プロボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ(15日、島津アリーナ京都)王者・山中慎介(34)=帝拳=が同級1位のルイス・ネリ(22)=メキシコ=に4回2分29秒、TKO負け。13度目の防衛に失敗し王座から陥落し、具志堅用高が持つ日本最多の連続防衛記録に並べなかった。
山中の“神の左”は空を切り、23戦全勝(17KO)の最強挑戦者ネリに屈した。4回にラッシュをかけられると、セコンドがタオルを投入。試合後はリング上で涙を流し、悔しさをあらわにした。
具志堅氏はこの日、試合を生中継した日本テレビ系の番組でゲスト解説を務めた。「一発一発が力強かったね。打たれ強かった。一気にいくのが強かった」と新王者ネリをたたえた。山中の戦いぶりには「立ち上がりは本当に悪くなかった。左ストレートもすごく切れて、カウンターがよく当たっていたけど…」とまさかの敗戦に言葉を失った。
(サンケイスポーツ)
具志堅の記録を超えるのは難しい。
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