた。狙い通り、会心の一発だった」。右手中指のマメをつぶし、当初なら先発予定だった一戦。加藤が2週連続で大谷の代役を務めた。初回に4連打を浴び3失点したが、直後に先頭の岡が3球目、西川が初球を叩いて2者連続二塁打、すぐさま1点を返すと、大谷も初球を仕留めた。

 岩崎とは今季初対戦だった。早いカウントから岡がスライダー、西川が直球を叩き、別の球種で入ると推測した。「一方的な展開になりかけたけど、すぐ追いつけたことは良かった」。打線は同点の6回に3点を勝ち越して快勝。最大11・5あった首位・ソフトバンクとのゲーム差は3に縮まった。

 7月24日のオリックス戦(札幌ドーム)で中継ぎで投手として復帰したがマメの回復は思うように進んでいない。前日に加藤から「3本くらい本塁打を打ってくれ」と援護を求められ、結果で応えた。そのマメの影響で投手で出場できなかった球宴では代わりにオリックス・塚原が2連投を余儀なくされた。7月22日のオリックス戦(札幌ドーム)の試合前、自身も愛用する約50万円の低周波治療器「フィジオアクティブHV」(酒井医療社)を塚原に直接手渡した。自分のせいで迷惑をかけて申し訳ないとの思いからだった。

 チームは首位・ソフトバンク戦は3カード連続勝ち越し。球団記録の連続カード勝ち越しを11に更新した。交流戦を除いたリーグ戦に限れば48勝27敗1分け、勝率・640で46勝26敗4分けで勝率・639のソフトバンクを上回った。大谷の野手59試合で13発はシーズン換算すると31発ペース。自己最多の58安打にもあと1本とした。栗山監督は「まあ、普通ですね」と素っ気ないが、表情は自然と緩む。「基本的には本塁打は狙わないけど、自信がある時、いけると思った時は狙いにいく」と大谷。はっきりと見えた鷹の背中。パ・リーグを熱くするのはやはり大谷だ。(柳原 直之)

 ≪殊勲アーチ6本中5本は第1打席≫大谷(日)が初回に13号同点弾。肩書付きの殊勲アーチは今季6本目(先制3本、逆転、勝ち越し、同点各1本)になるが、うち5本が第1打席と試合開始直後の集中力が光る。また、パの本塁打ランクで9位タイに浮上し、6月10日以来の10傑復帰。大谷の本塁打率(本塁打1本に要する打数)は12・4となり、パの本塁打10傑選手の中ではメヒア(西)の13・6を抑えトップと少ない打数で本塁打を量産している。

 ≪月間17勝以上は52年ぶり3度目≫チームは今月17勝。日本ハムの月間17勝以上は

 年・月 勝  分 敗  勝率

61・9 18(2)5 ・783

64・8 17 ―10 ・630

16・7 17 ― 4 ・810

 と52年ぶり3度目。貯金13は61年9月に並ぶ球団最多タイ記録だ。
(スポニチアネックス)

 大谷の同点本塁打はすばらしい。