河村勇輝に指摘
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝に対し、米メディアが課題を指摘した。下部のGリーグ・ハッスルに合流。「NBAレベルに変換できていない」としている。 米スポーツメディア「スポーティングニュース」は「ユウキ・カワムラがグリズリーズでプレーしないのはなぜ? メンフィスのガードは2024-25シーズンの初めにローテーションから外れる」との見出しで記事を掲載。Bリーグで平均20.9得点を挙げ、パリ五輪での活躍に触れた。その中でこう指摘している。 「カワムラが高得点を挙げられたのは、正確なプルアップ3ポイントシュートと素晴らしいハンドリング、巧妙なドライブとフィニッシュによるものだ。しかし、それはまだNBAレベルに変換できていない」 さらに「得点力の問題はプレシーズンから明らか」とし、フィールドでのシュート成功率は21.1%、3ポイントシュート成功率は25.0%に留まったことを記載。「カワムラは、シュートの安定性をこれから改善していく必要がある」と触れた上で前向きに分析した。
「ゴールを綺麗に狙う方法を見つける機会が…」
「彼はプレシーズンで16回中4回、3ポイントシュートを成功させたが、その後は8回中1回しか成功させていない。一度、NBAの3ポイントラインに慣れれば、ゴールに近づくための道がより開けるはずだ」「カワムラがまだ23歳だということを忘れてはならない。特に契約構造を考えると、NBAでより綺麗なシュートを打つ方法を見つける時間は与えられるだろう」
Gリーグのチームに所属しながらNBAの試合に出場登録できる2ウェイ契約。河村は開幕からグリズリーズのメンバーに名を連ね、日本人4人目のNBAデビューを果たした。8試合に出場したが、大差のついた試合終盤での起用。Gリーグ行きは“基本線”と見られていた。ここから経験を積んで這い上がることが期待される。
記事では「2ウェイ契約の選手は、能力をさらに磨くためにGリーグでかなりの時間を費やすことが多い」「リズムをつかみ、ゴールを綺麗に狙う方法を見つける機会がカワムラには与えられるはずだ」「一度それができれば、カワムラがチームのローテーションに食い込む可能性はずっと高くなるはずだ」と期待が込められている。
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下部リーグで、結果を出して、NBAで活躍してもらいたい。
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