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ゼンショーの子会社は「はま寿司 郡山堤店」への立ち入り検査を決行
さらに、A氏はこう証言する。 「こうした問題行為は郡山堤店に限った話ではないはずです。私が他県の店舗などにヘルプに行ったときにも普通に見かけたことがありますから」 こうした行為が横行している実態について、はま寿司本社に内部告発がなされたのは今年2月。その結果、2月4日にゼンショーの子会社によって「はま寿司 郡山堤店」への立ち入り検査が行われたという。 3月下旬、郡山堤店の店長を直撃すると、 「申し訳ないですが、すべて本部を通してください」 そこでゼンショーに尋ねると、 「回答期限までに詳細な事実確認が難しいので、確実にお答えできるもののみ」と断ったうえで、広報室より回答があった。
「本部の人が来ている目の前で期限切れのネタを提供するワケがない」
「2月4日にはま寿司の親会社である㈱QSRホールディングス(ゼンショーの子会社)の食品安全担当が同店の立ち入り検査を実施しました。その際、使用期限の過ぎた食材が未使用の形で発見されたものの、ロス食材は後で廃棄されてロス報告されることも多く、その使用期限切れ食材が実際に(利用客に対して)使用されたかどうかは確認できていません」 対して、前出のC氏はこう嘆く。 「本部の人が来ている目の前で期限切れのネタを提供するワケはありませんよね」 他の寿司チェーンが値上げを余儀なくされる現在も、80種以上が「1皿100円」と謳い、リーズナブルな価格設定を維持しているのがはま寿司の特徴だ。その裏にあるのがこうした行為だとしたら、はま寿司本社や親会社のゼンショーにも責任が生じてくる。本社によるさらに詳細な調査や今後の説明が待たれる。 3月30日(木)発売の「週刊文春」では、こうした行為が止められなかった背景にあった店長のパワハラ体質などについても報じている。さらに3月29日(水)16時配信の「 電子版オリジナル 」では、従業員の苦悩や問題行為の手口について、はま寿司の店舗運営の実態について詳報している。
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一企業のモラルで解決できる問題ではないでしょう。
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