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◇WBC強化試合 日本代表8-1阪神(2023年3月6日 京セラD) 3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラDで行われた強化試合で阪神に快勝した。この日からメジャー組の実戦出場が可能となり、日本での試合が1974日ぶりとなった大谷翔平投手(28)は「3番・DH」で先発出場し、2打席連続3点本塁打を放つなど3打数2安打6打点だった。 大谷は3回2死一、二塁の第2打席、1ボール2ストライクと追い込まれた後の4球目。フォークに泳ぎながらも、最後は左膝をついて右手一本で捉えた打球はバックスクリーンに飛び込む驚きの3ラン。さらに5回2死一、二塁で迎えた第3打席目には阪神2番手左腕の富田が投じた142キロ直球にバットを折られながらもバックスクリーン右に運んだ。日本中に衝撃を与える2発を放った大谷は試合後のヒーローインタビューで「今日初めてのゲームだったんですけど、いい雰囲気で全員が戦えている。ダルビッシュさんを始め、素晴らしい選手が集まってくれているのでチーム一丸で頑張りたいと思います」と振り返った。 この衝撃2発に侍戦士もインパクトを受けたコメントが並んだ。 ▼侍ジャパン山川 マジ野球やめたいです。(大谷が凄すぎて)つまんねえ、みたいな。あんなの競技違うし。1本目、あれふざけているでしょ。2本目もバット折れているし。ひきました。凄えというか、ひいた。 ▼侍ジャパン吉田 ワオッ!という感じで驚愕(きょうがく)です。ベンチでみんな見入っていました。(2本目は)詰まっていたんじゃないですか。素晴らしいしか言うことがないです。 ▼侍ジャパン村上 凄いなというか、チームとして点が凄く取れる打線なので。僕がもっともっと状態を上げて打てるようになれば、もっと大谷さんも楽に打てると思う。 ▼侍ジャパン近藤 (大谷は)雰囲気もあるし、頼もしい存在。頼もしい打者が前後にいるし、その後も球界を代表する打者が多い。 ▼阪神岡田監督 (大谷は)他のバッターと違うということや。(才木のフォークは)ボールと思うけどな。あれをあそこまで持っていかれるんやから。そら、凄いの一言やろ。大谷に打たれても別にええやんか、対戦せえへんから。 ▼阪神才木(フォークで体勢を崩しながら1本目の3ランを浴び)最後のフォークはいいところに落ちたのに、あれをホームランにしてしまうのは改めて凄いなと感じた。 ▼阪神富田(バットを折りながら2本目の3ランを浴び)バットが折れた感じがあったので、フライかなと思った。それが力で持っていかれた。力は凄かったと思う。 ▼阪神佐藤輝 球場にいる全員が打撃練習を見ていたと思う。凄かった。やっぱり強く振ることが大事だと思った。 ▼阪神近本 練習でもバッティングを見ていた。ああいう打った感じとか、初速とか(すごい)。多分、2本目はバット折れていますけどね。 ▼阪神森下 見ているだけで本当に勉強になるというか、別次元の人だと思った。仕草にしても打席に立った時の姿も、そういうところから雰囲気が出ていて、凄いなと思った。 ▼侍ジャパン湯浅 見ている自分たちがワクワクさせてもらいました。今はチームメートですけど、相手が(所属する)タイガースなんで、大谷さんに投げたい気持ちもロッカーで見ていてありました。
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格の違いを見せた大谷の本塁打でした。やはり本物のメジャーリーガーでしょう。
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