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2017年10月16日月曜日

MotoGP日本GP決勝:最終コーナーまで続いたし烈なバトル。0.2秒差でドビジオーゾがもてぎを制す

 MotoGP第15戦日本GP、MotoGPクラスは、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行い、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温14度、路面温度15度のウエットコンディションの下、予定どおり24周で争われた。好スタートからホールショットを奪ったのは、3番手スタートのマルク・マルケス(ホンダ)。しかし、V字コーナーでホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がマルケスをインからオーバーテイクし、トップに浮上する。

 ロレンソを先頭にマルケス、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ポールスタートのヨハン・ザルコ(ヤマハ)が続き、ドビジオーゾも好ダッシュを決めオープニングラップで5番手につけている。

 2周目、ペトルッチが3コーナーでマルケスを、6コーナーでロレンソを交わしてトップに浮上。ペトルッチはファステストラップをマークして後続とのアドバンテージを広げ、トップをキープ。2番手をマルケス、ドビジオーゾが争う。

 6周目の時点で最大1秒半差を築いていたペトルッチだったが、中盤に入ると、マルケスとドビジオーゾがペトルッチの背後に迫り出した。13周目、ついに90度コーナーでマルケスがペトルッチをオーバーテイクしトップに浮上。ドビジオーゾも続く14周目の1コーナーで、ややラインを外したペトルッチのインをついて1、2コーナーで2番手に浮上する。

 3番手となったペトルッチはマルケスとドビジオーゾについていくことができず、トップ争いはマルケスとドビジオーゾの一騎打ちとなった。トップのマルケス、2番手ドビジオーゾはテール・トゥ・ノーズで周回を重ねる接近戦。チャンピオンシップを争うふたりはもてぎのコース上で激しく火花を散らす。

 19周目、5コーナーでドビジオーゾがトップを奪うが、21周目の3コーナーでマルケスがやや強引にインを突き、トップを奪取。ドビジオーゾも6コーナーで再び前に出るが、V字コーナーの進入でマルケスが再びトップに立つ。ふたりの意地がぶつかり合った白熱の勝負は、最終ラップにまで持ち越された。
(AUTO SPORT)

 ホンダ、大丈夫だろうか。
 ホームのもてぎで、ドゥカティに負けて勝てないのは痛い。

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