今季のQO提示額は33億円、T・ヘルナンデスは拒否か
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースが、テオスカー・ヘルナンデス外野手にクオリファイング・オファー(QO)を提示した。米スポーツ局ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えた。今季のQOは2105万ドル(約33億円)。
T・ヘルナンデスは昨オフに1年2350万ドル(当時34億円)でドジャース入り。今季は154試合出場で打率.272、33本塁打、99打点をマークし、ワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。今季の年俸からダウンすることからQOを拒否することは確実と見られる。また、ウォーカー・ビューラー投手には提示されなかった。
メジャー各球団からQOを提示されたのは13選手。フアン・ソト外野手(ヤンキースFA)、コービン・バーンズ投手とアンソニー・サンタンデール内野手(ともにオリオールズFA)、アレックス・ブレグマン内野手(アストロズFA)、マックス・フリード投手(ブレーブスFA)、ウィリー・アダメス内野手(ブルワーズFA)、ニック・ピベッタ投手(レッドソックスFA)、クリスチャン・ウォーカー内野手(ダイヤモンドバックスFA)、ショーン・マナイアとルイス・セベリーノ両投手、ピート・アロンソ内野手(いずれもメッツFA)、ニック・マルティネス投手(レッズFA)。
QOとは今季終了後にFAとなる選手に対し、所属球団が優先的に翌年の1年契約を規定額でオファーできる制度。選手は10日以内にQOを受け入れるか否かを球団に伝える。QOを拒否された球団は、選手が流出する保証としてドラフト指名権が手に入る。また、QOを拒否した選手とFA契約した球団はドラフト指名権を失うことになる。
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守備と年齢を考えると、若くて有望なソトとの複数年契約でしょうか。
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