一回から直球は160キロを計測。三回までは無失点に抑えたが、四回に入ると突如乱れた。先頭打者のソフトバンクの2番今宮に四球を与え、4番柳田に適時打を許し、6番福田にも3ランを浴びたところで交代を告げられた。「ここ一番というところで失投してしまうのは、まだまだ」と自らに厳しかったが、栗山監督は「前には進んでいる」と責めることはしなかった。
この日はバックネット裏も熱気を帯びていた。大谷は今季終了後にもポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグに挑戦する可能性があるため、ヤンキースなど10球団以上の球団幹部らが右腕の投球に熱視線を送った。
周囲の騒々しさをよそに、「きょうの反省をふまえて、次の登板につなげたい」と冷静に前を見据えた大谷。二刀流の「完全復活」は、まだ道半ばにある。(浅野英介)
(産経新聞)
3点本塁打は失投も、試合感が戻ってくれば大丈夫だろう。
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