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2019年1月26日土曜日

日本ハム今季は「驀進」栗山監督「壁を突き抜けて」

 日本ハムが、今季のスローガン「驀進」(ばくしん)を発表した。勢いよく、まっしぐらに進むという意味。球団内で公募した99案の中から決まった。

 札幌市内の球団事務所で発表会見が行われ、出席した栗山監督は「前にある壁を突き抜けて進んで行かなきゃいけないシーズンになる。必ず日本一を取る、それだけを考えてしっかりやりたい」と決意を新たにした。

 エンブレムには馬が描かれており「みんなで怒濤(どとう)のごとくガーッと突き進んでいく。1人で走れるものではないので掛け算、足し算して力になれるか」と期待する。2月1日からの春季キャンプのメンバー振り分けは、監督就任8年目で最も頭を悩ませた。注目の新戦力を補強し、日本一へ周囲からの大きな期待を感じている。「これだけ皆さんのプレッシャーを感じることはない。しっかりやり切らないといけないシーズン」と覚悟をあらわにした。
(日刊スポーツ)

 選手が活躍して結果を出せば、日本一でしょう。

2019年1月23日水曜日

小室圭さんの母親の元婚約者「解決していない」

 小室圭さんの母親の元婚約者の男性は22日、NHKの取材に応じ、「金銭的な問題はまだ解決していない」と述べました。

 そして、小室さんが文書で、婚約解消の際に母親が返済の意向を示したものの、男性が返してもらうつもりはないと応じなかったと説明したことについて、「提示された月々の返済額が少なく、もう一度考えてほしいという理由で応じなかったもので、今後も返済を求めていく考えに変わりはない」と話しています。
(NHKニュース)

 元婚約者のセコさしか感じられない。
 婚約中でも家族の生活費程度の負担は当然と思います。

2019年1月21日月曜日

北方領土問題 安倍政権、2島決着案を検討 北方4島返還「非現実的」

 安倍晋三首相は北方領土問題に関し、北方四島のうち色丹島と歯舞群島の引き渡しをロシアとの間で確約できれば、日ロ平和条約を締結する方向で検討に入った。複数の政府筋が20日、明らかにした。2島引き渡しを事実上の決着と位置付ける案だ。4島の総面積の93%を占める択捉島と国後島の返還または引き渡しについて、安倍政権幹部は「現実的とは言えない」と述べた。首相はモスクワで22日、ロシアのプーチン大統領との首脳会談に臨む。

 「2島決着」に傾いた背景には、択捉、国後の返還を求め続けた場合、交渉が暗礁に乗り上げ、色丹と歯舞の引き渡しも遠のきかねないとの判断がある。
(共同通信)

 わずか7%の二島返還で、莫大な経済援助はどうなんでしょうか。

2019年1月20日日曜日

【日本ハム】吉田輝星、高卒新人63年ぶり開幕投手あるぞ!栗山監督が史上最年少サプライズ示唆

 日本ハムの栗山英樹監督(57)が19日、3月29日の開幕戦でドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=を先発させるサプライズプランを示唆した。この日、千葉県内で行われた日本ハムグループの商品展示会に出席。オリックスと対戦(札幌D)する開幕投手が現時点で未確定であることを明かした上で、「なんでもあり」と右腕の抜てきに含みを持たせた。実現すれば、高卒ルーキーとしては1956年の東映・牧野伸以来、63年ぶりの大役。秋田の怪腕が、歴史に名を刻むかもしれない。

 「開幕投手・輝星」。16年以来のリーグV&日本一へ、“栗山マジック”がさく裂するかもしれない。栗山監督は今季の開幕投手について、真剣なまなざしで語り出した。「まだ言い渡していない」と未確定であるとした上で、「夢物語のようなことも現実として捉える。(輝星には)本当にそう思っていてほしい。なんでもあり。今年に関しては道(選択肢)がいっぱいある」と、抜てきに含みを持たせた。

 かつて大谷(現エンゼルス)の二刀流を実現させるなど、球界の常識を覆してきた“栗山流”の激励だ。プロでの成功の鍵として、「ばかげたことをしでかしてやろうじゃないか、と本気で思っているようなやつしかこの世界は活躍しない」と持論を展開。右腕にスケールの大きな投手に育つことを期待した。昨季は3位に終わり、「勝つために新しくなる」と変革を予告している。「俺ならやるだろ? やっちゃおうかなとか思っちゃうよね」。実現すれば、高卒新人での開幕投手は56年の東映・牧野以来、50年の2リーグ制後では4人目で、18歳2か月での登板は52年大田垣の18歳5か月を抜く最年少となる。

 指揮官の熱いエールは、輝星の闘志に火を付けた。「目標はどれだけ高くてもいい。それくらいの意識でやっていきたい」と宣言。昨季11勝の上沢や17年に開幕戦を託された有原らがライバルとなるが、「開幕投手というのはチームで一番いい投手だと思う。負けないように頑張っていきたい」と表情を引き締めた。

努力で これまでも高い目標を自らに課してきた。高校入学時には球速150キロに目標を設定。当時は最速125キロ前後で「自分でも無理だなと思うくらい」と振り返るほどで、周囲からは「無理でしょ」と否定的な声もあった。しかし、冬場に雪上を長靴で走り込むなどの地道な努力を重ね、最速152キロまで成長し「周りから無理じゃないかと思われることも、自分は口に出してやってきた」。開幕投手を目標に進んでいく決意を固めた。

