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2018年12月30日日曜日

日本ハム・栗山監督、二塁手レギュラー争い大歓迎 理想は「ドカベン」の殿馬

 日本ハム・栗山英樹監督(57)が29日、二塁手のし烈なレギュラー争いを大歓迎した。理想は野球漫画「ドカベン」に登場する殿馬。トリッキーなプレーで相手を圧倒する職人が、日本一奪還を目指す来季の鍵を握る。

 リーグ3位に終わった今年を振り返り、来年へと思いを巡らせる年の瀬。指揮官は「『秘打白鳥の湖』を打てる人を探しにいくよ」と同キャラクターの代名詞ともいうべき秘技に求める打者像を重ね、固定できなかった二塁の競争をあおった。

 開幕戦は大砲候補の横尾が務めたが、その後は田中賢や石井一が日替わりで出場。夏場以降は渡辺が定着し、自己最多7本塁打を放つなど打撃面で存在感を示した。「もう一度、みんなが見てて飽きないような面白いチームを作っていく」。エンゼルス・大谷を二刀流に育て上げた知将の心は、燃えている。

 安定した守備に加え、求めるのは敵軍を驚かせるバットでのパフォーマンス。「打てる二塁手」の台頭を期待しながら、春を待つ。
(デイリースポーツ)

 渡邉諒の定着となるでしょうか。

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