モレノオーナーが大谷FA問題に初言及「他のどの球団と比べても可能性は劣らない」
2023年オフにフリーエージェント(FA)となるエンゼルス・大谷翔平投手について、アート・モレノオーナーが初めて言及し、契約延長に前向きな姿勢を示した。米ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が独占インタビューとして伝えている。 大谷は2021年は満票MVPに輝き、昨季も15勝&34本塁打と躍動。多くの米メディアは史上初の5億ドル(約657億円)選手の誕生を期待している。モレノオーナーは「他のどの球団と比べても可能性は劣らないと、私は言っておきたい」と力を込めている。 モレノオーナーは昨年8月に球団売却を検討したものの、1月に身売り中止を発表。「我々にはやり残した仕事があると明確になった」と2023年以降も所有権を継続する意向を示している。チームのポストシーズン進出は地区優勝した2014年が最後。「我々は勝たないといけない。フィールドでもっといい結果を残す必要がある。我々がいるのはエンターテインメント業界。ファンに球場まで来てほしいし、素晴らしい経験をしてもらいたい」と巻き返しを誓った。 エンゼルスはトラウト、レンドンと高額年俸選手を抱えている。大谷が求める勝てるチーム作りには、これまでモレノオーナーが否定的だった「お金に糸目をつけない補強」が求められる。多くの米メディアがエンゼルスとの再契約に否定的な見通しを示す中、モレノオーナーは大谷の“逆転残留”へのキーマンだ。「経済的な面で、我々はたいてい(球界で)トップ10に入っている」と自信を見せている。 昨年8月初旬のトレード期限には大谷の電撃放出の可能性が噂された。低迷するチームに脆弱なマイナー組織。抜本的なチーム再建へ舵を切ることも、モレノオーナーは考えたという。「彼(大谷)をトレードすることもあり得たのは本当だ。しかしながら、メジャーの先発投手で、しかもサイ・ヤング賞候補を(見返りで)どうやって獲得できるのだろうか? どうやってそう言う存在を手に入れることが出来るだろうか?」。レッドソックスからヤンキースへトレード移籍したベーブ・ルースの本を読み漁る中で、踏みとどまったという。
同紙によると、大谷とエンゼルスが再契約交渉をしているかは不明。ただ、エンゼルス関係者によれば「いくつかの事柄について、コンスタントに代理人と話している」という。15日(同16日)から始まるスプリングトレーニングは、重要な交渉期間となる。
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お金ではなく、二刀流継続で、優勝が狙えるチームに移籍でしょうか。
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