 トークショーでは、「今年、日本一になるファイターズの吉田です」と自己紹介。色紙には「1軍で活躍して日本一」と記した。沖縄・国頭(くにがみ)の2軍で迎えるキャンプインに向け「自分のやることをしっかり考えて、周りに流されないように自分の考えでやっていきたい」。初実戦は2月16日の紅白戦(国頭)を予定。順調に結果を残せば、大役を射止める可能性はある。(小島 和之)
(スポーツ報知)

 リップサービスも、今の力で1軍で通用するだろうか。

北方領土問題 安倍首相、21日から訪ロ 平和条約交渉の進展が焦点

安倍晋三首相が21日からロシアとスイスを訪問する日程が18日、固まった。最初に訪れるロシアでは22日にプーチン大統領とモスクワで会談する。北方領土問題を含む平和条約締結交渉でどこまで進展が図られるかが焦点。23日には、スイス・ダボスでの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に5年ぶりに出席し、自由貿易の推進に関して講演を行う。
(共同通信)

二島返還のみで北方領土問題解決により、平和条約と経済援助の進展でしょうか。

2019年1月19日土曜日

栗山体制8年目、鍵握るのは清宮と王か…12球団オーダー予想【日本ハム編】

大田か近藤が三塁を守る可能性も? ジグザグ打線なら…
 2019年の幕が開け、早くも2週間が経過した。プロ野球界は各地で選手たちが行っている自主トレの模様が話題となり、ファンも2月1日のキャンプインが待ち切れなくなっているのではないだろうか。

 1月も半ばとなり、シーズンに向けて各球団の戦力編成も佳境に入っている。新戦力や新助っ人の加入が続々と発表となり、チームの編成も固まってきた。キャンプインを2週間後に控えたタイミングで、現状で12球団の基本オーダーを予想してみよう。

 今回は、昨季のパ・リーグ3位から頂点を狙う日本ハムだ。

1 中 西川遥輝
2 三 大田泰示
3 左 近藤健介
4 一 中田翔
5 指 清宮幸太郎
6 二 横尾俊建
7 右 王柏融
8 捕 清水優心
9 遊 中島卓也

 大谷翔平投手がエンゼルスに移籍し、守護神の増井浩俊もオリックスへ。大幅な戦力ダウンを強いられた昨季の日本ハムだったが、パ・リーグ3位に食い込み、クライマックスシリーズ進出を果たした。迎える2019年。栗山体制8年目は、オフに積極的な補強を行い、3年ぶりのリーグ優勝を狙う。

 レアード、アルシアの助っ人2人が退団したことで、指名打者には2年目を迎える清宮幸太郎が入るか。1年目から7本塁打を放っており、今季は更なる成長に期待したい。新加入の王柏融は台湾で3冠王や打率4割の実績を誇るが、まずは下位打線での起用か。この並びだと、1番から9番まで左右ジグザグの打線になる。

 流動的なのが守備位置だ。レアードが抜けたことで大田、近藤に三塁挑戦のプランが。大田を三塁、近藤を左翼としたが、近藤が三塁に入る場合は王が左翼、大田が右翼へと回ることになるだろう。

 二塁も横尾のほか、渡邉諒や石井一といった面々がおり、捕手も清水のほか、ベテランの鶴岡も健在。定位置争いは熾烈だ。打線の並びを見ると、その陣容はまずまず充実している。鍵は清宮と王がどれだけ働けるか、か。3年ぶりのリーグ優勝へ、栗山監督はいかなる戦いを繰り広げるだろう。
(Full-Count編集部)
 正二塁手は、昨年結果を出した渡邉諒でしょう。  

2019年1月16日水曜日

けがに苦しんだ稀勢の里「前の自分に戻れなかった」 休場続き「潔くやめるか自問自答」の日々

 大相撲の第72代横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が16日、両国国技館で会見を開き、現役引退することを発表した。進退を懸けて初場所に臨んでいた稀勢の里だが、初日から3連敗。昨年秋場所千秋楽から不戦敗を除いて8連敗となり、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降の横綱では貴乃花を抜いてワースト記録を更新していた。

 横綱在位12場所はけがとの戦いだった。横綱として初めて臨んだ17年春場所、13日目の横綱・日馬富士戦で左肩上腕付近を負傷。強行出場した末に劇的優勝をつかんだが、代償は大きかった。3場所連続優勝を狙った翌夏場所は、春場所で痛めた患部を悪化させ11日目から途中休場した。その後も故障が完治せず18年名古屋場所まで8場所連続休場。年6場所となった58年以降では貴乃花の7場所連続を抜いて横綱の最長連続休場を更新した。

 けがについて質問が飛ぶと、稀勢の里は言葉に詰まりながら「一生懸命やってきました」と涙。「徐々に良くなってきましたが、自分の相撲が取れなくなっているのは(分かっていた)。けがをする前の自分に戻ることはできなかった」と語った。

 休場が続き、「このまま潔く引退するか、こうして横綱にあげてもらって、ファンの方たちのために相撲を取るかはいつも稽古場で自問自答していた」という。「応援してくれている方のために相撲を続けようという判断でやってきましたが、このような結果になってファンの方たちには本当に申し訳ないという気持ち」と実直な横綱はファンに謝罪し、「けがに強い力士を育てたい」と力強く語った。
(スポニチアネックス)

