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2月2日付で、自民党の萩生田光一前政調会長が代表を務める「自民党東京都第24選挙区支部」は、保存が義務づけられている2020~2022年分の政治資金収支報告書を訂正した。 安倍派(清和政策研究会)側からの収入として、2020年に482万円、2021年に888万円、2022年に582万円の計1952万円を追加し訂正した。 報告書の支出欄では、「収入総額」「前年からの繰越額」「支出総額」「翌年への繰越額」欄にすべて二重線が引かれており、いずれも「不明」と記されている。 萩生田氏は2018年から2022年までの5年間で、不記載の裏金額が計2728万円に上ったことを公表している。起訴のボーダーラインが3000万円といわれるなか、ギリギリまで裏金を受け取っておきながら、収支報告書の訂正を「不明」で済ましたことに、SNSでは批判的な声が多く上がっている。 《収支報告書を訂正した結果 収入総額も、支出総額も、翌年への繰越額も全て「不明」。これで議員辞職すらしない方が不思議・・・》 《とうとう数字載せなくても「不明」で通用するようになったわけ!?》 《そもそも所得隠し脱税を数千万円やってるだけでも大問題なのに、勝手に訂正で済まそうとし、あげく全て不明とか国民を舐めるのも大概にしろや》 2月7日の衆院予算委員会では、立憲民主党の後藤祐一氏がこの問題を取り上げた。 後藤氏は、萩生田氏が「不明」と訂正したことを上げ、松本剛明総務相に「このような訂正は政治資金規正法上、認められるのですか」と問うた。 対して松本総務相はこう答えた。 「過去にも領収書などが災害などによって滅失した場合など、政治団体側で収支報告書を正確に記載することが不可能な場合に記載できない項目については不明と記載し、確認できた範囲内で収支報告書を記載して提出された事例はあるというふうに承知をいたしております」 後藤氏は「(萩生田氏が地盤の)八王子で大地震でもあったんですか?」と皮肉り、「こんなの認めちゃうんですね、総務省は」、「脱税の疑いのあるマネーロンダリングじゃないですか」と批判した。 萩生田氏の「不明」とした訂正を松本総務相が認めたことに、SNSでは怒りの声が多く上がっている。 《確定申告で収支不明では通用しない、脱税と取られる、これは[訂正]ではない、国民をバカにしている!!》 《すげえな・・・不明でOKなんだね。庶民も追従しましょう》 《こんなんが許されるなら、確定申告も『収入不明、支出不明』でOKですよね》 2月16日から確定申告が始まる。これでは、徴税の不公平さに、国民の不満が爆発しかねない。
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不明訂正は国民をバカにしているでしょう。個人的に使用であれば、脱税でしょうか。
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