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[3日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は、ロシアとウクライナの協議が継続されることを期待しているが、「新たな領土の現実」を認識し、安全の保証について新しいシステムを構築する必要があるという認識を示した。ロシア外務省のウェブサイトに3日掲載されたインドネシア紙コンパスのインタビューで述べた。 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ東部でロシアが支援する分離派とウクライナ軍の間で8年間続いた戦闘の後、2022年2月に数万人規模の軍隊にウクライナ侵攻を命じた。ロシアは現在、ウクライナの5分の1弱を支配している。 ラブロフ氏はインタビューで、「平和が永続的なものとなるためには、新たな領土の現実が国際法の観点から認識され、公式化されなければならない」と指摘。 「ロシアとウクライナに対する安全の保証の新たなシステムは、ユーラシアにおける平等で不可分な安全保障の汎大陸的構造の不可欠な要素として形成されなければならない」と語った。 ロシアがウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反対し続けていることに間接的に言及し、「ウクライナは中立、非同盟、非核の地位を保証されるべきだ」と述べた。 トランプ米大統領は8月中旬にアラスカでプーチン大統領と首脳会談を行い、その後ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領や欧州、NATOの指導者らと会談。戦争終結に向けて取り組んだが、2日にはプーチン氏に「非常に失望している」と述べた。 トランプ氏は首脳会談後、ゼレンスキー氏とプーチン氏が会談することを期待していた。 ラブロフ氏は、ロシアとウクライナの代表団トップが直接連絡を取り合っているとし、「交渉が継続されることを期待している」と述べた。
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国際法の観点から、武力による新しい領土を認めたら、世界中で紛争が起こるでしょう。ロシアに都合のよい条件を認めてはダメでしょう。

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