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2017年9月19日火曜日

バレンティーノ・ロッシ ”鉄人”ロッシ、ミサノでプライベートテスト決行。骨折からわずか18日、市販バイクで走行/MotoGP

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは先月末、モトクロストレーニング中の負傷により右脚の脛骨と腓骨を骨折したため、前戦サンマリノGPに続き今週末のアラゴンGPも欠場することになっていた。

 彼の代役として、ワールドスーパーバイクに参戦しているマイケル・ファン・デル・マークが、アラゴンGPに出場することがすでに発表されている。

 しかし、ロッシは月曜日にミサノで自身のコンディションを評価していたようだ。ロッシは医師から30~40日休息するようアドバイスされている。しかし、このテストはクラッシュからはわずか18日の出来事だ。

 ロッシは、ヤマハのロードバイクR1Mに乗って数周を走行。ところがそこで雨が降り、テストが中断されたという。火曜日に天候が回復すれば、さらに走行を行う予定だ。

「バレンティーノは雨が降り始める前に7~8周しか走行しなかった」と、ロッシの父グラツィアーノはmotorsport.comに語った。

「彼は私に、右脚にかなりの痛みを感じていると言ったが、アラゴンでの復帰が可能かどうか、ほんのわずかな走行では判断できなかったようだ」

「明日(火曜日)、ミサノに戻ることを考えている。雨が過ぎ去っていることを願う。そして、バレンティーノがトラックに戻り、アラゴンへ向かうことができるかどうかを見るんだ」

 ロッシがアラゴンに向かうことを決断し、参戦の許可がおりれば、彼は金曜日最初のフリー走行を自身のパフォーマンスを判断するために利用することができる。そして、もし参戦を取りやめた場合には、スタンバイしていたファン・デル・マークが参戦することになるだろう。

 ヤマハのチーム代表を務めるリン・ジャービスは、ロッシがアラゴンに参戦するのは、彼がトップ5で争うチャンスがあると感じた場合のみだと述べている。

 ホームレースであるサンマリノGPをスキップした後、彼は現在ポイントランキング4位。ポイントリーダーであるマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)からは42ポイント差となっている。
motorsport.com 日本版

 日本グランプリには間に合うだろう。

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