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元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏は3日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などに関連し、疑惑を告発した元局長の私的な情報を知事の側近が漏えいした疑惑が出ていることについて、その経緯に強い疑問を示した。 斎藤知事は先月29日、今回の疑惑を告発して懲戒処分を受けた後、7月に死亡した元局長の公用パソコンにあったプライベートな内容の情報について、知事側近の幹部が県議など外部に漏らした疑いがあるとして、県による調査を検討していると述べた。「私自身が情報の漏えいを指示したことはない」とし、漏えいが疑われている職員もそうした行為を否定しているとしながらも「疑いが出ているのなら、何らかの対応が必要」とも話した。 番組では、この疑惑について複数の情報源から情報を入手したとする兵庫県議が「パワハラやおねだりなどとは次元の違う、極めて悪質な職務違反に関わる問題」と指摘していることにも触れた。 菊間氏は、元総務部長が死亡した元局長のメールのデータをプリントアウトして、各方面に「これ見てください」と言ってやりとりしているのを見た、とする県関係者の証言があることに言及。「見せられた人が1人ではなく複数いるなら、どこかでそれをやったのかどうかは、時間とともに明らかになるのかな、という気がする」との見立てを示した。 その上で「そもそも今回のことが、パワハラ防止法、公益通報者保護法(の抵触)に当たるのかは置いておいて、いずれにせよ通報した人は不利益な措置を受けない、守られないといけないというものがある。匿名の通報でも、通報を受けたら調べないといけないと法律上書いてあるのに、だれかを特定しにいって、しかも、その発言を封じ込めるために本当にこういうことをやっているとしたら、相当に悪質だ」と、不快感を示した。 「私もいろんなパワハラ事案をみていますが、こういうやり方で口封じをしようとしたというケースは、見たことがない。事実であるとしたら、ちょっとひどいなと思う」とも、指摘した。
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悪質で、口封じや私的情報漏洩に関わった関係者の罪は重いでしょう。
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