会議後、栗山英樹監督が自ら「くじ引き役解任」を報道陣にこぼした。「くじ、引かせてもらえない。クビになった。さすがに5連敗は勘弁してくれって……」と残念そう。理由について、吉村浩GMは「しょうがない。データ重視です。本人はやりたいみたいですが、無理ですね」と、淡々と説明した。
監督としてはリーグ優勝2度、日本シリーズ制覇が1度と、申し分ない実績の栗山監督だが、ドラフト会議のくじだけは弱い。昨年は1位指名で5球団が競合した田中正義(創価大、ソフトバンク)を外し、さらに外れ1位でも5球団競合となった佐々木千隼(桜美林大、ロッテ)も外した。2013年のドラフト会議では松井裕樹投手(神奈川・桐光学園高、楽天)ら3回連続で1位のくじを外したこともある。
栗山監督に代わって大役が回ってきたのは、巨人などで投手として活躍した木田GM補佐。「業務命令です。僕もかつてドラフトされた立場。選手からしたら人生がかかった時間になるので、ふざけることなくやりたい」。持ち前のユーモアは封印して、運命の瞬間に臨む。(山下弘展)
(朝日新聞デジタル)
1位指名は、やはり清宮だろうか。それともスカウトの評価は別だろうか。
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