 ほとんどののチャンス失敗も、最後は横綱になれたことがすべてだろう。
 大変な努力と本人の能力で、トップに立てるのよいお手本でしょう。

日産、ゴーン被告に賠償請求へ=内部調査で「私物化」

 日産自動車が、前会長カルロス・ゴーン被告に損害賠償を請求する方針であることが15日、明らかになった。日産の内部調査では、同被告の姉に実態のない業務の報酬を支払うなど、会社の私物化が疑われるケースが相次いで見つかっている。調査は現在も続いており、日産は同被告が関与したとされる不正の全容を解明した上で、民事上の責任を問う構えだ。

 関係者によると、日産はゴーン被告の姉と世界的な寄付活動に関するアドバイザー契約を締結。2003年から16年の間に合計75万5000ドル(約8000万円)を支払ったが、実際に業務が行われた形跡はないという。

 このほか、ゴーン被告は過去に、720万ドル(約8億円)以上に達するレバノン・ベイルートの自宅改修費用や、ブラジルのヨットクラブの会員権取得費用なども日産に支払わせた。また、日産社内の適切な手続きを踏まないまま、レバノンの大学に寄付を行うことも決めていた。
(時事通信)

 上場企業でありながら、中小企業のワンマン経営者以上の私物化には呆れる。
 監査法人の監査は無意味だろうか。

2019年1月15日火曜日

稀勢の里、初日から3連敗で横綱ワースト更新の8連敗




スポーツ報知

 ◆大相撲初場所 3日目 ○栃煌山(寄り切り)稀勢の里●(15日・両国国技館)


 九州場所を途中休場し、進退問題が再燃する中で初場所を連敗スタートした横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が、東前頭筆頭・栃煌山(31)=春日野=に寄り切りで敗れ3連敗。平成最後の国技館土俵で、「引退」の2文字がちらつく、相撲人生最大の危機を迎えた。 

 この日は父・貞彦さんの73歳の誕生日。巻き返しへ初日を出したかったが、通算18個目の金星を配給。さらに、昨年秋場所の千秋楽からの出場しての連敗が8となり、1999年の貴乃花と並んでいた横綱連敗ワースト記録を更新してしまった。


 昨年11月の九州場所で、横綱としては87年ぶりに初日から4連敗して途中休場。場所後に行われた横綱審議委員会では、初めて「激励」決議が出された。九州の休場を決断する際には「このままでは終われない。もう一度チャンスを下さい」と師匠に直談判。不退転の覚悟で初場所に臨んでいたが、非常に厳しい状況に追い込まれた。

◆稀勢の里 寛(きせのさと・ゆたか)本名・萩原寛。茨城・牛久市出身、32歳。188センチ、177キロ。02年春場所で鳴戸部屋から初土俵。17歳9か月の新十両(04年夏場所)、18歳3か月の新入幕(同九州場所)はいずれも貴乃花に次ぐ史上2位の若さ。10年九州場所で白鵬の連勝を「63」で止めた。11年九州場所後に大関昇進。13年12月に部屋の名称が田子ノ浦に変更。優勝2回。殊勲賞5回、敢闘賞3回、技能賞1回。得意は左四つ、寄り、突き、押し。
(スポーツ報知)
 いよいよ引退だろうか。どんなに負けてもよいから、最後まで勝負してもらいたい。

ゴーン前会長保釈認めず 「証拠隠滅の恐れ」判断か

 東京地裁は15日、会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)の保釈を認めない決定をした。ゴーン被告は全ての起訴内容を一貫して否認しており、証拠隠滅の恐れがあると判断したとみられる。弁護人が11日に請求していた。決定を不服として準抗告する方針。

 東京地検特捜部は昨年11月19日、日産の有価証券報告書に役員報酬を少なく記載したとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いでゴーン被告を逮捕。12月10日に同容疑で、21日に特別背任容疑で再逮捕し、今月11日までに全てを起訴した。
(時事通信)

 否認しているゴーン頑張るねー。
 昔、頑張れ日産パルサー=GNPがあったけど。

日本ハムのレアード「千葉での生活楽しみ」ロッテへ

 ロッテは15日、昨季まで日本ハムでプレーしたブランドン・レアード内野手(31)を獲得したと発表した。背番号は未定。

 レアードはNPB通算4年で打率2割4分、131本塁打、349打点をマーク。16年には本塁打王のタイトルを獲得しており、昨季12球団ワーストの78本塁打だったチーム待望の長距離砲。球団を通じて「千葉ロッテマリーンズに入団できることが大変光栄で、楽しみに思っています。家族とともに千葉での生活を楽しみにしています。このチャンスをいただけたことに大変感謝しています。2019年、優勝しましょう。ぜひ、チャンピオンフラッグを千葉に掲げましょう。マリーンズの日本一に貢献できるように頑張ります!」とコメントした。
(日刊スポーツ)

 日本ハム戦では、活躍してもらいたくないね。

2019年1月14日月曜日

日本ハム渡辺諒6年目決意「開幕で出る」二塁奪取だ

 高卒6年目の日本ハム渡辺諒内野手が二塁で開幕スタメンを狙う。

 2年連続で徳之島での合同自主トレに参加。昨季は自己最多60試合出場で7本塁打を放つなど、自信をつける1年になった。

「開幕で出る。そこに向かってアピールしていきたい。6年目だし、やらなきゃいけない。定着出来るように」とレギュラー獲得へ向かう。
(日刊スポーツ)

