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菅首相は28日午後、衆院本会議の代表質問で、日本学術会議会員の任命を拒否した判断の変更は「考えていない」と明言した。拒否の詳細な理由説明は避ける一方で、会員の出身や大学に偏りがあり「多様性が大事だということを念頭に判断した」と強調。自身が掲げた50年までの脱炭素社会実現に向けて、原発など原子力を含むあらゆる選択肢を追求すると語った。9月の菅内閣発足後、初の本格論戦がスタートした。 任命拒否を巡り、政府は学術会議が推薦した105人の名簿について、首相が「詳しく見ていなかった」と説明している。多様性を考慮して判断したとする答弁との整合性が焦点となりそうだ。
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国民に説明せず、整合性のないあいまいな答弁で誤魔化そうという態度は、前政権の官房長官から変わらない。
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