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◆大相撲 ▽春場所千秋楽(26日・エディオンアリーナ大阪) 関脇・霧馬山(陸奥)が初優勝を果たした。ただ一人、3敗で迎えた千秋楽で、2敗の小結・大栄翔(追手風)を本割、決定戦と連破し、賜杯をたぐり寄せた。陸奥部屋では初。モンゴル出身力士では9人目の優勝力士となった。 本割では霧馬山が土俵際での突き落としで大栄翔を破り3敗で並び、決定戦では物言いのつくきわどい内容ながら再び勝利して初優勝を決めた。入門から8年目で悲願を達成した。 前日の14日目は若隆景が休場し不戦勝。千秋楽に優勝をかけた大一番に臨むことになった。霧馬山は取組後の取材には応じなかったが、千秋楽は集中力を高めて臨み、初の栄冠に輝いた。 モンゴル東部のドルノド県出身で、幼い頃から家業の手伝いで馬に乗ったことで足腰が鍛えられた。70キロに満たない細身ながら、センスを見込まれ陸奥親方に受け入れてもらい入門が決まった。1年で幕下まで昇進しながら、足踏みが続き、そこから新十両まで2年半。関取にならなければ「一緒にちゃんこを食べない」と師匠も辛抱強く成長を待った。 今場所は7日目から大関・貴景勝が休場した。場所前に横綱・照ノ富士も休場しており、昭和以降初めて大関以上が不在の異常事態。その場所の最後を、新時代を切り開くホープが締めくくった。
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大栄翔、2番続けて上体が前のめりでしょう。
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