 開幕スタメンで、正二塁手に定着できるといいね。

「残念至極」「言葉出ない」 黒星発進の稀勢の里に横審委員

 大相撲初場所の初日で御嶽海に敗れた稀勢の里の相撲を観戦した横綱審議委員たちは険しい表情を見せた。北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「残念です。あそこで頑張りきれないというのは、(場所を)全うできるか不安になる。でも頑張ってほしい」。高村正彦委員(前自民党副総裁)は「残念至極。横審から『激励』が出て、期待されて懸賞もかかっていたが」と述べると、山内昌之委員(東大名誉教授)は「言葉が出ない。どうして慌てるんでしょうか。好きな相撲を取るという、その一心に戻ってほしい」と語った。
(朝日新聞デジタル)

 初日から黒星は稀勢の里らしいが、腰高で力の衰えと勝負勘の不足を感じる。
 今場所が最後だろうか。

2019年1月11日金曜日

竹田会長、捜査協力で聴取を認める

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は11日、東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑でフランス捜査当局が捜査開始を決定したと報じられたことを受け、昨年12月に「担当判事のヒアリングには協力した」と明らかにした。
(時事通信)

 ゴーンの報復だろうか。

2019年1月10日木曜日

韓国大統領、「日本政府はもっと謙虚な態度取るべき」

【AFP=時事】(写真追加)韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領は10日、歴史問題や領土問題をめぐって緊張が続く日韓関係に言及し、日本政府は過去に対し「もっと謙虚な態度を取るべきだ」と述べた。

 文氏は韓国大統領府(青瓦台、Blue House)で年頭の記者会見を行い、元徴用工をめぐる問題などを念頭に「日本政府はもっと謙虚な態度を取るべきだ」と発言し、「日本の政治家は問題を政治化している」と不満も示した。【翻訳編集】 AFPBB News

 
 反日以外に、国民の人気が得られず、政権が成り立たないのだろうか。
 国際法違反の状態で、元徴用工の差押え実行となれば、永久に日韓関係の終わりに思える。
 

ゴーン前会長、知人側から16億円受領か

 日産前会長ゴーン容疑者が、中東オマーンの会社で幹部を務める知人から約16億円を受け取った疑いのあることが9日、関係者への取材で分かった。知人の会社には日産側から約35億円が支出されており、東京地検が資金の流れを調べている。
(共同通信)

 これが本当だとすると、実態のない業務委託費を払ったことにして、キックバックさせていたということだろう。

2019年1月8日火曜日

「私は常に誠実に行動してきた」 ゴーン容疑者の主張全文

 東京地裁に8日出廷した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン容疑者の意見陳述全文は以下の通り。

 ◇「容疑、いわれのないもの」

裁判長殿

 本公判廷で発言をする機会を許していただき感謝しております。私が捜査機関からかけられている容疑がいわれのないものであることを明らかにしたいと考えております。

 最初にお話ししておきたいのですが、私は日産に対し心からの親愛と感謝の気持ちを持っております。私は、日産のために、全力を尽くして、また、公明正大かつ合法的に、そして社内の所管部署から必要な承認を得た上で業務を進めてきました。私は、日産を強化推進し続け、日本で最も優れており、最も尊敬される企業の地位を回復させることを、ひたすらに目指してきたものでした。

 それでは、私にかけられている容疑について、説明させていただきます。

<1>為替スワップ契約について

 私は約20年前日産に入って日本に赴任した際、米ドルでの報酬の支払いを要望しましたが、それはできないと言われ、報酬は日本円で支払うという雇用契約を結ばされました。その時からずっと、私は、米ドルに対する円の変動に懸念を抱いてきました。私自身は、米ドル建ての生活を基本としております。私の子供たちは米国に住んでおりますし、私自身、米ドルとの固定為替レート制をとるレバノンと強い結びつきを持っています。そこで、私は、自分の家族を養うために、ドル建てでの収入が変動しないようにしたいと考えていました。

 そこで、私は、日産に入ってしばらくした2002年以降、為替スワップ契約を締結していました。現在私にかけられている容疑では、二つの為替スワップ契約が問題となっています。一つは06年に締結したもので、当時日産の株価は約1500円で、円・ドルの為替レートは約118円でした。もう一つは07年に締結したもので、当時日産の株価は約1400円で、円・ドルの為替レートは約114円でした。

 ところが、08年から09年にかけての金融危機により、日産の株価は08年10月に400円、09年2月に250円にまで急落し(ピーク時に比べ80%超の下落)、円・ドルの為替レートは80円以下にまでドルが下がりました。これは誰も想像しなかった最悪の事態でした。銀行業界全体の仕組みが機能しなくなり、私が為替スワップ契約を締結していた銀行は、契約上必要となる金額の担保を直ちに差し入れるように要求してきましたが、私自身ではその銀行の要求にこたえることができませんでした。

 それで私は二つの厳しい選択肢を迫られたのです。

 (1)日産を退任して退職慰労金を受領して、これを銀行に担保として差し入れるということです。しかし、私には日産への道義的な責任があり、この重大な局面で退任することはできませんでした。船長は、嵐の最中に船から逃げ出すようなことはできないのです。

