ロッシはスタートをやや遅らせて後方から集団について行く作戦。1ラップ目はクリアラップがとれなかったこともあり10番手に留まったが、次のトライですぐさま5番手に浮上。そのあと残り8分でピットに戻り、素早くタイヤ交換を行って2度目のタイムアタックに臨んだ。そして1分30秒099を記録して一旦はトップに立ったものの、2番手に後退してセッション終盤へ。残されたチャンスはあと2ラップ。ロッシはハードにマシンをプッシュし、とくに第3・4セクションでは強さを見せたが自己ベストを更新することはできなかった。この結果、トップに0.01秒差の2番手で決勝を迎える。
一方のビニャーレスはロッシと反対の作戦。ピットレーンの出口でシグナル・グリーンを待ち、真っ先にコースに飛び出していった。そして1分30秒871を記録し、全員が最初のラップを走り終えた時点で3番手となる。その後、全体のペースが上がって6番手に後退したところでピットに戻り、リアに2本目のソフトコンパウンドを装着した。ところがそれまでと同様の好感触を得ることができなかったため、再びピットに戻って2台目のマシンに乗り換えた。
最後の3分間はプレッシャーと戦いながらのアタックとなったが、そのなかでもビニャーレスは第1セクションで最速タイムを記録し、その他の3セクションでは自己ベストを更新。最後のアタックで1分30秒328を記録し、トップと0.240秒差の4番手で予選を終えた。
https://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/2018/rd15/
中盤から終盤が、中速のコースのため、不名誉記録更新中のヤマハでも、善戦しているようです。決勝では表彰台に登れるでしょうか。
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