【AFP=時事】中国・天津で開催されている上海協力機構(SCO)の首脳会議に出席したロシアのウラジーミル・プーチン大統領は1日、ウクライナでの特別作戦を正当化し、数万人の命を奪い、ウクライナ東部の多くを荒廃させた3年半にわたる戦争の責任は欧米諸国にあると非難した。
プーチン氏は「この危機はロシアのウクライナ侵攻によって引き起こされたのではなく、西側諸国が支持・挑発したウクライナでのクーデターの結果だ」と述べた。
これは、2013~2014年の親欧州派革命(マイダン革命)を指しており、親ロシア派の大統領が追放された経緯を踏まえている。ロシアはこれに対応し、クリミア半島を併合、東部の親ロシア派分離主義者を支援する形で介入し、内戦を引き起こした。
さらにプーチン氏は「危機の第二の理由は、西側がウクライナをNATOに引き込もうとする絶え間ない試みだ」と付け加えた。
プーチン氏はまた、世界には「時代遅れのユーロセントリックおよびユーロアトランティックモデルに代わるシステムが必要であり、最も広範な国々の利益を考慮に入れるべきだ」と述べ、「われわれは、中国、インド、そして他の戦略的パートナーによるウクライナ危機解決への努力と提案を高く評価している」と強調した。
プーチン氏はこの後、インドのナレンドラ・モディ首相、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領と個別に会談する予定となっている。
SCOは中国、インド、ロシア、パキスタン、イラン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、ベラルーシで構成され、さらに16か国がオブザーバーや「対話パートナー」として参加している。【翻訳編集】 AFPBB News
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戦争犯罪人のプーチンが、ウクライナで数万人の命を奪っている事実を直視すべきでしょう。そのために何をすべきか。

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