◇ナ・リーグ フィリーズ19―4ブレーブス(2025年8月28日 フィラデルフィア)
フィリーズのカイル・シュワバー選手(32)が28日(日本時間29日)、本拠でのブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。7回の第5打席で自身初となる1試合4本塁打を放ち、49本まで積み上げナ・リーグ本塁打王争いで独走態勢に入った。
無双状態のシュワバーをもはや誰も止められない。15―4で迎えた7回1死一、二塁の第5打席、打席に入った瞬間から本拠ファンは立ち上がって「MVP」コールを送り、4発目に期待を寄せた。
その期待通り、相手3番手・スエロのチェンジアップをフルスイング。ライナー性の打球は右翼席にひとっ飛びし、自身初の1試合4本塁打となる49号をマークした。本拠ファンは“まさか”という表情で総立ち。「MVP」コールはさらに大きくなり、ダイヤモンドを一周する背番号「12」を称えた。
ベンチに戻ったシュワバーも自ら“信じられないよ”というような表情で笑顔で首を振り、笑っていた。
初回1死の第1打席では相手先発・クワントリルのカーブを捉え、右翼中段席に特大の46号ソロ。これでドジャース・大谷翔平を抜き、ナ・リーグ本塁打王争いで単独トップに立った。
さらに4回1死二塁の第3打席では相手2番手・コックスのカーブを同じように狙って右翼ポール際に47号2ラン。今季4度目の1試合2発に本拠ファンもお祭り騒ぎで喜んだ。
これだけにとどまらず、12―3で迎えた5回1死一、二塁の第4打席でもコックスの外角直球を捉え、左中間席へ48号3ラン。圧巻の1試合3発に本拠ファンは驚がく。ベンチのナインも驚きながら3発を称えた。
1試合3発は過去に数度記録しているが、4発はメジャー11年目でキャリア初の快挙となった。この日、試合がない大谷に4本差を付け、本塁打王争いで独走態勢に入った。打点も119打点でリーグ2位のメッツ・アロンソに11差でトップを走っている。
フィリーズはシュワバーが4発で球団記録9打点をあげるなど、打線が20安打19得点と大爆発し、大勝を飾った。
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大谷、残りのレギュラーシーズン、打者専念で、本塁打王のタイトルを取ってほしい。

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