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2017年12月1日金曜日

白鵬呼び出し&厳重注意 不謹慎Vインタビュー「品格に関わる」

 大相撲の横綱・白鵬(32)=宮城野=が30日、日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)から厳重注意を受けた。九州場所千秋楽の優勝インタビューで「日馬富士関、貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」と発言したことなどを問題視。東京・両国国技館で開かれた理事会に、師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)とともに呼び出された。

 白鵬が優勝インタビューなど一連の問題について協会から呼び出され、八角理事長による口頭での厳重注意を受けた。横綱は朝に滞在先の福岡から帰京。師匠の宮城野親方とともに理事会を訪れた。理事長は会見で「横綱の品格にかかわる言動で今後は慎むように、と厳重注意した」と明かした。

 一連の問題とは、九州場所千秋楽の優勝インタビューでの“フライング”発言や行為だ。節目となる40回目の優勝を決めたものの「場所後、真実を話してうみを出し切って。日馬富士関、貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」と宣言。場内を巻き込み「来年も大相撲をよろしくお願いします」と万歳三唱で締めくくった。

 協会側はこれらの行為を問題視し、理事会に横綱を呼び出すという異例の対応を取った。白鵬は九州場所11日目の取組で関脇・嘉風(35)=尾車=に敗れた際、立ち合いの不成立を主張。土俵に上がらず勝ち名乗りを拒むなど、抗議行動を続けた。翌日に審判部から厳重注意を受けていた。

 八角理事長は「審判部が注意して謝罪しているが、横綱の品格を損なわないように、という意味で理事会からも厳重注意をした」と説明。白鵬と宮城野親方は謝罪をしたという。白鵬は理事会後、報道陣との接触を避けるルートを通って国技館を出た。午後9時前、福岡空港に到着。報道陣の質問には無言で、車道に出ていたカメラマンに「危ないですよ」とだけ言い残し、送迎車に乗り込んだ。

 往復約1800キロの“日帰りツアー”で、お叱りを受けたV40の大横綱。日馬富士の暴行問題で最高位の品格が改めて問われているだけに、今後はより誠実な態度が求められる。
(スポーツ報知)

 すべてが甘々の処分だろう。

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