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2018年9月22日土曜日

ロッシ『今年、レース優勝するには奇跡が必要』2018アラゴンGP

★9月21日(金)、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)がアラゴン戦のFP1で7位、FP2で9位だった。なお、FP総合は9位。

★ロッシ選手のコメント。

【今年は無意味な年になってしまったと思う?】
「いや、思わないですよ。世界中を回って歩き、綺麗な街もあちこち見たし、こうやって皆さんと話もできて…完全に無意味な年ってことはないから(笑)。
今日は、少なくともトップ10内には入ってますしね。
まぁ、予想通りってところです。奇跡は起きなかったですね。うちの助けになってくれそうなトラックと言えば、ミザノであってアラゴンではないから。
ここは昔からヤマハの苦手トラックなんですよ。長いコーナーが複数あって、グリップはイマイチでね。」

【今シーズン最悪のサーキット?】
「僕としては、最悪なのはヴァレンシアですね。アラゴンは2番目です。
とにかく、ミザノでさえ速い走りができなかったのだから、もっと距離のあるアラゴンでは上位陣とのギャップは大きくもなるでしょ。
そのうえ、今日の午前と午後のように、気温が上がってしまったら他の選手よりも苦戦してしまうんです。完璧なコンディションになったって、ホンダやドゥカティよりも遅いんだから。」

【日曜日までに何か対策は?】
「細かいところの作業をして、できるだけリアタイヤにストレスをかけないように…それから、まぁまぁのペースにするよう頑張りますよ。」

【この状況で、どうやって前に進んで行くの?】
「当然、厳しいですよ。もっともっと頑張らなければならないし、どれだけ頑張ったところで思い通りのリザルトは取れないんだから。
僕もヴィニャーレスも、そして、ヤマハも、よもやこう言うパフォーマンスになってしまうとは思っていなかったんでね。
希望を持ちつつ、辛抱していかないと。」

【ドゥカティにいた2年間を除くと、常にシーズン1勝以上はしてきたが…】
「今年は奇跡でも起きない限り、レース優勝できるとは思えませんね。今も言った通り、厳しい状況なんですよ。ただ、僕の方は、作業も努力も最大限で頑張ってるから。
焦らず、未来は良くなるって信じながら、まぁまぁレースをするためにアラゴン入りしたわけですからね。」

【2019年に向け、ヤマハにどんな要望を出しているの?】
「V4エンジンや特殊なフレームが必要なんだと提言するのは、僕の仕事じゃないから。僕の仕事はマシンの問題点を指摘することで…問題点と言うのは、以前から何度も言ってるように、ヤマハ機と現在のタイヤの組み合わせは機能しないと言うようなことですね。
僕としては、複数のエリアに手を入れるべきだと思うんですが、ただ実際、どこに、どう言う風に作業するかを突き止めるのはエンジニアの仕事だから。」

https://itatwagp.com/2018/09/22/motogp-5940/

 今年のヤマハは厳しいようです。

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