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兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査している百条委員会が5日もはじまりました。きょうは公益通報に詳しい専門家らが、県の対応などについて証言する予定です。 午前に出頭したのは、元朝日新聞記者で、上智大学文学部新聞学科の奥山俊宏教授で、質疑は公開で行われています。 元幹部職員の男性は、今年4月に県の公益通報窓口に通報しましたが、県は告発文書について、「核心的な部分は事実でない」として対応、5月に元幹部を停職3か月の懲戒処分にしていました。男性はその後、死亡しました。 ◆公益通報者はたいてい人格攻撃にさらされる 奥山教授はまず、「本質的で重要な不正について内部告発をした人は、たいてい、あることないこと織り交ぜて誇張された人格攻撃にさらされる。」と典型的なパターンがあると示しました。 人格攻撃される理由は、「一つは、痛いところを突かれたと感じ、『ばらしやがって』と怒り、思わず感情をあらわにしてしまうから。もう一つは、評判を落として、告発の信ぴょう性を低めようという理由だ」と述べました。 さらに、狙いとして「人格攻撃と漏洩非難は、内部告発の連鎖を止めることにある。見せしめにしようとするものだ」と話しました。 そして今回の兵庫県の対応について、「斎藤知事のふるまいをみて、やはりいつものパターンだな」と感想を述べました。 5日の百条委では、公益通報者保護や贈答品について調査が行われる予定になっていて、奥山教授のほか、県の特別弁護士らが出頭します。一部は非公開となり、県の職員らが出頭する予定となっています。 その中で、出席を予定していた元総務部長は、心身への負担などを理由に欠席することが明らかとなりました。 斎藤知事は、きょう出頭の予定はなく、あす6日に公益通報や贈答品などについて証言する予定となっています。
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疑惑告発をもみ消しのために行動したモンスター知事の人格攻撃が、告発者自殺の原因でしょうか。ご遺族は許せないでしょう。
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