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日本時間17日、MLBではMVPの発表があり、ア・リーグのMVPに大谷翔平(エンゼルス)、ナ・リーグのMVPにロナルド・アクーニャ・ジュニア(ブレーブス)が選出された。 29歳、メジャー6年目の大谷翔平は、今季も投打二刀流として歴史的な活躍を披露した。MVP獲得は2年前の2021年に続いて2回目となる。 打者としては44本塁打を放ち、日本人選手として初めて本塁打王に輝いたのをはじめ、出塁率・長打率・OPSでリーグトップ。OPS+やwRC+といった補正込みの総合打撃指標でも大谷はメジャートップであり、大谷は間違いなく今シーズン最高の打者だった。 さらに投手としては8月途中に右肘靭帯の損傷でシャットダウンされてしまったが、23先発で10勝をマーク。奪三振率11.4、メジャー最高の被打率.184(130イニング以上)を記録するなど、支配的な投球を見せた。 その結果、MVP投票における最も重要な物差しである総合指標WARでは、『FanGraphs』版においても『Baseball Reference』版においても大谷はメジャートップに君臨していた。fWAR9.0、bWAR10.1はともに2位に0.7以上の大差を付けている。 右肘の故障の影響で現地9月3日を最後に出場がなく、135試合の出場に留まった大谷だったが、それでも大谷のMVP受賞は阻まれることはなかった。それどころか2年前と同じように満票での選出となった。MLBの歴史上、そして32人の複数回のMVPの受賞者の中でも、満票で2回受賞した選手は大谷の他にいない。そのほか、デビュー6年目までで2回のMVPを獲得したのも、同僚だったマイク・トラウトに続き史上7人目となる。
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史上初の2度の満票受賞は素晴らしい。
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