斎藤知事の疑惑を告発した元県民局長の“私的情報”を県議会議員3人に漏洩したと認定され、停職3か月の懲戒処分が決まった井ノ本知明元総務部長(57)が代理人を通じて、「私の業務行為が情報漏洩と認定され、誠に残念です」とコメントし、今後、処分を不服として、審査請求や執行停止の申し立てを行い、正当性を主張するとしています。
■第三者委「知事と副知事の指示のもとに漏洩行われた可能性高い」と結論
27日に公表された第三者委員会の報告書によれば、井ノ本氏は県議3人に対し、私的情報の一部を紙に印刷して見せ、一部を口頭で述べるなどしたとしています。当初、井ノ本氏は私的情報の漏洩を全面的に否定していましたが、その後の聞き取り調査で、「県議に対し、私的情報を情報共有の意図で口頭で伝えたことはあるが、具体的な資料は開示していない」とした上で、「斎藤知事及び片山元副知事の指示によるものである」と話したということです。
また、他の職員も委員会の聴取に対し、去年4月上旬に知事から「私的情報があったことも含めて、根回しというか、議会の執行部に調べておいたらいいんじゃないかという趣旨と理解できる発言があった」と話したということです。
一方、斎藤知事は「処理に関して何か指示をしたことはない」と否定し、元総務部長の判断であると主張。片山元副知事は「知事から直接の指示を受けたことはない」としつつ、他の職員から私的情報を議会と共有するよう知事から指示があった旨を聞いたとして「根回しをするよう指示したが、具体的内容は指示していない」と話したということです。
第三者委員会は、井ノ本氏の漏洩行為は「知事及び元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」と結論付ける一方、「口頭でその概要を抽象的表現で述べるとともに、紙に打ち出された資料の一部を提示するにとどまった」と指摘。この調査報告を受け、県は27日、井ノ本氏に対し、停職3か月の懲戒処分にしたと発表しました。
斎藤知事は27日、第三者委員会の報告と懲戒処分の決定を受け、「漏洩の指示はしていない」と改めて主張する一方、「組織の長として深く責任を感じている」として、給与カットなど自らの処分を検討していると明らかにしました。
***************************************************************
パワハラ、公益通報潰し、情報漏洩指示の知事、潔く辞職しないで、居座り続けるつもりでしょうか。


0 件のコメント:
コメントを投稿