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ロシアのプーチン大統領は3日、ロシアへの割譲を求めているウクライナ東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)について、ウクライナ軍が撤退しない限り、武力で全域を制圧する考えを示した。米国主導の和平協議が続く中、侵略を続ける構えを強調したものだ。
露大統領府が4日、インドメディアによるインタビューを公表した。プーチン氏は「我々が軍事的手段でこれらの領土を解放するか、ウクライナ軍が撤退するかのどちらかだ」と語った。
英BBCによると、露軍はドンバスの約85%を掌握している。ウクライナは領土割譲を拒否している。
プーチン氏は、11月に報じられた28項目の和平案について、現在は27項目で、四つのパートに分けて議論を進めようとしていることも明らかにした。米紙ニューヨーク・タイムズは3日、平時におけるウクライナ軍の規模など同国の主権に関わる問題▽領土▽経済協力▽欧州の安全保障――が議論されていると報じた。
プーチン氏は、28項目に含まれていたロシアの主要8か国(G8)への復帰を望まない意向も示した。
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強気のプーチンに対抗するためには、大量の資金と武器供与でしょうか。








