◇「新たな旋風」
ここ数年はファンが期待するような成績を残せずにいたエンゼルス。
だがシーズンが始まった途端に目を見張るようなスタートダッシュを見せた。躍進の原動力となったのは大谷だった。
エンゼルスタジアムでの打者デビューから3試合連続で本塁打を放ち、投手として球速100マイル以上を計測する姿に球場全体が魅了された。大谷がマウンドに上がると観客は一斉にスマートフォンのカメラを向け、打順が回ってくるとチームで一番の声援が上がった。
シーズン序盤にもかかわらず、チケットは完売。長年のエンゼルスファンたちは、2002年のワールドシリーズ制覇を彷彿(ほうふつ)とさせる盛り上がりを球場で感じたとすら言う。
その後、チームは失速してしまい、大谷もケガで一時離脱したため、球場の熱気は収まった。
それでも夏に入ってからは、大谷を生で見ようという日本からのファンが目に見えて増えた。球場の通路を歩いていると、あちこちから日本語が聞こえ、大谷の写真の前では常に記念撮影が行われていた。
シーズンが進むにつれ、大谷の背番号「17」を着て応援する現地ファンの数も増えた。
夫人と二人で最終戦を見に来たダッグ・マクロフリンさん(51)もその1人。オレンジ郡で育ったマクロフリンさんは子どもの頃からエンゼルスファンだ。
一番好きな選手だというマイク・トラウト外野手のキャップもかぶっていたが、自宅から2時間以上運転して最終戦に足を運んだ理由は大谷だという。
「娘とは既に観戦しに来たんですけど、まだ妻が大谷のバッティングを見ていないので見せたくて。大谷は過大とも思えた期待に応えてくれました。もっと彼のピッチングを見たかったので、ケガは残念でした。でもバッティングもすごいし、エンゼルスに新たな旋風を巻き起こしてくれました」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00010001-jij-spo&p=1
打者・大谷が、米国でも通用することを証明できたのは素晴らしいの一言です。
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