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群馬県伊勢崎市の公園周辺で小学生を含む男女12人が四国犬にかまれて負傷した問題で、この犬が市に登録されておらず、狂犬病の予防注射も受けていなかったことが、市への取材でわかった。県警は、飼い主の男性(62)を狂犬病予防法違反などの疑いも視野に調べている。
同法では、飼い犬の登録と年1回の予防注射が義務付けられ、罰則もある。
獣医師が健康状態を考慮して注射を免除する場合もあるが、市によると、この犬は注射の対象だった。市の調査で男性が登録と予防注射をしていないことを認めたため、市は8日、同法に基づく指導をした。男性はこの犬を含めて7頭の四国犬を飼育しているが、登録されているのは3頭のみ。3頭の予防注射も、記録に残るのは約10年前までだった。
県によると、県内で登録された犬(中核市の前橋市と高崎市を除く)のうち、2022年度に狂犬病の予防注射をしたのは71・82%と、12年度の77・52%から減少傾向にある。県食品・生活衛生課は「飼い主には、自身や飼い犬だけでなく近隣住民の命を守るためにも、予防注射をしてほしい」としている。
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罰則があっても、取り締まらないから、予防注射の接種率7割は驚きです。
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