 (2)私が他の知人などから担保を用意するまでの間、日産に金銭的な損失を負わせない限りにおいて、一時的に担保を提供してもらうように要請することです。

 結局、私は第2の選択肢を選びました。そして、しばらくして、上記の二つの為替スワップ契約の主体を再び私に戻しましたが、この間、日産に一切損害を与えておりません。

 ◇「開示されていない報酬を日産から受け取ったことはない」

<2>E氏(知人であるサウジアラビアの実業家)について

 E氏は長年にわたって日産の支援者であり、パートナーでもあります。日産が大変困難な状況にあった時期に、D社は、日産の資金調達を支援してくれましたし、日産が、地元の販売代理店との間で紛争になったときこの解決のために支援してくれました。実際、E氏は、湾岸地域全域で、業績不振に陥っていた販売代理店を日産が再編成することを支援してくれ、日産が、販売力のまさるトヨタなどの競合他社に競り勝てるようにしてくれました。E氏は、また、日産がサウジアラビアに自動車工場を建設できるように交渉を支援してくれ、サウジ当局とのハイレベルの面談等を設定してくれました。

 E氏の会社は、このように日産に対して極めて重要な業務を推進してくれましたので、日産は、同氏の会社からの請求に基づき、関係部署の承認に基づいて、相応の金額の対価を支払いました。

<3>金融商品取引法違反について

 私は、日産のCEO(最高経営責任者)を務めている間、フォード、ゼネラル・モーターズなど四つの大手自動車メーカーから招へいの申し出を受けました。フォードはビル・フォードから、ゼネラル・モーターズは、オバマ政権当時、自動車の帝王と呼ばれたスティーブ・ラトナーから申し出を受けました。彼らは極めて高待遇の条件を申し出てくれましたが、私たちの日産は会社再建の真っただ中であり、私は、道義上、日産を見放すわけにいきませんでした。日産は、私にとって非常に大事な日本の象徴的な会社だからです。このように私は他の自動車メーカーに移ることはしませんでしたが、これらの自動車メーカーが招へいの条件として提示してきた私の市場価値、すなわち報酬金額について記録をつけていくことにしました。これは、将来の参考のために私が残していた個人的なベンチマークであり、法的な効力のあるものではありませんでした。他の取締役らに話したことも一切ありませんでしたし、法的な効力のあるものでも全くありませんでした。実際、取締役らが作成していた私に関する退職後の競業避止や顧問業務についてのさまざまな提案がありますが、それは、私がつけていた上記の金額を反映していません。このことからも、私のつけていた金額が法的な効力のあるものではないことがわかると思います。

 検察による訴追は全く誤っています。私は、開示されていない報酬を日産から受け取ったことはありませんし、日産との間で開示されていない確定額の報酬の支払いを受けるという法的な効力のある契約を締結したことも一切ありません。また、私は、退職後の報酬にかかる提案書のドラフト(下書き)についてはすべて、社内外の弁護士により検討し承認されていると理解していました。このことからも、私に金融商品取引法に違反する意図がなかったことをわかっていただけると思います。このことを理解していただくためのテストとして、「死亡テスト」と言われているものがよいと思います。つまり、私が今日死んだとしたら、私の相続人が日産に対して、私の退職慰労金以外の金員の支払いを求めることができるかということです。答えは明白に「いいえ」であるからです。

 ◇「根拠なく、不当に勾留されている」

<4>日産への貢献

 私は人生の20年間を日産の復活とアライアンスの構築にささげてきました。私は、この目標のために日夜を問わず、地上でも機上でも、世界中で懸命に働く日産の従業員と肩を並べて、価値を創り出すことに取り組んできました。私たちの努力は目覚ましい成果を上げてきました。私たちは日産を変革しました。1999年に2兆円の負債を抱えていたところから、06年末には1・8兆円の現預金を有するまでに至りました。99年に250万台の販売にとどまり多大な損失を計上していたところから、16年には580万台を販売して利益を上げるに至りました。この間に、日産の資産規模は3倍になりました。日産の象徴であるフェアレディZやG―TRを復活させました。中国の武漢、ロシアのサンクトペテルブルク、インドのチェンナイ、ブラジルのレゼンデにも進出しました。そしてLeafで電気自動車の市場を大きく開拓し、また自動運転車開発をスタートさせ、三菱自動車をアライアンスへ招き入れました。このアライアンスは、17年には世界第1位の自動車グループとなり、年間1000万台以上を生産しています。私たちは、直接または間接に、日本で無数の雇用を創出し、日産を日本経済の主軸へと回復させたのです。

 これらの成果は、世界に比類ない日産従業員のチームによって得られたものであり、私にとっては、家族の次に、最も大きな人生の喜びです。

<5>結び

 裁判長殿、私にかけられている容疑は無実です。私は常に誠実に行動してきており、数十年にわたるキャリアにおいて不正行為により追及されたことは一度もありません。

 私は、確証も根拠もなく容疑をかけられ、不当に勾留されています。

 裁判長殿、ご傾聴いただき感謝いたします。
(毎日新聞)

 単なる言い訳にしか、感じられない。
 罪を認めず対立であれば、証拠隠滅や逃亡の恐れありで保釈してはいけない、と思う。

2019年1月7日月曜日

【日本ハム】吉田輝星、清宮と隣部屋!ダル&大谷“出世号室”「打者の見方聞けたら」

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(17)=金足農=が6日、千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」に入寮した。部屋は過去にダルビッシュ有投手(現カブス)や大谷翔平投手(現エンゼルス)が使用した404号室に決定し、「しっかり活躍できれば」と“出世街道”を歩むことを誓った。隣室には17年のドラフト1位・清宮が入居しており「打者からの見方とかも聞けたら」と積極的に助言を求める考えを披露した。

