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2018年9月4日火曜日

関空運航再開「見通せず」=1日500便発着、影響広がる―台風21号 関西国際空港

 関西国際空港は台風21号による高潮の影響で滑走路が水没し、閉鎖する事態となった。

 浸水はターミナルビルなどの施設にも及び、空港を運営する関西エアポートは「再開は見通せない」と説明している。

 国土交通省によると、関空は4日午後3時に閉鎖された。同社が排水作業をしているが、ビルの地下など広範囲で水に漬かる被害が出ているとみられる。

 台風の影響で、空港と大阪府南部を結ぶ鉄道は運転を見合わせ、道路も通行止め。さらに、タンカーが対岸を結ぶ連絡橋に衝突したことによって、橋の安全性確認も必要になっている。

 関空では、旅客機の発着が1日平均で460~470便。貨物機も同40便程度あり、閉鎖時間が長引くほど影響が大きくなる。

 埋め立て地で、比較的低い地盤の関空。周囲が海に囲まれている海上空港で、高潮の被害を完全に避けるのは難しいものの、同省航空局は「ここまでの浸水は初めてではないか」と話す。

 台風による被害は浸水だけにとどまらない。関空の商業施設では突風により窓ガラスが割れ、1人が負傷。貨物ビルでも風によって屋根がはがれたという。
(時事通信)

 台風直撃で、関西の経済の大打撃だろう。
 

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