西村康稔(やすとし)経済再生担当相は25日、有識者らによる新型コロナウイルス対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)後に記者会見し、分科会全体として強い危機感が共有されたとしたうえで、「この3週間が勝負だと。いまの感染拡大を抑えられるかどうか。その大事な、大事な3週間だということだ」と訴えた。
西村担当相は「特に医療関係のみなさまから、いくつかの地域で大変(医療提供体制が)ひっ迫してきている状況があると(発言があった)。ステージ3に相当する地域、(ステージ3に)なりそうだという段階で、早期に強い措置を講じる」と述べた。
3週間という期間の意味については「2週間で対策をやれば、効果が3週間目から現れてくるということで見極められる。これを早期にやらないと年末年始にかかってきて、年末年始というのは医療が非常に弱くなる時期でもあるという危機感もきょう(の会議で)表明された」とも語った。
「緊急事態宣言も視野に入ってくる」
西村担当相は、会見で繰り返し「なんとかこの3週間で抑制していきたい」と訴えた。そして。「これができないと、感染がさらに広がると、次のステージ4になると緊急事態宣言が視野に入ってくる。あの春のような自粛ということになってくる。ぜひとものこの3週間で抑制していく。是非ご理解いただいて、多くの皆さんのご協力で3週間で抑制ができれば」と協力を呼び掛けた。
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いまさらの危機感表明よりも、Gotoストップが先だろう。
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