トランプ氏、イリノイ州知事に「ジムに通え」と体型批判→反撃は冷静「小学生レベル」「大統領も…」

 9/5(金) 7:05配信

プリツカー氏（左）とトランプ氏（右）

州兵の派遣をめぐり、トランプ氏とイリノイ州知事のプリツカー氏が対立している。体型を揶揄したトランプ氏に対し、プリツカー氏が反論。SNSで話題となった。

8月中旬、トランプ氏は首都ワシントンD.C.に州兵を派遣し、治安維持に一定の成果が得られたと自らを評している。 続けて、治安の悪化に懸念がある地域として、イリノイ州のシカゴへ同じように派遣を検討していると発表した。

同会見でトランプ氏は、次のように語っている。 「シカゴに来てくれって、みんな叫んでるんだ。その人たちはこの赤い帽子と同じものをかぶっている。アフリカ系アメリカ人の美しい女性たちが『トランプ大統領、シカゴに来てください』って頼んでるんだ」

そんななか、イリノイ州知事のプリツカー氏は、8月25日にXを更新し、トランプ氏の発言に応じた。 「トランプ大統領およびその政権へ。私の州民を傷つけるようなことがあれば、どんな政治的な事情があっても、どれだけ時間がかかろうとも、憲法に基づき必ずあなたに責任を取らせます」

同日、トランプ氏はホワイトハウスの会見で、プリツカー氏を名指しし、強い言葉で以下のように責め立てた。 「街（シカゴ）に乗り込んで行ったのに、腐った政治家やプリツカーみたいなダメなやつらにひどい扱いを受けるなんてうんざりだ。あいつはもっとジムに通ったほうがいい」

「もっとジムに通え」というやや個人的な攻撃に対して、プリツカー氏が応戦し、SNSで大きな話題となった。 ある中継の映像で、プリツカー氏は以下のようにこの件について語っている。 「体型のことを言うなら、『同じ穴のむじな』ですよ。大統領もご健康とはほど遠いでしょうから」 「それに、個人攻撃は、まるで小学校5年生のいじめっ子みたいなもの。自分自身が言われて傷つく言葉を、先に相手に投げつけているだけの男です」

SNSではプリツカー氏に同調する声や、トランプ氏を「ガキ大将」と揶揄するコメントが見られた。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：香川 晴彦

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　小学生レベルの大統領は笑える。