配信
NTTから接待を受けた総務省の谷脇康彦総務審議官に対する事実上の更迭処分は、総務、農林水産両省幹部の相次ぐ接待問題に揺れる菅内閣にとって、さらなる打撃となった。谷脇氏は、菅首相肝いりの携帯電話料金の引き下げに関与するなど、通信政策の司令塔役を担ってきた経緯があり、今後の政策遂行に与える影響を懸念する声も出ている。
「前回の調査の際に倫理法令に違反する行為をほかに行っていないか、再三確認した。にもかかわらず、新たな違反が疑われる行為が確認されたことは、甚だ遺憾だ」
武田総務相は8日、記者団にこう述べ、首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」に続き、利害関係者からの接待が判明した谷脇氏への憤りを隠さなかった。
谷脇氏は2月24日、東北新社から2018~20年に計4回の接待を受けたとして減給処分を受けた。総務省によると、谷脇氏はその際の調査ではNTTからの接待を申告せず、同省も繰り返し接待を受けていた事実を見抜けなかったという。
NTTは、総務省の利害関係者にあたる。同省は、NTTの事業計画の認可などの権限を持ち、強い影響力がある。子会社であるNTTドコモも、携帯電波の周波数の割り当てなどで同省が所管する電波法の縛りを受けている。
****************************************************
総務省だけが倫理法無視の異常な体質なのでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