 午後1時37分。テレビカメラ10台、報道陣50人、150人のファンの前に輝星が姿を現した。学生服姿でリュックを背負い、大きなキャリーバッグを引いて入寮。「輝星く~ん!」と黄色い歓声に加えて、無数のフラッシュを浴びた。「プロ野球選手としての人生がやっと始まるという思い。一番は楽しみという気持ちです」と表情を引き締めた。

 黄金ルーキーに最高の環境が用意された。入居する404号室は、過去にダルビッシュや大谷が超一流へ成長する期間を過ごした“出世部屋”。「自分もダルビッシュさんや大谷さんのように、しっかり活躍できれば。自分も活躍できるイメージはすごくあります」と瞳を輝かせた。

 “隣人”にも恵まれた。隣の403号室には清宮が入居しており、打者目線からの助言を求めることが可能。「高校野球とはまた違う世界。打者のスキルとか、タイミングの取り方なども全然違うと思う。打者からの見方も聞けたらと思います」と、住環境も最大限活用する考えを披露した。同じフロアにはドラフト5位右腕の柿木らもおり、人生初の寮生活に「不安は少しある」としていた右腕もひと安心だ。

 「宿題」も、きちんと済ませた。昨年11月23日の新入団発表の際、栗山監督が手渡した本「小さな人生論」(藤尾秀昭著、致知出版社刊)に自分の人生の約束を書き、入寮時に持参するよう指示された。「『満足しない』ということと、たくさん支えてくださる方がいるので『感謝を忘れない』と書きました」。感謝の気持ちとプロでの心構えを書き込み、持参した。

 この日は、秋田から飛行機と車を乗り継いで上京。年始は実家近くの神社に初詣へ向かい、おみくじは「末吉」だったが「争いごと(の欄)に『勝つことやすし』とあった」と笑った。9日からの新人合同自主トレへ準備は万全だ。「野球に集中できるいい環境。野球を第一に考えてやっていければ」。ただいちずに、一流の道を駆け上る。(小島 和之)
(スポーツ報知)

 最近の日本ハムのドラ1投手の活躍はパッとしないが、頑張ってもらいたい。

長野久義 巨人“仲間思い”の長野まで流出も…屈辱回避へにじむ球団の覚悟

 巨人は7日、FAで加入した丸佳浩外野手の人的補償として、長野久義外野手が広島に移籍することを発表した。西武へ移籍した内海哲也投手に続く、生え抜きスター選手の流出劇。外野のレギュラー候補にも挙がっていた34歳のプロテクト漏れに、チーム内だけでなく、球界に衝撃が走った。

 近年、けがや不調に苦しんでいたとはいえ、長野は間違いなくチームの中心にいた。闘志を内に秘め、チームの先頭に立って引っ張るタイプではないが、仲間思いで誰よりもチームの輪を重んじる男。外国人選手にも気を配り、積極的に英語でコミュニケーションを取った。日本野球になじめなかった助っ人が「チョーノサン、アリガトウ」と、報道陣に伝言を託して帰国することもあった。

 投手陣の精神的支柱だった内海に続き、人望が厚く、ムードメーカーとしても大きな存在だった長野が移籍。チームに大きな穴が空き、亀井は「内海の時もそうだったけども、同じ戦った仲間ですし、僕の中での最大のライバルだから、やっぱりさみしいですね」と、ショックをにじませた。

 今季、5年連続のV逸となれば球団ワーストの不名誉記録。石井球団社長は「チームの変革の時期とはいえ、内海選手に続き、チームの顔として活躍してくれた長野選手を送り出すのは断腸の思いです」とコメントしたが、なりふり構っていられないということだろう。屈辱回避へ、ナインには強い覚悟が求められる。
(デイリースポーツ)

 巨人で評価されなくても、広島で出場機会に恵まれ、結果を出せれば、選手冥利に尽きるのだろう。

2019年1月5日土曜日

易学から見るパ・リーグ大胆予想 優勝は日本ハム 栗山監督の決断力+運気でV

 デイリースポーツの恒例企画「易学から見るプロ野球大胆予想」。菱田易学宗家・菱田幸雄氏が今年も独特の視点から鋭く分析します。

 ◇  ◇

 パ・リーグの優勝筆頭候補は日本ハムと予想しました。栗山監督(三碧木星)が運気絶頂期です。この星の人の特徴である決断の速さが、運気絶頂と相まって、良い結果を生み出しそうです。

 それを追うのがオリックス。西村監督(五黄土星)が運気上昇期で、風岡ヘッド(六白金星)も運気絶頂期です。2人がかみ合えば優勝も狙えます。

 昨年最下位の楽天はAクラスに食い込みそうです。平石監督(二黒木星)が運気上昇期。真喜志ヘッド(四緑木星)が運気絶頂期ですので、監督をうまく補佐できれば、優勝争いに絡むこともできるでしょう。

 昨年日本一のソフトバンクは4位としました。工藤監督(一白水星)は運気上昇期ですが、森ヘッド(八白土星)の運気がどん底で、しかも八方ふさがり。Bクラスに低迷しそうです。

