ハルキ全打点で千賀に勝った! 日本ハムの西川遥輝外野手(28)が15日、本拠地・札幌ドームでのソフトバンク戦に「1番・中堅」で先発出場。二回1死満塁から先制の2点適時二塁打を放つと、八回の2死満塁でも右前適時打とソフトバンクの先発・千賀滉大投手(27)からチーム全3打点を叩き出す活躍を見せた。試合は上沢直之投手(26)が8回無失点と好投し、3-2で勝利した。
鷹のエースを、またも打ち砕いた。西川がソフトバンクの剛腕・千賀から3安打猛打賞。さらにチームの全3打点を叩き出し、札幌ドーム通算7勝0敗だった千賀に土を付けた。
0―0で迎えた二回1死満塁。カウント1―1から甘く入ってきたフォークを捉えた。ライナー性の打球は、そのまま右翼フェンスに直撃。決勝の2点適時打となった。お立ち台上では「最近体重が落ち気味なので、その分ホームランが行かなかったのかな」と冗談交じりに振り返った。
八回にも2死満塁から右前にはじき返し、貴重な追加点を挙げた。7月21日の同戦でも千賀から同点打を放ち、勝利に導くなど、今季は同級生右腕相手に7打数4安打4打点と得意にしている。
ソフトバンク打線を8回無失点に封じた上沢に6勝目をプレゼント。「上沢の投球を見て感動しました」と後輩右腕が見せた133球の熱投に、主将が打撃で応えた。
この日は仙台からの移動試合。疲労もたまる中、時間の使い方にも工夫を凝らす。ウオーミングアップから全体練習を外れ、体力回復に練習時間の大半を費やした。
「何が大事か。練習なのか、ゲーム合わせなのか。過密日程で自分の調整の仕方も、去年と一緒じゃ絶対に違う。こういうコロナの中でも自分の調整方法を見つけてやっていくことが大事」
何事にも正確さを求める西川。普段から時間の使い方には、こだわりを見せる。契約しているアディダス社の担当者も「オフの仕事でも時間はきっちりしている。(予定を)決められているのが好きみたい」と語るなど、時には分刻みのスケジュールを組むこともあるという。1年通して、できるだけ無駄な時間をつくらないようにしている。
主将として迎えた今季、7月22日には国内FA(フリーエージェント)権を取得した。「何も関係ない。ファイターズ愛強いから、俺」と即答。その愛するチームを押し上げるために、さらなる躍動を期す。「やっぱり上位のチームを叩かない限りは上位にいけない」。上位にいるソフトバンク、ロッテとの対戦が続く1週間。まずは西川の一打で、先手を取った。 (十島功)
******************************************************
西川の活躍で、千賀に勝てたことがすばらしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