財務省の貿易統計によると、ロシアからの2022年の水産物輸入額は前年比12・9%増の1552億円で、旧ソ連が崩壊した翌年の1992年以降で最高だった。円安や日本の不漁に加え、米国のズワイガニなどの禁輸により、ロシアが日本などアジアへの輸出を増やしたとみられるという。
ロシアのウクライナ侵略を受け、日本政府は昨年、ロシアへの経済制裁として木材やウォッカなどの輸入を禁止したが、水産物は対象に含まれていない。
品目別では、ズワイガニやタラバガニなどのカニが485億円と3割を占めて最も多く、前年比で27・9%(105億円)増えた。サケやマスの214億円が続き、7・5%増だった。
農林水産省の統計によると、水産物のロシアからの輸入額は、中国、チリ、米国に続いて4番目に多かった。貿易統計によると、ロシアからの輸入量は13・8%増の12万4400トンだった。
ロシアからの輸入総額は26・9%増の1兆9690億円で、水産物が占める割合は7・9%と前年より1・0ポイント低下した。輸入品の大半は液化天然ガス(LNG)や石炭、非鉄金属だった。
(読売新聞)
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ロシア産の海産物輸入禁止でしょう。不買でしょう。
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