山本由伸「自信を持ってマウンドに上がりたい」崖っぷち第６戦へ目はキラキラ 体調面に問題なし

10/31(金) 4:55配信

ドジャース対ブルージェイズ　第6戦に先発予定のドジャース山本は、会見で抱負を話す（撮影・菅敏）

　頼むぞ、由伸－。2勝3敗とブルージェイズにワールドシリーズ制覇へ王手をかけられたドジャースの山本由伸投手（27）が、試合後に記者会見に臨み、先発する31日（日本時間11月1日）の第6戦へ向けて意気込みを語った。 　移動用のスポーツウエアに身を包み、マイクの前に座った山本の言動を、周囲の誰もが「エース」として受け止めていた。「とにかく勝つだけ。目の前の試合に集中して、いつも通りのプレーをやっていきたいと思います」。淡々とした表情とシンプルな言葉に、動じることのない覚悟をにじませた。 　公式戦中の活躍に加え、今ポストシーズンの働きで山本の「株」は、もはや最高値を更新した。第2戦では、ポストシーズン（PS）では24年ぶりとなる2試合連続完投勝利を挙げた。「多少、自信になった部分もありますし、また切り替えて全く違うものと考えている部分もあるという感じです」。さらに、延長18回の激闘となった27日の第3戦では、中1日ながら救援として準備を開始。その「サムライ魂」に、ド軍関係者、ファンだけでなく、球界内外から敬意の言葉が相次いだ。 　その一方で、体調面に問題はなく、この日の試合前には中5日のルーティン通りにブルペンで投球練習を行った。「キャッチボールの様子を見ながら、もし張りが残っているなら明日に変更したいと思ったんですけど、いつも通り、しっかり投げられました」。 　1失点完投勝利の第2戦は20打者連続凡退で試合を締めくくるなど、最後までスキを見せることなく圧倒した。過去2年間のPSで山本が先発した試合は8戦7勝。「もちろん緊張感はあります。ここまでしっかり練習も頑張ってきたので、自信を持ってマウンドに上がりたいと思います」。大舞台で無類の頼もしさを発揮してきた山本は、いつもと変わらず、キラキラした目で決戦を見据えた。【四竈衛】

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　投手陣の奮起により最少失点で、残り２試合勝つだけでしょう。１日の休養で大谷翔平も体調万全で大活躍でしょう。