◇ミラノ・コルティナ五輪
国際オリンピック委員会(IOC)は12日、ロシアの攻撃で命を落とした母国のアスリートたちの顔写真を貼ったヘルメットを使用予定だったスケルトン男子のウクライナ代表ウラジスラフ・ヘラスケビッチ(27)を失格にしたと発表した。
ヘラスケビッチは同日の競技開始直前、会場でIOCのコベントリー会長と面会後、失格を告げられた、チームはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する方針だという。IOCは「いかなる広告、主義思想の宣伝も身体、競技ウエア、アクセサリーに表示してはならない」と定める五輪憲章に抵触するとして、競技本番での着用を認めない考えを示していた。
コベントリー会長は、事態を打開するためにヘラスケビッチと直接会うことにしたと説明。涙ながらに「誰もメッセージそのものに反対しているわけではない。追悼と記憶のメッセージです。彼のレースを見たかった」と語る一方、「これはルールの問題であり、全員のために安全な環境を維持しなければならない。残念ですが、それはどのようなメッセージも認められないことを意味します」と述べた。
ヘラスケビッチは「この決定はロシアの主張に沿うものだ、とコベントリー会長には伝えた。今この五輪が開催できているのは、まさに(亡くなった選手の)犠牲があるからだ。IOCがこれらの選手の記憶を裏切ろうとしても、私は裏切らない」と反発した。失格が決まると、ウクライナチームのメンバーは涙を流しながら抱き合った。
ウクライナのシビハ外相はXで、IOCの決定は「恥辱の瞬間と後生に記憶されるだろう。彼は単に戦争で亡くなった仲間の選手たちを追悼したかっただけだ。いかなるルールや倫理面においても問題はない」と厳しく指摘した。
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ヘルメットに写真を張ることが、五輪憲章に抵触する広告、主義思想の宣伝なのでしょうか。

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