 昨年リーグ優勝の西武も苦しそうです。辻監督(六白金星)は運気上昇期ですが、参謀役の馬場コーチ(八白土星)の運気がどん底で八方ふさがりです。

 最下位はロッテとさせていただきました。井口監督(八白土星)は運気絶頂期ですが、本年は八方ふさがりのため運気が半減します。鳥越ヘッド(二黒土星)も運気が下降気味ですので、苦しい戦いとなりそうです。

 ◆監督の運勢から見たパ・リーグ順位予想◆

 1位 日本ハム

 2位 オリックス

 3位 楽天

 4位 ソフトバンク

 5位 西武

 6位 ロッテ

(デイリースポーツ)

 日本ハムファンには朗報も、ソフトバンクと西武の順位は疑問です。

2019年1月4日金曜日

栗山監督、清宮の五輪代表入り「30本ないとダメ」

 2年目のシーズンへ、日本ハム栗山監督が清宮へ大きな目標を設定した。「今年、しっかりやらないと侍ジャパンに選ばれない。そのためには、30本ないとダメだろう」。来年に迫った東京オリンピックで、野球は3大会、12年ぶりに復活が決まった。トップチームで代表未経験の清宮が出場するためには、ペナントレースでの飛躍的な活躍が重要になってくる。

 昨年12月、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で、清宮を“個人面談”した。その場で、思いの丈をしっかりと伝えた。「1度、きちんと話しをしたかったから。チームが優勝するためには幸太郎の活躍は不可欠」と、今季は30本塁打を期待した上で「4番を取りにいって欲しい。それも、(中田)翔が元気なうちに取りにいかないとダメ」と、中田との激しい4番争いが、19歳の成長につながると見ている。

球界を代表するアーチスト育成へ。勝負の2年目が、いよいよ始まる。【中島宙恵】
(日刊スポーツ)

 そうか、今季の結果次第では、すべての選手に五輪代表入りのチャンスありか。

2019年1月3日木曜日

栗山英樹監督は観察し、信頼する。日本ハム8年目も未来を見据えて。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190102-00833096-number-base&p=2

 野手では5年目の渡邉諒が、シーズン中盤からセカンドのポジションをつかんだ。 
 栗山監督は二軍落ちを経験させながらも、辛抱強い起用で才能を芽吹かせた。
 Number Web

  今季は、渡邉諒の二塁手定着で、勝負強さを見せてもらいたい。

2019年1月2日水曜日

「1年目10勝」金農・吉田輝星投手、後悔ないプロ挑戦

「平成」最後の新入団選手として今春、日本ハムでプロ野球選手としての一歩を踏み出す金足農(秋田市)の吉田輝星投手(17)。新しい年の始まりに、夏に一緒の時間を過ごしてきた担当記者が、高校野球での思い出やプロでの抱負などを聞きました。

 高校生活は、今までの人生の中で一番濃い3年間でした。(昨夏の)甲子園は楽しかった。一番印象に残っているのは、準々決勝の近江(滋賀)戦。スクイズが得意なチームとして、(九回裏の2ランスクイズという)理想の形で逆転できました。

 小学3年で野球を始めてから、プロ選手に憧れていました。高校3年の夏までは進学を考えていましたが、甲子園で自分のストレートで強豪校を抑えられたことが自信となり、だんだんとプロへの気持ちが強くなりました。人生の中で大きな挑戦ですが、後悔はしていないです。

 寮生活も近づき、プロ入りの実感が湧いてきました。仲間には「1年目から10勝は当たり前だぞ」とハードルを上げられます。特に打川と(菅原)天空(たく)(選手)がひどい(笑)。そんなとき、「そうだよ」って返します。高校時代も口に出すことが、だんだんと現実になったので。言霊は実感しているし、今でも大事にしています。

 自分たちは「全力」がモットーでした。全力だけではなくて、自分で考えることも大切です。後輩たちに伝えたいのは、試合は「楽しんだもの勝ち」。試合を楽しむために練習できつい思いをできれば、勝てると思います。

 目標は日本一のピッチャー。試合ごとに調子を乱さず、日本一と言われるストレートを投げたい。プロに入っても、向かっていく強い気持ちを持ち続けます。(神野勇人)
(朝日新聞デジタル)

 言霊で1年目10勝を期待しています。

2019年1月1日火曜日

【日本ハム優勝へのシナリオ】カギを握るのは投手陣

 早くも約3カ月後に2019年のペナントレースが始まる。各球団、補強もほぼ完了したが、頂点に立つ陣容をそろえることができたか。各球団の優勝へのシナリオは――。

 今オフに金子弌大、王柏融、秋吉亮、バーベイト、ハンコック、吉田輝星ら多士済々なメンバーが続々と新加入。例年にない積極的な補強を敢行した日本ハムが覇権奪回に向けて本気モードだ。栗山英樹監督も「絶対に勝たないといけないシーズン」と並々ならぬ決意を早い段階から口にし、用意周到に戦力の見極め、再整備を進めている。

 カギを握るのは投手陣。2018年は先発のコマ不足に泣かされた中、上沢直之とマルティネスが奮闘。この2人の活躍がなかったらAクラス入りすらも難しかったのが現状。それだけに本来なら先発の軸になるべき有原航平、左腕エース候補の加藤貴之、ブルペンリーダーの鍵谷陽平らの復調は絶対条件。打線は王柏融も加わってある程度の計算は立つため、移籍組を含めて投手陣がどれだけ力を発揮できるかが、3年ぶりVへの大きなポイントになりそうだ。
(週刊ベースボール)

