四日市出身の谷口。16年の年末に帰省し、地元のバッティングセンターに行った際、「ボンボン打つやつがいた。裕季也くんが打っていた」と、同じく四日市市出身で四日市トップエースボーイズ(現四日市ボーイズ)では後輩にあたる今年のDeNAドラフト2位指名の伊藤裕季也(22)が強打を連発していたという。
伊藤裕は立正大で今秋の明治神宮大会で日本一に導いた右の強打者。同大会決勝戦では逆転2ランを放って同大9年ぶりの日本一に導いた。その試合を動画で見たという谷口は「打ってすぐにガッツポーズできるホームランを打てるのはすごい。こんな風になるとは」と2年前にバッティングセンターで会ったことを懐かしみ、刺激も受けた。
同じ地元出身でともに身長1メートル82。谷口は愛工大名電時代は通算44本塁打を放ったスラッガーで、伊藤裕も東都大学1部リーグ通算6発(17年秋~18秋)のスラッガーと共通点は多い。さらに谷口の新背番号「4」も伊藤裕と同じだ。谷口は「裕季也くんみたいにホームランバッターじゃないけど、しっかり頑張ります。後輩には負けられない」と闘志を燃やす。1年目を迎える後輩には負けられない。9年目の来季こそ新背番号でレギュラー定着を目指す。(記者コラム・武本 万里絵)
(スポニチアネックス)
来季は復帰後の勝負の年だろう。チャンスでの勝負強さに期待しています。
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