 投手陣が最少失点で抑え、最少得点で勝たないと、日本ハムの優勝は見えてこないでしょう。

ペーパー会社通じ資金流出か=億単位、ゴーン容疑者側に―日産調査で判明・東京地検

 日産自動車の資金が、海外のペーパーカンパニーを通じ、前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)や、同容疑者の親族側に流出していた疑いがあることが31日、関係者への取材で分かった。

 流出した資金は億単位に上るという。疑惑は日産側の調査で判明。東京地検特捜部も把握しており、日産から提供を受けた資料などを分析し、不明朗な資金の流れの解明を進めているもようだ。

 関係者によると、日産から億単位の資金が送金されたのは、海外にある複数の会社で、いずれも経営実体のないペーパーカンパニーだったとみられている。同容疑者の生まれ故郷ブラジルや、少年期を過ごしたレバノンなどに設立されていた。

 ペーパーカンパニーに流れた億単位の資金は本来、日産が支出する必要がなく、最終的にゴーン容疑者本人のほか、同容疑者の親族や親しい知人に渡っていた疑いがあるという。

 特捜部がゴーン容疑者を再逮捕した特別背任事件では、サウジアラビア人の知人側に渡った日産資金1470万ドル(現在のレートで約16億円)は、実態が伴わない「販売促進費」などの名目で送金されたとみられている。

 新たに浮上した日産資金の流出疑惑も、実態のない名目で送金されていた可能性があるが、送金先のペーパーカンパニーがあるレバノンなどでは、十分な捜査協力が得られる見込みは低い。このため、特捜部は慎重に裏付け捜査を進めているもようだ。

 ゴーン容疑者の日産「私物化」疑惑をめぐっては、これまで、オランダの子会社「ジーア」を通じた投資資金での海外不動産購入や、同容疑者の姉と実態のないアドバイザリー業務契約を結び、年約10万ドル(約1100万円)の日産経費が不正支出された疑いが指摘されている。

 東京地裁は31日、ゴーン容疑者の勾留期限を1月11日まで延長することを認める決定をした。特捜部は日産に私的損失を付け替え、サウジアラビア人の知人側に約16億円を流出させたなどとされる特別背任容疑の捜査を急ぐ。
(時事通信) 

 ここまでくると、特別背任を認めないゴーンの保釈は永遠にないでしょう。

残酷KOショーとなったメイウェザー対天心は無謀なマッチメイクだったのか?

 格闘イベント「RIZIN.14」でボクシングの元5階級王者、フロイド・メイウェザー・ジュニア(41、アメリカ)と、天才キックボクサー、那須川天心(20、TARGET/Cygames)の3分3ラウンドのボクシングルールによるエキシビションマッチが行われ、3度のダウンを奪ったメイウェザーが1回2分19秒にTKO勝利した。5キロ以上の体重差。天心が8オンス、メイウェザーが10オンスのグローブハンディはついたが、元5階級王者が本気で倒しにきたら、こうなるのも避けられなかった残酷なKOショー。陣営がタオル投入したことで最悪の事故にはつながらなかったが、主催者側の試合管理や、そもそもの無謀なマッチメイクに疑問の残る試合となった。“見世物”としては面白かったのだが……後味の悪さもあった。
(THE PAGE)

 最初から結果は見えていたが、所詮は見世物で、勝てる相手としか戦わないメイウェザーの小遣い稼ぎに尽きる。

井岡一翔  無念判定負け 難しい採点…12ラウンド中11Rでジャッジ3人の意見割れる

「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(31日、マカオ)

 トリプル世界戦がマカオ・ウィンパレスで開催され、メインイベントのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦では、同級3位・井岡一翔(29)は1-2(110-118、112-116、116-112)の判定で、同級1位・ドニー・ニエテス(36)=フィリピン=に敗れ、日本初の4階級制覇はならなかった。

 昨年大みそかの引退会見を経て、9月に1年5カ月ぶりに復帰した井岡は、それまで戦っていたフライ級から階級を上げてスーパーフライ級での4階級制覇を狙った。9月の復帰戦では体格面を不安視されたが、強豪のマクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)からダウンを奪い、文句なしの判定勝ちを飾った。同じくミニマム級からクラスを上げてきた36歳のニエテスに対し、体力勝ちを予想する声も多かった。

 前回の復帰戦、海外のファンにアピールするため、国内で戦っていた頃のディフェンシブな戦い方を捨て、アグレッシブに攻めるスタイルチェンジもあった。今回も前に出たのは井岡だったが、打ち終わりに見栄えのするカウンターを合わせてきたニエテスを2人のジャッジが支持した。

 両者ダウンはなく、3階級王者の激突は最後まで緊張感のある攻防は続いた。判定は1-2と割れたが、ニエテスを支持した米国人ジャッジは8ポイント差をつけた。ジャッジにも難しい試合で3人のジャッジがそろったのはニエテスが10-9で取った10回の1ラウンドだけ。残り11ラウンドは採点が割れ、3人のジャッジがそろって井岡につけたラウンドは1ラウンドもなかった。
(デイリースポーツ)

 日本初の4階級制覇ならず残念でした。
 強くてタフな対戦相手に、攻め手を欠いた試合でした。